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斎藤茂太(2005)「いい言葉は,いい人生をつくる」成美文庫.本書は筆者の手帳にある言葉を紹介しながら,人生の楽しみ上手になるコツをまとめています。「後れをとってうつむいた時,足元に成功が見つかる」より高いポストや収入を目指すのは,ビジネス人としては当然かもしれない。だが,その代償に,たとえば家族と楽しむ時間を引き換えにしている人は少なくない。何かを手に入れるために,何か貴重なものを失うパターンだ。あなたがうらやんでいる相手も何かを失っている,だから心を安らげなさいといいたいのではない。「その人と同じものを目指す必要はない」といいたいのだ。人は人,自分は自分だ。誰だって,人生は一回きりしか生きられない。自分が本当にやりたいこと,欲しいものを目指して進んでいく。それが人生の成功というものだ。そう気づけば,他人の動向など,あまり気にならなくなるはずだと思う。人は人,自分は自分という姿勢を確立できると,不思議なほど他人の言動に心が波立つことが少なくなることを知ってほしい。---------------------------引用はここまで---------------------------どういう夢をかなえるための成功かを考えないと,後で振り返ったときにつまらない人生だったということになりかねません。何でもいいから夢をもって生きていれば,それだけで苦しいことも意味のあることになりそうです。でも実際には,苦しくて途中で投げ出したくなる瞬間はたくさんあります。だから常に初心を忘れずに,心にいつもとどめておく必要がありそうです。目先の成功や失敗に振り回されずに,もっと先を見据えた行動をしなければと改めて考えさせられます。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.31
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この間つくった野菜炒めで余った材料を中心にキャベツのない焼きそばを作りました。材料(2~3人分)豚バラ肉 150g焼きそば麺 1袋玉ねぎ 1/2個ピーマン 1個モヤシ 1/2袋ぶなしめじ 少々きくらげ 少々卵 1個紅しょうが 少々・調味料ごま油 大さじ1ブラックペッパー 少々酒 大さじ1酢 大さじ1しょう油 大さじ2オイスターソース 少々付属のソース粉末 1/2袋にんにく 少々しょうが 少々スープ 大さじ3作り方1.フライパンにごま油を入れて豚バラ肉をブラックペッパーとともに炒める。にんにくとしょうがを加える。2.炒めたら玉ねぎ,ピーマン,ぶなしめじ,きくらげを入れ,酒,酢,しょう油,オイスターソースを入れてさらに炒める。3.モヤシを入れてさらに炒める。4.麺をほぐしいれたら,スープを入れて水分を飛ばしながら蒸すように炒める。5.付属のスープを1/2袋分だけ入れて,味を調える。6.目玉焼きをのせてできあがり。ポイントは付属のソースをすべて使わない代わりに,しょう油やお酢で味を調整することです。これで酸っぱさがほんのり薫る深みのある味になります。しょう油は多めに入れたほうがいいです。できあがりはこんな感じです。 これまたビールとよく合います。お酢とにんにくが決め手。また,しょう油とソースが絶妙なバランスです。途中で半熟の目玉焼きを割って麺と絡めて食べると,まろやかさが増してさらにおいしくいただけます。キャベツがない焼きそばは見かけませんが,きくらげやぶなしめじなどで十分補えます。もう屋台の焼きそばは買えませんね。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.30
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[DVDソフト] ショーシャンクの空に スペシャル・エディションこの映画をみるのは2度目です。一度みたのを忘れてました。主人公デュフレーンは妻殺しの罪でショーシャンク刑務所に入れられます。しかし,まったくの濡れ衣で彼は殺していませんでした。そのうち,刑務所で調達屋のレッドと友達になります。デュフレーンは,彼からハンマーを調達します。主人公は銀行の副頭取だったこともあって,次第に看守の財産管理や貯蓄についての相談を受けるようになります。そして,所長の賄賂管理までやらされます。あるとき別の刑務所にいた囚人トミーから,本当の妻殺しの犯人がいたことを聞かされます。デュフレーンは所長にその事実を訴えますが,裏金の発覚を恐れた所長は彼を2カ月間の穴蔵へと押し込めます。そしてトミーは証拠隠滅のため所長に殺されてしまいます。デュフレーンはその後も賄賂管理をやらされますが,実は独居房に穴を開けていて19年かけて脱獄に成功します。刑務所による不正と殺人の実態が暴かれて,所長は自殺します。隠していた賄賂はたくみにデュフレーンの元に渡り,刑務所にとどまる囚人たちの武勇伝となります。最後に仮釈放された実社会に希望の持てないレッドは,デュフレーンと再会を果たして終わります。主人公の印象に残った言葉は,「つねに希望を失ってはならない」ということです。刑務所から逃げられない最悪の状況に陥ったとしても,彼は頭をフルに使いながら,この状況をどのようにして打開するかを考えています。人生とは彼がいた刑務所のようなものに近いかもしれない。そこまでがんじがらめではないが,八方塞がりだと思えるような場面は一度や二度はあります。そんなときに,どう対処すべきか,この映画は教えてくれているようです。決して諦めない,希望を持っていつかこのときを脱することができると信じること。そしてそのためにできる最善の努力をするということ。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.29
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学校の保健センターに全盲の方がマッサージしてくれるサービスがあります。一番需要のあるところにやっと開設されたといった感じでしょうか。40分で500円。校内に設置されているだけあってお得です。彼女に教えてもらいました。1年前に開設されたばかりで,事前に予約しなくてはいけませんが,平日の昼間はすでに予約でいっぱいとのこと。本日の午前中なら空いているということだったので早速試しに行ってきました。個室になっていて,部屋に入ると女性の方が対応してくださいました。肩こりがひどいうえに,足も自転車を漕いでいるせいかだるい感じが残っていることを伝えました。まずは靴を脱いでから,ベッドにうつぶせになって,肩,首を中心にもんでもらいました。明らかに他の人よりこっていることが告げられてショックでしたが,疲れやすい体だということを自覚するとともにもっと休まなきゃいけないと思いました。続いて二の腕,手のひら,太ももからふくらはぎ,足裏,腰から背中へと,もんでもらったところはすべて気持ちよかったです。次に仰向けになって,太ももとふくらはぎをもんでもらいました。すると鶯の鳴き声が。あらかじめタイマーをかけていたラジカセから鳴っているようです。どうやら終了の合図です。最後に,起き上がって首のあたりを押さえてもらいながら,ゆっくりと首を曲げ伸ばしてもらいました。40分間はあっという間でした。事前にホームページで東北出身の方だと知っていたので,東北にいた頃の話や,普段の生活についてずっと話していました。話すことでリラックスもできました。アドバイスとしては,「睡眠をとる」「食事をしっかりとる」「ストレッチをして肩をほぐす」「土日は休む」「パソコンは休み休みに」などでした。たしかにそのとおり。続けてあと2回分くらいやってほしいなと思いました。それぐらい病み付きになりそうな心地よさです。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.28
