2級建築施工管理技術検定
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2級建築施工管理技士試験
項目別 一次(学科) 解答解説
─────────────
建 築 学 環境工学
建築構造
構造力学
建築材料

 共通問題
施  工
躯体工事
仮設工事
土工事
地業工事
鉄筋工事
型枠工事
コンクリートの調合
鉄骨工事
木造軸組構法
解体工事
仕上工事
コンクリートブロック工事等
防水工事
石工事
タイル工事
屋根及びとい工事
金属工事
左官工事
建具工事
塗装工事
内装工事
仕上改修工事

施工管理
施工計画
事前調査
仮設計画
材料の保管
申請及び届出等
工程管理
工程計画
バーチャート工程表
品質管理工程表
品質管理
用  語
鉄骨工事
鉄筋工事
コンクリート工事
品質管理に関する記述
試験及び検査
安全管理
工事現場の安全管理
労働安全衛生法

応用能力問題 躯体工事
仕上工事

法  規 建築基準法
建設業法
労働基準法
労働安全衛生法
廃棄物処理法
建設リサイクル法
消防法
騒音規制法
道路法
2級建築施工管理技士試験
項目別 二次(実地) 解答解説
─────────────
問題1 経験記述
問題2 用語の解説
問題3 工程管理
問題4 法規
問題5-A 建築工事
問題5-B 躯体工事
問題5-C 仕上工事

2級建築施工管理技士試験
過去問題
───────────── 第一次検定(学科)

令和06年 一次検定(前期)
令和05年 一次検定(前期)
令和05年 一次検定(後期)
令和04年 一次検定(前期)
令和04年 一次検定(後期)
令和03年 一次検定(前期)
令和03年 一次検定(後期)
令和02年 学科(前期) (中止)
令和02年 学科(後期)
令和01年 学科(前期)
令和01年 学科(後期)
平成30年 学科(前期)
平成30年 学科(後期)
平成29年 学科(前期)
平成29年 学科(後期)
平成28年 学科
平成27年 学科
─────────────
第二次検定(実地)

令和05年 二次検定
令和04年 二次検定
令和03年 二次検定
令和02年 実地
令和01年 実地
平成30年 実地
平成29年 実地
平成28年 実地
平成27年 実地
(建設業振興基金より)
建築工事監理指針

1章 各章共通事項 序節 監督職員の立場及び業務
01節 共通事項
02節 工事関係図書
03節 工事現場管理
04節 材  料
05節 施  工
06節 工事検査及び技術検査
07節 完成図等

2章 仮設工事 01節 共通事項
02節 縄張り,遣方 , 足場他
03節 仮設物
04節 仮設物撤去等
05節 揚重運搬機械

3章 土工事 01節 一般事項
02節 根切り及び埋戻し
03節 山留め

4章 地業工事 01節 一般事項
02節 試験及び報告書
03節 既製コンクリート杭地業
04節 鋼杭地業
05節 場所打ちコンクリート杭地業
06節 砂利,砂及び
   捨コンクリート地業等

07節 「標仕」以外の工法

5章 鉄筋工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 加工及び組立て
04節 ガス圧接
05節 機械式継手,溶接継手

6章 コンクリート工事 01節 一般事項
02節 種類及び品質
03節 材料及び調合
04節 発注、製造及び運搬
05節 普通コンの品質管理
06節 現場内運搬並びに
   打込み及び締固め

07節 養  生
08節 型  枠
09節 試  験
10節 軽量コンクリート
11節 寒中コンクリート
12節 暑中コンクリート
13節 マスコンクリート
14節 無筋コンクリート
15節 流動化コンクリート
[ 参考文献 ]

7章 鉄骨工事 01節   一般事項
02節   材  料
03節   工作一般
04節   高力ボルト接合
05節   普通ボルト接合
06節  溶接接合
07節  スタッド,デッキプレート溶接
08節  錆止め塗装
09節   耐火被覆
10節  工事現場施工
11節  軽量形鋼構造
12節  溶融亜鉛めっき工法
13節  鉄骨工事の精度
14節  資  料

8章 コンクリートブロック工事等 01節 一般事項
02節 補強コンクリートブロック造
03節 コンクリートブロック帳壁及び塀
04節 ALCパネル
05節 押出成形セメント板
一般事項、材料
外壁パネル工法
間仕切壁パネル工法
溝掘り及び開口部の処置
     施工上の留意点

9章 防水工事 01節 一般事項
02節 アスファルト防水
03節 改質As.シート防水
04節 合成高分子系
   ルーフィングシート防水

05節 塗膜防水
06節 ケイ酸質系塗布防水
07節 シーリング

10章 石工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 外壁湿式工法
04節 内壁空積工法
05節 乾式工法
06節 床および階段の石張り
07節 特殊部位の石張り

