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~ウクライナ情勢急変~ 木曜日の朝から出かけて、県民税と市民税の申告をして来た。これで責任を果たしたとホッとし、昼食を摂り翌日分のブログを予約した。だが気になってニュースをチェックした。するとネットにロシアがウクライナに侵攻したと幾つかのニュース。youtubeでも確認出来てビックリ。まだ安泰だろうと思って別のテーマで書いたブログの公開日をずらし、これを書き始めた次第。 ウクライナ情勢が緊迫して以降、ウクライナの歴史について調べた。いずれ書こうと思ってのこと。だが状況が急変した。簡単に言えば。今から約千年前の大キエフ公国の誕生が現在のウクライナ、ロシア、ベラルーシ成立の発端。いずれも東スラブ人の「親戚」なのだ。その後の複雑な歴史に関しては割愛する。その親戚をロシアが侵攻し、ベラルーシが協力した。24日中に知り得た情報を以下に列挙する。 プーチンはウクライナのNATO加盟を恐れていた。だがアメリカはプーチンの意向を無視した。それでプーチンは作戦を練り始めたのだろう。かつてグルジア(現在のジョージア)国内の親ロシア勢力を独立した2つの共和国とし、さらにクリミア半島を奪った作戦(謀略)で。今回もかなり綿密に計画された作戦のはず。東ウクライナでもロシアは以前から反乱軍に協力し、軍事会社の民兵を潜入、工作させていた。 この人は外交的手段でロシアの考えを変更させようとした。だがプーチンは「のらりくらり」とかわし、決して本心を明かさなかった。焦ったバイデンは制裁案をちらつかせた。プーチンは外交に応じる姿勢も見せて対応。そこでバイデンはウクライナへのロシア侵攻の情報を流した。そして当初米ロ外相会議を開催予定の24日朝、ロシアは隣国に侵攻。この人は敵の陰謀に負けたのだ。 ウクライナの大統領は国民の結束と、ロシアへの対峙を呼びかけた。その心配が現実のものとなった。現地時間の24日朝5時、首都キエフでも爆発音があった。ウクライナの空軍基地がある東部の都市が早朝に爆撃され、飛行場及び軍事設備が破壊され、兵士と民間人に多数の死傷者(後述)が出た。プーチンは東部2州へのロシア軍の侵攻を命令。軍は直ちに侵攻した。 ロシア軍の侵攻は東部からだけではなかった。南部のクリミア半島からはロシア軍の大量の車両が国境を突破して侵入し、クリミアからの爆撃もあったようだ。また北隣のベラルーシからもロシア軍が侵攻した。。つまりロシアはウクライナ全土を標的にし、プーチンはウクライナ国民に対して降伏を呼びかけた。ロシアの駐ウクライナ大使館員は前日に逃亡したようだ。 ウクライナは24日正午頃、全土に戒厳令を発令。20代から60歳までの予備役を招集した。同国の兵士40名が死亡し、市民にも死傷者が出た模様。ゼレンスキー大統領はロシアとの国交断絶を宣言した。 さて日本の現地大使館員はキエフ市内の大使公邸に一時避難した。またウクライナにある日本企業57社に対しても、国外への脱出を呼びかけた模様。日本国内では国会を一時休止し、急遽政府は国家安全保障会議を開催して対抗措置を練ったようだ。 ロシアのウクライナ侵攻を知った国連事務総長は、ロシアを名指しして非難。EUはロシアに対して重大な制裁を課すと表明。マカロンフランス大統領は「フランスはウクライナと連帯する」とツイート。ショルツドイツ首相は「ヨーロッパにとって最悪の日。ロシアの侵攻は何を以ても正当化出来ない」と表明。 ジョンソン英国首相は「プーチン大統領は流血と破壊の道を選んだ」と指摘し、「断固とした対応を取る」とツイート。日本時間の24日23時から、G7はリモートで首脳会議を開催するようだ。果たしてどのような決議が出るか。過日岸田総理が表明した「制裁案」では手ぬるく、ロシアは痛くも痒くもないはず。また先日、林外相がロシアと経済協力などを協議していたとは呆れ果てる。 バルト三国(リトアニア、ラトビア、エストニア)の各首脳は、ロシアをSWIFT(国際銀行間通信協会)からの排除制裁と、ウクライナへの兵器提供を呼び掛けた。アメリカはロシアの主要金融機関との取引停止を表明した。 この人は北京冬季五輪に来たプーチン氏と会談して、ロシアの意向は聞いていたはずだ。だが中国はウクライナとの貿易が盛んなため、静観したいのが本音だろう。その一方でアメリカの目がロシアに向かえば、自国に好都合な面もある。だが果たして欧米や豪日印による中国包囲網が緩むことがあるだろうか。私にはそうは思えないのだが。 この人は21日の演説で、「ウクライナは完全にロシアによって創られた」などと独立国の正当性すら否定する発言をしていた由。それは極めて独善的かつ偏狭な歴史観。その驕りが今回の侵攻に結び付いたのだろう。本当の狙いは「ウクライナの非武装化」にあるようだ。 これが24日のロシアによるウクライナ侵攻の総括。写真はテレビ朝日系の番組から借用した。北部はベラルーシから、東部はロシアから、南部は黒海のロシア艦船20隻とクリミア半島から攻撃し、ウクライナ軍の施設83か所が破壊されたようだ。またサイバー攻撃でウクライナ政府のホームページを閉鎖。過去にも使ったハイブリッジ攻撃だった。 ヨーロッパの主要国は、今回のロシアの侵攻に対して激しく抗議した。ロシアの侵攻を受けたウクライナのゼレンスキー大統領は、緊急にアメリカのバイデン大統領と連絡を取ったようだ。それにしてもプーチンの感覚は異常。恐らくウクライナ全土を制圧し、傀儡政権を作りそうだ。今後の世界情勢を注視したい。
2022.02.25
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~ついにロシアが動いた~ 月曜の夜バスタオルを取るため箪笥の引き出しを開けようとしたが動かない。これは変。おまけに湯沸かしポットからお湯が溢れて流れ出した跡。慌てて原因追及を始めた。無理にこじ開けた一番上の引き出しのバスタオル類が濡れていた。2段目の肌着類とハンカチもびしょ濡れ。3段目のランニング用半袖シャツも濡れている。これは一大事。原因は一体何だろう。 その日、満タン近くポットに水を入れた。どうも入浴中に沸騰したお湯がこぼれ出たようだ。だがロックをしなかかった。ロックしないと沸騰したお湯が溢れるのを初めて知った。翌朝は何度も洗濯し、部屋で乾かした。引き出しの3段目まで、そして奥の壁が一番下まで濡れた箪笥は、乾くまでそのまま放置するしかない。とんだ災難になった。 プーチンがついに動いた。NATO諸国との対話に応じる姿勢を見せながら、本心は明かさなかった彼だが。ウクライナ東部2州の親ロシア独立容認決議にサインし、治安維持名目で軍の出動にゴーサインを出した。今後は基地を置くことも可能になった。 これがウクライナの「言語地図」。一番濃いこげ茶がロシア語を話す人口が75%を超える地区。クリミア半島や東部の2州がそうだ。ここに親ロシア派がいるが、全部がロシア支持ではない。次に濃い色の地区は25~74%。オレンジ色の地区は5~24%程度で、黄土色は5%以下。東部に近いほどロシア語を話す人口密度が高く、2014年にはクリミア半島をウクライナから武力で奪った。 実は今回と似たようなことが2008年のジョージア(当時はグルジア)であった。同年8月の北京オリンピック(夏季)にプーチン大統領は参加。その隙にロシア軍がグルジアの親ロシア地区に侵入した戦争。2つの地区はその後グルジアから独立して独自の共和国となり、グルジアは国名をジョージアに改めた。まさにデジャブー(既視感)たっぷりな出来事ではないか。 ウクライナはかつて社会主義国家であるソビエト連邦の一員だった。ソ連は一党独裁国家で、首都はモスクワ。当時のウクライナはソ連の原子力発電の中心地で、核開発が勧められた地区。ウクライナ北部のチェルノブイリ原発では4基の原発が稼働し、さらに2基の原発の建造計画が進んでいた。 旧チェルノブイリ原発(奥) 1986年4月26日。点検作業中の4号炉が急激な出力上昇による暴走。世界の原発開発史上最悪の事故が発生した。その事実は2日間知らされず、住民たちはいつも通りそこで暮らした。現場から30km圏外に住民が避難したのは1週間後。大量の放射能がヨーロッパ各地から北半球全域に拡散した。現在原子炉の「石棺化」が進むと言うが、万全ではない。 中国初の原子力空母「遼寧」はウクライナから購入し改良したもの。自前で建造した「山東」は無理な改造が祟ってデッキに亀裂が入っていると聞いた。五輪期間中にウクライナ侵攻の準備を進めて来たロシアのように、中国もまた台湾奪取の準備を密かに進めているのだろう。国境を接するインドも危険だ。 ウクライナ情勢の急変で、国連安保理が急遽深夜に開催された。2月の議長国はロシア。各国の国連大使は口々にロシアを非難したがロシアは自己弁護を続け、中国は沈黙を守ったようだ。 ロシアと対話するのは、ウクライナに侵攻しないことが前提と言ったこの人。ロシアには決定的な経済制裁を課すと話していたが、果たしてNATOやG7はどう動き、ロシアに対して具体的に何が出来るのか。ロシアは軍事演習で、核兵器が装着可能なミサイルの発射訓練をして、西側を揺さぶった。マクロン大統領の一連の外交努力は無になるのか。 さてロシアはどう出るか。戦争に発展することはないだろうが、ウクライナのNATO加盟が実現する可能性はある。世界に恐怖を振り撒いた独裁者プーチン。南シナ海の東沙諸島と南沙諸島に軍事拠点を作り、国際司法裁判所の裁定にも従わなかった中国は、何食わぬ顔してパラリンピックを挙行するのか。恐怖の大王、ロ、中、北の今後の行動を注視したい。
2022.02.23
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~事態の行方~ (注)記事と無関係な写真が含まれています。 本来一番大事なのは私の健康。本日19日の夕刻、3度目のワクチン接種を受ける予定。そのため良いコンディションであるべきだが、体調はここ1週間で一喜一憂するほどの変化。その中でウクライナ問題を中心とする世界の動き、北京冬季五輪での日本人選手の活躍、そして北京大会における不正と疑惑。それらを疲労困憊の身でどんなブログを書くか。極限状態で私は連日その作業に追われていた。 17日(木)。この日は女子カーリングに釘付けになった。それでも翌日のブログの原稿を予約し、途中で5度ほど修正。岸田総理の記者会見も観た。ネットで各種の情報をチェック、食事の準備。気になった女子フィギュアスケートは最終グループから観た。だが、最後のワリエワ選手の場面で不覚にも眠ってしまった。入浴後居間に戻ると坂本花織選手が銅メダルのニュース。ええっ、一体何が起きたのか。 まるで狐につままれたよう。転倒の連続でワリエワ選手は暫定4位だった由。それで表彰式もやったのだ。コーチは「なぜトリプルアクセル以降戦うのを止めたの」と彼女を叱責。金メダルのシェルバコワ選手はハグしてくるコーチを身を捩って避け、「あなたは全部知ってたんでしょ」と逆襲したそうだ。それらは翌日知った。審査発表の待機場所にはマイクがあり、彼女らの声が全部筒抜けだった由。 WADA(世界アンチドーピング機構)は、今後ROCのトトベーゼコーチとチームドクターを喚問するようだ。鬼女コーチはスケート場を「工場」選手を「原材料」と呼んでいるみたい。ロシアにとって女子フィギュアスケート選手は、オリンピック1回限りの使い捨て。今回失態を演じたワリエワ選手は強制引退させられそうだ。さすがのバッハ会長も関係者の厳罰を言明した。 銅メダルの坂本花織選手が試合後のインタビューに答えて曰く。これまではこのオリンピックで終わりと考えていたが、今回3回転半(トリプルアクセル)ジャンプに挑戦した後輩2人の姿を観て自分も挑戦したくなったこと、ロシアの高水準の演技に刺激を受けたこと、さらに4年後のミラノ大会(イタリア)でも跳べそうな気がして来たと前向きな発言。どこまでも明るい笑顔の彼女だった。 プーチン氏と電話対談した岸田総理は、ウクライナ問題に関する日本の懸念を伝え、北方領土問題を含む平和条約の締結に向けて引き続き協議することになったと発表。プーチン大統領はG7はじめ欧米諸国の経済制裁の本気度を知り、これまでの方針を変更する可能性も出だした。米ロの外相間では双方の見解を記した文書が交わされ、来週末にヨーロッパで会合を持つことになりそうな気配。 ウクライナ東部の兵士(AP通信) G7では外相会談を対面で、首脳会議をリモートで開催予定。双方でその他数多くの会合が持たれるようだ。さてウクライナ東部のドネツク州及びルグンスク州では政府軍と親ロ派との間に砲撃があると伝ええられ、それを口実にロシアのウクライナ侵攻が懸念されている。ロシアは情報操作やサイバー攻撃で揺さぶりをかけ、アメリカはそれを暴露して警戒を強めている。波乱は当分続きそうだ。 女子カーリングの準決勝は予選1位スイス対4位の日本、予選2位のスェーデン対3位イギリス。前日敗れたばかりのスイスに対してロコ・ソラーレの完璧なスローが次々に決まった。慌てたスイスは正確さを欠き、予選1位の強さを発揮出来なかった。8対6で日本の勝利。これで銀メダル以上が決まった。スェーデン対イギリスは延長戦に入って現時点では相手が決まってないが、一応予約しておく。 本日のワクチン接種後の体調次第で、20日(日)のブログを休止することもあり得ます。出来れば無事でありますよう願っています。ではでは。亭主敬白
2022.02.19
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~興奮そして疑惑~ (注)記事と無関係な写真があります。 泣きじゃくるロコ・ソラーレ ロコ・ソラーレの活躍には痺れた。対イギリス戦で敗れたものの、対アメリカ戦に勝利して準決勝に進む希望を残した。最終戦の対スイス戦で敗れて5勝4敗。他チームの結果待ちだったが宿敵の韓国が敗れたことで、イギリス、日本、カナダが同率。最後はLSDでの決着。イギリスが1抜けで決まり、日本とカナダとの差はわずか9.44cm。これで日本は準決勝へ、カナダは予選敗退となった。 高木美帆が金メダルと聞いて驚いた。そうか、まだ1000mが残っていたんだね。5種目にエントリーして7レースに出場。その疲労した身での最後のレース。全力を尽くした彼女は、内臓がボロボロ状態と感じたほどだった由。最後のレースは五輪新記録だった。レースがが終わった途端、ゴホンゴホンと咳をしたそうだ。よく頑張ったね。偉いぞ。 そして複合団体で銅メダルのニュースにもびっくり。複合は全部終了したとばかり思っていたのだ。だが、複合団体のラージヒルが残っていたのだ。個人とは打って変わって、ジャンプでリードされたのを、後半の20kmクロスカントリーで逆転したようだ。嬉しいなあ。現時点で女子フィギュアスケートフリ-の演技は終わっていないが、ここで予約しておこう。俺はもう疲れたよ。本当に。 さて、事態が動き出した。ロシアはウクライナ東部の「親ロシア地区」を併合する案を、議会(下院)に出した。これでは強奪を予告したようなもの。ウクライナでは2つの銀行がサイバー攻撃に見舞われた。ウクライナの大統領は国民に全員一致を呼びかけ、たくさんの国民が国旗の色の布を持って陸上競技場を行進した。アメリカは駐ウクライナ大使館を首都キエフから、攻撃されにくい西部の都市に移転。 ロシア軍とNATO軍の衝突が生じるかは不明だが、ロシアは長期作戦に出るとの見方がある。もしウクライナに侵攻した際の制裁として考えられるのは、G7諸国など欧米や日本がロシアの「ドル決済」や「ユーロ決済」を拒否すること。これでロシア経済は大打撃を被る。外交努力は続くだろうが、予断は許せない。17日の夜は岸田総理がリモートでプーチン氏と協議する予定だが、効き目があるかどうか。 続いてロシア女子フィギュアスケートのワリエワ選手のドーピング疑惑。禁止薬物は飲まずにうがいした後吐き出すと、口の粘膜から成分が吸収され、かつ早く体外に排出されるため、追及から逃れやすい由。だが、それにも関わらず彼女の検体からは禁止薬物が検出された。IOCは現在、スェーデンの検査機関での最終結果を待っているようだ。 アメリカの報道で明らかになった他の2種の薬剤は、禁止薬物指定ではない。だが体内に入って禁止薬物と融合すると、心機能を強化するようだ。15歳の彼女が自ら摂取することはないだろう。ところがフィギュアスケートのチームドクターは、過去にドーピングに関わり、4年間の活動禁止措置を受けた人物。今回も関与したとなれば、永久追放に値する重大行為。混合団体の日本は銅から銀へ昇格かも。 一方女子スノーボードで金メダルを取った中国の谷愛凌選手には二重国籍疑惑が浮上。オリンピック憲章では、オリンピックに出場する競技者は参加登録を行うNOCの国民であることが義務づけられている。にも拘わらず、彼女はアメリカ国籍を捨てた形跡はなく、中国も二重国籍を認めていない。記者にアメリカ国籍は捨てたのかと問われても無言で通過し続ける彼女は、中国の英雄になった。 中国国内では中国人になり、米国では米国人の積もりかも知れないが、五輪では国籍を明確にする義務がある。だが、「国籍問題に関する紛争は全てIOCの理事会が決定」するとしてあやふやなのだ。二重国籍の場合日本では21歳までに決める必要があるが、問われても国籍を明らかにしなかったのが蓮舫さん。大抵の国では外国人が国会議員になることが許されていない。もちろん国益を守るためだ。 さて、ジャンプ複合団体で5人の失格者を出したボンチフスカ女史への抗議活動が高まっている。同時に国際スキー連盟に対して規則の改正を求める意見が強い由。当然だろう。ヨーロッパが強い種目で日本人が活躍し出すと規則を改正して彼らに有利な状況を作るのは、これまでに何度も行われて来たこと。日本の関係団体がもっと声を上げて、上位の国際団体に訴えて欲しいと願う。 さてあの日。彼のブログの最後に書かれたコメントは、薩摩半島周辺海域で何年か前にあった怪事件。海上保安庁の艦船に追い詰められて自爆した北朝鮮の工作船が、今も浜辺に残骸を晒していること。そしてそのことに論議が及んだ方が良かったと書かれていた。私も全く同感だが、なぜかブロガーからの返事はなかった。 あの周辺で北朝鮮が覚せい剤の密輸を図って発覚した事件もあった。もしあのブロガーが平和や安全を望むなら、喜んで返事するはず。だが不都合なコメントは消すか論点をすり替え、自分に有利なものは残す(私に対して)。妥当でも異なる見解のコメントは放置し、返事しない(最後のケース)。それで彼の本質が露になったように思う。「小人閑居して不善を為す」<礼記=大学>か。やっぱりなあ。 島津藩には密貿易の歴史もあった。甑島や坊津港がその根拠地や中継地。幕府にばれるのを恐れた藩が幕府の隠密を片っ端から暗殺した話は有名。藩史に強い関心を持つ彼が、なぜ暗黒の部分には目を背けるのだろう。真実の追求が歴史愛好者の習性。私はとても魅力ある面白い研究テーマだと思うが、偏狭な歴史観の彼には、きっと不都合なのだろう。案外それ薩摩の風土なのかも知れない。その点西郷どんは偉かった。
2022.02.18
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~どこか、何か変~ 夜中何度もトイレに行った。多分自己新。前夜水分も摂ったが、血圧降下剤(朝夕2回)や血糖値抑制剤にも腎臓に作用して塩分や糖分を体外に排出する作用があるのだろう。それでも翌朝は久しぶりに爽やかに目覚め、疲労感はどこかへ吹き飛んでいた。午前中、何度か大きな物音。考えた末、屋根の雪が落下した音と気づいた。太陽の位置が高くなるにつれて、屋根の北側にも熱が伝わり、一斉に融けたのだろう。確認しに行くと、推理通りだった。昼は急に食べたくなって「冷や麦」に。 前夜は女子フィギュアスケートを観戦。話題のワリエワも出た。だが少々おかしな動きが発生。ロシアの母親が弁護士と共に、娘は心臓病で治療中の祖父のコップを使ったのがドーピング疑惑につながったと弁明。だが日本の医師によれば、コップを共有したくらいで薬の成分が検出されることはないと。トリメタジジンの使用は4か月間の出場停止処分相当の行為らしい。さらに米国の報道が追い打ち。今回は他に2種類の薬剤の成分も検出されていると。3種類を混ぜて服用すると、心機能を高めて高度のパフォーマンスが可能らしい。何だこりゃ~。 ロシアが国家としての出場禁止を受けた端緒は、2014年のソチ冬季五輪(ロシア)での国の関与によるドーピングが発覚したこと。国内の反ドーピング検査機関の不正も判明し、それ以降ロシア選手の検体はスェーデンの機関で検査することに。今回の疑惑もスェーデンの検査機関が指摘。だがCASは彼女がまだ15歳で守られるべき対象として、出場を許可した。だがIOCは意義を唱えて疑惑が明らかになるまで表彰を取りやめた。 ロシアはスポーツを国威発揚の手段にしている。金メダルを獲れば、高級車、住宅、高額の報酬を選手のみならずコーチにも与えるらしい。今大会でもプーチンは出国前に彼女らを対面で激励し、ワリエワ選手も期待に応えますと返事している。15歳を「隠れ蓑」にして、疑惑付きで北京へ向かったのだ。 ロシアによるウクライナ侵攻が懸念されている。一部の軍を国境から撤退させたと言うが、アメリカは15万人の精鋭と最新兵器がまだ現地に残っていると判断。ウクライナ東部の親ロシア地区を先ず奪ってロシアの自治州に組み込むのがプーチンの作戦か。ウクライナからクリミア半島を奪った際は、軍事行動と並行してインフラの阻害、情報操作、サイバー攻撃などのハイブリッド作戦を取った。今回も親ロシア派の蜂起に合わせ瞬時に制圧する作戦のようだ。ロシアにとって五輪も戦争も国を強化し、愛国心を煽る道具なのだ。 一方中国の台湾制圧もロシアと同じハイブリッド戦略で、インフラの妨害、サイバー攻撃、親中国派による錯乱工作などで混乱させた後、周囲の台湾領島嶼を占拠して「実績」を作り、ジワジワと締め上げるのだろう。香港もマカオも陥落し、チベット、ウイグル自治区、内モンゴルの中国化にも成功。中国のジェノサイド(民族虐殺)はヒットラーが率いたナチスの域に達したとの観方もある由。そしてヒットラーやプーチン同様、五輪を国威発揚の道具にした。恐るべき独裁体制で。日本人が考えるほど甘くない。古代から謀略で敵を倒し、領地拡大を図った中国史を直視せよ。 久しぶりに鹿児島のブログを観て来た。お気に入りは消したが、バイパスは残しておいた。あの数日後に「アリバイ工作」をやってたのを発見。昭和37年だかの演奏旅行の記録。だが種子島へ行ったかは不明。私は彼が「種子島に行ってない」とは言っていない。ただ合唱曲「希望の島」は種子島とも馬毛島とも本来無関係と言っただけ。それを信憑性を演出するため古い記録を載せた。嘘を隠すために、新たな嘘をつく心弱い人間。 あの「騒動」の際、私のブログは連日千客万来状態だった。野次馬が嗅ぎつけたのか、それとも私のブログに惹きつける要素があったのか。わがブログへはほとんどコメントする人がいない。それで油断するのだろうが、「無言」でも訪れる読者は多い。それらの方々が「何か」を感じていただけたら命を削った甲斐があると言うもの。神様は正直者には金の斧を与え、嘘つきには鉄の斧さえ返さない。「一休み」が2日続き、「カット用」の写真がなくなった。さて、どうする自分。
2022.02.17
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~世界はどこへ~ 月曜日の夜、体調が急変。血圧を測るとさほどでもない。だがこれは一大事。そう感じて血圧が180以上に上がった際の「緊急用薬剤」を服用。それからあることを決行。それはここに書ける内容ではない。だがそれらの判断が危機一髪で私を救った。風呂にゆっくり浸かり、睡眠導入剤を飲んで床に就く。 翌朝はかなり体調が回復した感じ。暖房を点けて着替えし、ごみ捨て。布団を上げて朝食の準備。食欲が落ちないことと、きちんと便通があるのがありがたい。新聞を取りに外へ。雪かきするほどの積雪ではない。朝食を摂りながら朝ドラを観る。おやおや。新たな事態発生だ。これはひなたの人生が動き出すぞ。食後は新聞に目を通し、買い物の準備。最高2度の予報のため完全防備。 同じおかずが続いたので、食欲をそそる物を買おう。そして週末に3度目のワクチン接種(モデルナ)後に副反応が出て買い物に行けない場合を想定しての備蓄。さて「解熱剤」をどうすべきか。元気な時は発熱などしないが、今は予断を許さない体調。一時は内科医に接種の是非を聞こうと思ったほど。だが今は何とか会場へ行けそうな感じ。毎日祈るような気持ちでいる。 羽生結弦選手の記者会見のニュースには驚いた。これは引退宣言かと一瞬考えたほど。だが、「五輪でまた滑ってみたい」との発言に安堵。怪我も長引いていたので心配。エキジビションにも出場予定とのことだが、あまり無理はしてほしくない。「4回転半」にもまだ意欲を持っていることが分かって安心。でも「お疲れ様」と言いたい。もう十分活躍して来たので。 女子スピードスケート500mの高木美保選手の銀メダルの試合。先に滑った外国選手のオリンピック新記録と高木の好記録を知った小平奈緒選手は焦ったのかスタートで躓き17位に終わった。4年間辛抱して体幹を鍛えて来た高木に対して、小平のオリンピック対策は何だったのだろう。 女子団体バシュートは決勝まで進み、途中まで勝っていたが最終コーナーで高木菜那が転倒。惜しくも2大会連続の金を逃し、銀メダルとなった。だがまだレースは残っている。疲労してると思うけど、みんな元気で頑張ってほしいと願っている。 カーリングのロコ・ソラーレは韓国に敗れた後イギリスにも敗れた。これで5勝3敗の3位。上位は大接戦だ。準決勝に進むのは4チームで、今後も激戦が続きそう。男子ジャンプ団体は5位に終わった。女子スノーボードビッグエアで、17歳の村瀬心椛選手が初五輪で銅メダル。また男子個人複合ノーマルヒルの部で渡部暁斗選手が銅メダル。五輪3大会連続でのメダルゲットで引退の花道を飾った。本当にお疲れ様でした。 ROCの女子フィギュアスケートのワリエワ選手はスポーツ仲裁裁判所の裁定で、個人戦への出場が認められたが、IOCはもし彼女が3位以内に入っても、混合団体同様に今大会会期中のメダル授与式はしないことを表明。国際ドーピング検査機関での鑑定結果を待つようだ。ロシアは国家挙げてのドーピング汚染。彼女のコーチは15歳をピークとして育成し、あのザギトワ選手も既に引退している。 ロシアはウクライナとの国境付近に10万人を超える兵士と軍備を結集。北はベラルーシ国内、東は親露派が支配するウクライナ国境、南はウクライナから奪ったクリミア半島、そしてボスポラス海峡を通過して黒海に6隻の艦船と潜水艦が入ったとの情報。欧米諸国はロシアと外交努力を重ねているが、ロシアのウクライナ侵攻は本日16日から20日辺りとの米国の報道社。冬季五輪後に中国も動くか。 バイデン大統領はプーチン氏に対して、もしロシアがウクライナに侵攻した場合は厳重な制裁措置を下すと言明。プーチンから意見を求められたロシアのラブロフ外相は「欧米との合意のチャンスはある」と外交交渉を続けることを進言した模様。だが自らの続投と領土拡張欲に走るプーチンに、諫言を聞く耳があるかは疑問。バイデンの脅しが果たして冷酷で残虐なプーチンに通じるだろうか。 我が家のシンビジウムが、2本目に続いて3本目も開花した。鉢の中はミズゴケしか入っていないが、水とたまに与えるわずか液肥だけで、5年目にして初めて花を咲かせた。さてウクライナも我が体調も何とか持ちこたえ、無事春を迎えることが出来たら嬉しい。今はただ無事を祈るのみ。今日は一旦シリーズから離れ、一休みさせてもらった。