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サンデーモーニングの「風を読む」で「憲法改正」与党内の温度差について検証していました。安倍政権は,参院選の争点として,憲法改正の是非を挙げようとしています。そして,憲法改正の賛成派を立候補に擁立しようとしています。自民党中川幹事長は,新憲法草案を国民から公募することも考えていると発言しました。しかし,これに公明党は反発しています。公明党は,憲法9条は堅持し,第3項を付け加えようとする「加憲」の立場をとっています。自民党内でも意見が分かれています。以前から自民党には憲法改正の賛成派(タカ派)と反対派(ハト派)が対立してきたといいます。1955年に保守合同によって,自民党の55年体制がつくられたとき,「自主憲法制定」を党是にしてきたという経緯があります。1972年,岸信介はタカ派1975年,三木武夫はハト派1982年,中曽根康弘はタカ派1993年,宮沢喜一はハト派を宣言しています。現在,憲法改正をしやすくするための法改正ありきの議論になっています。国のあるべき姿を示した方向性がないまま,憲法を改正するか否かのみの議論が先行しています。これでは,政治家がメディアを利用して,国民の世論を必死にあおっているだけのような気がしてなりません。そして,改憲だけを争点にした参院選になることで,他の問題がぼやけてしまうことが危惧されます。また,公明党がとるべき立場も難しくなっているといえます。今一度,何のための憲法改正かを問う必要がありそうです。憲法改正ができたとしたら,どう改正したいかまで見据えた議論をしなければ,改正しやすくする是非も問えないので,選挙の争点にすらならないのではないかと感じます。小泉政権のときのように,知名度のある候補者が改憲を訴え,それにメディアが軽々と乗ってしまい,簡単に当選してしまうような劇場型選挙にだけはしてほしくないと思います。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.27
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爆問学問という番組を見ました。爆笑問題と研究者との対談です。今回は社会心理学者の山岸俊男先生との対談でした。安心と信頼は違っていて、人間は信頼して生きる動物であるという結論でした。「安心」は一緒にいて相手を裏切らないという確信がある状態のようです。「信頼」は裏切られるかもしれないというリスクを敢えてとったうえで集団行動する状態だそうです。人間以外の動物は信頼するということがない。同じ家族であれば、安心の状態が生まれるのでしょうが、自分と異なる動物に対しては信頼することがない。ペットも人間を信頼しているというよりは、安心している状態なのでしょうか。日本人はよく、集団主義を重んじて、何でも心をひとつにして行動する特徴をもつといわれます。でも、実験の結果、集団で行動しなかった場合の罰を与えなければ、個人の利益を最優先するとのことでした。つまり、罰や社会のルールがあって初めて、信頼が成立しうるのだそうです。他人のために生きるとか、慈善的な行動は、自分への愛(自己愛)がなければできないといいます。他人のために行動している自分が好きだという感情がなければ、そうした行動はとれないということです。なんとなく偽善のように聞こえてしまいそうです。しかし、それがもし本当ならば、現代の社会で起こっているひずみは、社会のルールが現実にそぐわないというよりむしろ、そうしたルールを守らなければいけないというモラルが低下している、ひいては自分への愛や誇りが失われていることが原因ではないかと思えます。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.26
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ミクシィでいろんな人と交流や意見交換をしたいと思って社会問題について語るコミュや,趣味のコミュに入ってたまにコメントを残しています。しかしまじめに語り合うようなコミュでは,そのコミュの趣旨がすでに一つの意見を表明した形態をとっているので,コミュに参加している人たちの意見は大体同じになります。だから,コミュの趣旨を批判するような反対意見をトピックで述べようものなら,一斉に批判コメントが返ってきます。そもそもトピックを立てた人は,どのような目的で反対意見を述べようとしているか分かりません。ただ場を荒らすためにコミュに参加しているようにしか見えません。そうした反対意見がトピックとして立てられたときに,どういう議論が交わされたか眺めたことがあります。自分が参加しなかったのは,感情的に意見を述べていて相手の意見を聞こうとする姿勢がそこには感じられなかったからです。批判者が一人現れると,まずその彼のコメントに不快感を示す人が一斉にそれに反対するか,そう考える根拠を示すように求められます。反対者の中で,なんとなくそう思うとか,根拠があいまいだったりすると,それに対して最初の批判者も根拠を示すように求めます。その時点でコメントを残した参加者たちは感情的になって,物言いが荒っぽくなり,相手を誹謗中傷するような書き方がなされます。そして,コメントの内容も批判された内容の揚げ足取りや,難しい専門用語を用いた高尚な議論に見せかけた内容になります。次第にそうした議論に参加する人は,最初の批判者とそれに反応し続けた特定の参加者に限定されていきます。途中から議論自体が不毛で結論が見えにくくなっていきますが,コメントを残した人は当事者同士で話し合うためにメッセージ機能を使うことを提案したり,場を荒らしてしまったことを反省して,これまで誹謗中傷のコメントが続いてしまったことに対してお詫びの弁が述べられたりします。そして,当事者同士でメッセージ機能で話し合いをして収まりがついたことがコメントに残され,議論は収束していきます。結論は,大体はコミュニティに参加している以上,参加者はみなそのコミュの趣旨に賛成だし,それに沿った意見を述べなければいけないという確認で終わります。こうした一連のやり取りを見ていると,ミクシィは当初の友人探しや仲間うちでの連絡手段,共通の趣味を持った人とのつながりという特定の目的を超えて使われているようです。1億総ミクシィでほとんどの人がポータルサイトのようにミクシィを利用するようになりました。そして個人のプライバシーの観点から,公開される情報が制限されるようになってから,ほとんどその人の素性を周りに知られることなく利用することができます。こうして匿名性が高まったことで,2ちゃんねるのように,コメントの内容に個人の感情が増幅されて残されていくようです。そこには,自己顕示欲を示したい人が自らの主張をコミュ参加者に認めさせたいという,意見を押し付けるような態度として現れます。管理人の承認が必要で,コミュの設立の目的,趣旨がはっきりしているものには,発言者自身がコメントの内容に責任をもち,参加者も信頼をもってコメント内容を確認できるでしょう。一方で誰でも参加でき,目的,趣旨もはっきりしないものには,参加者自身がきわめて高い匿名性を保つことができるので,コミュが荒れることになってしまいます。誰でも気軽に発言するという環境づくりと,自分の発言に責任をもてない参加者の排除とのバランスをいかに取るか。ミクシィはネット交流の利便性と危険性を併せ持つことを示すとともに,コミュの管理を慎重に行う必要性を示しているのではないかと思います。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.25
