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2024年06月09日

YAMAHA音響調音パネル ACP-2 MBを購入してルームチューニング効果を確認してみた

サラウンドスピーカー6本をCambridge Audio Minx Min22に、スピーカーケーブル11本をZONOTONE 6NSP-Granster 2200αに統一したことでホームシアターの音質が向上した。音楽鑑賞が楽しくてもっと良い音で聴きたいとオーディオ熱が高まっている。

YAMAHA音響調音パネル ACP-2 MBは2011年11月の大商談会以降何度も試聴してその効果を知り、購入を検討しながらアクセサリーへの予算確保が後回しになっていた。各社オーディオ関連製品のインフレ値上げが続いているので今回やっと購入を決意し24/03/01(金)に3枚注文した。税込16.2万円で送料無料だ。

メーカー在庫も無かったようでショップから入荷連絡もなく、これは販売終了か後継モデルが発表されるのかと思っていたら3カ月後の6/3(月)に届いた。

開封すると以下の物が同梱されていた。ブラウンパネルだけで5.7kgと結構重い。
 1)調音パネル×1枚
 2)アップライトピアノ用固定セット[固定L金具×2、取付ネジ×2、滑り止めパッド2セット×1]
 3)自立スタンドセット[スタンド本体×2、取付ネジ×2、ぐらつき防止スペーサー×6]
 4)壁掛け固定セット[壁掛け金具×4、取付ネジ×8、落下防止スペーサー×2]
 5)取扱説明書(保証書を含む)×1

パネルの厚みは3cmだがスタンドは33cmもありスペーサーを貼りネジ止めすればぐらつかず地震でも安心だ。ただ想像より場所を取ると分かり一瞬購入を後悔した。

『アナログオーディオフェア2024』Technicsブースでも使われていたので参考にとその設置方法をしっかり見て来ている。早速その通り置こうとしたが5本のスピーカーをリビングルーム12畳(約4.5m×4.5m)に押し込めているから背面と壁の間に殆ど隙間がなくS-1EX-LTDの後ろに置くのにも一苦労した。

バッフル面に平行に置きたいのにエンクロージャー後ろの壁と平行にぴったりと置く場所しかない。これでは壁とパネルの間に15cmの平行面が出来てしまい逆効果になる。

ベストな設置ではないが何とか少し内側に傾けてパネルを置いた。この状態で試聴すると音像がしっかり定位する様になりボーカルであれば歌手がスタジオのマイクに向かう姿が見える様だ。

続いてセンターにもACP-2を置こうとS-7EX+CP-7EXを4cm前に出してパネルをそのまま挟み込んだ。出窓のカーテンとスピーカーケーブルのテンションで保持する形になる。

この状態で「真夏の果実/サザンオールスターズ」を試聴するとメインボーカルとコーラスが混在して聞こえていたのがかなり分離して聞こえるようになった。

「シング/カーペンターズ」ではピアニストとしてリチャードがこんなに楽しそうに演奏しているのかと改めて気付かされるし、「鳥の楽園〜セイシェル」では砂浜に打ち寄せた波の泡が消える微かな音も収録されていることが分かる。

リビングルームは3面にカーテンがありスピーカーの対面は襖、床にはヨガマットがひいてある。部屋の四隅にはクッションを7個置き吸音気味の部屋にしている。パネルで調音された音が反射され音像がしっかりし微小な音も聞こえるようになったと考えられる。

『アナログオーディオフェア2024』の大音量に感化されたのとハイレゾ音源の音の良さで意識的に音量を上げてトールボーイ型スピーカーの迫力を楽しんだ。1時間程試聴してすぐにテレビを見たら音が小さいと感じボリュームを確認したらいつも通りの音量だった。耳が自動的にリミッターを掛けていたようだからこれからは音量には注意しなくては…。(^_^;;

ACP-2の高さは1200mmと1114mm のTechnics SB-G90M2には丁度良い大きさだがS-1EX-LTDは1283mmなのでもう少し大きい方が効果はありそうだ。分かっていたことだがセンターのパネルは映画視聴の時はスクリーンで隠れてしまうので本当に音楽再生時のみの効果となる。

それなりの投資額だったのでベストではなくても設置して効果があり良かった買い物だ。YPAOを実行して仕上げとした。

2024年04月20日

SONYポータブル・ラジオ・レコーダーICZ-R51のラジオがFMからAMに勝手に切り替わるのは何故?