2022.02.16
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~交錯する情報~ スーパーの店の前で「熊本県産のアサリを買おうかな」と声を出してみた。近くにいた店員が少し慌てたみたい。実際に鮮魚コーナーでアサリを見た。するととても小粒のアサリがパックに入っていた。手に取って原産地を見ると「中国」。ハハハ。正直で良いが、きっと熊本県ではこんな小さなアサリを中国や韓国から輸入し、浜辺で「養育」してたんだね。熊本県知事の指示で、当分アサリの出荷を停止した由。 泥ネギ この日買ったのは、野菜、果物、レモン果汁、コンソメスープの素、麺類、刺身、パン、ヨーグルトなど。初めて「泥ネギ」を買ってみた。畑に植えてみようと思ったのだ。買い物を終えて駐輪場に行くと、私と似たような爺さん。先日は自転車で転び1時間ほど、そのまま道路上に居た由。「注意してね」と言うと「死ぬときは死ぬ」と一言。まあ違いはないが、注意するに越したことはない。 結球しなかった白菜 信号の前で自転車を停めていると、女の人が「仙台ハーフ」に出たんですかと声をかけて来た。参加賞の「エコバッグ」を後ろの荷台に括り付けていたのを見たようだ。「ハーフは30回くらいしか走ってないの。俺はウルトラマラソンをやってたので」と答えると、それ以上の会話はなかった。同じランナーでも得意分野がある。ウルトラランナーと聞いて、ビックリしたのだと思う。 芽が出たジャガイモとタマネギ 帰宅後早速畑仕事を開始。先ず埋めていた大根を掘り出し、その穴に泥ネギを植えた。立てるには深さが足らず、寝かせて植えた。白菜2株を収穫。物置から芽が出たタマネギとジャガイモを取り出す。どちらも残り少なくなった昨年の収穫物。大根を洗い、白菜の不要な部分を切り捨て、タマネギとジャガイモの皮を剥いた。タマネギは凍結を繰り返すと外側から腐る。発芽の準備だ。その部分を取り除く。 この日の「収穫物」 その後、購入した食料品の仕分けと収容。昼は簡単なパン食だが、栄養のバランスは常に考えている。3時過ぎにご飯を炊き、その後調理に取り掛かる。夕方になるとキッチンが冷えて頭痛。慌てて暖房中の居間の引き戸を開け、電気ストーブをキッチンで点けた。初めての試みだが、次第に温まるキッチン。南向きで窓が大きな居間は太陽で温室同然になるが、北側のキッチンはまるで北極だ。 作ったのはポテトサラダ、キャベツ、白菜、大根の塩もみ、ピクルス、カツオの煮物。2種類の刺身の盛り付け。帰宅直後鏡に映った顔は、目が落ち窪んで少し黄ばんで見えた。だが体調が戻ったと判断して、前日は控えた焼酎のウーロン茶割りを飲むことに。刺身が旨い。久しぶりのポテトサラダ最高。夕食後服薬。その後頭痛がして血圧を測定するも正常値。ただし飲酒のせいで脈拍数がかなり多い。 北京冬季五輪。女子カーリングのロコ・ソワーレが前日のカナダに続き、この日もデンマークを破っての勝利。最終エンド藤沢の最後の一投で奇跡的な逆転勝ちだった。男子スピードスケート500mで新人の大学生選手が初五輪で銅メダルを獲った。凄いぞニッポン。 夕方のニュースで藤井竜王四冠が「王将戦」で4連勝し、史上初10代での五冠を達成した。確か28年ぶりの新記録だったはず。本当におめでとうございます。さらにA級戦でも活躍してほしいものだ。 ウクライナ情勢が緊迫して来た。アメリカが大使館員を含めた同国人のウクライナからの出国を開始。ヨーロッパの各国も大使館員を引き上げ始めた。日本政府も邦人に対してポーランドへの出国を勧告。プーチン氏はアメリカの策謀だと主張しているが、ロシアの駐ウクライナ大使館員を帰国させたとの情報。NATO主要国首脳とプーチン氏との交渉が続いているが、ウクライナ国境に駐屯中のロシア軍は全く引き上げる気配がない。猛り狂ったロシアには、北京冬季五輪など無関係。唯我独尊状態だ。 1月に飲み薬1種を減らしてから、めまいと形容しがたい不快感は消えた。その代わり頭痛が続いている。軽い時もあれば、危険性を感じることも。止めた薬は「脳出血」を抑えるためか、かなり強烈な副作用があったのだろう。止めたお陰でその「副作用」は消えたが、脳内の圧力が高まっているのではないかと推察。冬の寒さは危険だ。その中での独り暮らしは、死と背中合わせだと感じる。<続く予定>
2022.02.13
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~疑惑と怒り~ 怒りが頂点に達していた。窮屈な姿勢での長時間の作業。寒い部屋。怒り。それらが融合して私に襲い掛かった。猛烈な頭痛。これは危険、脳出血するぞ。慌てて血圧測定。上は190近く、下は120近い。薬が入った引き出しから「緊急時に飲む頓服」を1錠取り出し、急いでコップの水で飲む。夕食時にも通常の血圧降下剤は飲んでいる。だがその後の状況が私を窮地に陥れた。 全身を暖めるにはやはり風呂だ。風呂は自動で43度の湯が適量満たされる。だが廊下と脱衣所が寒過ぎる。そこで脱衣所に小型の電気ストーブを持参し、室温を上げようと試みた。その間に居間を暖めて布団を敷き、パジャマや下着もヒーターで温めた。入浴前に丹念なかけ湯。もちろん脱衣所を暖めたのも「ヒートショック」を防ぐため。慎重にゆっくり足から入り、心臓に達しない位置で止める。 もう大丈夫と感じたら体を浴槽に沈め、両足のふくらはぎをゆっくりマッサージ。滞った静脈の血液が心臓に還り易くするため。長時間の座位でうっ血したはず。裸で居間に入り体重測定。いつもと変わらぬ数値。下着をつけパジャマを着、睡眠薬を1錠口にし、唾液で溶かしゆっくりと胃に落とし込む。TVを少しだけ観て、眠りに就いた。トイレに起きたのは1回。そして翌朝までぐっすり眠った。 青空になってはいたが、夜中に雪が降ったようだ。全国的な大雪の予報。だが仙台はいつもよりも少ない積雪。体調は悪くなかったし、朝食も美味しくいただけた。前夜私が激怒したのはある方のブログ。私が投稿したコメントが消されていたこと。それに抗議したら消した事実もなく、私が指摘した写真削除の事実もないとの主張。その方の記事の内容に関心があったため前夜何度も確認し、コメントを複数書いた。コメント数が回答を含めて12あった。それが次の訪問では10に。これはおかしい。 確認すると私のコメントが消えていた。抗議すると消してないと主張。「ああやっぱりね」と思う。その方が書いたテーマは鹿児島県の「馬毛島」と言う小島に関するもの。今は米軍と自衛隊の施設を作るため2本の滑走路が造営されている。そのことに反対する西之表市長支持者のようだ。だがどこか不自然なのだ。かつて合唱で種子島を訪れた筆者が高台から見えた馬毛島を「希の島」と感じたこと。 それは良い。感じ方は自由。だが最初張り付けてあった写真までも消えていた。それは三角形の山と緑の森の風景。恐らく「希の島」のイメージを連想させるための偽装だったのだろう。そこでネットで「馬毛島」のことを調べた。太平洋戦争末期はそれまで島にあった軍関係の施設も閉ざされ、戦後は何度か開拓農民が島に移り住んだが、山がないため水がない。標高が10mもないため井戸は塩水。 結局島は何度も無人島となり、今も荒れ放題のまま。バッタの発生で草が食われたり自然発火で焼けたりと、「希」(のぞみ)ではなく「絶望の島」が真実の姿。それを国が買い取って米軍と自衛隊の施設を作り、沖縄の負担を減らそうとしている途中。彼はそれに反対なのだろう。だからわざわざ他の合唱団が歌った「希の島」の動画を入れ、冒頭に「緑の山と森」の写真を入れた作為。それが私の推理だ。 私の抗議に対して、本論から外れただの人を貶めたと書いた。果たして読者を騙したのは誰だろう。自分の主張の正しさを印象付けるため、事実と異なる写真を載せ、馬毛島と無関係の合唱曲まで添付した。平和を唱えるのも戦争に反対するのも自由。だが真実を歪める印象操作は品格を疑う。戦争を回避するためにも軍備は必要。そして戦う姿勢を見せて外交に臨まなければ、侵略者に領土を奪われてしまう。 中国もロシアも北朝鮮も謀略の国。スパイ罪のない日本はスパイ天国なのだ。平和を訴えたら平和が実現し、核兵器廃絶を訴えたら無くなるなんてのは夢物語。それこそ性善説の「お花畑論」。今ウクライナではロシアの侵攻に備えて、女性も老人も志願して軍事訓練に参加してるそうだ。敵から国を守るため自発的に。それが真の愛国だ。平和に慣れ切った日本人の感性は、どうやら麻痺してしまったようだ。 「お気に入り」から彼のブログを消した。もう2度と訪れることはないだろう。ここ数年でブログを8割方消した。私には時間が残り少ない。心から応援出来る方、私の心の琴線に触れるブログしか訪ねないと決めた。恰好だけのエセ知識人や自分を進歩的だと考えている偽善者と付き合ってる暇はない。これを書きながらも血圧が上がって、今日も「頓服」を飲んだ。私にとってブログは命懸けの行為なのだ。 競技を終えた後のインタビューで、「4回転半」が国際フィギュアスケート協会から世界初と「認定」されたことを聞かされた羽生結弦選手は、「報われた思いがします」と答えた。SPでの転倒後のフリーはきっと苦しい選択だったのだろう。それに捻挫もしていたようだ。そんな追い詰められた中でも、さらに高みを目指した羽生に、宇野も鍵山も、ネイサン・チェンもリスペクトの意を表していたね。 スーツ規定規定違反で失格となった高梨沙羅選手が、全日本スキー連盟の聞き取り調査に答えて話した由。通常はスパッツを穿いたままでの測定が、あの時はスパッツを脱がされたと。あり得ない話だ。またノルウェーの女子選手の証言では、両手を万歳させられて測定された由。あの時測定したポーランド出身の女性は素人。スパッツは脱がせていないと主張しているそうだ。問題にならないのが不思議。日本は上位の国際関係機関に抗議するようだ。 フィギュアスケート混合団体のメダル授与式が遅れていることに関しIOCが初めて触れたが、その理由には言及しなかった。どうやらROC(ロシアオリンピック委員会)の15歳のワリエフ選手にドーピング違反の疑惑があるようだ。きっとまだ最終確認が得られていないのだろう。だが彼女は女子フィギュアスケート個人の部にも出場するはず。まだまだ一波乱ありそうな気配だ。 北京冬季五輪で男子ハーフパイプの平野歩夢選手が見事金メダルを獲得。また女子ハーフパイプでは富田せな選手が銅メダルを獲得。どちらも初めてのことで嬉しいですね。これは予約機能を使って前日に書いているため写真なしですが済みませんね。 アメリカの要請を受け、日本政府が備蓄しているLNG(天然ガス)の一部をヨーロッパに供与することを決めた。中国の銀行が現金の取引を停止し、代わりに「デジタル人民元」の使用を強要し始めた。さて2月の「俳句教室」は講師の都合で休止する旨通知があった。宮城県内ではコロナ感染者数がこれまでの最高を塗り替え、危機が迫っている。私も3回目のワクチン接種を待っているのだが、体調は今一。さてどうなるやら。<続く>
2022.02.12
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~北京冬季五輪の陰で~ 始まりましたなあ、北京冬季五輪が、何食わぬ顔して。この大会は今年後半にある中国共産党大会で、3期目の長期政権を狙う習近平御大の権威付けの大会と位置付けられているそうですなあ。外交的ボイコットを宣言して政府首脳が行かなかった先進国も幾つかありました。ただ、中国の心証を良くしようと思って参加した国も多かったと思います。たとえ冬のスポーツなど無関係な国であってもね。 開会式の監督を務めたのは、中国で有名な映画監督の張芸謀(チャン・イーモー)氏。最新の技術と芸術性を巧みに融合させた見事な演出だったと思います。出だしからスキャンダルで躓き、監督を選び直した「東京オリンピック」よりはマシだったかも。時間を短縮したのも、新型コロナ感染症を抑えようとする中国政府の意思が強く働いた結果だったのでしょう。 ひょっとして聖火の最終ランナーとして登場するのでは、と噂された例の女子テニス選手はさすがに顔を見せませんでした。きっと中国も「恥の上塗り」を避けたのでしょう。だが至る所で「作為」が見られたのは確か。台湾の入場行進の際は、場内のスクリーンに習近平の顔が大写しになった由。場内の紹介は「中華台北」(チャイニーズ台北)だったのに、国内のTV放送では「中国・台湾」との紹介だった由。 今大会は何から何まで異例づくめでしたね。中国政府によるウイグル族などへの人権侵害に反対して、世界各所で抗議活動が展開されたようです。加えて中国と台湾間の緊迫関係や、ロシアとNATO加盟国との間の緊迫関係。フランスのマクロン大統領が急遽モスクワに飛んで、プーチン大統領と協議したほど。そして北京では習氏とプーチン氏が首脳会談。習氏はロシアを全面的に支持する旨表明した由。 東欧諸国 ロシアはウクライナ国境付近に12万人の軍を駐留中。ベラルーシとは合同で軍事演習し、約3万人のロシア兵を派遣中。アゾフ海を封鎖して、ウクライナ艦船の黒海への進出を阻止。NATO加盟国への天然ガス送付を止めると脅迫。アメリカはポーランドとルーマニアにNATO軍のアメリカ兵3千人を派遣。黒海に空母を展開。トルコのエルドアン大統領はウクライナを訪ねてロシアとの仲介を申し出。 中国選手団 北京近郊ではほとんど雪は降らない。そんな場所を冬季五輪会場として立候補した魂胆は、考えなくても分かるはず。スキーなどに不可欠な雪は、すべて人工雪で膨大な量の雪を降らせた模様。コロナを制圧し、夏冬ともに五輪を成功させたら習氏の権威は高まるはず。共産党の機関紙では歴代の長老たちが習氏の方針に賛成したとあるが、党が国よりも上位のあの国では、権力者が何とでも自由に書けるそうだ。 オリンピックが開かれないよりは、開かれた方が良いとは思う。だが、それで中国がウイグル族やチベット族、香港、内モンゴルそして法輪功に対して行っている弾圧や強制が消えたわけではない。そしてこの五輪期間中にも、中国機が台湾の防空識別圏内に侵入しているのも事実。それが中国の実態であり本質。持参したスマフォに中国が要求するアプリをダウンロードしたら、一体何が起こるのだろうね。 明かりが灯る通称「鳥の巣」 北京冬季五輪が失敗するよりは成功した方が良いと思うし、無事平和裏に終わってほしいと願う。だが問題は五輪後の展開。ロシアは虎視眈々とウクライナ東部への侵入を狙い、中国は念願の台湾支配を目論見、一挙に尖閣まで手中にしようと動くのを恐れる。中国は平気で約束を破る国。あの自由だった香港が返還されてわずか20年で、不自由で非民主的な都市と化した。今や死の国際都市だ。 たった1人での行進 東太平洋の米領サモアが1人の代表を派遣した。彼は裸だが、ちゃんとマスクを着けている。この勇気を心から称えたい。だが中国の独裁者や、その権力維持に力を貸したIOCのバッハ会長には「馬鹿野郎」と大声で罵りたい。競技はこれからが本番で、選手たちは祖国の栄誉と自らの勝利のために戦い続けるだろう。どうか健康で最後まで競技を全うしてほしい。心からそう願って止まない。 最後に、開会式場にいたプーチン氏。隣国ウクライナ選手団の入場の際は、目をつぶっていたそうだ。そしてロシアの番だが、プラカードもアナウンスも「ロシア」ではない。ロシアが国家的組織でドーピングを続行していたことが露見し、未だに「R0C」ロシア・オリンピック委員会のままなのだ。ただし、出場選手は全員疑惑が「白」だった人。きっと彼らはプーチン氏よりも残念だったことだろう。<続く>
2022.02.06
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~ ニュースと私 ~ オミクロン株 新型コロナの感染者数が1日で6万人を超えたという。オミクロン株の解明はまだ不十分だが、次第に判明してきた由。予想外の変異コースをたどったようだ。しかし感染力の強さが恐怖。基礎疾患のある高齢者の罹患が恐れられている。感染阻止のための渡航禁止などで経済活動が減速し、国際的な影響も大きい。2月4日から開催予定の北京冬季五輪、パラリンピックの行方が心配される。 海保第11管区の艦船 さて、南九州、奄美、沖縄そして尖閣諸島の警備を担当する海上保安庁第11管区の乗組員のうち120名ほどが新型コロナに感染したとのニュースに驚嘆。尖閣を奪おうと虎視眈々の中国は、民間船を使って尖閣諸島の久場島に上陸し、新型ミサイルを瞬時に設置する作戦も想定されると聞く。アメリカはウクライナへの兵員派遣の構えを見せた。ロシアの侵攻に対する警告だが、両地区同時には戦えないだろう。 その沖縄県名護市長選挙で、現職の渡具知氏が当選し、普天間基地の辺野古移転反対を訴えた新人は5千票の大差で敗れた。民主党政権当時「最低でも県外」と、米国と合意済みだった辺野古移転を反故にした鳩山元総理。国際情勢と日本の安全保障との関係を認識出来ない、馬鹿な政治家だった。中国のプロパガンダは実に巧妙で、地元紙2紙の主張にすっかり踊らされている沖縄県民。 火山爆発による衝撃波の広がり(左)と海上自衛隊の輸送艦(右) 200もの島嶼からなるトンガの火山爆発による津波被害は、かなり深刻だった。トンガでは最大14mの津波が襲い、消滅した小島もあった由。地震ではなく火山爆発の衝撃波による津波発生は、初めてのことらしい。大量の飲み水や発電機を積んだ海上自衛隊の輸送艦が現地に向かった。コロナに感染した隊員は交代した模様。着岸出来ない場合に備え、ヘリコプターも搭載。トンガは日本への謝意を表明した。 大相撲初場所は、関脇の御嶽海が3度目の優勝。直近の3場所で33勝を挙げ、大関に推挙された。14日目に横綱が敗れたことで、取り組みを割り直しての直接対決。照ノ富士は膝と足首の怪我が影響したようだ。元大関朝の山の懲戒恩赦の声も出たが、理事会で否決された。来場所は2人の大関がカド番。新大関にはその上も狙ってほしい。応援に来たフィリピン人のお母さんがすごい美人だった。 「高槻で連勝や」と書かれた太鼓を背負っているのは藤井竜王。これは「王将戦」で勝利した際の「約束ごと」で開催地に因む仮装をするのが伝統。大阪なので「食い倒れ太郎」に扮したみたい。初戦の静岡では確か「大井川鉄道」の車掌だったはず。そして先日「竜王」の就位式に臨んだ。これで晴れての「四冠」。もし「王将」も奪取したら、初の十代での五冠達成。将棋の歴史が変わりつつある。<続く>
2022.01.27
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~幻(まぼろし)か現(うつつ)か~ 朝方近くなってから夢を見た。良く夢に出る川の傍の道。泥の中から次々に這い出て来る子犬たち。川が流れていることもあれば、蛇行することも。橋が壊れていたり、道が分からなくなったりもあった。最近空を飛ぶ夢は見ない。夜中まで起き、睡眠導入剤のお世話になることも増えた。そして頭痛は寝不足のためか、寒さで血圧が上がったのか。日中の転寝はまるで天国にいるみたいだ。 大坂なおみ選手が「メルボルン・サマーセット」で4強のニュース。心に病を抱える彼女が政治的な発言をしたことでさらに追い詰められ、東京五輪は途中退場になった。その次の全米オープンも途中欠場。だが今回はプレーを楽しめたと言うが、ベスト4で辞退。理由は新年の猛練習で疲労が重なっていたこと。この後の全豪オープンはどうなるだろう。出張先のメルボルン市内を走ったのが懐かしい。12月で夏だった。 米軍基地内のコロナ感染者数が半端じゃない。沖縄(数か所)、山口、神奈川など。昨年8月の日米政府の合意で駐留米軍のコロナ感染について厳格に取り組むことになっていたはず。それが任期満了に伴う海兵隊の交代時、アメリカはPCR検査を徹底しないまま兵士を日本に派遣したようだ。それが基地内から基地外へ、兵士から日本人就業者へ。そして山口からは隣県の広島にも飛び火した。もし今「有事」となったら、米軍は機能出来るのか。危機管理が疎かでは、戦いどころではないだろう。 北朝鮮がまたしてもごねている。東京五輪の際は出場手続きをしながら不参加。それを理由にIOCは「北京冬季五輪」では国として出場停止処分にしたが、出場資格のある選手の参加までは禁止していない。だが北は「世界のいやがらせ」と「コロナ感染」を理由に不参加を表明。そのことが原因か、最新型の弾道ミサイルを日本海に発射した。コロナ、食料不足で苦しんでいるのは分かる。だが軍のハッカー集団がサイバー攻撃やネット犯罪で軍事費を調達してるのも判明。すべてが国連決議違反だ。 中国も変だがロシアも変。旧ソビエト連邦に所属していた、ベラルーシやカザフスタン政府の国民への弾圧が激しい。ロシアは隣国ウクライナ国境に10万人以上の兵を終結させ、その大部分がまだ現地で待機中。コロナに伴う世界的な不況と、国家間、国家内の分断が激しい。民族問題に異常気象問題に、食糧難問題。どの国も今は生き残りをかけて必死。だが他国への侵略は許されない。真実を報道しないマスコミの怠慢と、真実を知らされない市民の困惑。 「幻日」(げんじつ=光の屈折の関係で太陽の周囲に幾つもの太陽が出現する現象)の写真はすべてネットから借用した。今世界で起きている様々な現象も、果たして現実なのかそれとも情報操作が混じっているかは不明。そしてマスコミが必ずしも正義とは限らない。今は価値観が迷走し、世界的な合意が成立し難い時代。国連を見よ。安保理の常任理事国は、いずれも拒否権を持つエゴの塊ばかりではないか。 雪雲の中の太陽 と、ここまで書いたら急に空が曇って来た。慌てて2階に駆け上がり、干していた布団を取り込む。これは幻日ではなく、現実。私が撮った雪雲の中の太陽。無論一つしか見えない。幻日が起きる気象条件が整ってないのだ。まだ少し頭痛がする。寝不足か室内の気温が下がって血圧が上がったのかは不明。1日に1つお話を書いて予約する私の日課が何とか完了。ただただ感謝あるのみだ。
2022.01.09
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~2頭の巨像はどこへ向かう?~ ウイグル族への人権侵害を非難したバイデン大統領に対して、早速中国が反応した。黒人への差別が残るアメリカより中国の方がよほど民主的で国内の統制がとれていると、自画自賛したのだ。ふ~ん。中国に民主主義なんてあったのだろうか。と、私は皮肉な笑いを浮かべたのだった。先日の香港議会選挙では民主派を排除し、中国支持派が圧勝。「一国二制度」などはとっくの昔に雲散霧消したではないか。 政府要人から性的被害を受けたとSNSで発信した中国の女子テニス選手だが、先日シンガポールでの報道機関の取材に対して、「政府要人から性的被害を受けた事実も、それを発信したこともないと主張し、自分は自由で安全だと語った。世界にあのニュースが流れた当時、中国政府は必死に事実を隠蔽し、偽情報を発信し続けた。IOCのバッハ会長まで合成画像に登場したほど。今回も同工異曲だろう。 安倍元総理が「台湾有事は日本有事に繋がる」とTV番組で語ると、中国の報道官は、軽はずみな言動を後悔することになると脅かした。安倍総理は「一議員の言動に反応してくれた」と涼しい顔だった由。 その後、人民解放軍は海南島で「上陸作戦」を実施した。それも三方から揚陸艇で上陸すると言う徹底ぶり。台湾侵攻の訓練であることは明白。中国艦船による連日の尖閣諸島の領海侵入は北京冬季五輪への日本の外交ボイコットをけん制するためのようだ。 アメリカの高官が「中国政府によるウイグル族への人権侵害はジェノサイドだ」と発言した時、私は正直過激過ぎると感じた。ジェノサイドとは民族虐殺。ところが徐々に抑圧の実態が分かって来た。「職業訓練所」は実際は強制収容所で、200万人のウイグル族を拘置し、イスラム教を否定して漢文化と中国語を強要。強制労働や堕胎、断種などの暴行も。一部屋に30人ほどが詰め込まれ、便器はなく1個のバケツに用を足し衛生状態は最悪。手錠をかけられて身動き出来ない映像をNHKのドキュメント番組で観た。 中国政府への抗議活動は日本でも起きている。ところが活動情報が中国の秘密機関に集められ、ウイグル自治区に残る家族への脅迫に。また漢民族が「親戚」としてウイグル族の家庭を訪れ、判断がつかない子供たちから家庭内の宗教活動などを聞き出す。そしてウイグルの家族の画像を日本の活動家に送り、中国語で非難させるなどの激しい分断活動を世界中で行っているのが実態だ。 日本には200万人の中国人が滞在しているが、その中には中国政府の意向を受け、ウイグル族の抗議活動を妨害する動きもある。中国政府の意向を重視したトルコの政府当局が同じ民族であるウイグル族の抗議活動を制限する動きが出始めた。トルコへ移住したウイグル族は、結局より安全なヨーロッパへ脱出するしかないと考えているようだ。これが「中国的民主」の実態だ。 今月はNHKの番組で、過去の戦争に関する画像をたくさん観た。それはそれまでの私の認識を覆すものだった。戦争とは恐ろしいものだ。人間は狂うと簡単に他の民族を抹殺しようとする。いや、自国民をすら様々な理由で殺戮する。これまでに一体どれくらいの人間が「正義」の名の下に命を奪われたのだろう。現在はその危機が身近に迫っているとの実感がある。 かつてのソ連は第二次世界大戦が終戦した後に、樺太や満州に攻め込みたくさんの命と財宝を奪い、樺太在住のアイヌ人や朝鮮人は「日本」へ強制帰国させられた。合わせて多くの日本兵がシベリアに抑留され重労働のために死んだ。ひょっとしてそれは「日ロ戦争」での敗戦や、ロシア革命時に関東軍が行った「シベリア出兵」への「仕返し」かも知れない。たくさんの映像を観た私は、今回そんな風に感じた。 憲法や規則を変えてまで長期政権を目指す2人。国連安保理の常任理事国である2国は世界から非難されながらも、自国の権益を守るのに必死だ。大量の核兵器、最新式のミサイルや人工衛星。今戦いの場は地上から宇宙へと広がった。文明は温暖化で地球を壊し、戦争で人類を滅亡へと導く。2頭の巨象は今後どこへ向かうのか。そしてホモサピエンス(考える人)は一体どんな答えを探し出すのか。