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デジカメで花の写真を撮るようになって,花の名前をインターネットで確認するうちに,花に詳しくなっていってます。これまで撮りためていた写真をご紹介。石垣の間から雑草のように生えてました。常盤露草 (トキワツユクサ)空き地に生えていました。南アメリカ原産だそうです。家庭菜園でピンクのバラが一斉に咲いてました。続いて緑道に咲いていた花昼咲月見草(ヒルザキツキミソウ)昼間に咲くからこの名前だそうです。キクのような花ですが名前が判りません。銭葵(ゼニアオイ)ヨーロッパ原産で江戸時代に入ってきたそうです。黄菖蒲(キショウブ)鮮やかな黄色でとても目立ちます。名前のわからない雑草。クローバーと一緒に咲いてます。赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)南アメリカ原産で明治時代にアメリカから持ち込まれたそうです。最後は紫陽花(アジサイ)ちらほら花は咲いてます。6月から本格的に咲くでしょう。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.24
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セロリが2本で98円とお買い得だったので,野菜炒めでもつくることにしました。材料(2~3人分)豚バラ肉150gジャガイモ(いちょう切り) 1個セロリ(1口大) 1本にら(ざく切り) 1束モヤシ 1/2袋ぶなしめじ 少々きくらげ 少々卵 1個・調味料ごま油 大さじ1豆板醤 小さじ2酒 大さじ1酢 大さじ1しょう油 大さじ2にんにく 少々しょうが 少々スープ 大さじ3ラー油 少々作り方1.フライパンにごま油を入れて豚バラ肉を炒める。豆板醤を絡める。2.炒めたらセロリとジャガイモを入れ,酒,酢,しょう油,にんにく,しょうがを入れてさらに炒める。途中でスープを入れてぐつぐつ煮るように炒める。3.にら,モヤシ,ぶなしめじ,きくらげを入れてさらに炒める。4.溶き卵を入れてかき混ぜながら炒める。5.ラー油を垂らしてできあがり。ポイントは炒めるときの調味料の配分です。しょう油は多めに入れたほうがいいです。焦げ付かないようにスープも多めに入れたほうがいいです。ジャガイモとセロリは硬いので最初に入れるのもミソです。試行錯誤の結果,中華の炒め物に使う調味料が決まってきました。できあがりはこんな感じです。2~3人分はありましたがとてもおいしかったです。ビールをお供にいただきました。しょう油とスープでタレにしっかり味がついています。にんにくの香りも食欲をそそります。野菜の組み合わせは中華料理のメニューにはないですが,ありそうな組み合わせです。もう「Cook Do」のタレは使えませんね。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.23
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ヤマザキが新たなキャンペーンを始めてしまいました。「ランチパック」タオルプレゼントランチパックについているシールを集めると抽選でタオルが当たります。キャンペーン期間は5月16日~6月末までです。シール5枚で大判のタオル,シール3枚で小さな正方形のタオルが応募できます。スーパーに応募用紙があるとか。でも自分はキャンペーン期間中に開設された専用サイトからダウンロードしてきてしまいました。1人が何枚はがきを出してもいいそうです。自分が最近ハマッているランチパックなのでシールは自然にたまります。で,早速とりあえず1枚はがきを出すことに決めました。期間中にはがき2枚は出せそうです。もちろん5枚ためて,大判タオルを狙います。ランチパックはこれまで280種類が発売されてきたそうです。歴史のある製品なんでしょうね。そして,20年来愛され続けている人気商品が「ピーナッツ」だそうです。ランチパックも新たな製品が出始めています。最近のオススメは「メープル&マーガリン」です。コッペパンシリーズの「はちみつ&マーガリン」も好きだったので,そのランチパックシリーズが出たことは嬉しいです。1個当たり178kcalと,ちょっとカロリーが高めのような気がするのでほどほどにしたほうがいいですが,メープルの甘さがたまらないです。メープルとマーガリンが混ざるとちょっとしょっぱい感じもします。最近,ヤマザキ製品の紹介が多いですが,決して回し者ではありませんのであしからず。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.22
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一度麻疹の予防接種を受けていましたが,20年以上経っていたので,抗体があるかどうか保健センターに検査を依頼した結果が出ました。EIA値が2.0未満だと陰性だそうです。3.8が現在の値です。陽性の基準はよく分かりませんが,10を超える値を示せば確実に陽性です。現在の状態は,陽性といえるほど高い値ではなく,陰性といえるほど低い値でもないけれど,免疫力は弱まっているとのことでした。現在の免疫力だと,感染する可能性はあるけれど,重症化はしないだろうと言われました。予防接種をもう一度受けると,確実に免疫力が付きます。ただ予防接種の後,かなりの確率で副反応として麻疹と同じ症状がみられて,その場合は他人にうつさないように外出してはいけなくなると言われました。その点も勘案して自己判断で予防接種をしてくださいとのことでした。そこで,念のために近所の病院で予防接種を受けることにしました。感染してしまってから後悔したくないので。予防接種は保険適用外で,近所の病院では6100円かかります。丸の内のとあるクリニックは,4400円と安い値段で予防接種が受けられるそうですが,かなり混んでいるそうなので諦めました。ワクチンが足りなくなっているというニュースもありますが,ここではすぐに対応してくれました。というのも,麻疹のみのワクチンは在庫が切れたけれど,他のウイルスとの混合ワクチンならまだ在庫があったからだそうです。今回は麻疹と風疹の混合ワクチンを注射してもらいました。問診のときに副反応が出たときの外出の可否を尋ねたら,予防接種のワクチンが,他人に感染するという可能性はないので外出してもかまわないと言われました。先生によって言うことが違って戸惑います。この製剤に添付されていた説明書をもらいました。それによると,副反応が起こることがあるそうです。臨床試験では327例中111例(33.9%)に副反応が認められています。健康児に本剤を接種すると,ときに接種直後から翌日に過敏症状として,発疹,発熱,掻痒等がみられます。接種後5~14日を中心として20%程度に37.5℃以上,3%程度に39℃以上の発熱がみられ,また10%程度に発疹がみられます。また,ときに不機嫌,食欲不振,咳,鼻汁,眼脂の症状を認めます。これらの症状は,いずれも通常,1~3日で消失します。ときに接種直後から翌日に発赤,腫脹,硬結等が接種部位にみられます。これらの症状はときに接種後2~14日の間にも発現します。ときに局所のリンパ節の腫脹を認めます。これらの症状はいずれも一過性で通常数日中に消失します。臨床成績を転載でも今のところ目だった副反応はなし。一度予防接種を受けていると,2回目にはほとんど副反応はみられないそうです。これで麻疹とは無縁の生活が迎えられます。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.21