11章 タイル工事 01節 一般事項
02節 セメントモルタルによる
   陶磁器質タイル張り

03節 接着剤による
   陶磁器質タイル張り

04節 陶磁器質タイル
   型枠先付け工法

05節 「標仕」以外の工法

12章 木工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 防腐・防蟻・防虫
04節 RC造等の内部間仕切等
05節 窓、出入り口その他
06節 床板張り
07節 壁及び天井下地
08節 小屋組(標仕以外)
09節 屋根野地,軒回り他
   (標仕以外)

13章 屋根及びとい工事 01節 一般事項
02節 長尺金属板葺
03節 折板葺
04節 粘土瓦葺
05節 と  い

14章 金属工事 01節 一般事項
02節 表面処理
03節 溶接,ろう付けその他
04節 軽量鉄骨天井下地
05節 軽量鉄骨壁下地
06節 金属成形板張り
07節 アルミニウム製笠木
08節 手すり及びタラップ

15章 左官工事 01節 一般事項
02節 モルタル塗り
03節 床コンクリート直均し仕上げ
04節 セルフレベリング材仕上
05節 仕上塗材仕上げ
06節 マスチック塗材仕上げ
07節 せっこうプラスター塗り
08節 ロックウール吹付け

16章 建具工事 01節 一般事項
02節 アルミニウム製建具
03節 樹脂製建具
04節 鋼製建具
05節 鋼製軽量建具
06節 ステンレス製建具
07節 木製建具
08節 建具用金物
09節 自動ドア開閉装置
10節 自閉式上吊り引戸装置
11節 重量シャッター
12節 軽量シャッター
13節 オーバーヘッドドア
14節 ガラス

17章 カーテンウォール工事 01節 共通事項
02節 メタルカーテンウォール
03節 PCカーテンウォール

18章 塗装工事 01節 共通事項
02節 素地ごしらえ
03節 錆止め塗料塗
04節 合成樹脂調合ペイント塗
   (SOP)

05節 クリヤラッカー塗(CL)
06節 アクリル樹脂系
  非水分散形塗料塗(NAD)

07節 耐候性塗料塗(DP)
08節 つや有合成樹脂
  エマルションペイント塗り(EP-G)

09節 合成樹脂エマルションペイント塗
   (EP)

10節 ウレタン樹脂ワニス塗(UC)
11節 オイルステイン塗
12節 木材保護塗料塗(WP)
13節 「標仕」以外の仕様

19章 内装工事 01節 一般事項
02節 モルタル塗り,ビニル床タイル
   及びゴム床タイル張り

03節 カーペット敷き
04節 合成樹脂塗床
05節 フローリング張り
06節 畳敷き
07節 せっこうボード、
   その他ボード、
   及び合板張り

08節 壁紙張り
09節 断熱・防露
10節 内装材料から発生する室内空気汚染物質への対策

20章 ユニットその他工事 01節 共通事項
02節 ユニット工事等
  2 フリーアクセスフロア等
  3 可動間仕切
  4 移動間仕切
  5 トイレブース
  6 手すり
  7 階段滑り止め
  8 床目地棒
  9 黒板,ホワイトボード
 10
 11 表示
 12 タラップ
 13 煙突ライニング
 14 ブラインド
 15 ロールスクリーン
 16 カーテン,カーテンレール
03節 プレキャスト
   コンクリート工事

04節 間知石及び
   コンクリート間知ブロック積み

05節 敷地境界石標

21章 排水工事 01節 共通事項
02節 屋外雨水排水
03節 街きょ,縁石,側溝

22章 舗装工事 01節 共通事項
02節 路  床
03節 路  盤
04節 アスファルト舗装
05節 コンクリート舗装
06節 カラー舗装
07節 透水性アスファルト舗装
08節 ブロック系舗装
09節 砂利敷き
10節 補  修
11節 「標仕」以外の舗装
12節 用  語

23章 植栽,屋上緑化工事 01節 共通事項
02節 植栽基盤
03節 植  樹
04節 芝張り,吹付けは種
   及び地被類

05節 屋上緑化

原発・放射能

> 放射能について正しく学ぼう
> 内部被ばくを考える市民研究会
> 国際環境NGO FoE Japan
> 代々木市民観測所
> チェルノブイリへのかけはし
> 放射線防護の仕方(緊急時編)
> 放射線防護の仕方(日常編)
> 放射線防護の仕方(食品編)
> セシウム汚染全国マップ
> Sv/Bq換算ツール
> 経口時の年齢換算計算ツール
> Fukushima Voice version 2
> Simply Info
> 日本原子力産業協会
原子力発電を考える
> グリーンアクション
> サイエンス・メディア・センター
> バンクーバー食品放射能モニタリング
> 東京江戸川放射線
> 品川区ママ友からの 放射線情報便
> 福島30年プロジェクト
> 全国の空間線量率
> 村田 光平 オフィシャルサイト
> 国会事故調査委員会
> 福島第一原発カメラ(LIVE)
> 全国放射線量測定マップ