14/02/02(日)に届いたSONYポータブル・ラジオ・レコーダーICZ-R51は自宅の1階に、14/06/06(金)に届いたJVCポータブルデジタルレコーダーRD-R1は2階に置いてラジオながら聴取時に使用している。

同じデジタルレコーダーでもICZ-R51はラジカセのICレコーダー版として、RD-R1は生録対応ICレコーダーにFMラジオを付けるという企画で製品化されており使い勝手に大きな違いがある。

参考:ICZ-R51仕様表
https://www.sony.jp/ic-recorder/products/archive/ICZ-R51/spec.html


まず電源オンはICZ-R51はボタン1つを押せば良く起動が速い。一方RD-R1は誤動作を防ぐためにスライドスイッチになっており起動に時間が掛かる。

ラジオはICZ-R51はAMとFMを内蔵しているがRD-R1はFMのみだ。プリセットはICZ-R51は専用ボタン3つを備えておりそれぞれAM3局とFM3局をセットしボタン押すことで簡単に切り替えられる。RD-R1は20局セット可能だがボタンで局送りする必要があり使い勝手は悪い。

両モデルともステレオマイクを内蔵しているがRD-R1は大きなマイクが上面に付いており生録向きだ。録音フォーマットはICZ-R51はMP3のみだがRD-R1はPCM 48kHz/24bitも可能だ。

ステレオスピーカーの大きさはICZ-R51が48mm、RD-R1が40mmで、最大出力はICZ-R51が0.5W×2、RD-R1が2.5W×2となっている。実使用ではICZ-R51の方が聞きやすい好みの音質だ。

参考:RD-R1 主な仕様
https://www3.jvckenwood.com/audio_w/home/rd-r1/


ということでICZ-R51を使うことが多く1階に置いてある。うっかりFMラジオを鳴らしたまま外出し帰宅したらAMラジオが鳴っていることがまれにあった。何故勝手に切り替わっているのか気になり時報や番組終了または開始時の何かがトリガーになっているのではないかと予想していた。

そんなある日在宅時にFMラジオを聴いていたら番組途中で突然AMに切り替わり驚いた。AMでは音域が狭くなり切り替わったことが分かるのだからなかなか素性の良いスピーカーだ。本当に勝手に切り替わるのだと分かったが原因は不明のままだ。これが故障の前兆でないことを願いたい。

涼しい時期はCX-A5100(H)のradikoをソースに7.1.4chスピーカーを11chステレオのホームパーティ仕様で鳴らしているがこれから暑くなってくればよりこの2台が活躍するだろう。

2024年03月02日

ディスク試聴会でOPPO BDP-105D JAPAN LIMITEDのユーザーマニュアルを再読してみた

我が家のホームシアター構成は2011年6月から12年経って以下の通りになった。

 ・4K HDRプロジェクター:SONY VPL-VW255
 ・スクリーン:キクチ SS-100HDAG/Kシアターグレイアドバンス仕様+スクリーン・スタンド ハヤミ SH-A100
 ・ユニバーサルBDプレーヤー:OPPO BDP-105D JAPAN LIMITED
 ・4K BDレコーダー:Panasonic DMR-ZR1
 ・AVアンプ:YAMAHA CX-A5100(H)+MX-A5000(H)
 ・フロントスピーカー:S-1EX-LTD×2本
 ・センタースピーカー:S-7EX+CP-7EX
 ・リアスピーカー:S-3EX-T×2本
 ・サブ・ウーファー:VICTOR SX-DW75
 ・プレゼンススピーカー:Cambridge Audio Minx Min22×6本
 ・スピーカーケーブル:ZONOTONE 6NSP-Granster 2200α×11本

32年ぶりにスピーカーケーブルを交換したら音質向上が著しくここ数日SACDとBD-Aディスクの試聴とBDとUHD BDの視聴を楽しんでいる。

頻繁にBDディスクを交換しているとJavaで開発されているメニューに統一性がないのが不便だ。メニュー名が「音声・字幕」または「オプション」と異なっていたり選択肢を選び[決定]ボタンを押せばメニューに戻る場合と[×]を押さないと戻らない場合があったりする。各社で凝った作りを競うより基本的なUIを統一して欲しい。

