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今日で、2020年も終りだ。でも引き続きコロナが隆盛で、年末の区切りという感は薄い。今日のウォーキングは第1858日目で8168歩だった。驚いたことに、今日も生ゴミが2袋出されていた。もはや回収は28日(月)に終わっているはずなのに、そんなことも知らずに平然と出しているのだ。やれやれと見過ごして歩いた。2013年8月5日以来、7年余、延べ歩行日数(雨の日やゴルフの日、また休養日は除き意図的に歩いた日)は1858日で、歩行の実施率はほぼ70%と言うところだ。全部ひっくるめて31000kmを歩き、次なる32000kmを目指す毎日だ。最近は歩幅も狭くなったようで、実距離は落ちているだろうが、歩数は今も最低8000歩を確保している。最近はいつまで歩き続けられるだろうかと思うが、ストイックに健康(足から弱る)のためと頑張っている。ノルマを達成し、帰宅すると、ゴミ集積場にはゴミ袋が増え、カラスがまき散らしていた。何ともやりきれない気分だ。さて、昨日訪店を予約していたアップル社の京都クイックガレージに出掛けることになった。何しろ落ち着かないのは、スマートフォンの状態だけではない。コロナだけのせいでは車での移動ばかりだったので、電車に乗るのは実に久しぶりだ。出掛けてみると、ゴミは既に片付けられていた、当番が片付けたのか、知らずに捨てた人が片付けたのはか分からない。私は、京都に向かうだけだ。太郎君は、大阪市内まで、姫の婿殿は、辻堂から銀座まで電車で通勤しているのだから、大変な脅威だろうな、などと思いつつICOCAを販売機に入れるも反応しない。長く使っていないので磁気がどうにかなったのだろうか。幸い、連れ合いのICOCAを借りて来ていたので、それを使った。10:40の約束の時間には少し早めだが、と思いながら、9:48発の阪急電車に乗った。途中桂で、特急や急行の待ち合わせをしたので、結構時間が掛かった。水無瀬では乗客は7人ほどしかなく、烏丸に着く頃でも、1人おきのスペース間隔で座ってまだ空席があるほどだった。朝早いからか、例年なら着物姿のカウントダウンの若者もいたように思ったが、今年はマスクしかない。烏丸駅で降りて、烏丸通りを少し北上した大垣書店の一角に当該クイックガレージはあった。ロープで仕切った中に入る前に顔で体温を測る機器に合わせて、入室許可を得、受付番号を取った。モニターには訪問時の設問で、バックアップは取ったかという項目があった。不安ながらそこをクリックした。殆ど人は居ない。すぐに呼ばれて、昨日テクニカルサービスにしゃべったと同じ事をかいつまんで繰り返した。「バックアップは取ったつもりだが、データは初期化するのですか?」が開口1番の私の問いかけになった。親切な女性が担当で、データは消さないで可能だという。この言葉が、どれ程重きを持っていたか、肩の荷がスッと降りた感じだ。水に浸けて使用したとか特に過酷な条件下で使用していなければ、内部を開く必要もないので、大丈夫だとのことだ。やれやれ。ただ、保護のカバーと表面の保護ガラスシートは外さなければならないとのことだ。その際ガラスカバーにひびが入るかも知れないので、予め了承してくれとのことだ。仕方ないことだ。OKして丁寧に剥がして貰うように依頼した。件の女性は慎重に剥がしてくれて、復旧も何事も無かったように戻してくれた。客も色々いるのだろう、もし何かあった時に、クレームされるのを防ぐために一応許可を取る形のようだ。様々な注意書がタブレット上に示され、それに同意のチェックなどを入れていく。指でも良いが、ちゃんと消毒したタッチペンを準備してくれていた。総てに同意し、これも予め案内があった費用の5940円を支払うと、依頼は完了だ。そして、仕切られた中の部屋で電池交換をするので、40分程度経って再訪してくれと言われた。丁度書店の中なので、時間つぶしにはもってこいだ。最近読書は朝の歩行時の後半で明るくなってからだけなので、新しい本を買っても読む時間が無い。それより、買い置きで、積読の本がまだ沢山残っているのだ。今売り出されている本のタイトルを眺めるだけになる。時間はすぐに経った。受け取りにいくと、担当者は男性に替わっていた。女性担当者は次の客を応対中だった。渡された電池の容量は以前に入荷のもの故、使用初めは33%位になっていたがこれは当初の説明通りだった。これは、充電すれば元のように使えるということだ。因みにその後このスマートフォンは、電池交換で蘇り、充電後はバックアップ問題など無かったかのようにスムーズに原状に戻ったのだ。なお、バッテリーに関しては90日間の保証が付いているとのことだ。やれやれ土壇場で、良い正月(とはいえコロナは残るのだが)がささやかながら訪れそうだ。最後に受取のサインもタブレットに指で記載した。後で指を消毒したのは云うまでもない。無事に家に帰り、ホッとしながら過ごした。この分だと、連れ合いの電池も簡単に取り替えることが出来るだろう。早速懇切丁寧に相談に乗ってくれた婿殿に感謝のメールを送った。少し気持ちの余裕が出来、新年を迎えるために夕方から庭の周りの掃除を行った。枯れ葉を集めただけで、ゴミ袋2つが満杯になった。これは堆肥として、後で、土に埋め込むことにする。また連れ合いが出汁を取った、煮干しの残りなどは合わせて、庭の土を掘り返して埋め込んだ。12月26日以来バッテリーの不調に心を揺さぶられながら、やっと1週間経って、原状に復することが出来安堵した。コロナ禍で、外出もままならない年末によくぞまぁ、解決した事よと、一寸感動的な感じだ。今にして思えば、総てが取り越し苦労であったことになるのだが、実に「案ずるより産むが易し」とはこういった事を言うのであろう。若い人が聞いたら、何を悩んでいるのだ、おじいさんというところだろうか。やれやれだ。紅白歌合戦とやらを何年ぶりにか少し観たが、我々の知る歌手は見かけず、若い人がただ踊りまくる、これでも歌合戦なのかという感じだった。時代は確実に変わっている。むろん会場内は、全く無観客であり、コロナがいかに我々の生活を一変させたかを大響する形であった。来年こそは、きっと副反応も無い、有効なワクチンが出回り、当面の新型コロナが一掃されることをただひたすらに望むばかりだ。
2020.12.31
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今日のウォーキングは雨のため中止し、休養の睡眠時間とした。しかし、毎日の癖で、それほど遅くまでは寝られなかった。昨日アップルに予約を入れたと書いたが、どうやら混乱していたようで、実際にはスマートフォンを昨夜寝る前にフル充電して、仮スイッチでオフして寝て起きたら、7:00には1%になっていた。何も使用せずに1晩で、100%から1%に落ちており、バッテリーの劣化が歴然となった。しかし、、その他の配線関係にも問題があるのではないかという考えもよぎった。こうした点がペシミスティックな自分故だと、今更乍らに思う。店が開くのを見計らって10:30にアップルテクニカルサポートに電話した。そして急に明日の予約が成り、訪れることになったのだ。スマートフォンが不調の侭年越しもしかたないと思っていたところ急な展開で、明日訪問の予約が確定し、少し希望が持てた。今日は、写真のバックアップなどを行い、詰めの作業に専念した。***今年の科学10大ニュースがナショナルジオグラフィックに再掲載されていた。今年は何といってもコロナに始まってコロナに終わったと言い尽くされる感じだが、実はコロナは一昨年の2019年12月12日に発症が確認されているようだ。当時の記事(私が気づいて記録した)を振り返ってみると、中国・武漢で原因不明のウイルス性肺炎で7人が重篤にと言った記事が出ていた。(1月2日)SARS再来懸念もとなっていたから未だ病名など確定はしていなかったのだ。中国・武漢市の発表が2029年12月31日だというから、3週間程度発表が成されなかったのだ。そして、逆に正しいことを発表しようとした人たち8人を武漢市公安当局が検挙して、情報統制を行っている。今の中国はこうした武漢起源の痕跡を抹殺しようと報道統制を敷いているようだ。何とも不気味で、浅ましい国だ。このコロナウイルスは、あれよあれよという間に、世界中に拡散していったのだ。逐一経過を述べるには1年もの記事を振り返らなければならない。思いは忌まわしい初期対応であった。そして、3月26日までに中国が8万1000人の感染者を出し続けた。その後は中国はなりを潜め、今は米国、インド、ブラジル、ロシア、フランスと言った国々で感染者数が上位5位までを占めている。日本では2月24日辺りから記録が発表され初めた。クルーズ船で692人、チャーター機で14人、そして国内感染が129人といったところから始まった。日本もまた、初期の対応が不適切であったことも災いして、現在(12月31日)創感染者数23万6,386人、死者3,504人を数えるに至っている。更に、その数は増え続け、終息への道は未だ闇の中だ。公称(?)の感染率は0.188%で、致死率は1.47%と計算されるが、感染率は分母に検査数を取らなければ、意味を成さないだろう。現在のところ日本では10万人当たり、約3人の死者が出ている勘定だ。この数字は、とても実感できるものでは無い。年末の10日間を取れば、毎日約50人が亡くなっている。今日は最高の60人の死者を出しているのだ。大阪は、最近毎日のように死者が出ている。我が町島本町はどうなのか、京都に近いこともあって、大阪の数字がそのままではないとしても、京都でも感染者は5000人近くに上っている。来年がどうなるのだろうか、誰も答えが出せないし、我々高齢者や、基礎疾患を持つ者は間違い無く危険度が平均に比べて高いことも実証されているようだ。そして今、感染者はマスク、手洗い、三密回避などといった精神論で克服しようとの域を出ていない。ワクチンは未だ現実味がない。模範たるべき政治家でさえも、大勢でパーティーを開いたり、飲む会合に出たりと、支離滅裂、本気度が全く見えない。数字の変遷や、世界を見ないし、まして医療の現場を助成しよう等という発想は、崩壊寸前の最近になってやっと取り沙汰される有様だ。もし自分がコロナを発症しても、今や収容して看てくれるところは無いのではないかと思うくらいだ。コロナでは死にたくない。そう思うのも、今のうちかも知れない。中世に大流行したペストの惨状を描いた絵を見たことがあるが、それが現実になるのではないか等と言った、もはや、度を超したホラー劇の共演者になったような気分だ。***残りはネット記事をそのまま簡略化して、ブログに替える。1.地球最古の物質、太陽誕生より古かったはくちょう座の方向、約3000光年先にある原始惑星状星雲「卵星雲」から飛んできた可能性のあるマーチソン隕石に含まれる古い岩石の中に46億~70億年前の恒星の非常に微細なダスト粒子が発見された。太陽が誕生する何十億年も前、瀕死の恒星が宇宙にダスト(微粒子)を放出したものだ。2.ティラノサウルス類の孵化前の化石を初めて発見2018年にカナダのアルバータ州にあるホースシューキャニオン累層で見つかった足の爪と、1983年に米モンタナ州ツーメディスン累層で見つかっていた下あごの骨は、どちらもふ化する前のティラノサウルスのものであることが明らかになった。化石は7100万~7500万年前のもので、分析の結果、ティラノサウルス類は驚くほど小さく生まれていたことがわかった。長い尾をもっていたとみられ、大きさは成体よりもはるかに小さい。3.火星で謎の「脈動」が聞こえた2018年11月、冷たく埃っぽい火星の地表に降り立った火星探査機インサイトは地球に火星の音を送ってきた。持続して聞こえるその小さな低音は、火星の地震に合わせて響く脈動のように聞こえる。火星の脈動がどこで起きているかは不明だ。地球にも風のうなりや岸に打ち寄せる波などの振動がたくさんあるが、火星の脈動は地球の自然の脈動に比べて音程(ピッチ)が高い。インサイトの地下の地質学的構造が特定の音を増幅しているのかもしれないし、インサイト自体がノイズを発生させている可能性も考えられる。4.ベテルギウスが減光、爆発の前兆ではなかった2019年12月、ふだんは空で最も明るく輝く星の1つであるオリオン座の巨星ベテルギウスが減光した。この劇的な変化はベテルギウスの生涯が終わりつつあることを示しているのかも知れないと取り沙汰された。ハッブル宇宙望遠鏡による観測から、ベテルギウスが超高温のプラズマを外に向かって噴出するにともなって冷えた可能性が高いことが明らかになった。この過程で塵の雲が形成され、ベテルギウスからの光を遮ったものと考えられる。この春、ベテルギウスは通常の明るさに戻った。お騒がせ現象だったようだ。5.鎧をまとった恐竜、「最後の食事」が明らかに2011年、カナダのアルバータ州で1億1000万年前の鎧をまとったノドサウルス類の恐竜の化石が発見された。見つかったのは恐竜の上半身だけだったが、皮骨板や装甲など、すべてがすばらしく良好な状態で保存されていた。さらに、この恐竜の最後の食事が腹の中に保存されていたことも明らかになった。胃の中で球状の塊になっていた植物の化石から、死ぬ数時間前に主に特定の種類のシダを食べていたことが明らかになった。シダと一緒に食べていた小枝の年輪から、この恐竜は夏に死んだ可能性が高いこともわかった。たった1回の食事から、1億年以上前に生きた恐竜の最期の姿を垣間見ることができたのだ。6.コンゴの大規模なエボラ流行が終息2020年6月25日、WHOは、3480人以上が感染し、2300人近くが死亡した史上2番目に大規模なエボラウイルス病(エボラ出血熱)のアウトブレイク(集団感染)の終息を宣言した。このアウトブレイクは、2018年8月にコンゴ民主共和国東部のキブ地域のクラスターから始まった。エボラウイルス病は、出血、発熱、腹痛、倦怠感、発疹など多くの症状を特徴とする出血熱で、感染した人や動物の血液や体液にじかに接触することで感染が拡大する。キブ地域は、感染拡大防止策への不信感が強かったが、その後30万人以上にワクチンを接種することに成功した。早くコロナもそうなることを望みたい。7.最古のホモ・エレクトスの頭骨が見つかる南アフリカのヨハネスブルク北西部の岩石から見つかった頭骨の破片が分析の結果、初期人類ホモ・エレクトスのものであることが分かった。南アフリカでホモ・エレクトスの頭骨が見つかったのはこれが初めてだ。さらに、この頭骨は約200万年前のもので、ホモ・エレクトスの最古の化石でもある人類の系統図が更に詳細に分かる手だてとなる。8.化石に恐竜のDNAか、染色体や核らしき構造7000万年以上前の保存状態の良い化石から細胞の輪郭、染色体(タンパク質とDNAの複合体)と思われる形、そしていくつかの細胞核(DNAを格納する構造物)を特定した。この先の展開は不詳だが、なんらかの知見が得られることだろう。9.人類の北米大陸到達、3万年前だった可能性メキシコのチキウイテ洞窟の奥から見つかった石器を分析したところ、人類が3万年も前にアメリカ大陸に到達していた可能性があるという。コレまでは人類がアメリカ大陸に最初に到達したのは、氷床が後退してアジアからの移動ルートが開かれた1万3500年前だと考えていたため、センセーショナルだ。3万年前の木炭の破片とともにチキウイテ洞窟から見つかった石刃、尖頭器(槍先)、はく片石器の存在から、氷河が解け始める前に人類がアメリカ大陸に到達していた可能性が高いこと推測される。しかし、まだ人骨は発見されていない。10.高さ500メートル超のサンゴの塔を発見グレート・バリア・リーフの北側の海底で高さ500m以上のサンゴの塔を発見した。この海域では8番目のサンゴの塔で、新たに発見されたのは120年ぶりだ。こうした自然の構造物は、グレート・バリア・リーフに隣接する深海を行き交うカメやサメなどの重要な生息地となる。
2020.12.30
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今日のウォーキングは第1857日目で8390歩だった。ウォーキングの途中、書き上げた年賀状を投函した。さて、これからスマートフォンの電池交換に備えて、内容をバックアップすることで大童となった。と言うのが、電池を交換すると、内容が総て消去(初期化)されてしまうとの話を聞いていたからだ。先ず1人では暗中模索、姫と婿殿に相談を始めた。午後から本格的に婿殿からの「共助」が始まった。iPhoneからパソコンのiTuneにバックアップする手順を電話での指示を貰いながら何とか成功させた。さらに、icloudへのバックアップも試みた。iPhoneの使用GBは63GBを示している。icloudの容量は、私の場合、月130円を払って50GBを購入している。これも有耶無耶の内に購入していたという感覚だ。足りないのではないかと不安(算術的には13GB不足)だったが、後にアップルのクイックサービスを訪れた時にicloudの容量にはシステム関係は含まなくて良いとのことで出来たわけだと分かった。(やれやれだ)さて2箇所にバックアップが取れていれば(とはいえ未だ少しの不安は残っている)復元時も助力を受けて可能だとの落ち着きを得た。ついでにiPhone内の容量の大部分を占める写真を直接パソコン外付けのHDDにコピー(バックアップ)できないかとの話になって、何とか時間を掛けて、コピーに成功した。容量の関係からか10ファイル(枚)ほどは読み切れなかったが、まぁ良しとした。このときiPhoneから直接外付けのHDDへコピーするのはトラブルが多かったので、一旦パソコンのデスクトップにコピーし、それを外付けHDDに移動するという手間を掛けた。時間が掛かるが、何とか出来たようだ。如何に安易にiPhoneで写真を撮りまくってきたかを悔やんだくらい時間が掛かった。連れ合いの場合もバッテリー容量(パフォーマンス)は78%とアップル推奨の80%を切っている。しかし、診断では、甚だしい劣化が見られないと言うことだった。近いうちに損時が訪れるだろうとの予想だ。連れ合いの場合は、使用量は17GBで、icloudには無料の5GBしかない。それでも前の理屈で何とかicloudにもバックアップきたようだ。更に連れ合いは以前に、iPhoneやiPadに特化した簡単な32GBのHDD(SanDisk社のiXpand)を購入していたので、これにもバックアップを取った。「メモ」など1部、取れるかどうかという不安もあったが、あまり使っていなくて、むしろLINEのシステムが消えるのを恐れていた。婿殿は、これにも的確にLINE内にコピー機能があると教示してくれた。こうした下準備の下、アップルのテクニカルサポートに電池不具合の相談を掛けた。担当者には、これまでの経緯(症状)、を伝えた。「すぐ電池容量が1%になるとか、1%の侭で長く使えるとか。夜中に充電して翌朝1時間以内に1%迄下がるとか・・・」そういった内容だ。担当者は丁寧に教えてくれた。慇懃すぎる面や、指示が大まかなところもあったが、概ねわかりやすかった。電話の向こうではその結果を基にコンピューターで診断を下しているのだろう。恐らくAIなどを利用しているに違いないなどと思いを巡らせた。しばらくの後、診断の結果が出て、「バッテリー劣化、要交換」とのご託宣だ。交換方法には2選択肢あって来店か郵送かだというから、コロナは怖いが、やはりフェースツーフェイスが良いと来店を申し出た。このとき、バックアップの取り方(icloudへ)をユーチューブで見られるように送るという。それはそれでいいが、電話で直接指示してくれとお願いした。既にこちらは済ませてはいたが・・・。バッテリー交換の費用の件は5400円と税金=5940円だ。キャッシング等していないかを問われたが、私は利用していなかった。最終的に持ち込み店舗(クイックガレージ)を京都で依頼した。京都駅周辺は予約で一杯であり、四条烏丸の大垣書店内の京都クイックガレージは31日に予約が出来るとのことだ。大晦日にも営業かと思ったが、年内に解決すればなお良しと、10:40から私の分の予約を依頼し、連れ合いの分は11:20からとした。こちらからも予約確認した方が良いとのことで、私の方からも、要求されるまま、クイックガレージに電話したが、この2重に予約する意味が分からなかった。コロナ禍なので、急な閉店もあるからだと言うが、未だにその意味が分からない。但し、後で連れ合いの分は、まだ先にしようとのことになり、断る事になったので、それなりに意味があった。やれやれ、1日中バックアップにかかり切りになって仕舞った。婿殿に大感謝だ。
2020.12.29
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今日は雨のためウォーキングは中止した。件のスマートフォンは、今朝は1%迄低下しているものの完全にブラックアウトしていない。以前パソコンが再起動の侭終わらない時に、完全放電するまで電源を抜いて放置していることで回復したことをスマートフォンでもためそうと試みていたが、今日一日中1%の侭で、切れることは無かった。まるで腫れ物に触るような気分だ。新聞を取りに出たついでに、少し濡れながら庭の落ち葉掃きをした。その後、雨を幸いに、年賀状の印刷を開始した。時折起こる、プリンターの不具合で、2枚ほど印刷がダブってしまったが、9:45 に終了する事が出来た。各人宛を見ながら、相手の今を想像し、コメントを書いていった。やっと、寝る前にコメントを書き終えた。その間に、友人が自宅で採れた大根や辛子大根、キクイモを持ってきてくれた。こちらから連絡しようと思いながら、スマートフォンのYモバイルへの変更及び、電池問題、年賀状などで、連絡しそびれていたところだったので、元気な姿を見られて嬉しかった。皆それぞれ巣ごもり状態で日々を過ごしているようだ。昔のように、一緒に親しく飲みたいものだと思うが、やはり差し控える。政治家連中のようにコロナを甘くは見られない。年賀状のコメントを書きながら、様々な思いが胸に去来する。年賀状は今年迄にしたいと言った人や、ご本人が逝去されたケース、何となくやり取りをしなくなった人たち、様々だ。私の今年のコメント書きは61通で終わった。それぞれの相手は、既に年配の人も居るので、コロナが終息してくれないと、この年賀状が打ち止めになるかも知れないと言ったネガティブな思いが起きる。夕方、連れ合いが生協に買い物に出掛けたようだ。少し買うだけだからと言って出掛けたが、恐らく買いすぎているだろうと、頃合いを見計らって迎えに行くと、案の定レジで支払中だ。恐らく1人では持ちきれない量であった。迎えに行って大成功だった。***日経産業新聞に海の脱炭素の新組織が出来たという。日本海事協会の他、三菱造船など国内9社が関係しているというが、そこに三井E&Sの名前は無かった。8月頃に三井E&Sの主力事業所は造船から撤退することになったと報じられていたから、そこに名前が無いのは当然のことかも知れない。然し、私としてはとても沈んだ気分になった。私が過去にやってきたことは何だったのかとの思いが、再度こみ上げてくる。更に加えて、身売りした形になった常石造船の名前も無かった。三井E&Sは商船の設計部門は残す(特化)としているが、実態はどう言った運用になるのだろうか。考えても詮ないことだが、我が母体は実質上完全に消滅してしまうことになるようだ。設計に関わっていた仲間は、もうその殆どがリタイヤしているかどこかに異動していることだろう。中には亡くなった人も居る。職場を越えて、会社としてのバスケットボールの仲間たちへの年賀状は4枚ほど残っている。会いに行って、様子を聞きたいとも思うが、それとてコロナが阻む。本当に嫌な世の中になってしまった。造船は中韓勢との競争に敗れ、日本としての受注残も減少(1年余しかない)し、残る道を環境対応としての脱炭素化に置こうとするそこにさえ参画していないのだ。設立される新組織の名称は「次世代環境船舶開発センター」と言うようだ。そういった話とコロナが結びつき、且つ関係ないとはいうもののスマートフォンの電池が異常を来していることなどが重畳して、後味の悪い年末になりそうだ。
2020.12.28
