PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
どこの誰がつくった映画なのか、まったく知りませんでしたが、 この題名
を見てしまうと出かけないわけにはいきませんね。
ラストシーンで深々と打ちのめされました。 四・三事件 については、 韓国国内 では、長い間タブー視されてきたらしいのですが、たとえば、ボクなんかは 在日作家金石範 の、多分、本国では出版もままならなかった作品 「火山島」 とか、 詩人 の 金時鐘 の発言、 この映画 の製作者でもあるらしい ヤン・ヨンヒ の 「スープとイデオロギー」 をはじめとする一連の ドキュメンタリー作品 を通して、 事件の歴史的・政治的背景 はもちろんですが、苛酷な現場を体験した人たちのそれからの人生までうかがい知ってきたわけですが、 この映画 の ラストシーンの描き方 を見て、 監督ハ・ミョンミ の事件に対する 怒り と 哀しみ 、
事実を埋もれさせない決意というか、 覚悟 というかに打ちのめされました。
歴史に残る傑作! だと思いました。 映画 は、 オばーちゃん が銃殺され、そのフトコロで九死に一生をえた 少女ヘセンちゃん が、一人で 「山」 に登り、奇跡的に再会できた お母さんアジンさん との 逃避行 を描いた作品でした。
「頼むから、二人を生き延びさせて!」 そんなふうに念じながら目を瞠る作品でした。ヘセンちゃんとアジンさんの二人に拍手!
ずぶ濡れになった ヘセンちゃん
を助け起こし、火をおこし、サザエを拾ってきて食べさせる アジンさん
の姿にホッとしたのもつかの間、スクリーンには 二発の銃声
がこだまし、画面は暗転しました。
四三事件にハッピーエンドはないんです!神戸 は、戦後、 済州島 から渡ってこられた方がお住みになっている町です。この日の 元町映画館 はパイプ椅子が持ち出される状態の満員でした。 事件 から 70年 、そこで何があったのか、 家族の歴史 として胸に刻み込んでいらっしゃる方たちが集まっていらっしゃることに胸うたれずにはいられない映画体験でした。
映画の時間 菊地啓「Returnees(リターニ… 2026.07.16 コメント(1)
映画の時間 アンドレイ・タルコフスキー… 2026.07.08 コメント(1)
映画の時間 ロベール・ブレッソン「ラル… 2026.07.03 コメント(1)