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昨日は8ヶ月間に亘って学んだ新規就農支援研修の終了式が行われました。一人一人に終了証書の授与が行われ決意を新たにしました。式のあとはティーパーティー、皆さん笑顔でのリレートーク、研修期間を振り返っていました。そして、夜は熊本市内の某所で研修終了パーティー、先生方8名、研修生28名の賑やかな宴席となりました。二次会はクラスごとに分かれ、3軒目はKさんと二人で久しぶりにカクテルバーへ。一年後に開く予定の同窓会、皆さんがどのような農業の経営成果を上げているか楽しみです。私は発表できるような成績を上げることができるか不安です。
2012.12.13
4月半ばから始まった農業研修、営農計画の発表も終わり、昨日は卒業式を前にしての圃場の後片付けでした。この畑でいろいろな種を播き、苗を植えて成長を見守り、そして収穫。夏、うだるような暑さの中で倒れそうになった日もありました。冷たい麦茶がとても美味しかった。そしてこのところの冷え込みも堪えました。きれいに片付いた圃場、たいへんお世話になったなあと一礼。その圃場の前で記念撮影。残念ながらイケメンのお一人が欠席。初めて会った8ヶ月前、そして同じ教室で圃場で過ごした時に別れを告げる日がやってきます。8ヶ月間という月日の流れは何でも話せる間柄をプレゼントしてくれました。野菜作物栽培の技術習得は何よりも有り難いことでしたが、息子よりも若い人から先輩の方までの出会いは最高でした。「さようなら圃場」と圃場には別れを告げても出会えた皆さんとは是からです。これからも末永くお付き合いしたいと一年後の同窓会の話しが出て、その時の幹事を引き受けることにしました。一年後、営農計画どおりに順調に進んでいるか、いろいろな近況報告を聞けると思っている同窓会、もう今から楽しみにしています。
2012.12.11
8ヶ月間の農業研修もいよいよ来週卒業の日を迎えることになりました。そこで研修生有志一同で山鹿市へ一泊の小旅行へ行こうというこになり一昨日出かけてまいりました。先月下旬、オープンしたばかりの山鹿市中心部に出来た「桜の湯」でゆっくりと浸かっていますと、「今から撮影をしますので写されたら困るという方は手を上げてください」とテレビカメラを横にしてスタッフの方の発言がありました。テレビ局は残念なことに熊本では見ることができないテレビ西日本(TNC)さんでした。いい泉質の山鹿の湯で温められた身体は中庭のある素敵な居酒屋へと向かうことになりました。出てきたお洒落な料理やスィーツです。男ばかり9名の卒業小旅行はあっという間に過ぎ去った研修8ヶ月間を振り返り、また、これからの営農計画について多いに盛り上がりました。また同窓会を必ず開こうということも決まりました。
2012.12.05
昨日は県北の農家を農業研修の一環として訪問。なんと1.2haの田んぼと畑で米や野菜を夫婦2人で営まれていた。1.2haの広さを実感、我が実家は散らばっている畑の面積をかき集めても0.3haあるだろうか。経営者のMさんのお話は・地主に相談に行き一箇所に田や畑を集めた。・野菜類は収穫時期が集中しないよう種を播く時期を少しずつずらしている。・雑草を生えにくくするため、同じ場所の土地は田んぼと畑と一年おきに利用している。・種の直播は間引きすることがもったいないので育苗した苗を植えている。・農薬は殆ど使わない。・近くに住む人との交流を惜しまない。若い人たちと焼酎を酌み交わし交流を深め、 労力を要するときは無償でお世話(苗代かき、堆肥の投入など)になっている。というような内容の話をされました。奥さんは販売部長で毎日のように深夜遅くまで農産物直売所に出荷する野菜を袋詰めされているとのこと。「私は10時頃から焼酎ば飲んで寝るとですたい、カミさんは遅くまで仕事するけん、朝、起きてくるのが遅かばってん、決して起こすことはなか」と、優しい一面もお聞かせて頂いた。74歳になられたというMさん、遥かに年下の私達が元気づけてもらった気がしました。日本の農業はこのような人に支えられているのだなあと改めて思いながら、まだまだ夢をお持ちのように見えた明るくてお元気なお顔をじっと見つめました。
2012.11.30