Bulu-ray Audioディスクもモニターがないと収録されている複数音源を選択できない物が殆どだが、リモコンの[青][赤][緑][黄]ボタンで直接音源を選べるよう規格を統一してくれればもっと普及するだろうにと思う。

「アビイ・ロード/ザ・ビートルズ」のBD-A ATOMOS盤のシンプルなメニューに対して「レット・イット・ビー/ザ・ビートルズ」BD-A ATOMOS盤は選択後に映像効果が入るため無駄に時間が掛かり、凝ったメニューは制作者の自己満足だと言いたくなる。(^_^;;

そう言えばBDP-105DJPでSACDの2chとMulti-chのトラック選択は[AUDIO]ボタンで行えるのにCD層は再生出来ない。「セットアップ/再生設定/SACDプライオリティ」で「CDモード」にする必要があり比較試聴に不便だ。【P.53】。

16/01/03のブログに「ユーザーマニュアル」のメモをまとめていたが、CDの2桁トラック番号入力方法は書いていなかった。例えば16番目は[1]と[6]を続けて押せばよい。【P.38】

8年も経ってあまり使わない機能のことは結構忘れていた…。

2024年02月29日

7年ぶりにCambridge Audio Minx Min22を1本追加購入してみたら…

CX-A5100(H)とMX-A5000(H)のDolby Atmos対応7.1.4chのスピーカーケーブル11本をZONOTONE 6NSP-Granster 2200αに統一したら最新スピーカーに匹敵するくらいに情報量が増え解像度が高まった。

手持ちのマルチチャンネルSACDやBD-Aの試聴が楽しくて5.1chとATOMOSソフトや2ch高音質ソフトを引っ張り出して聴いているし、新たにディスクソフトを購入し始めている。

YAMAHA CX-A5100のYPAOで視聴環境を最適化する測定ノイズを聞いていてCambridge Audio Minx Min22とJBL Control Microの音のキャラクターの違いが気になった。JBLがカリフォルニアのカラっとした明るい音調に対してCambridge Audioは英国らしい適切な湿度を感じさせる音調なのでサラウンド使用としても合わないコンビだ。(^_^;;

「ゼロ・グラビディATOMOS盤」を視聴していると宇宙空間を漂流するマット宇宙飛行士の通信音声が場面ごとにそった色々な方向から聞こえてくるが、JBLスピーカーの時だけ明る過ぎて違和感がある。

英国ロンドンにあるAir Studiosと TADは親密な関係があるのでS-1EX-LTDとMin22の音のキャラクターが似ているだけに残念だ。

ということで2016年冬の大商談会で購入したMin22 6本のうち初期不良の1本の代替としてアバックにてもう1本を税込18,612円で追加購入した。

音の出ないMin22 からMinx ピボット式ウォールマウントMinx 400Mを取り外し、届いたMin22に取り付けた。7年ぶりのMin22は意外やロゴ等のデザインが変わっていた。

正面サランネット下に付いていた「Cambridge Audio」のバッジが右下の「二重丸のブランドマーク」に、背面上部の「Cambridge Audio Minx Min22」の製品名フォントが丸ポップ風から直線ゴシック風に、下部には「GREAT BRITISH SOUND SINCE 1968」というスタンプが印刷されている。

型番が記載されているシールも「Designed in London, England Made in China」から「Designed & Engineered in Britain Assembled in China」と表記が変わっている。

この表記がいつごろから変わったのかAIチャットに質問したら「2017年9月から、日本ではすべての加工食品に原材料の原産地表示を義務付ける新たな表示制度が始まりました」と答えてくれた。この頃からブランド価値向上を目的とした設計と技術開発は先進国で、組み立ては海外開発途上国で、という表記が増えたとのことだ。

さすがに7年も経過すれば細かな意匠は変更されている訳だが1本だけ正面のバッジが違うのは気になる。さあサラウンドスピーカー2本を交換することにしよう。

2024年02月17日

YAMAHA CX-A5100のYPAOで視聴環境を最適化してイマーシブサウンドを楽しんでみた

ホームシアターのスピーカーケーブル11本をZONOTONE 6NSP-Granster 2200αに統一し遮光カーテンを6枚設置したことで部屋の音響特性が変わったと思われることとケーブル交換時にスピーカー設置位置がズレた可能性が高いのでYAMAHA CX-A5100(H)のYPAO(視聴環境最適化システム)を使い再調整した。

