蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

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2019/01/24
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カテゴリ: 韓流ドラマ&映画
ウォンの前で、顔を隠している布を取るサン。
ウン・ヨンベクの娘サンが、自分の知っているソファと同一人物だと知って驚くウォン。

王妃は、貢女に選ばれたくなくて、尼になったり、顔に傷があると偽ったり、無理に慶事をおこなったりする噂があるらしいと、ダンやサンにあてつけて言います。
ウォンは驚いてサンを見つめたままです。

お茶会の数日前のこと、ウォンはサンに「どんなことがあってもお前は私にとっての一番だ。それを忘れるな」と言ったとき、サンはウォンに母の形見の指輪を差し出します。鹿皮の紐にネックレスのようにして持っていたものを、”手形”だと言って、ウォンに渡します。
「私に頼みがあるとき、これを差し出して。なんでも聞いてあげる」というサン。
喜ぶウォン。
世子として孤独なウォンへの、サンの精一杯の友情の証なんでしょう。

ウォンはダンの貢女の件を、王妃に頼みに行こうとします。
その時、世子の護衛のひとり、チングァンが「リン様が王妃様の御所に行き、長らく出てきません」と報告をします。
すぐに王妃のもとへ行くウォン。

そこには、王妃とともにリンの姿が。
ダンの件で来たというウォン。
王妃に、ワン・ジョンの婚礼を阻止したのは、自分に害が及ぶのを避けようとしたリンに頼まれたからだと言います。リンは自分の兄と妹を犠牲にしたのだと言うウォン。
王妃の前に跪いて、懇願します。
すでにダンの名前は貢女の名簿から外したという王妃。
それにはリンが元に行くという条件付きでしたが、それは知らされないウォンなのでした。

そのころ、サンはブヨンに強引に連れていかれ、ソン・インに会っていました。自分の味方になれと言うソン・イン。サンは拒否します。
一方、サンをウン家で待つピヨンは、王妃の護衛によってさらわれようとしますが、ソン・インの部下ムソクによって助けられます。
このムソクは、7年前サンに切りつけ、それをかばったピヨンが頬にケガをしたんですよね。ということは、ピヨンのケガはムソクのせいというわけです。気を失って倒れたピヨンの頬の傷を見て、7年前のことを思い出すムソク。ピヨンを抱き上げて歩いていきます。
このピヨンとムソクのカップルもほほえましくてかわいいのですが、(特に不愛想なムソクがピヨンの前では可愛くなるところなんか)この2人もまた、サンたちと一緒に運命に翻弄されるんですよね。

お茶会の2日前、王妃の下で仕事をするリンを、ウォンは強引に金果庭に来させます。
ウォンが現れ、素手で戦いを挑みます。何度も倒されるリンですが、ウォンは納得しません。リンと手合わせしても、いつもリンは全力を出していないというのです。(いや相手は世子だから当然でしょ)
本気でかかってこいというウォンに、リンは思わず本気を出してしまい、ウォンは唇を切ってしまいます。護衛たちにすぐにウォンから引き離されるリン。
「私以外に手を出させない」というウォン。彼はリンが禿魯花(トンノファ)として、自分に黙って元に行こうとしていることを知ったのでした。

リンは心の中で呟きます。
「世子様は私にだまされている。やはり世子様はご存じない。私が去るのは世子様のためではない。私が去るのは、自分のためだ。私の心が毎日少しずつ壊れていくからだ」

リン様~(号泣号泣

この時、サンがやってきて、その姿をリンが見つめながら独白するのです。
許されない想いを抱えているリン。抑えても抑えてもサンへの気持ちは募るばかり。これ以上自分の気持ちを抑えていれば、心が死んでしまう。リンはそう思ったのでしょう。つらいよね、リン





その後、サンはウォンの傷に氷を当てて、冷やしてやります。
リンは黙って2人にお茶を入れています。
ぎごちないリンとサンを見て、ウォンは思います。
「いつからだ?2人は目を合わせない。代わりに私を見て、私に優しく話しかけ、笑いかける。作り笑いだ。嘘がつけないもう一人は顔を背け、話もしない。私から去る気だ。たがいに目を合わせぬよう努めている」

