彼は築城技術に長けており、日本で最も城づくりに関わった武将だという説がある。
彼は、 「攻められて落ちない城」よりも「攻められない城」の方が重要である と考えていたらしい。
石垣をものすごく高くして、城を見た時点で敵が戦意を喪失するようにしたり、50〜70mほどの幅の堀をつくり、弓矢で攻撃されても命中率が低くなるようにするなど、様々な工夫をしていた。
彼の考え方は、現代にも応用できる。
例えば、「病気を治す薬」よりも「病気にならない生活習慣」のほうが重要であるように、 トラブルを未然に防ぐ という考え方をしたほうが良い。
そのためには想像力が重要だと思う。
この先に起こりそうな出来事を予測し、できるだけトラブルを避けるように行動する。
どうしても避けられないトラブルが起こったとしても、事前に予測していれば準備もできるし、あせらずに対応できる。
ただまあ、言うのは簡単だけど実践するのは難しい、というところではある。
私は友人たちと飲み会をしている時、『これ以上飲んだら、二日酔いになる』と感じる瞬間がある。
しかし、楽しくなって飲みすぎてしまう。案の定、翌日は体調を崩す。
だが、体調を崩すであろうことは予測できているので、翌日あわてることはない。『予想通りだな』という気持ちである。
・・・などと堂々とほざいているが、避けられるトラブルを避けていないという、ただの愚かな行為である。
そんなことを何度も何度も繰り返してきたが、そろそろオトナになる準備をしたほうがいいかな、と考え始めたのであった。 (30代 男性)
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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