マイク設置には22/03/25(金)購入の「Manfrotto befreeアドバンス カーボンT三脚キット MKBFRTC4-BH 4段 自由雲台 ブラック」が役立ってくれる。

遮光カーテンを引いてホームシアター来客時と同じ環境にして測定を始めたところフロントS-1EX-LTDとリアスピーカーS-3EX-Tの左右が5cmずれていたので調整しYPAOで再測定を繰り返し3度目で全て一致させた。

距離はFR,FL,Cは2.65m、SL,SRは1.85m、FPR,FPLは3.35m、RPRは2.65mでRPLは2.8m、SBR,SBLは2.0m、SW2.9mとなった。リアプレゼンススピーカーは左右の壁に掛けているので等距離には出来ない。

音量に関してはFLとSBL基準で家具や壁からの距離などの影響を受けFR:-0.5dB、C:+2.0dB、FPR:+2.5dB、FPL:+4.0dB、RPR:+5.5dB、FPL:+6.5dB、SR:-1.5dB、SL:-2.5dB、SBR:+1.0dBとなった。

改めてテストトーンを聞いているとCambridge Audio Minx Min22とJBL Control Microの音質が結構違うのが気になる。初期不良のMinx Min22を修理するかもう1台購入を検討して6台を統一したくなる。

こうして最適化された環境で聴くSACD「狂気/ピンクフロイド」5.1ch、BD-A「源氏物語幻想交響絵巻/冨田勲」ATOMOS 7.1.4ch、BD-A「MAGNIFICAT/Nidarosdomens jentekor & TrondheimSolistene」5.1 DTS HD MA等の試聴ディスクは効果音の迫力が増して音場が部屋中に広がり没入感が高まる。

パイオニアS-1EX-LTDは2008/10/04に我が家に来たので今年で16年目に入ったが、導入した当初の新鮮な感覚で再び音楽を楽しめるようになるとは嬉しい驚きだ。

16/01/01に届いたヤマハCX-A5100(H)+MX-A5000(H)もこのリビングルームではまだまだ十分現役で満足出来る音質だ。将来買い替えるなら高価なmarantz AV10/AMP10より中古のCX-A5200+MX-A5200でも良いと思える性能だ。

コロナ禍で大商談会が開催されなくなって興味あるAV機器を集中して視聴出来なくなり、18/12/02(日)導入のSONY VPL-VW255以降久々に買い物したのは22/07/25(月)のDMR-ZR1くらいだ。今後AV10/AMP10を試聴する機会があったら気が変わるかもしれないが…。(^_^;;

蛇足として記録を残しておこう。

S-7EXとS-3EX-Tのスピーカー端子にバナナプラグを挿すには端子に付いている赤と黒のキャップを外す必要があった。先の丸いドライバーで押し取ったが再度蓋するのは難しそうだ。MX-A5200の端子には蓋は無かった。

S-1EX-LTDにはソルダーレスYラグ端子AT6306を使ったがこれはCambridge Audio Minx Min22用だった。今後のことを考えたらこちらも当初の予定通りソルダーレスバナナプラグAT6302にすべきだった…。orz

ZONOTONE 6NSP-Granster 2200αを2年強部屋の片隅に5本重ねて置いていた。今回引っ張り出したら内側に白い塊が付いており最初蛾の繭かと思い除去しようとしたら柔らかく粘着力があるのでハエトリグモの卵嚢と推測した。親蜘蛛はいないのでそのまま小枝ですくい取って庭の雨風が当たらない所に移した。暖かくなって無事孵化したら良いのだが。

2024年02月15日

ZONOTONE 6NSP-Granster 2200αスピーカーケーブルに交換してS-1EX-LTDを試聴してみた

22/12/07(水)にヤマハCX-A5100(H)とMX-A5000(H)のDolby Atmos対応11.1chスピーカー構成ホームシアターが(仮)完成した。

1月になって落ち着いたら残りの5本フロントSP:12.5m×2本、サラウンドSP:4m×2本、センターSP:10mの末端処理を行うことにしよう、と思っていたら既に2年と1カ月経過していた。(^_^;;

やっと重い腰を上げ5本両端プラスマイナス20回の末端処理を行ったら久しぶり過ぎてヒートカッターナイフの使い方が下手になっていた。アーク溶接刃で固い外皮とシールドアルミを6cm剥き、天然綿糸を切ってプラスとマイナスの導体2本を1cm剥くコツを取り戻すのに少々時間が掛かった。