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健康診断を受けてきました。毎年この時期にキャンパス内で無料でやってくれます。検査項目は身長,体重,体脂肪率,レントゲン,血圧です。毎朝自転車をこいでいるので,キャンパスに着いてすぐの血圧は上が139ととんでもない数値が出てしまいました。2回目の計測をしてもらったら,130に下がって一安心。体重が毎年1kgずつ減っていてちょっと心配。もっと食べないといけませんね。そしてビックリしたのは体脂肪率。10数%で推移していて,正月に実家で測ったときも10%ちょっとだったのに,今回19.1%でした。単なる計測ミスじゃないだろうか。それともBMI(体重÷身長÷身長)だったかもしれないです。また時機を見て計測しなおしてみたいと思います。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.19
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斎藤茂太(2006)「グズをなおせば人生はうまくいく」大和書房.迷ってもいいから,とにかく「決める」優柔不断で,なかなか物事を決断できない人がいる。どんなに長い時間思い悩もうと,出す結論はひとつに限られている。しかもたいていの場合,二者択一あるいは三者択一,多くても五者択一程度の選択肢だろう。自分のやりたいこと,目的,最も高い価値観を置いている要素が明確であれば,そんなに長く考えなくても,どれがベストな選択かの決断ができるはずだ。そもそも,決断力がある人というのは,悩む以前に最初から,「心は決まっている」のではないだろうか。たとえば,2000年12月に阪神タイガースから米大リーグのニューヨークメッツに移籍した新庄剛志選手は,「阪神にとどまれば5年契約で12億円,メジャーに行けば年俸2000万円」という条件で決断を迫られたのだが,彼は決断までに数週間の猶予を与えられていたにもかかわらず,一晩でメジャーに挑戦することを決意したという。さすがに,12億と2000万の間でゆれたものの,彼には「メジャーでやってみたい」強烈な思いがあったから,「金額に惑わされて悩むことはない」とスパッと決意したのである。おそらく彼は,「夢をとるか,お金をとるか。後悔しない道はどちらだろう?」と自らに問うたとき,瞬時にして答えが出せたのだろう。価値観が違えば,「大金をもって自分を高く評価してくれた球団でプレイする」「豊かな生活が保証される報酬は何物にも代えがたい」「挑戦のチャンスはまだある。今回は見送ろう」といった選択もありうる。それはそれで,本人の価値観に正直であれば,いい決断なのである。いずれにせよ,何を重視して決断するかが明確であれば,悩む時間も短い。これがあいまいだと,「メジャーでプレイするのは夢だけど,もらえるお金は少ないし,レギュラーで活躍できないかもしれない。でも,成功すれば,日本で得られるお金以上の満足感があるかもしれない。大金をあきらめると,後悔しそうだな。メジャーをあきらめても,後悔しそうだな。ファンはどう思うだろう?嫌われるかな。失敗しておめおめと日本に帰ってきたら,もう一巻の終わりかも。次のチャンスを待ったほうがいいかな。でももう,チャンスはないかもしれない。そもそも,日本でプレイするのがいやなわけじゃないし・・・」と余計なことをたくさん考える。さらに知人,友人にも相談して,いろいろな意見を聞いて,ますます混乱するのがオチである。ああでもない,こうでもないと悩む時間が長い人は,「いい加減,悩むことに飽きる」ことが必要である。いくら考えたって,自分にとってベストな決断はひとつ。いたずらに時間を費やして,決断を遅らせたところで,あまりメリットはない。「悩んでいる時間がもったいない」くらいの感覚を持つといいだろう。極端な例ながら,重大な疾患を抱えているのに,手術をしようかどうしようかと5年も悩み,周囲の意見に翻弄されて決断できず,結局は手遅れになって命を失う人もいるのだ。手術をしないと決断して迎えた死なら納得もできようが,悩みすぎたために時機を逸して命を落とすのではあまりにもむなしい。自分自身に向かって,何がしたいのか,何を手に入れたいのか,何を手放したくないのか,リスクを受け入れる覚悟はあるのか,リスクは負いたくないのか,周囲の同意を得ることが最重要課題なのか,自分の気持ちが勝るかを決めながら,進む道を明確にしていくといい。決断するとは,「悩む」のではなく「決める」ことだと心得たい。--------------------------引用はここまで----------------------------人生の岐路に立って,決断を迫られる瞬間は何度かあります。たいてい新しい道を選ぶことに不安が付きまとって,足がすくむということが多いです。そんなとき自分は新しい道を選ばずに,今までのぬるま湯の道を進み続けたときに後悔しないだろうかと考えます。そして,きっと後悔するだろうと思って新しい道のほうを選んできました。そこで失敗したとしても自分で新たな可能性にかけて選んだ道なのだから後悔はしないだろうと思っています。大きな決断自体は少ないですが,日常の小さな決断はいくらでもあります。そのとき,甘えがあって先延ばしにできそうなことも,いずれはやらなければならないことは,今やるという決断を継続していければいいんだろうな。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.18
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ハシカ(麻疹)が大流行の兆しです。15歳以上の感染が拡大しているそうです。特に,20代が多いようです。まさに自分が該当しています。この世代の麻疹の予防接種を受けた人の割合は9割近くまでになっているそうですが,ウイルスに接する機会が減ったため,その免疫効果が10年ほどで弱まる場合があるそうです。また,予防接種を受けた人のうち,5%ぐらいの人が1回の接種では免疫がきかないそうです。さらに,13年前から麻疹の予防接種による副作用の事例が相次いだことから,任意で受けることが中止されたことも,感染拡大の背景として挙げられています。今回,麻疹にかかっている人は,予防接種を受けなかった人,あるいは受けたにもかかわらず免疫力がなくなった人のようです。ゴールデンウィークに外出した人が多く感染したみたいです。麻疹は患者と同じ部屋にいるだけで空気感染してしまうため,インフルエンザよりもウイルスが患者の広範囲に飛散しうる感染力の強い菌だそうです。麻疹にかかると,40度近くの高熱が出るとともに,吐き気をもよおし,全身に発疹が出るということです。ニュースでインタビューを受けていた患者は,これまでで一番きつい病気でしたという感想を述べていました。成人になると,症状が子どもに比べて10倍にひどくなるそうで,脳や聴覚に障害が及ぶ危険性もあるとのことで,自分も不安を覚えてきました。例年の麻疹感染者のピークは5月下旬から6月にかけてだそうで,さらに患者数は増えるかもしれません。自分も2歳のとき麻疹の予防接種は受けましたが,心配なので抗体検査を受けに病院へ行きました。すると,検査は保険が適用されないので,自費で5000円前後かかってしまうとのことでした。そこでキャンパス内にある保健センターに行ってみました。そしたらなんと460円で済みました。学生であることのメリットを実感しました。採取した血液を検査してもらって,2日後には結果が出るとのことです。ここで陰性の結果が出れば,別の医療機関で予防接種を受けなければなりません。この間,麻疹の患者に接触したとしても,3日以内に予防接種を受ければ,それなりの抑制効果はあるそうです。ただ予防接種も保険適用外なので,4500-8000円はかかるそうです。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.17
