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2024年12月02日

ufotable制作の『Fate/stay night [UBW]』『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』を視聴してみた

これも4か月前の話になるが2024年の夏アニメ新番組を録画するためにはDMR-BZT9600のHDDの空きを作る必要あり、昔標準DRで録画したアニメをせっせと消化していた。今回はufotableアニメーション制作の2本を一気見してみた。

参考:Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
https://www.aniplex.co.jp/lineup/fate-sn-ubw/


『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』[第1期:2014年10月放送・第2期:2015年4月放送]は、願いを叶えるという聖杯を巡り7人の魔術師が7騎の英霊を召喚して聖杯戦争を開始した。アーチャーを呼び出した遠坂凛はこの戦いに巻き込まれた衛宮士郎の命を助けてしまう。セイバーを召喚した士郎と凛は共闘してこの戦いに臨むが…というストーリー。

『フェイト』シリーズの原作ゲームをプレイしたことはないが有名作品だけに概要は知っている。その人気作品をufotableがアニメ化しただけに美麗なCGに迫力のある戦闘シーンと10年前からユーフォの作画は凄いと感心するばかり。

アーチャーと衛宮士郎の関係も意外で物語も面白い。この秘密を知ると『ドラえもん』の現在の状況を作った原因はタイムマシンで過去に戻った自分だったというオチを思い出す。

7人の魔術師の聖杯にかける想いや英霊達が辿った運命といったドラマ性も高い。士郎と凛の恋愛感情も気になるし人気シリーズになる筈だと思う。

聖杯戦争という設定を活かせば新たな魔術師や英霊も登場させられるからシリーズが続く訳だ。

参考:『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』作品情報
https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=14341#link1


『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』[第1期:2016年7月放送・第2期:2017年1月放送]は天族に育てられた少年スレイはある事件に巻き込まれ伝説の聖剣を引き抜き導師となる。人と天族が共存する世界を取り戻そうと世界の災厄を払う冒険に旅立つ…というストーリー。

1期の途中で『テイルズ オブ ベルセリア』のベルベッドのエピソードが挟まれるのが"ザ クロス"の意味なのかと思うが完全にスポンサー都合の構成で2人の主人公は絡まない。

こちらもCGと作画は見事だがゲーム原作の話に新規性はなく、人の心の暗黒面が災厄を生む、ドラゴンが最強の敵というのもゲームならともかくアニメで見せられると過食気味な設定だ。

まるで他人がプレイしているRPGを見ているような気がしてアニメの質の良さが勿体ないと思った。ファンには申し訳ないが何故ユーフォがこの作品のアニメを制作したのか不思議だ。丁度UBW制作が終わりその時の人材に仕事が必要なタイミングだったのだろうか?

この後ユーフォは忙しくなったようでその点においてフェイト以外のゲーム原作アニメとして興味深い作品だ。

2024年12月01日

2024年夏に『アリスと蔵六(2017年4月放送)』と『刀使ノ巫女(2018年1月放送)』を視聴してみた

4か月前の話になるが2024年の夏アニメ新番組を録画するためにはDMR-BZT9600のHDDの空きを作る必要あり、昔標準DRで録画したアニメ2作品をせっせと消化していた。

参考:「アリスと蔵六」
https://www.alicetozouroku.com/


『アリスと蔵六(2017年4月放送)』は番宣を見て結構期待して録画しておいた作品だ。

某研究所から紗名という少女が逃げ出した。彼女は自分が想像したことを実現させる超能力を持ち組織では赤の女王と呼ばれている。捕獲者に追いつかれたところを謎の女性に助けてもらい新宿歌舞伎町へ瞬間移動したところ、曲がったことが大嫌いな頑固爺さんの蔵六と出会う。彼を善人だと認識した紗名は彼に助けを求めるが…ストーリー。

期待していた通りなかなか面白いが、視聴していると妙に『まどかマギカ』の雰囲気を感じる。キャラデザか、超能力を使うのが少女ばかりなのか、能力を使う時にCGのクリスタルが出現するからなのか理由は不明だ。

また紗名、羽鳥、歩といった小学生達の頭身が小さいから中学生くらいに見えてしまい、どうしても言動に違和感があるのが残念な点だ。紗名は6歳くらいと知りスラリとし過ぎだろうと思ったがこれが現代っ子のスタイルなのか?