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今日のウォーキングは第1856日目で8266歩だった。朝の歩く時に連れ合いの残りの年賀状を投函した。歩き始める前、100%だったスマートフォンの電池容量が40分歩いた時点で64%になり、更に30分歩いて、帰宅時には何と1%になっているではないか。奇妙に思いながらも、すぐまたコードを繋いで充電を開始した。するとどうだろう、1時間経ったら、また100%に回復しているのだ。まるで急速充電だ。違和感を覚えた。ともあれ、いつも通りに、今日のコロナの状態はどうかと、新聞記事を記録する。最近はそれが私のくせになって仕舞っている。東京の新規感染者は600人越え、大阪は500人を超えている。政府の無策につくづく呆れる。病院も逼迫と言うが、コロナを受け入れない病院もあるようだ。米国やヨーロッパは日本の何倍もの感染者がいる。既に手が付けられない状態なのだろうか。一向に詳細な内容が伝わってこない。ワクチンなどでも富裕層は助かり、危険な目に遭って死んでいくのは黒人ばかりだ、などと言ったことも聞こえてくる。日本がどうしてこんなに検査数が少ないのか、以前から指摘され続けてきた。少し増やしただけで、感染者が大きく増えるのを嫌っているからなのだろうか。検査数が増す毎に感染者が増える。果たして感染していない人が居るのか、卑近には、私の周りは大丈夫なのかといった不安と焦燥だ。検査数を抑えたら、感染が広がらないわけでは無いのは、もはや明らかだしここまで来れば医療逼迫は目前だ。やっとGotoを止めた。遅い。然るに5人以上の会食は慎むようにといいながら、政治家連中は臆面も無くこれを無視し、弁解にこれ努める。一体この国は、当地能力者はいるのだろうか、安倍の後遺症の嘘八百の後継政権なのだろうか。見る見る国民の政権支持率は急落している。当然の結果と思うが、ここで誰がリーダーシップを取る立場になっても、埒は明かないだろう。日本の限界なのだろうか。なんだか沈んだ気分になって後、昼前からスケッチをパソコンに取り込み、年賀状用にパソコン(ペイント)で色塗りを開始した。やり始めて、似た建物連続して立ち並んでいて、さらにそれぞれの建物の色が変化に富んだメルヘンチックな世界になっている。とてもじゃないが、正直にフォローすることなど出来ない。そんな中、3時からは連れ合いは友人と島本駅近くの「離」でお茶をしに出掛けた。私は引き続き年賀状作りに専念していたが、もはや必死の状態だ。デフォルメしながら、画像を大きくしたり、通常に戻したりして、何となく仕上げた。それこそ遠近法がどうのこうのでは無く、中央建物から魚眼的に左右に広がる、ブルージュの建物群が出来上がった。真ん中に、連れ合いのシルエットを描いたが、顔などはプライバシー保護写真のようにぼやかしてある。(単純に描けないからなのだが)ほんとうの画家なら、そこのところも巧く描くのだろうが、素人の遊び故にご勘弁程度に出来上がった。連れ合いのシルエットを年賀状に採り入れるのは初めてのことだ。横に置いてあったスマートフォンは、あまり使わなかったせいもあってか、就寝時には未だ47%を示していた。一体前日の変化との違いは何故だろうと、気がかりが1つ増え、年賀状の作成と相まって、何やら焦りを感じ始めていた。スマートフォンも明日半日くらいは使えるだろうと、今日は充電しないまま就寝した。
2020.12.27
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今日のウオーキングは第1855日目で8724歩だった。昨日問題になっていた220円の件で、sonetに予約電話を入れていたが、予約時間内に担当者から電話が掛かってきた。突き詰めていくと、やはりアドレスの管理料であることが分かった。回線会社とプロバイダーを一緒にし、アドレスもその範囲で決めれば、こうした事は起こらないのだが、アドレスを変更した場合には、何処まで変更通知を出す必要があるのか定かでないので、昔のものに固執して、こうした結果になったのだ。まぁこれはやむを得ない。この件は一件落着だ。今日は連れ合いのスマートフォンもソフトバンクからYmobileへ変更しようと、事前予約の後に再訪した。顔見知りの店長でもあり、様々な疑問にも答えてくれたが、電池交換などはここでは行えないとのことだ。然し、Yモバイルへの変更は案外簡単に変更手続きは終了できた。午後からは私の年賀状作成に取りかかる。簡単に写真に手を入れて、以前に作っていたものを使用しようとしたところ、連れ合いから、なんだかコロナ禍で縁起が良く無さそうとの1言を頂いた。それは、ジェッダ(サウジ)時代に車のターアラウンドの公園でのモニュメントだった。とても大きな壺がつり下げられた風景で日本では見られないデザインだった。壺は黒っぽいへんてこりん(に見えてのだろう)な形状だが、並んで建つ姿を、私は気に入っていた。しかし、そう言われればコロナ禍で、黒っぽい図柄は何となく陰気だと考え直した。さてそれからが大変だ。予て(2017年)に訪れていたベルギーのブルージュの川岸のメルヘンチックな建物を描きたかったところ時間もなく見送っていたことを思い出した。今年はコロナでホームステイ故に新しいネタが無いので、昔に返ることにした。今ならベルギーやオランダは、各々63~75万人のコロナ感染者と、1万1000~1万9000人の死者が出ている惨状だ。とても昔のような華やいだ風景ではないだろうなどと考えた。あのとき行っておいて良かったという感じだ。2枚の写真を繋いでワイド化したものをスケッチブックに描き始めた。これがとても時間の掛かる仕事になって仕舞ったのだ。似たような建物がずらっと並んでいるのを見るのは楽しいが、いざスケッチとなると厄介だった。夜遅くまで掛かって、多少の修正は残るものの、何とか素描は出来上がった。疲れ切ってしまった。続きは明日だ。そうこうしていて、やっと就寝しようかとスマートフォンを見たら蓄電量が1%ともはや切れかけを伝えていた。いつも通り、電源を繋いで1晩充電すれば、明日はまた100%になるだろうと、普通通りに眠りに就いた。今日は朝からsonet、連れ合いのYモバイルへの変更、更に年賀状の下準備と休む間もなく1日が終わった感じだ。明日はスケッチをパソコンに取り込んでペイントでの色つけ作業だと眠りに就いた。
2020.12.26
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今日のウォーキングは第1854日目で8024歩だ。朝、連れ合いの年賀状を半分投函した。気づくのが遅かったのか、また、前に了解していたことを忘れたのか、毎月sonetから220円をカードから引き落としをされている。問い合わせのために何度も電話するが、機械音声が番号に従って等と続き、最終的には、相談はネットか、予約制になっているとの事だ。いよいよ年寄りには使いづらくなってきた。予約は、希望の時間帯をネットで選んで、相手からのその時間帯にコールバックを待つ形になる。昔なら、選ぶ番号でどれを押せがば分からなければ、最終的には肉声が聞こえてきたものだが、最近は、何度も番号を押せと3巡くらいしても同じ事だ。待っても肉声を聞けないので、ネット予約をする方法を採らざるを得なかった。やはり日本人(と言うか、高齢者には不向きな形だ)それを1つ学んだ。後先を考えずに引き落とされている銀行に電話を掛けた。此方は肉声が聞こえたが、Sonetからの依頼が無いと銀行はどうしようもないとのことだ。まぁそうだろうが、イラつく身にとっては、何とも不親切だ。海外でキャッシュレス化が進んでいるところなどどのようなシステムになっているのだろうか。無関係のeo光の担当者に問い合わせたら、恐らくアドレスの管理料でしょうとのことだ。eoやsonetまたアップル社などの役割分担が実に分かりにくい。後に、何とか予約が繋がって220円の件を糺すとsonet担当者から、eoで聞いたのと同じ事を言われた。私の場合、プロバイダーや回線会社を様々に変わってきたが、アドレスだけは同じものをキープしてきたために、そのアドレスをsonetが管理する形になっているのだ。具体的には、昔「Gyao」(通信会社?)であったところが、sonetがGyaoを買収したために、sonetがgyaoのアドレス管理をする事になったという経緯だった。そう言えばそうだったことが分かった(思い出した)が、ともかくも、回線会社、プロバイダー、更には携帯機器の販売会社が、複雑に絡み合っているために、素人では分からなくなってしまっていたと言うことだ。なんともはや、殆ど何も知らずに携帯を使っていたのだと自戒した。***いよいよ年の瀬も迫り、追い詰められて、これを31日に書いているが、26日以降は、年が明けてから、この程度の内容を書いて、ともかくもノルマ(勝手に自分に科したものだが)を果たそうと思う。日付的には早いが、書いているのが大晦日なので、とりあえず「良いお年を」。ともあれ今年最後の言葉としては、「早くコロナが治まりますように」だ。
2020.12.25
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今日のウォーキングは第1853日目で、8470歩だった。姉のホームに用があって訪問したが、段々と来訪者の制限が強まっているようだ。良いことではあるが、辛い面もある。夕刻連れ合いは3人での定例の近隣ウォーキングとお茶を楽しんできたようだ。今日は先ず連れ合いの年賀状を仕上げるのに四苦八苦した。現役の時よりも少なくなったとは言え、私の3倍強はある。これも職業柄致し方ないことかと思うが、一介のサラリーマンは、任地の近くから離れてしまうと、一向に付き合いなども無く年に1回の年賀状の交換が、今や生存安否の知らせになって仕舞っている。その数も少ない。年齢故に賀状を止めたいという人が何人か出てきた。儀礼的なものはそうすれば良いし、私もそうしてきた、然し大恩ある人や、昔一緒に苦労をしてきた人たちが、さりげなくこの通知を送ってくるのを見ると、何故か突き放されたような気分になって1人寂しく思う。これは私だけだろうか。対象の名前を見ても、もはや共通の話題とて無く、通り一遍の口上にしか成らないのだが、何か吹ききってしまうことにはやはり抵抗があるのだ。勿論このことは、私が、一方的に思っている恩ある人たちのことで、儀礼的な人は、この範疇でない事は言うまでも無い。***安倍晋三の「桜」問題記者会見などがあった。この男、完全に政治を舐めきっているというか、まったく節操が無い、突っ込む野党や、メディアの迫力も感じられない。とにかく辞めて(首相を)くれて良かった、と思いきや、次の菅も同じ穴の狢だ。我々国民の求める物は何処に置き去りにされてしまったのだろうか。私は、感情的にも、この男の顔を見るのが嫌いで、反吐が出そうになる。一国の宰相が、しかも最長期間を更新することに汲々として、初めに掲げたことの万分の1も達成できていないことなど、何処吹く風、「アベノミクス」がどうのこうのと何を言って言るのかだ。森友では、ついうっかりと(国会答弁時には妻の昭恵が関与していることなど知らなかったのだろうと私は思っている)関係していたら総理も国会議員も辞めるなどと言ってしまったのが発端だった気がする。1度ついた嘘は、上塗りに上塗りを重ね、有能な官吏を自殺に追いやっても、平気の平左、「真摯に、丁寧に」説明をとの一点張りだ。しかもその真摯という意味は、今の広辞苑には欠片も載っていない意味なのだ。加計では、友人の便宜をこれでもかと採っていた、その後どうなったのか、獣医師はどのような状態なのか、言い放つだけで、友人を儲けさせて、終りなのか(勿論何かの返礼を受け手はいるのだろうが)「桜」ではついに出た伝家の宝刀。「秘書がやったので、私は知らなかった・・・」これが実体か、これが政治なのかともはや開いた口が塞がらない。この秘書、名前は明らかにされていないが、一体どう思っているのだろうか。本当の気持ちを確認してみたいものだ。昔も「秘書が、秘書が」と逃げおおせたことは何度か聞いた思いがある。この安倍晋三もやがて、忘れられてしまうのだろうが、私はハッシュタグを付けて、この一連の安倍の所業を永遠に忘れないように後世に伝えたい気分になっている。然し、こんな男でも山口県民は当選させてしまうのだろうかなどと思うと、諦観は、極度に達し、何が正義なのかなど子供たちに何を教えるべきかさえ逡巡してしまう。政治向きのこと、どのような駆け引きが行われたのかなど、更にはこの点が良くなったとかがあれば箇条書きにして貰いたい。何1つ改善しなかったし、何1つ実行されなかったでは無いか。ただただ昭恵と共に外遊を重ねただけのことしか頭に残っていないには私だけだろうか。「桜」も不起訴だとか。これでは日本は本当に民主主義国家なのか、国民在権、三権独立なのかと言いたい。どんな軽い罪でも良いから、安倍を監獄に少なくとも1年は入れて貰いたい、それがささやかな希望になっている。考えてみれば、この男、特別凶悪な罪悪を犯したのでは無く、とにかく180回だったか、それ以上ウソを突き続け、やれないことをやりますと言い続けたことだけだった気がする。識者のなかには、異を唱える人は、国民の恐らく8割以上入るだろうが、唯々手をこまぬいているだけだ。日本には、神も仏もないものかとさえ思う。隣の韓国は、大統領経験者であれ、不正を行っていた者(例外が無さそうだが)は皆訴追されている。あの訳の分からない国でさえ、その点は筋が通っているように見える、何故日本は、日本だけは、こうしたゆるゆるが通ってしまうのだろうか。彼が、在庫一掃とばかりに閣僚に取り上げた連中の、不甲斐なさとやる気なさ、果ては悪事に至るまで、やりたい放題では無いか。それでも安倍はこう言い捨てた、「道義的責任を痛感」していると。この男の言葉の軽さ、意味の新解釈には、余人には真似の出来ないところがある。このくらいの面の厚さがないと政治家は務まらない日本になって仕舞ったのだろうか。正に「カエルの面に小便」とはこのことだ。悔しい!
2020.12.24
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今日のウォーキングは中止した。年末も迫り、やることが多々あるので、何時ものようにブログをゆっくり書いている暇が無くなった。コロナの記事は見飽きるほどだが、何がエキスで、何がガセネタなのか、もはや分からなくなってきている。ただひたすらに、正直に会合(飲み会)などを避け、罹ったら直死に繋がるといった恐怖の中、何とか春までには、光明を見いだしたいという思いだ。下記には冬に広がりやすいコロナのことが書かれていたので転記する。理解をしやすいように、私なりに端折ったり、想像したりするところもある。***池上彰さんが、専門家に聞いたことを纏めているようだ。季節の変化は、ウイルスのふるまいを変え、病気に対する人間の自然な抵抗力をも変化させる。寒く、乾燥し、日光の量も少ない冬の間は、新型コロナウイルスをはじめとする呼吸器疾患への抵抗力が下がるという。このことは、良くテレビなどで言われているので、暖房と換気を併用するなど、また湿度を高めるために更に水などを入れて放置している。昔から言われていることだが、何故こうした冬に増えるのかは究極のところ分からないのだ。ただ、季節の変化がウイルスのふるまいを変え、感染症に対する人間の体の抵抗力にも影響を与えることはわかっている。特に冬になると、寒さ、乾燥した空気、日照不足といった要因で、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルス(サーズなども)などによる呼吸器系の感染症を防ぐ力が損なわれる。風邪やインフルエンザなどは確かに冬に感染拡大する事は自明だ。人が室内にこもりやすい事が大きな原因だ。今の新型コロナでは、例年よりも皆が注意しているからであろう、季節性のインフルエンザ数は激減しているのだということだ。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校のディラン・モリス氏らは、感染が急拡大しているひとつの要因として、コロナウイルスの安定性が気温と湿度によってどう変化するかに着目して研究した結果、低い気温と極端な湿度がウイルスを安定させ、感染力を持続させることが明らかになった。極端な湿度とは、高すぎる湿度も低すぎる湿度も含まれているというから、高ければ良いというものでも無いらしい。そしてその訳は、気温が下がると、ウイルスの分解が遅くなり、感染者の口から飛び出た飛沫の中でコロナウイルスが長時間生存できるようになる。そして、湿度が低く空気が乾燥していれば、飛沫の水分が蒸発して、飛沫は小さくなる。すると、ウイルスは他の物質と接触しやすくなり、不活性化されやすくなる。然し乍ら、飛沫があるレベル以上に小さくなると、今度は内部の塩分がウイルスとともに結晶化してしまって、このウイルスはそのまま新しい宿主の気道に侵入して溶け出し、再び目を覚ます。どうにも始末が悪そうだ。気温も湿度も下がる冬には、こうしてウイルスが長く残りやすい環境になるというわけだ。また、冬には、体の機能にも影響がでて、ウイルスの感染を助長する。冷たく乾燥した空気を吸い込むことで、免疫系の機能が変化するのだという。気温が低いとマウスの気道を覆う細胞が、ウイルスの侵入時に警告を発してくれるインターフェロンを十分に作れなくなるのだ。インターフェロンは、ウイルスの行く手を阻む役割を持つたんぱく質だ。マスクをするのは、鼻の中の空気を冷やさないようにするためでもあるのだ。乾燥した空気は、粘膜の機能を低下させる故だ。喉の粘膜にある繊毛が粘液を動かしてベルトコンベアのように異物を外に追い出す働きをして、鼻や口まで押し戻し、体外へ排出するのだ。その繊毛が湿度が低いと乾燥し機能が低下するのだ。マスクに違和感を持つ人が多いらしく、外国では、そんな傾向が大きいようだ。私は、特に違和感はなく、ゴルフのプレー中でもマスクをするくらいにしている。案外と理にかなっていたのかも知れない。室内での湿度の目安は40~60%が良いようだ。朝の室内は50%前後で良さそうだが、暖房を付けると、30%程度まで低下するので、注意を要するようだ。痛し痒しだ。加湿器を使うと良いようだが、うちにはそれがまだ無い。湿度が高いと、病原体に対する免疫反応が強化され、ウイルスを含んだ飛沫は水分が増えて重くなり、空中を浮遊できなくなって床に落ちてしまうということになる。この辺りで、1つ知見を得たので後は流して読んだ。ビタミンDが多くなると良いらしい。食物から採るのも良いが、太陽の光を浴びることで、その値は高められる。連れ合いなど女性は日焼けを気にするが、日光に当たる方が良いのだ。日焼け止めクリームはそれを阻害するのだろうか?また、適切な量のビタミンDは、1型糖尿病や多発性硬化症といった炎症性疾患のリスクや、急性呼吸器系感染症にかかるリスクを低下させると言われている。なるほど、ウォーキングも太陽光を浴び乍ら良いのだろうか。家にこもれというが、太陽を浴びに1~2人が離れて歩くのは良いことのようだ。感染を拡大しないようにビタミンDを採る事が肝要だ。重症化したコロナ患者の多くに、ビタミンDが欠乏していたという研究も出てきている。ビタミンDが欠乏したコロナ患者は、そうでない患者と比較して死亡率が4倍近くに跳ね上がることが示されたとのことだ。まだ決定打では無さそうだが・・・。ビタミンDをサプリメントで摂取することも良いようだ。今日は2つのことを学んだ。常に考えておきたい。
2020.12.23
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今日のウォーキングは第1852回日目で8448歩だった。予て約束していたヤマダ電機の外回りの技術者が朝1番で来訪してくれた。コロナ禍で、来て貰うことを逡巡したが、折角約束が取れたので、来て貰うことにした。以前に何回かノートパソコンがフリーズしたとき、電源を一切外して完全放電させ、再度立ち上げると直ケースがあると聞いていたので、事前にそれを試み、実は復旧が出来ていたのだが、一般的なことを含めてこの際聞いておこうとの意味もあった。商売柄とはいえ、あらゆる不具合や事故に遭遇しているだけあって、説明はわかりやすく、的を射た回答が貰える。過去に何回も来て貰って都度難を逃れているが、それはサポート会員になっている故のいわば保険なのだ。然し、月額3278円は結構痛い。担当者に言わせれば、年3回問題があれば、ペイ出来るとか、退会は自由だが、再開するには1000円アップとか、とにかく電話での応対なども出来なくなるとかの脅しで、やむを得ず続けることにした。今回は、別件で反応しなくなったHDD(内容は覚えていない)は復旧を諦めなさいとのことを言われた。これに付随して、必ずバックアップは2つに取るようにとのアドバイス。これがなかなか実行に移せないのだ。(残念)Officeのバージョンアップをしてくれた。さらに、パソコンのエクセルデータをスマートフォンに送るのに6~7BGならぎりぎり送れるはず(10GB以上だと難しい由)との事も教えて貰った。今日はコンサルだけに終わったが、日頃気になっていることなどを書き留めておくのが良いと、つくづく思った。それにしても永年パソコンを触っているが、最近特に説明など読むのも面倒になり年を感じる。電子機器への信頼性は自動車に関するものよりも複雑で、一筋縄でいかない。日本がITで遅れているというのは、こうしたところにも原因があるのでは無かろうかなどと思ってしまう。若い人は、簡単に直せるのだろうか。昼から、連れ合いと高島屋に出掛け、なんだか、最後の贈り物を送付したようだ。高島屋の駐車場は6階程まで上がってやっと駐められた。2時間止めるには5000円以上の買物が必要だとか。なんだか昔より高くなった。夜になって、NHKのアナザーストーリーで、「阿部定事件」を取り上げていたが、阿部定本人と共演した連れ合いの事実上の兄貴が、出演して思い出を語る場面があった。結構若々しい。銀幕のスターであったことが見える。今まで抱いていた(猟奇的な痴情なのかと思っていた)阿部定という女性の見方が変わった。***時間が無いので今日の日付のネット記事を転記する。5.7万年前にカナダ北部のユーコンに生息していたオオカミの凍結ミイラを発見と言うのもだ。オオカミはメスで生後わずか7週間のちょうど乳離れした子どもだった(ジャー)。今から5万7000年前の更新世(約260万年前から1万1700年前)、マストドンなどの大型動物が生息していた今のカナダ北西部に暮らしていた。とにかく、保存状態が良く写真を見ても専門家にはたまらないだろう。ハイイロオオカミは米大陸で進化してきたわけではなく、もともとはユーラシア大陸に登場し、50万年以上前の更新世後期にベーリング陸橋を渡って北米にやってきたという。オオカミの子どものDNAを調べることで、太古のDNAは、進化の歴史や過去の生態系が想像以上に複雑であることが示唆されている。ジャーは生後7週間で死んだということで、丁度乳離れし、川で食料を得ていたらしいことがわかっている。獲物はキングサーモンのような魚かもしれない。ジャーの死因は、巣穴が崩壊したことではないかと考えられている。良好な保存状態から見て、短時間で埋まったようだ。狼そのものを私は動物園でしか見たことが無い。犬の凶暴なものというくらいの感覚しか無いが、子供ながら、鋭い牙を見せる化石は印象的だ。
2020.12.22