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サンデーモーニングの「風を読む」で日本の競争力について再考していました。トヨタの2007年1~3月の自動車売上台数はGMを抜いて自動車業界で1位となりました。専門家によると,トヨタの強さの原因は,実直さにあるといいます。そして,ウサギとカメでいう,カメのスタイルで着実に競争力をつけてきたといいます。一方,スイスの国際経営研究所(IMD)が公表している国際競争力ランキングでは日本は24位です。対象となるのは55カ国・地域だそうです。1989~93年には1位でしたが,最近は低迷しています。ランキングを下げている指標は,法人税率や国内総生産(GDP)に占める公的債務の比率,起業家精神などです。これらが低いと日本に対する投資も減ります。中国は同ランキングで15位であることから,経済を行う素地(行政や政治)は,中国のほうが整っているということになります。一橋大学の竹内弘高教授によると,今後の日本に求められていることは,トヨタが実践している毎日のカイゼン(改善)であるといいます。この毎日の積み重ねによって,大きなイノベーション(技術革新)が10年に1度くらいの頻度で起こっています。たとえば,レクサスの開発や,ハイブリッド車の開発といった具合です。スタジオでは,バブル崩壊の90年以降,失われた10年といわれるように,デフレだったから日本社会全体がリストラなど内向きだったため,ある程度の競争力低下は避けられなかったのではないかという楽観的な意見がありました。そもそも,日本の競争力はずっと維持し続けなければならないものなのでしょうか。市場主義の下で世界が動いているので,その中で利益を上げることは至上命題となっているのは仕方ないかもしれません。しかし,それ以上に福祉をはじめとする人間の幸福を追求することに価値を置く時期が来ているのではないかと感じます。そうした価値を追求するために国際競争力の強化が求められるのであれば,それは歓迎されるべきことかもしれません。しかし,企業の利益追求の極大化が,最終的に人間の幸福につながらないのであれば,何のための競争力強化であるかを見失ってしまいそうです。安倍政権は,経済成長(労働生産性の向上)を目標にした日本の発展モデルを掲げていますが,この価値基準を鵜呑みにせずにもう一度何のための経済成長なのか,何のための国際競争力の強化なのか,それは国民の総意として妥当であるのか再考する余地がありそうです。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.16
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渋谷センター街にサムラートというインドカレー屋は2店あります。大学時代の後輩にご飯に誘われたので,お勧めの店を紹介する形でサムラートカレーハウスの方に行きました。最初に食券を買います。一番オーソドックスなチキンカレー720円をチョイス。ナンかライスかをオーダーするときに選べるのでナンでいただきます。最初に食べた感想は,辛かったです。でも食べているうちに辛さにも慣れてあっという間に完食しました。ナンはモチモチ感はそれほどないですが,表面に塗ってあるバターの甘さがカレーと絡まっておいしいです。辛口チキンカレーもあったので,相当辛いのだろうと思いながらも次回は挑戦したいと思いました。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.15
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ご近所のガーデニングで咲いていた花がきれいだったので思わず接写してしまいました。この花の名前は知らなかったのですが,「クレマチス」というそうです。少しずつ花の名前も覚えたいです。アパートの庭先にも小さな花を咲かせた木々がありました。名前は分かりません。日曜日は砧公園へ行きました。入り口に花壇があって,キク科(たぶんノースポール)がお出迎え。 昼は気持ちいい天気だったのでひと気のない芝生に寝っころがって昼寝をしました。草いきれと直射日光で暑かったです シロツメクサがまだ咲いてました。楓も新緑を演出。秋が楽しみです。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.14
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フランスの有名な生産者がつくったというワインをネットで注文しました。ケランヌ[2004]マルセル・リショー(赤ワイン)自然派初心者でも楽しめる味わいだという触れ込みがあったので,初めてお酒を贈りました。母親は甘口の無農薬有機ワインしか飲まないことは知っていたので,お口に合うかは正直分かりません。日曜日に届くように手配してもらったら,当日の朝,届いたというお礼の電話がありました。量は飲めないので,父親と一緒に飲むといってました。口調から喜んでくれているのが分かりました。気持ちが伝わったのでよかったです。同時に「がんばれ」と励まされました。感謝を伝えるための贈り物には,お金では買えない価値がありますね。会話の中でこのブログが話題になりました。父親が毎日チェックしてくれて,気になる日記は印刷してまで見せてくれるとのことでした。特にヤマザキのランチパックの記事を見て,思わず笑ったそうです。というのも,自分と同じく母親もお皿を2枚ゲットしたそうで,キャンペーン締め切り間近にパンを買い込んだらしいのです。そして記事でお勧めしたミルククリームを探したそうです。こちらには,ツナがおいしいという文章とともに,最近買ったデジカメで撮ったランチパックを手にした母親の写真付きメールが送られてきました。ブログには自分が日々思ったことを気軽に普段会えない人に伝えられるという効用がありますね。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.13
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とくダネで瀬戸内寂聴がインタビューに答えていました。84歳になった彼女のキーワードは「情熱」だそうです。老いは自覚しなければならない。この歳で老いを感じないのは逆におかしい。だから老いることは怖くないといいます。しかし情熱のない人生はつまらないものである。過去を振り返っても仕方ない。未来がこうなればいいとあれこれ思案しても仕方ない。いつ死ぬかは分からないものである。つまりは,今ここに自分があるということだけが真実である。今を一生懸命に生きて鍛えるしかないのである。また教育をすべきといいます。希望は若者である。こんな時代であっても希望を若者に託したい。あるとき,法話を聞きにきた中2男子が質問で手を挙げました。「僕は戦争に行きたくない。憲法9条が改正された戦争に行かなきゃいけなくなるでしょう?平和な世の中がいい。戦争には行きたくない」と意見を述べた瞬間,周りから拍手が沸き起こったそうです。最後に生きている人に対して「自分に誇りを持ちなさい」と説きます。誇りをもてば愛することができる。こんなにしっかりした考えをもってそれを伝えられる84歳がいるなんて驚きです。自信のもてない不安の多い世の中だからこそ,法話を聞きにくる人は多く,彼女は彼らに向かって自分に自信を持てと訴えるのでしょう。しかし自信を持つためにすべきことが分からなくなっているように感じます。情熱を持たずに,生活できる程度のほどほどの生き方を志向している人が多いように感じます。先の見えない不安があるから,敢えてリスクを冒さないことが多いかもしれません。しかしせっかくこの世に生まれたのだから,こうなりたいと思う自分を描いてそれに挑戦する気持ちを新たにしました。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.12