2023年03月15日

2級建築施工管理技士 共通問題 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 共通問題 】

■ 屋外排水工事 ■

( 1 )
屋外排水工事に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(令和4年前期_No.15)

1.地中埋設排水管の勾配は、原則として、1/100以上とする。


2.硬質ポリ塩化ビニル管をコンクリート桝に接合する部分は、砂付きの桝取付け短管を用いる。


3.遠心力鉄筋コンクリート管のソケット管は、受口を下流に向けて敷設する。


4.雨水桝に接合する配管は、流入配管を上にして流出配管とは20mm程度の管底差をつける。



答え

  3

[ 解答解説 ]
屋外排水管の勾配は各自治体の条例及び基準等で定められる。

1.◯
地中埋設排水管の勾配は、原則として、 1/100以上とすることが一般的である。

2.◯
硬質ポリ塩化ビニル管をコンクリート桝に接合する部分には、 砂付きの短管を用いる。管は落下したり、ぶつかり合ったりしないように 慎重に取り扱い、特に管端部には クッション材等を挟むなどし、破損及び傷がつかないようにする。

3.×
ソケット管の場合は、受口を上流に向けて水下から敷設する。差込み管とのすき間には、 硬練りモルタルを充填し、水漏れがないように 目塗りを行う。

4.◯
管きょの内径が変化する場合又は2本以上の管きょが合流する場合の接合方法は、原則として 管頂接合とする。ただし、内径が 250mm未満及び平坦地で勾配の取れない場合は、 管底接合とすることができる。 桝及びマンホールに接合する配管においては、 流入配管を上にして流出配管とは20mm程度の管底の落差を設ける




( 2 )
屋外排水工事に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.15)

1.内法が600mmを超え、かつ、深さ1.2mを超える雨水用排水桝には、足掛け金物を取り付けた。


2.雨水用排水桝及びマンホールの底部には、深さ50mmの泥だめを設けた。


3.地中埋設排水管の長さが、その内径又は内法幅の120倍を超えない範囲内で、桝又はマンホールを設けた。


4.排水管を給水管に平行して埋設する場合、給水管を上方にして、両配管は500mm以上のあきを設けた。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
内法が600mmを超え、かつ、深さ1.2mを超える排水桝には、 足掛け金物を取り付ける。(公共建築工事標準仕様書)

2.×
桝及びマンホールの底部には、 専ら雨水その他の地表水を排除すべき桝にあっては深さ15cm以上の泥だめが、その他の桝又はマンホールにあってはその接続する管きょの内径又は内法幅に応じ相当の幅のインバートが設けられていること。(都市計画法施行規則第26条第七号) 50mmでは足りない

3.◯
地中埋設排水管において、桝又はマンホールを設ける箇所は、

?@管きょの始まる箇所
?A下水の流路の方向、勾配又は横断面が著しく変化する箇所
?B 管きょの内径又は内法幅の120倍を超えない範囲内の長さごと

の管きょの部分のその清掃上適当な場所である。(都市計画法施行規則第26条第五号)

4.◯
排水管を給水管に平行して埋設する場合には、原則として、両配管の水平実間隔を 500mm以上とし、かつ、 給水管は排水管の上方に埋設するものとする。(公共建築工事標準仕様書)




( 3 )
屋外排水設備に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(令和元年後期_No.15)

1.地中埋設排水管の長さが、その内径又は内法幅の120倍を超えない範囲内で、桝又はマンホールを設ける。


2.地中埋設排水経路に桝を設ける場合、雨水桝にはインバートを、汚水桝には泥だめを設ける。


3.排水管を給水管に平行して埋設する場合、原則として、両配管は500mm以上のあきを設ける。


4.地中埋設排水経路が合流する箇所には、桝又はマンホールを設ける。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
地中埋設排水管において、桝又はマンホールを設ける箇所は、
?@管きょの始まる箇所、
?A下水の流路の方向、勾配又は横断面が著しく変化する箇所
?B管きょの内径又は内法幅の120倍を超えない範囲内の長さごとの管きょの部分のその清掃上適当な場所
である。(都市計画法施行規則第26条第五号)

2.×
地中埋設排水経路に桝を設ける場合、 汚水桝には汚物が滞留しないように インバート(半円状の溝)を、 雨水桝には土砂が下流の配管に流れないようにするため 泥だめを設ける。

2K_R01K_No.15_汚水桝.jpg2K_R01K_No.15_雨水桝.jpg

3.◯
排水管を給水管に平行して埋設する場合には、原則として、両配管の水平実間隔を 500mm以上とし、かつ、 給水管は排水管の上方に埋設するもとする。(公共建築工事標準仕様書、機械設備工事編2編共通工事2章配管工事)