2021.12.22
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~ニュース管見とわが暮らし~ 曇って寒い金曜日。石油ファンヒーターの温度設定を4度上げたら、少しは暖かくなった。家事以外の特段の用事は無く、パソコンに向かう時間が増えた。いや、少しだけ外へ出てガレージの枯葉を掃き掃除した。そんなことでも何か仕事をした気にはなるものだ。食事は相変わらず工夫して1日3食きちんと摂っている。ただし、薬の方はたまに間違えることがあって、種類によって錠剤の残量が異なっている。 中国が武漢の生鮮市場を閉鎖し、周辺を整備し始めたようだ。ご存知新型コロナの発祥地。欧米はウイルス研究所からの漏洩を主張したが、中国は自然のコウモリ由来と主張し、生鮮市場を発生源とした。その市場を閉鎖し整備するのだから、証拠隠滅と言われても仕方ない。さらに初期感染を報じた市民を共産党政権は拘束した。その数320名ほどになるそうだ。政府に不都合な国民は拘束され、口を塞がれる。 そう言えば私はあることを想い出した。人民解放軍がチベットを制圧した理由だ。中国政府はチベットの農奴解放を主張していたが、チベットからインドのパミール地方に逃れ、その後日本に帰化したペマ・ギャルポさんが言うには、チベットに農奴はいなかったと。また日本に帰化した中国人の石平さんは言う。北京大学の学生だった頃南京出身の学友と話したが、「南京大虐殺」は聞いたことがないと。 先日バイデン大統領がリモートでロシアのプーチン氏と会談した。アメリカはウクライナ国境付近からのロシア軍撤退を主張し、ロシアはウクライナからのNATO軍の撤退を主張。これではいつまでたっても水掛け論だ。ロシアは最近日本の北方領土の開発事業を韓国に持ちかけた。同地での軍事演習も政府幹部の訪問も再々。こうして日本の返還要求意欲を徐々に奪って行く積りなのだろう。 自民党の外交部会に新設された対韓国政策検討WGが、来年夏を目途に対抗策を検討する方針を固めた由。ここ十数年の間に韓国がわが国に対して行って来た非礼を列挙してみよう〇 韓国議会議長による天皇(現上皇さま)への謝罪要求〇 韓国艦船から自衛隊哨戒機に対するレーザー照射〇 GSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄宣言〇 いわゆる「元徴用工」訴訟を巡る異常判決〇 東京五輪選手村での政治的内容の垂れ幕設置〇 東京五輪選手村での福島県産食材回避のための給食センター設置〇 韓国警察庁長官の竹島上陸 ざっと見ただけだが、根拠のない「少女像」など他にも多数あるはず。私は韓国が教科書で、韓国は連合国側の一員として日本と戦って独立したと虚偽の歴史を書き、教え、戦後生まれの多くの国民がそれを信じていることを許せない。日韓併合は当時の韓国議会が決議したことで、それ以降は同じ国民となり、戦争の際も志願兵として日本軍に加わった。慰安婦の強制連行の事実はなく、彼女らは貧困のため自ら応募、あるいは親に勧められて高給の職に就き、客を取らない自由も旅行の自由もあったことが、米国による調査資料として、米国立公文書館に保存されている。 バイデン大統領がオンライン形式で「民主主義サミット」を開催し、111ケ国と地域が参加した。ただしロシアと中国は全体主義国家のため不参加。会議中に「C国」の名は上がらなかったそうだ。フランスは北京冬季五輪の外交的ボイコットをしない方針の由。それはそれで良い。それでこそ自由主義国家だ。ドイツでは3党連合による新政権が発足。ミャンマーの軍事政権による市民の虐殺はますます過激になり、変異株による感染者は世界で増加中。わが宮城県でもオミクロン感染者発生。この冬が問題だ。 日本の温室効果ガス(CO2換算)が7年連続で減少しているとのニュースを聞いた。そんな折、電力会社からソーラー発電買取料金の値下げに関する通知が来た。これまでの4分の1以下になるのだから堪らない。自然エネルギーへの移行も大変な経費を要するようだ。ますます変化する国際情勢と地球の自然環境。こうなると産業革命が果たして人類にとって、良かったのか悪かったのか。それはきっと神のみぞ知る領域なのだろう。
2021.12.11
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~最近のニュースに思う~ ヨルダンの発掘現場 少し前の新聞に面白い記事を見つけた。ヨルダンの死海の北東部にあった古代都市「トール・エル・ハマル」の遺跡を発掘していた研究者が驚いた。ここは今から3600年前に破壊されて滅んだ都市。一説では旧約聖書創世記に登場する「ソドム」ではないかと考えられていた由。滅んだ理由は神の怒りに触れたこと。 だが発掘調査の結果、興味深い事実が判明した。遺跡から隕石で破壊された証拠が見つかったのだ。例えば陶器の表面が高熱でガラスのように溶けていたことだ。だが、付近にクレーターは無く、隕石が空中で爆発したとの結論に至った。伝説の都市「ソドム」は神の怒りで滅んだのではなく、隕石の空中爆発によって滅んだのだ。 隕石の爆発で有名なのが1908年にシベリア上空で起きた「ツングースカの大爆発」では、東京都全体に匹敵する広さの森林が焼失したが、ヨルダンの古代都市「トール・エル・ハマル」の場合は広島に投下された原爆の千倍もの破壊力だったと推定されようだ。 ロシアでは数年前にも隕石の空中爆発(上)があった。物凄い閃光が空中を横切り、その衝撃で千人もの負傷者が出たと聞く。さて、最近の地震の頻発は果たして「富士山大噴火」の予兆なのだろうか。4つのプレートに取り囲まれている日本は、昔から大災害の洗礼を受けて来た。ただただ平安を祈りたい。 つい最近アメリカのNASAが小惑星に探査ロケットを衝突させる実験をしたようだ。それは衝突の衝撃によって、小惑星の軌道を変えようとする試みだった。少しは軌道変更に役立ったのだろうか。因みに今後100年以内に地球に衝突しそうな軌道の小惑星は、今のところ見つかっていないそうだ。恐竜が滅んだ原因は小惑星が地球に衝突したため、長期に渡り急激に気候が低下したこととされている。 バベルの塔 旧約聖書にまつわる話をもう一つしよう。ある時人々は神に近づこうとして高い塔を建てた。これに怒った神は塔を破壊し、言葉をバラバラにしたそうだ。民族によって言葉が違うのはそれ以来とされている。因みにバベルの塔に似たような建物が、イランとイラクに存在するようだ。旧約聖書の記述には、何らかの根拠があったことを物語る。 旧約聖書の有名な話の一つに「ノアの箱舟」がある。不道徳な人間の行いに怒った神は、大洪水を起こして人類を滅ぼそうとする。だが、信仰心が篤いノアに神は「大きな箱舟を作って家族と動物を載せなさい」と説く。何十日間も降り続いた大雨で大地は水浸しになり、人も動物も死に絶えた。ところがノアの箱舟だけは安泰で、何十日か後に乾いた土地に漂着すると言う神話だ。 箱舟が漂着したのがトルコとアルメニアの国境近くにあるアララト山(左)。標高は5千メートルを超える高山だ。だが人工衛星が山の中腹に巨大な船の残骸があるのを撮影。研究者が調査すると確かに古い船のようなものが埋まっていた(右)。ただし、さほど古い時代のものではなかった由。しかしなぜ山の中腹に巨大な船の残骸が残っていたのかは不明。 バベルの塔と言い、ノアの箱舟の大洪水伝説と言い、人類は昔起きた大事件を伝説のような形で語り継いで来たのだろう。考古学には「聖書考古学」や「水中考古学」のような分野もあり、長年の謎が研究の発展に伴って、解明される事例も生じている。 さて、話は中国の陰謀に変わる。数日前中国の昆明からラオスの首都ビエンチャンまでの高速鉄道が開通した。問題はその建設費。大部分は中国が負担すると言うのが建前だが、ラオスの国家予算の70%近い借金が残った。これも「一帯一路」構想の一部だが、路線は今後タイ国内を通り、マレー半島を南下し、シンガポールへ向かう壮大なもの。 タイ国内ではアンダマン海のダウェイに分岐する支線も計画されており、中国による経済支配を警戒していると言う。中国の狙いはアセアン諸国への接近と、反目するベトナムからの分離で、中国の野望は恐るべき域にまで達している。他国から懸念される人権侵害などどこ吹く風で世界一の強国を目指す。 孔子廟 最近たまたま「中華民族琉球特別自治区準備委員会」なる政治団体が中国広東省に存在することを知った。まるで沖縄は中国の一特別自治区のように聞こえる。琉球王朝時代、琉球の貿易船は福建省の福州港に入港するのが約束事で、出先機関の「琉球館」があったのも事実。だが、沖縄の民は縄文人の子孫で、中国人ではない。だが尖閣諸島の事態でも明白なように、沖縄は自国領と主張している。日本と沖縄との分断が中国の狙いだ。世界一危険な全体主義国家中国。ゆめゆめそれを忘れてはいけない。
2021.12.05
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~暮らしとニュース~ 宮城蔵王の冠雪 先月末から急に寒くなった。29日の朝、仙台は今季の初氷と初霜だったそうだ。こうなるとヒートテックの下着と暖房が欠かせない。急上昇する血圧にも要注意。血管が硬くもろくなってる老人はなおさらだ。本当は種が落ちる前に雑草を抜くべきだったが、腰痛のためそれが出来なかった。自転車での買い物にも手袋が必要になった。広い国道から雪を戴く蔵王連峰が見えた本格的な冬の到来だ。 普段はトレーや牛乳パックの資源ゴミを回収しにしか行かないA店では、握り寿司と助六寿司を買った。何だか急に酢飯が食べたくなったのだ。先日まで工事中だった店は外も内側もすっかり様変わりしていた。出入り口は1か所だけ。これでは何かあったら危険だろう。売り場もすっかり模様替えしてスッキリ。おまけに自動支払いのレジが増えていて戸惑った。 B店では冷凍のクジラ肉、果物や野菜、ハムとベーコン、豆腐、納豆、パン類、牛乳、ヨーグルト、沢庵、餃子とシュウマイまどを買った。帰宅して直ぐに冷凍のクジラ肉を出刃包丁で切った。その方が早く溶けるからだ。リンゴを食べてビックリ。歯応えで、昨年から冷蔵してあった徳用品だと分かった。寿司は昼と夜に食べてもまだ余った。それでも腐る訳ではない。久しぶりの酢飯に大満足の私だった。 日大の田中理事長が所得税法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕された。それ以前に理事など2人が逮捕されている。特捜部は2人が還流させた裏資金が田中理事長に提供されたのを裏付けたかったのだろうが、証拠がないため別容疑で逮捕したのだろう。理事長は学生当時アマ横綱になって職員に採用され、相撲部監督、理事、理事長と出世。学長を廃止して、大学を牛耳った。反対する職員は左遷し、研究者は要職に就けなかった。まさに独裁者。これが学生数日本一の大学の実態とは。 中国共産党の前副首相が世界女子テニスダブルス1位のポー選手(上)に対して行った性犯罪。それを隠蔽するため共産党関係の情報機関が必死になって、ニュースを捏造する様子が滑稽だ。IOCのバッハ会長までその捏造に加担する始末。コロナの変異株の名前までWHOが習近平に忖度して、別のギリシャ文字を選んだようだ。果たして北京冬季五輪まで捏造と情報操作で乗り切れるかどうか。支持率がかなり落ちたバイデン爺さんが、中国に対して強い姿勢を取り続けてるのが意外と言えば意外だ。 さて、明日は朝一で胃カメラを飲む予定。7時半までに病院に行かなくちゃいけないが、ちゃんと起きれるだろう。それが心配だ。
2021.12.01
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~地球温暖化は防げるのだろうか~ イギリスで開催されているCOP26で、岸田総理はCO2削減の後進国援助のため、日本は1兆円を支援すると表明した。それにも関わらずさる団体から日本は「化石賞」を授賞することになった。2年連続らしい。受賞の理由は「日本はお金は出すがCO2を減らす努力はしてない」との皮肉らしい。確かにわが国は「金さえ出せば責任は果たした」との思いが強いのかも知れない。 しかし批判は他にもあった。イギリスに向かった各国の首脳が、政府専用機を使ったことだ。イギリスのジョンソン首相すら、国内からの移動に飛行機を使ったそうだ。まさか自転車では来れないだろうが。しかしCOP26の目標が「産業革命」時から1,5度の気温上昇に抑えると言うもの。到底それは無理なのではと素人ながらに思うのだ。さて産業革命はイギリスで始まった。 1760年~1840年にかけてのことだ。イギリスで産業革命が起きた理由は、動力源としての石炭があったためと言われる。それがジェームス・ワットによる蒸気機関の発明で、一気に花開いた。さて私が住む仙台市では、この100年に気温が2.4度上昇し、今後100年で6度上昇すると予測されるそうだ。一地方都市にしてこの有様。それが地球全体となったら、一体どうなるのか。 北極圏の氷は猛烈な勢いで融けている。そのうちシロクマは絶滅するとも。永久凍土も、高山の氷河も年々融解が進んで閉じ込められていたメタンガスが噴出したり、河川の水量が急激に減少している。アマゾンのジャングルは不法伐採で相当の面積が失われ、その木を焼く火や煙が人工衛星からも確認されるそうだ。このままだと人類は地球温暖化か、原水爆ミサイルで全滅するのではないか。全ては人間の奢りから始まったことだ。 と書いたところで、アメリカと中国がCO2の10倍以上温暖化に影響を及ぼすと言うメタンガスの削減方法に関して協力するとのニュースが飛び込んで来た。元々中国は世界最大のCO2排出国で、本気になって削減する気はないのだ。それがアメリカとの貿易戦争や、自国の人権侵害で国際関係が悪化していることから目を逸らさせる策動なのではないか。ついそんなことを考えてしまう。 小笠原諸島南方にある海底火山「福徳岡ノ場」の噴火によって噴出された大量の「軽石」が海流に乗って沖縄や奄美諸島に到達し、その後黒潮に乗って四国沖や紀伊半島にまで到達しつつあるようだ。そして今朝のニュースでは、伊豆七島にも漂着した模様。勿論こちらは自然災害で、今回の噴火は過去100年間国内で最大の規模だったとのこと。 ここは沖縄北部のある港。漂着した大量の軽石は港を埋め、餌と間違えて食べた魚を殺し、冷却水を取り込むための装置を持つ漁船や海上保安庁の艦船を故障させ、このためフェリーが発着出来なくなった離島もあり、生活に支障を来しているようだ。同じ事態は過去にも何度かあったようだが、今回は被害の規模と範囲が膨大かつ広範。自然災害だけに誰にも苦情が言えないが、何とか早く治まってほしいものだ。 クライマックスシリーズのファイナルステージが始まった。緒戦はセパ共に首位のチームが完封勝ちをした。首位チームはアドバンテージとして1勝を手にしているため、これで2勝。従って下位のチームは今後4勝2敗で行かないと優勝出来ない計算。さて第2戦も首位のチームが完封勝ちした。これでアドバンテージを含めて3勝で、優勝に王手をかけた。ちょっとあっけなかったが、これからどうなるか。 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが99歳で逝去された。死因は心不全のようだ。俗名は瀬戸内晴美。夫と子がいる身でありながら、京都大学の学生と駆け落ちしたことがあった。その後女流作家となり51歳の時に得度し、天台宗の僧侶となった。つまり信仰生活は48年にもなる訳だ。墓碑銘には「愛した 書いた 祈った」と刻むよう以前から決めていた由。謹んで冥福を祈りたい。合掌。
2021.11.12
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~真夜中の苦しみ~ 嫌な夢を見た。家を出た前妻がどこまでも追いかけて来るのだ。川を渡り、泥んこ道を走って逃げ、ある建物に飛び込んだ。だがそこにまで女は現れた。これはトンデモナイ事態。さて俺はどうすべきか。大いに悩んだところで目が覚めた。どうやら尿意を催したみたい。これでその晩3度目の目覚め。トイレを済ませ布団に入る前に睡眠導入剤を飲んだ。この分では睡眠不足になると思ってのこと。しかし腰痛と言い、頻尿と言い、老化とは辛いものだ。これ以上服薬を増やしたくないが、泌尿器科へ行くしかないか。 6中総会 8日から開かれている中国共産党の第19期中央委員会第6回総会(6中総会)の最終日に40年ぶりに3度目の「歴史決議」をする模様。1回目は毛沢東がそれまでの決議を反故にした。2回目は鄧小平がそれまでの政治方針を大転換させた。さて今回習近平は何を決議するのか。国家主席には任期があってないようなもの。他の幹部には年齢制限があるが、彼には適用されない絶対無二の存在なのだ。 国外でも国内でも彼の評判はあまり良くない。だが、全ては強権発動で乗り切って来た。ウイグル問題、香港問題、一帯一路の不評や経済力の低下、だが次々に軍備を拡張して力の政治を貫いた。次は台湾の奪取を宣言し、尖閣は台湾の属領と中国共産党は主張している。日米はじめEUやオーストラリア、ニュージーランドが危惧を抱くのは当然だ。だが中国は宇宙制覇まで目論んでいる。怖い国だ。 米国空母の模型 このたびアメリカのスパイ衛星がアメリカの空母の実物大の模型があるのを中国で発見した。場所は新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠。人里離れた砂漠のど真ん中に実物大のアメリカの空母の模型を設置して、どうやら軍事訓練でも行っている模様。習近平の台湾奪取計画は本気なのだ。中国が世界の覇者になるためには、自由主義諸国との戦争も辞さない構え。全体主義国家の狂気は実に恐ろしい。 バイデン大統領も一応ファイティングポーズは取っているものの、どこまで本気は分からない。それに国内での支持率は低く、人気は今一だ。米軍のアフガン撤退でタリバンが完全制覇してしまった。バージニア州知事選挙では共和党候補者に負けた。トランプ人気は今でも高く、来年の「中間選挙」までバイデン氏が大統領でいられる保証はどこにもない。 何分前回の選挙でトランプは歴代大統領最高の得票数を得た。だが民主党が仕掛けた「ドミニオン集計器」による選挙不正で大領領になれなかった。それどころか暴徒が議事堂に乱入した責任を問われて下院及び上院で2度の弾劾裁判を受けた。あの乱入事件も実態は不明。民主党や巨大IT企業のオーナーが暴徒に資金を提供していたのだ。もちろんトランプの当選を阻止するために。全ては闇に葬られたが、米国民の多くが未だに、あの選挙には不正があったと認識している。まさにディープステートの犯罪だ。 間もなく国会が開催され、第2次岸田政権が発足する。細田氏の衆議院議長就任に伴って安倍晋三氏が派閥に戻り、旧細田派は安倍派に鞍替えするはずだ。日本維新の会や国民民主党の勢力拡大で、改憲派議員は改憲に必要な4分の3の議員数を確保する模様。改憲に消極的な公明党が抜けても、改憲論議はこれまでより一層高まるはずだ。 電磁波攻撃のイメージ 「ハバナ症候群」と言う奇怪な現象が世界中で起きている。だが被害に遭ったのはずれもアメリカ大使館、領事館の職員約200名。最初に見つかったのがハバナだったためのネーミングだが、中南米諸国を中心に心身に健康被害のある職員が続出し、大量の電磁波を受けた障害と考えられているが、その原因は未だ解明されないまま。こんな風にサイバー攻撃や電磁波攻撃が実在するのが世界の現実。怖い時代だ。新型コロナ感染症もどこかが開発した「生物兵器」でなければ良いのだが。
2021.11.10
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~ジジイの心配~ 火曜日。庭で草取りをしていた時、蚊に刺された。11月にもなってまだ蚊がいるんだなあと驚いた。これも地球温暖化の影響だろうか。夕食を食べようとした時、何やら食卓に飛んで来た虫がいた。金バエだった。これにも驚いた。そしてその夜、布団に入っていた時手の痒みに気づいた。蚊が部屋にいたのだ。そこで蚊取り線香を点けて寝た。金バエは翌日の文化の日も室内にいた。本当に暖かい11月だ。 若者が京王線の車内でトンデモナイ犯罪を起こした。車内でリュックからナイフを出した際、隣の席に座っていた人が注意したようだ。男はその人をナイフで刺し、次に大量のライターオイルを振り撒いて、火を点けたようだ。少し前に小田急線の車内で起きた犯罪を真似したようだ。動機は人を殺して死刑になりたかった由。一人で死ぬ勇気がない男。高校までは真面目で寡黙な学生だったようだが。 何年か前、相模原市の障碍者施設で施設の職員が多数の障がい者を殺害した事件があった。その時「何とか皇子」のブログに事件の原因は安倍総理(当時)の労働政策にあると書いてあった。私は殺人を犯した青年は薬物中毒者と言われ、かつ「障碍者は不要で殺しても良い存在」と言ってるとコメントで指摘した。世の中には政府批判をすればリベラルな知識人だと勘違いしてる輩がいるのだ。気の毒に。 先月末の総選挙が迫る間際に中国の哨戒機「運9」(左)が2日に渡りのべ3機が沖縄の宮古島周辺に飛来して、情報収集をして行った模様。尖閣を含む島嶼部への上陸作戦を想定したものだろう。もちろん自衛隊機がスクランブル発信して中国機に警告した。 その少し前の先月中旬。中国とロシアの駆逐艦10隻が日本列島を一周した。初めての事態だがもちろんわが国を脅すのが目的だったのだろう。米軍の超音速戦略爆撃機B-1Bランサー(右)が、それに呼応してロシア国境付近まで発信したようだ。 台湾の蔡総統が、先日常駐している米軍が台湾軍と共同で軍事訓練をしていることを初めて公にした。人民解放軍の台湾侵略が近いとみて、公表に踏み切ったのだろう。中国では目下権力闘争のさ中。一党独裁の国ではどんな悪政も可能。世界から人権侵害を非難されてる習近平は必死だ。「一帯一路」で借金漬けになった国は130国近いとのこと。EUも最近中国と距離を取り始めた。 中国には人民解放軍と密接な関係のある理工技術関係の大学が7つだか8つだかあるらしい。そこに在籍していた研究者が来日して日本の大学や研究所に勤務し、多額の研究費や補助金を受け、その研究成果を自国に持ち帰って元の大学に復帰し、それを人民軍のために利用するケースが少なくないと分かったようだ。だが日本の大学では彼らの身元調査をしっかりしないため、日本の貴重な税金が中国の軍事研究のために使われることが多いようだ。 また中国には「千人計画」と言うのがあり、世界の一流研究者に多額の研究費を補助して中国(最終的には人民解放軍)のための研究をさせているのは有名。日本の研究者の仲にもこれに応募している人がいる由。また「日本学術会議」所属の研究者にも存在すると言われる。推薦されても政府が任命しない理由もその辺にあると推察される。日本人にとって嘘をつくのは「恥」だが、中国では「嘘」は単なる戦略。「三国志」の昔から人を騙すのは勝つための方策であり、恥とは考えないのが中華思想と文化なのだ。 イギリスで開催されたCOP26で岸田総理は3分間の演説をし、バイデン大統領と短時間会談し、現地に8時間だけ滞在して、政府専用機でトンボ帰りした。実に慌ただしい旅が総理としての初外交だったが、きっとそれでも何らかの意味はあったのだろう。co2の削減方針やこの件に関する後進国への援助計画などを対面で発表出来たのだから。今日は別のことを書く予定だったが、やっぱり気になったニュースの話になった。
2021.11.04