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斎藤茂太(2005)「モタさんの「うつ」セラピー」三笠書房.本書は「ちょっと心が風邪気味かな」という人のために,「うつ」の知識と,「うつ」の原因となるストレスとの上手な付き合い方について書いています。「認知のゆがみ」には7つのパターンがある。「認知のゆがみ」とは一つの考え方にとらわれてしまうことです。アーロンベック医師はこの「認知のゆがみ」が生まれるプロセスには,次の7つのパターンがあるとしています。1.恣意的推論何の根拠も証拠ないのに,自分の独断的推測で物事を判断してしまう状態。たとえば,友人が約束を一度キャンセルしただけで,「嫌われた」と思い込み,落ち込んでしまうようなケースである。2.二分割的思考常に,物事の白黒をはっきりさせておかないと気がすまない状態。「テストで100点を取れなければ0点と同じ」とか,「仕事ができない人は人間のクズ」といった極端な考え方をする。3.選択的抽出自分が関心のある事柄だけに目を向けて,結論を急ぐ状態。自分を嫌っていると思い込んでいる人がいると,その人が誰かとおしゃべりしているだけで,自分の悪口を言っていると思い込むような傾向がある。4.拡大視・縮小視自分が関心のあることは大きく捉え,逆に自分の考えや予測に合わない部分は必要以上に過小評価する状態。「思い出すのは不幸なことだけ。幸運だったことは思い出しもしない」ようなパターンである。5.極端な一元化些細な事実を取り上げて,何事も同じだと決め付けてしまう状態。一度の失敗で「何をやってもうまくいくはずがない」と結論付けてしまうことなどが,その一例だ。6.自己関連付け事がうまく運ばないと,少しのミスで何もかもが自分の責任だと考える状態。何人もの人と一緒に取り組んでいることが行き詰ると,「自分の力不足のせいでうまくいかない」などと考えて,自分を責める。7.情緒的な理由付けそのときの自分の感情で,現実を判断する状態。たとえば,初対面の人に合うときに不安を感じると,「どんな人か知らないから不安なんだ」とは考えられず,「こんなに不安を感じているんだから,コミュニケーションが取れるはずはない」と思い込んでしまう,そういう考え方をする。いずれのパターンにも共通するのは,「うまくいくわけはない」「幸せになれるわけはない」などと否定的な予測をする点にある。具体的に「認知的のゆがみ」に気づき,修正するためには,「自動思考」に目を向けることだ。「自動思考」とは,気持ちが落ち込んだり,動揺したりしているときに,無意識のうちに頭の中をぐるぐると回っている考えやイメージのこと。それが現実的に見て妥当な考え方のかどうかを検討し,非現実的な部分を変えるように努める必要がある。「自動思考」に対して,「本当にそうだろうか」と反論し,自問自答をしてみるのである。第1に,自分がそのように考える根拠を探すことからはじめるといい。「どうしてそう考える?」→「それを裏付ける事実は何かある?」→「逆の事実があるんじゃないの?」と自分に問いかけるのだ。すると,意外と自分の勝手な思い込みに過ぎないことが分かるはずだ。そして,根拠なく悩んでいたこと,悩む原因が何にあるかが分かれば,一気に気持ちは楽になる。不安の”呪縛”にあっていた心が,解放されるからである。自問自答をしてもなお,自分の考えが間違っていないと思えるときは,第二の質問を投げかける。「その考えが正しいとして,どんな結果が待ち受けているだろう?」→「それはどのくらい重要なことなのだろう?」と。それで悪い結果ばかり予測してしまったとしても,別にかまわない。客観的に見ることによって,自分が悩んでいたほど大変なことではないことが分かってくるからだ。そして最後に,「別の考えはないだろうか?」と問いかける。上記二つのプロセスを経ることで,硬直していた頭はかなりほぐれるので,この最終段階ではかなり現実的で柔軟な考え方が見つかるようになるはずだ。-------------------------引用はここまで----------------------------漠然とした不安に襲われることがあります。その根拠は実はありません。どうしてそう考える?→将来自立して食べていけるかの見通しがないと思っているから。それを裏付ける事実は何かある?→同世代の人と比較すると自分はあまり成果を残せていないのではないか。逆の事実があるんじゃないの?→成果物だけで就職の可否が決まるわけではない。本の通りに実践してみると,確かに根拠のない悩みに悩んでいたような気がします。もっと悩み甲斐のある悩みを持たないといけないと気づかされます。マイナス思考の連鎖が始まったら,それをストップさせる術を身に着けておくといいかもしれません。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.11
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最近は気温の高い日が続いてますね。でも今日は午後から雨が降るそうです。今まで撮った花の写真をアップします。緑道に紫の大きくてきれいな花が咲いてました。名前はわかりません。近くの公園に咲いていたハルジョオンかな?黄色いバラが通学途中のお宅で家庭菜園されてました。小さな虫もバラの蜜に引き寄せられてます。最後はおまけです。誕生日に食べた洋ナシ&マンゴーケーキ。 マンゴーと洋ナシのゼリーが3層になっていて,その上に洋ナシとマンゴーが盛り付けられていました。さわやかな口当たりで何か新種の果物を食べてるような味覚でした。一番上に乗っていた木苺らしきものは,すっぱくて渋みすら感じたので飾りとしての意味があったのかな。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.10
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サンデーモーニングの「風をよむ」で若者の意欲の低下について取り上げられていました。最近,高校生の意欲に関する調査が行われたそうです。それによると,日本は世界に比べて偉くなることに消極的だという結果が出ました。その理由は,えらくなると責任が重くなる,自分の時間がなくなるからだそうです。退屈でものんびり,平穏な生活をしたいと思う若者が増えているみたいです。ある意味,世の中のことをよく知っているともいえます。戦後,戦災復興の名の下に他国に追いつけ,追い越せを目標に経済成長を続けてきました。1970年代後半にはみなが中流意識をもつ「一億総中流」社会が実現しました。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」「カラスの勝手でしょ」「赤信号みんなで渡れば怖くない」といった標語も生まれました。そして,80年代に転機が訪れます。団塊世代が親になり,先生になり,子どもや生徒に対して友人のような感覚で接する傾向が生まれたといいます。