4.◯
設問1の解説のとおり、地中埋設排水経路が 合流する箇所には、 桝又はマンホールを設ける。





■ 建築設備工事 ■

< 設備工事全般 >

( 1 )
建築設備とそれに関連する用語の組合せとして、 最も関係の少ないものはどれか。(令和3年後期_No.17)

1.給水設備 ─── バキュームブレーカー

2.排水設備 ─── 通気管

3.ガス設備 ─── マイコンメーター

4.空気調和設備 ─ バスダクト


答え

  4

[ 解答解説 ]
1.◯
バキュームブレーカーとは、水受け容器中に吐き出された水、又は使用した水が 逆サイホン作用により上水系統へ逆流するのを防ぐ装置である。給水管内に生じた負圧に対して自動的に空気を補充する。

2.◯
通気管とは、 重力式の排水系統のタンク類において通気のために設ける管である。

3.◯
マイコンメーターとは、ガスメーターに、マイコン制御器を組み込んだ、 遮断装置付きガスメーターのことである。地震時やガスの圧力低下、ガスの流量が多大になった場合など、異常時に自動的にガスを遮断する。

4.×
バスダクトとは、 平角電気導体を金属ダクト内に収容し、一定長さの配線材料としたものである。空気絶縁形と密着絶縁形の2種類がある。空気調査設備とは関係性がない。




( 2 )
建築設備とそれに関連する用語の組合せとして、 最も関係の少ないものはどれか。(令和元年前期_No.17)

1. 給水設備 ──── ヒートポンプ

2. 排水設備 ──── トラップ

3. 電気設備 ──── バスダクト

4. 空気調和設備 ── 2重ダクト


答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
ヒートポンプとは、加熱または冷却するのに用いる原理で、冷暖房設備や給湯施設備に用いられる。

2.◯
トラップとは、排水口から臭気や害虫が室内に侵入するのを防ぐために、排水設備に設けられる水を溜める機能のある部分をいう。
排水トラップ.jpeg


3.◯
バスダクトとは、大容量の低圧幹線に用いられる導体を収容したダクトをいう。

4.◯
2重ダクトとは、冷風ダクトと温風ダクトといった2つの系統のダクトをいい、冷風ダクトと温風ダクトを用いて空調する方式を2重ダクト方式という。





< 電気設備 >

( 1 )
LEDランプに関する一般的な記述として、 最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.16)

1.他のランプ類に比べ耐熱性が低いため、高温にさらされないよう、発熱体の周辺への設置は避ける。


2.他のランプ類に比べ寿命が短いため、高い天井等、ランプの交換がしにくい場所への設置は避ける。


3.光線に紫外線をほとんど含まないため、屋外照明に使用しても虫が寄り付きにくい。


4.光の照射方向に熱をほとんど発しないため、生鮮食料品の劣化を助長しない。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
LEDは他のランプ類に比べ、耐熱性が低く、 高温の状態に弱い

2.×
LEDの大きな特徴は、他のランプ類に比べ 寿命が長いことである。

3.◯
LEDの光線は、 虫が寄り付くとされる紫外線をほとんど含まない。そのため、屋外照明に使用しても他の照明類のように虫が寄り付くことが少ない。

4.◯
LEDは低温でも点灯する特徴があり、光の照射方向に 熱をほとんど発しない




( 2 )
照明設備に関する一般的な記述として、 最も不適当なものはどれか。(令和元年後期_No.16)

1.LEDは、高効率で他の照明器具に比べ寿命が長く、省エネ対策として広く用いられる。


2.Hf蛍光ランプは、ちらつきが少なく、主に事務所などの照明に用いられる。


3.ハロゲン電球は、低輝度であり、主に道路やトンネルの照明に用いられる。


4.メタルハライドランプは、演色性がよく、主にスポーツ施設などの照明に用いられる。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
LED(発光ダイオード)は、他の照明器具に比べて、 高効率・長寿命で、 省エネ対策として広く用いられる。

2.◯
Hf(高周波点灯)蛍光ランプは、 ちらつきが少なく、事務所などの照明に用いらている。

3.×
ハロゲン電球は、 高輝度であり、スポットライトなどに用いられている。

4.◯
メタルハライドランプは、 演色性がよく、スポーツ施設などの照明に用いられている。




( 3 )
建築物の電気設備とそれに関する用語の組合せとして、最も関係の少ないものはどれか。(令和3年前期_No.16)

1.電力設備  ───── 同軸ケーブル

2.照明設備  ───── コードペンダント

3.電話設備  ───── PBX

4.情報通信設備  ─── LAN



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
同軸ケーブルは、LAN(Local Area Network)ケーブルやテレビ共同受信用ケーブルなどの 電気通信設備に用いられるケーブルで、電力設備に用いられる電力用ケーブルではない。