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今日のウォーキングは第1851日目で9148歩だった。既に昨日通算3万1000kmを歩いたことになる。最近はスロージョギングも500歩程度導入することにしている。勿論腰の方は完治とまではいかないが、かなり良い感じで歩けている。この間の北摂天神会のゴルフコンペの時も2年先輩が、脊椎間狭窄で、入院していたが、復帰して、素晴らしいゴルフをしていたのを見て、少しがんばらなければならないと思っていた矢先だ。最近忙しく、慌てる事が多発し、このブログも遅れてしまい、端折ることになる。(後日書いている)隣の住人から毎年我が家が差し上げる濁り酒の返礼として果物を持って来てくれた。連れ合いが皆手配してくれる近所との交流を、改めて必要なことなのだとの思いになった。男は、近所好き合いが下手なことは私だけでも無さそうだ。会社会社で明け暮れて、気がつけば同胞たちと離れた地にいて何の関わりも無い。母体の会社もコロナ以外でも斜陽化の波が襲っているらしく、何となく我が人生を振り返るときに、会社って何だったんだろうかと思うことがある。今は年金の身、少ないが入ってくるのをありがたく思う。コロナで放り出された人たちは一体どう人生の設計を立て直すのだろうか。ペシミスティックな私は、我が事のように身に詰まされる。1年分の健康保険料を引き落とし予定の銀行に予め入金した。歳を取ると忘れやすくなるし、最近はその兆候が自覚できるほどになった。自由に外を出歩いていた時には差ほどでも無かったような気がしているが、コロナ禍で、巣ごもりして、じっとしていると、その症状はいや増す感じだ。***以下の記事は、新聞を丸写しか、多少重複を避けたものだが、この日に起こったことを1つ取り上げる。製薬会社「小林化工」(福井県あわら市)が爪水虫などの皮膚治療薬に睡眠導入剤の成分が混入し、死亡者が出たとのことだ。水虫を飲んで治すのかとか、水虫の薬が完璧に出来たらノーベル賞ものだとの話を昔聞いたことがあるが、一寸びっくりだ。友人に言わせると「ジェネリック薬」なのだそうだ。町医者は医療費を削減するためにか、ジェネリックを勧めるし、中には「オーソライズド」が付いたジェネリックまであるという。それなら、その前勧めてくれていたただのジェネリックはどうなんだと言いたいところだが、身体を見て貰っているだけにそう反論も出来ない。然し、この医者は、血圧が高かろうが、「様子を見ましょう」であり、私は恐らく死ぬまで様子を見られ続けるのかなどと自嘲する。短時間の診療で、患者1人1人に肌理の細かいアドバイスは無理とは思うが、もうすこし患者本位に接してくれないものかなどと思う時がある。友人などは、強引に?「私はジェネリックは嫌です」というらしい。私の場合は、つい押し切られてしまう。医者は、この辺りの医師会を束ねている立場とかで、政府意向をそのまま素直に受け入れている感じだ。最近医院自体の外装も綺麗になり、駐車場も拡張した。医は算術に近い感覚なのかも知れないなどと思ってしまう。さっきの睡眠剤混入の件では7人が意識障害や事故が起こったという。問題となっているのは、経口抗真菌剤イトラコナゾール錠50「MEEK」。異変に気づき自主回収し、テレビでは陳謝していた。工程管理がおろそかになり、何処で混入したのはは分からないようだ。怖いことだが、真摯に反省するなどと云っても、安倍語録の「真摯か」と冷めた気分である。今の世の中、何でもありで、ただひたすら、自分や周りにそういった災害やミスが起こらないことをひたすら望むばかりだ。
2020.12.21
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今日のウォーキングは第1850日目で9292歩だった。通常なら行われる、カラオケ大会も流石に四囲の事情から中止となった。私も友人も以前から遠慮していたが、連れ合いも、今回は致し方ないという感じだ。陰に陽に、コロナは我々をむしばみ、高齢者のかすかな喜びまでも奪ってしまう。憎いことだ。高齢になると、声を出すことが健康法の1つでもある事を、最近になってつくづく思う。生活の守備範囲が狭まっていくようで何となく空しい。それにつけても「国民のために働く」とのポスター(菅)とは裏腹に、コロナ何処吹く風、国民に節制を強く勧めながら、自分たちの満足のためだけに会食を重ね、あまつさえ、それをとり繕う、うにゃむにゃな言い訳(西村)、果ては、家族で食事して何が悪いと居座る(麻生)などなど、国会議員に多くを期待することはないものの、あまりに酷い言行不一致に、ガラガラポンと、政界をひっくり返さなければならないだろう。議員に対する国民の意識が、そこまで達していないこともまた、この国に生きる者としての歯がゆさの1つになっている。今日も我が家は蔵鮨からのテイクアウトだ。店内で食べている人はやはり少なく、テイクアウトの待ちリストには多くの名前があったようだ。合理的と言えば合理的だ。家族と雖も会食は避けた方が良い、と言った医師の方々の見解を、我々も頑なに守り、お正月は、息子や娘、孫たちとも一緒にするのは控えようと、連れ合いも伝えているようだ。こんな、国民がいることを、菅たちも理解してくれれば、それでこそ「国民のために働く」と言う事になるのではないか。国民をリードするトップの姿勢が問われていることをもうすこし自覚して欲しいのと、之を進言する勇気を持つ部下たちが居て欲しいと云う事だ。又愚痴になる。そんな夕方、太郎君夫妻が、連れ合いとおそろいの暖かい部屋着のプレゼントを持参してくれた。変わりにでも無いが、連れ合いのボーナスPayPayは孫達のゲーム機などのマウスの購入に充てて貰った。電子マネーの使い方すら知らない隔絶して時代を生きていることを感じた。昼過ぎから、悩んでいたことが姫夫婦の助言を元に何とか就寝前に解決することが出来て気になることが肩から降りていく感じで開放感が得られた。他でもない、ソフトバンクからYモバイルに変更して、メールアドレスが変わる操作をしなければならないと云う事が気になっていたのだ。若い人(娘夫婦など)にはそんな些細なことを気に病む気持ちがおそらくは分からないだろうが、私にとっては、手順さえ踏めば何とかなるとは思うものの、茫洋とした不安があるのは事実だ。昔は、こうした事に何のためらいも無かったのにと、ことさら思考が弱くなっていることを憂う気になってしまう。以前(20年ほど前)、パソコンが全く使えない人に使い方を教えてくれと頼まれたことを思い出した。「電源を入れて」、から始まるのだが、手順を書いてくれと言われて、戸惑った。機器の操作などマニュアルを見てなら何とか出来る世代(私と同じ世代だ)の人にとっては、そう頼むのもまた当然だろう。然し、やり始めると、ほんの少しの画面の違いでも、何処をどうすれば良いのかが分からなくなる。所謂応用が利かないのだ。最近の子供(孫達)ならあれこれ触って、自然に身につけていくのだが、高齢(と言っても当時50歳半ば)にとっては、変なところを触るとパソコンが壊れてしまうのでは無いかと思うようだ。四苦八苦して、その人は結局使えるようにはならなかったと思う。別の例では、また同年代だが、「俺はキーボードを触ったことが無いよ。は、は、は」という部長がいた。必要なら皆部下が書類など作ってくれて、判子を捺すだけで良いから仕事はそれで済んでいたのだ。恐らくIT担当の判子大臣のような存在だったのだろう。今は彼ももう退職しているのだろうが、携帯はまだガラケーなのだろうか、それともスマートフォンを使いこなしているのだろうか。はたまた「俺は携帯など触ったことも無いよ、は、は、は」なのだろうか、一寸興味のあるところだ。そんな話はどうでも良いが、私は○○○○@Ymobil.com(想像)的な仕上がりを想定していたが、店長の最後の言葉に引っ掛かっていた。「もし、将来機種変更(会社も含むのか)の場合、Ymobileだと足かせになるかも」というのだ。「全く関係の無いGメールなどにすれば、その心配は無い」というわけだ。某か、意味するところは分かるのだが、果たして、Gメールを入れるにはどうしたら良いかが分からない。そう言えば、姫の学会手伝いで、Gメールが私にも、添付先として送られてきていたことを思い出した。早速やり方を聞くことにし、LINEと電話を駆使して、何とか作成することが出来たのだ。完了までには、姫が紹介してくれた、わかりやすい手順のネットのURLを送ってきて貰い開くのだが、先の同僚のように画面がぴたりと一致しないのだ。「あーぁ、俺も同じ状態だ」などと思いながら、やり取り(その辺りから通勤帰り途中の電車の中の婿殿も加わって)解決に助言してくれる。ついに登録完了が出来たようだ。最後に姫から「良かった!」とのLINEを貰い(20:27)、帰宅した婿殿からは、新規に出来たGメールでのやり取り(試行)が完璧に出来たのを喜んでくれるメールが届いた。(21:37)ドコモが新しく出している「アハモ」等は、こうした、姫夫婦のような、精通して者なら容易に恩恵にあずかれるのだろうが、私では、もうついていけないのではないかと、改めて確認した形になった。今度連れ合いもYモバイルに変えようとしているのだが、その時は巧く行くだろうと期待している。このように、通信方法も様々あり、無料で提供されている。こうした成り立ちは何なのか、折しもGAFAの巨大化を問題にするテレビ番組があったが、GメールもGoogleが提供しているわけだ。我々レベルの家族会話が、巨大データの一角になるなどとは思わないが、膨大なやり取りを、AIで分析し、世界の消費者の嗜好なり考えを意のままに扱えるのだろうかなどと、少し考えさせられた。現在も既にそうした世の中になっているのだろうが、これが、軍事や争乱、その他良くない方向に使われるようになったら、一体どのような世界が訪れるのだろうかと危惧する。孫達は、確実にそんな世界に生きることになるのだ。そんな目で日本のデジタル世界を「総合的、俯瞰的」に見た時、世界からは何周りも遅れているように感じ、高級料亭での会食でしか進められない日本の政治の現状を見て、これで良いのだろうかと1人危惧するのだ。
2020.12.20
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今日のウォーキングは第1849日目で9494歩だった。姉の関係で銀行関係を回った。最後に予約していたソフトバンク店で、ソフトバンクからYモバイルに変更した。連れ合いも、Yモバイルに変える気持ちになったようだ。何故か連れ合いのスマートフォンにはPayPayにボーナス点が入っているとかで、之を使ってからでないと損ですよと言われ、今日の変更は見合わせ、私だけ変更した。高槻東の店長は、納得のいく説明をしてくれたので、安心することが出来た。考えてみれば、安倍に始まり、菅と続き、そんな政府の高官達も、無為無策であり、一方の官僚たちも上司におもねることしか言わない取り巻き連中ばかりを見ていると、世間に対する不信感が、どこかで何時も騙されているのでは無いかという、強迫観念にとらわれている自分を感じる。大多数の日本人はまともに生活しているのだろうが、コロナ禍で暇が出来た(何処にも出掛けなくなった)事もあって、日本の極端で、非道な事件なども目にする機会が多くなり、精神が歪められて行くのではないかと感じている。***以前DeNAが仮想発電所(VPP)を造るという話があった。VPP(バーチャルパワープラント)というらしいが、点在する小規模な再エネ発電や蓄電池、燃料電池等の設備と、電力の需要を管理するネットワーク・システムをまとめて制御することだとの説明があった。電力も根本的に見直されている感がある。昔人間の私などは、電力は電力会社が固有に行っていると思っていたが、現在はそう単純では無く、例えば省力化のためにスマートメーター(一々見に来なくても通信機能を有するメーター)を使うことになっている。それ自体も電力会社だけでは賄えないので、通信会社が絡むことになる。加えてガスも纏めれば安くなると、それぞれの関係会社が自分のところに引き寄せようとあの手この手で勧誘してくる。全てを知り尽くして判断出来れば良いが、なかなかトータルで、何が消費者にとって有利なのか判断するのが難しい。VPPなどは、最近になって再生エネルギーが本格的に多くなってきたからだろうという気がする。発電と送電の分離なども関係しているのかも知れない。八百屋で大根を買うというような単純なものでは無くなってきたと云う事だ。VPPで、再生可能エネルギー発電設備などの「創エネ」や蓄電池等の「蓄エネ」と言ったことが関係することは理解できるが、デマンドレスポンス等需要家側の「省エネ」と言う点については、なかなか理解が難しい。要は、地方地方に別れ細々とした地域で、少しずつロスしている電力を巧く束ねてマネジメントすることで有効活用すれば、1つ1つが小規模でも、大規模な発電設備に匹敵する電力となり、効率的に需給バランスが最適化出来ると云う事だ。再エネ発電設備での発電が増大し、電気が余る時には、各戸の蓄電池への充電を増やし、需要を増大させるとか、電力需要がひっ迫する時には、蓄電池にためていた電気を使ったり、電力消費を抑制させるデマンドレスポンスの実施で需要を縮小させたりする等と言った組み合わせだ。ここで、デマンドレスポンスとは、経済産業省によると「卸市場価格の高騰時または系統信頼性の低下時において、電気料金価格の設定またはインセンティブの支払に応じて、需要家側が電力の使用を抑制するよう電力の消費パターンを変化させる」ことと定義されている。官僚言葉なのか、妙に分かりにくい。理解するのはなかなか難しいが、この電力の需給バランスを保つためには、「供給量を需要量に合わせる」と「需要量を供給量に合わせる」という2つの考え方があるということだ。前者が、今までの考えで、需要を予測して、足らなくならないように余分に発電しておくことで、世界的に見ても一般的なやりかただった。この余分(過剰に発電設備を要する)量が結果的に電気料金の高騰に繋がっているのだ。之に対して、デマンドレスポンスは供給側が電力状況に応じて需要家側に協力を募り、需要家は節約で電力に余剰を生み出して、需要量を供給量に一致させることを目論むのだ。こんな事が出来るのかという感じだ。こうしたVPPの考えが可能になったのは太陽光発電や燃料電池、蓄電池などのエネルギー設備の普及が拡大してきたことに加え、エネルギーシステム改革が進んできたこと、更にはIoTが進化してきていることが挙げられる。こうした背景から、VPPを実現できる環境が整って来たとのことだ。何やら合理的に事が進められているような気がする。こうした新しい発想も政府(官僚たち)が考えているのだと言うことは、大いに評価して良いだろう。こうしたとりまとめの制御にDeNAも参入しようとしているのだ。ここでもAIの利用が生きてくるというのだ。こうした考え方の始まりは2016年なのだそうだ。もっと早くから気づいていると思っていたが之も後手のような気がする。電気と言えば大型設備を持つ電力会社と言ったステレオタイプの考え方は、とっくに時代遅れになっているのだ。新聞にはVPPは「ゲームチェンジャー」となっているが、正に旧式の発想では出てこないものだろう。政府は再生エネルギーを2030年迄には22~24%にするとのことだが、既にこの考えは古いのでは無いか、石炭を前面廃止し、脱炭素を追及するなら、もっと本格的な強硬姿勢が必要だろう。型にはまった考えからは改良は出てきても、改革は覚束ない。海外の原発は英国のケースもトルコのケースも撤退の憂き目に遭っているようだ。重電の会社に、改革を求めても無理なのかも知れない。東芝は米国の原発の失敗を機にインフラサービスカンパニーを目指すとしている。これからは水素発電、炭素を減ずるアンモニアなどが取り沙汰されている。なのに、昨日の新聞では、まだ40年経過した原発を再稼働しようとの話が載っていた。それもこれも関電だ。高浜町の不正は何処に行ったのだろうか、関電自体が大きく発想を変えない限り、大げさに言えば、日本のエネルギー政策は足を引っ張られることになるのではなかろうか。
2020.12.19
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今日は今年最後の北摂天神会ゴルフコンペだ。前回は、コロナもあり、雨模様とのことで延期になっていたのだが、今回は挙行された。何時もは、ホールバイホールで書いていたが、何の御利益も、フィードバックにも繋がらないので、気がついたことだけを書き留めることにした。先ずコロナのこの時期にゴルフと雖もコンペをする事などあまり望んではいないので気乗りがしないことだ。友人は、前回の出席を見合わせていたが、今回は出場しても良いかなとの気持ちだったらしい。ところが幹事の手配が、予め組み合わせで欠席とされていたので、これ幸いというか、そのまま欠席することにしたようだ。夫人の方は出場したかったようだが、夫を置いて単独出場とはいかない。結果18名の参加となったようだ。少し遅めにゴルフ場に着いたが、所々雪が残っていた。会長(お医者さん)は予め欠席とのことだった。勤めておられる病院で64名のクラスターが発生したとのことで、病院は一時閉鎖、先生は無事のようだが、出席は見合わせるとのことだ。また、1人は肺炎で欠席、1人は、理由を聞かなかったが欠席となり、たまたま1人が追加で参加したために合計17名のコンペとなった。幹事は鷹揚なのか、最終組み合わせを通知してくれていなかった。こうしたところが、私が幹事をしていた時と違うところだ。少しイラついた。私は、高校時代の2年先輩と4年先輩の3人で回ることになった。カートを丹念に消毒して、臨んだ。皆それほど神経質では無いが、どう思っているのだろうか。ゴルフ場は安心との気持ちが勝っているようだ。天候は思ったほど寒くは無く、丁度いい加減だ。暫く(前半)回る内に、セーターは脱ぐことになった。アウトからのスタートで、1H、TSのいきなりダフリから始まった。3オンは出来ただろうが、トップして駄目だ。出足から芳しくない。2HもTSは当たらない。3パットもあって、やはり気合いが入っていないので今日も駄目かと一瞬頭をよぎった。3Hは途中ダフリがあったが1パットでパーを拾った。続く4H(S)もパー。このホールなどカートの表示とTGに設置の表示が20YDも違う。7Iでやっと乗った感じだ。5H(相性が良い)は2打目をダフったが、4オンはピン近で、何とパーを逃した。これは残念。後で聞けば、このホールで、別の組の人がイーグルだったとか。池越がチップインしたとか。然し最終結果は私と同じグロスだった。6HはTSやはり悪いが挽回して3オン。惜しい1パットが外れた。7Hは駄目だった。DCホールだが、通過9人でFWに残ったのは前の組の1人だけで両賞(ドラコン、ドラ短)を一手にさらっていった。私は2打、3打共に巧く当たらず3パットで駄目だった。8Hは4Wで打ったが、カラー止まり、パット3つでボギーだ。ここまでは良くある、と言うか、まぁまぁかなとの感じだが、9H、TSは快心だった。然し左足下がりをまたチョロだ。以下引きずって4オンも成らず、加えてアプローチの5打でトップのゴロでGRオーバーのOBだ。完璧に打ち砕かれた。やっと50だ。2年先輩は49。最終Hでの逆転だ。例によって距離を取っての昼食。食後は、マスクを付けての歓談だが、コロナと政府の不甲斐なさに集中した。2年先輩は脊椎間狭窄で入院していたとかで、手術はせず、医者に言われてゴルフは良いとのことでの久しぶりの出場だとか。然し、腰をかばい軽く振るショットはかなり飛んで、私は追いつかないし、力むと変になって仕舞った。4年先輩は、今日はことのほか悪かったようだが、回れるだけでハッピーという私と考えが似たタイプで、話は合った。後半は、10Hで軽く2オンし、パーを取った。之は行けるかなとの思いにもなったが、次からが劣悪の連続になって仕舞った。11H、7Iの当たり悪く左バンカーの手前だ。何と目前のバンカーに入れ(これ信じられない)、バンカーから3回目でGR向こう、8打になった。ここで10Hでの夢は完全に消えた。馬鹿馬鹿しいほどのむなしさだ。12H、TSダフリ空振りだ。お目こぼしで、ノーカウント、マリガンのTSは綺麗に飛んだ。びっくりすることに、クリークの直前であわや入るかとの位置だった。かつて無い飛びだった。軽く振れば良いのだとの証だが・・・。ところが30cm程の目前のクリークに入れたのだ。やけの3パットで7打。後はもううつろだ。13H、TSテンプラ、2打は左に引いたようだが自分には見えなかった。先輩の指摘で探すと、左のバンカーに入っていた。出すだけの、ここは1パットでやっと6打。14H、打ち降ろし、ここもカートの表示と距離が20YD違う。6Uで距離はぴったりの横の池にぽちゃり。5打だ。15HはTSチョロ。2打挽回だが3打届かず。4オンで3パット7打だ。16Hのロングは、これまた、TSが不発。然し2打、3打、は快調で何と4オン出来たのだ。惜しい1パットが外れてパーを逃した。何とちぐはぐな。このホール、2年先輩が、前の組が既に行ったものと勘違いして、前の組の頭上を越えるグッドショットのハプニングがあった。之には少し後味が悪かった。仲間内でなければ揉めるところだ。17Hもう成り行き任せだが、TSはまだしっくり来ない。2打で回復。3打でまた当たらず4オンだ。ここは1パットだった。最終18H、TSは本日ほぼ数えるほどのまともな当たりだった。2打も良かったが、右ラフ。残り150YD。GR手前が池故に刻んで、4オンした。2パットダボギー上がりだ。何となく普通に終われた。無茶苦茶なホールが11~15Hあったのだから、何をか況やだが、9Hの最後のOB(勿論2打目の左足下がりもだが)、11Hのバンカーに入れたこと、12Hの目前のクリークに入れたこと、この3つは悔やみきれない。前半競っていた2年先輩が2位に食い込んだ。私も之くらいは行きたかったし、行けたはずだ。何もかもコロナが悪い。同期の友人が2位に7打差、NET66で優勝していたのが光っていた。彼はコロナに関係なく、良くラウンドしているようだ。練習もしないし、クラブも握っていないから、この結果は当然かも知れない4年上の先輩はメーカーになっていた。
2020.12.18
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今日のウォーキングは第1848日目で8165歩だった。朝から、スマートフォンの通信会社をソフトバンクからYモバイルへ変更しようとショップに出掛けた。Yモバイルはソフトバンクのサブブランドというのだが、各社通信会社の成り立ちや関係が、私などには今一つ飲み込めない。契約時点ではどうだったのかも定かに覚えていないが、使用ギガ数が20GBのプランに入っていた(入らされていたのかも知れない)のだが、実績を見ると、殆ど1GB以下であり、たまに越えることがあるというのが私のスマートフォンの使用実績らしい。それなら、Yモバイルが提供する2GBあれば充分との話になり、変更をほぼ決めたのだ。然し気になるのが、何かしら落とし穴があるのではないかとの疑問だが、Yモバイルも、ソフトバンクの回線を使うので、全く同等だという。速度なども遜色は無いというし、(別の店ではソフトバンクとYモバイルが競合した際はソフトバンクが優先されるだろうとのこと)私の理解では、ギガ数が、2GBを越えなければ、現状で機種(iPhone自体)を変えることも無く、使えそうだと納得するに至った。勿論、メールアドレスは変わるので、必要なところへは連絡を要することになるのだろう。ショップが代行してくれることは無いだろう。ややこしい話になると、個人情報をタテに、お客様自身で行って頂かないと、と言う事になるのは必定だ。そこに出てきたのがドコモのアハモと言う新形態だ。同じく20GBまで使えて、値段はYモバイル程度になるのだというから、どうせアドレスが変わるのであれば、ドコモに乗り換えることも選択肢ではないかと、また心が動いたのだ。ところが、このアハモはオンランでしか扱わない建前になっている。ネットでの契約や、故障などの問い合わせ、乃至は使い方などについてショップでの応対は基本しないことになっているという。要は、インターネットなどに精通した若者がターゲットと云う事だ。私もネットでチェックしたりすることは、やろうと思えばできるのかも知れないが、如何せん歳を取ると何事も忘れがちだし、ついうっかりと見過ごすなどしてしまう恐れは多分にありそうだ。ショップに通うのもあまりしたくないご時世なのだが、やはり、肉声で、かゆいところに手が届く説明を受けられる方が高齢者向けだと云う事には納得するのだ。政府の声掛かりで、値下げを進めている以上、ドコモがこうしたプランを出してきたことで、ソフトバンクもまた追従するのでは無いかという期待感もあり、それなら、アドレスそのままで使えるのかも知れないとの期待は残る。しかし月々5~6000円値段が下がり、実質上の問題は、アドレスだけなら、迷うことは無いだろうとの勧めであった。決め手は店長が「私が、ご家族だったら、Yモバイルをぜひ勧めます」との言葉であった。考えてみれば、過去何年もの間、無駄に5~6000円払ってきたことになるわけだ。今更返してくれとは言えないのかも知れないが、之までも、何度もショップに通って、安く出来ないかとの交渉をしていた経緯を考えると、言葉は悪いが、丸め込まれていた感がしなく無い。料金設定の複雑さを取り上げれば、もはや理解不能に陥るくらいに複雑怪奇なのだ。加えて、プロバイダー業務もやるとか、電気料金の引き落としにも関わるとかになってくると、大学の専門課程の専攻でも解けないくらいに複雑怪奇だ。加えてキャンペーンが時々あり、客寄せを行うとか、今ならこうした契約をすると、有利になるとかの話が入り込んでくると、もはや、相手のペースにはまり込むことになる。最終的に意を決して、変更を申し出たところ、何故か私のiPhoneの登録番号が無いという。ところが、色々考えて、私の場合は、iPhone自身が初期不良で、アップルに送り返し、新品と交換して貰ったことを思い出した。交換した新しい機械の番号が、ソフトバンクにフィードバックされていなかったらしく、シム解除も出来ないというごく希なケースだったようだ。アップルは、その時に携帯そのものの番号をソフトバンクに通知するべきことを怠っていたようだ。極めて希な例(初期不良で、しかもフィードバックがない件)と言うが、此方は良い迷惑だ。再度土曜日に訪問することになった。それまでにアップルに然るべき是正をして貰うとのことだ。之を解決するのは少し時間が掛かり、今日は出来ないとのことで、土曜日に再度訪問することになった。ソフトバンクからYモバイルに変えるのは、2GB制限になるために、SIMカードの取替を必要とするようだ。日本はガラパゴス化し、携帯のビッグ3社が寡占状態得ある事から、SIMカード脱着が容易に出来る外国に比べて、こうしたところが遅れているし、オプションが採りにくいのだと、今更乍らに感じた。海外出張などで、相手国の携帯を借りて、SIMカードを購入して安く使っていたことを考えると、日本のデジタル行政は、遅れに遅れているとしか云いようが無い。たかが携帯、されど携帯とでも言おうか、今や、年寄りでもスマートフォンを持つ時代になっているし、遅れていたデジタル庁が出来るという方向でもある。日本人全体が、デジタル化に向けた知識を高めることが肝要だ。