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~さて、審判は?~ アメリカのバイデン大統領がなかなか頑張っている。あの大領領選挙時は、さかんに認知症とか言われており、あっという間に中国にやり込められると私は考えていた。息子のハンターバイデンと本人が中国から莫大な支援(それも犯罪的な)を受けていたため、それをネタにゆすられたり脅されたりして、直ぐに音を上げると。ところが中国に対しても臆していない。今はジル夫人と共に国際会議に参加中だ。 しかしあの大統領選での不正疑惑は一体何だったのだろう。最高裁は裁定する任務を放棄したようだし、トランプ氏の弾劾などアメリカの巨大IT企業やマスコミが犯した情報操作疑惑はまだ解明されぬままで、GAFAがほんの少しだけ変化くらい。アノン、Qアノン、ディープステートはどうなったのか。スエズ運河で座礁したエバーグリーン号は既に動いて久しいが、あの時コンテナから発見されたと言う大量の死体と子供は一体どうなったのか。すべてがデマだったとは思いたくないが。 アメリカの調査機関が、北朝鮮のサイバー攻撃に関して警鐘を鳴らした。バグラディッシュの銀行システムに侵入して大金を奪ったのは北の犯行と言うのだ。一説によれば北には約3千人のサイバー攻撃の部隊がおり、次に狙られると考えられのは東南アジアか日本と言うのだ。さしずめ2度のシステムダウンを起こしたみずほ銀行などは、丁度良い餌食になりかねない。 小室さんと眞子さんの結婚に関して、何だか怪しい雰囲気のyoutubeがいくつかあるのを発見した。日本語の使い方が変なのできっとK国かC国の情報操作のように思う。日本はちょうど総選挙の最中。人心を惑わし日本を貶めようとしたのだろうか。どうも小室さんは不合格だったようだ。試験は年2回ある。次の司法試験は来年の2月。再チャレンジには眞子さんも応援する由。何とか頑張ってほしい。 ロシアと中国の駆逐艦10隻が日本列島を一周する異常事態が起きてるのに、安保廃棄や自衛隊解消を叫ぶ政党があることに驚く。一番中国の餌食になりやすい沖縄で米軍基地反対を叫ぶ県民。中国はこのたび海警の艦船が尖閣付近で漁をする日本船と漁師を逮捕する権限を与えたようだ。一番深刻なのは石垣島の漁民だが、沖縄県知事はどこ吹く風。一体何を考えているのだろう 小池都知事がダウンし、入院中とのこと。これで2度目だ。都民ファースト党が立ち上げた。「ファースト党」は、結局瓦解したようだ。これで小池氏が国政に復帰する道は閉ざされたのか。それとも来年の参議院選挙に出馬する元気がまだ残っているか。自分本位の政治家で敵を作って壊すのは得意だが、地道な活動が苦手な彼女。だが劇場型政治に慣れた国民には、なかなかことの本質が見えないようだ。 土曜日の夜、ある選挙事務所から電話があった。なかなか厳しい状況なのでよろしく頼むとのこと。新聞やネットの情報でも、全国で激戦が続いているみたい。一部野党の選挙協力が結構効果を上げているようだ。意見はあるがここには書かない。国民一人一人がしっかりと判断して投票すれば良いだけのこと。さて、深夜にはどんな結果が待ってるのか楽しみ。昼はゆっくり寝てようか。
2021.10.31
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~🌸 ついに二人は結ばれた 🌸~ 火曜日の記者会見。あの場所が「警察共済組合」関係の施設と聞いて驚いた。ホテルでの会見と聞いていたからだ。警察共済組合関係の施設なら、きっと借料も一般のホテルよりかなり安いはず。それだけ二人は困窮していたのだろう。本来は喜びに包まれたご結婚披露の場であったはず。それがそれらしい華やかさは一切なく、まるで責任追及の場のような重苦しい雰囲気に包まれていた。 その日の午前中に赤坂御用地で家族に別れの挨拶をされた時、眞子さんが手にしていたブーケは、妹の佳子さまと宮内庁の女子職員が手作りしたものだった由。1億4千万円の「何とか料」すら受け取らなかった眞子さん。淋しくそして侘しい結婚の当日。佳子さまは姉をサポートするため、あの記者会見の会場まで出向いたそうだ。家族の強い絆を示せたのがせめてもの救いだったように思う。 あの会見をTVで観て、私は複雑性PTSDと診断されたと言う眞子さまが、本当は相当精神力の強い人だと思った。緊張した面持ちの小室さんに比べて、眞子さんは完全に開き直っているように感じたのだ。それはまるで敵に襲われそうな雛を守ろうとする母鳥だ。小室さんも「眞子さまを心から愛してる」と表明され、眞子さまもかけがえのない人と穏やかな暮らしを送りたいと話されていた。 そもそも眞子さんがICU(国際基督教大学)に入学されたのは自分の意志だった。幼稚園から通った学習院と異なり、ICUでは国際性豊かな教養を身に着けられると思ってのことだろう。だが1年生の頃親しかった学友が眞子さんとの2ショットの写真をネットに流した。それを知った秋篠宮殿下に叱責されたと聞く。きっとそれは父親としてよりも皇室の一員として、皇族のあるべき行動ではないとの想いだったのだろう。その彼はどうもチャラ男だったようだ。そこで眞子さんは大事なことに気づいた。 その後で出会ったのが同級生の小室さん。留学に関する説明会会場で前後の席になり、会話したのがきっかけと聞く。小室さんは紳士だった。小学校は国立大学の附属。中高はアメリカンスクール。幼いころから優秀だったのだろうし、国際性にも目覚めていた。ただ小4の時父親が亡くなり、母親は仕事をして彼の教育費を稼いだようだ。小室さんも高校と大学の7年間、フランス料理店でアルバイトした。 そのレストランの経営者の話を聞いた。圭君は7年間真面目に働いてくれ、とても感じの良い青年だったと。そして彼の母親がレストランに訪ねて来て、小4の時に父が死んだ際、彼が母親に「お母さん悲しむことないよ。これからはボクがお母さんを守るから」と言ったそうだ。こんなところにも彼の本質が表れているように思う。こんな風にして母子は頑張ったのだ。因みに亡父は横浜市役所勤務だった由。 ICU在学中2人はそれぞれ留学した。眞子さんはイギリスへ、そして小室さんはアメリカへ。共に「交換留学」を利用してのものだった。眞子さんは大学卒業後、イギリスの大学院で博物館学を学んで修士号を得られた。その後ICUの大学院で博士課程に進まれたが、この度の結婚で中退した。小室さんは一橋大学の大学院修士課程に入り、その後アメリカのフォーダム大学ロースクールに進んだ。 共に語学(特に英語)は得意だ。小室さんは中高がアメリカンスクールだったし、ロースクールも3年間アメリカ。そして弁護士試験を受験した。この26日偶然にも、彼が提出した法律関係の論文がアメリカの若い学生に与えられる賞を受賞した。第一位だった由。因みに昨年は全米で2位だったそうだ。眞子さんは皇族としての公務を果たす傍ら、東大総合博物館にも勤務されていた。共に学術派なのだ。 小室さんがフォーダム大学のロースクールに進学する前に勤務していた東京の法律事務所の所長さんが、2人が結婚された感想を聞かれて、これまで受けた恩はこれから少しずつ返して行けば良いんだと笑顔で話されていたのが印象的だった。きっと渡米費用などは彼が用立てたのではないかと思った。眞子さんは公務で被災地を訪れた際は身分を隠し、子供たちには自分を「まこしー」と呼んでと話していたそうだ。 今回の会見を目の当たりにして、最近のマスコミの劣化を感じてならない。また最近のyoutubeはアクセス数を増やそうとして、内容がないくせにセンセーショナルなタイトルをつけるのが増えた小室氏と眞子さんの結婚が、なぜこれほどまでに糾弾されなくてはいけないのだろう。皇族には憲法で定められた皇族の立場があり、しかも多忙な公務をこなしていることを忘れてはいけない。 故なき誹謗中傷に曝された小室さんとそのことで心に深い傷を負った眞子さん。マスコミは下らないゴシップを垂れ流さず、もっと生産的な情報を提供すべきでないか。最後まで愛と信頼を貫いた二人を、私はとても立派だと思うし、これからも世界を舞台に活躍して欲しいと願っている。どうぞNYで暖かい家庭を築いてくださいね。日本での騒動を早く忘れて。 さて、どんな情報源からどんな情報を得、それをどのように理解して、どう用いるのか。ただ知り得た情報をそのまま鵜呑みにするのでは、何にもならない。普段から情報に疑問を抱き、より正確な情報を求め、それらを比較して自分の頭で考え直し、新たな事実を知ったらそれまでの認識を改めることが肝心だ。情報は毒にも薬にもなる。だからこそより正確な判断が出来るよう絶えず努力したいと思う。
2021.10.28
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~危険な隣国たち~ 空き家 18日はテレビでの党首討論会。そして19日は衆議院選の公示日。いよいよ14日間の戦いの始まりです。よりによってそんな大事な日に、北朝鮮がまたまた日本海に新型ミサイルを発射。これで9月以降4回目のミサイル発射。そんな狼藉に対して「遺憾」としか言えないわが国。何と悲しい現状なのでしょう。ミサイルは発射出来ても、食べ物もコロナのワクチンもない北。本当に狂ってるんだねえ。 フウセンカズラ アメリカなどの先進国首脳とは電話での対談を終えた岸田総理に対して、南の国民は自尊心を傷つけられたと思い込んでいたようだ。なぜわが国がなかなか相手にされないかと。その韓国は日本のコロナ感染者数が激減したのは、デタラメなデータを発表してるせいと疑っているようだ。そんなひねくれた根性だから相手にされないんだよ。両国合意で決めたことも守らないくせに、困った時はすり寄って来る奴ら。 ユズ 中国はつい先日、自国の宇宙ステーション「天宮」の乗組員を交代させた。今回は初めて女性の宇宙飛行士1名を派遣したようだ。宇宙ステーションは人工衛星を攻撃破壊する基地とも考えている中国。この作戦の指揮を執る軍幹部は、大学院で最先端技術を学んだエリートで防衛大臣も兼ね、かつ軍最高位の「上将」の地位にあるらしい。世界制覇を企む習近平の野望は、身震いするほどおぞましいものがある。 ススキ ところが国民の暮らしは悲惨そのもの。不動産投資に明け暮れたかつての景気は去り、今や中国経済は火の車。株式や「元」の価値が下がりっ放しで、弱り目に祟り目なのが現実。それを追いかけるように、中国全土に停電が広がっている。原因は石炭の価格高騰。貿易戦争でオーストラリアの石炭を輸入禁止にしたが、電力会社は発電すればするほど赤字が増えるため、操業を休止する始末。 ツバキの種 これまで電力料金の値上げを許可しなかった政府もお手上げで、ついに電力料金の値上げを許可したそうだ。それだけに終わらず料金の自由化に踏み切る由。不動産業界の破綻に次いで、エネルギー政策まで破綻したら、宇宙開発どころではないのが普通。だが独裁者習近平に意見する者は皆無。既に「一帯一路」の邪悪な仕組みは全世界に知れ渡った。でも一旦動き出したら止まらないのが現在の中国なのだ。 トウガラシ わが国のEEZ内にある「大和堆」付近で合同演習していたロシアと中国の艦船(駆逐艦各5隻ずつ)が、数日前に津軽海峡を通過し太平洋側へ出たようだ。こんなのは初めてのこと。ロシアと中国の本気度が分かろうというもの。何がそこまで彼らを追い込んだのか。それはもちろん国際世論だ。中国によって自由を奪われた香港や、150機もの新鋭機で脅かされている台湾の現状を観たら誰でも分かる。 タンポポの仲間 良く知らなかったが、10月に入ってから沖縄周辺で日本、アメリカ、イギリス、オランダ、カナダ、ニュージーランドの海軍が参加して大規模な合同演習を密かに実施していたようだ。もちろんこんなことは初めて。中国による台湾侵攻や尖閣諸島への上陸の恐れが迫ったと、各国が認識した結果だろうし、当然ロシアと中国の合同演習へのけん制の意味もあったと思われる。 ギボシの種 アフガンでは、ISによる2度目のテロが起きた。イラクでは反米を唱える政権が誕生した。米軍のアフガン撤退によって崩壊した政治バランスが、米軍のイラク撤退によってさらに困難な状況になるのは目に見えている。それに最近の原油価格の上昇も不安要素の一つ。中南米で反米の動きが加速しているようだ。果たして世界は今後どこへ向かうのか。地球温暖化もさることながら、心配なのが食糧問題だ。 ヤマイモの葉 中国が南シナ海を支配すれば日本のタンカーは、ロンボク海峡へ遠回りせざるを得ず、主要産業や国民生活に大きな影響を及ぼす。TPPも中国が加盟すれば、自由貿易が阻害されるのは火を見るよりも明らか。小室さんの髪形や、どの党がどれだけ金を配るかなどは些末な話。大切なのは国の安全と経済の安定がどうすれば得られるかだ。長い目、大きな目で現実と未来を見つめ投票したいと思う。
2021.10.20
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~鬱陶しい雨の日~ 土曜日の仙台は朝から雨。こんな時は気持ちも晴れないし、体調も良くない。気象が心身に与える影響は決して小さくはなく、悲しいかな歳を取れば気圧や気温の変化にも弱くなる。気を取り直して古新聞を縛った。パソコンに写真が取り込めなくなったのは、Windows11に切り替えなかったためかも知れない。料理中に電話。どうやら総選挙に関するアンケート調査みたい。自動音声を聞いて受話器を置いた。 金曜日の地震に関連した解説を聞いた。わが日本列島が4つのプレートの干渉を受けていることは知っていたが、今後30年以内には首都直下型地震と東海地震が必ず起きると聞いて、改めて災害大国日本の運命を知らされた思いだ。こんな位置に日本があるのも運命。近辺に狂気の国が幾つかあるのも運命か。それでも災害に強い国、国際経済と外交に強い国であって欲しいと願わずにはいられない。 アフガニスタン北部で起きた爆弾テロでは、シーア派の人々が礼拝のために300人ほどが集まったモスクで、イスラム過激派のISが爆弾を仕込んだチョッキを起爆させたようだ。死者は50人ほど、負傷者は130人ほど。そのアフガニスタンから、日本の大使館やJICAに勤務していた現地スタッフとその家族53名が、ようやく第三国経由で日本に来れたようだ。これで少しは救われた思いがしている。 このたびノーベル平和賞を受賞したフィリピンの女性(左)とロシアの男性(右)はいずれも自由な祖国を求めて自ら報道社を興し、長い間記事を書き続けて来た信念の人のようだ。ノーベル財団が大企業ではなくジャーナリスト個人を受賞者とした背景には、きっと世界中に言論の危機が迫っているのだろう。 一旦は2人の受賞を報道した中国の新聞が、直ぐに記事を削除した由。きっと表現の自由を求めて戦ったジャーナリストが「平和賞」を受賞した事実を自国民に知られるのが不都合だったのだろう。2010年に中国の民主活動家劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞した。だが中国共産党は直ちに同氏を拘束し、同氏は2017年に事実上獄中死したと言われている。中国にとっては不都合な事実なのだ。 IC化に欠かせないのが半導体(上)だが、その受託生産の最大手が台湾のTBMC。そしてその素材の純度と品質が最も高いのが日本のメーカーだ。そのTBMCと日本のソニーが協力して熊本に新工場を建設する予定だそうだ。そしてTBMCはアメリカにも新工場を建築予定。岸田内閣が施政方針の一つとして掲げた「経済安全保障」そのもの。さて、狂気の国家と正気の国家。どちらの戦略が優るだろうか。 鬱陶しい雨の同曜日。何も出来ずにモヤモヤしていたが、古新聞をまとめ、3合のご飯を炊き、野菜炒めと焼き魚とピクルスを作れた。それで何日かは飢えずに済むはず。午後から俳句関係の本を少しだけ読めた。一人住まいの爺のささやかな日常。特別な話題はないが、翌日用のブログが何とか書けたことにも感謝したい。
2021.10.10
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~本気か、それともポーズか~ あれは7日の夜何時ころでしたっけ。何だか揺れてる気がして、直ぐにTVのスイッチを入れた。関東地方の地図が大写しになり、震度が表示されていた。震源地は千葉県の北西部らしい。最高震度は5強程度。首都圏だから驚くだろうが、東日本大震災では日に何度もあのくらいの余震があり、初めて「地震酔い」を経験。絶えず体が揺れているような気持ち悪さだった。マグニチュードは9。地獄だった。 翌日のニュースでは電車が止まって、帰宅困難者が出たようだ。そして多数のエレベーターがストップしたとか。政府は緊急対策本部を設置したようだが、これが首都直下型地震ならどうだっただろう。私は翌日の新総理の所信表明が心配だった。不眠のままで国会に立つのは厳しいだろうが、初っ端から試練を与えられた思いだ。だが所信表明は立派で、先日の討論会の論旨がさらに肉付けされていた。 項目だけだが、〇新型コロナ感染症対策では、パンデミック抑制のために法改正を行うことを表明したようだ。〇新しい資本主義を追求し、さらなる成長と富を再分配して好循環を実現すること。〇科学・技術立国を実現するために学部や大学院の再編拡充を図り、科学技術分野の人材育成を促進すること。〇クリーンエネルギー戦略を策定すること。〇デジタル化を推進すること。 〇戦略物資の確保や技術流失の防止など、経済安全保障を諮ること。〇全世代型社会保障を図り、中間層の所得拡大と少子化対策を推進すること。〇国民を守り抜く外交と安全保障を目指し、このためにも改正された「国民投票法」を使用して憲法改正を諮ることなどについて表明したようだ。それらの方針に対し、今後国会において代表者質問が展開されるだろう。 別の情報によれば、菅前総理が再任を拒否した日本学術会議の6名の会員を、岸田総理も再任しない方針のようだ。また今後の総選挙で自民党の公約を取りまとめる立場にある高市政調会長としては、台湾のTPP参加に協力する立場を明確にするようだ。 それとも関係するが、米軍は台湾軍と合同で中国の台湾侵攻を想定した軍事訓練を密かに1年間も行ってたようだ。米国海兵隊も参加する本格的な訓練だが、参加人数は決して多くはなかったようだ。それでも中国人民軍の侵攻に備えた具体的な訓練を米台合同で行っていたとは意外だった。いや、決して「意外」とは言えないのが今、台湾が置かれた状況なのだろう。そしてそれはわが尖閣にも言えるのだ。 昨日の午後、岸田新総理と中国の習近平総主席が、30分間の電話会談を行った由。両国は引き続き良好な関係維持のため、今後も前向きな協議を行うことで合意したそうだ。だがこれだけ中国を取り巻く国際状況が厳しい現在、わが国が中国の強硬姿勢に理解を示すことはないはず。これに対してインドのモディ首相との電話会談は終始和やかで、同盟国としての関係強化について話し合われたようだ。 今年のノーベル平和賞が昨日決定した。一人はフィリピンのマリア・レッサさん(左)で、もう一人はロシアのドミトリー・ムラトフ氏(右)で共に記者。両国には独裁的な大統領が権力を振るっているが、2人はそれを恐れずに批判する記事を書いて不正を暴いて来たそうだ。実に勇気ある行動。フィリピンのドウトルト大統領はついに政界からの引退を表明したようだ。 最後に冗談のようで冗談でない話。例の事件で詐欺罪で有罪判決を受けて控訴中の鴨池醇子さんが、次の衆議院議員選挙で、大阪5区から出馬する意向があるようだ。この人本気なんだろうか。夫婦そろって正気とは思えないが、マスコミと野党におだてられ自分たちが犯した罪を忘れてしまったようだ。ただし息子さんだけは常識をわきまえておられるのが唯一の救いだが。
2021.10.09
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~事実は小説よりも奇なり~ 上下で似たような色彩の世界地図がある。これは先日ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎博士らが開発した気候変動モデルによる研究の成果。左から1901年~1950年。1941年~1980年。1971年~2000年の地球の気象。そして下部が気候変動モデルで計測された気象で、上半分は世界各地で生じた実際の気象の記録。比較すると驚くほど良く似ていることが分かる。膨大なデータは高速のコンピュータによって計算され、モデルが導き出された。 左上は地表と大気の気象に関する因果関係。右上は地球規模の地表温度。気温上昇が砂漠化を速め、氷河や永久凍土を急速に溶かし、大規模の山火事を頻発させ、海水温の上昇が海流をも変えて生態系に大きく影響している。これまでノーベル物理学賞は、地球科学や気象学などを対象としなかった。だが今回モデルが地球全体に大きな影響を及ぼす事実が確認された。同時に人類への警告であり、今回科学は私たちに恐るべき事実を突きつけたのだ。 日本領の竹島(上左)は2つの岩礁から成る。戦後日本が国連に加盟出来なかった時期、韓国の李承晩大統領が国際法を無視して引いた「李承晩ライン」によって韓国領とされ、実効支配されている。右図はその正確な位置。日本は江戸時代からここで隠岐の島島民が素潜り漁をしたり、日本アシカを狩猟していた。イギリス海軍が作成の海図にも日本領であることが明記され、日本の古図も正確だ。だが韓国はそれをっ認めず、日本によって奪われたと主張。だがなぜか国際司法裁判所には訴える様子はない。 今回「も」また竹島が日本領であることを示す地図が「再発見」された。これは第二次世界大戦で日本が負けた後、国境を画定するために米軍が作成したもの。太い線が韓国が勝手に引いた「李承晩ライン」。赤い矢印が竹島の位置。その左側(西側)の小さな二重線が国境で、竹島が日本領であることを示している。今回イギリスとオーストラリアでも同じ地図が見つかった。韓国にとっては不都合な事実だ。 上左は中国の新疆ウイグル自治区の地図で、右上は「職業訓練所」に収監されたウイグル族。最近ヨーロッパに脱出した中国人の元警察官が恐るべき証言をした。中国全土から漢族の警察官30万人が新疆ウイグル自治区に派遣され、ウイグル族を手あたり次第拘束して「職業訓練所」に収容した由。もちろん「職業訓練」は名ばかりで、実際は監獄。警察官らは昼夜を問わずウイグル族の男女を乱暴して連行。 理由は不要で、収容所では妊娠している女性は人工的に流産させられ、男性には不妊手術を施し、強制労働させていた由。同自治区は綿花栽培が盛んだが、ここに進出した外国企業の下請け作業も強制労働のうち。日本のユニクロやアメリカの某スポーツメーカーも名前が挙がっている。 法輪功への弾圧も相当激しい。法輪功は吉林省出身の李洪志が1990年代に始めた気功集団。だがあっと言う間に信者が広まり、中国共産党や人民軍へも浸透し、信者は7千万人にも上ったと言う。これに危機感を抱いた江沢民が「邪教撲滅」を宣言して取り締まりが厳しくなった。収監者数は数千万人、殺害された信者は数千人とも言われている。 2年前に台湾一周旅行をした際、日月湖の文武廟前で署名活動をしていたのが、法輪功だった。私も気楽に署名したが、その後殺害された彼らの死体から臓器を摘出して売買や移植手術をしていたことを知った。アメリカの大統領選の前後に良く観たyoutobeの「大紀元時報」は法輪功が提供していたことを今回初めて知った。情報が迅速で正確。私は素晴らしい媒体だと素直に感じていた。なるほどねえ。 昨日岸田新総理とロシアのプーチン大統領が初めて電話会談をした由。プーチン氏は岸田氏へ総理就任の祝意を、新総理からプーチン氏へは誕生日(昨日)の祝意を述べ、今後未解決の「平和条約」締結に向けて協議することで合意したようだ。総理は外務大臣を長く務めたためこれまでの経緯は全て知っている。簡単に経済協力はしないはず。プーチン氏は憲法を改正し、2036年までは大統領のままで居られる。手強い相手だ。 日本共産党は「日米安保条約」の廃棄と、自衛隊の解消を党の規則で謳っている。今回の総選挙を前に、立憲民主党などと日本共産党は選挙協力を行い、政権奪取の暁には共通の政策を採る可能性があるが、この国際状況下でも考え方を変えないのだろうか。それでは泥棒が入るのに「戸締り」をしないのと同じで、到底信じられない。ゆめゆめ「無税にする」とかの甘言に釣られてはいけない。
2021.10.08
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~わが貧しき日常と気になるニュース~ 日常のニュースは何もない。半年ぶりに溜まったプラゴミを出し、昼はお好み焼きを作ったくらいだ。ほかの家ではプラゴミは小さな袋で出されていた。だがわが家は45リットル用の一番大きな袋。レジ袋が有料になってからはレジ袋さえ節約して、直接プラゴミ用の袋にギュウギュウ詰めにして押し込む。お好み焼きの粉はかなり前のもの。刻んだキャベツ、ベーコン、ツナ缶を混ぜたが体に悪かったか。 昨日のニュースに関する思い出は書ける。和歌山市の水道橋破損事故だが、紀ノ川は何度か渡った。大阪勤務の時奈良の吉野山に桜を観に行った。往きは上流の橋を、帰路はかなり下流の和歌山県の橋を渡った。3年ほど前ツアーで高野山からの帰路に渡った橋は、今回の水道橋の付近だと思う。「和歌山城ー高野山往復ウルトラマラソン」(110km)では一部紀ノ川に沿うコースも走った。 この度ノーベル物理学賞を受賞された真鍋淑郎博士の故郷である愛媛県「四国中央市」(上の赤い星)は何度か通った。合併前は川之江市や伊予三島市。JR予讃線では8度は通過したはず。原付での四国一周(約900km)では反時計回りで通過し、松山市から徳島県鳴門市へ自転車で往復(440km)した際は2度通った。「中央構造線」のため、県境の峠は案外楽だった。若い頃の楽しい思い出だ。 日本のEEZ内にある「大和堆」付近での動きが気になる。海底が浅いこの周辺は好漁場で、日本のほかに北朝鮮や韓国の漁船、最近では中国の船までやって来る。先日は北朝鮮がミサイルを発射し、昨日も北朝鮮の艦船が接近した由。6月末にはミサイルを搭載した北朝鮮の艦船がEEZ内を航行したことが確認されている。ロシア軍がこの域内での訓練を通告するなど、日本海にもきな臭い匂いが漂い出した。 米軍普天間飛行場 フランス軍事学校戦略研究所(IRSEN)が最近発行した中国の戦略に関する報告書によれば、在外中国人を使った中国共産党の宣伝工作や、国連機関への浸透、インターネットでの情報操作が激しくなっている由。日本で言えば沖縄で独立運動を煽るとか、米軍基地反対運動を支援する、憲法9条改正反対運動、自衛隊施設近辺の土地購入の動きが顕著のようで、日本政府も警告し、対抗措置を取っている。 <那覇市内の孔子廟(左)と明治橋の龍柱(右)> 琉球王国時代に中国の柵封体制下にあった沖縄では、今日でも中国に対する警戒心が薄くて、県職員を研修のため北京に派遣したりしている。また日本学術会議会員の研究者が、中国共産党と密接な関係のある機関との共同研究をしている実態、逆に自衛隊との共同研究に応募した北海道大学の研究を中止させるため日本共産党の関係団体が北大学長に抗議した事実がある。 先日は「昼おび」で日本共産党に関する政府の見解を述べた八代弁護士の発言が誤っているとして、TBSに抗議した事実。また数年前に安全保障に関する法律が制定された際、日本共産党は街宣車で「日本に徴兵制度が復活する」などトンデモナイことを吹聴していたことが思い出される。 10月1日の中国共産党100周年以来、延べ150機の中国最新鋭機(左)が台湾の防空識別圏内(右)に侵入している。矩形の中の斜線が中国と台湾の中間線だが、さすがにここを突破して台湾上空に侵入することはないが、台湾の国防部長が国会で、このままでは2025年には中国による本格的な侵攻の怖れがある旨答弁している。 恐らくそれらのことが背景にあるのか、フランス議員団、オーストラリアの元首相らが相次いで台湾を訪問しているようだ。一方岸田新総理とバイデン大統領との電話会談では、同盟国として共同歩調をとることや、尖閣諸島の防衛に関する再確認がなされている。何度も言うが中国、ロシア、北朝鮮、イラン、アフガンなどのイスラム強硬派は、今必死の状態。日本の平和ボケの方が異常なのだ。 間もなくの衆議院解散総選挙を前に、与野党とも必死だ。野党は発足間もない岸田政権を切り崩そうと血眼状態。だから政策論争よりもあら捜しに懸命。特に「脛に傷」を持つ人に目をつけている。だがわたしはこの人は偉いと思っている。最後にアメリカが脱退したが、5年にもわたってTPPをまとめたのは大変な功績。それをむざむざ中国や韓国の加盟で荒らされたくない。