2.◯
コードペンダントとは、電源コードで天井から吊り下げる 照明器具のことで、照明設備に用いられる。

3.◯
PBX(Private Branch Exchange)は、施設内の複数の電話機を使用するために施設内に設置される 電話交換機のことで、電話設備に用いられる。

4.◯
LANは、施設内に構築された 情報通信ネットワークのことである、LANにはLANケーブルによる有線LANと無線機器による無線LANがある。




( 4 )
日本工業規格(JIS)に規定する構内電気設備の名称とその配線用図記号の組合せとして、 不適当なものはどれか。(令和元年前期_No.16)

1. 情報用アウトレット(LAN ケーブル端子)
2K_R01_No.16_構内電気設備1.jpg
2. 蛍光灯
2K_R01_No.16_構内電気設備2.jpg
3. 換気扇
2K_R01_No.16_構内電気設備3.jpg
4. 分電盤
2K_R01_No.16_構内電気設備4.jpg


答え

  4

[ 解答解説 ]
※日本工業規格は、令和元年 7月1日施行の法改正で日本産業規格に名称変更

選択肢4で示される図記号は配電盤である。

分電盤の記号は、次のとおりである。

分電盤.jpg
      分電盤




( 5 )
建築物の電気設備及び電気通信設備に関する用語の説明として、 最も不適当なものはどれか。(平成30年後期_No.16)

1. キュービクルは、金属製の箱に変圧器や遮断器などを収めたものである。


2. IP〜PBX は、施設内のLAN を利用して内線電話網を構築できる交換機である。


3. 漏電遮断器は、屋内配線の短絡や過負荷などの際に、回路を遮断するための装置である。


4. 同軸ケーブルは、CATV の配信などの情報通信に用いられる。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
キュービクルは、金属製の箱に変圧器や遮断器などを収めたものである。

2.◯
IP〜PBX は、 インターネット回線を活用したPBXのことをいい、PBX(Private Branch Exchange)とは、施設内のLAN を利用して複数の電話機を使用するための内線電話網を構築できる交換機のことである。

3.×
漏電遮断器は、 漏電による漏れ電流を検出して回路を自動的に遮断するものである。屋内配線の短絡や過負荷などの際に、回路を遮断するものは配線用遮断器である。

4.◯
同軸ケーブルは、LAN(Local Area Network)ケーブルやCATV(Common Antenna TeleVision)などの 電気情報通信設備に用いられるケーブルである。




< 機械設備 >

( 1 )
給排水設備に関する記述として、最も 不適当なものはどれか。(令和3年前期_No.17)

1.圧力水槽方式の給水設備は、給水圧力の変動が大きく、停電時には給水が期待できない。


2.地中埋設排水管において、桝を設ける場合、雨水桝には泥だめを、汚水桝にはインバートを設ける。


3.水道直結直圧方式は、水圧が大きすぎるため、2階建住宅の給水には採用できない。


4.トラップとは、悪臭などが室内へ侵入するのを防ぐためのものをいう。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
圧力水槽方式の給水設備とは、受水槽、加圧ポンプ、圧力水槽により給水する方式で、 給水圧力の変動が大きく、 停電時に加圧ポンプの運転ができなくなると、給水が期待できない

2.◯
桝とは、地中埋設排水管において地中に設置される点検、清掃用のスペースを確保するための施設をいう。地中埋設排水管において、桝を設ける場合、雨水管における桝である 雨水桝には、下流に土砂を流さないため土砂を溜める部分の 泥だめを、汚水管に設ける桝である 汚水桝には、汚物が滞留せずに下流に流れるよう、 インバートと呼ばれる半円状の溝を設ける。

3.×
水道直結直圧方式は、配水管に直結して配水管の水圧をそのまま利用して給水する方式で、他の給水方式に比較して 水圧が低いが、 2階建住宅の給水には 採用可能である。

4.◯
トラップとは、排水管を通じて排水口から 悪臭などが室内へ侵入するのを防ぐために、排水管に設けられる水を溜める部分をいう。




( 2 )
給排水設備に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(平成30年後期_No.17)

1. 水道直結直圧方式は、水道本管から分岐した水道引き込み管に増圧給水装置を直結し、建物各所に給水する方式である。


2. 中水道とは、水の有効利用を図るため、排水を回収して処理再生し、雑用水などに再利用する水道のことである。


3. 排水系統に設ける通気管は、排水トラップの破封を防止するためのものである。


4. 公共下水道の排水方式には、汚水と雨水を同一系統で排除する合流式と、別々の系統で排除する分流式とがある。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
水道直結直圧方式は、 配水管に直結して配水管の水圧をそのまま利用して給水する方式で、他の給水方式に比較して水圧は低いが、2階建住宅程度の給水に用いるものである。増圧給水装置を用いる方式は、水道直結増圧方式といわれ、水道本管から分岐した水道引込み管に増圧給水装置を直結し、各所に給水する方式である。低中層、中規模建物むきである。