今日の昼休み、農業研修施設の前のイチョウの色づきに気付きカメラを持って出てみました。イチョウばかりではありません、いろいろな彩りに癒されました。紅葉し、落葉する木々の葉っぱが全て無くなるころ、九州・熊本の地にも本格的な冬が訪れます。ところで農業研修は卒業まであと一ヶ月となりました。親しくなった仲間の皆さんとお別れしなければなりません。その前に、研修生それぞれに営農計画を発表するという大事なことが控えています。卒業後、どのような農作物を基幹作物とするか考えていますが売上から経費を引いた利益は多くを望めないようです。それでも耕作放棄地にするわけには行きません。農業研修が終われば私には新たなスタートが待っています。
2012.11.12
3日間、研修で栽培した農作物を学園祭で販売。ほうれん草、キャベツ、白菜、スティックセニョール(茎ブロッコリー)は「朝どり」とポップに掲載した手前、7時30分から圃場で収穫。ほうれん草と白菜、キャベツは包丁で根元近くからスパッと切断し固い葉、綺麗ではない葉をとればOKですがほうれん草は仕分け作業に時間がかかりました。スティックセニョール(茎ブロッコリー)は膝あたりから下が朝露でぐっしょり濡れてしまいました。ブロッコリーの葉は起伏があり表面積が広いため、ほかの野菜たちより、朝露がたくさん付着します。「ブロッコリーを朝早く収穫するときは雨合羽を着たほうがいい」と、研修生のお一人から教えてもらっていました。それに「うーん確かに」と納得いたしました。ところで、スティックセニョールを一昨日に一袋買われたお客さんがとても美味しかったと昨日もお出で頂き、三袋もお買い上げ頂きました。たいへん有り難く思いました。
2012.10.22
昨日と今日、農業研修で学んだ成果を一般の皆様にも知ってもらうということで学園祭が開かれています。研修生、生徒が栽培したものを販売するのです。今朝、既に起きているのは7時前には圃場に出かけて今日販売するものを収穫するためです。昨日の販売前の準備風景です。プロ農家コースの皆さんの販売テントです。安くて新鮮なものばかりです。「いらっしゃーい、いらっしゃーい。私の足より長い立派な大根いかがですか~」と大きな声で大根を売っていますと、働いていた会社の同僚の三組のご家族さんがお見えになりました。同僚3名は、私が今春、会社を退職したことも知らなかったようで、また、農業研修生でテントで野菜を売っていたのでさらに驚いていました。さて、今日は学園祭の最終日です。今から食事を済ませ、朝採り野菜(ほうれん草、スティックセニョール、白菜、キャベツ)出荷のため出発です。
2012.10.21
「秋晴れにソバの花映える昼下がり」真っ白な秋ソバの花が、今日の農業研修、小豆収穫の横で白さを放っていました。一方、こちらはキビ。違うクラスが栽培しているものなので種類がわかりません。本格的な秋の訪れは間近ではないかと思わせる今日この頃です。真夏の暑い中での圃場研修、よくぞ熱中症にならなかったなあと振り返っています。
2012.10.01
昨日の農業研修はポールで区切った圃場の中をトラクターで耕すという作業でした。ただ耕すばかりでなくタイヤ痕を残さない方法の指導を受け、その方法に「ほほぉー」と、感心しました。仕事はただ目的を達成するだけではなくそれ以上の付加された喜びも味わう。仕事にはそれぞれのこだわりがあっていいなのではと思わせてもらったトラクター作業でした。
2012.09.25
先日の農業研修は胡麻の収穫でした。「下のほうは泥はねしている部分より上から刈って下さい。そして運ぶときは下を向けないように」と教官から注意がありました。ゴマの収穫にはコマゴマとした最新の注意が必要でした。刈ったゴマは大きなポリ容器に下を向けて入れます。はじいている鞘からゴマが容器に落ちてもいいように。そして是をブルーシートの上で束ねます。束ねたものは作業車に積んで建物内で乾燥させ、鞘をはじかせます。胡麻の収穫は生まれて初めての体験。結構疲れました。でも、その疲れを癒してくれたのが隣の圃場で一際鮮やかに咲いていた豆の花。この豆は確かササゲ豆ではなかったかと思います。この日は胡麻を刈り、ポリ容器まで運ぶ(一番遠いところで40メートル)仕事を担当したため相当歩きました。30名で挑んだ胡麻の収穫、3時間かかっても終わらず疲れ果てました。まあ、そのおかげで夜のビールは美味しゅうございましたが。
2012.09.11