紗名ちゃんより『変人のサラダボウル(2024年4月放送)』のサラちゃんの方が同じ金髪ツインテール王女様キャラとして可愛いのが印象に残った。(^_^;;

第1話の超能力カーアクションはCG臭いものの作画は安定していて全12話を安心して観ていられた。

前半5話で第一部の逃亡編は完結。紗名は人間ではないと言う種明しをしてしまうし目的の研究所解体と仲間の開放を成し遂げてしまう。展開が早過ぎると思うがタチバナと一条の超能力対決はアニメらしい描写で迫力あり面白い見せ場だった。

第二部は超能力を安易に使ってしまい自分は悪い魔女だと良心を痛める羽鳥の悪戯を懲らしめようとした紗名が、その過程で彼女と一緒に救われるお話で、こういったエピソードを描きたいから一部はあっさり終わらせたのかと納得した。するとこれは超能力版アルプスの少女ハイジとアルムおんじのお話なのかな?

第2部は超能力バトルがなくアニメとして見せ場は余りなかったが面白くて一気に見終えた。それなのに続編が無さそうなのは残念だ。原作漫画のことは知らないがどうなったのだろうか?

参考:刀使ノ巫女
https://www.mbs.jp/tojinomiko/


『刀使ノ巫女(2018年1月放送)』はオリジナルアニメでなかなか面白そうだと思い観始めたのだが興味が続かず2度途中で視聴を止めていた。今回しっかり最後まで見終えた。番組内でスマホゲーム「刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火」のCMが盛んに流れていたが調べると既に21/10/29にサービス終了していた。(^_^;;

荒魂から日本を守って来た刀使達の大会が例年通り開催された。その決勝戦進出者の1人姫和が警視庁刀剣類管理局の折神局長を突如襲う。親衛隊から彼女を庇った可奈美は反逆者にされ2人は逃亡する。姫和と一緒に行動し追手と戦う中で可奈美は局長の秘密と20年前に起きた大厄災の事実を知る。戦う2人に次々と仲間が集っていく…というストーリー。

作画は良く御刀による剣劇もスピード感はあるのにバトルがイマイチ盛り上がらず話の興味が続かないと感じた。殺陣シーンはCGで綺麗だが刀使の強さが巧く視覚化されていない。

"親衛隊"の第一席とかいう表現はあるが"柱"みたいにその強さを実感させる荒魂との戦闘シーンが余りない。皆学校の制服姿のままだが"黄金聖闘士"くらい見た目でランクが分かる様に制服デザインが違うのもありだろう。

"写シ"という肉体ダメージ無効能力を刀使達が使うから残酷描写はないし死者がでないから緊迫感を失わせている。御刀で切られると精神的なダメージを受け失神する者がいる一方で何回も使える者もいる。例えば式神を使い身代わりとする、といった設定にすれば能力値としてあと何枚使えるか分かり緊張感が得られたことだろう。

また切られたペナルティが精神疲労だけでは盛り上がらないので、切られた身体箇所に痛みが残り戦闘に支障が出ると言う演出も欲しい。

S装備というパワードスーツも登場するが時間制限ばかり強調されこの装備によりどの程度強化されたのかが分かり難い設定なのは勿体ない。

刀使の流派と言う設定があるが剣法の違いが分からない。居合切り、二刀流、長刀使い等見た目で分かり易い設定があれば面白そうだ。

淡々と高速で殺陣を見せられるCG演出は単調なので、もっと溜めを取りバトルを盛り上げる必殺技や大技を各キャラが使えば良いのにと感じる。CGコストの限界だとしてお互いの技の読み合い等もう少し演出で見せ方を工夫して欲しかった。

そう思うと『転生したら第七王子だったので気ままに魔術を極めます(2024年4月放送)』のシルファの"銀の剣姫"としての剣劇シーンの面白さはバトルアクション指導の賜物と分かる。