2.◯
中水道とは、水を有効利用するため、排水を回収して処理再生し、雑用水などに 再利用する水道のことをいう。

3.◯
通気管とは、 重力式の排水系統において通気のために設ける管のことで、排水トラップの破封を防止する効果がある。

4.◯
公共下水道の排水方式には、汚水と雨水を同一系統で排除する 合流式と、別々の系統で排除する 分流式とがある。建築物内の排水設備においては、汚水と雑排水を別系統にすることを分流式というので注意が必要である。建築では、雨水は必ず単独である。




< 空調設備 >

( 1 )
空気調和設備に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(令和4年前期_No.17)

1.パッケージユニット方式は、機械室、配管、ダクト等のスペースが少なくてすむ。


2.ファンコイルユニット方式は、ユニットごとの温度調節はできない。


3.二重ダクト方式は、別々の部屋で同時に冷房と暖房を行うことができる。


4.単一ダクト方式は、主機械室の空気調和機から各室まで、一系統のダクトで冷風又は温風を送るものである。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
パッケージユニット方式とは、 熱源装置を内臓したパッケージ型空気調和機による空調方式で、単一ダクト方式などに比べ、 機械室、配管スペース、ダクトスペース等の縮小が可能である。

2.×
ファンコイルユニット方式は、ファンコイルユニットにて 送風強度を調整することにより、 ユニットごとの温度調節が可能である。

3.◯
二重ダクト方式とは、 冷風ダクトと温風ダクトの2つのダクトによる空調方式で、別々の部屋で同時に冷房と暖房を行うことが可能である。

4.◯
単一ダクト方式とは、空気調和機から各室まで、一系統のダクトで、夏期冷房時は冷風を、冬期暖房時には温風を送風する空調方式である。




( 2 )
空気調和設備に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(令和2年前期_No.17)

1.定風量単一ダクト方式は、一定の風量で送風するシステムであり、負荷変動の異なる複数の空間に適するものである。


2.二重ダクト方式は、冷風、温風の2系統のダクトを設置するシステムであり、混合ボックスで温度を調節して室内に吹き出すものである。


3.パッケージユニット方式は、機内に冷凍機、ファン、冷却コイル、加熱コイル等を内蔵した一体型の空調機を使用するものである。


4.ファンコイルユニット方式は、熱源機器でつくられた冷水や温水を各室のファンコイルユニットに供給し、冷風や温風を吹き出すものである。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
定風量単一ダクト方式は、一定の風量で送風するシステムであり、送風量を変化させる変風量方式よりも、負荷変動の異なる複数の空間の空気調和には 適していない

2.◯
二重ダクト方式は、 冷風ダクト、温風ダクトの2系統のダクト(風道)を設置し、吹出し口近傍の混合ボックスで 冷風と温風を混合して吹出し温度を調節する空気調和システムである。

3.◯
パッケージユニット方式は、機内に冷凍機、ファン(送風機)、冷却コイル、加熱コイル等を 内臓(パッケージ)した一体型の空調調和機を用いた空気調和システムである。

4.◯
ファンコイルユニット方式は、別置の冷凍機やボイラーなどの 熱源機器でつくられた冷水や温水を各室に設置されたのファンコイルユニットに供給し、冷風や温風を吹き出す空気調和システムである。




( 3 )
空気調和設備に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(令和元年後期_No.17)

1.単一ダクト方式におけるCAV方式は、室内に吹き出す風量が一定であり、室内環境を一定に保つことができる。


2.二重ダクト方式は、別々の部屋で同時に冷房と暖房を行うことができる。


3.パッケージユニット方式は、熱源機器でつくられた冷水や温水を各室のパッケージユニットに供給し、冷風や温風が吹き出るようにしたものである。


4.各階ユニット方式は、各階ごとに空調機を分散設置して空調を行う方式で、各階ごとの負荷変動に対応できる。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
単一ダクト方式におけるCAV方式(定風量方式)とは、 室内に吹き出す風量が一定の空調方式をいい、室内環境を一定に保つことができる。なお、ダクトとは風道のことをいう。

2.◯
二重ダクト方式は、 冷風ダクトと温風ダクトの2つのダクトによる空調方式で、別々の部屋で同時に冷房と暖房を行うことが可能である。

3.×
熱源機器でつくられた冷水や温水を各室のパッケージユニットに供給し、冷風や温風が吹き出るようにした空調方式は、 ファンコイルユニット方式である。 パッケージユニット方式とは、 熱源装置をユニット内に内蔵(パッケージ)した方式をいう。

4.◯
各階ユニット方式は、 各階ごとに空調機(エアハンドリングユニット)を分散設置して空調を行う方式をいい、各階ごとの負荷変動に対応できる空調方式である。




( 4 )
空気調和設備に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(平成30年前期_No.17)