ヒートカッターナイフの温度設定も低めにし過ぎて時間が掛かり数本の導線カバーまで傷つけてしまったし、天然綿糸はカッターで焼き切るより外皮を抜き取った後ハサミで切る方が早かった。

5本制作し終わったのでまずサラウンドとセンターのaudio-technica AT6S25 CERAMICS PCOCCスピーカーケーブルをZONOTONE 6NSP-Granster 2200αに交換した。スピーカー端子を見てもS-3EX-TとS-7EXの物量と作りの良さが分かり所有満足度が高い。

残るフロントのS-1EX-LTDはAT6S25のままで1990年来私のオーディオ・リファレンスである「SONY TECHNO FAIR ANNIVERSARY ALBUM」ゴールドCDを一通り試聴する。日頃BS4KのAAC非可逆圧縮音声を聞いているので気付かなくなっているが改めてS-1EXの音質の良さを実感した。

この記憶が残っている内にフロントのスピーカーケーブルも6NSP-Granster 2200αに交換した。ソルダーレスYラグ端子AT6306のY間隔が狭いのでS-1EXのスピーカー端子の穴に片方を差し込んで締め上げた。

交換の成果を22トラック目「鳥の楽園〜セイシェル」で確認するとまるで目の前でセイシェルの浜辺を見ている様に聴こえる。高音域が伸び低音域の量感も増え音の鮮度が高まり前に迫ってくる。S-1EXの音質が向上したので、2008年9月導入なのにまるで最新スピーカーを聴いている様な気になる。

1992年年末に購入した(と思われる)S-HE100と同時にスピーカーケーブルもアップグレードしようと買い替えた筈なので実に32年ぶりのケーブル交換でこれほど効果があるとは思わなかった。久々に高音質ディスクで試聴会を行いたくなる。

ついでにサブウーファービクターSX-DW75も10メートルRCAケーブルに交換して、今まで長さ不足でリビングルームの中央を横切っていたケーブル4本が無くなり見栄えも良くなった。

遮光カーテンを付けて音響環境も変わったのでYAMAHA CX-A5100(H)のYPAO(視聴環境最適化システム)を使い再調整することにしよう。

2023年08月10日

知らなかった!DMR-ZR1は[早見再生]強化で4KDRモードの番組も1.6倍速視聴が可能!

2018年11月購入のDMR-SCZ2060を使っていて一番不便に思ったのは4K録画番組で[早見再生(1.3倍速)]が出来ないことだった。取扱説明書にも以下の通り“できません”と明記してある仕様だ。

DMR-SCZ2060「取扱説明書 活用ガイド」P.86「再生中のいろいろな操作」[早見再生(1.3倍速)]は以下の場合はできません。
 ・Ultra HD ブルーレイ
 ・市販BDビデオ
 ・「AVCHD 3D」番組3D再生中
 ・4KDRモードの番組
 ・「1080/60p」番組

2022年7月購入のDMR-ZR1を使っていて4K番組は早見再生出来ないと思い込んでいたので今まで試しもしていなかった。タイパとは言わないが録画番組を消化してHDDの空きを作らないといけなくなりふと試しにリモコンの[再生]ボタンを2度押ししたところテレビ画面に[1.0×][1.3×][1.6×]と表示された。

取扱説明書を読むと確かに“4KDRモードの番組”の一文が削除されていた。

DMR-ZR1「取扱説明書 活用ガイド」P.93「再生中のいろいろな操作」[早見再生(1.3倍速/1.6倍速)]は以下の場合はできません。
 ・Ultra HD ブルーレイ
 ・市販BDビデオ
 ・「AVCHD 3D」番組3D再生中
 ・「1080/60p」番組

ディーガでは録画済み番組をスマホで視聴するための機能強化が進められているが、私はスマホでテレビを見る習慣がないので使ったことがない。だから[早見再生]の強化は嬉しい。

お陰で1:00:00番組が1.3倍速だと0:46:09で、1.6倍速だと0:37:30で見られる。これで視聴が捗ると言うものだ。1.6倍でも十分音声は聞き取れるが、電車とか徒歩とかで画面の揺れがあると1.6倍その揺れが早くなり酔いそうになるので注意だ。