今日の農業研修は視察研修でした。お世話になった先は、JA鹿本さんのアスパラガス選果場、そして山鹿市菊鹿町のアスパラガス農家、同じく鹿本町の甘藷(さつまいも)農家さんでした。アスパラガスの選果場、初めて見る工程は驚くものばかりでした。27センチの長さで収穫されたものが出荷されてきます。大きさを揃える作業工程?25センチの長さにカットする前の工程?カットされた部分は牛の餌になるそうです。たくさんのアスパラガス、凄い量は壮観です。均一な重さ(100g)とする工程束ねる工程このあと、発泡スチールに箱詰めされ、さらに5℃の冷蔵室で冷して出荷されるそうです。選果場へアスパラガスを出荷するために運んで来られたお婆さんと会話することができました。「やっと後継者ができたとばい」と、話された嬉しそうなお顔が印象的でした。
2012.09.06
4月に開校した農業研修、早いもので6ヶ月目に入ろうとしています。キュウリ、スイカ、トマト、ズッキーニ、茄子などいろいろと栽培してきましたが圃場に茄子以外の姿は、今、ありません。代わってキャベツ、レタス、白菜、大根、人参、蕪が、今、すくすくと育っています。生長著しいレタスを見て「あぁレタス、君から元気をもらってる」でしょうか。いろいろな研修はとても役立っていますが、新たな出会いは還暦オヤジにとって新鮮な喜びとなりました。1クラス15名の2クラス、一昨日は私たち2組の第2回暑気払いを熊本市内で行いました。と、言っても集まったのは3名、第1回は2名でした。参加者が少ないのは山鹿市、大津町、山都町など遠方に住んでいる人が多いため。61歳、60歳、55歳の男ばかりで小料理屋とサックス・ピアノパブの2軒を楽しみ大いに盛り上がった一昨日、そして翌朝は農業研修。農業研修も折り返し地点を過ぎ、12月には別れの日がやって来ます。その時は寂しいだろうなと、まだ先のことなのに考えてしまいました。
2012.08.31
今日の農業研修は午後から加工、私にとっては一番嬉しい授業でした。作ったのは焼肉のタレ、桃のシャーベット、アイスクリーム、桃のゼリーでした。【焼肉のタレ】材料をカットしミキサーにかけます。ミキサーにかけたものを焦げないように煮ます。瓶詰めです。加熱殺菌します【アイスクリーム】作成途中ですが・・・【桃のシャーベット】【桃のゼリー】果肉を袋に入れたところアイスクリームは濃厚な味で市販のものに負けないくらいの美味しさでした。研修施設のアイスクリームメーカーは高価なもので自宅にはとても買えるようなものではありませんでした。そこで、ネットでアイスクリームメーカーを調べてみると、なんと3千円ちょっとのお手頃な価格で販売されていました。アイスクリームメーカーが欲しいところですが、年に数度くらいしか使わないものを買ったら、カミさんは、多分「またそんなものを買って」と、怒ることでしょう。新たな買い物でカミさんと揉めるか、それとも買わずに我慢するか私の心の中が騒いでいます。
2012.08.30
一昨日の農業研修、午後からは秋ソバの種まきと土壌断面調査でした。秋ソバの種を播いた横ではサトウキビが夏空に向かってぐんぐん伸びていました。そのサトウキビを見て私が「ここで唄ってみたいな」と息子の年齢に近い女性のHさんに声をかけました。するとと「ざわわですか」と返ってきました。サトウキビ畑の前で「この広いさとうきび畑はざわわざわわ」と唄ったら気持ちいいだろうなと思ったのです。空は秋の訪れが近いことを知らせるような高い雲もチラホラ。風に揺れるサトウキビっていうのもいいものです。さて、土壌断面調査は圃場を深さ1メートル、縦横1メートル四方の穴を掘りその断面を土の色、砂礫の含まれ具合などからどんな土壌の性質かを調査するものでした。研修生15名のうち11名は秋ソバの種まき、4名は穴掘りでした。穴掘りには私を含めた還暦組が2名、あとは20歳代と30歳代の二人。若手二人が殆ど掘ってくれましたが、たったの数分しかスコップを使わなかったのに今日も身体がこわっています。1メートル掘っても小石が一つも出て来ない素晴らしい圃場には驚きました。
2012.08.25
週に2回の農業研修、この前の月曜日の農業研修は小型のチャボ白菜とキャベツの苗の移植でした。こんなにきれいに発芽しました。チャボ白菜です。是を皆でセル箱という小さく区切られたものに移植。根を傷つけないようにして植えなければならない細かい作業です。一方、こちらは直播きの人参、こちらもきれいに発芽しました。これらが大きくなって口にできるようになるには数ヶ月を要しますが、日に日に生長する姿、是も楽しみの一つです。ところで農業研修に参加して、葉物系の野菜はポットやセル箱に種を播き、大根や人参、蕪などの根菜類は直播きをするということを知りました。実に当たり前のことなのですがそんなことも考えていなかったということです。