1.二重ダクト方式は、冷風、温風の2系統のダクトを設置し、混合ユニットで室内に吹き出すことにより室温を制御する方式である。


2.ファンコイルユニットは、圧縮機、送風機、加熱器等を内蔵した一体型の空調機である。


3.変風量単一ダクト方式は、VAVユニットの開度を調整することにより、送風量を変化させることで室温を制御する方式である。


4.全熱交換器は、排気(室内空気)と給気(外気)の熱を連続的に交換する装置である。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
二重ダクト方式は、 冷風ダクトと温風ダクトの2つのダクト(風道)による空調方式で、吹き出し口近傍の混合ユニットで 冷風と温風を混合して室内に吹き出すことにより室温を制御する方式である。

2.×
ファンコイルユニット方式は、別置の冷凍機やボイラーなどの 熱源機器でつくられた冷水や温水を各室に設置されたファンコイルユニットに供給し、冷風や温風を吹き出す空気調和システムである。

3.◯
変風量単一ダクト方式は、VAVユニットの開度を調整することにより、 送風量を変化させることで室温を制御する方式である。

4.◯
全熱交換器とは、換気により失われる熱エネルギーの一部を回収するもので、全熱交換器を用いると、冷暖房時に 換気による熱損失や熱取得を軽減できる





■ 防災設備 ■

( 1 )
建築物に設ける自動火災報知設備の感知器として、 最も関係の少ないものはどれか。(令和4年前期_No.16)

1.熱感知器

2.煙感知器

3.炎感知器

4.地震感知器



答え

  4

[ 解答解説 ]
自動火災報知設備の感知器の種類には、 熱感知器、煙感知器、炎感知器がある。火災発生の初期段階では、まず煙が発生し、時間が経つに連れ、火が可燃物に引火し、熱が発生する。そして、最後に大きな炎となる。
自動火災報知設備の感知器として、最も関係の少ないものは、4の地震感知器である。





( 2 )
防災設備に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(令和2年前期_No.16)

1.傾斜路に設ける通路誘導灯は、避難上必要な床面照度の確保と避難の方向の確認を主な目的とする避難設備である。


2.劇場の客席に設ける客席誘導灯は、客席から一番近い避難口の方向の明示を主な目的とする避難設備である。


3.自動火災報知設備は、火災発生時に煙又は熱を感知し、自動的にベルやサイレンを鳴らす警報設備である。


4.非常用の照明装置は、火災等で停電した場合に自動的に点灯し、避難上必要な床面照度を確保する照明設備である。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
通路誘導灯は、避難上必要な 床面照度の確保と避難の方向の確認を主な目的とする避難設備である。

2.×
客席誘導灯は、避難上必要な 床面照度の確保を主目的とする避難設備である。

3.◯
自動火災報知設備は、火災発生に伴って発生する熱、煙又は炎を 感知し、自動的にベルやサイレンを鳴動させて火災の発生を 報知する警報設備である。

4.◯
非常用の照明装置は、火災や地震等の非常時に 停電した場合に自動的に 点灯し、避難上必要な 床面照度を確保する照明設備である。




( 3 )
自動火災報知設備の感知器に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(平成30年前期_No.16)

1.差動式分布型熱感知器は、湯沸室や厨房などの温度変化が激しい場所に適している。


2.定温式スポット型熱感知器は、火災時の熱により一局所が一定温度に達することにより作動する。


3.光電式スポット型煙感知器は、火災時の一局所の煙により光電素子の受光量が変化することにより作動する。


4.光電式分離型煙感知器は、天井が高い場合や吹抜けモール部分などの場所に適している。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
差動式分布型熱感知器とは、空気管と呼ばれる銅パイプを天井などに張り、火災による急激な温度上昇による空気管内の温度上昇による空気管内の容器の膨張を検出して火災を感知する。細い銅パイプを使用するので美観に影響を与えない。温度変化の激しい場所に設置すると、すぐに作動してしまうので不適である。

2.◯
定温式スポット型熱感知器は、感知部の周囲の温度が一定の温度以上になったときに火災信号を発信するもので、一局所の熱効果により作動する。

3.◯
光電式スポット型煙感知器は、感知器の内部に煙が入ると、発光部から出る光が煙の粒子にあたって乱反射するので、それを受光部で感知するしくみで、火災時の一局所の煙により 光電素子の受光量が変化することにより作動する。

4.◯
光電式分離型煙感知器は赤外光を発する送光部とそれを受ける受光部を5m〜100mの距離に対向設置し、この光路上を煙が遮ったときの受光量の変化で火災を検知するしくみで、 天井が高い場合や吹抜けモール部分など広範囲・高天井の空間に適している





■ 屋外工事 ■

( 1 )
アスファルト舗装に関する記述として、最も 不適当なものはどれか。(令和3年前期_No.15)