この作品は2クールで話は完結しているしゲームはサ終しているのでこれで終了なのだろう。何かと勿体なくて惜しいと感じたオリジナル作品だ。

2024年11月30日

2023年秋に『終末のイゼッタ』『棺担ぎのチャイカAVENGING BATTLE』を視聴してみた

もう1年前の話となる。2023年のアニメ新番組を録画するためDMR-BZT9600のHDDの空きを作る必要あり、昔標準DRで録画したアニメをせっせと消化して次々と消していた。

『終末のイゼッタ(2016年10月放送)』は2023年10月からBS松竹東急で放送されているのを機会にHDDで欠番となっていた1,2,6話を録画して最初から見直した。すると1,2話は視聴して消したことを思い出した。

1939年ゲルマニア帝国が隣国侵略を進め欧州大戦が勃発した。ゲルマニアに攻め込まれたエイルシュタット公国の元首の娘フィーネは秘密裏にブリタニア王国との会議へ向かう途中、列車の中でゲルマニア兵に発見され追われる身となってしまう。偶然その貨物車両で輸送中の人工冬眠中のイゼッタを目覚めさせたことで彼女の魔法のお陰で命からがら逃げることに成功する。彼女を伝説の救国の白い魔女として世界に発表しゲルマニアへの反攻作戦を始めるが魔女にも弱点がある上にゲルマニアは奥の手を隠し持っていた…というストーリー。

参考:終末のイゼッタ
https://izetta.jp/


皇女とショートカット赤毛の魔女の友情と自由を掛けた戦いというのは『水星の魔女』ですか?という程イゼッタが純朴で素直で可愛いキャラのオリジナルTVアニメだ。

初めて魔法を使った戦闘というのに中世の大型剣やランスを多数使いまるでファンネルの様に戦闘機や戦車の撃破に使用したり集めて盾として砲弾を防いだりと大活躍する。まるでガンダム・エアリアルの戦い方を見ているかのようで迫力のある戦闘が続く。

イゼッタはゲルマニアがクローン技術で蘇らせた伝説の白き魔女ゾフィーに敗北するが、ゲルマニアが開発した強力な魔法爆弾の発射を止めるため命を懸けて再び出撃する。その過程で魔女伝説の裏にあった真実が明らかになるといった中世の魔女裁判を踏まえた設定、第二次世界大戦等歴史の事実をファンタジー物語に投影していて興味深い。

残念なのはゾフィーに救いがないことと、全12話で完結させるため話をテンポ良く進める為ちょっとご都合主義を感じさせる点があったことだ。

12話完結後特番としてブルーレイ1巻購入者対象のプレゼント当選者発表があった。販促として面白い企画と思ったがその後に続く作品が無かったと言うことは期待する成果が得られなかった様だ。

『棺担ぎのチャイカAVENGING BATTLE (2014年10月放送)』も最初の数話が欠けていたがこれも見終えて削除した結果だ。調べたら「チャイカAB」は2期で1期は『棺担ぎのチャイカ (2014年4月放送)』として放送されたらしいが観た記憶がない。

少女チャイカは亡き父、皇帝 アルトゥール・ガズの分割された遺体を全て集めて葬ることだけが旅の目的だ。過去の記憶を持たない彼女は旅の途中でサバター兄妹のトールとアカリという仲間もできてかって父を倒したという勇者たちを訪ねていくと同じ顔をした赤いチャイカと遭遇して…というストーリー。

参考:棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
https://www.bs11.jp/anime/-avenging-battle/


記憶喪失のチャイカ達は何者なのか?遺体を集める理由は?等謎を絡めつつ魅力的なキャラ達がバトルに躍動するというアニメ映えする作品だ。チャイカ達の単語を繋げて話すという癖のある会話や太い眉といった濃いキャラ設定も魅力になっている。

遺体が全て集まったことで魔法皇帝が新たな肉体を得て復活し再び世界が戦乱に巻き込まれると思ったら皇帝の遺産である魔法武器の機杖少女が白いチャイカに協力したことであっさり皇帝は倒されてしまう。

正直この10話で皇帝が復活した、さてどうなる?と中途半端に終わり3期を期待させるのかと思っただけにあっさり完結してしまいビックリした。

魔法武器ガント少女の離反も簡単な伏線1本だけであっさり実行され、ここまで手間を掛けた壮大な計画の結末がコレでいいの?と思う淡白な結末だ。

さて1期の全12話の録画はどこへいったのやら…。

2024年11月20日

アニメ『科学×冒険 サバイバル!』の視聴者は誰?内容チェックが厳しいぞ!

