蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

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カテゴリ: 読書
今日はボランティア仲間と大阪の 中之島図書館 へ行ってきました。
実は初めてなんですよ。以前大阪でOLをしていたのに。

この図書館は建物がとてもモダンで、一見の価値があります。
建築についてのくわしいことは公式HPをご覧になっていただくとして、実際に行って見た感想は、建物を見るだけでも行ってよかったと思いました。
もちろん図書館は蔵書も大切ですよね。

中之島図書館は、大阪市役所の裏にあり、淀屋橋という大阪のビジネス街に建っているという立地条件から、ビジネス関係資料や大阪に関するたくさんの資料を保存しています。
大阪の資料については、文学・歴史・政治・経済など多岐にわたっており、書棚をいろいろと見て回ったのですが、いやホントに数多くの資料があって、ゆっくりと読んでいたら時間がいくらでも経ってしまう空間です。

古典芸能に関する書籍や資料も多くあり、久しぶりに能・狂言や歌舞伎、文楽に関する本を手にとって読んでみると、いや~、もうここに住みたいくらい。(笑)

扉に鍵がかけてある書棚の中には、和紙で綴じられているであろう文書が整然と並べられており、もう手にとってみたくてたまりませんでした。ちなみに職員さんに声をかければ、見せてもらえそうです。
「大塩平八郎の乱」についての文書もあり、「すごいな~」の一言。
「芝居番付」(歌舞伎、人形浄瑠璃、新派などの番付)などもあるようで、学生時代にここを活用していればよかったな~といまさら後悔。

古書にコーフンしているうちにお昼時になり、いそいそと図書館裏手にある中央公会堂へ。
こちらの建物も有名で、とても美しいです。
地階にあるレストラン 「中之島倶楽部」 でオムライスをいただきました。ここのオムライスは有名らしく、1日200食限定です。
さっそく注文しました。カップに入ったコンソメスープつきで¥680はリーズナブルですよね。
まるでお月様のような黄金色のオムライスの上には、デミグラソースと生クリームがかかっていました。とても優しいお味で、とても気に入りました。またあのオムライスを食べにいきたいなぁ~。

そうそう大阪市役所のロビーには、大阪らしく八重垣姫の文楽人形が飾ってあります。それを見て、また文楽も見たくなっちゃいました。せっかく大阪には濃く散る文楽劇場があるのにね。





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最終更新日  2009/01/21 01:08:30 AM
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