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未確認巨大水棲生物・・・なんと魅力的な言葉であろうか・・・50歳を過ぎた今でもワクワクする!私が小学校低学年の頃、この世のミステリーとしてUFOや心霊現象なんかのテレビ番組や本が大人気だった。ほとんどの男の子たちはそれらに見入った。その中でも私のハートをガッチリ捉えてはなさなかったのがネッシーに代表される未確認巨大水棲生物だった。最初はみんなと同じくテレビや少年誌のネッシー特集が主な情報源であったが、すぐにそれでは満足できなくなってしまった。
2019.09.30
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できないのだ!どちらの手のどの指を用いてもできないことに気付いた。これは私にとって一大事だ!!あるいはギターを弾かなくなっても一部の爪を常に伸ばしていたのはこのためであったことに改めて気付かされた。それは私にとって異性に好感を持たれるよりも格段に大切なことである。というか爪がどうであれ私が異性に好感を持たれる可能性なんて微塵も無い!それより優先されるべきは・・・ハナクソをほじることだ!!!もう全ての指の爪をきれいに切ることは二度とないだろう。
2019.09.29
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翌日、車を運転しながら自分の指先を見る。きれいに整えられている爪に我ながら少し清潔感を感じる。ふと思う。自分はいつから爪を一部伸ばしておくようになったのかと、、、。つらつら思んみると憶は高校時代にさかのぼった私の高校時代はバイクとトランペットに明け暮れたが、家では独学でフォークギターをはじめた。そのときフレットを押さえる左指は常にきれいに爪を切って、弦を弾く右指はある程度伸ばしたことからはじまったのだ。もう二十年ほどギターに触れていない私の左手の指先には、あんなに硬かった弦ダコの痕跡すら残っていない。柔らかくなった左手の指先に時の流れを感じずにはいられなかった。そんなことを考えていたとき・・・私はアッと気づいた!!!
2019.09.28
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もちろん出演者の個人的見解ではあるが、異性に魅力を感じる要素についての意見が交わされた。まあもともと異性から魅力なんて感じられない人間である私には関係のない話題ではあるが、彼らの論の展開を耳で追った。さすがの2人である。論の展開には合理性と説得力があり、しかも自慢話などのいやらしさが微塵もない。そしてそろそろ番組も終わりになる時間にその女優さんが言い出した。男性は全く知らないと思うが、女性は結構男性の手を見ているという。厳密に言うと手の爪だと断言する。ふと自分の手の爪を見てみる。私はだいたいいつもどれかの指の爪は少し残している。その女優さん曰く、こういうのが一番いけないらしい。他の人が言ってもそんなことは知ったこっちゃないのだが、彼女が言うなら・・・と思い、早速全ての指の爪をきれいに切った。
2019.09.27
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一月ほど前、何気なく見ていたテレビ番組にある女優さんが出ていた。基本的に俳優・女優の類で何の実力も魅力も無いのにただ男前・美人だというだけで売っている連中には向ける目も耳も私は持ち合わせていない私だが、彼女は別だ。どこか言葉や物腰に含蓄があると思っていたら、女優になる前の職業にその所以があり、生来の読書家であることもその一因であることも知った。以来彼女の言葉には耳を向ける。その番組での話題は「異性のどんなところに魅力を感じるか」だった。彼女の隣に座っていたのは気持ち悪いことを売りにしている男性芸人さん。私は彼にも好感を持っている。散々人から気持ち悪いだのなんだのと嫌われているキャラだが、彼が他人のことを悪く言っている場面に遭遇したことがない。もちろんその女優さんは彼に対しても全く失礼のない程度で接している。見ていて気持ちがよかった。そして、この2人が異性の魅力について語るなんてちょっと他では見られないな・・・と思い私は本格的にその番組に集中することにした。
2019.09.26
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その一件以来、彼女の職場での浮いた感じは徐々に軽減されていった。同僚から彼女に話しかけるシーンや、いつものように1人でランチに行こうとする彼女を呼び止めて一緒に行く同僚も現れた。そうなって私ははじめて彼女の笑顔を見たような気がした。・・・このようにときとして私は誰かの思慮深さに触れることがある。そのときは同時にそれに気付くこともなかった自分の浅はかさを知らされる瞬間でもあるのだ。
2019.09.25
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その様子をみて私ははじめて理解した。彼女の日頃の事務的である意味冷たいような患者やその家族への対応は、このような緊急事態を想定してもものだったのだ。日頃から緊急事態を想定して動いている彼女が、実際の緊急時に慌てることはないのだ。救急センターに配属されている以上は、このような修羅場は想定してないといけない。以前ある大先輩から『準備とはあらゆる言い訳を排除する行為だ!』と聞かされたことがある。彼女は日頃からその準備を怠らなかったのだ。たとえ職場で浮いた存在になろうとも彼女はそれを貫いていた。
2019.09.24
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いつも笑顔で患者やその家族と接していたスタッフたちからも流石に笑顔が消えていった。その雰囲気は後から駆けつけた患者の家族や知り合いたちにも伝染する。一挙に救急センターは修羅場と化した。しかし、その場を1人のスタッフが見事に回してみせた。そうあの彼女だ。日頃事務的である意味冷たい対応をしていた彼女だった。家族から何か質問をされる。「それは後で説明しますから、今はこの書類をお願いします。」軽くパニックを起こしている家族には、それをなだめることなく「主治医が呼んでいるので来てください。」と手を引いて連れていく。同じく少し取り乱している家族を落ち着けようとして上手くいかず、ただ時間ばかり費やしている同僚にはその場から離れて職務を続けるように指示し、家族にも次のとるべき行動を指示する。そんな彼女のひとつひとつの言動が、みるみる救急センターの修羅場を鎮静化させていくのを傍観している私には確実に見て取れた。