イベントでアニメ制作関係者が語っていた通り年間300本近いアニメが製作され放送されていると3カ月ごとの新作アニメ放送が70本以上にもなりチェックもままならない。

2024年10月の新番組として『科学×冒険 サバイバル!』がある。サバイバル知識が得られるのかもと視聴したがコメディタッチな演出とゲーム世界ものに近い世界観を知ったら本気で見る必要はないと判断し軽く話を追い、サバイバルノウハウだけを確認している。

参考:科学×冒険 サバイバル!
https://www.nhk.jp/p/anime-survival/ts/3LKQWN2N2J/


すでに「異常気象のサバイバル(全3話)」「昆虫世界のサバイバル(全3話)」の放送は終了している。本編終了時に「異常気象編」のお詫びと訂正が放送された。

落雷から身を守るため登場キャラクター達は四つん這いになったが正しくは「雷しゃがみ」を推奨しているとのこと。

参考:「雷(カミナリ)」対策 落雷の注意点は?
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20220905_01.html


「昆虫世界編」では鳴いているキリギリスにメスの産卵管があると言う描写に訂正が入った。これはアニメ化の際に参考にしたキリギリスの写真がたまたまメスだったというミスだったのだろう。

参考:10月26日(土)放送でのキリギリスの音声について
https://www.nhk.jp/p/anime-survival/ts/3LKQWN2N2J/blog/bl/pZqzdLRLzB/bp/pvNbdOBepv/


それにしても放送した翌週には訂正が入るとは内容チェックが厳しくいったい誰が苦情を入れているのか気になる。気楽に見ていたら見逃しそうなワンシーンに気付くとはまるでプロの仕事だ。

実際はアニメ納品後にNHK内部の視聴会にその分野の番組プロデューサー達を招きチェックを入れさせているのかもしれない。問題が見つかっても本編修正の時間がないからそのまま放送し翌週訂正を入れて対応しているのだろう。

そう考える程ターゲット視聴者である原作ファンの子供たちの指摘とは思えない知識量だ。もっともそう考える自分は沼にハマった子供の能力を過小評価しているのかもしれない…。

2024年08月12日

2024年8月に4年7カ月前放送の『とある科学の超電磁砲T』を一気見してみた

2024年夏アニメ新番組録画のためDMR-BZT9600のHDD空きを作る必要あり、昔標準DR録画したアニメをせっせと消化している。今回は『とある科学の超電磁砲T(2020年1月放送)』を観終わった。

参考:とある科学の超電磁砲T
https://toaru-project.com/railgun_t/


[#1から]学園都市で『大覇星祭』が開催された。そのお祭りの中で御坂クローン妹が何者かに誘拐されてしまう。犯人を追う美琴はこの事件にレベル5第5位の食蜂操祈が関わっていることを突き止め彼女の足取りを追うが…というストーリー。

[#16から]学園都市にてカードで夢を見るとスキルが身に付くインディアンポーカーと言うカードが流行している。そのカードから極秘研究情報が漏洩していると判明し裏グループの超能力者達が回収に動き出す。インディアンポーカー開発者を追う美琴はドッペルゲンガーというサイボーグと対峙することになる…というストーリー。

2期「超電磁砲S」は「禁書目録」とエピソードが被っていたと記憶しており新鮮さ不足だったが3期は大事件解決に超電磁砲が活躍する見られる長編エピソード2つが放送されて大満足だ。最近の『とある…』シリーズアニメは作画の劣化が見られたが今回はまったく不満のない出来前だ。