2020.12.17
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今日のウォーキングは第1847日目で8364歩だった。連れ合いはお茶が好きなのだが、最近のお茶は美味しくないという。美味しいとの言い伝えの店を教えて貰えなくなったことで、手に入らないのだそうだ。私はコーヒー党で、しかもインスタント派。お茶は時折入れて貰う抹茶を飲むくらいで、煎茶にはあまり興味も無く、むしろ夏冬通してペットボトルの爽健美茶が一番口に合っている。三人会の友人宅へも行きたいということで、宇治に美味しいお茶を求めて出掛けることにした。宇治川の辺には沢山御茶屋があるし、美味しいお茶に巡り会えるかもといった期待があった。外は寒いが、車の中なら、暖かいし、コロナも心配ないしとのことで、ドライブ気分で出掛けることになった。R171は結構交通量が多い。ここを走っている分にはコロナを忘れるくらいだ。一般道を通って、宇治川に出て、土手路を走った。途中改良工事でバイパスが造成されているようだ。宇治に入っても、人通りは極めて少ない。平等院の参道に入ると御茶屋は沢山軒を連ねている。しかし、人通りはぱらぱらだ。連れ合いはその内の1軒で、1つ仕入れ、また別のところでも1袋買い求めたが、お目当ての店はシャッターが閉まっており、コロナの影響を肌で感じることになった。しかたないので、それだけで、宇治を後にした。北山にある連れ合いの友人宅には何度か行っているのだが、近くの植物園が、カーナビに入力できない。どうも新しくなって路は追加されてはいるが、よかれと思って、詳細の地図が出てくるのだが、これが極めて見づらい。画面では少し左に入る指示になっているのに、アナウンスでは右に行けと言ったり、交差点で右折の道路が近接しているところではどちらで曲がるべきかの判断がし辛いなど、咄嗟の判断を誤らせることが多かった。GPSの精度は良くなっているとは言いながら、このカーナビには反映されていないかも知れない。カーナビが選んだ道も、遠回りで、あまり的確とは言えない。元(久御山JCT)に戻され、そこを北上することになった。後になって、観月橋から丹波橋を経由した方が近かったのでは無いかなどと感じた。友人宅では、お礼の品(蜂蜜)を届けたのだが、逆にまたもらい物をして帰ることになった。帰り道は、何時も走り慣れているので問題は無かったが、あまり通ったことの無い路を走りたかったという気分にはなった。帰りの薬屋で、除菌剤を買ったが、どうもマスク専用という高度(?)な消毒剤は於いていなかった。除菌剤は山のようにあり、またマスクもそれぞれ色とりどりの物が沢山売られていた。一体「アベノマスク」は何だったのだろうか、とも思った。(あのときは必要だったのだろう)オイルショックで、トイレットペーパーに群がったあの当時のことが起こっていたのだ。次の選挙ばかりが気になる政治家や机に座ったままの官僚が出せる知恵というのは之くらいなものかと、頭脳の良さとは関係の無い、人としてのバランスと人間力は、確実に日本の官僚や政治家たちには欠如しているようだ。鬱々とした気持ちが、今日も続く。
2020.12.16
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今日のウォーキングは第1846日目で8143歩だった。今日は銀行周りの用事を済ませた。年金の支給日でもあり、銀行は結構混み合っていたようだ。総て連れ合いが回ってくれた。連れ合いは、最後に孫用にと、「鬼滅の刃」の最終巻を買って届けていた。兄の方はそうでも無さそうだが、弟の方がはまっているという。1度梗概を聞いてみたいものだ。弟が好きだというマクドナルドも買って、土産に届けていた。コロナ禍で、親しく食事などをしたいと思っても、家庭内感染があるとの報道もあって、自粛の一途だ。姫の方も、この年末は、やはり帰らないと決めたようで、来年の正月は、静かな開けとなるだろう。最近はLINEなどというツールがあるので、比較的密に連絡を取っているようで、大昔の電話1本だけというわけでも無く、比較的に阻害意識は感じ無い。夕方、頸部血管のコレステロールの溜まり具合を見る1年に1回のエコー検査に出掛けた。1ヶ月前に町の特別検診(健康診断)を受けた結果をも聞くためも7ある。今年は医者も、患者(私も)マスクをしてのことになる。もはやあれから1年が経ったのかとの感慨と、今年は最初からコロナ一色だったことを改めて思い知った。収束は見えず、米国でワクチン接種が始まったようで、その内イギリスや、EUでも接種が始まることになるだろう。問題の副反応だが、之も間だ5万人程度しか打っておらず、1~2例副反応のあったことも伝えられていて、少し恐ろしい気もある。やがて、日本でも接種が始められるだろうが、先ず優先者に医療関係者が先行し、高齢者などがプライオリティーを高めに設定してある。ありがたいような、怖いような今は複雑な気分である。専門家の先生方(医者)も私は打たないと宣言している人も居るようで、私も逡巡する口だ。頸動脈エコー検査は、連れ合いも一生に受けたが、共に大丈夫だとのことで、数字そのものは記入したものを渡してくれなかった(貰うのを忘れた)自分が歳を取ったことを感じるのは、こうした病院に通う時だ。某か検査値に異常があり、それがずるずると後を引き、全く正常には戻りそうにない事だ。高血圧常、血糖値が高い、また高脂血症とも仲良く付き合っていかなければならない。医者は様子を見るばかりだ。治らないと思っているのだろうか。コロナ禍で、高齢者で基礎疾患のある者は重症化しやすく、且つ死亡率も高そうなのを聞くと、私の数値は、少し許容値を外れているだけだけれど、基礎疾患に含まれるのだろうかなどと言ったことが気がかりになる。健康診断の結果は、概ね予想通りの結果であった。特に悪くなっているわけでは無いが、目が覚めるように回復しているわけでも無い。このまま死ぬまで付き合っていかなければならないのかといった諦観がよぎる。この1年の、更に後半は、治まらないコロナに、体全体を押しつぶされそうな見えない圧力に怯えている感じがする。ワクチンが行き渡り、海外での治験(実施)が効を奏して、沈静化に向かうとなれば、少しは気も晴れるのだろうが。朝からパソコンに異常を来した。予定表(今は廃版になったロータス社のオーガナイザー)への入力が出来なくなってしまったのが発端だ。軽く考えて、再起動を試みたが、10分待っても再起動画面の侭だ。急いでテクニカルセンターに電話するも、通り一遍のことしか言わず、買った店相談してくれと言う。店に相談する前に、以前にこうしてフリーズした時に、強制終了も出来なかった事を思い出した。その時は、修理に来た人が内部通電が異常を来しているかの知れぬとのことで、ノートパソコンの電源を抜き去り放電して停止する方法を採った事を思い出した。それをトライすることにした。一か八かだ。その旨何時も来てくれる担当者に伝えると、一応その処置で放置して、明日店まで持参してくれという。昼過ぎに完全放電しているのを確認して、電源を繋ぎ、起動を試みたら、何と以前のように問題なく立ちあがり、使えるようになった。やれやれだ。このままで調子が安定するようだと使って行けそうだ。少し安堵した。そんなこんなで、パソコンが一時(半日)使えなかったので、ブログを更新することも遅れた。そこで考えたのだが、何時の頃からか、世相を自分なりに理解するために、テーマを絞って、A4で3枚程度にブログに書きながら理解に努めるように自分に科していたが、どうもそれが重荷になって、他のやるべき事に手が回らなくなる傾向が顕著になった。愚にも付かないことに理解を深めても、世相が変わるわけでもなく、政治向きのことなど考えれば考えるほど怒りと、むなしさが募るばかりになる。そこで、これからは、問題になっていることを簡単にメモ程度に記載することとし、時に深入りすることはあっても通常はさらりと書くに留めようと思った。そう決めても、余り上手く纏められないかも知れないが、指を動かすこと、事件や論評、新しい言葉などに言及し、自ら考え、タイピングすることで、ぼけ防止になるのではないかという思いに気持ちを切り替えようと思う。その方が気が楽で、ブログを決められた枚数書かなければならないというミッションから解放され、今を生きると云う事がもっと素直に出来るのでは無いかと思ったのだ。特に書きたい内容でなければ、明日から、簡便な、短い内容になるだろう。
2020.12.15
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今日のウォーキングは第1845日目で、8126歩だった。美香子姉の用事に付き合って、補聴器調整、極東証券での取引停止、化粧品購入など、大阪市内、緑地公園などを車で回って、ほぼ1日仕事になった。市内の人の出は、通常をあまり知らないが、それほど多くは無かった。***昨日のテレビ「そこまで行って委員会」で河井案里の選挙違反について話していた。河井自身もさることながら、彼らに力を入れていた、安倍と菅、そして関係自民党の幹部連中をどうにか処分できないものかと、歯ぎしりをする思いだ。彼ら(政治家たち)を何とか罪から免れさせようと、最高学府を出た俊才たちが手を尽くしている。日本の社会は、どこか狂っているのではないかと思う。法治国家故の法解釈の問題に持ち込んで、何とか罪を免れさせようとしているように思え、このままで日本は大丈夫なのか、こんな連中に任せてコロナを乗り切れるのだろうか等心が突き動かされる。所詮一介の老人が何を思おうが、何を書こうが、そよとさえ動かないことは分かっているが、コロナで落ち込む気持ちを増強させていることは違いない。思えば、之まで何も考えず(そんなつもりは無かったが)生きてきたことを不思議に思うこの頃だ。「逢い見ての後の心に比ぶれば 昔はものを思わざりけり」という恋唄があるが、意味は違えど、下の句の言葉を今の心境に重ね合わせている。1億5000万円をぽんと出したのは菅首相だったとかの話もある。安倍も勿論承知のことだろうし、誰がどう指示したのか知れないが、自分の意に染まぬ候補(岸田派の溝手顕正)を落とすためにここまでやるのかと、その凄まじさに戦慄を覚える。しかも、そのことが露呈しても、一向に意に介さないと言うところが、絶対に真似の出来ないところだ。野党は勿論、マスコミも息長く、伝えることが出来ないというか、そこまでは思っていないのだろう。ましてコロナが蔓延している中、それは些末なことのように思わされてしまうのだ。思えば、どんな極悪でも何とか通ってきた過去がある。それらのことと比較して「総合的、俯瞰的に」見れば、誰もたいして直接傷んでいないし、それ故に首をくくる者もいない、と言ったところか。そう言えば、実際に首を括った人(赤木) がいて、その因果関係は、報道の限りでは明らかだと思うのが、何故かそうした相手(佐川宣寿)は大衆の前には現れないし、むしろほとぼりが冷めるのをのうのうとして過ごしていることだろう。マスコミも、一部を除いて、深追いはしない。然し、こうした事が忘れ去られ、また無かったことにして良いのだろうか。常に感じる疑問だ。話が飛んでしまうし、飛ぶほどに多くの不正や、不快な事項が多すぎる。河井夫妻のことをもうすこし続けると、彼らが得た1億5000万円を、そっくりポケットに入れてしまうのでは無いところが味噌だ。それなら1も2も無く警察が動くだろうが、そうではないのだ。一部はポケットに入ったのかも知れないが、多くは、広島の議員さん達(政治家)に配られているのだ。端金ではないし、計算しやすい金額が地元議員や関係者に配られているのだ。その後調べが進んでいるのか否か、地元議員ら94人に約2570万円を渡した疑いがあるとされていた。今は何処まで捜査が進んでいるのだろうか、然るべき咎は科せられているのだろうか。細かいことは、詮索の伝も無いが、1億5000万円から2570万円を引いた残り1億2000万円余りの行方はどうなっているのか、明かされていないままで済まされているのだ。捜査される側はだんまりだし、捜査する側も締め付けがあるのか否か、それ以上進展しない。2570万円以外にも、亀井静香の元秘書に300万円が渡っていたとか。そんな以外にと言われる使途が、全く追及されていないのだ。県議や市議の中には、貰えないと辞退した人たちはいたようだ、でも皆10把1絡げになっているようだ。報道され私の知る限りで、個人的に受けた金額が多かったのは奥原信也広島県議だ。ほぼ私と同年齢だ。200万円を受取ったことは認めていて、150万円を自民党支部へ渡し、50万円は使ったとのことだ。之ってはっきりしているしこうした事実も次々明らかになっている。既に、秘書の立道浩や高谷真介、脇雄吾らは逮捕されている。一体何をもたもたしているのだろうかともどかしい。克行の人となりは、傲慢で居丈高、人を人とも思わないとこき下ろしているが、そんな彼を法務大臣にまで任命しているのだから、安倍の責任も十重二十重に重いはずだ。自身が率先している真っ黒なウソだけではもの足らず、あらん限りの悪業をし尽くして、体調を壊して首相を辞めるのも2回目だ。「そりゃ、もう、私も妻も関係していれば総理大臣も、国会議員も辞める」と言った時には嘘がばれても辞めないで、この期に及んで雲隠れかと思うが、例の「真摯に、丁寧に」説明をするという言葉で、桜を見る会の誤魔化しをやり通そうとしている。希代の大嘘つきで、有言不実行な男の代表だ。然し、世界を見ると、もっとえげつない権力者は山のようにいる。だからこの程度なら良いのかとはならない。どうしても話がそれてしまう。ともかくも、安倍の大嘘つきの一家が、未だに残存しているという事実を苦々しく思うものの、法治国家故にリンチなどは出来ないし、一方ではこうした政治家の悪業をするりと逃がす解釈をする人たちがいるのだ。そう言えば、菅原一秀はどうなっているのだろうか。河井も、菅原も、どうやら菅一族と言うようだから、話が前に進まないはずだ。克行は溝手を落とすために案里を、提供した風なことが書かれていた。何とも凄まじい世界である事よとは思うが、そんな世界に入り込み、選挙で通ることで、へいこらから反り返る身分になれる、有権者は、何度か当選する者を先生と崇めて、次回の選挙でもまた票を入れる。之では良くなる道理が無い。野党が不甲斐ないとか、何とか言うけれど、勿論そのことに否やは無いが、国民自身が、日本の悪者でさえ、郷里の先生、時には神様になるような国民性の中では、こうした不正(いや、彼らの中では、もはやこの程度のことは不正という反中には無いのだろう)は止まないだろう。確か、事の始まりは、案里側の陣営が車上運動員に法定上限を超える報酬を支払っていたことが明るみにでたことから始まったのだが、考えてみれば、それというのはもちろんいけないことで、法律違反なのだが、その影で巨悪がはびこって、しかもそれを取り締まる検察をも巻き込もうとするに至っては、法治国家の名を借りた、真の独裁である。賭け麻雀で黒川が検事総長になる芽が摘めたのは、ラッキーだったとしか言えない。燃し彼が賭け麻雀を好きで無かったとしたら、この国は、巨悪を許す巨大な犯罪国家になる(ただしこの犯罪は、有力政治家であるものに関わることだけだろうが)このように本来裁かれねばならないことを置き去りにするわけでは無いが、どんどんと深みにはまるような事態が出現する。安倍など、時に狼狽することもあるようだが、決して自分自身が傷つかないようにセットしてある。人の世はつながりがあって成り立つものだし、会社社会でも、どっちに付くかで将来の命運が決まると云った事も聞く。政治の世界では、まずそういったことが第一義であり、年功を経た者が最後に心太式に大臣になり、本来行わなければならなかった事が置いてきぼりにされ、気が付いてみると、世界の中で上位に居たはずの日本のランキング(科学技術や幸福度、デジタル関連、医療、教育等など・・・)は格段に低下していることを知る事になるのだ。最近になって両河井とも起訴されることになったものの、まだまだその先は分からない。菅がどのように運ぶかだが、「安倍路線を踏襲する」との一言で、成り行きが想像される気がして成らない。菅の支持率も40%に下がり、無能、無策さを露呈した。不支持の方は49%と大きくなったというが、それは世の常。河井の決着をどう付けるかで、真価が分かろうというものだ。100%期待することは誰が総理になっても叶わないだろうが、日本を、劣悪国になることだけは心して止めて欲しい。安倍は最長不倒の長期政権がレジェンドだという。それは言葉を換えれば、失われた期間がそれだけ長かった云う事にほかならない。
2020.12.14
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今日のウォーキングは第1844日目で10309歩と1万歩を越えた。夜空にくっきりと三日月と金星が、接近して、あたかもトルコの国旗のように見えたのだ。記念に写真を撮ろうとしたが、日本の空は縦横に高圧線や電線が走っている。良いアングルをと探していたらつい足が伸びてしまったのだ。 姉の新しいホームでの新契約書に署名押印をしに出掛けた。老人ホームがこの所コロナに狙われているようでもあり、訪れるのにも気が引ける。帰りに松坂屋で買物をして帰った。 新聞で世界のコロナの感染者数見て驚いた。トルコの感染者が急増していて、急に世界の8位に躍り出ていたのだ。今朝見た空のトルコ国旗は何かを暗示していたのだろうか。 今まで3万人強の増加だったのが、11日から12日に掛けて何と約82万5000人程の増加を示していたのだ。何かの間違いをここで修正したのであろうが、唖然とする数字であった。 *** 中東の独裁国家に起こった民主化運動(アラブの春)から早10年が経過した。当時はチュニジア、エジプト、リビアの独裁政権が倒されて、一定の効果があったかに見えたが、何とか凌いだ強権指導者は、今なお中東発展の足かせとなっていて、このコロナ禍にアラブの春の再来を懸念する声があるようだ。 事件の発端は2010年12月17日、チュニジア中部シディ・ブジドで失業中だった26歳の男性ブアジジが許可無く露天での商売を始めたことで、警察が商品を没収したのだ。これに抗議してブアジジが焼身自殺を図った事に端を発する。この自殺を期に、抗議運動がチュニジア全土から、エジプト、リビアへと燎原の火のように広がったのだ。 当時の若者が置かれた失業率の高さが背景にあり、政権への抗議と変わって、大統領周辺の腐敗の是正を求める動きとなった。そして、当時のベン・アリ政権は崩壊した。ブアジジはチュニジアでは英雄視されていると思いきや、追悼するビルの壁面の肖像画も色あせていて、現在の市民の評価は今一なのだという。民主化には繋がったとは言うものの経済的な低迷で、10年前の1人当たりのGDP4000ドル越えが、今は2割も減少しているからだ。 唯一の成功例とされるチュニジアに於いてこうした状態であるので、当時の革命は完全に成功したとは言えない形だ。資源だけを頼りに生きてきたレンティア国家の宿命が、如実に表れている。チュニジアの首相ムシシは政治的な自由(民主化)は達成できたとしているが、経済的な困窮は増大していると言及している。失業率は15%の高止まりであり、国の債務はGDPの90%に迫るとみられている。こうした改善できない状態に業を煮やした若者たちが、過激組織イスラム国(IS)に流れ込んでいるという。フランスで起きた教会襲撃テロもチュニジア出身者と分かっているが、テロを如何に押さえ込むかは、今なお強大な課題になっている。2022年にはチュニジアで次回のアフリカ開発会議(TICAD)が模様される予定になっているが、チュニジアの日本に対する支援の期待は大きい。 考えてみれば、ここまで困窮している国に、中国が札びらを切った時に、結果がどうなるかは、おおよそ類推できる。世界中どの国もテロを撲滅とは唱えるが、本気で浄化しようと考えている国は、正直少ないのではないだろうか。 原油安にコロナの感染拡大が追い打ちを掛ける格好で、アラブ地域の2020年の実質経済成長率はマイナス5%に落ち込む見通しだ。アラブの人口は約4億人、その半数は25歳以下の若者だ。閉塞感はつのるばかりだ。 日本のコロナ禍の若者に比べると、全く質を異にしていて、経済、経済という意味合いさえも異なった声に聞こえてくる。ここでも貧富の格差が増大している。政府の財政悪化で必要なインフラ投資も無く、インターネット環境も劣悪、オンライン授業や遠隔医療などは望むべくもない。一方の湾岸諸国の王族は欧州サッカークラブへの投資に熱を上げると言った状態のようだ。アラブ諸国では約2億5000万人が貧困水準での生活を強いられている。こうした不平等が、ますます拡大しているのだ。シリアは、最近ではあまり名前が出てこないが、国土は荒廃し、アサドは未だに権力を持っているようだ。民族的な詳細は知らないが、アサドの自国民をも平気で殺戮するニュースは何度も目にした。政権に抵抗する勢力との内戦が多発した結果は、1000万人を越える難民をヨーロッパ方面に送り出す結果となった。エジプトではムバラクは倒れたが、続いて選挙で選ばれたモルシはすぐさまシシのクーデターで転覆させられた。シシは軍人であり、民業を圧迫し、自身は憲法改正で、最長30年まで大統領職に留まれることになっている。軍政の国で、平穏に過ぎている国は無いだろう。10年前のアラブの春は、確かSNSによって、中東中に拡散したと記憶しているが、今や、そのSNSはシシによって規制され、言論統制が引かれて、エジプトで外国の大使と面会した活動家は当局によって逮捕されるという始末だ。エジプトも、中東も、日本からは遠い国だから、日々の事などあまり伝わってこないが、香港と同程度に締め付けが行われている感じだ。リビアは独裁者カダフィが倒れたものの、その後国は分裂し、詳細はあまり聞こえてこない。イエメンについては、サレハ大統領の退陣を求める反政府抗議活動が発生し、紆余曲折を経て2017年サレハが爆殺されることになった。その後は、南部アデンと首都サヌアに別れて内戦となり大混乱を呈している。あたかもサウジとイランの「代理戦争」の様相を呈している。現状は泥沼化しているという有様だ。因みにイエメンでのコロナ感染者と死者は2337人と、639人とされているが、果たして真実なのかどうかも疑わしい。レバノンについても言及されている。かのカルロス・ゴーンが逃げ帰った国だ。首都ベイルートでは、最近、長い間放置されていた危険物が大爆発を起こした事故は記憶に新しい。レバノンが国家として機能しているのかとまで思わせるほどの大事故であった。ここでは、アラブの春の第2幕が始まろうとしているという。確か10年前のアラブの春では、レバノンの名前はそれほど取り沙汰されていなかった。ベイルートの現状は、毎日のように停電が起こり、ごみの収集は追いついていかない。にも関わらず税金は引き上げられているというのだ。 一寸想像できない展開のようだ。大爆発が、誘因である事も考えられるが、ここまで追い込んだ国を腐敗させた支配者層への憤りは国民の共有するところとなっているようだ。ゴーンはどうしているのだろうか。どの程度の経済レベルの人かは分からないが、爆発被害者への共助活動を行っている人も、政府転覆へのデモへの参加を呼びかけているという。2019年にはアルジェリア同様に、スーダンでも長期政権が瓦解している。財政のバラマキで凌ごうとした(それしか手が無い)政策ではもはや次元が違うのだ。こういった国では体裁は民主的な選挙による民主主義のていをなしているが、実のところ全く機能していない。 批判的な思考を教える教育や、中立的な司法権力を監視するメディアなどはアラブの多くの国には存在しないのだ。この1言を見ても、教育の重要性や、民主主義の根幹である、民意に基づいた選挙、それに司法の独立、等など、基本的なことが今更のように大切である事が分かる。 米国では、トランプが、自分に有利なように最高裁判事を指名したり、日本では、安倍が、自分の罪を覆い隠す手段として黒川を最高裁判事に任命しようと画策した。また内容は良く知らないが、韓国でも行政の司法への関与が取り沙汰されている。マスコミもそうだが、「ヨイショ」するだけの報道機関では何の意味も無く、それは独裁を許すことの証でしか無い。反対ばかりをするのでは無く、是々非々の道を採らねばならないことは云うまでも無いが、時に自分に利することなら、何でも採り入れるといったやり方は、安倍やそれを継いだ菅の所々に出てきている。と言うか、安倍の場合は、全く独裁に向けた政治でしか無かったという遺産を残している。 話を戻すが、アラブの為政者たちは、民主化デモの広がりは、過激派の台頭を許し、あまつさえ、デモ参加者をテロリストと見做して迫害している。 今の香港が正にそうした典型例だ。菅の学術会議任命拒否もこういった考えに一脈通じることなのだ。 強権に弾圧された民衆が、テロ組織(ISなど)に流れ込んでいることも事実だ。之に対して先進諸国はテロ撲滅を唱えながら、直裁的に協力することも無く、こうした組織に流れることを知りつつ兵器売買で、利を得ようとしているのだ。アラブの春から10年は全くの無意味な時としてはならない。そんな気持ちと、ある種の絶望感を以てこの記事を読んだ。
