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映画の製作が伝えられて以来、ずっと待っていました。ところが、 カンヌ
で 主演女優賞
をとったとか、話題が盛り上がってしまって先週の封切り以来、 神戸
でも満員御礼状態で、席が空くのを待っていました。
はい、文句ありません!(笑)エンド・ロール を眺めていて
現代資本主義講座やんな、これ! あっという間の 3時間 でした。 集中講義 でした(笑)。茶化しているのではありません。
「そうはいっても、やっぱりむずかしいよ。」 見終えて劇場を出るときに、ほぼ、同世代の男性が、ご一緒に見ていらっしゃったパートナーらしき女性に、そうおっしゃっている声が聞こえてきて、思わず振り返りました。たしかに、 むずかしい ですね。
「人と人が出会うこと」が率直に、且つ、美しく描かれていると感じられました。
で、 感想その2
は、劇中劇、シアターライブに対する 拍手!
です。これまでも、繰り返し演劇的場面を映像化してきた 濱口監督
だからできた手法ですね。
この映画は、何だか理屈っぽい展開を、 ジーちゃんバーちゃん
をはじめ、登場する俳優さんたちの姿を人間が猫とか犬とかと同じ生きものであるという 自然な存在
として映像化しているところがスゴイですね。
久しぶりに キャピタリズム=資本論
という言葉と出会って、しみじみしてしまいました。そんな言葉を口にすると、今でサヨクとかいう、罵倒の標的ですからね。どこか、おかしい・・・ それが、我々の世代が、今、高齢者と呼ばれるようになってたどり着いた現実です。そういう、 「どこか、おかしい」 時代の中で、こんな作品を差し出してくる 濱口竜介監督 に、もう一度、 拍手!
濱口竜介はいいよ!にたどり着きました(笑)。
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