2021.10.07
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~ニュースとわたし~ 久しぶりの曇天でなんだか気が重い。だが早朝からゴミを出し、朝食後は歩いて郵便局へ行き、ある書類を出した。料金が分からないため切手を買う必要があった。どうやら定型みたいで84円。途中のゲートボール場で、競技に興じる老年の男女。まだ元気が良かった頃はバカにしていたが、この歳になると、仲間と一緒に体を動かしたり、話すことも身心の健康に役立つと思えるようになった。 朝ドラ「おかえりモネ」は、話の舞台が地元の宮城だけに、楽しみに観ている。決して明るくはないストーリーだし、ヒロインの清原果那も今時の娘とは感じが違う。でもスローテンポの展開も、鬱屈したような若者の心境も、良く分かるような気がしている。きっとあの3.11の傷みが心の片隅に居ついているせいだろう。それがコロナ自粛や一人暮らしと相まって、わたしに親近感を抱かせるのだろう。 これが10年前の気仙沼の姿。全部津波で気仙沼湾に流出した家屋。だが「モネ」にこんな場面は出て来ない。あの時漂着した遺体の一部の小さな骨、それも2か所で別々に発見された方の身元が10年以上も経って、海流の推定とDNA鑑定で、90km以上離れた石巻市の老婦人のものであることが判明した。あの美しい話の陰に、こんな現実が潜んでいる。県内の行方不明者はまだ2千人近くもいるのだ。 その東北の海に異変が起きている。八戸では有名なスルメイカが全くの不漁。三陸沖ではサンマが獲れず、代わって南の海で獲れるタチウオ、サワラ、ガザミ(ワタリガニ)が最近のトレンドのようだ。宮城県の海ではコウナゴ(イカナゴ)が獲れずに、シラスが獲れている。海水温が上がったのと、海流が以前と違ってしまったのが原因だろうか。さかなクンに聞いてみたいものだ。 今月に入ってから撮影した写真がパソコンに取り込めていない。月の初めにこのような現象が出るようになった。きっとPCの時刻認知とデジカメの時刻認知に時差があるのだろう。だが5日間もずれがあるとは異常。来年半ばにはWindows11に切り替わるようだが、きっとその際も写真の取り込みが出来なくなる可能性が強い。そろそろパソコンの替え時か。だがわたしの頭が着いて行けるかは不明だ。 和歌山市の水道橋崩落事故には驚いた。突然橋のアーチと水道管が破損して落下。和歌山市の北部では給水がストップして6万世帯が影響を被っている由。崩落の原因は不詳だが、直径90cmの水道管2本が、水道橋の躯体となってるそうだ。橋脚を少なくするための工法なのだろうが、設計に無理があったとのではないか。もちろん経年劣化もあったはず。物はいつか古びて故障する。人間も然りだ。 岸田総理が昨日、アメリカのバイデン大統領、オーストラリアのモリソン首相と相次いで電話会談を行った。どちらも「自由で開けたインド太平洋」を守る「クワッド」の同盟国。暴走する中国やロシア、北朝鮮、イランやイスラム原理主義テロリストとの長くし烈な戦いが続くことだろう。今日は副大臣と政務官が発令の予定。いよいよ岸田丸の船出。ひと皮剥けた新総理のお手並み拝見と行きたいもの。 夕方、嬉しいニュースが入った。プリンストン大学上席研究員の真鍋叔郎氏(90歳)が、ドイツ人研究者及びイタリア人研究者と共に今年のノーベル物理学賞を受賞した。受賞の対象は「二酸化炭素の増加が地球温暖化につながる関係をモデル計算で示したこと。地球温暖化の原因は二酸化炭素の増加ではないと言われたこともあったが、それが否定されていたんだねえ。どうもおめでとうございます。 同氏は東京大学博士課程を修了し、1950年代に渡米、当時の気象庁(現在の海洋大気庁)に勤務。コンピュータを使用した気候変動を分析する手法を確立した先駆者。また科学技術庁(当時)でも温暖化研究チームに入るなど日米両国で研究に従事した。その後アメリカ国籍を取得している。出身は愛媛県四国中央市。90歳にしてなお研究者であり続けていることに驚く。脳がまだ若いんだろうねきっと。
2021.10.06
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~早速衆議院解散も~ 昨日、仙台での新型コロナ感染症患者の発症は7か月半ぶりに0となった。でもまだ旅行に行く気にはならず、ツーリストのパンフレットはすべて資源ゴミとなった。エンゼルスの大谷翔平選手は、ようやく第46号ホームランを打った。打点は100に達し、元NYヤンキースの松井選手以来の記録となった。今年のノーベル賞医学生理学賞はアメリカの2人の科学者が受賞した。 道東(北海道の東海岸)で異常現象が起きている。サケやマス、バフンウニが大量に死んでいるのだ。原因は赤潮の発生。北海道では初めての現象らしいが、サンマの不漁は海水温の上昇が原因と言われている。日本周辺の海中でも確実に異変が進行しているのは確かだ。 国会の衆議院と参議院で首班指名が行われ、自民党の岸田総裁が第100代内閣総理大臣に指名された。これを受けて岸田総理は早速組閣に入り、新たな閣僚が誕生した。 岸田新内閣の閣僚20名中13名が初入閣と言う新鮮さ。そして「経済安全保障」など新たに誕生した部署もある。党務も含めて女性の登用が目立った。認証式の際の写真がないが、上の写真をネットから借りて代用した。 中国の不動産バブルが崩壊しかけていることは何度かここに書いた。その後恒大グループの株式が、香港市場で取引停止になった。また経済的な不安定さと相まって、最近習近平氏の身辺が慌ただしい。どうやら最近約3千人の警察と公安関係者が粛清された。原因は習近平政権打倒を図ったことにあるようだ。「新型コロナ感染症」のウイルスが例の研究所から発症した証拠を、彼らが持ち出したとの噂もある。 アメリカのバイデン政権が、中国との貿易協定の見直しを閣僚レベルで再開することに合意したようだ。ますます中国経済が厳しくなるのか、それとも関税などが改善されるかが注目だ。習近平氏は早速岸田氏に新総理就任の祝電をかけた由。だが中国を取り巻く国際状況の厳しさに変わりはなく、日本が中国のTPP参加を認めることはないはずだ。 中国経済の不調が韓国経済にも大きく影響しているようだ。その上不動産投資に関する政府高官による不正が露呈している。さらに疑惑は大統領自身にも及び、今回は与党「共に民主党」の次期大統領候補者が巨額の賄賂を隠匿していたことが判明。文氏に解任された元検察庁長官が野党の大統領候補者として当選した場合は、文氏の逮捕もあり得る。彼も歴代大統領と同じ道を辿るのだろうか。文氏も岸田氏あてに祝意を示す手紙を書いたようだが、岸田総理は外務大臣時代に韓国と「慰安婦合意協定」を結んだ当事者。両国の関係修復は到底困難だろう。 さて政局は急速に動き始めた。8日が新総理の所信表明と質疑応答。21日の衆議院議員任期終了を前に14日衆議院解散。19日衆議院選公示。31日投開票。月末にイタリアで開催されるG20(先進20か国首脳会議)、11月初旬イギリスで開催されるCOP(気候変動に関する国連の会議)には共にリモートでの出席になる可能性が大。前途には来年度予算編成などの激務が待っている。まず総選挙で国民に訴えて盤石な政権を維持し、さらに発展させて欲しいものだ。
2021.10.05
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~軽薄な時代~ 台風一過の好天となった日の朝。私は真っ先に洗濯機を回した。それから靴を持って2階のベランダにに行き、手すりや物干竿をタオルで拭いた。台風16号の大雨でずぶ濡れのサンダル。乾いた別の靴が必要との判断。次に布団を2階に担ぎ上げ、洗濯物を干し朝食を済ませてから布団を手すりに干した。その頃にはすっかり手すりは乾いていた。だから最初に何から始めるかが大事。 ここ数日テレビを観て思うところがあった。一つは「眞子さまと小室さんの結婚問題」。今月末に結婚して戸籍を作り、皇族の身分を離れ「持参金」も固辞。26日にはお二人で共同記者会見をされる由。それは良いのだが、眞子さまがお二人の結婚問題に関する報道が原因で、長く「複雑性PTSD」に苦しんで来たことや、中学生時代から皇族であることに強い違和感を感じて来られたと知って大変驚いた。 小室報道は異常だと感じ、私はブログでもほとんど取り上げなかった。プライベート情報が、垂れ流し状態で良いのだろうか。週刊誌やワイドショウでの過剰な報道と、それを信じた国民の反応がネット上に溢れる社会。それらをご覧になって、眞子さまが心を傷められた姿が容易に想像出来る。ご両親の秋篠宮殿下と妃殿下の反応や家族内での反対など、考えただけでも最悪だ。 活発で明朗で誰からも愛される佳子内親王に対して、内向的な性格の眞子さまは皇族としての暮らしに疑問を抱き、高校まで通った学習院から大学はICUに進学された。そしておそらくは皇統を絶やさないため歳の離れた悠宮親王を産まれた紀子妃殿下。ICUの同じ学科で出会った小室さんは、眞子さまにとって心安らげる存在になっていったのだろう。だがそこへ週刊誌などの執拗な報道が続いた。 考えてみれば民間から初めて宮中にお輿入れされた上皇后の美智子さま。どれだけご苦労があったのか、心因性の「失語症」になられたこともあった。同じく民間から皇太子妃となった雅子さまは、皇統を継ぐ男子(親王)に恵まれなかったこともあって、適応障害に長らく苦しまれ今なおその影響が残っている。恐らく紀子さまにもプレッシャーがあったはず。紀子さまは都営アパート暮らしでもあった。 しかし週刊誌の記事や、ワイドショウからもたらされた「情報」は果たして正確だったのか。小室母の元婚約者は、恐らく週刊誌に情報を売って莫大な対価を得ていたのだろう。性生活を含め過去の結婚生活を一方的に曝すのは、ルール違反と同時に内容の正確性をも疑わせる。眞子さまと小室さんの結婚が現実のものとなるにつれて、元婚約者がもたらす「情報」の対価は上昇していったのだろう。 週刊誌の報道が明らかになって、お二人の結婚は一旦停止状態となった。眞子さまは確かオックスフォードの大学院で博物館学を学ばれて、東京大学の附属総合博物館などに勤務され、一方の小室さんは一橋大学の大学院で学んだ後、単身渡米し3年かけてロースクールで法律を学び、弁護士資格取得のため受験。現在はニューヨークの弁護士事務所で勤務している。それでも口さがない日本のマスコミ。 しかし2人とも良くこの激風に耐え抜いたと思う。ニューヨークから帰国するに際しても、パパラッチが執拗に写真を撮ったり取材を試み、勤務先のビルが判明したことで、会社の住所やメールアドレレスまでが曝されたと聞く。これは妨害であり、個人のプライバシーを侵害する犯罪行為そのものだ。 また自民党総裁選関係のワイドショウを観ていて不愉快になったのが、多数の芸能人が無責任な意見を述べていること。そこにどんな意義があるのだろう。視聴率を稼ぐための構成かも知れないが、全く不見識極まりなく、電波の無駄遣いだ。眞子さまの結婚報道と言い総裁選と言い、ワイドショウの低俗性は呆れるばかり。 眞子さまと小室さんにはさっさと下らない話は忘れ、ニューヨークで新たなスタートを切り是非とも幸せになってほしいと願っている。
2021.10.03
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~波乱含みの世界情勢~ 台風16号の影響で、仙台の空はとても暗い。それでも照明を点けずに、窓際のデスクで日課のブログを書いている。今日は10月1日で公開日は翌2日。私は前日あるいはそれより以前に、予約機能を使って書くのが常。多少のタイムラグはあっても、その方が安心。さて、この雨で先日撒いた追肥が融け、天気の回復と同時にぐんぐん野菜が成長するはず。 国連安保理事会の審理が混迷している。原因は9月28日に北朝鮮が発射した超音速ミサイル。日本は国連決議違反として即刻抗議。米国、英国、フランスの常任理事国は北朝鮮に対して「安保理決議の順守を求める動議を出したが、ロシアと中国は北朝鮮の態度を見守るべきとして、賛成しなかった。北のミサイルは距離的にはアメリカ本土に達し、しかも軌道が捉えにくい最新型の開発に成功した模様。 北は30日にも対空ミサイルを発射した。28日は刈り上げ将軍がテレビに映ったが、顔に「いぼ」があったので、11人もいると言う影武者の1人だろう。本人は心臓発作で死亡し、現在は集団体制で政権を保っているとネットの噂。妹の金与正副部長が声明を出していたが、米国、日本、韓国に対する威嚇と様子見だろう。韓国は来春大統領選挙だし、日本は総理が変わり、間もなく衆議院議員選挙がある。 中国は「一帯一路」構想に基づき後進国のインフラ整備を行って来た。だが、スリランカやアフリカの諸国では、いわゆる「債務の罠」による中国への無償譲渡が横行している。インドネシアの高速鉄道整備では日本と中国が競合した。ジャカルタからバンドン間の高速鉄道(上の黄線部分)は当初日本が請け負って路線の決定や測量も済んでいた。だが当時のインドネシア政府は、無償で工事を引き受けると言う中国の甘言に乗って日本との契約を反故にした。 だがその工事は未だに完成せず、莫大な工事費を請求されたインドネシアは日本に泣きついて来た。日本はその後請け負ったジャカルタ・スラバヤ間の準高速鉄道を完成させただけでなく、3つのプロジェクトも定額のODA(政府開発援助)で実現。インドネシアは中国と契約した高速鉄道も改めて日本へ依頼したい意向だが、高額の開発費を投じながら破棄された経緯があることから、静観しているようだ。 つい最近、中国はメキシコ、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ニュージーランドと相次いで電話会談を行っている。用件はTPP参入に対する協力依頼。先に台湾がTPPの正式メンバーになると困るためだが、日本、カナダ、オーストラリアが中国の参入を認めることはない。知的生産物の保護や政府による企業への過剰な援助の禁止を中国が守る保証がないからだ。私たちの目には見えない場所で、今激しい「戦い」が繰り広げられている。 アメリカでは9月末にようやく12月までの暫定予算が成立し、政府機能が維持されることになった。詳細は不明だが、きっと共和党の抵抗が強かったのだろう。一方ロシアでは、近く日本のEEZ内(先日北朝鮮のミサイルが着弾した「大和堆」北方)で軍事訓練することをわが国に通告した。ロシアはこの夏北方領土でも軍事訓練を繰り返している。クワッドやAUKUSへの対抗意識だろう。世界は国益の保持を優先し、どこも戦っている。日本のマスコミや野党の意識は、それらとはかなりずれている。 自民党の総裁選が終わり、岸田新総裁による党内の人事などが少しずつ明らかになって来た。「論功行賞人事」などの批判が目立つが、そんなのは当たり前。党を二分し、これから総選挙を戦うためには党内の融和と人心の一新を図る必要があり、協力した派への配慮は当然。「世論」に踊らされた「小石河勘違いグループ」の妄動が今回の選挙を複雑化し、野党もマスコミも着地点を見誤った。 岸田政権は2Aの傀儡との酷評があるが、傷ついた党を長老が収拾するのは当然。特に「勘違いリベラル派」の増長を抑え、党本来の保守政治に立ち還ろうとする動きは健全と言えよう。党人事もだが岸田さんがどれだけ人事で抵抗したかは、組閣を観れば分かるはず。これまでが順調過ぎた河野さんには、初めての党務も良い修行。調子こいた石破、小泉両氏にはきついお灸が必要。それが組織の論理だ。 さてこの人の引退と年寄襲名問題も順調とは行かなかった。日本相撲協会の「年寄資格員会」(9月29日開催)では、10年間は部屋付き親方として修行すべきとの声が上がり、理事会(9月30日開催)では、「相撲協会規則、ルール、マナー、相撲界の習わし、しきたりを守り、そこから逸脱した言動を行わないことを誓約する条件に年寄「間垣」襲名を認めることとなり、白鵬は誓約しサインした由。やれやれ。 一方大リーグエンゼルスの大谷翔平選手は、今シーズンの投手としての出番は終わったが、投打の活躍で「クワドラブル100」の記録を達成しそう。これは100安打、100投球回、100奪三振、100得点で。二刀流でなければ達成不可能な記録で、大リーグで初めてのこと。また45ホームラン、25盗塁は大リーグで6人目の記録。大した若者。彼はわが日本の誇りだ。
2021.10.02
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~ある一日~ 昨日は朝から晴れ。外の植木鉢に水やりをし、2階に布団を運びベランダの手すりに干す。朝食後はじっくり新聞を読み、ネットで情報を得る。午後には自民党総裁選挙の投票と開票。それがこの日最大の関心事だった。その時電話。生命保険から先月検査入院した際の、保険金が振り込まれた旨の通知。歩いて郵便局へ行ったが未入金。帰宅すると水が出ない。近所の水道工事が原因だが、断水の連絡はなかった。 昼食はうどんとパンと果物でささっと済ませ、13時からはテレビにくぎ付け。まさにドラマだった。下馬評とは全く違って河野票が延びず、議員票は高市候補にも敗れてまさかの3位。これには笑った。マスコミが命名した「小石河連合」が全く機能せず、党員票で辛うじて2位に滑り込み。上位2名による決選投票でも大差の2位に終わった。最初から冷ややかに見ていたが、まさかこんな結果になるとはねえ。 野党は強気なことを言っていたが、私は全く信用してなかった。なぜなら彼らの本音が「菅総理のままの方が衆議院選挙で勝てる」だったからだ。馬鹿な連中だ。自分の都合を優先させるのは日本のマスコミと同じ。ところがネットの世界では高市候補の評判がうなぎ上りだった。政策も主張も一貫して「ぶれ」がない。そして国を想う情の深さ。彼女は日本のサッチャーを目指し、長い間勉強して来たみたいだ。 同じ党に所属するご主人とは政策の違いから、離婚したほど。だが離婚後も変わらずに義母を大事にされた由。そのため元夫の山本拓議員は所属派の二階幹事長に、「今回は高市候補を支援したい」と申し出、二階氏も「それなら2,3人連れて行け」と応じた由。総選挙で自分の当選ばかり気にする議員とは、心構えが違った。2人の女性候補者が堂々と持論を述べたのも、自民党の評価を上げたように思う。 北朝鮮がまたまた新型ミサイルを発射した。米国や韓国に対する威圧であることは間違いないが、外貨の貯えもなく食料に事欠く国が、なぜ最新鋭の兵器を開発出来るのか。サイバー攻撃による仮想通貨の搾取と専らの評判。日本がサイバーセキュリティ強化の対象として、ロシア、中国と並んで北朝鮮を上げたのも頷ける。北は韓国の動向を軽視しているはず。悲しい構造だ。 中国恒大グループの危機については先日も記したが、9月23日に続き、29日も新たな利払いが迫ったため、子会社が保有する銀行の株を売却した模様。どちらも30日以内に解決しない場合はデフォルト(債務不履行)となる。巨額の債務を重く見た中国共産党は、国内企業に対して恒大グループの株を買うよう強制している。全国的な停電が発生し、日本企業も商品生産が不可能な中国。まさに瀕死状態だ。 さて、横綱白鵬の引退と年寄「間垣」襲名がほぼ決まったようだ。問題はこれまで協会に預けていた「積立金」(勝った際にもらった懸賞金の一部)が白鵬の場合は4億円にもなることと、退職金及び報奨金の支給。協会はコロナ騒動が続いてかなり資金が苦しい状態。白鵬は将来日本橋に部屋を創設する予定で土地を確保し、上位で活躍している内弟子が数名いて安泰。相撲協会はどう決着をつけるのか。 夕方郵便局へ行くと生保会社からの保険金が振り込み完了。病院へ支払った額の約10倍。今春新しい保険に切り替えたためだろう。契約時に誕生日が過ぎていて損したが、それを取り戻した形。断水も解決。既に予約していたブログを新たに書き直した。今後は党人事と首班指名後の組閣が楽しみ。野党は何かと難癖をつけるだろうが、そんなの関係ねえ。菅総理1年間の激務、お疲れ様でした。
2021.09.30
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~私が気になったニュース~ 仙台市近郊のダム湖で、先日奇妙な物体が見つかった。長さは約80cm。寒天のようにブヨブヨしてとても気味が悪い。この物体の正体はオオマリコケムシ。小さな虫が集まって粘液を出したのが、こんな形に成長したみたい。鳥の足に引っ付いて外国から来た由。日本の数か所で発見され、中には調理して食べた勇気ある人がいた。味付けを工夫すれば、食感はなかなかみたいだけど。 大相撲秋場所では新横綱照ノ富士(上左)が13勝2敗で優勝を飾った。怪我と病気で大関から序二段まで転落しながら幕内で優勝し、大関から横綱に昇進した場所での優勝。場所中は重さ6kgの横綱を締めての土俵入りもこなしつつ見事横綱の貫録を見せつけた。ただし2人の大関がいずれも8勝7敗と言う酷さ。出場停止中の朝の山と言い、今後の大相撲を支えるべき力士がこの体たらくではねえ。 一方前人未踏の45回の優勝を誇る横綱白鵬(上右)が引退の意向を表明した。数々の大記録を打ち立てた横綱ではあったが、その取り口や土俵の内外での行動が横綱審議会や評議会で論議されるなど、評判は地に落ちた。日本への帰化は認められたが、親方として認可されるかは今後の審議によろう。既に一代親方として活躍している誠実な鶴竜とは好対照だ。 さて、新型コロナ感染症で自粛生活が続くと、人間は濃い味付けを好むようになるらしい。ひょっとして私もその傾向があるかも知れない。独り暮らしだとさらに不安が募ることもある。目下発動中の「緊急事態宣言」は30日に解除されるが、引き続き気を引き締めて暮らそうと思う。でもたまには息抜きが欲しい。その辺を上手にコントロールして、健康で余生を楽しみたいものだ。 大リーグエンゼルスの大谷翔平選手の活躍が凄い。103年ぶりにベーブルースの記録を破ることが目下の話題だが、彼の実績はそんなものじゃない。投手としての10勝目まで後1勝だが、ホームラン45本。打点、得点共100に近い。盗塁は24個、奪三振記録など投打にわたる活躍で、今年のMVPは決定との評判。あまりの強打者ぶりに4試合で13個の敬遠。残念だがそれも大打者の宿命か。 日米豪印による「クワッド」へ参加した菅総理が国連で演説し、北朝鮮のミサイル発射、核開発、拉致問題などを非難した。これに北朝鮮が反応し、政治家としての資質に疑問を抱くなどと論評したが、とんでもないこと。また韓国の文大統領が「朝鮮戦争の終結」について演説したが、バイデン大統領は全く反応せず。北朝鮮の国連決議違反行為を顧みない文大統領。相変わらず異常な国際感覚だ。 カナダバンクーバーの自宅で拘束されていた中国ファーウエイの孟副会長がアメリカ司法省との法取引に応じて「イランへの不正輸出」を認め、3年ぶりに母国に帰国した。このことで、中国はスパイ容疑で逮捕し懲役10年の刑に服していたカナダ人2人を釈放した。中国外交部報道官(右)は得意気にアメリカの不当性を論評したが、バイデン爺さんは結局中国の圧力に負屈した訳だ。 アフガンのタリバン政権は、このほど国の南部の県でイスラム法に基づき、理髪業者に男性の髭剃りを禁止する命令を発動した由。また首都カブールで犯罪を犯したタリバンの兵士4人を、見せしめのためクレーンでその死体を吊るした。外貨が凍結し、経済が行き詰まったアフガンでは、今後タリバンがアヘン栽培で活動資金を得る懸念と、中国による資金援助の影響が憂慮される。 27日政府はサイバーセキュリティ戦略本部(本部長は加藤内閣官房長官)を首相官邸で開催し、今後3年間の「サイバーセキュリティ戦略案」を協議した。ロシア、中国、北朝鮮を脅威として初めて記載し、近く閣議に諮る運び。さて、デジタル庁の平井大臣らがNTTからの接待に応じていたことが判明。最近は官民の接待が閣僚や政府高官の間ではびこっている。一体何を考えているのだろう。 自民党総裁選の投開票が明日に迫った。4人の候補者の集票が取り沙汰されていたが、どうやら決選投票に持ち込まれそうだ。当初は圧倒的な勢いだった河野候補だが、実弟が経営する企業が中国の複数の営業所で巨利を得ている事実や自身の言動が問題になり、急激に旗色が悪化した感じ。台風16号同様、前途に暗雲が立ち込めた。まさに口は禍の元だ。 <アメリカの新型原子力潜水艦イリノイ> オーストラリアへの原子力潜水艦技術提供が原因でこじれていたアメリカとフランスの関係が、イギリスの仲介で修復された。オーストラリア、イギリス、アメリカ国名の頭文字を採った軍事同盟「AUKUS」は、中国の横暴をけん制するための結成。インド洋や太平洋にはフランス領も多いため、関係が悪化すればこの同盟影響が出る。問題は今後の中国の動き。先日は台湾領空に最新鋭機24機が侵入した。恐らく日本の総裁選の結果を注視しているはず。平和ボケの日本国民よ、しっかり目を覚ませ。
2021.09.28