2020.12.13
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今日のウォーキングは第1843日目で9251歩だった。連れ合いは元の同僚さんとの昼食会に出掛けていった。コーナンに消毒液を会に行ったが、マスク用とかは無く、テーブル用などのものしかなかった。***世界の秘密都市で前回の続きだ。5つめの都市は、前回から続くオジョルスクだ。閉鎖された都市、ニジニ・ノヴゴロドの東方1200kmのオジョルスクもまたグラグの収容者たちによって一から作られた街だ。こうした人工街は街そのものの成り立ちが根本的に異なっている。建設は1945年辺りから始まり、7万人もの囚人が、原子炉や地下研究施設などを建てるため強制労働に充てられた。オジョルスクのマヤーク(マヤークはロシア語で灯台の意味)は、化学コンビナートと言いながら実は核施設であり、原子爆弾用プルトニウムを生産するための原子炉5基が、1948年から建設されてきた。そして、1957年9月29日このマヤークで原子力の爆発事故(レベル6の大事故)が起こったせいだ。その30年後に起こったチェルノブイリの事故を何倍も上回るレベルだった。そのために、マヤークで働いていた労働者は「5年生存率が0%」という恐ろしいレベルの放射線を浴びた。その頃、特にソ連のような国では、被爆の影響やそれを防ぐための安全対策について理解している者は少なかった。私が中学生の時代だ。マヤークの施設は、高濃度の汚染水を、近くを流れるテチャ川に廃棄していたのだが、川下にある24の町や村が、その水を生活用水として使っていた。そして、1957年に地下爆発が起こった際には、周辺の村からの避難が遅れ、何万、何十万という住民が、許容値の数十倍の放射線を浴びた。がんの発症率が急激に上がり、多くの家族が犠牲になった。出生異常の発生率と末期症状のひどさで、「瀕死の世代」と呼ばれるほどだった。オジョルスクには依然として原子力の施設があり、部外者には閉ざされたままだ。写真が出ていたが、正に広島の原爆ドームのようか建物の形骸が今なお残されている。こうしたソ連(社会帝国主義)の閉鎖都市(軍事施設)は世界から隔離するために様々な理由付けが行われていた。囚人たちがここでの仕事に当たっていたというが、勿論政治犯などが主であったのだろう。こうしたリンチに類する刑罰はソ連では当たり前のことだったのだろう。5つめは、ウクライナのセバストポリとドニプロだ。ウクライナ南部の係争地、クリミア半島の港湾都市セバストポリには、ロシア黒海艦隊の海軍基地が置かれている。この街は、ソ連時代には閉鎖されていた。同じような閉鎖都市に、ウクライナ中部のドニプロ(旧ドニプロペトローウシク)がある。弾道ミサイルや宇宙ロケットのエンジンの開発、製造の拠点だった街で、ソ連内では「ロケット閉鎖都市」として知られていた。6つめはエストニアのシッラマエとパルティスキなどだ。バルト海沿岸のエストニアは、今でこそ欧州連合(EU)に加盟している独立国家だが、ソ連の支配下にあった頃には、シッラマエとパルティスキの街が閉鎖されていた。ロシア系住民が大半を占めるシッラマエにはウランを製造する化学工場があり、パルティスキには原子力潜水艦訓練センターがあったためだ。このほかにも、現在はモルドバ(この国の存在を知ったのはコロナの国別の発表があってからだ)昔のルーマニア領なのか。モルドバのコバスナという街、中央アジアのカザフスタンにあるプリオーザースクも現在は閉鎖されたままだ。この辺りになると人種の混交もより大きくなり、より複雑さを増してくる。丁度、今アルメニアとアゼルバイジャンが紛争を起こしているのと同じようなことが起こっているのだろう。プリオーザースクには今も弾道弾迎撃ミサイル試験地がある。記憶に新しいロシアのクリミア進出はロシアにとってもセバストポリ港は黒海艦隊の基地として、今なおロシア編入を主張しているのだ。7つめはクロアチアのジェリャヴァの飛行場と地下軍事基地などだ。ジェリャヴァ地下空軍基地はナチスドイツに抵抗するパルチザンの名残の施設だ。チトーと言う名前は懐かしく思い起こされる。未だに、ユーゴスラビアが、多くの国に別れたことに馴染めないのだが、旧ユーゴスラビア諸国はこのチトーによって束ねられていたと言っても良い。数多く残る秘密の軍事施設の中の1つの施設に現在のコソボのプリシュティナ国際空港近くにあるスラティナ地下空軍基地や、ボスニア・ヘルツェゴヴィナのビハチ近くにあるジェリャヴァ地下空軍基地などが閉鎖された都市としてある。中でも最大のジェリャヴァの地下空軍基地は、当時は軍事基地ネットワークの中心であり、社会主義共和国の長距離・早期警戒レーダーシステムの中枢としての役割を果たしていた。ここの空軍基地はソ連の戦闘機「ミグ21」を運用する2つの飛行隊の本拠地であった。基地の4つの入り口はすべて山腹に隠されていて、戦闘機はいつでも迅速に発進することができ、帰還してしまえば人目に触れることはない。1957年から完成までに8年かかり、20ktonの核爆弾の直撃を受けても耐えられるほど頑丈につくられていた。収容人数は1000人までで、密閉された状態で30日間暮らせるだけの食料も備蓄してあったとのことだ。1990年代にボスニア紛争が勃発し、セルビア人勢力が基地から撤退する際に一部が破壊された。現在は人けもなく荒れ放題だが、周囲には、紛争の間に埋められたたくさんの地雷がそのままになっているというのだ。何しろ、ユーゴスラビアが未だに国として馴染みがある年代であり、ボスニア紛争の起こった理由や、その後の国土の分解などに疎い身では、閉鎖都市といわれてもピンとこない。8つめは、アルプス山脈のトンネル滑走路だ。代替滑走路は今でもあるようだが、あまり使用したという話は聞かない。スイスは冷戦時代にも非同盟の立場を貫いていたが、自国防衛には備えていた。1950年代半ばまでに、スイス中央部や南部の山々に横穴が設けられ、スイス空軍機は、そこに隠された格納庫から出動するようになっていた。何年もかけて横穴が拡張される一方、高速道路網も整備された。その中には、滑走路としても使用できるようにつくられた道路もあった。その1つにアルプナハ飛行場があり、2kmの専用の滑走路に加え、いざというときには、隣接したA8高速道路も軍用機の滑走路として使用することができる。アルプナハには横穴もあるが、もう使われていない。現在でも運用されているのはマイリンゲンの飛行場だけだ。山中に掘られた1kmのトンネルの中に、F-18戦闘機の飛行隊がいつでも出動できる状態で待機している。9つめはムスコ地下海軍基地だ。スウェーデンのムスコ地下海軍基地は、かつてはトップシークレットの軍事施設だった。ストックホルムから南へ50kmほど下ったところでメインハイウェイを降り、3kmの緩い下り坂のトンネルに入る。トンネルはバルティック海の下をくぐり、坂を上るとムスコにたどり着く。ストックホルム群島の3万ある島の中の一つで、何百年もの間、海軍基地があった場所だ。ここでグーグルマップを開いて見るがムスコという名前では見つけることが出来なかった。流石シークレットというわけでも無かろうが、おおよその位置は見て取れる。スウェーデンもまた第二次世界大戦のさなかに中立の姿勢を採り、NATOへ加盟することを拒んできた。現在もスイス同様、加盟していないようだ。そうした中、スウェーデンとしては、この美しい島に、核爆弾の直撃でもなければ壊れないほど堅牢な海軍施設を、極秘で建造していたということだ。島の奥深くの基地と海をつなぐ長さ140~350mのトンネルを4本掘るのに150万tonもの岩石を運び出さなければならず、完成までに約20年かかった。トンネルは、駆逐艦までの大きさであれば潜水艦や軍艦でも十分に収容でき、地下基地全体の広さは数平方kmに及んだ。800人の兵士が生活できるだけの設備を備えていたが、そのうちに雪解けの時期を迎え、1991年に冷戦が終結。2004年から基地は、一部を残して閉鎖されている。こうして2日に亘って閉鎖された都市を見てきたが、恐らく、世界にはもっと計り知れない場所があるのだろう。コロナ禍で無くとも観光旅行で訪れることもない場所に、密かに造られていた施設を今回垣間見ることが出来たのは、とても興味深いことだ。
2020.12.12
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今日のウォーキングは第1842日目で8739歩だった。連れ合いは三人会があるので、山科の「かねよ」に出掛けていった。以前2人で行ったところのようだ。山科駅に戻り昔のブライトンホテルだったところの喫茶「山楽」で話したという。日経新聞の各県毎の感染者の増減はどうやら出鱈目のようだ。各県毎の累計発症者数は合っているのだろう(他に拠り所が無い故)が、11日の累計から10日の累計を差し引いた値とでは全国で40人も少なめになっている。之では県ごとに見た時に誤解を生みかねない。今日の例で言えば、山梨が1人、和歌山の10人、島根が6人、香川が3人、佐賀が13人、長崎が12人少なめに書いてあるし、逆に兵庫は4人多く書いてある。些末なことに一喜一憂しても詮ないがやはり集計方法が気になる。姫達が呉れた日めくりカレンダーも残り少なくなった。例年の気ぜわしさも、コロナでかき乱されて、落ち着かない。今年は特別な年だった。今日の日めくりの言葉には取引先の取締役の言葉として「頼られすぎたら辞めどき」とあった。その理由として「下が育たなくなるから」と聞き、感銘を受けた若い社会人の言葉として紹介されていた。私は、そうは思えない。心配しなくてもその取締役がいなくても確実にやっていけるくらいには皆育っている。その取締役がそう思いたいだけだろう。私も、病気で2ヶ月の入院を余儀なくされた経験があるが、さぞ、私が居なくて困っているだろうと思いながら退院したら、全く変わりなく仕事は回っていた経験がある。皆ただの歯車にしか過ぎないのだと、痛感したものだ。コメディアンの小松政夫が亡くなった。あと2年で私も同じ年になる。***ナショナル ジオグラフィックが世界の秘密都市と言うのを紹介していた。既に書物が刊行されているようだが、こうした隠れた事柄を知る事もなんだかわくわくするものだ。写真があれば、なお興もそそるのかも知れないが、兎も角ネットを使って、謎の世界に踏み入ってみよう。何処も行った事が無いところなので、地図で位置を調べて、写真を見て、紹介時事を追うだけの空想の旅だ。自分が感動したわけではないから多少は手直ししても基本は殆どが紹介記事のコピーになる。1番目は、アイルランド・ケリー州の沖合に浮かぶスケリッグ・マイケル島だ。ゴツゴツとした岩の孤島に、石を積み上げただけの小屋が6戸並んで建っている。何に使ったのか、住んでいたところなのかは分からないが、映画「スター・ウォーズ」の主人公のルークが過去から逃れ、隠遁生活を送っていた島だとの紹介だ。映画は観ていないので、残念だが繋がらない。石の小屋(どうやら修道院のようだ)は修道士たちによって6世紀に建てられたとみられている。修道士たちがアイルランド南西沖に浮かぶこの島を選んだのは、荒れる大西洋を見下ろす高さ約180mの崖の上にあってより神に近づけると感じたようだ。その頃すでに、アイルランドは、世界的に見てもかなりキリスト教化された地域だったが、修道士たちは世俗を忘れるため、さらに強い孤独を求めて岩だらけのこの島へとやってきたとのことだ。このほかにもイギリスの周囲の島々には、こうした修道士たちの共同体が多いのだという。自己を滅し禁欲的な生活を送るのにうってつけの環境だが、日本の僧侶たち(昔の)もこうした人里離れたところに隠遁することが多いのは何か共通点があるのだろう。修道士たちは崖の途中に営巣する海鳥のごとく、身を寄せ合って暮らしていた。小さなコミュニティーを作り、共同生活を送りながらも、救いを追求するために孤独であることを基本としていた。彼らの心の目はアウグスチヌスのいう「神の国」、つまり自己の内面へと向けられていた。2番目は、エチオピアの聖ゲオルギウス教会だ。エチオピア北部のラリベラには、11の岩窟教会がある。中には7世紀頃のものとみられる古い教会もあることで有名な聖地だ。堆積岩をくりぬいてつくられていて、周りの風景に溶け込んでいる。エチオピアでキリスト教が始まったのは、原始教会の制度やローマ帝国とのつながりを嫌い、エジプトの砂漠へと入っていった、「荒野の教父」と呼ばれる人たちが最初だ。聖アントニウスを始めとする禁欲主義の隠遁者たちのことだ。エジプト北部のワディナトルーンは、そのような隠遁者たちが暮らした町の一つで、何十とあった修道院のうちのいくつかが今も残っている。現代のエチオピアにも、志を同じくしたバヒタウィと呼ばれる隠遁者の集団がいる。洗礼者聖ヨハネを手本として、俗世との繋がりを断ち、荒野の教父たちの頃のような禁欲的な生活を送っている。北部のゲラルタ山の岩肌をくりぬいた住居はとても狭く、大人一人がやっと座れるほどのスペースしかない。教会は多少広く、いたるところに色彩豊かなフレスコ画が描かれている。ラリベラの岩窟教会群の中目を引くのは、巨大な一枚岩を掘り下げて造られた十字の形をした教会だ。信仰の強さを物語る。イスラム教によりエルサレムが陥落したため、エルサレム巡礼ができなくなったラリベラ王と民が第二のエルサレムとして造ったものといわれる。高さ・幅・奥行き12mの聖ギオルギス教会は龍退治で有名な聖人の名前を採っている。3つ目は、ギリシャのメテオラ修道院群だ。この写真(奇岩の上の教会)は何度か見たことがある。勿論行ったことは無い。ギリシャ北部のテッサリア平原には奇岩群がある。そんな1つの山の上の修道院でよくまぁこんな所に立てたものだという感じの危なげな建造物だ。9世紀に、孤独を好む隠修士たちが住み着いたのが始まりで、最盛期には24の修道院があった。メテオラというギリシャ語は、「中空に浮かぶこと」の意味だ。なるほどだ。ギリシャ正教ではこうして、救いを求めて山にこもる修道士も多かった。こう言った所が、俗世間とのかかわりを断つのに理想的な場所だったと言うが、写真を見ると納得だ。修道士たちは1000年以上たった今でも、石灰石の険しい崖の上に建てられた修道院で祈りを捧げている。現在でも活動しているものが6つあるという。ハルキディキ半島東端にあるアトス山の修道院自治州は15世紀初頭に女人禁制が敷かれ、のちに、男性に対する1日あたりの受け入れ人数も制限された。アトス山の修道院共同体はギリシャ国内で最も古く、治外法権も認められていて、EU法によっても、特別な法的地位を与えられているとのことだ。この寺院の始まりは、1700年前で、エチオピアで見た荒野の教父たちの時代に、隠修士たちがこの地に建てたスケーテと呼ばれる小さな僧院だった。現在は20の修道院に約2000人の修道士が共同生活を送っているとのことだ。中には海に突き出た小さな都市のような大規模な修道院もある。グーグルマップで行った気になるが、要塞の様な修道院が6つほど確認できた。次からは前記とは違った、負の遺跡とでも云えそうな都市だ。4つめは、ロシアの北極圏にある閉鎖都市ヴォルクタだ。全く聞いたことも勿論見たことも無い。説明には、地図から消され、世界から隠された旧ソ連の「閉鎖都市」とある。1930年代に大量の石炭を採掘するため、グラグ(強制労働収容所)の収容者たちによって建てられた。炭鉱は数十年前に閉山になり、人口は急激に落ち込んだために閉鎖都市になって仕舞ったようだ。日本なら軍艦島とでも対比されるような場所だ。こうした閉鎖都市はロシア全土に40以上点在していることは確認されているようだ。日本の限界集落という類いでは無く、意図的に造られ、意図的に放置された都市だ。ロシアは今では名目上は民主主義の体裁を採っているが、内実は、全体主義の流れを一掃できず、更にはプーチンの独裁で、ツァーリ(皇帝)が再現したかの様だ。このように、都市が閉鎖されるようになったのは1940年代後半からで、偏執症的な政治を執るスターリンの命令によるものだった。シベリア送りとかの言葉に代表される、過酷で、容赦の無いところだ。ソルジェニーツィンの「収容所群島」を買って、読まずに無くしてしまったが、旧ソ連における、反革命分子とみなされた人々に対してのグラグへの投獄、凄惨な拷問、強制労働、処刑の実態を告発するルポだった。ソ連の陰湿さをそのままに引き継ぐ様な現ロシアも、好きになれない。何しろ政敵を平気で毒殺するのだから、中世のヨーロッパそのままだ。特筆すべき都市は、戦略的軍事施設を抱えるニジニ・ノヴゴロドだ。今は過去の忌まわしい記録を呼び起こさないように当地で生まれた文学者ゴーリキーと言う新都市名を架している旧ソ連時代は、外国人はもちろん、ロシア人でさえ、正当な理由がなければこの街に立ち入ることが許されていなかった。そして人口100万人を超す大都市だったにもかかわらず、1970年代に入るまで、住民であっても市街地図を手に入れることができなかったという。旧ソ連の閉鎖都市に関してはまだ続くので、明日に持ち越すことにする。
2020.12.11
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今日のウォーキングは第1841日目で8970歩だった。夕刻から連れ合いも木曜ウォーキングに出掛けた。***バイデンが米国大統領になることが確実になった。トランプのアメリカ第一主義は、変わらないという見方もあるが、それでも今までとは違った米国が少し帰ってくるような感じがしている。日経に5回に渡って特集記事があったので、読んでみた。一体どのように変わるのだろうか。まず、「中国が最大の課題である」との認識は新しく国務長官に任命されたトニー・ブリンケンが選挙期間中から言っていた言葉だ。中国が米国の外交上の問題点である事はトランプと同じだが、トランプが独善的に進めてきたやり方を改め同盟国と調整を図りながら進めていくと柔軟になってきた。民主主義と中国(共産主義)の関係が、より赤裸々に進められることになる。民主主義国家の約80カ国が既に集結してハリファックス国際安全保障フォーラムがこの関係を報告書にしている。対中国への接し方で軌を一にすることが決まったようだ。中国(大学教授)の見方はこれらの反中国統一戦線に警戒を強める発言をしている。まず香港問題や新疆ウイグル地区に於ける人権問題が俎上に上がることを警戒しているようだ。周庭さんらが、実刑判決を受けて、収監されてしまうことになったり、ウイグル族に漢語を強制して民族をエスニック・クレンジングしようとの動きが是正されるだろうか。之に対して、中国は、日本に急接近しているという。日本は中国の市場を当てにしていることは元よりだが、習近平を国賓で招こうとしていた国だ。このコロナ禍にやられてもやられても「経済が・・・」と言い続ける現政府は、こうした点では安倍の焼き直しに近い。中国はコロナ発祥の原点でありながら、人権を無視した強烈な施策で、今やコロナを克服した国になっている(本当に克服したのか嘘なのか・・・)。国を開くことに消極的な習近平も、日本を取り込もうと、経済交流を持とうとの意向のようだ。日本企業に足かせを嵌めてしまえば、簡単に日米が協調して中国に対抗することが困難になると云った思惑がある。習近平が、トランプが離脱したTPP11に参加の検討を仄めかしたのもこうした流れからだ。私などは、中国のこうした目に見えたやり方が、歯がゆくてしょうが無いにもかかわらず、政府が動かないのは、既に築かれた中国市場と中国の工場が現として存在する故だろうとは思うが、何か騙されているような気がしてならない。既に尖閣列島付近へは、中国に言わせれば、日本の漁船が侵入してきているとの言い方で、臆面も無く領土の自国化を言い放つ。何度騙されても、毅然とした態度が取れないのは、日本自身が弱いからもあるが、米国も及び腰だったからだと思っている。バイデンが中国を完全に拒否するのではなく扱おうとする問題に地球環境問題がある。習近平が異例の発言、「CO2を2060年より前に実質ゼロを実現するよう努力する」と敢えて言及したことに明かりを見いだしているようだ。今後の動きに緊張感を持ってみていかねばならない点だ。私は習近平が、それほど環境問題を深く考えているようにはどうも思えないのだが。習近平は一旦敵と定めたら、徹底的に叩く姿勢を崩さないのはオーストラリアに対する行動でもらかだ。バイデンの北朝鮮対策はどう転ぶのだろうか。北朝鮮は10月の対中貿易が、前年同月比で99%減ったとある。之では北朝鮮が立ちゆかなくなるのは目に見える。米国の対北朝鮮外交は政権交代毎にくるくる変わってきた。トランプが対話を基調にしたことに対してバイデンがどう出るのか、金正恩はじっと身構えている。どうやらトランプのようには行かず、瀬戸際外交も、無視を決めつけられないまでも、核放棄の選択を実務レベルで迫るようだ。再び、弾道ミサイルの発射などの脅迫行為は、自らの首を絞める(制裁強化)に繋がることを知るだろう。文在寅も自らの任期終了を残り1年半となってバイデンの揺さぶりにどう対応するかで身構えている。あれほどハエのように日本にうるさくつきまとった文在寅も、何と金正恩を東京五輪に正式に招く工作を考えているとか。この変わり身は何なのだろうか。中東問題については、トランプが離脱したイランの核合意復帰を再度元に戻そうとの思惑がある。一方でイランのロウハニは、任期が2021年夏となるなか、イランの核開発計画の中心人物暗殺に怒るイランの強硬派を押さえ込めるかどうかにかかっている。イランも、経済制裁により、追い込まれていることは確かで、何とか糸口をと思うだろうし、トランプの行き過ぎたイスラエル偏重政策をどう修正するかだ。イランを徹底的に潰そうとするネタニヤフの心境もまたざわついているだろう。バイデンはトランプほどエキセントリックではないからだ。サウジのムハンマドも自身が行っているサウジの改革に障りのある問題をトランプと協調して拡大してきたが、之にも一石を投じられることになりそうだ。先ずイエメンへの侵攻はバイデンによって、規制がかかるだろう。イランが究極の悪で、それを徹底して潰そうとするイスラエル。そのイスラエルのネタニヤフが極秘にサウジに飛んでムハンマドと会見したとか。こうした、中東のイラン包囲網が、バイデンに変わることによって、イラン説得方向に傾くことで、また中東のパワーバランスに変化が見られるだろう。NATOがトランプに揺さぶられ、内部亀裂が心配されてきた。同盟内に楔を打ち込むことで独自性を強調してきたトランプとは逆に、かつての米国がここでも帰ってくる感じだ。トランプはあまりに独善的にアメリカ第一主義を進め、シリアからの軍の撤退、ドイツ駐留軍の削減など、同盟国との協議無しで進めてきたトランプだったが、失われ掛けた同盟関係が確実に修復に向かうだろう。西欧と米との共通の敵が正しく理解されてくることだろう。特に前の選挙で疑惑のあったロシアとの関係は、正しく推し進められることが期待できそうだ。日本は、新たに構築し直した日米関係を、迷うこと無く進めて、北方領土返還に圧力を強める方向で接して貰いたい。トランプは無理難題を投げかけるばかりだったが、バイデンの方がまだ与し易いという感じがしているが、正常感覚の方が、無理難題が通りにくいかも知れない。トルコのエルドアンも、冷静に対処するであろうバイデンの動きに構えている。バイデンはエルドアンの、独裁者的な施政をこのままで良しとしていないからだ。ドイツのメルケルは先が短いし、バイデンも高齢だ。フランスのマクロンにとっては飛躍に繋がるかも知れない。世界の各所でのパワーバランスは、再構築されていくようだ。バイデンはまた東南アジアへの風向きも変えそうだ。トランプは人権を最前線に押し出すことなく、タイの強権化も、フィリピン、カンボジアの強権化にも強い牽制は送ってこなかった。ミャンマーもアウンサン・スーチ-が中国の習近平を立てる演説をするのは、自身が窮地に立つロヒンギャの人権問題を棚上げしようとの魂胆からだ。残念ながら、経済で困窮すると、どうしても強権化が行われがちなのだろうか、民主主義を全うするには、やはり大きなコストが掛かるし、人権などと柔いことを言っては居られなくなるのか。自ら人権を無視する路を行く習近平は、人権などと云う事を無視して、経済で諸外国を手なずけ、やがて困窮に陥れて、後で美味しく料理して食べて仕舞うという感じだ。バイデンの出現で、何やらトランプがひっくり返したちゃぶ台が、元に戻されるように動いてくれるのではないかと、期待している。