美琴の記憶を消されてしまった白井黒子たちの態度は…といったIF設定っぽい人間関係は興味深いし、カードにより見せられた夢は…と言ったコメディシーンは楽しい。

ドッペルゲンガー回収に動いている裏組織のリーダーが美琴を利用しようと信用させる駆け引きは緊張あるシーンながら笑えるし、バトルシーンは迫力あるしまったく見ていて飽きない。続きが見たくて一気見してしまった。

もっとも間が開いてしまったので黒子が大怪我した事件の内容を忘れてしまった…。(^_^;;

『とある…』シリーズはアニメしか視聴していないので"学園都市のレベル5超能力者7人"と何度も語られても1位、3位、5位しか知らない。そこでAIチャットに名簿を作ってもらった。

「とある科学の超電磁砲」や「とある魔術の禁書目録」などのシリーズで描かれる学園都市には、レベル5の超能力者が7人います。以下にその名簿を作成しました。
 ランク: 1位 一方 通行(Accelerator) 能力: ベクトル操作(アクセラレータ)
 ランク: 2位 垣根 帝督(Kakine Teitoku) 能力: 未元物質(ダークマター)
 ランク: 3位 御坂 美琴(Misaka Mikoto) 能力: 超電磁砲(レールガン)
 ランク: 4位 麦野 沈利(Mugino Shizuri) 能力: 原子崩し(メルトダウナー)
 ランク: 5位 食蜂 操祈(Shokuhou Misaki) 能力: 心理掌握(メンタルアウト)
 ランク: 6位 藍花 悦(Aihana Etsu) 原作には未登場、能力不明
 ランク: 7位 削板 軍覇(Sogiita Gunha) 能力: 解析不能(ただし異常な身体能力を持つ)

紹介もなくその後のエピソードで絡んでこないから誰かとは思ったけど#13、#14にて上条と共闘してレベル6進化過程の美琴を止めようとした根性男が7位の削板だったのかと今更知った。

2位と4位の能力も無茶苦茶強力そうで、こうなると第6位の能力未定なのも納得してしまう。既に自然界の4つの力のうち「強い力・弱い力」は4位が、「電磁気力」は3位が使用しているから「重力」では超能力としてはありきたり過ぎるか?

2024年03月10日

2024年3月の訃報を聞いていると1989年を思い出すのは偶然の一致か!?

2024年3月になってサブカルチャー分野の著名人の訃報が続いている。一つの時代が終わる感傷を味わっているが、この思いは35年前にもあった。

参考:最近亡くなった芸能人や有名人の死去一覧(2024年3月まで・令和6年訃報)
https://tv-watch.net/geinosihikyo


1989年には1月に昭和天皇が崩御し元号が平成になった。その後2月に漫画の神様手塚治虫が死去され、4月に松下幸之助が鬼籍に入り、6月には美空ひばりも逝き本当に昭和と言う時代が終わったと言う思いを強くした。

参考:1989年(平成元年)の出来事
https://xn--3kq96f810a.jp/1989%e5%b9%b4/


先月2/22(木)には日経平均株価史上最高値更新がニュースになった。この最高値を記録したのも1989年のことだった。

参考:株価 史上最高値更新 株式市場で何が【経済コラム】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240222/k10014367271000.html


奇しくもTVアニメ『ドラゴンボールZ』は1989年4月の、平成版『ジャングル大帝』は1989年10月の、『ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説』は1989年12月の放送開始だ。そして今年2024年秋には『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』の放送が予定されている。

1989年は2回も内閣が発足している。「政治資金パーティ券キックバック裏金」事件の行方次第では同様に不安定な政治体制になる可能性はある。

世界に目を向ければ1989年6月に「六四天安門事件」が、11月には「ベルリンの壁崩壊」で東西冷戦終結が宣言された。しかし35年後の現在では「中国 習近平国家主席3期目政権」「ウクライナ侵攻」「パレスチナ自治区ガザ戦闘」と再び世界は分断されそうな状況だ。

1865年の「リンカーン大統領暗殺」と1963年の「ケネディ大統領暗殺」両事件の共通点が多い事は有名な都市伝説だ。1989年と2024年の関連性に因果関係あると見るか単なる偶然の一致と見るかは「貴方次第です」!?

