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を見て考え込みました。
香港映画?台湾映画? まあ、そういう興味で見ましたが素晴らしいドキュメンタリーでした。
生粋の香港映画でした!見たのは フランキー・シン という、台湾の大学を出た若い才能が、監督自身の故郷でもある 香港 の 長州(チュンチャウ)島 という漁村にある 「日泰食堂」 という食堂の日常を撮ったドキュメンタリー、 「日泰食堂」 です。
香港の長州島で暮らす普通の家族です。 映画 は、この三人の 2014年 以後の 10年 を描いています。食堂には常連客がたむろし、麻雀とかトランプとか博打遊びに興じる日々です。 フェイメイさん は本島の学校に通っていて、いつも店にいるわけではありません。
「歴史センス」 が光っていました。フェイメイさん が、いつもスマホを覗いているのには、刻々と伝えられる情報を知り、運動と弾圧の状況把握という目的があります。 おばちゃん は娘の身の上を案じ、 おっちゃん はデモの騒ぎぶりに顔しかめながら小言を口にしているだけです。
コロナです!コロナのパンデミック を、民主化を求める 雨傘運動 、 時代革命 の 弾圧の正当化の切り札 にした 国家権力 の姿が浮き彫りにされる中、何となく国家を信用していた おっちゃん の中にようやく疑いの気配が生まれますが、すでに遅しです。
敗北に気付いた ファイメイさん
が口にする
「自由が失われつつある気がする・・・」という言葉の重さは、 「乱世備忘」 以来、10年、関心を持ち続けてきた 香港民主化闘争 がとどのつまりを迎えたことを実感させるに十分でしたが、フェイメイさんの、その絶望的な呟きにこそ、世界中の人に、一縷の希望を伝えんとする 監督 の気持ちが込められているという印象を受けた作品でした。 拍手!
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