なおDMR-BZT9600では[早送り]ボタンを1回押すと1.3倍速になり音声も聞けるが、DMR-ZR1では同様の操作では音声はミュートされて聞くことが出来ない。どうりで1年以上も[早見再生]に気付かなかった訳だ。(^_^;;

2023年07月03日

契約電気容量30Aで冷房の効いたホームシアターを楽しめるか計算してみた

20年以上前に電気基本料金を下げる為契約電気容量を30Aに下げたが特に困っていない。

もっとも以前冬に色々な家電を使用しながら夕食の準備をしている時に室温が下がった途端ヒーターの電源が自動的に入りブレーカーが落ちたことがあるので油断は禁物だ。

雷が鳴ったらPCはデータをセーブしシャットダウンしているので、停電してもBDレコーダーが予約録画中でなければ心配する必要はなかった。

ところが今はSynology「DS923+/G」が稼働しているので停電が怖い。2023/06/29(木)22:16に埼玉県内が雷雨となった時には雷は遠かったのに数分停電となり「[警告] 不適切なシャットダウンが発生しました」というログが記録されてしまった。

Anker 535 Portable Power Stationはパススルー充電可なので簡易的な無停電電源装置(UPS)として使用できると言うので設置することにしよう。

電力(ワット)=電流(アンペア)×電圧(家庭用100ボルト)なので同時使用3000Wを超えるとブレーカーが落ちる羽目になる。我が家で常時稼働している機器と消費電力の多そうな家電を上げてみよう。

NAS:Synology「DS923+/G」 消費電力35.51W(アクセス)11.52W(HDD ハイバネーション)
冷蔵庫:東芝GR-E43G 定格消費電力(50Hz/60Hz)電動機:110/110W 電熱装置:101/101W

エアコン:三菱MSZ-ZW282 消費電力幅(冷房時)1020W※最大値 105W※最小値

プロジェクター:ソニーVPL-VW255 消費電力最大:約390W(待機時:約0.4W/リモートスタート[入]時:約1W)
AVプリアンプ:ヤマハCX-A5100(H) 消費電力65W
       1.5W (HDMIコントロールON、スタンバイスルーON[無信号時]、ネットワークスタンバイOFF時)
AVパワーアンプ:ヤマハMX-A5000(H) 消費電力650W 待機時消費電力0.1W
パナソニックDMR-ZR1 消費電力(約)30W クイックスタート[切]時 時刻表示消灯時:約0.9W

冷房を効かせてホームシアターを楽しもうとすると最大2,301W電気使用となるので一応安全圏内と分かった。もっともここでヘアドライヤーかオーブンレンジを使用したら一発でブレーカーが落ちるだろう。

オーブンレンジ:パナソニックNE-MS262 最大レンジ出力1000W
ヘアドライヤー:パナソニックEH5986P-W【消費電力】1200W/600W 2段切替

7月になり最高気温30℃を超え、ホームシアター関連機器の発熱も加わると一層暑くなるので電源を入れる気がなくなる。毎年の様に9月まで休館になりそうだ。(@_@;;

その間ラジオはJVC RD-R1-N ポータブルデジタルレコーダー(消費電力:電源ON時2W 待機時:0.1W以下)またはDELL New Inspiron 3910(消費電力:約150W)で聴くことにしよう。

2023年05月10日

「ソニー 77回目の創立記念日」に型番「77」が付くSONY AV製品を検索してみた

23/05/05(金)ソニー広報部が23/05/07(日)は「ソニー 77回目の創立記念日」ということで型番「77」が付く商品を独断で1) ウォークマン「WM-EX77」 2) MDウォークマン「MZ-E77」 3) CDラジカセドデカホーン「CFD-D77」 4) サイバーショット「DSC-F77」「DSC-FX77」 5) サイバーショット「DSC-T77」の6モデル紹介している。

番外編としてちゃっかりフルサイズミラーレスカメラα7シリーズのアピールも忘れていない。

独断とはいえ現行製品としてブランド名が残っているウォークマン、サイバーショット、「ドデカホーン」ではないがCDラジカセの「77」モデルをピックアップしている。

参考:ソニー 77回目の創立記念日
https://note.com/sonycorporation/n/nfec9d1f27f61


オーディオPhileの私にとって「77」といえばエアチェックに愛用していた「TC-K77R(1980年)」とBeta Hi-Fi「SL-HF77/B(1983年)」だ。両モデルとも故障し買い替えた時点で破棄してしまったのは今思うと勿体ない。