2012.08.10
先日の農業研修は人参の種まきでした。圃場に肥料をやりトラクターで耕す。畝はヒモを張って均等間隔にして、さらに線を引きそこに種を播く。そして水を灌水チューブというものでたっぷりとやる。灌水チューブには小さな穴がたくさん空いていいてそこから水が優しく噴出す仕組みとなっている。私は農業研修でこの灌水チューブという便利なものを初めて知った。灌水チューブからほとばしる水は夏空によく似合う。 ところで種が小さくて苦労したレタスとブロッコリー、こんなに芽を出してくれました。
2012.08.05
昨日はうだるような暑さの中での農業研修。午前中はレタス、スティックセニョールの種まきでした。レタスの種まきレタスの種というのはとても小さくて扱いにくいものでした。種を播いたところを忘れないようにしないといけません。覆いをして自動灌水装置をセット。来週は発芽しているでしょうか。スィートコーン、枝豆の収穫を終えた圃場では若いSさんが次の作物のためにトラクター作業。午後は夏小豆の収穫。初めて見る夏小豆が実を付けている状態。夏小豆の収穫風景。夏小豆の収穫量は収穫時期が早かったのか僅かな収穫量。夏小豆の収穫のあとは草刈。背中にジリジリと焼き付ける陽射し、熱中症にならなくてよかったなぁと思うくらいの昨日でした。
2012.07.27
12日は未明から大雨でした。今回の豪雨で亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、阿蘇、菊池方面をはじめ、被害に合われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。私はその大雨の中、農業研修の日でした。車での通学がいつもの時間の倍もかかりました。15名の研修生のうち3分の1は欠席。教室から圃場へ歩く途中に広いグラウンドがありますが一面の水浸し。100メートル×80メートル四方に15センチの水が溜まったとして120トンの量、凄いと思いました。深さを確かめてくれるOさん。奥に見えるのはサッカーのゴールポスト。午前は講義のあとトマト、キュウリ、茄子、枝豆の収穫、午後からはインゲンの支柱立てでした。先日、管理機で土寄せしたところは大雨で畝が小さくなっていました。支柱(竹)を立てるための穴掘りを大きなドリルで開けるのに一苦労。横の畑ではスズオトメという大豆が大雨に負けることなく芽を出していました。こういう生命力を見ると自身もしっかりしないといけないなあと思わさせられます。
2012.07.14
今日の農業研修は午前中1時間ほど講義があり、そのあとは暑い中、圃場での研修。具体的な内容はトマト、キュウリ、茄子、スイカの収穫。そして胡麻、落花生の圃場の草取りと土寄せ、大豆の種播き。スイカは全て収穫、そのあと蔓の撤去でした。蔓を撤去したあとのハウス内。胡麻の土寄せ。久しぶりに見た胡麻の花。こちらは白胡麻。胡麻の花ってとても清楚な花です。是は黒胡麻の花。そしてこちらは夏小豆(ナツアズキ)の花、とても綺麗な花です。4月24日に種を播いた落花生はこんなに大きくなりました。露草がたくさん生えていました。露草の葉は色が似ているため落花生と見分けるのに苦労しました。大豆の種播き前の施肥。午後の研修開始のとき、教官から「蒸し暑いので気分が悪くなったら申し出てすぐ休むように」という注意がありました。午後3時過ぎくらいには急に気温が上昇したようで気分が少し悪くなりましたがどうにか乗り切ることができました。午前中、若い人たちに混じって行ったスイカの蔓などを廃棄するスコップでの穴掘り作業が応えたようです。
2012.07.09
昨日の農業研修はトマト、ズッキーニ、茄子、キュウリの収穫、午後からは乾燥させていた春ソバの実の選別でした。刈り取っていた春ソバの実には葉っぱ屑やら茎の破片などがたくさん混じっています。その屑と実を選別するという作業でした。 「唐箕(とうみ)とは、収穫した穀物類を脱穀した後、籾殻や藁屑、茎、葉っぱ屑などを風によって選別する農具」です。軽いもの(屑)は風で飛ばし、実は重いので足元に落ちてくるというハンドルを回すということで風を起こすという工夫された農具です。是は素晴らしい発明だなと思っています。私の実家にも唐箕が有りました。唐箕は木製で風を回す取っ手の真ん中にはベアリングが入っていました。農業研修で、この唐箕の機械があることを知り驚きました。幼い頃、この唐箕は私の格好の遊び道具でした。木製のハンドルを回して風を送ると足元に麦が落ち、その麦が素足に当る感触、それがなぜか心地よく子供ながらに楽しかったものです。残念なことは実家にあった唐箕は父が亡くなった年(1986年)にもう使うことはないだろうと私が叩き壊してしまいました。とても丁寧に作られていた唐箕、あの時なぜ叩き壊してしまったのだろうと今、とても後悔しています。