2020.12.10
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今日のウォーキングは第1840日目で、8285歩だった。要支援1級と査定されている姉だが、殆どのことは自立して行うことが出来る、ホームが同じ会社ながら水無瀬から高槻に移転したが、少々問題が発覚した。水無瀬のホームは借地故にクローズを余儀なくされている。こうした話も、契約の時には無かったものだが、なし崩し的に追い出される羽目になった。その際高槻を選んだのだが、どうやら支援の対応が異なっているとのことだ。移転を依頼された時の話では、そういった説明は無く、兎も角同じ条件で移転するという原則だった。ところが、高槻は特定施設となるために、要支援費用は支援の有無にかかわらず定額が差し引かれることになっているとの事だ。そんな説明も無いままに兎も角移転を優先させられたことに義憤を感じた。今姉は支援を要する段階ではないが、やむを得ず、現状のままとして貰うことになった。高い買物をしながら、人質を取られている感じで、何やら腑に落ちぬものを感じた。それも之も政府の施策の至らないことが原因だと、一層腹立たしい。桜を見る会、河井への1億5000万円の選挙対策費などを考えると、この国は、真に高齢者のことを考えているなどとは到底思えない、話し終わって、姉を伴って、何時もは横目で見るだけだった、安満遺跡公園に入って暫し憩うた。京大農場後が開けた公園になっていて、伸びやかな良い施設だと思った。***原発再稼働を止めるようにとの声もどこへやら、一旦は再稼働にゴーが出た大飯原発3、4号機だが、このほど大阪地裁が設置許可取り消しを決定した。こうした原発再稼働や新設置に関しては、安全性が充分に確認されなければならないというのは論を待たない。福島の事故以来、この基準は専門家の手でより厳しく査定されることになっている。私などは、前の斑目委員長が「基準が甘かったですかね」としれっと言い放った言葉を聞いて以来、不信感はいや増しに増していた。こうした男が、経歴だけで委員長になっているのだから、世も末だと思ったものだ。勿論技術者としては、当時として想定できる最悪自体を考慮してのことだったろうが、何しろ人知の及ばない自然の動向について、そもそも基準を設けること自体がナンセンスなように感じている。今回の国の設置許可はこうした専門家による厳しい基準(原子力規制委員会)をクリアして出されたものだと思っていた。羹に懲りて膾を吹いても、それでも良いくらい案件だ。許可のトレンドは政府の意向もあり、巻かれるしかないと感じていた。之に対して福井県や近畿地方の住民ら127人が、一旦許可されていた決定を不服として行政訴訟を起こしていたのだ。私も近畿に住みながら、また関電の高浜町の金銭疑惑に怒りながらも、抗いがたいものとして、なるようにしかならないと諦観していたのだ。之に対して大阪地裁は4日、国の設置許可を取り消したと言うのだから、少なからず驚いた。如何にも気骨のある裁判官がいるものだと感心もした。大阪地裁が住民ら原告側勝訴という初判断を下したのだ。判決の理由を聞いて更に驚きは増した。森鍵一裁判長は、原発が想定する地震の最大の揺れを示す「基準地震動」について、「原子力規制委員会の判断に看過しがたい過誤、欠落があり、設置許可は違法」と述べたのだ。2011年の東電福島第1原発事故後以来、国の設置許可を否定する司法判断は初めてとのことだ。しかも、その事由が、原子力規制委員会の判断の誤りや欠落に依るというのだから、我々国民は、政府や、規制員会の云う事を鵜呑みにしてはいけないと言うことを改めて感じたのだ。少し話はずれるが、関西のテレビ「そこまで行って委員会」で、あの「このはげぇー」でおなじみの豊田真由子が竹中平蔵に対して、菅首相が自分の意見に逆らう者は遠ざけるという事例を挙げて食い下がっていたが、竹中平蔵は「議論の上で」的な発言で返していた。之に対して、豊田は、首相に賛成の者しか集めてない会議で何が議論になるものかと食い下がっていたが、実にそうなのだと感じた。取り巻きにイエスマンしかおかなければ反対の出る余地もそうした議論も無く満場一致で決まることは疑いもない事だ。どうせ規制員会のメンバーは政府寄りの者ばかりで固めているのだろうと云う事が歴然と分かった気がする。森鍵一裁判長の経歴や思想信条など知らないのだが、勿論法律家だから工学的な問題である安全に関してはそれほど知見があるとは思えないが、判決の趣旨を読んでみると、何と杜撰なことが見えてくる。関電は設置が安全であるとして使った、想定される地震の基準地震動を856ガル(ガルは加速度の単位で、因みに重力の加速度は980ガル)と算定し、進めていた。それを規制委員会が基準に適合しているとしていた。ところが、判決は、関電が算定に使った計算式は過去の地震データの平均値に基づいており、実際に発生する地震は平均値からかけ離れて大きくなる可能性があったと指摘。耐震性を判断する際、想定する地震規模を上乗せして計算する必要があったのに、関電や規制委が「何ら検討しなかった」と批判したのだ。それ故に、規制委の判断に「不合理な点がある」として設置許可を取り消したということだ。何とも明快な判決ではないか。それにしても、過去の平均値で算出することの危険さは素人でも分かるほど歴然だ。平均と云う事は、それより下があるものの、当然上の数値も存在するわけで、一寸したきつい地震が来たら危ないと云う事の証では無いのか。尤も、安全率を見たりするだろうが、初めから、振動の加速度を最高値の何割増しとか、何倍とかに設定しておかなければならないことだと思うが、如何なものだろうか。住民側は大飯原発3、4号機の基準地震動について、少なくとも現行の1・34倍の1150ガルになるとして、現在の原子炉では耐震性を満たしていないと主張していた。住民側にも当然物理の専門家はいるだろうから、こうした意見が出るのは至極当然だと思うが、何故規制委が平均値で良しとしたのか、全く以て理解しがたい。この判決で、そのまま許可取り消しが有効になるかと言えば、そうではなく、国は関電などと協議し、控訴する方向で検討しているという。誰が、こうした基準(856ガル)で行こうと決めたのかは知らないし、それをさらっと見過ごして追認したのか、規制委員会もリビューして是としたのかのところがよく分からない。もし南海地震が来て原子炉が崩壊したら同言い訳するのだろうか。このように関電の言いなりで、そのまま良しとしたのなら規制員会の存在価値など無いわけで、また再び、そんなところでいいでしょう的な斑目発言を思い起こさせる。関電は「極めて遺憾で到底承服できない。国と協議の上、適切に対応する」としているようだが、どの点がどう遺憾なのか、単なる我が意が通らなかったと云う事に対する不満の表現としか採れない。関電そのもの(原子力関連の幹部たち)が何とか設置し、再稼働したいという思いで、高浜の故森山栄治助役の意のままに動いてきたという厳然たる事実を鑑みると、先ず稼働ありきであって、本来の原発の安全性になど目も呉れていないと言われても二の句が無いはずだ。一事が万事こうした考えのようだ。よもや、関電は高浜原発3号機の蒸気漏れによる事故を忘れてしまったわけではあるまい。之もコロナ対策と似た面がある。原発を再稼働しなければ電力不足になるといった漠然とした脅しと、そのためには、数名の犠牲が出ても結果しかたないとでも云うようなやり方ではないか。誰も事前にそう思っているとは言わないが、結果がそのようになっていることは原発も、コロナも同じレベルだ。過去、原発の設置許可を巡る訴訟では、福井県敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅ(廃炉)について、名古屋高裁金沢支部が2003年、原子力安全委員会(当時)による審査に重大な誤りがあるとして設置許可を無効とする判決を出したが、これも、2005年の最高裁判決で覆された。司法までもが行政に取り込まれてしまっては、民主主義が崩壊してしまうのだ。2017年に福島原発以降初めて再稼働の許可が出た大飯原発3、4号機だが、ときの、安全審査に事実上合格したとなっていた。規制委は、そのとき、福島第1原発事故後にできた新規制基準に「適合している」と判断したのだ。確かこの時に、地震の想定をそれまでの最大700ガルから856ガルに引き上げたと当時の記事にある。今回の裁判長が、判決で言っていた、基準地震動の取り方が、その時点に還っても杜撰であったと言うことなのだ。兎も角どう転んでも物議があるし、核の最終ゴミの処分場さえ無い状態で、新しく稼働させる必要があるのか、今一度考え直して貰いたい。現在大飯原発3、4号機は定期検査で停止しているのだ。政府は先ず原発再稼働ありき、更には2030年に原発を20~22%程度にするという電源構成比に縛られているだけではないのだろうか。その実原発が動かなくても、再生可能エネルギーやその他の環境の変化から、なしでもなり立つと言う事ではないのか、この判決を機に熟慮して頂きたい。
2020.12.09
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今日のウォーキングは第1839日目で8988歩だった。姉に頼まれていた家計簿を買って届け、星乃珈琲で暫く話した。***エーザイが2021年から中国で認知症に特化したオンライン診察サービスを開始する。認知症患者のデータを活用して中国市場向けの新薬開発を目論む。ここでも中国の巨大な数(人口)が物を言う事態になっている。現地のネット通販大手のJDドットコムが51%、エーザイが49%を出資する合弁会社の設立だ。対象は物忘れの症状や認知症不安の高齢者にしぼる。約2000人の認知症専門医を確保して、3年で100万人のサイト登録者を見込んでいる。果たして認知症患者または之に近い人が、ネットでの対応が出来るのだろうかなどと考えるが、世の中は動いている。専門医が医療機関での勤務の合間で、オンラインによりやり取りして、データベースを積み上げるのだ。之を元にAIを駆使して、疾病の原因である生活習慣を解析して、認知症治療薬の開発に繋げようとするものだ。詳細は頭の中で巧く繋がらないが。エーザイは既に2004年にインドに進出して、現地法人を通じて、同社の主力商品であるアルツハイマー型痴ほう症治療薬「アリセプト」や抗かいよう剤「パリエット」などを順次投入している。こうした経験を活かして中国でも現地向けの新薬の開発に結びつけようとのことだ。塩野義製薬も中国の平安保険グループと合弁会社を設立し、研究拠点を開設した。中国での2019年の約3億回に上る平安保険のオンラインの診察結果を行かそうとするものだ。こうして研究成果は、中国市場の他にも日本や他のアジア諸国への販売をも視野に入れている。日経以外も仏のサノフィは中国の阿里健康と提携し、糖尿病などの医療情報を提供し、オンラインでの診療の質を高める。中国では外国企業が単独でインターネット事業のライセンスを取れない。中国政府が電子データの海外流出を懸念するからだ。知的財産権に関して、鷹揚とも云えるほどに海外からの技術やデータを縦横に使ってきた中国は、その効果を良く知っていると言うところだろうか。勿論中国国内のテンセントやアリババ集団などもオンライン診療を展開している。中国の人口は14億人を超えて、医薬品の市場規模は2018年で、日本の1.5倍の約15兆円だとのことだ。中国も高齢化が進んでいて、2025年には23兆円規模まで拡大するとみられている。ここで、日本の人口の10倍の人口を有する中国がたったの1.5倍の市場規模しかないという現実は、どう解釈したらいいのだろうか。10倍の市場規模とまでは言わなくとも5倍はあるように思えるのだが、中国ではこうした医療関係の規模にカウントされない人口もあるのだろうか。中国は新薬の開発やノウハウは日本の製薬会社に比べて劣っている故の合弁であり、提携なのだ。ここで気になるのは、日本が今までに築いてきた地道な技術やノウハウが、こうした形で中国に吸い取られてしまうのでは無いかという懸念だ。過去にこうした事例は他の分野で起こっていることから、こうした懸念が杞憂であれば良いと思っている。また、7日の日経によれば認知症に遺伝子医療を導入する研究が開始されるとのことだ。さて、認知症だが、世界で毎年約1000万人が発症し、患者数は約5000万人いる。以前の記事では軽度の者を含めると日本だけでも2025年には約1500万人に達するとの見方もあった。今日の新聞では中低所得国を中心に患者数は増加していて2050年には1億5200万人になると予想されている。最も多いアルツハイマー型の認知症が患者の6~7割を占めている。現段階では完治する治療薬は存在していない。之までにも治療薬は種々出されていたが、どれも効果は見られず失敗の連続であった。そこで、ゲノム編集技術を使って遺伝子治療で治す試みが既に米国では始まっている。しかし、今のところ安全面での懸念はまだ解消されていない。之までのアプローチとしては、認知症は脳内にアミロイドベータやタウといったタンパク質の異常凝集が原因と考えられ、この生成や凝集を防ぐ治療薬が目標とされてきた。既に5つの薬が最終治験段階で中止を余儀なくされた。認知機能の定価が抑えられず、副作用が相次いだためだ。現在は、凝縮したタンパク質を、抗体を使って取り除く試みが主流となっているが、此方の方も失敗続きだ。アミロイドベータを取り除く10個以上の治療薬で、唯一米バイオジェントとエーザイが2020年に米FDAへの承認申請にこぎつけたものの、有効性の証明が不十分だとして宙に浮いた感じだ。これらの方法とは別のアプローチとして、遺伝子治療が着目されている。人工的に作った遺伝子を体内に入れ、足りない機能を補ったり、有毒な物質の働きを妨げたりするのだ。副作用の問題もあったものの現在は改良が進み、国内外で実用化が始まっている。この遺伝子療法では別途2020年に「脊髄性筋萎縮症」の薬として「ゾルゲンスマ」が米国に続いて日本でも承認されている。ここで、目新しい名前(と言っても私が知らないだけだが)が出てきた。APOE4(アポリポタンパク質E4)というアルツハイマー病の主要な感受性遺伝子の一種で、アルツハイマーの患者の多くが保有し、強まると発症リスクが上がるというものだ。このAPOE4は従来のアミロイドβやタウの病変とは関係していなくて、深く読み込んでも素人には理解しがたいが、APOE4保有者は認知および脳機能の低下に関与する初期の病因の1つであるとのことだ。APOE4保有者は血液脳関門(BBB)の崩壊を加速し、それに続いて神経毒性タンパク質の血液から脳への侵入が起こり、ニューロンやシナプスの機能不全の原因となる可能性があるというものだ。米コーネル大ではAPOE4の働きを邪魔する遺伝子を、アルツハイマー病や前段階の軽度認知症障害の患者15人に投与し、安全性を確かめることにしている。終了は2021年12月の予定だ。之までのアミロイドベータやタウと言った悪質なタンパク質の蓄積を抑えると言う視点が、遺伝子を介して行われることになるが、アルツハイマーを発生させる遺伝子の目標が現段階では明らかでないので、遺伝子治療が有効な手段かどうかは、確定していないという。またアミロイドメータが凝集して認知機能が衰える前から細胞死が起こっていることも最近分かってきた。何やら回りくどい説明だが、新薬とか、新規治療などといったものは、こうした積み重ねがあって初めて解決されるものだと考えれば、ようやく、他の視点(遺伝子)から解決しようとの手法に行きついたという感じだ。こうした事も、遺伝子解析技術が進化した故のことであり、ゲノム編集技術が可能になったと云う事が根底にある。アルツハイマー病は、発症や進行の仕方が複雑なために、複数の遺伝子が関係することになり、決まった治療法は、こうだと言った、確定的なものは今のところ存在しない。今は、マウスの実験で細胞死や異常タンパク質の蓄積、認知症低下を押さえ込むことが確認できている。ここで、アルツハイマー病によるも認知症は認知症の6~7割だと云う事だったので、上記の遺伝子治療が実用化されても間だ3~4割の解決が不明の認知症(血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症)などはまだ先のことになるのだろう。
2020.12.08
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今日のウォーキングは第1838日目で8862歩だった。朝早く土手を歩いている人は沢山いるが、今朝は、河川敷で50人近くがラジオ体操をしていた。この光景は時々見かける今日はゴミの日で、昨日庭の掃除をして、落ち葉など(特に松の針葉葉が枯れて見苦しい)を集めて捨てた。それだけで2袋になった。巣ごもり状態が続いたが、買物他、諸々の用事のためクリーニング店から銀行、松坂屋そしてコーナンへと回った。コロナは旭川のクラスターなどの話で、いっこうにいいニュースは聞けない。毎日なんだか薄気味悪い気分が漂っている感じで、気が重い。ただ日中晴れて少し暖かいので、多少なごむ。いつも思うのだが、コロナ集計(日経新聞での発表)、が、何となく杜撰な気がする。特に目に付くのは山梨県の感染増加数の結果だ。12月2日からの感染増加数は出鱈目だ。恐らく、感染者の累計は合っているのだろうけれど、日々の増加数(単純にその日と前の日の差)が尽く違っているのだ。以前にも何回もあったし、他府県でも同じ事があるのだが、山梨だけはその程度(差の数も頻度も)が酷い。何故なのだろうか。12月2日から6日までの前日との差と、新聞紙上に発表された増加数、これを( )で示す、を書くと、2日7(0)、3日24(15)、4日10(6)、5日(21(16)、6日12(7)となる。累積数は変わらないにしても、さも増加が少なかったようになっているのは何か意図的なのだろうか。最低の時で4人、多い時には9人も少なく発表しているのだ。なぜだろう。それと関係しているのか否か、死者の数も最近新聞の増加数が、実際の前日との差と乖離している。之もその差を書いてみると、3日35(27)、4日37(46)、5日(13(21)、6日39(30)と8~9人低めになっている。之も意図的なのだろうか。***「鬼滅の刃」の経済効果が2000億円を超えるとの見込みだという。たかが漫画とは云えない凄まじさだ。コミックスの累計発行部数は1億2000万部を突破したというから、空前のことだ。連れ合いは以前にブームが激しくなりかけの頃、孫にと何冊か買っていったが、孫も当初は興味なさそうであった。ところが、最近周りに圧されてか、続きが読みたいとのことで、連れ合いは書店通いになっていた。連れ合いも、どんなものかと、読みかけたが、一向に乗れないとの感想だったし、私も少し見ては見たものの、続いて読もうという気にもならなかった。テレビでも放映されているようだから、1度チャンネルを合わせたものの、長く見続けられなかった。正直興味が湧かないというのが本音だ。然し世間では、これだけの実績を上げているのだから、そこには何かがあるに違いないと思っている。連れ合いの解説では、妹が半分鬼にされているのを緑の市松模様の着物を着た兄が助ける・・・とか言った内容らしいが、完全なフィクションでもあり、そんなものかという程度だ。コロナ禍で経済が疲弊してるなど云々するのを尻目に、この人気は一体何なのだろうと驚く。ストーリーなのか、展開なのか、絵の魅力なのか、とても理解の出来る段階ではない。昔のことだが、私がコミックとして全巻を通して読んだのは白土三平の「カムイ伝」だけだったのではないか。カムイ伝からは江戸時代の階級「士農工商」の内面を見た感じがしたものだ。漫画にもこうした奥深い意味合いが込められているものは、心に響くような気がするが、「鬼滅の刃」のような、全くのフィクションをベースに人の心を取り上げた空想小説のようなものは、あまり感動しない方だった。映画の興行収入のランキングが示されていたが、1位は「千と千尋の神隠し」で308億円だとのことだ。「鬼滅の刃」は之を抜く勢いで、現在のところ288億円だという。3位が「タイタニック」で262億円、之は漫画では無いので、私も見に行ったが、アニメの興行収入が、実際の映画を越えているとは私にはどうにも信じられないことだ。然し、日本だけでは無く世界でも人気だというから分からないものだ。昔人間であると言う事なのだろうかとも思うが、4位にランクされる「アナと雪の女王」は、私も連れ合いに誘われて見に出掛けた。なかなか面白いと思った記憶はあるものの、正直感銘して何度も観たいという気にはならなかった。5位の「君の名は」は250億円ながら、不明にして、そのような映画がある事すら知らなかった。私が知る「君の名は」は、真知子巻きの岸惠子と佐田啓二と云った事になるから、随分と古めかしい。之では、今の子供たちと話が合わないはずだと納得できる。我々が若い頃に、当時の高齢者も、このように感じていたのだろうかとは、今になってうっすらと分かる気がするのだ。6位には「ハリー・ポッターと賢者の石」が203億円と続いている。ハリー・ポッターについては、シリーズ物で、連れ合いも好きだと言っていたので、一緒に見た記憶があるが、やはり私にはアニメの域を脱するものでは無いという感じだ。私は、かつて「ベン・ハー」を見て感動した経験があるが、この興行収入は、15億3000万円だったとのことだ。勿論放映が1960年と半世紀以上も前の事だから、時代が違い、今と直接は比較できないが、今ならどれくらいになるのだろうかと思ってみる。然し、昔の若者(私など)と今の若者の嗜好が同じであるわけもないので、この換算比較もあまり意味を持たないのかも知れない。今は、コロナ禍もあって、自宅でコミック本を読む故に本が売れるというならある程度分かる気がするものの、映画館までも席巻するとは、「密」を恐れぬほどに人気が高いと云う事も云える。新聞にも書かれていたが、20代の女性の感想に「読み終わっても感動が止まらない」とコメントしたとか聞いて、唯々唖然とする気分だ。因みに映画「クレオパトラ」は1963年の世界興行収入では1位の1億1980万ドルを叩きだしたとはいえ、20世紀フォックスの取り分は製作費の半分強2600万ドルしか無かったとかで大失敗だとされている。1970年の「サウンド・オブ・ミュージック」は興行収入が1位となったが、日本だけで4.32億円で、世界では2億8600万ドルだったとか。この映画は、その辺りの年代としてはピカ1の成績であったようだ。直接比較の出来る資料では無いかも知れないが、(通貨の相場が異なることもあり)過去の興行成績の一覧表を見ると、概して、アニメ系が上位で、良く稼ぐことが明らかなようだ。昔から、リアルなものよりアニメ系の方が、人気が高かったようだ。幸いにして私も結構そういった人気映画を観る機会に恵まれていた。映画好きと言っても良いだろう。去年までは連れ合いと映画鑑賞にも良く出かけたが、今年はやはり自重しているのが現状だ。もしもコロナが下火になり、席の間隔が空いていたら、後学のために「鬼滅の刃」を見に行っているかも知れないが、之もタラレバだ。コロナを圧してまで見に行きたいという衝動には駆られない。幼い頃に姉に連れて行って貰った映画で記憶に残るのは、「白雪姫」や「ピノキオ」更には「オズの魔法使い」といった名前だ。「オズの魔法使い」などは、何か、奥深い意味を持つ映画だったようだが、そんなことが理解できる年齢ではなかったようだ。ただ、農民のかかしと、ブリキの木こり、臆病なライオンとの珍道中だったような記憶がある。更にテーマソングの「虹の彼方に」は今も懐かしく聞ける。どの名前も、今のリストには見られないから、相当に古い映画のようだ。ネットで、昔のフィルムの1部を見ることが出来るが、今のアニメ映画などとは比べようのない稚拙な感じである。その後、私の好きな映画は、所謂スペクタクルものであり、かつて映画解説者の淀川長治が「映画って良いものですねー」と言っていた時代のことだ。思い出す映画では年代順に、「ピーター・パン」「わんわん物語」は別として「十戒」・・・「ベン・ハー」、「スパルタカス」、「アラビアのロレンス」などがある。その間をぬって「南太平洋」、「101匹わんちゃん」、「007 ロシアより愛を込めて」、「007 ゴールドフィンガー」なども心待ちしていた映画だ。清純ものというか、オーストリアの国歌が流れる「サウンド・オブ・ミュージック」などは今でも繰り返し観てみたい映画になる。連れ合いと最初に一緒に観た「風と共に去りぬ」は米国南部のぶどう園の話で、クラーク・ゲーブルとビビアン・リーの出演だったことなど、結構頭に残っている。考えてみれば、今は西部劇も映画やテレビでは扱われなくなり、時代劇も「水戸黄門」くらいしかない時代になって仕舞った。洋画と言われるジャンルも、多岐に亘るために、私の理解を超えたものも多く、なかなか入り込めないものもある。中学生時代だったか、高校時代だったか、100円玉で、3本の洋画が見られる映画館が梅田にあったような記憶がある。しかも、当時は入れ換え無しで、映画の途中から観だして、また初めから見直すとか、後部の壁際の通路にも客が一杯で立ち見もあるなどした記憶がある。そんなことから考えれば、今は映画館も快適な状態であり、コロナ禍でも入場制限をしているものの放映を続けていると聞くし、それぞれ楽しんでいるようだ。燃し昔コロナが流行っていたら、彼の蜜の状態では、おそらく全員が感染していたことだろう。