2024年01月14日

BS4放送開始の『アーマードザウルス』が少年心を刺激して面白い!

2024年1月からアニメ新番組の放送が始まった。相変わらず本数が多過ぎて2023年10月新番組も多くが積み録になっているのが現状だ。

この1月からBS4で放送されている『アーマードザウルス』を録画して視聴したところ中二病心を鷲掴みにする設定と優れたCG合成映像に感心して今後の展開が楽しみになった。

既に23/10/31(火)から東京MXで放送されていたがここ数年受信出来なくなっているのでタイトルを知らずノーチェックだった。

参考:放送・配信スケジュール
https://armoredsaurus.jp/schedule.html


作品の印象はスーパー戦隊もの「獣電戦隊キョウリュウジャー」に近い。舞台は「ジュラシック・パーク」が存在する未来の話で、生きている生身の恐竜と戦闘機や戦車が合体してアーマードザウルスになり宇宙のから来た侵略者の機械恐竜帝国と戦う。機械恐竜帝国は「トランスフォーマー」というか「ゾイド」みたいな敵だがデザインは恐竜のみとなっている。

機械恐竜帝国の巨大宇宙船は「スターウォーズ」を彷彿とさせるし、パイロットと恐竜のリンク率が重要なのは「エヴァンゲリオン」みたいで多くの作品から影響を受けているのが分かる。元ネタを推測するのも楽しい。

戦闘車両がリアルに変形するが、人の操縦席が背中にあるというのはサスペンションが高性能でなければ乗り心地は最悪だろうし兵器として弱点が露出し過ぎだ。合体後操縦席は腹部に移動すべきだろう。

また恐竜が吠えると生身の口蓋が露わになるので攻撃されれば大ダメージ必須だ。攻撃手段も合体した恐竜に準じた肉弾戦が主流になるから余りメリットを感じない。それでもアーマードザウルスに変形するCGが格好良くワクワクする。

実写映像とCGの合成もなかなか自然で違和感は少なく、今後のストーリー展開が楽しみだ。

2023年11月25日

2023年秋に『テラフォーマーズ (2014年9月放送)』『亜人(2016年4月放送)』を視聴してみた

2023年のアニメ新番組を録画するためDMR-BZT9600のHDDの空きを作る必要あり、昔標準DRで録画したアニメをせっせと消化してまた消している。

『テラフォーマーズ (2014年9月放送)』『テラフォーマーズ リベンジ(2016年4月放送)』を視聴した。原作コミックが話題となり実写映画化された作品だけに楽しみにしていた。

火星テラフォーミング計画により送り込まれたゴキブリが異常進化してゴキブリ人間のテラフォーマーとなり移住計画の障害となっている。また地球では火星由来の致死率100%ウイルスが広まりつつあった。このワクチン開発のためにもテラフォーマー捕獲が必要となり世界各国が協力して宇宙船を打ち上げた。乗船メンバーは遺伝子操作により生身で敵テラフォーマーと戦える生物由来の特殊能力を持っているが火星着陸寸前テラフォーマーたちに侵入され各国チームに分かれ脱出することになる…というストーリーだ。

参考:テラフォーマーズ
https://youngjump.jp/terraformars/


SF的な設定を期待して視聴したが、とにかく戦闘ばかり続く緩急のない演出に飽きてしまった。設定はSF的でも話はジャンプのバトル漫画で凡庸だ。

敵が予想以上に強くても意思疎通は出来ないからバトルは力押しとなりパターンが乏しくドラマも盛り上がりに欠ける。某国の裏切りも早々に判明し謎解きの面白さも味わえない。国家間の陰謀の醜さばかり鼻につき人間に失望してしまう。もっと人類同士の協力を見せて欲しい。

なおゴキブリがリアルに何回も登場する場面があるのは今時珍しい。最近では可愛いゆるキャラで描かれたりモザイク表現になったりと放送禁止昆虫扱いされているだけに攻めている。もっとも2期では登場しなくなっていたので不評を買った様だ。

2期では他の不評点も改善し、少しは話に緩急を付け会話で笑いを取ろうとする場面もあるが、サバイバル状態なので余り笑えないし結局戦闘が続くだけだから演出的に成功していない。

最後は生き残ったメンバーたちが救助地点へ向かう…というところで終わっている。これでは3期は期待できないだろう。実写映画版の出来はどうだったのだろうか?