他に「77」はないかと『オーディオの足跡』で調べると「CDP-X77ES」「DTC-77ES」「TC-RX77」「APM-77/APM-77W」「PS-FL77」の5モデルを見つけた。既にオーディオ製品はソニーにとって稼げない商品で後継モデルもないから紹介されなかったのだろうと憶測してしまう。

番外編で「7」と言えば憧れの製品だった「TC-K7/TC-K7B」「EL-7/EL-7B」「SS-G7」を思い出す。一度はこのモデルを試聴したかった。

参考:SONY TC-K77Rの仕様
https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/tc-k77r.html


ソニーのオーディオ製品でESシリーズは数字3桁ぞろ目の型番と決まっていたから333ES,555ES,777ESというモデルはシリーズ化され数多い。だから2桁ぞろ目の「55」が多いは意外だった。

我が家には故障したが処分していない「TC-2860SD(1975年)」「ST-S555ES(1982年)」「SL-HF2000(1987年)」「DTC-55ES(1990年)」「TC-RX70(1990年)」「TCD-D100(1995年)」「DVP-S707D(1999年)」が眠っている。

参考:オーディオの修理をしたいときは -修理業者一覧
https://www.audio-kaitori.com/blog/problem/repair/


今やソニーのオーディオ新製品発売が期待できないだけに修理可能かを見積もってみようという気になってしまう。

2023年01月14日

双眼鏡「RICOH PENTAX PAPILIO II 6.5×21」を購入したのでレビューしてみた

22/12/22(木)に「RICOH PENTAX PAPILIO II 6.5×21」を10,728円で購入した。最短0.5mのマクロ機能が便利そうだと思ったからだが改めて単位を見ると50cmってカメラレンズを考えたら全然接写ではない。(^_^)

最後まで倍率8.5倍の「Papilio II 8.5x21」とどちらを選ぶか迷ったが博物館等の利用を考えると8.5倍も必要ないし、暗くなり価格も2,000円弱高いので6.5倍を選んだ。

パッケージ内容は 1)双眼鏡+接眼レンズキャップ付き 2)キャリングケース 3)ネックストラップ 4)多国語対応取扱説明書 の4点だ。

230114a.jpg

ワンタッチストラップは既に留め具に取り付けられており双眼鏡本体の取り付け部のくぼみに押し込むだけだ。ボタンを押せば簡単に取り外せる。これは本当に便利だ。

接眼レンズキャップにストラップを通すような穴が開いているが留め具は通らないので結局一度左側の留め具を外さないといけない。ストラップに通せば使用時にうっかりキャップを落とすと言ったミスはなくなるが見た目は良くない。

またストラップを付けたままだとケースに収まり難い。この様な収納を考えていないとしたらケースにストラップ入れも付けてもらいたいものだ。

重量は290gなのでソニーα7 IV+SONY FE 50mm F1.2 GM+HVL-F46RM+ストロボディフューザー+KANI ND2-64 バリアブル Sidepoleの合計約1.9kgセットを使っている身としては首に掛けてもまったく重さを感じなかった。

双眼鏡の取扱説明書は読む必要は無いと思ったが、「ピント合わせリング」と「視度調整リング」の使い分けが分からないので一度しっかり読んでみた。

左接眼レンズで「ピント合わせリング」を回しピントを合わせ、右接眼レンズで「視度調整リング」を使用しはっきり見えるように調整するとのことだ。また裸眼の場合は「目当てリング」を引き出す必要があることも判明した。

ただし私の場合は「眼幅合わせ」しても左右の視力が0.2も違うためかズレて見えたりまつ毛が影になったりと双眼鏡として使うのには慣れが必要のようだ。特に博物館の様に薄暗いと見辛くて右目のみの単眼鏡として使う方が楽だった。博物館って本当に暗いのだと実感した。展示物によっては50cmより近くから鑑賞できるものもありその時はわざわざ距離を取る必要もあった。

6.5倍の倍率でピントを合わせて展示物を見るとNHK BS4Kの番組を観ている様な解像度で楽しめる。これは感動的だ。マニュアルフォーカスなので大きな物を見る時は随時ピントの調節が必要なのは当然とは言え面倒だったりする。

博物館の暗さは予想以上だったがPAPILIO IIのお陰で一層滞在時間が長くなりそうだ。
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