もうこれは両想い以外のナニモノでもないでしょう

ここでウォンがサンに、リンが 禿魯花の名簿に載っていると 告げます。
驚いてリンを見つめるサン。
リンはウォンの傷に塗る薬を持ってくると言って部屋から出ていきます。
ウォンは、自分が何とかするから大丈夫だとサンに言い、彼女は自分に何かできることは?と聞きます。
ウォンは、サンが自分にとっての一番だと言ったことを覚えているか確認します。そしてサンの手を握るン。サンはそっと彼の手を外します。
やっぱりサンの心の中にはリンがいるんでしょうね。彼が元に行ってしまうかもしれないという不安。ああ、辛い。

その夜、王妃はウン・ヨンベクの家に行き、サンが侍女として身を隠していたことを暴露し、貢女になりたくなかったら、お茶会に来て世子に気に入られ、世子妃になれといいます。

同じ頃、世子はワン・ヨンの家に行き、リンの 禿魯花を阻止するため 、お茶会でダンを世子妃に選ぶと言います。

王妃は我が子ウォンの想いを遂げさせてやりたいとの母心から、サンに世子妃になれといい、ウォンの方はリンのために、ダンと愛のない結婚をしようとします。
リンは、ダンを守るためではありますが、自分の心が壊れるのに耐えられないという理由で

お茶会の着物を見繕うピヨン。興味なさそうにぼんやりするサンにピヨンは想い人のことを考えていたのかと尋ねます。
「心が乱れるなら、もうお忘れください」というピヨン。
はぐらかそうとするサン。
「世子様に気に入られたら想い人が嫌がると心配を?」とピヨン。
「1人は喜ぶはずよ。よくやったと拍手してくれるかも」
「2人いるということですか?」
「もう1人は悲しむはずよ。私のせいではなく友のせいで遠くに行くことになるから」
「訳が分かりません」とピヨン。
「結局私のせいで2人とも不幸になるわ。私を恨むでしょうね、きっと…」
訳が分からないというピヨンに、「男心を知るのが一番難しい」というサン。
(リンの心って、ほんと分かりにくいから…)

ここのサンのセリフの真意がいまひとつわからないんですよね。
言葉どおりにとってもいいものか。
それだと喜ぶのはウォンで悲しむのはリンということになります。
サンのせいではなく、友(ウォン)のせいで遠く(元)にいくリン?
サンが、ウォンとリンの友情を自分が壊してしまう心の痛みを感じているのはわかるんですが。
でも明らかにサンはリンの方が好きなはず。どうしてここでウォンを同列に置いたのか。もしかするとウォンへの気持ちが同情だと自覚していなかったのか?
リン推しの私としては、2人想い人がいるみたいな言い方はやめてくれ~と言いたいです。

そしてリンは、ダンの寝室の外から、彼女と話します。
ダンは、さっき世子がやってきて、ダンを貢女からはずすために婚礼をすると提案を受け、しかし一番の女人にはなれないと言われたとリンに言います。
リンは「無理に嫁がなくてもいい」と言います。
ダンは「大丈夫、うれしい」と涙をこぼしながら言います。
「大丈夫なわけない。うれしくないだろ」というリンに、
「世子様のおそばにいられる」と答えるダン。
「余計につらいはず。何倍も」そういうリン。
ダンは、顔が見たくて声が聴きたくて、約束一つしてくれない人を待ち続ける心をリンはわからないのだと言います。
「そんな心は捨て去れ」とリン。
ダンは自分の心だけれどどうしようもできないと言います。
笑うリン。
「お前と私はよく似ているな。ダン、すまない」といってダンの前から消えます。

妹のダンを思う心と、サンを守りたい心、2つの思いに板挟みになり、壊れそうな自分の心を持て余しているリン。辛いよ~(号泣号泣

そしてお茶会の1日前。
サンが朝目を覚ますと、屋根の上にリンが待っていました。いや、サンの家って不用心すぎない?しょっちゅうリンが忍び込んでいるんですけど。たしか私兵がいたよね?