1.路盤は、舗装路面に作用する荷重を分散させて路床に伝える役割を持っている。


2.表層は、交通荷重による摩耗とせん断力に抵抗し、平坦ですべりにくく快適な走行性を確保する役割を持っている。


3.プライムコートは、路床の仕上がり面を保護し、路床と路盤との接着性を向上させる役割を持っている。


4.タックコートは、基層と表層を密着し、一体化する役割を持っている。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
路盤とは、舗装路面と路床との間の砕石や砂を敷き詰めた部分をいい、舗装路面に作用する 荷重を分散させて路床に伝える役割を持っている。

2.◯
表層は、交通荷重による摩耗とせん断力に耐え、平坦ですべりにくい 走行性を確保する役割を担っている。

3.×
プライムコートは、 路盤の仕上がり面を保護し、 表層と路盤との接着性を向上させる役割を持っている。

4.◯
タックコートとは、 基層と表層間を接着性を高めるために散布する アスファルト乳剤のことである。したがって、タックコートは、基層と表層を密着し、一体化する役割を持っている。




( 2 )
アスファルト舗装工事に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(平成30年後期_No.15)

1. アスファルト舗装は、交通荷重及び温度変化に対してたわみ変形する。


2. 路盤は、舗装路面に作用する荷重を分散させて路床に伝える役割を持っている。


3. プライムコートは、路床の仕上がり面を保護し、路床と路盤との接着性を向上させる役割を持っている。


4. 表層は、交通荷重による摩耗とせん断力に抵抗し、平坦ですべりにくい走行性を確保する役割を持っている。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
アスファルト舗装は表層、基層、 路盤で構成されそれらが一体となって荷重を支えるが、表層と基層にアスファルトを使用するので荷重による たわみ変形が生じる。

2.◯
路盤とは、舗装路面と路床との間の砕石や砂を敷き詰めた部分をいい、舗装路面に作用する 荷重を分散させて路床に伝える役割を持っている。

3.×
プライムコートは、 路盤の仕上がり面を保護し、 表層と路盤との接着性を向上させる役割を持っている。

4.◯
表層は、交通荷重による摩耗とせん断力に耐え、平坦ですべりにくい 走行性を確保する役割を持っている。




( 3 )
構内舗装工事に関する記述として、 最も不適当なものはどれか。(令和元年前期_No.15)

1. アスファルト舗装の表層から路盤までの厚さは、路床土の設計 CBR の値が大きいほど薄くできる。


2. クラッシャランとは、岩石を割り砕いたままで、ふるい分けをしていない砕石のことである。


3. コンクリート舗装に用いるコンクリートのスランプの値は、一般の建築物に用いるものより大きい。


4. 路床は、地盤が軟弱な場合を除いて、現地盤の土をそのまま十分に締め固める。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
設計CBRとは、ピストンを所定の貫入量を生じさせるのに要する荷重により算定される指標で、路床土の設計CBRの値が大きいほど支持力が大きく、アスファルト舗装を薄くできる。

2.◯
クラッシャランとは、岩石を砕いたままの、ふるい分けをしていない砕石のことをいう。

3.×
コンクリート舗装に用いるコンクリートは、一般の建築物に用いるものより、過酷な状況での耐久性が求められるので、一般にスランプ値は小さい。

4.◯
路床は、地盤が軟弱な場合を除いて、現地盤の土をそのまま十分に締め固める。地盤が軟弱な場合は地盤改良工事を行う。





■ 測 量 ■

( 1 )
鋼製巻尺を用いる距離測定において、距離の補正を行う場合、 最も必要のないものはどれか。(令和2年前期_No.15)

1.温度による補正

2.湿度による補正

3.尺定数による補正

4.傾斜による補正


答え

  2


[ 解答解説 ]
鋼製巻尺を用いる距離測定においては、 温度による補正、 尺定数による補正、 傾斜による補正が必要である。湿度による補正は不要である。なお、尺定数とは、巻尺固有の補正に用いられる定数をいう。
ゆえに、最も必要のないものは 2の湿度による補正である。




( 2 )
測量の種類とそれに用いる機器の組合せとして、 最も不適当なものはどれか。

1.距離測量 ───── 鋼巻尺

2.角測量 ────── セオドライト

3.平板測量 ───── レベル

4.水準測量 ───── 箱尺


答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
距離測量には、一般に鋼巻尺も使用される。

2.◯
セオドライトとは水平面、垂直面における 角度を測定するための測量機器である。

3.×
平板測量は、方向をみるアリダードや方位を確認する磁針箱などで測定した結果を、平板上で直接作図していく方法で、精度は低いが、作業が簡便である。ただし、 レベルを測定することはできない

4.◯
水準測量には、箱尺などのレベル測定のできる物差しを利用する。
箱尺とは、木製の直方体の箱の中に、他の箱を2〜3重に畳み込んで、必要に応じて中から引き出して、伸ばして用いる水準尺。






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