2019.09.23
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そんな彼女たちの観察にも飽きたある日の午後、その病院の救急センターが異常なくらいの慌ただしさに包まれた。まずはいつもの如く救急車が来た。それは院内にいても音で分かる。しばらく様子を観察していたら、年配の女性が家で急に倒れたらしかった。それからしばらくして2台めの救急車が入ってきた。かと思うと更にもう1台救急車が入ってきて救急センターの慌ただしさに拍車がかかった。ただそれをいつものテーブルで傍観するしかない私まで一瞬何か気持ちが不安になった。すると一般患者の出入り口に一般車が停まったかと思うと、運転者が助手席にいた男性が助手席にいた男性を背負って走り込んできた。何らかの事故に遭遇したのか、背負われている男性の衣服はボロボロで怪我も見て取れた。
2019.09.22
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その救急センターで働く人たちの顔ぶれを把握するのには2週間もあれば充分だった。特に救急患者やその家族たちの応対をする看護師さん達の仕事ぶりには頭が下がる。その中には今年1月に母が救急搬入されたときにお世話になった方もいた。彼女たちはどんな状況でも、患者やその家族に親切に対応する。その笑顔や落ち着きぶりに我々は救われる。しかし、よく観察するとその例外に該当する女性が1人いることに気付く。対応が非常に事務的、言葉を変えれば冷たい感じがするのだ。それが原因なのか、彼女は休憩時間に他の同僚と話すこともない様子だった。完全に浮いている存在だった。
2019.09.21
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いろいろありまして更新できておりません。一応生きてはおります!また再会しますね。
2019.09.20
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こんなこともあった。昨年秋頃から病院で過ごすことが多くなった。母の診察やリハビリで少なくとも週に4度は病院を訪れている。そのほとんどがいわゆる大病院だ。大病院はとにかく待たされる。信じられないくらい待たされる。朝10時に診察の予約をしていて12時に名前を呼ばれると、それはもうまあまあ早い方だと思わねばならない。中には待ち時間が長すぎて泣き出す子供やお年寄りもいる。中には待ち時間が長すぎて体調を悪くする人もいる。中にはキレる人もいる。かくいう私も1度キレてしまった。しかしキレても仕方ない事だと後々気付く。その後はただひたすら名前を呼ばれるのを待つことにしている。そんな生活が10ヵ月ほど続いている私は、もう覚悟を決めてその病院に住んでいると思うことにした。読書をしたり、はじめてスマホのゲームに手を出したり、必要であればパソコンを持ち込んで夜の授業の資料やプリントを作ることもある。そんな私が快適な場所として見つけたのは、病院1階のほぼ中央にあるテーブルだ。母は複数の科の診察を受けているので、どの科から名前を呼ばれても分かる位置であり、ほぼいつも誰も座っていないのだ。そこが私の指定席になってもう久しい。その指定席の右側は総合受付で、左側は広い廊下を隔てて救急センターとその待合ロビーがある。なので私はその病院の救急でのさまざまな出来事を幸か不幸か把握してきた。
2019.09.03
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彼のギア・チェンジのタイミングは私のそれよりもはるかに早い。たとえば赤信号で停車したあとの青信号発進のときなんかは、私ならまだロー・ギアで走っているタイミングで彼はギアをセカンド、サードと上げていく。そこで私はふと思った。なぜ1000ccVツインエンジンのロー・ギア加速をもっと楽しまないのかと・・・しかしそう思った瞬間「あっ!!」と気づかされた。それまで何度も同じバイクで旅をさせてもらったが、ガソリンスタンドでの彼の給油量はいつも私の量より少なかったことを思い出した。つまり常に私の方が多くの量のガソリンを必要としていたのだ。バカみたいに低いギアでアクセルのオン・オフを繰りす私と、さっさとギアを上げてほぼ一定のアクセル開度でスムーズに走るO君!どちらで走ろうと個人の好みの問題・・・では片づけられない問題がそこにはある。我々のバイクは旅をするにはタンク容量が少なく燃費も良いとはいえない。そのバイクで航続距離の長いバイク達と旅をするのだ。常に燃料に気を配る必要がある。自分のバイクだけガス欠を起こして走れなくなるとみんなに迷惑をかけるからだ。つまり、O君の走り方の方が正しい判断に基づいていたのだ。
2019.09.02
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40歳を目前にして本当に幸運なことに何も気兼ねなく楽しくバイクツーリングを楽しめるメンバーたちと集まることができた。いつの間にかこのクラブは結成15周年を迎えようとしている。このメンバーの中にO君がいる。彼は私と同じ車種で同じ色のバイクを所有している。もちろんツーリングに行くとグループの中に同じバイクが2台いることになる。良い意味でクセの強いバイクなので、この車種が2台いるグループというのがどこか嬉しかったりする。10年以上も前、そのO君が当時としては珍しい車載動画カメラを購入して宿泊ツーリングに参加してくれた。宿に着いて食事を済ませた後、彼はそのカメラをテレビにつないでその日の走行画像をみんなに見せてくれた。それを見ながら私はふと違和感を感じた。画像には景色は勿論のこと、音声も入っている。はやり勿論のこと、私のバイクと同じエンジン音や振動までも見てとれる。その違和感はエンジン音から聞き取れる、ギア・チェンジのタイミングだった。
2019.09.01
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