行くところがあるので支度をしてくれというリンに、部屋に入ろうとしたものの、リンのところに行くサン。
屋根の上で並んで座る2人。寝間着のままのサンに、そっと自分の上着を脱いで渡すリン。
彼は自分で上着をかけてやることはせず、サンに手渡すんですよね。ウォンだったら抱きしめるようにして上着をかけてやるでしょうに。理性の人、リン。

世子が金果庭にいるので、彼にサンの本当の身の上を伝えるのだというリン。
王妃のお茶会にサンも呼ばれたことを知っていると告げます。
「王妃様のおつきの者が教えてくれたんです」とリン。
「親しい女人が多いのね」と、ちょっと嫉妬が混じった?サン。いや、リンに限ってそんなんことはないはず。
ウォンがサンの素性を知ったら、ダンを世子妃に選ばず、サンを選ぶはずと遠回しに言うリン。
そうなればダンが貢女になるのではと思うサンに、それはもう解決したというリン。
「あなたが身代わりに?」と問うサン。
答えず、立ち上がり「行きましょう」と手を差し出すリン。
サンはリンの手を取らず立ち上がりますが、体のバランスを崩します。
とっさにリンがサンを抱き留めます。
その腕の感触に、目を見張るサン。
そうです、ソン・インにつかまりそうになった時、助けてくれた覆面の男の腕の感触でした。
「もしかして、以前…」と言いながら振り返り、リンを見つめるサン。
リンは顔を背け、身をひるがえして屋根から降りていきます。そのしぐさも、あの覆面の男とそっくりです。あれはリンだったと確信するサン。
「やっとわかった。あの日手を差し伸べてくれた人が誰か。その理由を聞けば、友のためだと答えるだろう」





もうね、このシーン好きすぎてエンドレスリピですよハート

自分の窮地をたくましい腕で救ってくれた人、もうこれは惚れるしかないですぽっ

ウォンのところに行きながら、サンは考えます。
「やっと分かった。なぜ胸が高鳴り、そして痛むのか。手を携える2人が美しくてほほえましく、私が、その友情を壊しそうで怖いからだ」

でもね、もう出会ってしまったんだから、そしてその関係は変化してしまったんだから、いまさら元に戻そうとしても無理だと思うんですよね。
もちろんウォンとリンの友情は素晴らしいものでしょう。
でも一生同じような関係でいるとは限りません。
人間関係は絶えず変化していくもの。ウォンもリンも、心も体も成長していくのですから、そのプロセスで、関係に変化がでるのは当然のことなんですよ。
だからサンが、自分が2人の間に入ったことで、彼らの友情を壊してしまったとしても、それは彼らの人生の上で必要だったということなんでしょう。

金果庭に到着し、「あなたの正体を知れば、世子様はお喜びに」というリン。
彼を見つめるサン。意を決して扉を開きます。
「役目を果たすべきね、今までのように。3人一緒に人生を楽しめるように力を尽くそう。寂しい気もするが、それが私の友情だ」そう心の中で呟くサン。

このサンのことばもいまいちよくわからないんですよね。
自分が世子妃になれば、リンは傷つき、サンのそばから去っていくだろうと思っているのはわかるんです。でも世子妃になれなければ、王妃に貢女にさせられるということになっているので、サンはウォン、リンと3人一緒に人生を楽しめないですよね。
あるいは、リンを想っている自分が世子妃になったとしても、リンは当然のこととして、ウォンも自分も結局は幸せになれないと悟っているのでしょうか。

ウォンに会ったサンは、リンの言うように自分が本当はウン・ヨンベクの娘サンだとは告げません。
彼女は、王妃のお茶会にお嬢様(サン)が呼ばれたけれど、世子がお嬢様を気に入っても彼女を選ばないでくれと、世子に伝えてくれと言ったのです。
「世子妃になりたくないと?」と尋ねるウォン。
「そうよ」とサン。「意中の人がいる」と言います。えっ、それ言っちゃう?

お茶会当日、前日にサンが言った言葉を思い出すウォン。
苦悩の表情でサンを見つめ、ダンを世子妃にすると発表でします。
ダンの手を取るウォン。その後ろで目に涙を浮かべながら立つサン。
うーんと、サンはやっぱりショックだったの?泣きそうな顔していたもんね。うーん、わからない。
あんなことを言っても、ウォンが自分を選ぶとは思っていないよね?

10話に続く









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最終更新日  2019/01/24 09:56:33 PM
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