2012.07.03
昨日の農業研修、午後から春ソバを台風による影響の悪天候を前に収穫しようということになりました。ソバって秋に収穫されるものばかりと思っていましたが6月に収穫される品種のものがあることを全く知りませんでした。私は鎌で40メートル8列の2列を刈りました。姉の嫁ぎ先で栽培していたソバを刈って以来、実に40年ぶりのソバ刈りではなかったかと思います。一粒、実の皮を剥いでみて食べると確かにソバの味がしました。 機械で脱穀、もぎとられた先の部分はソバの実と葉に分離。雨上がりで水分があり、ソバ刈りに適さない天候でしたがさらなる悪天候を前にしての作業でした。懐かしいソバ刈り、ソバに当る鎌のサクッという音ともに若かりし頃を少しだけ振り返させてもらいました。それからまた、自宅でのソバ打ち、近頃随分遠ざかっているなあとも。
2012.06.19
今日の農業研修は午後から熊本県農業研究センターの視察でした。初めにセンターの概要、どのような研究を行っているか、また成果を上げてきているかの説明がありました。そのあと農産園芸研究所の作物研究室長さまから、「地道でハデさのない研究ですが」との冒頭の発言に始まり、森のくまさんという熊本県のブランド米は農業研究センターで開発されたことを知りました。いろいろな品種の開発のたいへんさをヒシヒシと感じとっていると研修生から「田んぼの向こうに白い三角状の左に流れているものは何でしょうか」との質問がありました。なんとそれは海外からも気流に乗って飛んでくる稲作にとってはたいへんな害虫、ウンカの捕獲袋だというのです。熊本県内にはこの袋による調査はほかの2研究所でも行っているとのことでした。さて、サラリーマン時代、このような情報を集める袋を私自身が備えていたかと自問すれば残念ながら疎くて面倒くさくて備えていなかった方だなと振り返っています。このあと野菜関係の説明を受け茄子、ゴーヤ、トマトが長期間にわたって収穫されていることを知りおーっ、このような栽培方法もあるのかと驚くことばかりでした。熊本県農業研究センター、何気なく食べている野菜や米、地道な研究の上での成果を食卓で頂いているんだなと思いました。初めての熊本県農業研究センター訪問、このような熊本県の組織があることすらよく知りませんでした。また一ついろいろと学ばせて頂きました。
2012.06.14
今日もいつも行くスーパーには1パック3本入り(198円)のズッキーニが売れなくて昨日と同じ場所に置かれていた。ズッキーニはまだ日本の食卓で登場する機会が少ないようだ。それは私もだがどのようにして料理すれば美味しいのか料理方法があまり知られていないこと、また和食としての登場に無理があることなどが上げられると思う。そのズッキーニ、農業研修の圃場ではこんなに生長している。 このズッキーニ、緑と黄色のものはあるが赤いものはない。赤があると面白いと思うのだが・・・・大きくなっていない花ズッキーニを食べるというのもあるらしい。是は是非試してみたい。大きくなってきた枝豆さて、今日の農業研修、午前中はトマトと茄子への追肥、茄子の3本仕立ての誘引、ネギの定植だった。昼からは農薬と肥料についての座学。母は元気な頃、野菜を作って市場へ出荷していた。農薬と化学肥料を使っていたが、使用する時期も量も経験と感に頼っていたのではないかと思う。農薬や肥料を使用する以上は、使用方法、その効果、そして危険性などを熟知しなければならないと思うが奥は深い。今、私が実家で栽培している野菜たちは化学肥料は使っているが農薬は全く使っていない。現在、栽培面積は家庭菜園よりやや多いくらいだが、将来面積を広げて市場へ野菜を出荷するとなると多分農薬を使うことになるだろうと思っている。農薬を極力使わない野菜づくりを目指したいのだが・・・・
2012.06.11