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~ニュースは謎に満ちている~ 病気のトマト わが国の新型コロナウイルス感染者数が、このところ急激に減少している。喜ぶべきことなのだろうが、戸惑いもあるのが正直な話。ウイルス学の研究者によれば原因と考えられることの1つ目が、ウイルス自体の作戦とのこと。あまりウイルスが強くなり過ぎて人間が死ぬと、人間を感染の媒体としているウイルス自体が生き残れなくなる。そこで賢いウイルスは少し休み、今は様子を窺っていると言うのだが。 2つ目の理由はウイルスがあまりにも変容し過ぎて、増殖機能が破壊したのではないかとのこと。どちらにせよ、ウイルスが「トンデモナイ」存在であることは間違いない。そんな特質を知らず、日本の危機管理は最悪だ、初期のPCR検査が少な過ぎたと不安を煽った日本のマスコミ。そして一喜一憂していた多くの国民。ただし、それはウイルスの一面で、「共存」から逃れられないのも厳然たる事実なのだ。 おかしな話が2つ続いた。1つは北海道での話。若いロシア人が国後島から泳いで北海道へ来たと言う。樺太の旧泊から対岸の標津までは約18km。だが男の体は濡れておらずに元気だった。オホーツク海の海水温は低く、たとえ夏でも裸で3時間も海に浸かれば、心臓麻痺を起こすだろう。警察の取り調べに対して、青年はロシア中央部の出身で、日本に憧れゴムボートで脱出したと告白した由。 もう一つは中国大陸から台湾への密航。これが2件あって、1件目は四川省出身の男が、大陸に近い台湾領の島にボートで上陸。ここには金門島や馬祖島という小島があり、中国が住民を脅す目的で浚渫船で今年の春、浜辺の砂をほとんど吸い上げる嫌がらせをした。2件目は福建省の港から台湾の台中市に直接渡航したもの。これは距離も遠くボートも本格的で、台湾当局は中国の偵察行為と見てるようだ。 中国の不動産デベロッパー大手の恒大グループがデフォルトを起こしたことは既に書いた。負債は日本円換算で33兆円と言う巨額。社債の利払い時期が次々迫っていることから、世界各地の市場で同時に株価が下落した。元建て分は何とか支払っているようだが、建設現場の工事が各地でストップしたまま。国民に金が戻ることはなく、他にも行き詰まった不動産グループが多いため政府も見殺しにする模様。 TPPへの参加を巡って、中国と台湾の動きが激しい。最近中国が正式参加を表明。だがTPPでは「知的生産物の保護」と「国家による企業への援助の禁止」を厳格に規定しており、中国が規範を護るのは至難。議長国日本は加盟反対を表明。加盟11か国全ての賛成を要し、中国には荷が重いはず。台湾はTPP参入のため、5年前から国内法を改正して来た。日本は賛成する意向。先に台湾の参加が認められれば中国の参加はさらに厳しくなる。理由は全加盟国の賛成が必要だからだ。 29日に行われる自民党の総裁選挙だが、9月18日開催の日本記者クラブ主催の候補者討論会でトンデモナイ事態が生じた。何と特定の候補者に誰も質問しないと言う珍事。これは珍事と言うよりは予め計画された露骨な嫌がらせ。主要マスコミがこんなことで、果たして日本の自由と民主主義が本当に守れるのだろうか。 質問者は左から坪井ゆづる氏(朝日新聞編集委員)、佐藤千夜子氏(毎日新聞元政治部長)。橋本五郎氏(読売新聞特別編集委員)、小竹洋之氏(日本経済新聞上級論説委員兼編集委員)。全員記者出身の重役だ。こともあろうにこの4人は日中関係、日韓関係、拉致問題関係、憲法改正関係に関して、河野、岸田両候補にはそれぞれ20分以上質問したが、全員高市候補にだけは誰一人質問しなかったことが明らかになった。 そればかりかうっかりしゃべった声を高性能のマイクが拾った。「あっ、4人全員に聞いてしまった」というもので、その内容が「もしも総理になったら、1年で辞める気はありますか」と言うバカなもの。 化けの皮が剥がれてしまった。日本を代表するジャーナリストが、口裏を合わせて高市候補には重要な質問をぶつけなかった。彼らが口を噤んだ質問は、彼女が最も先鋭的な意見を有する論客だったためだ。ここまで日本のマスコミが腐っていたとは驚きだ。これが日頃から「自由」や「民主主義」を声高に唱える新聞社の実態だ。 似たようなことがテレビでも起きたようだ。元NHKのアナウンサーで、現在はフリーでTBS専属の膳場貴子アナウンサーやバラエティー番組「バイキング」の坂上忍が、高市候補への質問時間をほとんど取らず、何も発言出来ない状態で番組を終えたと聞く。その事実はyoutubeで知り、もしもそれを観なかったら、全く知らないままだった。 多分当人たちの意図ではなく、予め局から指示されていたのだろう。なぜなら高市候補は電波を管理する総務大臣を務めテレビ局の実態を知っていたからこその措置だろうし、何事に対しても正論を貫く「マスコミの敵」だったからであろう。 そんな不公平で不誠実な会に対して、自民党青年局と女性局主催の「公開討論会」は違った。こちらは全国の地方議員や学生部メンバーらとオンラインで質疑応答するもので、質問者はどの候補者に対しても自由に質問することが出来、候補者も真剣に質問に応えていた。討論会は数日間開催され、公募で選ばれた100名の中には小学生もいて、これからの政策について質問した。 4人の候補者に対する評価も聞くが、敢えて記さない。ネガティブなことを書いても何の意味もない。誰を総裁に選ぶかは、自民党員と自民党に属する国会議員だけが有する権利。私たち国民は誰が何を唱え、今後どう実行するかを監視するだけ。そのためにも次の衆議院議員選挙でしっかり権利を行使したい。ますます感性と判断力を磨く必要がある所以だ。
2021.09.26
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~マックス爺の視点から~ キャベツの葉 天気が良いと気温が上がる。洗濯物が早く乾くし、布団はフカフカで気持ち良い。だが困ったことも起きる。どこからともなく蝶々が飛んで来て、畑の野菜に卵を産み付けるのだ。やがてそれが孵化して小さな黒虫となり、次第に葉っぱを食い荒らして太っちょの青虫になる。油断しているうちに穴は巨大化し、野菜の成長に大きな影響を及ぼすことになる。そうなると噴霧式殺虫剤の出番。出来るだけ使用したくないのだが。 クチナシの葉 S先輩の姿を観ていない。恐らく見かけなくなってから半年以上は立つだろうか。最初の職場と2番目の職場で一緒だったS先輩。部局は違ったが縁があり、私が長い転勤暮らしを終えて仙台に帰って来てからも近所のスーパーで良く見かけた。すい臓がんの手術をし、「もう長くはない」と言っていた彼。顔見知りの奥さんは認知症と聞いた。そう言えば奥さんの姿も3年以上見ていない。さて、どうなったのか。 雨上がりのシュウカイドウ 仙台市が市内の支援団体と協力して、ホームレスの人たちへの新型コロナワクチン接種計画を進めている由。76人中48名分のワクチンを確保し、近く開始する予定だそうだ。副反応が出ても困らないよう、暫定的な宿泊施設も準備したと聞いた。仙台がホームレスの人たちにとっては北限らしい。それ以北の場所は冬の寒さが厳しく、野外での生活は無理らしい。仙台でもマイナス5度にはなるけどなあ。 照明灯 北朝鮮が先日列車から中距離ミサイルを発射した。経済制裁を続けるアメリカに対する威嚇や、気に食わない韓国への嫌がらせの積りかも知れない。だがミサイルは日本のEEZ(排他的経済水域)に着弾した。場所は日本海の好漁場である「大和堆」の北側。そこには日本の漁船だけでなく、中国の違法漁船も出漁することがある。危険極まりない国際法違反行為。総裁選真っ最中の日本への警告の意味もあるか。 花の種 その北朝鮮が9日の建国記念日に行った軍事パレードと舞踏会で、新型コロナのクラスターが発生した模様。同国は新型コロナのパンデミックを怖れて中国との国境線を封鎖し、そのためもあって経済的に行き詰まり、自然災害で食糧不足にも陥っていた。だが雨の中発熱のあった民防衛大学学生らを参加させたのが原因と伝わる。金正恩の激やせぶりにも驚いた。40kgほど体重が減って、まるで別人みたい。 梢 中国が新疆ウイグル自治区と四川省の奥地に、大陸間弾道弾の地下基地を400か所ほど建造したことがアメリカのスパイ衛星の画像で明らかになった。そのうち半分は「ダミー」と言われている。ウイグル族への人権侵害を世界から非難されていることへの反発や、強硬姿勢を取るアメリカに対する威嚇なのは間違いないだろう。習近平の独裁と孤立主義がもたらす弊害は甚大。異常な軍備拡大は野心の証だろう。 暗い部屋 香港選挙委員会選挙に立候補出来る「愛国者」の審査がこのほど終わり、これまで自由香港をリードして来た「民主派」はほとんど立候補出来なくなったみたい。そのせいもあってか、香港市民の約2割が外国への永久脱出を希望している由。元の宗主国であるイギリスは香港市民の受け入れを表明しており、今後国際経済都市香港の自由度が急速に崩壊し、中国に及ぼす影響も大きくなると想定される。 だがそれらをよそに、このほど中国は中国共産党創立100周年を記念して、5164機のドローンを駆使して、空中に大掛かりな模様を描いた。不鮮明だが上の写真がその一部。またこの度中国はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定=議長国は日本)への参加希望を、ニュージーランドに伝えた。だが加盟11か国の賛成を得るのは至難で、中国経済の行き詰まりを物語るよう。実際国内大手不動産の恒大グループの莫大な債務超過で、世界同時株安が始まった感じだ。 一方アメリカの足取りもどこか覚束ない。アフガンでは爆薬を満載したとされるタリバンの乗用車を無人偵察機で爆破したが、後日これが誤爆だったことが判明した。遺族らはアメリカに対して損害賠償と外国への移住を要求している。バイデン爺さんは何を思ったか最近突然習近平氏と電話で会談し、両国の関係改善について協議したと伝わっている。 またオーストラリアとの原子力潜水艦提供に関しても、フランス政府に疑念を抱かせた。フランスはかねてよりオーストラリアと原子力潜水艦に関する技術提供の協定を締結していたが、突然アメリカが割り込んだため激怒し、アメリカとオーストラリアに厳重に抗議した。カマラ・ハリス副大統領は外交のど素人で、ほとんど役に立たないと専らの評判。バイデン爺の迷走は果たして認知症の表われだろうか。 キダチベコニア 上皇さまが昭和天皇と並んで歴代一位の長命となられた。それが先日の発表なので、もう単独一位になられたはず。「記紀」によれば150歳を超える天皇もいたがそれは神話で、実在は証明されていない。さて、わが国のワクチン接種率はアメリカ合衆国に並び、近く抜くと聞く。オリンピックやパラリンピック同様マスコミや野党が政府批判はしても、成功を称賛した例を聞かない。外国が称賛して初めてわが国の偉大さを知る間抜けさ。だがそれでも地球は変わらずに回っている。
2021.09.23
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~難民になると言うこと~ 写真は記載内容とは一切関係ありません。 アフガン(アフガニスタンの省略形)の婦人が赤ちゃんを産んだ。この混乱のさ中にだ。産んだのはアメリカの軍用機で運ばれたドイツの米軍基地内。きっとアフガンの婦人は、その軍用機が一体どこに向かうのかを知らなかったと思う。しかし良く米軍は、アフガン難民を軍用機に乗せたものだ。恐らくは脱出する方も、軍用機を操縦する兵士もきっと必死だったに違いない。 米軍機が向かう先は、アラビア半島とドイツの2か所。その地の米軍基地に急遽アフガン難民を収容するスペースを確保したようだ。だが、双方とも満杯状態に近くなったようで、次の受け入れ先は韓国とわが国内の米軍基地と発表した由。米軍基地内は日本の権力が及ばないため、承認するしか道はない。 日本も自衛隊の輸送機を3機アフガンに向かわせた。これは駐アフガンの大使館員を日本に移送するため、ただし日本大使館に勤務していたアフガン人も例外措置として、日本に受け入れを認めたみたい。またアフガン周辺国から帰国希望邦人も帰還させる由。この後一体どれだけのアフガン難民が、無事脱出出来るのだろうか。 と言うのもアフガニスタン国立銀行にある資金のほとんどは外国資本で、既に外国資本が確保済み。そのため新政権が使用出来る資金は、わずか0.1%か0.2%らしい。タリバンはどうしても外国の援助なしでは国家運営は不可能。そこに中ソが付け入る隙がありそうだ。またタリバンは、国外に逃亡した前政権幹部とも連絡を取り合ってる由。協力を得るためか、それとも罰するためか。 タリバンは目下、アメリカ軍に協力した国民が誰かを必死で調査していると聞いた。これは当然罰するためだとしか思えない。アフガンでの医療活動や、農業発展のために尽力した日本人医師をも殺したほどの彼ら。恐らく恐怖政治は何も生まず、人々に強烈な恐怖と深い不信感を植え付けるだけなのではないか。イスラム至上主義には融和も平和も感じない。あるのはただの不毛。アフガンの国土そのものだ。 1月ほど前までの新聞小説で、不法滞在外国人と入国管所職員による厳しい審査の現実を知った。主人公の一人は滞在期限が切れたスリランカ人。その彼を何とか救おうとする日本人母子。これはハッピーエンドになるのだが、それとまるきり反対のことが現実となった。 日本滞在中のスリランカの女性の滞在期限が切れる。彼女は重い病気(糖尿病)にり患しているが、審査機関によって収容。弁護士も付けてもらえず、糖尿病の治療も許されない。その結果死に至った。母国から妹と母親が来日し、監視カメラで撮影した映像の提供を要求する。提出されたのはまだ半分とか。まさか新聞小説で知った不法滞在外国人問題。日本の関係法がこれまで通りで良いのか、考えさせられた。 さて、アメリカがアフガンから撤退する理由は、「軍」と言う限りある資源をより有効活用するためとのこと。これはつい最近「バイデン爺さん」が自らマイクに向かって話した。もっとも原稿はゴーストライターがいるのだろうし、主要な国家政策や外交方針はオバマ政権当時以来の優秀な閣僚が打ち出し、爺はただ「口パク」で話すだけだろうが。もしそうでないとすれば、奇跡に近いかも知れない。 それでは中国がアフガンに強い関心を寄せる理由は何だろう。もちろん「一帯一路」計画に中央アジア諸国やアフガンを取り込むこと。実は中国とアフガンはわずか76kmだが国境を接しているのだ。大半は山岳地帯だろうが、インド洋への近道であることは間違いない。「クワッド」でもし睨みを利かされても、「抜け道」があれば中東からの原油調達はさほど困難でない。私はそう見たのだが。<続く>
2021.08.24
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~終戦記念日に寄せて~ 今年の終戦記念日式典から 先日の俳句教室で、戦後の風景を句に詠んだ仲間がいた。私は比較的最近NHKのドキュメンタリー番組「新映像の世紀」や、歴史ドラマ「大地の子」を観た。どちらも終戦記念日を意識した再放送だったのだろうが、私の胸に沁み入るものがあった。 実体験していない戦争と、敗戦の大きな影響、当時の世界情勢など、知らなかった世界がほんの少し見えた感じ。こんな仰々しいタイトルで、老ブロガーが気楽に書ける内容でないことは百も承知。だが恥をかくのも良いじゃないの。自分の頭や気持ちの整理のためにも、敢えて挑戦したいのだ。 アフガニスタンで政変が起こった。過激派タリバンが政府軍を駆逐したのだ。ここ1か月ちょっとのうちに、彼らの支配地がみるみる真っ赤に染まった。国民もそして外国人も国外へ脱出しようとして必死。飛行場の金網をよじ登り、米軍機にしがみつこうとする人々。まさに修羅場とはこのこと。既にTV放送も規制を受けた。タリバンは自国民に対して、「乱暴はせず女性の人権は守る」と言っているが、果たしてこの混乱は治まるのだろうか。 崩壊寸前の世界貿易センタービル そもそものきっかけが2001年9月11日の同時多発テロ。この暴挙に怒ったアメリカが、犯人の過激派を匿ったとしてアフガンに軍隊を派遣。以後駐留を続けていた。なのに国内事情から軍の撤退を決定。それに慄いた前政権は国外に逃亡した。そもそも同時多発テロ事件疑惑が、果たして真実だったのかどうか。テロに無関係のかなり離れた古いビル2棟も、後に倒壊したと聞く。 大王アレキサンドロス3世(英語での呼称はアレキサンダー) アフガンはマケドニアの若き王アレクサンドロス3世(アレキサンダー)の大遠征(紀元前356-323年)以来民族の対立が激しく、数少ないがギリシャ系民族が今も存在する由。もちろん大王の軍隊の子孫だ。民族のるつぼ、宗教のるつぼ。そして東西文明の交流点。バーミアン渓谷の大仏像(世界文化遺産)が当時のタリバン政権によって破壊されたのも、同時テロと同じ2001年だった。 (1) (2) (3) (1)は世界文化遺産に指定されたバーミアン渓谷の大仏で、偶像崇拝を嫌うイスラム国家時代、既に顔が切り取られ、両足の下部が劣化のために崩落している。(2)はタリバン政権によって完全に爆破された仏像。(3)は(1)よりも古い時代の本来の大仏と考えられる石像を、CGと投影によって再現したもの。 アフガン情勢に早速この人が反応し、米軍の撤退を非難した。まだソ連だった時代に、ソ連の戦車がアフガンの地を蹂躙したことなど忘れたかのような口調だ。ソ連の冷酷さと暴虐は、その後東欧社会主義国家の崩壊につながった。つい最近、ロシアの極東大臣が、大規模開発推進のための「北方領土特区」の準備が完了したと公表。日本が主張する「北方領土」はロシアの領土として譲れないが、開発への協力は認めると言う図々しさ。 計画を公表する極東発展相 プーチンとロシアの強権政治は欧米から警戒され、経済制裁を受けている。彼らも現状打開に必死。だから同じように世界から非難されている中国と、共同歩調を取るのだろう。わが北方領土が返還されることは先ずあるまい。全ては「ヤルタ協定」で決定済みとの認識。わが日本国民は何と無知、無頓着なのか。それらのことについては、次回以降じっくり書きたいと思う。 こちらのこの人もアフガンに反応し、米軍の撤退をなじった。だが本当はほくそ笑んでいるはず。新疆ウイグル自治区での人権侵害から世界の目を逸らさせ、「一帯一路」がアフガンを通れば思うつぼ。恐らくは今後タリバン政権に近づくはず。ほぼ同時期に台湾空域に中国機が侵入し、わが尖閣では百隻の「中国漁船」が操業中。同時に海警局艦船4隻が領海へ侵入したが、いずれも不法行為。本来なら逮捕すべき重要事態だが、菅政権にそんな覚悟が果たしてあるだろうか。 各地で続く中国の大水害 もちろんバイデン政権の出方を窺っているのだ。あの耄碌爺さんが、尖閣や東シナ海、南シナ海で中国軍と本気で対峙する気があるのかと。新型コロナの発生源として、武漢のウイルス研究所が疑われ、WHOは再調査を求めている。中国は今年もまた大水害が発生中。そして香港のみならず中国本土からも、国外への脱出者が激増しているらしい。果たして中国に、今後どのような打開策があるのか。では初回はこの辺で。<続く>
2021.08.21
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~映像と真実~ 沖縄に関する映像を幾つか観た。正確なタイトルは忘れたが、内容は良く覚えている。一つは1995年の10月。沖縄駐在の米国海兵隊兵士3名が、沖縄の女児に乱暴した事件。米兵は基地に逃げ込み、沖縄県警は取り調べも逮捕も出来ないまま。怒った島民は宜野湾市の海岸にある公園で抗議集会を開いた。基地に逃げ込んだ兵士が守られた理由は「日米地位協定」の存在。そこは治外法権の世界だった。 これだけの県民が集まることは滅多にない。第二次世界大戦後、奄美と沖縄は米軍の統治下に置かれ、軍政府が指揮を執った。車は右側通行だし通用するのは米ドル(B円)。米軍統治のお陰で良くなったものがある。一つはマラリアの駆除であり、もう一つは米国への留学。だが、荒れ荒んだ米兵の犯罪は多かった。朝鮮戦争やベトナム戦争へ沖縄の若い米兵が派遣され、彼らの精神は病んでいたのだろう。 女子高生仲村清子の演説 この集会で演説した一人の女子高生の顏を今でも良く覚えている。それだけ彼女の主張が理路整然としていたからだし、島民の怒りと悲しみに満ち溢れていたからだ。彼女の訴えは島民の気持ちをさらに高め、米軍基地返還要求運動へと発展して行った。彼女はその後、確か琉球大学理学部に進学したはずだ。米軍も自衛隊も日本政府も慌てた。そして当時の橋本龍太郎総理は、アメリカに飛びクリントン大統領と対談した。 ひめゆり学徒隊がいた塹壕 クリントン氏は橋本総理に言った。何か言い残したことはありませんかと。そこで総理は思い切って口を開いた。「普天間基地」を返還してくださいと。「日米地位協定」に異を唱えることは出来なかったが、市街地の真ん中にあり最も危険な普天間飛行場が返還されれば、県民の米軍に対する心情は大きく変化するだろうと。帰国した総理は早速米軍の責任者と会談した。 市街地の中の基地と普天間飛行場 会談は普天間基地を7,8年のうちに日本へ返還し、その機能を移転することで合意した。これで事態が大きく進展するはずだったが、現実はそうならなかった。その後誕生した民主党政権の鳩山首相が、何を考えたか普天間の移転先を「最低でも県外」と言い放ったのだ。彼にとっては単なるリップサービスの積りだったのだろうが、20年近くかけて整った「辺野古への移転」は、その一言で遠のいた。 大田昌秀知事 当時の大田知事は大戦中は「鉄血勤皇隊員」だった。少年兵だろうか。戦後は早稲田大学に入学し、その後米国に留学。琉球大学教授となってメディア社会学を研究した。そのためアメリカの公文書館などで沖縄関係の貴重な資料を発見した。沖縄勤務当時、私も何度かキャンパス内で遭遇したが、寡黙で穏やかな人だった。その後知事になった仲井間弘多は官僚や沖縄電力の経営者の経験があり、実務家だった。 戦後間もなくの那覇市「国際通り」 那覇市天久の米軍住宅、那覇軍港、読谷村の「ゾウのオリ」、名護市の通信基地は返還され、新たな街づくりが出来た。現実派の彼は沖縄振興と引き換えに「辺野古」への移転と埋め立て工事を容認した。だがその選挙対策委員長だった翁長雄志が「オール沖縄」を標榜して当選すると、辺野古移転も埋め立てにも反対して、老朽化した普天間飛行場の移転は宙に浮いた。そして彼は現職中がんで死んだ。 糸満市摩文仁祈念公園 その後を継いだ玉城康裕(デニー)知事は前立民党の国会議員。彼も「オール沖縄」を標榜する移転反対論者。危険な普天間基地問題には全く触れず、また尖閣諸島海域に侵入する中国の「海警」に抗議もせず、沖縄振興だけは要求して已まない。何の苦労も知らない能天気な男。沖縄振興法案は来年度で打ち切り。もう本土以上に沖縄は整備されたが、金だけは要求する。沖縄は「たかり」精神が旺盛だ。韓国と沖縄はとても良く似ている。 辺野古岬の埋め立て工事現場 辺野古の埋め立て用の土砂は、本部町から南部へと採掘地が変わった。そこからは去る大戦で亡くなった方の遺骨が出る。ところが県も国も何の指示もしない感じ。せめて一か所にまとめて合祀できないものか。沖縄では基地内の土地の権利が取引されている。高額の「土地使用料」が毎年支払われ、もし返還されればその何百倍もの高値で売れるからだ。また値打ちのない土地の返還を拒むケースもあった。沖縄は単なる正義の島ではない。長年住民が嘘をついて遺族年金を詐取していた島もあるのだ。<続く>
2021.07.03
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~わたしの偽らざる認識~ 歴史の話をする前に、気になったニュースの続きを書こうと思う。Y新聞によれば習近平国家主席は、2017年からの第2期政権で成し遂げた成果として、次の5つを挙げたと言う。1)新型コロナウイルスを抑え込んだこと。2)対米貿易摩擦を持ちこたえたこと。3)香港の民主派を抑え込んだこと。4)医療・教育問題を改善したこと。5)貧困脱却を実現したことだ。甚だしい自己陶酔と言えよう。 新型コロナウイルスはその後変異株が続出して、世界の感染者数は減少どころかますます増加する勢いだ。自由主義諸国でウイルスの中国発生説を信じる国も多いし、出来れば発生源の中国に賠償を求めようとする国が多いはずだ。米中間の貿易戦争は過激だったが、まだその影響は消えてはいない。「一帯一路」や「レアアース」の恣意的な価格のつり上げ、不公平な関税に不満を持った国は多いはずだ。 中国の飽くなき宇宙支配の野望にも辟易したはずだ。アメリカのGPSに依存しないより正確な位置情報体制を構築し、宇宙空間の支配を目指して攻撃ロケットを打ち上げ、その残骸を成層圏内にまき散らした。5G制覇を目指したファーウエイは失速したが、脅威を感じたアメリカは「宇宙軍」を創設して、サイバー攻撃などへのより強固な対応に乗り出した。 習近平体制移行後、中国が得たものはなんだったのだろう。確かに一時は世界第2位の経済大国になったが、その後多くの障害が発生した。強権的な政権は自国民に犠牲を強い、少数民族や香港の自由を奪い、世界で信用を失った。その結果ますます外交は手狭になり、中国に同調する国家はロシア、北朝鮮、一部のアフリカ国家など少数。今や「オオカミ少年」は世界の嫌われ者だ。 S新聞によれば、イギリスに移住した香港人は既に10万人はいると推定されるようだ。香港人のみならず、母国を見捨てた中国人の海外脱出が今後も続くのではないか。表現や宗教の自由がない。今後激減することが確実な人口。収入は伸びず、土地も住宅も国家のもの。相次ぐ災害と農産物不足と食糧危機。大気汚や河川や土壌の汚染。共産党の政策が成功しているとは到底思えない。そんな中国に未来はない。 それならアメリカはどうだろうか。議会では超党派の議員団で中国への制裁と賠償金を要求する動きがあるようだ。国境の壁を壊すことを公約したバイデンだが、国境に押し寄せる不法移民に恐れをなし、副大統領のカマラ・ハリスを責任者としたが、彼女が国境へ出向いた形跡はなく、中南米の一部の国に、「不法移民」をよこさないでと懇願しただけだった由。 こぼれ種から育ったトマト 対中国強行策、不法移民への対応、アフガンからの米兵撤退、コロナ対応と経済政策。あれほどトランプの大統領令を片っ端から取り消したバイデンが、今トランプが敷いた路線を懸命に守っているように感じられるのはわたしだけだろうか。トランプの政策は基本的に間違ってなかったし、今でも彼の熱烈な支持者は多く、講演会には大勢の支持者が押し寄せると言う。 どうやら2024年の大統領選にトランプ氏は立候補しそうだし、来年の中間選挙でも動きがありそうだ。幾つかの州では前回の大統領選での不正選挙が証明され、結果を覆す動きがあるみたい。あれほどトランプを阻害したSNSやマスコミもかつての歪な態度が少しは治まったように見える。だが、ジュリアーノ氏の弁護士資格はく奪の動きなど、DSの影響も残っているように見える。 しかし、トランプに対する議会での2度にわたる弾劾裁判や、連邦裁判所が訴えられた「選挙不正」へ何も対応しなかったと言う驚くべき事実は、現代アメリカの紛れの無い暗黒だ。巨大IT企業やマスコミの利益追求と不公平さは決して忘れられない事実だった。世界は嘘で出来ている。「ディープ・ステート」は正義を抹殺して、不正を愛した。そう憤ったあの頃を、どうしても忘れられない私だ。 あの頃は正義を追求する熱心なユーチューバーがたくさんいて、連日彼らが苦労しながら発信する動画に見入った。あの時の日本のマスコミは一体何を報道したのか。そして最近youtubeは俗悪で金もうけのための動画で溢れ、新聞もTVのバラエティー番組もコロナとオリンピックに関する報道に終始しているように見える。だが、ひと頃の政府批判よりはずっとマシ。少なくとも知ったかぶりは減った感じがする。 批判も揚げ足取りも簡単だ。だが自分がその立場に立ち、未知の案件に遭遇したら果たしてどんな決断を下し、どんな行動が取れるのか。言うのは簡単。せめて今世界で何が起き、世界がどう反応してるのかを、自分なりに考えてみるのはどうだろうか。簡単にマスコミを信じるな。分からないなりに自分の頭で考え、責任と誠意を持ってブログを書け。雨の日ジジイはそんなことを考えた。明日からは7月だ。<続く>
