今日、何読んだ?

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2023.02.18
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カテゴリ: 野球

勝てる野球の統計学 セイバーメトリクス【電子書籍】[ 鳥越規央 ]

 私はかつて,ドジャースの戦法,という本を読んだことがあり,それ以来野球に関しては確率を重んじるようになった。
 私は少年時代久保町ズチャーズというチームを率いて地区優勝したことがあるし,そのチームを率いてプレーオフに進んだこともある。
 残念ながらプレーオフでは上まで行けなかったけれど,地区優勝は2度やった。
 その本はやっぱり野球の野球戦略上の野球戦術上のバイブルだった。
 それがコンピューターの出現により,さらに上手の統計学により仕切られることになりそうだ。
 それが本書である。
 何より亡くなられた野村克也氏が書いていた4種類のバッターの話は,もう本書によればはっきり言って,役立たずというものだろう。
 例えば,
送りバントが有効と言えるかはかなり疑問である.
 少なくとも,まだ試合の大勢が決していない序盤,無死一塁で2番打者が送りバントというシーンは減っても良さそうだ.
​などと言うことは非公式に語られていたものであり,送りバントが日本野球ではまるでセオリーのようなところ, MBL では絶対にありえないと言う話は,つまり上記のような統計学に裏付けられているということなのだ。
 面白い考えに,
 ​
イニングはアウトカウントとルイの累乗今日の組み合わせによって24種類の状況に分けられる

と言うものがあった。
 なるほどその通り野球というのは1イニング24種類の状況があるんだなと今更具体的に考えたのであった。
 最近 MLB なので語られていることは,最強打者は2番打者だということである。
 3,4,5番に強打者を置くという考えはだんだん古臭いものになりつつあるのは本書のような統計学から出されたものである。
 2番打者最強打者論は,すなわち最強打者というものの定義をいかにするかということであって,本書などの統計学から導き出されたエビデンスはすなわち最強打者というのは長打力のみならず出塁率というものも加味されるのだということである。
 ここまでをまとめるとこうだ。
 2番打者は打率の低いバントの上手な選手であってはならない。

 その打者が2番にすえられれば,そのチームの打線は最強のものになるであろう。
 私は,来年の野球観戦のポイントは2番打者にあると考え,楽しんで見て行きたいと思うのだ。(12/1記)





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最終更新日  2023.02.18 05:00:08
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