『亜人(2016年4月放送)』『亜人 2期(2016年10月放送)』も原作漫画がCM放送されアニメ劇場版も制作されたので期待して観た。

男子高校生の永井圭は交通事故に遭って生き返ったところを目撃され一般人や亜人管理委員会に追われることとなる。逃亡中の圭は佐藤という帽子の男からコンタクトを受け亜人仲間がいることを喜んだが、佐藤には亜人と日本政府の戦争ゲームを楽しむという目的があった…というストーリー。

参考:亜人
http://www.ajin.net/


フルCGアニメで最初は違和感があったが逃亡劇の演出は緊迫感があり話は面白くて、すぐに気にならなくなった。黒いゴースト操るという点はジョジョのスタンドかと思ったが亜人本人が不死というところが目新しい。お陰で佐藤は常識では考えられない方法でテロ行為を続ける。

ところで謎の黒い粒子を操れる亜人と本人が不死身の関係性がイマイチ不明瞭で、謎の粒子で失った体組織を即時に修復するならゴースト操作中は不死身ではないとも思えるし、首を切り落とし体との接合を妨げると新しい頭が修復されるがそれは同一人格なのかという問題提議もあり考察も盛り上がりそうだ。

話は面白いが佐藤が亜人関連要人15名の連続暗殺を成功させてしまう展開を見ると、作者は何か現代日本社会に不満がありそれを佐藤に代弁させているのではないかと深読みしたくなるほど刺激的なストーリーだ。実写化されない理由はこの点にありそうだ。

劇場版3作は5.1ch仕様とのことだから戦闘シーンの効果音も派手に聞こえることだろう。映画も視聴したくなるアニメ作品だ。

2023年11月24日

2023年秋に『クジラの子らは砂上に歌う (2017年10月放送)』『アカメが斬る (2014年4月放送)』を視聴してみた

2023年のアニメ新番組を録画するためDMR-BZT9600のHDDの空きを作る必要あり、昔標準DRで録画したアニメをせっせと消化して消している。

『クジラの子らは砂上に歌う (2017年10月放送)』を視聴した。本放送時にその世界観と作画クオリティが魅力的で後でじっくり鑑賞しようと思いそのまま5年以上経っていた。

砂の海を漂う泥クジラと呼ばれる小島の様な船に住むチャクロは漂着した廃墟船の調査で少女リコスと巡り会う。この直後泥クジラは帝国の攻撃を受け町長を含め大勢の町民が殺されてしまう。この悲劇からチャクロ達は泥クジラの隠された秘密と町の歴史を知ることになる…というストーリーだ。

参考:「クジラの子らは砂上に歌う」
https://kujisuna-anime.com/introduction/


幼馴染のサミがヒロインかと思ったらリコス登場後早々に退場とは驚き。過去販売されたグッズを見ると男性キャラ推しだったことが分かるが、舞台はディストピアであり、話の内容は政治的だから女性人気が得られなかった様だ。

今後連合王国と泥クジラの関係はどうなるのか?リコスと兄オルカと再会するのか?兵士リョダリが再び泥クジラに上陸したらどんな惨劇がおこるのか?など先が気になることが多いのに第2期はないのは残念と思う作品だ。

『アカメが斬る (2014年7月放送)』を視聴した。ローマ字表記が「AKAME GA KILL」とは洒落ている。DMR-BZT9600の本体HDDに残っていた一番古いアニメ作品だ。当時からスクウェア・エニックスは熱心に自社マンガ作品のアニメ化を進めていたことに気づかされる。

帝国の騎士になろうと貧しい田舎から出てきた少年タツミが猟奇的な貴族の魔の手に落ちる。偶然世直し暗殺集団ナイトレイドに助けられたことで彼らと行動を共にすることになり帝国の手先となる帝具持ちの強敵達と戦い続ける…というストーリーだ。