2020.12.07
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今日のウォーキングは第1837日目で10113歩と1万歩を超えてしまった。歩きすぎも良くないと言うから、目標を8000歩にしているのだが、最近は歩幅が狭くなっているのだろう。***歩いている間に、はやぶさ2が切り離したカプセルが午前2時半ごろに大気圏に突入した。その時のカプセルの落下速度は、ライフル銃の弾丸の約10倍だとのことだ。と言われても、簡単に想像が付かないわけで、兎も角目で追えないくらいの速度だと云う事だ。そのため大気圏に入ると摩擦で、表面温度は最高3000℃の高温に達するという。この高熱に耐えて、流星のように光る「火球」となって落下の後、最後は高度10kmでパラシュートを開いて減速してオーストラリア南部のウーメラ地区の砂漠に着地したとのことだ。但し、この間も、カプセルの中は内部保護のために50℃以下に保たれるというから、この断熱も又驚きだ。ウーメラに出むいたJAXAのカプセル回収班は、カプセルの信号をアンテナやヘリコプターで検知し、着地地点を探すことになる。すでに探索が始められ、発見されたというニュースが入ってくる。今時のことだから、スマートフォンにLINEのニュースとして入り込んでくるから凄い。この探索にはオーストラリアの空軍も協力しているし、ドローンも発見の手段として用意されているとのことだ。こうして、時々刻々と持ち帰った成果が、開かれようとしているので、一寸した興奮気味になっている。確実に宇宙科学の進歩を感じさせる瞬間だが、これ以降は、カプセルの中味がどうなのかという点だ。カプセルには、地球と火星の間を回る小惑星「りゅうぐう」(平均直径が約30mと約90m)で取った砂が入っているはずだ。2010年に先代「はやぶさは世界で初めて小惑星の一部を持ち帰ったが、之に続く快挙だ。宇宙開発での日本の面目躍如というところか。はやぶさ2は5日午後、地球から22万kmの地点でカプセルを切り離した。その直後、はやぶさ2本体は既にエンジンを噴射して軌道を変え、高度200~300kmの地球の縁をかすめながら地球圏を脱出している最中だ。そして、新たな小惑星の探査に向かった。既に計画されていたこととはいえ、ハードなスケジュールだ。カプセルの着地目標は100km四方程度というが、22万km離れた宇宙から目標を目指して辿り着くとは驚くべき精度だ。カプセルは直径40cmと小さいが、カプセルが発する信号で着地地点は分かるのだという。この精度を次のように例えている。「1km先にいるナナホシテントウムシの真ん中の星を狙う」くらいの精度だとのことだ。この6年間の全行程は52億kmと気の遠くなる距離だ。持ち帰っているとされる、りゅうぐうの砂が果たして何を語ってくれるのだろうか。はやぶさ2のりゅうぐうへのコンタクトは2019年2月と7月の2回だ。地表と地中の両方から砂をカプセルに取り込んだとみられる。また地表に弾丸を撃ち込み、地中の物質を露出させる実験にも成功している。小惑星は、地球のような惑星になりそこなった天体で、太陽系が誕生した約46億年前の様子を残す「太陽系の化石」とされる。なかでも、りゅうぐうは「C型」と呼ばれ、生命のもとになる炭素が豊富なタイプの小惑星だ。地球の生命は、太古の地球に衝突した小惑星が含んでいた有機物や水分がもとになったとする仮説がある。りゅうぐうの砂が含む物質を調べれば、私たち地球の生命がどこから来たのかといった謎や太陽系の成り立ちに迫る手掛かりをつかめる。特にりゅうぐうが地中から採取した物質は太陽光や宇宙線による「宇宙風化」の影響を受けにくい事から、より多くの情報が得られると期待される。オーストラリアの現地ではまず、採取してきたガスの検査を行うことになっている。小惑星「イトカワ」から微粒子を持ち帰った初代のはやぶさは、本体ごと大気圏に突入して燃え尽きたが、はやぶさ2はカプセルを分離後、残った燃料で次なる小型の小惑星「1998KY26 」の探査に向かったと言うから凄い。人間ならご苦労様と労われるところが、休む間もないミッションだ。次のターゲット小惑星「1998KY26 」への到着は2031年7月ごろの見通しとのことだ。私など、覚えているかどうかだ。但し、燃料の制限から、最終ミッションでは地球に資料を送ったり、写真を送ったりすることは出来ないとのことで、小惑星への着陸なども考えられていないという。この小惑星はりゅうぐうに比べて小さく、約10.7分に1回転と高速で自転しており、探査されたことがない種類の小天体だ。はやぶさ2は2014年に打ち上げられ、最終ミッションまで17年の探査に携わることになる。之は、恐ろしく凄いことで、何やら人類の宇宙旅行がより身近になる気がしてくる。また、地球へは大きさ数10mの小惑星が100年~数100年に1回程度の頻度で地球に衝突している。こうした事象を解析する上にもりゅうぐう2の最終的なミッションから某かの解をもたらすものとして期待されている。帰還前に掲げられていた記事を読み直す。初代の「イトカワ」が持ち帰った微粒子は1000個以上で、現在も分析中だ。はやぶさ2が採取した物質は、この100~1000倍と見込まれている。この内の40%を日本が保管し、残りの60%は海外の研究機関に配るという。こうして最終目標である、太陽系がどのようにして出来たのかと云う事と、地球の生命はどのようにして誕生したのかという2大命題の解明に挑むわけだ。宇宙にある小惑星の物質は、地球上のものに比べて、より原始的な状態がキープされているとみられることや、更に地中の物質はより太陽光や、宇宙線の影響を受けにくいとみられることから貴重であると考えられている。今年の10月にはNASAの探査機「オシリス・レックス」がりゅうぐうに似た小惑星「ベンヌ」に着地し、はやぶさ2を上回る量の物質を採取したと報じられている。然し、りゅうぐう2の地中から得た物質の方は、より、貴重な情報を与えてくれるのではないかとの期待が高い。別途生命誕生の謎については、地球上でも探求が進んでいる。2017年、約40億年前にできたカナダの地層で最古の生物の痕跡(グラファイト)を発見した。これまで最も古かった38億年前をさらに2億年さかのぼるという。地球の古生物学者もまた、地球発生や、生命誕生(初期の生物)の謎の解明に向けた研究が、世界で熱を帯びてきている。生物だったと分かる化石は、約35億年前以降にできた地層に限られる。それ以前の生物については、グラファイトのような痕跡を詳しく調べるしかない。はやぶさ2がりゅうぐうから持ち帰った物質の中にもこうした物質と関連するものが含まれていたとしたら、陸と空から、太陽系(地球)の出来方や、その後の生命誕生などの痕跡が、明らかになるのでは無いかという期待が高まる。46億年前に誕生したばかりの地球には、微小な惑星が次々に衝突していた。大気には二酸化炭素や窒素のほか一酸化炭素やメタンも多く含まれていたと考えられている。原始の海は約43億年前に現れた。当時の海水に酸素は乏しく、二酸化炭素やメタンが多く含まれていた。鉄やニッケルなどの金属もたくさん溶けていたとみられる。溶けていた金属を触媒に有機物が合成され、やがてアミノ酸や核酸など生物の構成に欠かせない材料が作られたというのが、生命誕生の有力なシナリオだ。多くの研究者はメタン生成菌が、誕生の瞬間に最も近い生物に違いないと信じている。こうした研究がどこかで共通項を見いだしたとしたらそれはそれで素晴らしいことでは無いかと思う。
2020.12.06
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今日のウォーキングは第1836日目で9553歩だった。夕方、太郎君と孫達が元気な顔を見せてくれた。お兄ちゃんの方は来年高校入試があるので、コロナ禍でも頑張らないといけない。***ナショナルジオグラフィックにまたティラノサウルスのことが書かれていた。2日前には図書の紹介で「きみがまだ知らないティラノサウルス」と言う本が出版されていることを知った。小中学生向きだというが、少し興味を持っていた矢先だ。凶暴な最強恐竜と言われるティラノサウルス・レックスも生まれたての時は「チワワ」大の大きさだとのことだ。尤も、まだティラノサウルス・レックスのものであるかどうかは特定されていないとは言うものの、初期のティラノサウルス類に近縁のものである事は確かのようだ。孵化したてのティラノサウルス・レックスの想像図が描かれていたが、長い尻尾をもったとても愛らしい感じである。私が持っている恐竜の想像図(成獣)とは似ても似つかないものだ。足の爪と下あごに当たる2つの化石が、北米の別々の発掘現場(カナダと米国)で見つかったというがこれらの化石はまだ胚の段階で、卵の殻に守られて発達の途上だったとみられる。どちらも7500万年前から7100万年前の時代、ちょうどティラノサウルス類が最上位捕食者として君臨しはじめたころの化石だ。すぐさまティラノサウルスの化石であるとは分からなかったようだが、3次元(3D)スキャンと復元作業によってあごの全体像が明らかになると、その考えは変わった。写真は小さいので、見落とすぐらいだが、拡大したものを見ると、何やらそれらしく見える。そして事実他の専門家が見てもティラノサウルスのものだと確認されているようだ。こんな時に古生物学者は、根気の要る仕事なのだという感慨を受ける。今回の発見された化石は生まれたてと云う事から、ティラノサウルスが、どのような生育を見せたかという過程がよりわかりやすくなった。ティラノサウルス類の赤ちゃんはおとなに比べれば非常に小さく、体長は約10分の1しかないことがわかった。之に比べて、現在地球上で最大とされるアフリカゾウの赤ちゃんの体高はおとなの4分の1ほどだ。それから比較するといかに小さく産まれてきているかが分かる。おとなのティラノサウルスの想像図や組み立てられた骨格などを福井の恐竜博物館で見たときには、これが本当に卵生なのかと疑うほどだが、今回の記事で、小さく産まれる必然性を感じだ。今回調査されたあごの骨の方は体長75cmほどの個体のもので、足の爪の方は体長90cmほどの個体のものだという。このことから、生まれ出た卵の大きさも類推できるという。今回のものは、約40数cmの長さの卵のなかで体を丸めていたのであろうとのことだ。赤ちゃんが90cmと聞けば、直感的にはかなり大きいと思うが、何しろ、おとなは体長が10m以上で体重は8~9ton近くに達する事を思えば、非常に小さい段階で孵化していると言える。あごに生えた小さな歯を検証すると、「ゼロ世代の歯」と呼ぶものと一致しているようだ。人間(哺乳類)と同じように、成長とともに生え変わるのは同じなのだ。孵化したばかりのティラノサウルス類は、鋭い歯と小さなあごを使って虫やトカゲなどを食べていただろうと想像される。想像図も目の先をエサになるであろう蜂らしいものが飛んでいる姿を描いている。こうしたティラノサウルスが食べる対象は成長に合わせて変化する。虫やトカゲはティラノサウルスにとっては幼児食と云う事だ。成長して11歳くらいまでには小型の恐竜を、22歳ごろまでに大形の植物食恐竜や、場合によっては他のティラノサウルス類の骨すら砕いて食べていたことがわかっている。何と恐ろしい変化である事か。ティラノサウルスの場合は、他の恐竜(ハドロサウルス類)などとは違って、大人の骨の化石が見つかる近くでは赤ちゃんの化石はなかなか見つからなかった。他の恐竜は爪もあごも、おとなの恐竜の卵や骨が発掘された場所で見つかっている。このことから、どうやら大人の化石が見つかるのとは別の場所で母親が営巣し、卵を産んでいたのかもしれないし、子どもが存在していた形跡が何らかの理由でかき消されていたのかもしれないとのことだ。なかなか地道な発掘作業である事かと、再び感心する。之まで、ティラノサウルス類の赤ちゃんや幼体の化石はなかなか発掘されなかったが、これからは、こうした経験を活かして、更に多くの化石が見つかることであろう。そこで以前に書かれていた記事を思い起こしてみた。ナノティラヌスの話だ。最初は別種かとも見られていたが、ティラノサウルスの若い個体である可能性も議論されている。ナノティラヌスは、最初はゴルゴサウルス属の新種「ゴルゴサウルス・ランケンシス」として記載されたものだが、別の特有な構造が見つけ出されて、新種としてナノティラヌス属が設けられた。その時は、頭蓋の癒合の程度などからこの化石は成体と解釈されていて、成体は全長約5.2mほどの小型のティラノサウルス類と分類された。正直、私のように単なる恐竜好きにとっては、これらの3種の成体図を見せられてもどれも之も同じように見えるのだが、ちゃんとした違いがあるようだ。それでも専門家をしてナノティラヌスがティラノサウルスの若い個体である可能性があるとする議論がなされるのだから、区別が付かないのもあながち無理からぬ事だ。現在も別なのか、幼体なのかの決着は付いていないようだ。こうした事を煮詰めていくのもまた先端の古生物学者の生き甲斐なのかも知れない。最近になって「ジェーン」の愛称で呼ばれる全長7mの骨格も発見された。之をナノティラヌスにすべきかティラノサウルスの幼体とすべきかで再び論争が噴出したとも書かれている。そして、ここで今年の1月にナショナルジオグラフィックに発表された記事をみると、ティラノサウルスは成長速度がその時々で変化していたことが窺えるとのことだ。食物が少ないときには成長を遅くすることができ、進化上の利点となっていた可能性があるというのだ。如何にも都合の良い感じだが、それが真実なら、相当に環境に適合していたと云える。このことをベースにナノティラヌスはおそらく成長途上のティラノサウルス類だろうとの考えが強くなった。ティラノサウルスの成長の過程が明らかになってきたようだ。それによると、ティラノサウルスの成長はことのほか早く、生まれたての赤ちゃんの場合は、他の恐竜は元より、人間の赤ちゃん(絶対値は違うが)とも同じようなレベルの大きさであったものが、5歳を過ぎる頃から急激に巨大化していき、他の恐竜が15歳頃から成長(大きくなること)が鈍化するなか、ティラノサウルスは指数関数的に巨大化するというのだ。そして、20~25歳頃に巨大化は止まるとのことで、体重も6ton(固体によっては8.85tonとなるものもある)、になると云う。10~20歳の間の成長は著しく、1日に2.1 kgのペースで体重が増加するとのことだ。因みに、比較的成長の早いダスプレトサウルスの場合でも1日の増加は0.5kg程度であるとのことだ。更に人間となると、1日に0.02kg(20g)程度の増加であるとのことだから、如何にティラノサウルスが、ぐんぐんと大きくなり、恐竜の王者となったのかが窺い知れる。チワワから体重9tonの巨体まで、急激な速度で巨大化するティラノサウルスだが、ナノティラヌスとされる化石にも、まだ成長過程であると言うことも見て取れるというから、ナノティラヌスは成長過程のティラノサウルスであるという見解の方が優勢になっているようだ。
2020.12.05
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今日のウォーキングは第1835日目で8590歩だった。連れ合いは、この所来年の正月におせちをどうするかで悩んでいる。例年なら家族が全員集まってわいわいと賑やかにお正月を迎えられるのだが、今年はコロナ禍で、しかも大阪は緊急事態になっている。とてもそれどころでは無いのだが、やはりおせちは何とかしたいといった思いだ。それらのことも含めて、今日は松坂屋に出掛けた。私は今日も外待ちだ。***往生際の悪いトランプも、「4年後に会おう」と負け惜しみの言葉を残して、実質的に負けを認めた格好だ。何とも潔さが感じられない、有終の美すらない、後味の悪い大統領だった気がする。それでも、米国は2分され、大差で決まったわけではないところに米国らしさがあるのかも知れない。大統領選の投票率は66%、バイデンの得票は史上最多の約8000万票、トランプは約7400万票と言う結果だ。トランプが裁判にまで持ち込もうとした所以は案外こんな僅差に終わった所にあるのだ。さて、これからの米国はどうなっていくのだろうか、3日に亘って、日経がAnalysisで専門家の意見を聞いている。先ずラストベルトで、前回共和党のトランプが勝ったが、今回は民主党のバイデンが僅差で勝った。不満を持っていた白人層が今回はトランプになびかなかった。友好的な手が打てなかったのだろう。また、18~29歳の若者がバイデンを支持したと言うことだ。予備選でサンダースに投票した若者が、今回はバイデンをも支持したことになる。前回のクリントンの時には棄権したというから、このままトランプでは不味いとしたのだろう。共和党は負けたが、トランプが掲げてきたことはそのまま継承されるようだ。1980年代共和党保守政治が掲げてきたレーガン主義の否定だ。レーガン主義とは、1つは、小さな政府・自由貿易・国際開放の原則、2つは、国際主義、特に強硬な民主化拡大路線、3つは、米社会の伝統的宗教・道徳・文化の保持これらを否定しようとのことだ。これらの事が、米国の高卒以下の白人層には利することがなかったという思いだ。トランプはその辺りをついて強硬に政策を展開し、「アメリカ第一主義」を押し出したのだ。今回はバイデンが勝ったが、この辺りの白人層の要求をある程度叶えないと、政権運営はやりにくくなるだろう。ラストベルトに代表される恵まれない白人層は所謂忘れ去られた製造業の労働集約型の連中だ。なんだか身に積まされる思いがあるが、そうした陽の当たらない層に対して、IT関連企業のような知識集約型の会社員との賃金格差は開くばかりだ。学歴別男性社員の給与の変遷がグラフにあったが、1963年を100として指数化して比較すると、2012年には修士以上が200近くになっているのに対し、大学卒で140、大学中退や高卒では110~120、そして高校中退では100を切るような状態だ。それ故か、薬物に走ったり自殺する者も増加しているとのことだ。サンダースに代表される左派に人気が集まったのは、やはり不満を持つ若者たちが多いことを示している。予備選途中で急に人気に陰りが出たのはよく分からないが、バイデンになってからは左派の要求も容れ、雇用に力を入れることが、背景にあるだろう。即ちトランプが保護主義的になった事がバイデンでは霧散することにはならず、内向き政治の傾向になることは否めないだろうとのことだ。こうした事を見ると、如何に現在の若者に希望がないのかという感じがする。現実の格差、不平等に対し、かつて無いほど社会主義に共感する(言葉だけなのか?)若者が増え、約50%にまで成っているとのことだ。日本も同じような状態だ。親の所得を越えた(増額した)子供の比率を生年ベースで纏めたグラフがある。之も興味深いグラフだ。1940年代生まれは9割が親の所得越えていて、1970年生れくらいまでは何とか6割ぐらいが越えている。更に、1980年代には5割を下回ると云う事だ。アメリカンドリームなどというのは絵空事になったようだ。民主党内には、こうした事に不満を持つ左派の台頭が大きく、中道のバイデンを圧迫するだろうし、連邦議会は、共和党の勢力が強い。そうなると、巧く国内政策を進めなければ、バイデンの再選は厳しくなる。尤も、4年後の年齢を考えると、副大統領カマラ・ハリスを含めた問題となってくる。異常なまでのトランプの自国中心主義からは多少緩まるとは思えるものの、今の米国にはコロナ禍も手伝って、世界の均衡を主導的に取りうる力は無い感じだ。パリ協定への復帰などは、異常が元に戻った感じだけで、特に進展しているわけではない。既に前オバマが世界の警察ではあり得ないと宣言した域を越えることはないのだ。対中国政策は超党派的問題で、米国の7割強が中国を嫌っている。中国に対する政策は、トランプと基本的に変わることはないだろう。日本は、背後の中国の脅威と、半身で構える米国の狭間で、基本の姿勢を如何に取るかが問われるようになるだろう。バイデンは、対中戦略で、トランプほどではないが、環境、核不拡散それに感染症対策では中国を拒否したままでは解決できないためにややトーンが落ちるかも知れない。それが是と出るか否となるかだが、習近平の之までの世界戦略を見る限り、幼稚な対応では済まされないだろう。積極的な同盟国重視を打ち出さないと、コロナさえ押さえ込めなかった米国よりも中国の結果の方になびく者もいるだろう。日本が推進している開かれたインド太平洋構想を、どのように受けとめて対応するかが、対中の基本政策としては重要になるだろう。バイデンになっても米国ががらりと変わるわけではなく、当面は、国内の不満(格差と人種差別など)に対して手厚く対処しないと、今回のような混乱は続くだろう。トランプは事実上負けても、反体制派である事の象徴的な意味合いは残しているからだ。トランプは先鋭的な立場と言動で、米国の不満層を惹きつけたが、バイデンではその点が少し緩やかになり得るだろう。しかし、火種は消えることはない。米国の専門家は、今回のバイデンの勝利は、サンベルトと呼ばれる、西部や南部の郊外に住む高学歴の富裕層が大きく貢献したという。4年前にトランプが勝利した、ジョージア州やアリゾナ州でのバイデンの勝利はこうした富裕層に助けられたとのことだ。また、今回は、富裕層に加えて、黒人有権者が投票に行ったことが大きかったようだ。黒人の命も大切だとする動きと、米国に根付いた黒人蔑視との戦いは、容易に解消するものでは無いが、今回の選挙前の黒人への不当な事件は、こうした黒人たちをして投票へと駆り出したことになるのだろう。然し、依然としてラストベルトに於ける白人労働者層のトランプ支持は変わらない。共和党が上院選で良い結果を出せたのも、こうした流れが背景にある。米国の上院には、立法府としての法律の制定は下院と同様に勿論だが、大使や連邦判事、閣僚などの任命に当たって強力な拒否権を有する。バイデンにとって対上院対策もまた、こなさなければならない課題のようだ。議会が持つ財政刺激策への決定権に対する上院への対策は、キーポイントになる。之にはジョージア州での上院選挙結果が大きく影響する。バイデン政権としては、開発されたワクチンが巧く機能してコロナを押さえ込むことが出来れば、世界の米国を見る目が変わると共に、潮目は大きくバイデンよりになるだろう。トランプがワクチンの開発は自分が在任中に成したことだと、合弁する様を見て、何でも手柄にして、何かのきっかけで逆転ムードを作り上げてきたことからも、コロナは最大の焦点になるだろう。民主党や無党派内では、今後10年間の重大な脅威のトップに位置づけているが、共和党の支持者の中にコロナ問題をトップテンの問題として挙げていないことに何やら違和感を覚える。