昨日の農業研修は接いだキュウリ苗の定植、スイカ、ナス、トマト、枝豆の手入れ、落花生・ささげの圃場の草取りと盛り沢山でした。ささげの圃場の土手に近いところではコブシと呼んでいる草と格闘。格闘とはちょっと大袈裟ですが繁殖力が旺盛な草で多年草のため地下茎から完全に取らないといけません。熊本ではこの雑草のことをコブシと言っていますが、鹿児島、大分の隣県でも同じくコブシと言っているようです。さて、このコブシが嫌われる所以は地下茎を横にどんどん張り巡らしていきその繁殖力の凄さにあります。実家の庭に30年以上も前に植えた芝生は管理の手をちょっと抜いた間にこのコブシに占領されてしまいました。コブシの正式名称はカヤツリグサ科ヒメクグというそうです。ヒメクグの除草剤がないか調べたところ芝生用でカヤツリグサ科に効くというアージランと いうものがあることがわかりました。それはこちら→アージランカヤツリグサ科に効くということなのでヒメクグにも効くかもしれません。近々、このアージランとやらを買って芝生に試してみたいと思っています。余談ですがこのコブシから、しつこさ、強さを私のサラリーマン生活に少し貰えていたらまた違った人生となっていたかも知れません。
2012.06.07
4月半ばから始まった農業研修、圃場での実習も雨に打たれることもなく順調に進んでいます。昨日の研修はカボチャの台木にキュウリを接ぐという研修の成果やいかにということで、キュウリを一人立ちさせる作業でした。「カボチャの台木は切断しないようにして下さい。毎年、こんなに言ってもキュウリを切らずにカボチャを切断してしまう人がいます」との教官からの注意の下、慎重にキュウリにカミソリの歯を当てました。上手く繋がったんだと思った元気がよかったキュウリは切断後すぐに元気がなくなるものも。いやぁ、何でも簡単には行かないものだと教えられた研修内容でした。
2012.06.04
麦刈りを終えた畑は脱穀したあとの麦藁でいっぱい。昨日の農業研修はその麦藁をトラクターで畑に鋤き込み耕すという研修がありました。トラクター、公道を走るための研修というのはありましたが作業機を使うのは初めて。我が家にはトラクターもなく、また購入予定もないので運転操作方法を知る必要はありません。 耕し始める前に操作方法の説明を受けるそれでも「次の方はいませんか」との教官の声にこんなときこそ体験しておかなければ今後ずっと体験できないだろうと思い「はい、乗ります」と手を上げました。楽しそうにトラクターを運転する女性研修生お二人の中のお一人のHさん一方、こちらはすぐそばの畑で芽吹いたゴマの間を管理機という小型機械を使って耕すもう一人の女性のMさん。Mさんから真剣さが伝わってきました。それはこの管理機、トラクターの操作より細やかさが要求されるから。隣の列との間隔は50~60センチくらいと狭いがその間を管理機で耕すという作業は芽吹いた苗を踏んでもいけない、苗に耕した土を被せてはいけないと気を使う。「トラクターより小さな管理機のほうが難しか」と誰かの声が聞こえてきました。ここで農業研修駄洒落川柳を一句「管理機(カンリキ)は還暦(カンレキ)オヤジに難しか」えっ、面白くないですって、スミマセン。実際にトラクターで耕した感想は操作はとても簡単、ものすごく小回りがきく。でも速度が遅いと感じました。トラクターを使っている研修生のお一人から「運転していると眠くなってくるとですよ」と教えてもらいました。
2012.05.31
深夜のブログ更新中です。昨日の農業研修、午後からは麦刈りと脱穀作業でした。中学、高校の頃までの我が家では両親が麦を栽培していました。久しぶり、40年以上ぶりの麦刈りでした。私に研修生の一人の方が「慣れていますねぇ」と話しかけてきました。「はい、その昔、やったことがあるんです」と返答。還暦を迎えて麦刈りをするとは思ったこともありませんでしたので懐かしさ溢れる麦刈りとなりました。30名でする麦刈りは短い時間で終わりましたが、小型の脱穀機での脱穀作業はたいへんでした。1時過ぎからとりかかった麦刈りと脱穀、終わったのは4時過ぎ。刈った麦を運ぶ、脱穀機に麦を噛ませる作業でクタクタに疲れました。おかげで一風呂浴びて飲んだビールの味は格別でした。食事のあと、あまりにも疲れたせいか9時前に寝てしまい、目が覚めたのは1時半過ぎ。それから眠れず深夜のブログ更新となった次第です。
2012.05.28
この前の農業研修はカボチャの苗を台木にしてキュウリを接ぐという緻密で繊細な技術習得授業がありました。左側がカボチャ、右がキュウリです。教官の接ぎ方の指導に真剣に聞き入る研修生。接ぎ終わったものはポットに植えて。キュウリ苗接ぎの失敗は早いものは明日の研修で確認できるかと思います。一人5本以上の苗接ぎ、1本でも繋がってくれればいいなぁ・・・・
2012.05.27