参考:『アカメが斬る』
http://akame.tv/


当初「必殺仕置き人」みたいな爽快な話と思って見ていたら次々と仲間が倒れていく総力戦となり、お互いが信じる正義が衝突する革命史ストーリーになり最後まで面白く視聴した。ただ話が進むにつれ仲間が次々倒れていくと計画的な感じが出てきてしまい先が読めるようになったのは残念だ。

笑わせるエピソードやラブコメ要素もあり話の緩急のバランスも良い。全24話で物語も見事に完結し満足度は高い。この内容で放送当時は話題にならなかったのだろうか?

2023年09月11日

『サイダーのように言葉が湧き上がる』をオーディオマニアが視聴すると気になって仕方ない!

23/08/26(土)劇場オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』がテレビ放送されたのでリアルタイムで視聴した。

俳句愛好会に参加し介護施設でアルバイトしている男子高校生チェリーは動画配信者で前歯の補正をしている女子高生スマイルとシッピングモール内で起きたトラブルが原因で出会う。介護施設に来ている老人フジヤマは中身の無いLPジャケットを持ち、無くしたレコードをずっと探している。彼の願いを叶えようと2人は友達と協力して探し回るうちに親しくなっていくが…というラブストーリー。

参考:『サイダーのように言葉が湧き上がる』
http://cider-kotoba.jp/


俳句という言葉と動画という映像の相反する創作者が恋に落ちる話だがアナログレコードが物語のキーアイテムとなっているだけにオーディオマニアとして興味深く観ていた。すると気になるのが登場人物たちのアナログレコードの持ち方だ。

レコードはジャケットに裸で入れてあるし素手でべたべた溝に触るし呆れる無知ぶりだ。閉店する中古レコード店の掃除をしていて「汚れた手で触ったらノイズの原因になるだろう」とその場にいたら我慢出来ず怒鳴りたくなる。

ジャケットのデザインから入っていたのはピクチャーレコードと推理するのは良いし意外なところから無くなったレコードが発見されるのもあり得そうな話で納得できる。それなのに当然埃だらけのレコードをクリーニングする者は登場せず。

再生したレコードはノイズレスの綺麗な音でまるでCD再生のよう。少しは針ノイズを入れてそれらしい音響処理をして欲しいものだ。感動的なシーンの筈が余りにリアリティがなくマニアとして興醒めしてしまった。

またヒロインが反ったLPレコードを平らにしようと力を入れたらレコードが割れてしまう。LPレコードの素材はポリ塩化ビニル製なので簡単に割れない筈。私自身LPが割れたと言う話は聞いたことが無い。これは脚本家がシェラック製でもろいSPレコードと勘違いしている気がする。

ということで調べてみると1950年に日本でLPレコードが発売されたがPVC製のLPレコードは1954年からと判明した。

映画は21/07/22(木)公開なので物語の舞台は2020年頃だろう。老人フジヤマの年齢を80歳と仮定すると妻のレコードが製造されたのは50年前の1970年前後と考えられる。ピクチャーレコードの絵柄からもアイドル人気の高まった時期と考えられるし裏面の風景写真は80年代ぽいから年代的に間違いないだろう。

やはりPVC製LPレコードは粉々に割れないと思う話だ。制作陣は1982年のCD発売以降のメンバーばかりでアナログレコードを実際に触ったことのない者ばかりだったのだろうか?

なおレコード店のオーディオシステムはJBLの青いフロントパネルのモニタースピーカーで4312シリーズぽいデザイン、プリメインアンプはビクターJA-S35ぽいデザインだったと記憶している。

ところで「FlyingDog 10周年記念作品」ってそんなに若い会社だっけと思い調べたら2009年にJVCエンタテインメントが株式会社フライングドッグへ社名を変更したそうだ。公開までに2年有した上にJVCエンタ時代の記憶があるから違和感があったのか。

オリジナル劇場アニメとして及第点だがJVCが関わっていてこのLPレコードの扱いはないだろうと再度呆れてしまった。(^_^;;
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バンブーヤン
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