すると,社会のリーダーや父母が尊敬の対象でなくなっていきました。こうした「権威の喪失」によって,若者にとって,こうなりたいと思う人がいないことにつながっているといいます。若者へのインタビューでは,最近出てくる不祥事などを見ていると,大人を尊敬できない,むしろ反面教師としてみているようです。そして,その日暮らしができることもあって,現状維持の志向が強くなっているみたいです。一方,団塊の世代へのインタビューでは,目先のことに一生懸命になりすぎたという反省の弁を述べている人もいました。スタジオの意見にもあったように,「偉くなりたいか?」という質問自体があいまいだと思います。偉くなるとはどういうことか?経済的に成功して億万長者になることか?世紀の大発見をして社会的地位を得ることか?ボランティアなどで社会のために役立つことをすることか?この質問で,何らかの上昇志向に対する肯定的態度を問えるかどうかが分かりません。偉くなることの中身とその目的は人それぞれであるから,この質問にNOと答えても違う方法と目的で偉くなる人はたくさんいそうです。それはそうとして,こんな大人になりたくないといったイメージを生みやすい出来事をメディアをはじめとしてこぞって取り上げているような気がします。それに対して,よくなるような代替案が提示されればいいのですが,事件の真相がある程度明るみになると,そのままうやむやになったり,解決策に決め手を欠いてしまったまま迷走を続けたりすることが多いように思います。記憶に残っているのは,社会では,高齢者や幼児への虐待,幼児置き去り,連れ去り。経済では,電車脱線事故,マンション強度偽装,エレベータや給湯器の点検ミス,テレビ番組のねつ造,不二家の賞味期限切れ製品,ジェットコースターや遊具の事故。教育では,いじめ事件のもみ消し,ゆとり教育の見直し,学級崩壊。政治では,事務所費流用,憲法改正論議,自治体の赤字,ハコモノ行政。とにかく,今まで信じてきたものが何かうまく立ち行かなくなってきているのではないか。そして批判の矛先が制度や仕組みを支えてきた上層部に一斉に向けられているのではないか。そうして社会全体が不安と不満,不信や失望で満ちているような気がします。若者の考えは,大人の生きている社会が目の当たりにしている現実を映し出す鏡のようなものだと思います。こんな世の中でも,つねに希望を失ってはならない。希望の持てない社会になっている現実を受け止めると同時に,希望が持てる社会にするためにすべきことを子どもと一緒に考えなければならない。希望と生きていく意味を伝え続ける必要があると思います。それは親や教師だけに課せられたものではなくて,大人一人ひとりの意識の問題でもあると思います。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.09
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毎年お皿欲しさにせっせこシールを集めています。今年は昨年より若干小さめのお皿で,食パンが一枚入るような正方形です。2月中旬から4月末まで点数シールが商品の値段に応じて貼られています。25点で1枚もらえますが,25点集まった時点でまだ期間中だったので,もう25点集めて2枚目をもらいました。 毎朝食パンを食べてますが,それだけでは集まらないので,菓子パンを毎日のように食べてました。そこでハマったのは,ランチパックの「ミルククリーム」です。北海道十勝産牛乳入りのミルククリームが入っています。20秒電子レンジにかけて食べるとちょうどいい感じに温まって,ほくほくの作りたてのような感じになります。ミルククリームは練乳のような甘さもあって,パンとよく合います。また同じランチパックシリーズの「ピザチーズ」もオススメです。こちらは食べる前にトーストにかけると,焼き目が付いて表面がカリカリ,中がふわっとアツアツになりおいしさが倍増します。お試しあれ。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.08
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るんびに@溝の口大学の同僚と会社勤めを始めたOB・OGと同僚が進めてくれたカレー屋さんに食べにいきました。単品のカレーを6種類みんなでシェアしました。るんびにサラダを前菜に。プレーンナンを人数分頼みました。 ドリンクはソフトドリンク,アルコールとさまざまでしたが,自分はインドのローカルビールのマハラジャを頼みました。キーママタルマサラ(左):ひき肉とグリーンピース。これがオーダーしたカレーで一番辛かったです。でも肉の味がしっかりついてておいしかったです。ベーガンマサラ(右):ナスが入ったベジタブルカレー。食べたことのない味でしっかり味がついていました。 バターチキン(左):バターのまろやかさと甘さがうまく絡み合ってました。サーグプローン(中):えびとほうれん草のカレーでヘルシーな味です。フィッシュ(右):初めて食べました。魚の味とクミンなどスパイスの味がベストマッチです。 9種類の野菜とフルーツ(写真なし):パイナップルのような甘さと野菜の甘さでおいしいです。誕生日が近いことを告げるとジョナサンでパフェをおごってもらいました。おいしいカレーに囲まれて,近況を語り合って楽しい会になりました。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.07
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明の海@上馬に行ってきたのでレポートします。うちにはシャワー室しかなくて浴槽がありません。この時期にはまだいいんだけど,冬はゆっくり湯船につかりたいときがあります。しかしこちらで銭湯に行ったことはありません。冬は帰る間に湯冷めしそうだからです。でも今日は夜になっても涼しいぐらいで半袖でも大丈夫そうでした。家の近所にあるので,意を決して初めて行ってきました。 「明の海」の営業時間は15:00-25:00。木曜日が定休です。料金は12歳以上の大人で430円。おつりはないように行った方が防犯のためにもいいみたいです。番台の扉を開ける前に鍵付き下駄箱があって靴を入れます。扉を開けると,番台が目の前に座っていました。まずは勘定を済ませて男湯へ。ここにも鍵付きのロッカーがあって荷物を入れておけます。シャンプーやリンスは風呂場においてあったけど,誰かの忘れ物かもしれないのでもって行ったほうがいいかも。風呂場はお湯,水の蛇口に,固定のシャワーも付いています。大体20口ぐらいでしょうか。お客さんは4,5人ぐらいでした。適当に体と頭を洗ってから,いざ浴槽へ。浴槽はレモン湯と電気風呂の2種類が隣り合ってました。レモン湯は3人ぐらいが足を伸ばせば一杯になる大きさ。電気風呂は1人用のようです。レモン風呂は芒硝(硝酸ナトリウム)と重曹(炭酸水素ナトリウム)が入っていて,温泉にも含まれている成分だそうです。皮膚の表面に膜をつくって保温してくれる効果もあるそうです。また肩こりや腰痛などさまざまな効能があるそうです。壁にジャグジーが2つ付いていて泡が浴槽一杯に広がっています。レモン風呂の温度は41度ぐらいでちょうどいい湯加減でした。しっかり浸かった後,しばらく体を冷まして電気風呂へ。電気風呂にもジャグジーが付いています。壁には正しい入り方がアドバイスされていました。電極が浴槽に敷かれていて,浴槽の真ん中に座ると体にバランスよく電気がいきわたると書いてありました。段差の端に座りましたが,腰の辺りと肘から指先にかけて電気がビリビリ走りました。これは長時間耐えられません。アドバイスにも3分以内と書いてありましたが,1分少々で我慢しきれずに出てしまいました。また体を冷まして再び締めのレモン風呂へ。体をしっかり温めて出てきました。脱衣所には扇風機と体重計,20円で使えるドライヤーがありました。また液晶テレビが男湯と女湯の間に。時代を感じます。しっかり浸かったおかげで帰り道もポカポカのまま,むしろ風が心地よかったです。月1ぐらいで行ってもいいと思えました。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.05