昨日の農業研修は座学のあと、・ズッキーニの防虫ネットの撤去・小玉スイカの整枝及び受粉・枝豆、スイートコーンの防虫ネット張り・トマト及び茄子の支柱への誘引・種蒔き用大豆の選別・ササゲの草取りなどと盛りだくさんでした。ズッキーニの雄花深緑色のズッキーニ雌花、未だ開花していません黄色のズッキーニズッキーニにはどのように料理して食べていますか?と研修生の30代の女性に訊ねたところいろいろと教えてもらいました。トマトも随分大きくなりました。左側が私たちのクラス2組、右側が1組が栽培しているもの。スイカの整枝と受粉作業「不要な小蔓、孫蔓は取ってください」と教官から言葉が飛ぶが、その判断がなかなか難しい。私は、スイカの蔓を4本仕立てにする決まりだったのに過って本蔓を剪定鋏で切断してしまいました。小玉スイカの雌花茄子もこんなに大きくなりました。種蒔き用大豆の選別ササゲの圃場最後に目を楽しませてくれたのはソバの花たち。ソバの花の後ろは麦、近く鎌で刈る作業が待っています。ソバの花、眼前で見ることはめったにありません。週に2回の農業研修、ビニールハウス、圃場に向かうたびに野菜たちの生長ぶりには目を見張るものがあります。「君も頑張れよ」と、野菜たちから元気をもらっている農業研修です。
2012.05.22
今日の農業研修、午前中は座学のあと枝豆とオクラなどの種を蒔いた。午後からはササゲ豆のネット張り、そして落花生などを植えた畑の草取り。今日も疲れた。枝豆は二度目の種蒔きである。私が何年も前に初めて枝豆の種を蒔いたときはこんな色はしていなかった。いつからこんな青い色でコーティングされるようになったのだろうと思った。先日、買って蒔いた黒枝豆はコーティングされていなかった。播種機(種蒔き機)用とそうでない種の2種類があるということだろうか。種にこんな色を付けて大丈夫かと思うが、コーティングはなぜするか、その理由を調べてみたら種を扱いし易くするのが主目的とあった。確かに播種機(種蒔き機)から種がスムーズに蒔かれるためには均一な丸い形状がいいと思う。播種機(なかなかの優れものだが、種を何粒蒔くか間隔をどうするか種によりセットが必要)だが色を青く着色しなくてもいいのではと思うのだが、それは鳥獣がこの色を気持ち悪がって近寄らない=食べられないという目的もあるのではないかと思う。午後からは1組と2組の合同研修だったが、1組の研修生の名前と顔がまだ一致しないでいる。
2012.05.17
今日の農業研修、午前は歩行トラクタ、管理機、刈払機の機能、始業点検、操作方法、整備方法等の説明を受けた。刈払機は私に言わせれば草刈機だが、正式な名称は刈払機だそうである。管理機という便利なものがあることを農業研修を受けるまで全く知らなかった。刈払機での草刈は30年以上やっているが刈払機の手入れをしたことは全くなくて故障したときは寿命だろうと思って買い換えてきた。整備方法を教えてもらい早くからこの点検をしていたら刈払機も長持ちしただろうと放ったらかしを痛感し反省した次第。刈払機にもいろいろな種類があることも教えてもらった。午後からはトマトの手入れと、枝豆、スィートコーンの防虫ネット張り。そしてカボチャを台木にしてキュウリを接ぐための種蒔き。トマトの生長の速さには驚いた。枝豆も芽が出ていた。ここに防虫ネットを張った。防虫ネットを張り終わり、カボチャとキュウリの種蒔き。左がキュウリ、右がカボチャ芽が出て少々大きくなったカボチャを台木にしてキュウリを接ぐという技術習得のための種蒔き。この技術を習得できれば苗を買わなくていいことになる。この苗接ぎの研修はとても楽しみにしている。
2012.05.14
農業研修も昨日で6回目が終了。座学、実習を通じてその人となりが段々とわかってきた。25歳から63歳まで15人の1クラス、そのうち女性は二人。やっと名前と顔が一致してくるようになった。実習圃場の一つ小玉スイカのビニールハウス息子や娘のような年代から同世代まで。勤め先が同じとかの利害関係は全く無い。そのような中で若い人たちが父親のような人たちとどのように接するか、またその逆も同じなのだがそのやり取りも楽しませてもらっている。この人はクラスを明るくするムードメーカーだとか、じっくりと物事を見つめるタイプとか丁寧な仕事をするなあとかいろいろと見えてきた。新たな出会いの場の農業実習、是から先、その人のいろいろなところを知れること、また知らないことを教えてもらえるということもまた楽しみである。近々、懇親会を兼ねたバーベキューパーティーが開かれる予定、さらに親しくなれる機会となるだろうと期待をしている。
