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2024.11.17
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パブロ・ベルヘル「ロボット・ドリームズ」シネリーブル神戸
​​​ 久しぶりに洋物のアニメの新作を見ました。 パブロ・ベルヘル という スペイン だかの監督の 「ロボット・ドリームズ」 です。​​​
​​​​​​​​​​​​​ 思いのほかよくできていましたね(笑)。人間は出てきません。 とか アライグマ とか、 とか とか、 動物大国 のお話でした。名前はわかりませんが ワンちゃん が主役で、で、相方が ロボット君 です。
ワンちゃん 生きもの ですが ロボット君 は、 ワンちゃん がネットショッピングで購入した 作りものの生きもの です。でも、どこか 生きもの でした。​​​​​​​​​​​​​ ​
「スペインの監督が、なんでニューヨークなの?」 ​​
 ​と思いましたが、 サラ・バロン という人の原作があるようで、それの舞台が ニューヨーク のようですね。 時代 は、少しだけ昔という感じです。 1990年代 かな?ネットショッピングはありますがスマホはありません。​​​​​
​​​​ で、笑ったのは 「セリフ」と「ナレーション」がない 事でしたね。所謂、サイレントではありません。 音楽 とか 効果音 はあるのですが、
音としてのことばがありません。​
 ​今週、このタイプの映画、これで 「ゴンドラ」 に続いて2本目です。​​​​
​​​ だからかどうかわかりませんが、登場する 動物君たち 人間 に見えました。
​そういう人っているね(笑)​ ​​
という感じです。​​​​
ニューヨーク の古びた小さなアパートで暮らす ワンちゃん が働いていないのがちょっと気にかかりましたが、友だちがいない孤独な学生さん、あるいは、ニートの若者のイメージです。
 その昔、いると思って訪ねると、卒業したんでしょうか、空き部屋になっている6畳だけがあって、消息はまったくわからなくなっていて、それから50年、何の音信もない友だちがいたことを思い出しました。
 まあ、ボクのような老人が見ると頭のどこかにあった 記憶 が揺さぶられる印象の作品で、結構、リアルでしたが、今ごろの若い人がどんなふうにご覧になるのか、ちょっと興味がわきました。
 なにはともあれ、全編、素直な展開で、 いいヤツだよな! もちゃんと出てきて納得でした。 拍手!

監督・製作・脚本 パブロ・ベルヘル

アニメーション監督 ブノワ・フルーモン
編集 フェルナンド・フランコ
音楽 アルフォンソ・デ・ビラジョンガ
2023年・102分・G・スペイン・フランス合作
原題「Robot Dreams」
2024・11・11・no145・シネリーブル神戸no280



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最終更新日  2024.11.18 03:34:39
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