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今日は「みどりの日」です。何を祝うのかよく分からないですが,新緑の季節を楽しもうということらしいです。2006年までは4月29日だったのですが,この日が昭和天皇の誕生日であることから,「昭和の日」に改名されて,「みどりの日」は5月4日に移行しました。天皇の誕生日が祝日になっているのは,明治・昭和天皇だけだそうです。5月4日は,1986年から2006年までは休日にはさまれた「国民の休日」になっていて,飛び石連休がなくなるように設定されていました。温暖化の影響を考えれば,逆に時期を早めなきゃいけない気もしますが。学校の銀杏並木も青々としています。 桜満開だった駒場公園も今は緑一色。 タンポポも綿毛になりました。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.04
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みなとみらいのQueen's Squareでショッピング。誕生日が近かったので,服を買ってもらいました。自分ではなかなか選ばない服だったけど,試着してみて一発で気に入りました。近くに「マロニエ」があったので接写に挑戦。 高層ビルとのミスマッチも現代ならでは。天気もよかったので観覧車(コスモクロック21)に乗りました。海沿いが一望できます。横浜の湾とビル群との対比がきれいでした。横浜ベイブリッジもきれいに見えました。夜は赤レンガ倉庫がライトアップされてました。観覧車もきらきらしていて横浜の夜景のイメージを作り出してます。夜は旧友と会って,SITAAR(シタール)@日本大通りに行きました。インドカレーのコースです。まずは前菜のサラダ。ぱりぱり煎餅風のパパドもきました。 続いてサモサ,タンドールチキン。 ボリュームがあってこの時点でお腹がある程度満たされてしまいました。そしてメインディッシュの3種カレー(ミックスベジタブル,チキン,サーグ)です。写真では左がミックスベジタブルカレー,右がチキンカレーです。3種のナン(プレーン,オニオン,ガーリック)かサフランライスでいただきます。 最後にデザートのクルフィー,チャイも付きました。満足感たっぷり。久しぶりに聞く友人の近況,昔話に花を咲かせて,その当時にタイムスリップした感じになりました。あの時と何も変わってませんね。そういう意味で安心しました。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.03
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NHKスペシャルで「日本国憲法の誕生」が放送されました。憲法記念日が近づいてることもあって特集が組まれたと思います。GHQが提示した憲法9条について改正論議が日本人の間でなされたそうです。社会党の鈴木義男は,改正案を憲法改正小委員会の芦田均委員長に提案しました。「日本国は平和を愛好し国際信義を重んずることを国是とする」「陸海空軍その他の戦力は,これを保持してはならない。国の交戦権は,これを認めない。」これに対して,芦田委員長は1項と2項を入れ替えることを提案したそうです。その代わり,太文字の前文を付け加えました。「日本国民は,正義と秩序とを基調とする国際平和を誠実に希求し,陸海空軍その他の戦力を保持せず。国の交戦権を否認することを声明す。前掲の目的を達するため,国権の発動たる戦争と,武力による威嚇又は武力の行使は,国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。」ここで注目すべきは,前掲の目的とは,日本国民は,正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求するということです。一方,進歩党の犬養健は,2項と1項を入れ替えた元の案がよいと訴えます。「日本国民は,正義と秩序とを基調とする国際平和を誠実に希求し,国権の発動たる戦争と,武力による威嚇又は武力の行使は,国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため,陸海空軍その他の戦力は,これを保持しない。国の交戦権は,これを認めない。」ここで注目すべきは,「前掲」という表現が「前項」という表現に変わったことで,前項の目的とは,国際紛争を解決する手段であると解釈できる余地を残したことです。すなわち,自衛のためであれば,武力の保持ができるという解釈が成り立ちうるということです。GHQにこの修正案を英訳した日本人は,その当時を振り返り,まずは憲法改正を行う必要があるという芦田の熱意が強く,後にそれほど大きな問題になると考える余裕がなかったと記憶しています。こうして,あいまいさが残ったことに連合国から懸念の声が上がったそうです。ただし,大臣が文民であるという条文を入れることによって,シビリアンコントロールによる,軍部の政治への介入を抑止できれば認めてもよいとの意見があがりました。そこで当時の首相吉田茂は第66条第2項で「内閣総理大臣その他の国務大臣は,文民でなければならない」との文民条項を入れることで,9条が認められました。このように,GHQ案に日本人自らの手で修正を加えた経緯が詳細に検証されていました。しかし,その間,極東委員会の世界各国が,日本の改正作業を注視していた事実も明らかにされました。憲法9条はその当時から矛盾をはらんだあいまいなものだったことが分かりました。アメリカ人と日本人との合作とはいえ,草案を練り上げる時間が限られ,あいまいさを残していたことも分かりました。そしてこうした作業工程を見つめていた世界各国もそれを了承していたことは初めて知りました。戦後から脈々と続く憲法9条改正論議は,起こるべくして起こったのであり,そうした事態をあらかじめ予想はできていたのではないか。また極東委員会加盟各国[米・英・ソ・中のほか、フランス・オランダ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・インド・フィリピン(のちにビルマ・パキスタン)]は少なくとも憲法改正作業をチェックできる立場であったのであるから,矛盾をはらむこの憲法について多少なりとも責任を負う立場にあるのではないか。そこには誤解もあるかもしれませんが,個人的にはそう感じてしまいました。日本人がある程度の自主性をもって改正作業に当たったんだろうけれど,戦争放棄を明確に謳うはずが,文章の「てにをは」を直す作業でその意味があいまいになってしまったことは残念です。そのあいまいさを取り除く必要はあるのではないかと思います。しかし,今改正作業を行うことができたとしても,当初の戦争放棄の理念が否定されてしまうことは予想が付きます。一度築き上げたものを一から作り直す作業は並大抵のことではないと思います。ブログランキングに参加中。毎日1回クリックで応援よろしくお願いいたします。
2007.05.01
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