2012.05.10
今日は農業研修、40分の座学のあと、トマトの手入れ(脇芽かぎ、支柱への誘引)、スイカとズッキーニの苗植え、枝豆とスイートコーンの種蒔きを午前中でやってしまうというハードスケジュール。でも15人でやるので早い早い。生長したトマトの支柱への誘引。ズッキーニの苗植え茄子の苗植え枝豆の種蒔き午前中だけでクタクタになりました。午後からは胡麻の種蒔き。種を蒔く間隔をメジャーで測ったり、管理機で種を蒔く場所を軽く耕すという事前準備が大変。上の画像は右の人が管理機、左の人が「ごんべえ」を操作しているところです。胡麻を蒔いた隣の畑は3週間目の春そばです。大きくなるのが早いのにビックリ。2週間前に蒔いた落花生はもう芽を出していました。芽吹いた落花生の横の草取りを研修生30名全員でしましたが人数が多いせいか捌けること、早く終わりました。殆ど圃場での実習だった今日、クタクタに疲れました。でも生長過程と収穫の日が楽しみな農業研修、いろいろとためになっています。帰宅するとお風呂場へ直行、圃場の土ぼこりで耳の穴、鼻の穴は真っ黒でした。
2012.05.07
5月1日と2日に休暇を取れば9連休となる今年のゴールデンウィーク、いよいよ明後日から突入です。大型連休は実家へ帰省してトマトやキュウリなどの野菜の苗を植えようという予定があるくらいでそれ以外の予定はありません。ちょっと寂しい連休となりそうです。4月の農業研修は本日で終わり。午前中はトマトの苗の手入れと座学。午後からは土壌改良と堆肥作りなどの基礎学習。土作りは一朝一夕には行かないとは判ってはいたもののその大切さを痛感させられました。農業研修、会社勤めのときとは違った肉体的な疲れがあります。家に帰って缶ビールを飲めばそのあとは熟睡です。 今日の弁当です・・・・いつも同じような内容ですが、今日は鶏レバーの生姜煮と塩鮭、豚バラ肉の塩胡椒炒めがメインでした。
2012.04.26
農業研修2日目はトラクターの運転と野菜の苗を植える前の圃場の準備だった。トラクターを運転する前に農作業中における事故の現状及び原因、危険予知についての座学があり、農作業事故の多くはトラクター、耕運機、刈払機などで重大事故が発生しているとの説明があった。私自身、耕運機と草刈機を常時使っているので他人事とは思えず真剣に聞き入った。座学のあと、いよいよトラクターの運転。トラクターは義兄宅にあるが研修ではさらに大きなトラクター、大型特殊の免許が必要なものが殆どだった。トラクターには右側、左側の独立した二つのブレーキがあることも全く知らず。公道を走るときには二つのブレーキは連結して一つのブレーキとして操作。こんなことも全く知らなくて運転するのだから不安だらけ。しかし、説明を受けてどうにか運転。走り始めたときは嬉しかった。研修生の中には自宅にトラクターを所有している人が12、3名いた。その人たちの運転は遥かに上手だったということは言うまでもない。このトラクターの運転、今回は路上を走るだけだったが実際に農地を耕すという実技がある予定。そのときにはトラクターの作業効率の良さをさらに実感することだろう。今日の農業研修弁当・・・・・
2012.04.19
今日から本格的な農業研修が始まりました。1日8時間近くの研修は久しぶりです。午前も午後も1時間余りは座学、そのあとは圃場に出て実習。まずはトマトの栽培圃場となるビニールハウス作りから。ビニールハウスの基礎となるパイプは既に設置してありましたが、防虫ネット、ビニール張り、ビニール抑えは皆で。1時間余りをかけてどうにか完成。研修生の中には何でも知っている人も居ました。午後からは春ソバの種蒔き。播種機(種蒔機なるものにも初めてお目にかかりました)。種を蒔くピッチなどいろいろと工夫がなされているこの播種機には感心しました。麦畑から。最後は落花生を植える畑に研修生が肥料を振り大型トラクターで耕します。トラクターを運転している人は教官です。研修初日は見るもの聴くもの初めてのものが多くあっと言う間に過ぎてしまいました。座学は眠たくなりますが圃場実習は眠たくなりません。暑かった今日、少し疲れました。汗もかき喉もカラカラ、是からこういう実習が続くのでしょうが夏の実習では炎天下で倒れることがないように身体を鍛えておかなければと思いました。研修施設には食堂がないので弁当を持参。今日の弁当です。
2012.04.16
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