2021.06.30
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~マックス爺の我慢の日々a~ これから書くのはニュースと言うべきか、それとも非常識な常識と言うべきか。男は一人ごちた。あまりにも腹立たしいので、今日のブログのカットはわざわざ「本物」の写真をネットで探さずに、俺が撮った無関係の写真を使おうと思う。これは俺の気持ちで抗議の意味も込めたんじゃよ。さて、一体どんな話になるのやら。 <ジャガイモの葉が枯れて来た。そろそろ掘り時だ> イギリスでG7の会合があり、オーストラリアなどと共に韓国もオブザーバーに呼ばれたことは誰でも知ってるだろう。だが嘘つきなあの国は、今回もやらかした。1つ目は、集合写真の文大統領の「立ち位置」をすり替えて、中央付近に修正したものを、自国の新聞が載せたようだ。オブザーバーの国の代表がそんな中央に並ぶことはないんだが、何と言う小賢しさなんだろうねえ。 <咲き終えて剪定直前のミニバラ> その文大統領は帰国前スペインに立ち寄ったそうだ。そこでスペインは気を利かせて韓国の古い地図を出して見せたそうだ。その地図には日本海に浮かぶ鬱陵島と隣の「竹島」が描かれていた。それを観た文氏が小躍りした。「ほら。竹島は昔から朝鮮のもので、日本帝国が奪ったのだ」と。ところがそれがとんだ見当違いでね。「竹島」とされたのは当時は別な名で、しかも島の位置が一定しない代物なのさ。 樹陰 その地図だが、俺は以前にネットで観てブログに載せたこともある。だがな、竹島は当時「松島」と言う名で呼ばれ、鬱陵島の東60km離れた場所に位置していて、望遠鏡の無い時代には目視は不可能なんだよ。しかも鬱陵島とその隣の小島も日本領だったんだが、明治新政府になってから権利を放棄し、松島から名を変えた「本物の竹島」を国際法に則って日本領にしたそうだ。凄い事実だが、第二次世界大戦終了後、まだ日本が国連に復帰出来なかった時期に李承晩が、竹島を勝手に引いた「李承晩ライン」の内側に取り込んで、自国領としたのが真実。日本には緯度経度が入った竹島の古一図もあるからのう。 コムラサキの花 イランに再び強硬派の政権が誕生した。ライシ師がしている黒いターバンは、ムハンマドの直系子孫の指導者だけが許されるみたいだ。早速彼はアメリカへ制裁解除を求めたようだ。それで思い出したのが、2年ほど前韓国に課した3点の化学製品の輸出管理。フッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素だった。韓国はそれを不服としてWTOに提訴したものの、日本の措置は適合として却下されたのさ。 ゴーヤの蔓と花 ところがじゃ。この度ダイキンが韓国にフッ化水素の工場を建てることになったそうじゃ。どうしてと思うじゃろうが、ほとんど無関係。同社の製品は規制の対象外での、純度が低いんじゃよ。あの規制の対象になったのは、純度が99,99と9が12個も連なるもので、IT関係の工業製品に欠かせないだけでなく、ウランの濃縮用途にも使えるらしい。つまり当時韓国の輸入先が不明だった量がイランへ違法に転用した可能性があると考えられると言う訳かのう。 カボチャの苗 考えて見ると、トランプ大統領が「イラン制裁」の枠組みから脱退したことがあったじゃろ。あれはきっと韓国企業が高純度のフッ化水素をイランに横流ししたと感づいたのかも知らんのう。つまりイランはそれを使ってウラン濃縮を図り、兵器つまり原爆の開発に乗り出すことを懸念したのかも知らんのう。そう考えると何もかも合点が行くぞ。男は深いため息をついた。「韓国は愚かな国じゃのう」。 育ちゆくわが家のキャベツ 「それにしても」と男は言葉をつないだ。「中国はとんでもない国だ」。香港の民主化活動家の周庭さんは仮釈放されたが、まだほかにも裁判中の容疑がある。そして「リンゴ日報」の社主が逮捕されて資産は凍結。ついに発行停止に追い込まれた。その上残された編集主幹ら7人も逮捕されてしまった。もう香港に自由はないのう。これから香港人は一体どこへ向かうのか。イギリスは喜んで迎えると言ってるが。 雲南百薬の蔓 中国の狂気が止まらない。ウイグル族のジェノサイドには、世界の先進国が「ノー」を突き付け、新疆ウイグル自治区で生産された木綿などの輸入禁止に踏み切った。内蒙古自治区の漢民族化教育と蒙古語の使用禁止。法輪功信者の逮捕と臓器摘出。そしてチベット仏教信者へのさらなる抑圧と、中国の全体主義化の勢いは留まるところを知らないぞ。 花の種 新型コロナウイルスの「武漢ウイルス研究所発祥説」はどうやら本物のようじゃのう。アメリカに亡命した中国政府の高官は、菫経緯国家安全部副部長だと言う噂じゃ。彼は娘と一緒にアメリカのカリフォルニア州に脱出し、目下米国の秘密機関の管理下に置かれている由。そこで自分が知った国家の最高機密を米国側に漏らしているようだぞ。武漢ウイルス研究所発祥説はこれまでもあったが、今回は中国全体の国家機密の漏洩だから、問題とその影響はさらに大きくなるだろうなあ。 わが家の青シソ もちろん中国政府は彼の逃亡を否定したさ。それで彼がその後もある会議に出席したとのニュースを流したが、その写真は掲載していないと言うか、出来ないのだろう。その上中国共産党の幹部職員名簿の「副部長」の名前と写真を全部削除した。彼の名前と肖像が明らかになることを阻止した積りなんだろうな。中国が古来どれだけの人を殺して来たのかを考えると本当に寒気がするよ。 光と影 近代、現代になってからも中国国内での殺戮はおびただしいものがある。国民党と共産党の内戦、文化大革命による抹殺、天安門事件による抹殺、そして前述した少数民族などへの強権発動。恐らく1億人はこの一世紀の中で殺されたに違いない。そして今なお人権無視と監視社会は続いている。そんな国に未来はあるのあろうか。共産主義に未来はあるのだろうか。世界は嘘で出来ている。単純な男はそう感じたのだが。<続く>
2021.06.29
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~G7で何があったのか~ 英国コーンウォールで開催されたG7サミットが無事終わった。2年ぶりに対面方式での開催だったが、自由主義陣営の結束が図られ、今後の進路に光明が見える結論が出されたのではないか。ひと頃は「認知症」を疑われたバイデン氏が中国に対する強硬姿勢を貫いたことに驚かされたが、中国と経済的な協力関係にあるドイツ、イタリア、フランスからもさしたる反対は出なかったようだ。 だが早速韓国がやってくれた。今回のG7にはオーストラリア、インド、韓国がオブザーバーで招かれていた。韓国の「聯合ニュース」は言う。日本とは現地で会談する約束をしていたが、日本はそれを破ったと自国民に報道。日本は加藤官房長官が即座に否定した。そんな約束は初めからしてないと。ただし、文大統領の挨拶を、礼を失しないよう菅総理が受けたのが実態。 新型コロナウイルスによるパンデミックで、トランプ氏が中国に対して1100兆円の損害賠償を請求すると主張したことは以前にも伝えたが、イギリス、イタリア、ドイツ、エジプトなどでも後を追うように、総額で1京1000兆円規模の賠償を要求していることが明らかになった。パンデミックの発祥地が中国と断定しての措置であることは当然だ。 武漢のウイルス研究所から人為的に操作したウイルスつまり生物兵器としての新型コロナウイルスが流出したことはこれまでも何度か書き、今もなお新たな事実が明らかになっている。何しろその研究所で研究に従事していた中国人高官が亡命先のアメリカで真実を語ったのだから、それ以上確かなことはない。 中国製のワクチン そのことは中国シノファーム製のワクチン製造でも照明出来る。同社製のものは「不活化ワクチン」で、生のウイルスを弱毒化して製造する旧来型。ウイルスの不活化に成功し、かつ効果と安全性を獲得するには何か月も要する。中国は2020年6月に第2段階の臨床実験に入ったと公表しているが、開発期間から逆算すると2019年8月に開発研究を開始してないと間に合わない。 皮肉な話だがそれも「武漢発祥説」の根拠となるのだ。誰が嘘を言ってるかは明らか。そして中国に対する疑念は、これからも新たな証拠と共にさらに深まると思われる。それなのに自国製ワクチンを贈る偽善外交を貫いている中国。 米国原子力空母「ドナルド・レーガン」 さて6月5日にワクチン不足に苦しむ台湾に対して、アメリカが空軍の大型輸送機を使って大量のワクチンを贈ったことは既に書いた。この時中国はもし米軍機が台湾に降り立てば、ためらわずに襲撃すると公言していたが、実際は何も起きなかった。それどころか米国は原子力空母「ドナルド・レーガン」を台湾の東海岸に待機させていたのだ。アメリカの本気度が分かると言うものだ。 さて、アメリカと呼応してこの時わが国も英国製のワクチン124万回分を台湾に送った。これに感激した台湾の有志は、日本の新聞各紙に日本人への感謝の気持ちを伝えるべく、全面広告を載せた。それが右上の写真。 そしてそれを観て感激した日本の有志が、台湾の地元紙に載せた感謝の広告が左上のもの。台湾はこれまでわが国が大地震などの災害を受ける度に援助の手を差し伸べてくれた。当然わが国も、台湾で災害が生じた際は返礼の意味で義援金を送って来た。そう言った魂の交流がこのような新聞広告掲載になったのだ。平気で嘘をつく隣国もあれば、黙って友情を示す隣国もある。どちらを信頼すべきは明白だろう。
2021.06.16
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~最近知ったニュースから~ 水中のザトウクジラ いやはやたまげた。なんと海中でロブスター(伊勢海老)漁をしていたアメリカの漁師が、口の大きなクジラに遭遇し、突然強く押された感じがしたと言う。クジラに丸飲みされ、真っ暗の中で30秒ほどもがいていたら光が見え、クジラが頭を左右に大きく振って海面に出された由。 マサチューセッツ州の位置 飲み込まれたクジラから無事脱出したのは、アメリカ合衆国マサチューセッツ州の漁師、マイケル・パッカードさん。彼が吐き出される瞬間を目撃したのは、仕事仲間のジョサイヤ・メイヨーさん。長さ10mほどのクジラが海中から浮上して来て爆発のような水しぶきが上がり、パッカードさんが飛び出て来た由。飲み込まれた方も、それが吐き出されるのを観た方もビックリしただろうね。 ジャンプするザトウクジラ この話を聞いたクジラ研究者は、その話を信じたそうだ。研究者は2人と面識があり、彼らが嘘をつくような人でないことを知ってからだ。それに彼はザトウクジラの喉がとても狭くて、人間を呑み込めないと考えた。ザトウクジラが食べるのはオキアミで海水と一緒に飲み込み。漉し取った後の海水を鰓から吐き出す。因みに私が住む宮城県にはミンククジラの捕鯨基地があるんだよ。 オオカミ犬 長野県の軽井沢で飼われていた「オオカミ犬」2匹が柵から脱出して逃げたとのニュースにもたまげた。まず「オオカミ犬」って何って思うよね。それがなぜ逃げ、どうやって捕まえたのか。どうやら柵は修理中だったみたいで、2匹が逃げたのを知った飼い主が必死に探した。もちろん警察署にも連絡して付近を捜索したんだが、近所のお婆さんが犬の姿を見たと言う。 捕まったオオカミ犬 オオカミ犬はとても臆病で警戒心が強いんだって。それでブルーシートを持って、2匹をジワジワと追い詰め、元の場所に追い込んだみたい。無事で良かったね。しばらく前には横浜でアミメシマニシキヘビの脱走騒ぎがあったよね。しっかり管理を頼んだよ、飼い主さん。 ほかのオオカミ犬 オオカミ犬は犬とオオカミの交雑種、もしくはその交配を元に作出された犬の品種。大型犬種の一つ。シベリアンハスキー、アラスカン・マラミュート、シェパードと家畜化されたオオカミを交配したもので、オオカミの血が75%以上のものを「ハイパーセント」と呼ぶ。体高は66cmから81cm。体重は45kgから70kg。体毛の密度が高いため寒冷には強い。跳躍力は2mほどある。 飼い主がリーダーとして握っていれば、家畜を襲うことはない。警戒心が強い反面、仲間と認めたものとは良好な信頼関係が作られ、イエイヌとしての他の犬種よりも結びつきが強いそうだ。 紀州犬 さてこれは余談だが、何年か前に紀伊半島一周の旅をした際のバスガイドさんの話。「紀州犬の先祖はオオカミです」と。これには思わず笑ってしまった。紀州犬のみならず、すべての犬の先祖はオオカミなのだ。強いて言うなら「紀州犬の先祖はニホンオオカミ」だろう。だがそのニホンオオカミが絶滅してからかなりになる。多くの日本犬の先祖はニホンオオカミ。オオカミにも相当の種類が存在する。 キクガシラコウモリ これもつい最近知ったニュース。中国の南方の洞窟内で捕獲したキクガシラコウモリから、新たなコロナウイルスが発見された由。以前流行した「サーズ」や「マーズ」のウイルスもこのキクガシラコウモリ由来だった。しかし中国人はなぜそんな危険な病気をもたらすコウモリに拘るのか。 上は武漢の市場(上)とそこで売られている野生動物の種類と調理法の一覧(下) 今年実施されたWHOによる合同調査時には、武漢の「海鮮市場」は閉鎖されていた。だが閉鎖前の同市場では、38種の野生動物が売られ、合計4万7千匹の動物がいた由。もちろん「コウモリ」も彼らが好んで食べる食材で、中国人はコウモリを素手で掴み、危険性の高いコウモリの糞やオシッコを浴びるのも平気なのだとか。コロナウイルスは変容してますます狂暴になってるのにねえ。 新型コロナウイルス とうとうアメリカで新たな動きが出だした。ミズーリ州が中国共産党に対して、またミシシッピー州が中国政府に対して、新型コロナウイルスのパンデミックによって被った損害を賠償させることを決定した由。果たして一州が外国政府に賠償を求めることが出来るのかは不明だが、それが現在のアメリカ国民の偽らざる心境なのだろう。 合衆国の責任者だったファウチ博士やCDC(国立感染症研究センター)が、新型コロナウイルス感染症に効果があるとされた薬品名の公開を拒否したことなどが強く非難されており、バイデン大統領が中国に対して強硬な態度をとる根拠にもなっている。 ワクチン接種 その新型コロナウイルス感染症も、今では新たな「変異株」が次々に派生しており、中には二重、三重の変異種も出現しているのが現状だ。またワクチン接種後の副反応などでの死者も出ているのが心配だ。中には「血栓」や「脳出血」や「心筋炎」もあるようで、「精神不安定」など精神的な症状が出現するケースもあると聞く。私は今週の土曜日が1回目の接種日だが、特段不安を感じていない。ケセラセラだ。
2021.06.14
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~ワクチン接種日の前倒しなど~ 今にも降り出しそうな曇り空の下。山の上の病院に急ぐ。飲み薬が切れかかっていて、もうギリギリのタイミング。待合室にはもうたくさんの人が待っていた。新聞を読み、血圧を測る。まあまあの数値。ほどなく名前を呼ばれて処置室へ。血糖値を測るための採血で、これも直ぐに終了。再び待合室で新聞を読む。ワクチン接種の人の動きはスムーズで、心配したほどでない。予め問診票に記載してるようだ。 ドクターに呼ばれて診察室へ。体調などの近況を報告。血糖値は高くなっていて、少し強めの抑制剤に戻す由。原因は分かっている。コロナ自粛にも関わらず3食をきちんと摂るものだから、このところ2kgほど体重が増加していた。カウンターのパンフレットに「10月に病院が移転予定」の文字発見。一体どこへと地図を良く見たら、かなり山の下。これまでの約半分の距離。新しい団地の中だった。 今の時期はまだ良いのだが、冬に雪が降ったら大変。さらに歳を取ったら、もっと近い病院に変えようかと思っていたので、私にとっては好都合だった。それにかれこれ15年の付き合いで、私のホームドクターなのだから。薬局で薬を受け取り、帰宅後はカレンダーに新たなワクチン接種日を書き込み、「問診票」にも必要事項を記入し、「バーコード」を添付した。これで第1回目の準備は完了だ。 久しぶりにYouTubeをチェックすると、この人が吠えていた。10兆ドル(約1100兆円)のパンデミック賠償金を中国に対して請求すると意気込んでいる。昨年から「武漢ウイルス」と呼び、新型コロナウイルス感染症を中国が開発した「生物兵器」と言ってはばからなかった彼。対する民主党は、トランプの妄想と無視していたが、今では様相が全く違ってしまった。中国への疑念は深まる一方なのだ。 武漢のウイルス研究所(左) ロンドン大学セント・ジョーンズ校のアンガス・ダレグリッシュ教授とノルウェーのウイルス学者ビルガー・ソレンセン博士が共同執筆で、新型コロナが武漢のウイルス研究所で人為的に作られたとする論文を近く世界的な学術誌『QRBディスカバリー』に掲載予定とのこと。 またイギリスの医学誌『The LANCET』には、中国に生息するコウモリから発見された天然のコロナウイルスに正電荷のアミノ酸が4個並んだ新たな「スパイク」を継ぎ足した証拠が見つかったとする説が近く掲載される予定とのこと。 ファウチ博士 その他にも米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が、危険な生物兵器の「機能獲得研究」を武漢のウイルス研究所に委託し、ペンタゴン(国防総省)その他から受託研究費として巨額の政府予算を執行したとニューヨークポスト紙が報道したこと。ファウチ氏が国内外の研究者とやりとりしたメールが公開され、同氏が打ち消しに必死になっているとの情報が複数漏れ始めた。 どうやらこの裏には「機能獲得研究」の外注にまつわる巨大利権が介在してるみたい。目下政府はハドソン研究所に調査依頼中と言われ、ワシントンポストの報道によれば、研究者間の脅迫もあるなどアメリカは深い闇に包まれ、大統領選挙中には「陰謀」を否定していたバイデン氏も、トランプ氏の主張や各社の報道を無視出来なくなり、中国に強硬姿勢を示す方向に転じたようだ。 WHOのテドロス事務局長も、実地調査と中間報告書公表で一度は「コロナ中国発祥説」を否定したものの、最近の動向に「再調査」を示唆し始めたようだ。本件は、最初に危険性を警告した武漢市の医師(その後死亡)、昨年米国に亡命して実態を公表した元香港の女性ウイルス研究者、一昨年11月に重篤な症状を惹起した武漢ウイルス研究所の研究者3名など、幾つもの「根拠」はあったが、全て中国に握り潰された。だが、どうやら世界は騙されなかったみたいだ。<続く>
2021.06.09
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~若いツバメ~ 先日の午後のこと、滑るように空を飛ぶものがあった。あれっ、ツバメだ。珍しいなあツバメを観るなんて何年振りだろう。23年前、この地に家を建てたころはツバメがいた。古い家が多くて、ツバメも巣を作り易かったのだと思う。それが開発が進むとともに滅多に姿を見なくなったツバメ。ちょうど巣立ちを終えたばかりの若鳥が華麗に飛び、時々電線や梅の枝に止まって休んでいる。 四つ目のカモシカ 地元紙のオンラインニュースを観て驚いたなんと「四つ目のカモシカ」がいたと言うのだ。場所は朝ドラ「お帰りモネ」の舞台の登米市。「柳津虚空蔵尊」付近の森で出会ったそうだ。その人はビックリして「神の使い」と思った由・カモシカは人を怖がらず、じっとして観察する癖がある。私もかなり前、家の周辺でと山で2度見かけたが、じっとこちらを見ていたっけ。それにしてもまさか四つ目とはねえ。 コロナ探知犬 動物に因むニュースとしては、コロナ探知犬もいる。犬の嗅覚がとても鋭敏であることは良く知られ、麻薬捜査犬がいるくらいだ。その犬の力を借りて、新型コロナウイルスの陽性者を探し出そうと言う試みが、既にイギリスや東南アジアや日本でも始まっているみたいだよ。ガン患者にも特有の匂いがあるって言うし、新型コロナにも人には識別不可能な微かな臭いが発生してる可能性はあるよね。しっかり頼んだよ君たち。 大坂なおみ選手 全仏女子オープンテニス大会での大坂なおみ選手の、インタビュー拒否発言には正直驚いたよね。コート内での取材には応じたものの、試合後のインタビューを拒否。これにはマスコミもどよめいて賛否両論があったけど、結局は次の試合以降の出場辞退宣言で、けりがついた。その後の彼女の訴えによれば、全米女子オープンの初優勝時のインタビュー以来、彼女は「うつ」を患っていたんだってね。確かにあの時のブーイングは酷過ぎた。その後の「BLM」への意思表示でも苦しんでいたんだろうね、きっと。 笹生優花選手 全米女子オープンゴルフ大会でのん本人選手の戦いも凄かったなあ。最終日トップを走っていた畑岡奈沙選手(22)が後半スコアを落としたのに対して、19歳の笹生優花選手が16番から3ホール続けてバーディーを取って並び、2人のプレイオフ3ホール目に決着がついた由。笹生選手は優勝の最年少記録を塗り替え、東京オリンピックには母親の故郷であるフィリピン代表として参加するんだって。 山縣選手 こちらも嬉しいニュース。セイコーの山縣亮太選手が、先日の「陸上布勢スプリント大会」男子100m決勝で、9秒95の日本新記録を出したのも嬉しいニュースだね。これで100mで10秒を切った日本選手は4人目。東京オリンピックの陸上男子100m代表の枠は3名だから、一体誰になるのか。それに男子100×4リレーがもっと楽しみになった。全員9秒台のリレーならメダルは確定かもよ。 さて皆の衆。この順位表が目に入らぬか。控えおろう、控えおろう。ってのは冗談だが、やっぱりわが東北楽天がパリーグの首位の座にいるのは正直嬉しいね。そしてセパ交流戦でもトップとは僅差での3位につけているから楽しみと言うもの。ただし楽天のピッチャーはベテランが多いので、暑くなるこれからが体力消耗で大変。ドームじゃないから梅雨で調子を崩すのもちょっと心配だね。まあ、日本一目ざして頑張ってよ~!!。そして「縄文シリーズ」がお休みしててゴメンね。
2021.06.08
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爺が気になった話題 17日ぶりに捕獲されたアミメニシキヘビ 横浜市で起きた大蛇脱走事件。飼い主から電話で依頼を受けた白輪剛志さんは、「日本ハ虫類・両生類協会」理事長で、静岡で「体感型動物園」の園長をされている方。連日無償で現場に駆け付けたようだが、このヘビは28度C以下の気温だと遠くへ行けず、きっと50m半径の建物の天井裏に潜んでいる可能性が高いと判断。すると踊り場の天井に隙間があるのを発見。 害虫駆除業者と打ち合わせし、屋根裏へ潜入。すると案の定鉄骨の梁に巻き付いていた由。やはり動物の行動を知り尽くしているんだねえ。飼い主は迷惑をかけたことを謝罪し、捕獲されたヘビは横浜市が管理することになった由。しかし17日間ヘビも良く耐えたもんだねえ。けが人が出ず、先ずはめでたしと言っておこう。 大相撲夏場所は大関照ノ富士が優勝して賜杯を手にした。(左)ただ1人全勝で突っ走っていたが、後半まさかの連敗。千秋楽の本割には貴景勝(右)にも敗れて、まさかの優勝決定戦となった。ここでは踏ん張り、4回目の優勝を果たした。早速横綱審議会が開催され、次の場所で優勝もしくはそれに準ずる成績であれば横綱に推挙すると明言。また今場所の貴景勝も「優勝に準じた成績」と認めた。 朝乃山 ところが残りの大関が不甲斐なかった。正代は辛うじてカド番を脱出したが、朝乃山は場所中にキャバクラに通っていたことが週刊誌にすっぱ抜かれ、相撲協会に虚偽の申告をしたことがバレ、親方は謹慎のため途中休場させた。来場所はカド番だが、理事会が開催されれば、さらに厳しい処分が出る可能性がある。本人はたとえ幕下に落ちても相撲を続けると表明。プロ野球でも不祥事で解雇された選手が出た。 黄河石林 中国甘粛省の黄河石林(上)で開催された「100kmクロスカントリー大会」で21名の死者と1名の負傷者を出す大事故が起きた。原因は突然の気象の変化。日中は18度あったのが、急に豪雨が降って体温を奪われた由。朝方は5度まで冷え込んだようだが、選手は薄着のため次々に倒れたと言う。現場は車が入れない場所で、救助隊が駆け付けられなかった由。 現場での救出活動 事故の原因は主催者と参加選手の認識の甘さだろう。これは単なる「クロスカントリー」ではなく、「ウルトラトレイルレース」。距離が100kmともなれば気象の変化は当然で、途中に休憩所やエイドステーションを設置するのが普通。どんなコースか分からないが、完走者には2万3千円のボーナスが出るとの触れ込みで、浮かれていたのだろう。私は100km以上のレースを20回以上走っているが、コースと天候と服装の知識、自分の実力を十分認識する必要があると思う。 大規模接種センター(東京会場) 東京及び大阪で「大規模接種センター」でのワクチン接種が始まった。菅内閣の支持率が落ち込んだ昨今の情勢を盛り返す絶好の機会と考えても無理はない。「さざ波」、「屁でもない」コロナに苦しむ国民を前にそうツイートした高橋内閣参与も辞職。自衛隊の医官、看護師らの協力を得て、かなりスムーズに接種が進んだようだ。今年中には3種目のワクチン(英国アストラゼネカ社製)の導入も期待される。 伊達政宗騎馬像 実はわが仙台市でも仙台駅東口の商業ビル内に大規模接種センターが設置され、急遽ワクチン接種が始まったようだ。これは宮城県と仙台市の協力によるもので、医師は東北大学付属病院から10名ないし15名派遣されている由。仙台市以外の政令指定都市でも、同じような動きが出ていると聞く。新型コロナウイルスによる感染症が、一日も早く収束して欲しいものだ。 WHOロゴ IOCロゴ アントニオ・グレテス国連事務総長は5月24日、ジュネーブで開催されたWHOの年次総会において「我々は今、新型コロナ」と戦争状態にある」と宣言した模様。これに対してIOCのバッハ会長とコーツ調整委員長はあくまでも東京オリンピックの開催に意欲的と伝わる。片や国際機関。片や「イベント会社」。果たしてどちらの言い分に理があるか。世界はまさに激動のさ中だ。