2020.12.04
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今日のウォーキングは第1834日目で8409歩だった。午後、連れ合いもご近所さんと恒例の週1ウォーキングに出掛けた。***コロナが叫ばれている中、ウイルスに対するワクチン研究も進んでいるようだ。時間が掛かるとは理解できるものの、出来たという段階が、中国やロシアなどによっては真っ当な手順を踏む前に適用を始めているとも聞くし、効果や安全性が、時に無視されている感じで、少々不安になる。最近になって次々とワクチンの開発成功が伝えられている。開発されたワクチンはいずれも、mRNAワクチンと呼ばれる新しいタイプのようだ。先ずmRNAとは何かだが、生命の設計図であるDNAに刻まれた遺伝子情報をコピー(転写)した物質とある。こうした情報を伝えるという意味からmRNA(メッセンジャー)の文字が付いている。mRNAの伝える情報を以て体の各タンパク質が形成されることになる。遺伝子情報の配列が分かれば、mRNAは人工的に作り出すことは可能だ。こうした性質を利用して、様々な病気に対する医薬品を作る試みが成されている。腎臓がんや心臓に血液が充分に行き渡らない病気などが対象になっている。感染症のワクチンもこうした中の1つとして開発が進められてきた。以前ウィキペディアで調べたことがあったが、あまりに専門的すぎて、全く飲み込めなかった。日経に、わかりやすく(と思える)説明を転記したのだが、さらに之までのワクチン(不活性ワクチンと呼ばれる)との違いを表にしてあったので、之もまとめて記する。まず、仕組みについては、mRNAワクチンはウイルスのmRNAを体内に投与。ウイルスのタンパク質を作らせるのに対し、不活性ワクチンは感染性をなくしたウイルスを投与する。また、強みとしてあげられているの点は、mRNAは開発スピードが速く、ウイルスを使用しないぶんだけ生産速度も速くなる。不活性ワクチンは投与実績があるので安全性が確立している。反対に弱みとしては、mRNAは投与実績が無く安全性は未知数だし、低温での保管が必要となり、輸送や保管に新たな設備が必要になる。一方の不活性ワクチンの方は量産に時間が掛かるしウイルスの培養では厳重な設備が必要であるとなっている。米ファイザーとモデルナはいずれもコロナに対して90%を越える有効性(モデルナは94.5%)を持つ高い有効性を示したと発表した。ファイザーは9日の発表で11月中にも米食品医薬品局(FDA)に承認を申請するとされていた。いずれも、従来型の不活性ワクチンではなくmRNA型のワクチンだ。こうしたmRNAワクチンの構想は1990年に初めて報告された。それ以前は直接DNAを投与してみたが、すぐ壊れてしまうので、RNAを入れる研究が試みられた。そこでDNAとRNAの違いだが、核形成の構成要素が少し違うと云う事で、詳しくは略だ。説明では、DNAは主に遺伝情報の蓄積や保存の役割を担うのに対し、RNAはその情報をもとに、タンパク質の合成に関わるなど、動的な役割を担っているとのことだ。分かったような分からないようなまま読み進むと、医薬品としてRNAが使えると注目されたのは2010年代だ。ここまででも構想から20年は掛かっている。昨年、インフルエンザ、ジカ熱、エイズウイルスに対し治験が行われたが、新型コロナウイルスへは初めての試みだ。そういう意味では、技術が進み、機が熟した感がある。1つにmRNAが壊れにくくなるように油のカプセルで包み込む技術が出来たからだ。アイデアが出て30年という時間が経過している。前記のようにmRNAはRNAの配列さえ分かれば開発のスピードが速いと云う事だ。モデルナの場合、新型コロナウイルスの配列が判明して2日で、ワクチン用のRNAの配列を決定している。その44日後には、治験を行い、ワクチンとして出荷している。拙速気味な感もある。なんだか、之までの30年に比べてあまりに早い対応なので、素人的には、良いのかなぁと思うほどだ。従来の不活性型ワクチンがウイルスの培養に時間が掛かるのに対してmRNAワクチンは量産も早いが、如何せん実用化の実績が無いために安全性の問題が残るというものだ。要するに、副反応が、どうした形で、どのように起こるかが分からないと言うことだ。季節性のインフルエンザに比べて、投与部位の腫れ、痛み、発熱などが高めだとの見方もある。私は、今年はやむなくインフルエンザのワクチン投与を行ってもらったが、その1日は少し不調な感じを経験した。また、有効性に対しても、懸念があるという。ファイザーのワクチンは使用の数日前まで超低温保存(ー70℃)をしなければならないと言うことだ。モデルナの場合も、30日を超える保管には冷凍庫が必要だとのことだ(―20℃で最大6カ月保管可)。両社ともに製造過程が違うために温度差こそ異なるが、低温を必要とすることに変わりは無いようだ。薬剤として完成域に達するにはもう1工夫を要するとのことだ。之を年間数億人に投与するための設備はまだ無いし、その経験も無い。急ピッチで工場(設備)建設が行われているものの安全面での品質管理が伴うかとの懸念もある。この点が、これからの課題だとのことだが、では今の状態で投与を勧められると、躊躇する声が聞こえてくる。私なども、コロナが重症化して、選択肢が狭まった段階なら、治療薬として、こうした段階のものでも受けるかも知れないが、ワクチンという予防を期しての投与には逡巡する方が大きい。更に有効性に関しても、疑問があるという。ファイザーも、モデルナも、高い有効性を喧伝しているが、効果を評価した期間は2回目の接種から1~2週間と極めて短い期間のようだ。専門家の間では、この程度の短期間での評価は正確とは言い難く、更なる検証が必要としている。あのWHO(私はすぐに中国に肩入れしたテドロスを思い浮かべて、既に不信感を持っているが)も、有効性は少なくとも70%であろうとの見解を出しているとのことだ。有効性がただ低いだけなら良いが、副反応には何も言及していないし、まだまだ、全幅の信頼を置くことは出来ないというのが私の判断だ。自宅で逼塞を余儀なくされている友人と話したときも、その友人も同意見であり、「俺は打たない」と言っていた。加藤官房長官も、週刊誌の見出しでは打たないと表明していたことを記憶するが、一見明るいニュースとして捉えていたものの、未だ全幅の信頼には足りないようだ。過去の新聞記事などを振り返ってみる。ファイザーはFDAの承認が得られれば、年内に世界で最大5000万回分(2500万人分に相当)、2021年末までには最大13億回分のワクチンを製造する計画だという。日本は同社から1億2000万回分のワクチンの供給を受けることで基本合意している。モデルナも同様に12月にはFDAに緊急承認を申請するとしていた。中国やロシアはすでに特例的に一部ワクチンに対して使用許可や緊急承認という形で実用化を進めているというが、更に拙速だという感じだ。ブラジルは中国製ワクチンのモルモットにはならないと治験を止めている。何か、深刻な出来事(死亡例)が起こったとしてしている。更にここに来て英アストラゼネカもワクチン開発に成功したと発表した。アストラゼネカのワクチンは高齢者にも強い免疫反応(70%の効果)をもたらすという。年内にも当局に申請して早期の実用化を目指すとのことだ。同社の発表では、アストラゼネカのワクチンは通常の冷蔵庫で対応できる上、高齢者や基礎疾患がある人にも、深刻な副反応などはなかったという。事実ならば、朗報に思える。しかし、アストラゼネカのワクチンは「ウイルスベクターワクチン」と呼ばれるタイプで、新型コロナの遺伝子情報を持った別のウイルスを投与する。実用化が最も早い部類とされてきたが、9月に副反応の疑いが出て、治験を一時中断し、10月に再開すると云う事があった。12月に入ってからの記事では、ファイザーに続いて、モデルナのワクチンもFDAの承認が得られる見通しだとのことだ。日本では改正予防接種法が成立し、コロナワクチンの接種は無料になるとのことだ。厚労省は2020年度内の接種開始を目指しているとのことだ。日本はファイザー、アストラゼネカ、モデルナの3社から計1億4500万人分を購入する予定だという。しかし、日本人への有効性や安全性を確認する治験はまだ終わっていない。東京都では3000人に抗体検査に参加する人を募集しているとか。さて今後どうなるのだろうか。
2020.12.03
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今日のウォーキングは第1833日目で8160歩だった。今日も結果的に終日家に居たので、通常の歩数は追加で1600歩ほど歩いたに過ぎない。***4~9月の半期の決算ランキングが新聞に連載された。冒頭、新コロナウイルスによる経済停滞から回復局面を迎えたとある。経済は、既に回復基調なのか、と全く信じられない気分だ。確かに株価は2万7000円を伺うところまで上昇基調になっている。之だから経済音痴は、世の中の事が分からないのだ。こうした話と、日々コロナの感染拡大にもめげずにGoToをやり通すことの整合性が自分の頭の中では整理しきれない。困っているのは、飲食業界と、交通・宿泊関連だけなのだろうか。飲食について言えば、我々も、外食は控えるようになったものの、テイクアウトを多用することになったので差ほど困窮しているとは思えない。夜の町に代表される飲み屋などが困窮していることは理解できるが、そうしたところにバランス良くお金を配分できないのだろうかなどと考えてしまう。先ず純利益増加率では、東洋製缶の増益率が20.9倍と断然トップだが、之は前年の多額損失引当金の影響だ。解説は増益率が多い順に総て書かれているわけではなく、先ず味の素(5位)が5.2倍で挙げられ、之はコロナ禍の巣ごもりで、家庭料理の増加が影響している。味の素は子会社の半導体関連の絶縁フィルムも増益に貢献している。食品では日清食品(39位)が63%増益で、東洋水産(45位)は54%の増益だ。これらは袋麺の売上げ増によるものだ。小売業でスーパーのバローHD(21位)は2.3倍に上振れした。ノジマ(10位)は4.1倍で、テレワークの増加でのパソコンの特需だ。巣ごもり特需はゲーム会社にも及ぶ。任天堂(13位)は3.4倍、ソニー(23位)とコーエーテクモ(25位)は2倍だ。ゲームは生産性が無いとまで言いきれないかも知れないが、もっと他にやることは無いのかと思う。次世代通信規格(5G)関連の半導体もコロナで勢いづいた。イビデン(16位)は3倍だ。逆にコロナによる旅客機減便で、近鉄エクスプレス(12位)は集荷が増えて増益になっているのは、漁夫の利的だ。解説には触れられていないが、ソフトバンクG(6位)は5.2倍だ。他の通信会社が30位以内に入っていないことから理由はよく分からないのだが、純利益額も約1兆9000億円と断トツであり、何としても通信費を減額して貰わないと間尺に合わない。次ぎに増収率だが、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連で、AIで手書き入力を電子化するAIインサイド(1位)が3.2倍だ。コロナの影響はプラスマイナスゼロだとの評だ。任天堂(2位)が78%、通信設備関連が多いJTOWER(3位)が58%と続く。食材宅配のオイシックス(4位)は諸にコロナでの効果だ。逆に減収は、インバウンドを当てにしていた日本空港ビル(1位)-84%、オリエンタルランド(2位)-76%、更に、顧客が大幅減の日本航空(3位)、ANAHD(4位)、帝国ホテル(5位)と続く。鉄道のJR東海(7位)、富士急行(8位)などもコロナの影響で減収している。大略74%~58%減となっている。フリーキャッシュフロー(FCF)については、私にはあまりよく分からないが、定義はキャッシュフロー(営業CF)から企業が存続し続けるために必要な投資などを除いた、純粋に手元に残るキャッシュのことだとある。ここでもソフトバンクは1位のFCF増加額1兆9616億円になっている。米通信大手ITモバイルの株の一部を手放したことも原因している。同業のKDDIも巣ごもり効果で、コンテンツ配信などが貢献して増加している。日産やホンダは、販売台数は落ちたが、部品の在庫が大きく減少したことによる。有利子負債の増加率では、攻めによるものも含まれているので上位即ち良くないというわけでも無さそうだ。オリエンタルランド(1位)は2.1倍の増加で、之は入場者制限に加えて新たな社債1000億円の発行が響いている。コナミ(2位)は成長への投資が入っている。ソニー(5位)はソニーフィナンシャルの完全子会社化の借り入れが原因だ。セイコーエプソン(3位)は30.1%の増加率だが、プリンターの増産に向けたグリーンボンドの発行故であり、革新的投資による増加だ。全体としては有利子負債は減少していて、0.9%の減額だ。調査企業の51%は減額で、増加企業は32%だとのことだ。株主還元増加額では、ここでもソフトバンクが1位だ。資産売却や自社株買いが入っているので、経済音痴にはよく分からないが、任天堂(3位)は人気ゲーム「あつまれどうぶつの森」の効果が大きい。自社株買いなしで、純粋に還元額が大きい。ヤマダHD(旧ヤマダ電機)(7位)やヤマトHD(5位)は、コロナを機に自社株買いをしたことによる。各社各様で、一律に表にランキングを付けられても中味は違っている。下期の動きを左右するものでもないようだ。特にヤマトHDは通販の宅配便急増が業績を上げている。これもコロナの副作用というものだ。最後に地方企業(東京、神奈川、大阪、愛知を除く)の増益率だが、流石に名前を聞いたことの無い企業名が並んでいる。新型コロナウイルスは、日本全国に広がっている関係から、地方企業への影響も大きいようだ。1位はホームセンターのエンチョーだ。増加率(倍)は5.6倍になる。こうしたホームセンターは、巣ごもりの影響で、どこでも増益が大きいようだ。極端に言えば、コロナで足止めをされる方が儲かるという皮肉な結果になっているのだ。そう言えば、近くのコーナンも客は何時も多い感じだ。同様の理由から2位には総合ディスカウント店(業務スーパーを展開)マキヤが入っている。4.8倍だ。我が町にも業務スーパーがあるが、日曜日ともなると、駐車場は満杯で、「何だこの混み様は」と言ったことを連れ合いと何度言ったことか。このほかにも上位には食品スーパーのアルビス(10位)やホームセンター綿半HD(11位)が入っている。通販ではないが、セルフレジの増設やチラシ削減など、従来の営業方法から1捻りした、リアル店舗の存在価値の向上を図っている。中央化学(4位)は巣ごもり向け持ち帰りの容器が急増したことが4.0倍にまで増進させた。電子ペン大手、ワコム(9位)は2.8倍に上昇している。パソコンに手書き入力できるペンタブレット製品がオンライン教育の増加で、売上を伸ばしているようだ。日本電子材料(20位)半導体検査に用いる「プローブカード」がこれもテレワークの増加に伴って売上を2.3倍に伸ばしているということだ。コロナ禍で、経済が回らないと言った悲惨な事態ばかりが強調されるが、利益が増大したり、利益率が上がったりする企業もあるのだ。国が支援する対象を、これらの細かな考察の下に,きめ細かく行っていかないと、真に平等な支援策は得られないかも知れない。それにしても利益率を20.9倍にまで膨れあがらせた味の素は、不幸を幸運に変えたようで、我が家の冷凍庫にも冷凍餃子や、冷凍焼き飯のパックが入っている。美味しさを向上させていることも見逃せない。
2020.12.02
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今日のウォーキングは第1832日目で9291歩だった。私は何時も東に向け金星を目指して歩き始める。西の空には満月に近い月が輝いていた。今日は晴れているせいか、まだ暗いのだが、金星以外の星は、見えなかった。連れ合いが少し不調で、テイクアウトの電話だけして貰って私が引取に回った。コロナは発祥の増加数はこの所、数日の中では高くないものの、死者の数は過去2番目に多かった。大阪は死者の数が2番目に多いようで、とても気になるところだ。***世界中がコロナ禍で大童だが、各国ともそれ以外にも様々な問題を抱えている。タイは東南アジアでもコロナの感染は少ないようで、今日現在でも感染者は4008人で、死者は60人と、殆ど増加しない、極めて不思議とも云える国だ。ところが国内は王室改革を要求して大荒れに荒れているようだ。「密よ、密よ」と心配する程にデモ隊は大勢参集している。然しよく見るとマスクはしているようだ。若者の反体制デモだというが、何と現政権の退陣と国王の権限縮小を含む王室改革を要求する内容だ。日本では今のところほぼ起こりえないデモだろう。日本の王室(天皇)は国民の総意によるとなっているが、タイの王室は、かなりな権力を持つ王国なのだ。タイは殆どが仏教徒であり、南部にマレー系のイスラム教徒が少しいるだけだ。敬虔な仏教国と言っても良さそうだ。私は昔、バンコクで開かれた会議で1週間程度訪問した経験はあるが、都会は、ほぼどこの国も同じ感じだが、タイ独特の建物も見える。アユタヤ辺りまで行と、昔の遺跡が残っていて、異国感が増すのを感じた。タイは、軍の統帥権が国王にある。明治や昭和初期の日本のような感じだ。デモは国王による軍の私物化を問題視しているという。昔の日本のように、タイには王室に対する不敬罪がある事からすると、極めて異例という感じなのだ。私が覚えている、国王はプミポン国王(ラーマ9世)だが、慈悲深く、国民から尊敬を集めている国王というイメージだった。タイはその昔、山田長政が活躍していたと言ったことから、親近感を感じていたものだ。その後タイでは、タクシンが首相となり、その後妹のインラックが首相になるなどの間に、政権抗争があったようだが、あまり深くは知らなかった。兎も角タクシンは汚職絡みで退陣し、海外亡命生活を送っていたようだ。2014年に軍事クーデターを起こし権力を握ったプラユット現首相(タイ王国陸軍総司令官)だが、元軍人で、2019年の民政復帰に向けた総選挙後も首相を続けてかなりな独裁体制を敷いたために学生らの反感を買った。未だに地方では元首相のタクシンの人気は高く、影響は残っている感じだ。暫く、タクシン派と反タクシンの抗争はタイの国中を混乱に陥れたが、クーデターであれ、政権を取った方が勝ちとばかり、政権維持のためには、反対派を力で押さえつけようとするのは世の常だ。プミポン国王が亡くなり、跡を継いだ、息子のワチラロンコン(ラーマ10世)は直ちに即位せず、また新憲法も異例の国王権力強化の修正をするなど就任前から何やら問題があった。即位後、どういうつもりか新国王は王妃とともにドイツのミュンヘン郊外のスターンバーグ湖畔にあるタイ王室所有の豪華な別荘で過ごすことが多いという。その間にドイツ人の少年2人にエアソフトガンで狙撃されるという事件も起きている。何故に狙撃されたかについては明らかにされていないし、タイ国内で大々的に報道されることもなかったようだ。然しこのワチラロンコン国王にはあまり良い話がない。同別荘を巡ってはプミポン国王死去でタイ王室に巨額の相続税が請求されているが逃げ回って判然としない。さらに、ワチラロンコン国王の上半身には入れ墨があるとか、2度の離婚暦、若い女性とのスキャンダル、愛犬への異常愛(犬に空軍の階級を授けた)、誕生日のパーティーで夫人だけ全裸での参加を強要などプライバシーに関する種々雑多な情報、報道がなされている。2020年3月には新型コロナウイルスから避難するに当たり、愛人の20代の女性を伴って、アルプスを一望できるバイエルンのホテルを借りきって、側近数百人とともに隔離生活を送っていたという。時々母親のシリキットに会うために短時間の帰国はするものの、遠く、ドイツからタイを統治する形を取っているのだ。そんなことを聞いただけで、この男何をやっているのだという感覚になるのは当然だ。之では、タイ国民(学生)が問題視するのも頷ける。更にこの国王全世界の31名の君主の中でも「世界一裕福な王」として知られ、資産は何と、430億ドル(約4.6兆円)で、イギリスのエリザベス2世女王の80倍とされるから驚きだ。こうした国王の行動に対し、国王の権限縮小を含む王室改革を要求するのは無理からぬ事だろう。しかし、タイの軍隊は、国王直属であり、こうしたデモを制圧することに動いているわけだ。日本の王室としては、眞子内親王と小室圭さんとの結婚問題で揉めているところだが、そのようなレベルと内容も全く異なっている。イギリスのヘンリーとメーガンと言った結構破天荒な行動をも凌ぐワチラロンコンの存在は、王国の制度に対する、いわば革新的なものだと言えそうだ。サウジなどでも、国王や王族は、暑いリヤドなどを避けて、ヨーロッパで過ごすことが多いと言う事も聞いた。やはり国民の総意で、象徴として存在する方が理にかなっているという感じだ。タイのデモは当初、プラユット政権の退陣と、国軍の権力維持を可能にしている憲法改正を主に訴えていたが、絶対的権威を持つ王室の改革にまで要求が広げられた。このような国王に正当な抗議をして、不敬罪に問われてはたまったものでは無いという思いもあるだろう。王室の政治関与をなくすことや不敬罪の撤廃を求めている。冷静に見ると、日本もかつてはこうした不敬罪が存在し、之を取り締まる警察がいたことを思うと、タイの現在は、半世紀は遅れているという感じだ。思えばタイは、軍人が政権を握り続けてきた。政権交代も、民主的なものでは無く、クーデターによる力の交代劇だ。デモ隊は、こうしたクーデターに依って成り立っているアシピット政権にも抗議の声を上げている。プミポン国王の時には、政治的なトラブルの仲介も国王自らが裁いて、両者は手打ちすると言ったことも報じられていたが、代替わりしたことと、絶大な敬愛の念から生まれた途方もない資産を、国民の困窮を顧みず、国王が私していることや、それを支える政権は国民にとって敵であろう。現在タイでは国王による軍の私物化をドイツのヒトラーに例えて「ナチスドイツのヒトラーは個人の部隊を持ち大虐殺を行った」と比肩して国王に抗議しているのだ。国王の権限を法制化する動きに反対した野党の「新未来党」に対して、力ずくで解党させるなど、極めて強圧的である。解党命令は司法からの命令という形で、憲法裁判所が行ったというから司法までもが取り込まれてしまっているのだ。同党は若者の支持が高く、反体制デモが拡大するきっかけともなった。現在韓国でも司法のあり方で、法相と検事総長の間で、対立が起こっているというが、日本でも安倍が、黒川を検事総長に据える準備を始めていたことを思い起こすと、国民は絶えず権力に対して、注意を怠ってはならないと言う事だ。燃し、日本で同様の問題が起こったとして、タイほどの巨大なデモ行動が起こるかどうかは、懐疑的にならざるを得ない。先月、ワチラロンコン国王は反体制デモを受けて「すべての人を同様に愛している」と述べたとか、真に理解してのことなのかどうか。
2020.12.01
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