2021.05.26
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~半月間の夢から目覚めて~ 半月もの間、生死や性と再生をテーマにしたシリーズに没頭し、暫しこの世のことを忘れていた。しかし完全に忘れていた訳ではなく、世界の気になったニュースの項目だけはメモしていた。それを思い出して書いてみようと思った次第。 丸い円の内側は北極圏内。地図の右側はほとんどがロシアの領土で、下部にスカンディナヴィア半島が見える。その左側の小さな島がアイスランドで、その上の大きな島がデンマーク領のグリーンランド。そしてその上にカナダの北部が見える。この北極海は今氷が溶け出して、グリーンランドでは海岸部の台地が露わになって来たと聞く。この北極海航路の制覇を巡って、今米ロの熱い戦いが繰り広げられているとか。 左はロシアの原子力潜水艦。厚い氷をぶち割って浮上したところだ。右は訓練中のロシア軍の動きを監視する米国海軍の潜水艦。ロシアはヨーロッパから北極海を通じ、ベーリング海峡から太平洋に出る航路の開発を窺っており、中国もそれに便乗しようと企図してるようだ。アメリカ海軍の監視活動はその牽制のため。地球温暖化が新たな火種になっているのだ。 戦いは宇宙にも及んでいる。中国が宇宙ステーション建設のために打ち上げたロケット長征5号B(左)が、地球帰還の大気圏突入時に燃え尽きず、インド洋モルディブの北方に墜落した。残骸は全長30m、20トンの巨大さで、その動きは米国宇宙軍が把握して情報を発信していた。どうやら中国は機体をコントロール出来なかったようで、NASAは早速中国に警告した。 EU(左はEUの国旗)はこのほど、中国との貿易量を減らして新たにインドとの貿易を推進する方針を打ち出した。右はEUの実質GDP成長率で、近年はマイナス成長が続いていた。原因は中国との貿易で支払う金額が増大して、EU加盟国の経済が停滞していた。それに中国のウイグルや香港に対する人権弾圧に対する反感もあって、中国を牽制するために軍艦を派遣する国も出始めていた。 そのEUからやっとのことで離脱した英国は、止む無く日本が中心になって推進しているTPPへの加盟を希望している。EUとの貿易による利益が減ることに対応するためだ。ところが皮肉なことに、国内で分裂の動きが出た。スコットランドで独立派の議員が過半数を獲得したのだ。ただしこれを認める国民投票が成立するかは不明。英国の国旗「ユニオンジャック」(右)は各地方の旗が合成して出来たもの。もしもスコットランドが離脱することになれば、新たな国旗を作成することになるかも知れない。 クンブ・メーラの群衆 EUから有難い提案を受けたインドだが、今は全土で新型コロナウイルスの変異株が蔓延し、連日40万人以上の患者と4千人以上の死者が出ている。上はヒンズー教最大の宗教行事の「クンブ・メーラ」で、ガンジス川で沐浴するために全国から集まった群衆。3月から始まる巡礼で500万人もの信者が押し寄せた。ガンジス川は聖地だが大腸菌で汚れ、信者は川に入って全身にその水を浴びる。 河畔では新型コロナで亡くなった死者を火葬しているが、薪では火力が弱くて完全に灰にはならず、火葬場も処理能力が追い付かないようだ。日本の企業も商品の生産が出来ず、邦人の帰国もままならない状態とか。 サイバー攻撃のイメージ そんな折、ジョンソン&ジョンソン社、ファイザー社(いずれも米国)が開発した新型コロナワクチンの情報が何者かによって窃取された由。調査した結果サイバー攻撃を仕掛けたのは北朝鮮軍所属のサイバー部隊のようだ。北朝鮮は米国の北朝鮮政策に反発してバイデン政権を恫喝する一方で、密かに最新の医療情報を盗んだ訳だ。6月には食糧が尽きると目される北朝鮮。彼らが必死なのは分かるが。 新装なった国立競技場(上)で先日東京オリンピックのテスト大会が開催された。無観客なのは当然だが、トイレが4つしかないサブトラックは選手たちには不評だった由。それよりも競技場前では、「東京オリンピック」の開催に反対する市民デモがあった。また水泳の池江璃花子選手宛に、オリンピック出場を辞退するようネットで訴えかける動きがあり、同選手が困惑していると聞いた。何だかなあ。 視察のため当初来日の予定だったIOCのバッハ会長も、コロナの厳重警戒が延長されたことに伴い、結局は来れないことになった。ウイルス陽性者数の増加もさることながら、変異株がさらに変化し、感染者と死者数が増えているのが気になる。明るいニュースと言えるのかどうかは分からないが、ようやく国内の製薬会社などが変異株ウイルス対応のワクチン開発に乗り出す。五里夢中だが頑張ろう日本。
2021.05.11
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~4月の最後に~ クリントンの遺影 4月下旬のある日、探していた事実を確認してブログを書き直し、予約していたブログと入れ替えた。その翌日ネットで探したヒラリークリントンの画像に、なにやら「囚人番号」の@ようなものが付されている写真を見つけた。日本語は誰かが親切に翻訳して付記したのだろう。「国家反逆罪」で軍事裁判を受けたことが、1枚のモノクロ写真からも伝わって来る。 差し替えた方のブログを予約する時も、ちょっとしたトラブルがあった。書き終えて安心し、「予約」をクリックしたら「一部にわいせつな表現があるので書き直して下さい」と楽天ブログからの通知文が表示。その日に書いた「女性への割礼」で具体的な「部位名」を書いたのが、「わいせつ」に相当する言葉として予め登録してあり、それに捕まったのだろう。直ちに「伏字」に直して再投稿し、今度はOK。 ドウダンツツジ(満天星) 「あれっ、前にもそんなことがあったなあ」。大学の医学図書館や国立の博物館にも勤めたことのある私は民俗学などにも興味があり、具体的な身体の部位名を平気で書くことがある。それは純粋に科学的な関心からで、決して「わいせつ性」はないのだが、馬鹿なAIは予め登録された「禁止語」に反応してしまう。前後の文脈や全体構成を見ればわいせつ性がないのは、一目瞭然だと思うのだが。 A B C 上の3枚の図は、中国が人口衛星から撮影した写真を元に製作した尖閣諸島「魚釣島」の地図。Aが人工衛星から撮った写真か。ただし、中国は以前から尖閣周辺の海底地形を違法に調査していたので、それらを組み合わせたのだと思う。Bは三次元的な映像で、島をより立体的に捉えている。Cは植物の生態など、島の様子をより本物に近いよう加工したみたい。 尖閣諸島は歴史的にも国際法上からも日本古来の領土であり、中国がこのような地図を作成する権利はない。彼らの狙いは「中国の実効支配」を世界にPRすることにあるのだろうが、とても許されることではなく、早速日本政府が中国に抗議したのは言うまでもない。 これも中国関係。元は葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の一つで「神奈川沖・浪裏の富士」。それを福島原発処理水を海洋に放出する日本側を揶揄する目的で有名なこの浮絵を改造。1)富士山が消えて、その代わりに白い「十字架」を描いている。2)富士の山麓に原発を模した白い建物を描き、そこから「何か」が噴出してるように描いた。3)一番手前の舟からは、何やら液体様のものを容器で海中にばら撒いているように加工。 この件についても、早速日本政府は厳重に抗議したのは言うまでもない。言論弾圧、人権弾圧、新型コロナ対応、近隣国家への強権的な姿勢などで、国際的な圧力が最近中国に対して強まったことへの対抗だろうが、中国の焦りと孤立を感じることも可能。 小惑星リュウグウの岩石 JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、このたび昨年12月にはやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰った岩石サンプル(上)に、有機物と水が含まれている「特徴」があるのを発見したと公表した。小さくていびつなリュウグウ。そこに弾丸を発射して岩石の粉塵の採取に成功したはやぶさ2が、またまたやってくれましたね。これが宇宙における生命誕生の謎の解明につながると嬉しい。 かつての夫妻 3年前に殺害された「紀州のドンファン」こと野崎幸助さん。77歳での死亡時、13億円余の遺産があった由。夫の殺人容疑で元妻の須藤早貴(25歳)が和歌山県警に逮捕され、昨日地検に書類送検された模様。死因は「急性覚せい剤」中毒の疑いで、口から摂取させられた感じ。元妻が覚せい剤の売人と連絡を取り合い、キッチンから覚せい剤反応が出たことが判明。55歳の年の差婚に無理があったか。それとも大金に目がくらみ、欲に駆られての犯行か。明日ははや5月だ。
2021.04.30
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~一つの死・ブログと報道と真実~ シュンラン(春蘭) ここ数日の間、私はyoutubeであることを確認していました。だが、それらしい内容のニュースは皆無でした。昨日の夕刻17時40分にようやく探し物が見つかり、ある事柄を確認することが出来ました。なぜ時間がかかったかは、現地との時差、米国での報道、youtuberの翻訳と制作とアップ、そしてグーグル社の記事内容チェックなどがあるからです。 言うまでもありませんが、テレビや新聞などが真実を伝えるとは限りません。それはアメリカの大統領選挙の報道を見て強く感じたことです。然らずんば何を信じるか。大統領選挙に関して言えば、私の場合はyoutubeでした。しかしその当時のチェックはとても厳しく、より正確と思われる情報を入手するのが困難でした。そして得た情報を信じ、自分の信念と感覚に従って、ブログに記したのでした。 前置きが長くなりましたが、私が探していたのはヒラリークリントンの死の確認でした。「根も葉もある?ない?」シリーズで先日まで連載していた彼女の悪事、さる大型コンテナ船のスエズ運河での座礁事故、そして米海軍グアンダナモ基地(収容所)で行われていた彼女を被告とする軍事裁判の決着です。端的に言えば死刑の執行。やっぱり第5回の通り、彼女は絞首刑に処され死亡していました。 私が参照していたyoutubeは「マタタビの羅針盤」でした。彼の情報を信じたのは、「real raw News」を彼が苦心して翻訳していたこと。記述内容に真実味が溢れていたことです。大統領選挙に関する時もそうでしたが、アクセス数を増やすため、中には真実とは程遠いセンセーショナルなものも結構ありました。本件は内容が内容だけに、さらに確実性が求められると判断しました。 ただし第1回から第4回分までは、私見も付加しました。それは単なる感想ですが、それくらいなら許されると判断していました。ただし、今回(今日)は何も付加する必要はありません。かつてはアメリカの国務長官まで務めた著名な政治家が、国家反逆罪などの犯罪人として軍法会議にかけられ、処刑された事実を伝えれば十分でしょう。ただ、報告が遅くなった理由と背景だけは、記した積りです。 彼女が自宅で逮捕されたのは3月2日だった由。処刑にはトランプ前大統領、ポンペオ前国務長官、トランプ陣営の主任弁護士だったジュリアーノ氏が立ち会ったそうです。皆さま自身が確認したい場合は、「マタタビの羅針盤」の「ヒラリーの最期」で検索してください。ただし、米国内の記事内容チェックの関係で上手くヒットしない場合があり得ますので、その際は何度かトライしてください。 何度か私のブログを賑わせてくれた彼女の霊に白いバラを捧げ、結びとします。そして情報を提供してくださった「マタタビの羅針盤」さんに、心から感謝申し上げます。ではでは。<この項 完>
2021.04.29
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~ジ・エンド~ 私が見ていたyoutubeと言うのは、このアメリカのニュースサイトを翻訳したもの。あまりにも内容が凄過ぎて、最近は「まがい物」が複数現れる始末。毎回手に汗を握って見ていたのだが、どうやら一つの結論に達したようだ。 この人の異常さについては、以前から知っていた。大衆の面前で「発作」を起こすようなことがしばしばあったからだ。そして何度か記したように、オバマ政権時代には国務長官と言う権力を笠に着て、とんでもない悪事を働いてもいた。だが、果たして真実なんだろうかと半信半疑だったのも確か。異常さがあまりにも際立っていたからだ。 現地時間の4月15日。グアンダナモ基地でこの人の5回目の審理があった。裁判官役の軍人は男2人と女1人。そして検事役を果たしたのがハニンク中将。この日も彼は証人を用意し、軍事法廷で証人に質問した。証人と言うのは彼女が国務長官当時の戦略補佐官であり、かつ愛人でもあったアベディン氏。彼は中将の質問に、包みなくかつ淀みなく答えた。 ヒラリーは元国務長官、国務長官、元ファーストレディーと言う完全な自由裁量権を利用し、アメリカ国内及びアフガニスタン、シリア、イラクと言った貧しい国から、養子を得るとの名目で、数千人もの少年少女、未成年者を「調達」していた由。その大半はカリブ海の〇島へ連行され、一部は「クリントン秘密結社」の有力者に売却されたり、「寄付」されたようだ。 被告と検事 また彼は、クリントンからトランプ前大統領の暗殺を持ちかけられたことも証言した。その間、彼女は一言も発せず、そのために彼女の有罪は開廷後わずか5分で決まった。そして死刑の方法に関する彼女の希望も示さなかった。そのためハニンク中将は、絞首刑となることを彼女に告げた。 死刑執行は現地時間の4月26日の消灯後と決まった。恐らくは民主主義国家アメリカの歴史に汚点を残す日となるはずだ。さて、この日の証人アベディン氏の次の審問の日時はまだ決まっていない。そして本来なら、バイデン親子も当然この基地に送られて軍事法廷で裁かれたはず。現職大統領としての「免責処置」があるのか否かは誰も知らない。 しかしスエズ運河で座礁した大型コンテナ船は、クリントン財団と関係「大あり」だった。しかも「大量の人間および遺体」と言う証拠を載せて。共同保有者である「クリントン財団」の主ヒラリークリントンは逮捕され、裁判を受けた。そして間もなくその報いを受ける。「エヴァーグリーン」(常緑)とは皮肉。まさに「天網恢恢疎にして漏らさず」。悪いことは出来ないものだ。以て瞑すべし。しかしこの話に続編が起こる可能性は、果たしてあるのだろうか。<完>
2021.04.22
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~ある軍事裁判~ 「俺がyoutobeを見直したのはだね」男が口を開いた。「ある軍事裁判が始まったのを知ってのことだよ」。これにはたまげた。昨年の大統領選挙での民主党による不正選挙とマスコミの加担には本当に腹が立ったし、悪漢どもが全員捕まれば良いと願ったほどだ。その想いはバイデン政権の誕生で潰えたが、それでもまだ正義のための戦いを続けていた人たちがいたと知って、俺は嬉しかった。 軍事裁判と言えば「米海軍グアンダナモ基地」。と言うよりも「グアンダナモ収容所」が有名。9.11の犯人たちも一時ここにいたらしいが、オバマ政権がここを廃止する動きもあった由。だが、トランプ氏は廃止するどころか収容所を拡張し、さらに容疑者を収容する専用船まで湾の岸壁に係留した。これは本気で大量の悪人らを逮捕し、一人残らず軍事裁判にかける気だとね。 ところがインチキ選挙のためにトランプ氏が敗れ、おまけに弾劾裁判まで起こされて、一時は万事休すと諦めた。アメリカの正義は雲散霧消したとな。ところが最近、ここに囚人が連行されたことを知った。その名前を聞けば驚くよ。誰でも知ってる名前だからね。ヒラリークリントン。オバマ政権当時の国務長官で、トランプと大統領選で戦った相手。そしてかつてアメリカのファーストレディーだった人。 だが彼女の悪評は腐るほど聞いた。「個人メール事件」、中国からの不正献金授受。それに自分に不都合な人を次々に「消した」物騒な女。さらにカリブ海に浮かぶ小島で、「アンチエージング」(若返り)に効果があるとされる「虐待された幼児が分泌するある種のホルモン」の摂取。そして大統領候補になるための予備選挙での不正などなど。 彼女が海軍の特殊部隊に逮捕されたのは3月半ば。実はもっと以前に彼女を逮捕すべきと言う声があるのを、トランプ氏が制止していた由。そのため彼女の犯罪の証拠を、徹底的に収集出来たそうだ。グアンダナモへ収容された彼女には、直ぐに「拘禁症状」が現われた由。暴言を喚き散らし、看守の顔に唾を吐きかけ、独房の床に排せつ物をまき散らと言う異常な興奮状態。 そこで軍医は彼女に鎮静剤を注射し、血液を採取した。その結果、彼女自体の血液型に、2つの異なる血液型が混じっていた由。そして血中から「アドレノクロム」と言う化学物質を検出。それはアドレナリンの酸化で生じ、思考障害、現実感喪失、神経毒による精神異常を発現する作用がある由。その原因は「アンチエージング」のために彼女が〇島で飲んだ、幼女から採取したホルモンのようだ。 軍事裁判(軍法会議)は既に開始され、これまで4度の審問があった。軍事裁判は一審のみで審理され、無罪、死刑のいずれか。ヒラリー氏は自分一人で乗り切れると判断し、弁護人は要請しなかったようだ。だが、証人を待機させて準備した裁判は厳しく、検事役のハニンク中将の追及は容赦ない。ヒラリーが訴える体調不良も「仮病」と見破り、さらに審問は続くが結審は近そうだ。 軍服姿の容疑者 彼女の容疑は、国家反逆罪、嘱託殺人、人身売買、マネーロンダリングなど。いずれも重罪で、無罪の可能性は1%もないだろう。また審理の中で、国務長官時代の部下と彼女がトランプ氏暗殺を協議していたことも判明。当時50名近くの関係者を暗殺したと噂される狂人。そんな人間がオバマ政権当時、国際政治を動かしていたのだから、中国も顔負け。バイデン親子の売国行為と言い、マスコミと巨大企業の暴走と言い、アメリカの闇はとてつもなく深い。<続く予定>
2021.04.21
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~奇怪な話~ スエズ運河で座礁した船の名は「エヴァーギブン号」。永久に与え続けると言う意味の英語だが、船籍は日本で、愛媛県今治(いまばり)市の正栄汽船 と言う会社が保有している。 ネットでその会社の画像を探したら、赤白のゲートに「船主と共に伸びる」と大書した文字が目に入る。そこで素人の私は疑問が起きた。「船主」は自分の会社じゃないのか。それなのに一体これは何と感じた。今治市には海事関連企業が500社以上あり、そのうち「外航海運会社」は70社。正栄汽船はその中でも最大らしい。船舶のオーナーとして有名なのが、ギリシャ、香港、今治らしい。 しかし船の船腹には「エヴァ―グリーン」と大書してあった。これは正式な船名ではなく、運航会社名と言う。つまり正栄汽船のような船会社は、実際に船を運航するだけでなく、運航を他の会社に委託することがある由。世界の海を航行するには危険が伴う。それで責任を分割するため、そのような制度と法整備が昔から行われて来たみたい。 複雑なことに、運航会社は「クリントン財団」とウォルマートの共同所有になっていた。ヒラリー元国務長官は中国から膨大な資金提供を受けていたことで有名。そして「ウォルマート」は世界一の売り上げを誇るアメリカのスーパーマーケット。高名な政治家が米国でも有数の企業と組んで、一体どんな事業を展開して来たのだろう。ウォルマートはけちで人使いが荒いことでも有名だそうだ。 船のコンテナに大勢の人間が潜んでいたことは書いた。また重火器や戦略核兵器が積み荷に紛れていたことにも触れた。到底普通の輸出品でないことは確か。米国海軍特殊部隊の査察によれば、膨大の積み荷の80%が中国の製品だった由。もしそうであれば中国の港湾から積み出されたことは確実だろう。 深せん市塩田地区 エヴァーギブン号が立ち寄った形跡のある「塩田」をネットで検索すると、中国広東省の深せん市に塩田区と言う地名があった。さらに同地区の地図を検索・拡大すると、かなり大規模な港湾とふ頭が整備されていると判明。深せんは中国国内で4本の指に入る経済特区。中国製品がここから積み込まれた可能性は高いと言えよう。 では重火器などの武器はどうか。これは私の推測だが、ひょっとして北朝鮮関係かもと。北朝鮮による「武器輸出」の噂は以前からあった。だが、直接北朝鮮の港湾から積み出せばすぐにバレル。つまり今回日本も台湾の会社も積み荷の中身を知らず、「悪用」されたのではないかとの推理だ。 さて、エヴァーギブン号がスエズ運河で座礁し、離礁した後、2隻の小型タンカーが相次いで座礁した由。それは単なる事故か、それとも「妨害」なのかは不明。アフガニスタンからの米軍撤退、イランの核放射能濃縮宣言など、中近東一帯に危険な空気が漂っていたのは確実。この文章を書いている途中「怪現象」が発生した。明日、このブログが無事公開されることを祈る。ではまた。<続く>
2021.04.20
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~狂気の沙汰その1~ トランプ氏の弾劾裁以来、私はyoutobeを観るのを止めていた。あれほどの不正選挙をして、現職大統領を陥れたアメリカとその国民に希望が持てなくなったからだ。大罪を犯したバイデンとその息子。そのうち彼らは中国に脅され、台湾も尖閣も奪われるかも知れない。私はそんな風に感じていた。だが私のブログに、今youtubeで何かが起きていると書いた人がいた。 それが気になって久しぶりに観たyoutubeが、日本船籍の大型コンテナ船の事故。スエズ運河で座礁し、その後離礁したもののグレートビター湖で拘束され、積み荷を検査された例の船だ。だが疑い深い私は、そんなことはあり得ないと信じなかった。だが数日後にyoutubeを再確認すると、トンデモナイ情報が目に飛び込んで来た。 コンテナ船を拘束したのは、米軍の特殊部隊。積み荷を全部下ろして点検すると、生存者1245名、遺体1366体。合計2611人もの人間がコンテナに積まれていたと言うのだ。それにしてもなぜそんな大勢の人が窮屈なコンテナ船にいたのか。そして彼ら、彼女らはどこへ向かうはずだったのか。ただの「積み荷」だった訳はない。命ある人間なのだから。 所有者は愛媛県の船会社で、運行管理は台湾の会社。これは既に前回書いた。最終目的地はロッテルダム。オランダ最大の貿易港だ。だが不思議なことに、何とこのコンテナ船は中国の塩田港に寄港していた。そこで何を積んだのかは不明だが、スエズ運河を猛スピードで通過しようとして蛇行し、座礁。船の乗り組み員は「砂嵐」を座礁の理由に挙げたが、スエズ運河庁はそれを認めていない。 しかし米国海軍の特殊部隊は、なぜこの船に目をつけたのだろう。実は船の航行管理システムで、世界中の船を監視出来る由。だからエバーギブン号が中国に寄港したことも知っていたのだろう。そして驚くべきことに、積み荷はどうやら人間だけじゃなかったようだ。 特殊部隊の捜査結果、相当量の重火器と戦略的核兵器が100か所もの場所へ届けられる手はずで、「中東地区の戦闘」が目的だろうとのこと。到底日本の船会社の手配は不可能。では、台湾の管理会社の犯行か。まだ不明だが、そんな馬鹿なことはしないはず。船がやばい事態に陥った時用の「自爆装置」も備わっていたが、特殊部隊は信号を遮断し、船の爆破と証拠隠滅を間一髪で防いだ由。 クマタツ氏撮影 ミステリアスで世界を股に掛けた犯罪。危険な臭いがする怪事件で、ただの「座礁事故」でないことは確か。船はスエズ運河庁から座礁による損害として400億円近い補償金を要求され、グレートビター湖で拘束中。文字通り目下「大いなる苦さ」を味わっている。 上の写真を左右反転 さて、この話には続きがある。元国務長官のヒラリークリントン氏。彼女がネット上のコールサインとして使っていたのが「エバーグリーン」(常緑)。そしてこの船の管理運航会社の名前も同じ「エバーグリーン」。因みに世界一行方不明者が多い国がアメリカで、2番目がイギリスらしい。今回の事故と何か関係があるか、それとも無関係か。その話を次回記したい。<続く>
2021.04.19
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