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2016年08月13日

部員1人の陸上部から、部員67人の強豪校へ進学 (ミライ☆モンスター)

ミライ☆モンスターにて、ある陸上選手が紹介されました。それについて書きます。

砲丸投げ選手・奥村仁志

奥村仁志選手は現在、高校1年生(15歳)である。
身長187cm、体重120kgという恵まれた体格の持ち主である。

福井県出身で、中学生のころは全校生徒9人の学校に通っていた。
陸上部に所属していたが、部員は彼1人だけだったため、1人で練習していたという。

しかし進学した高校は、陸上部員が67人の強豪校だという。

高校進学で変わったこと

中学時代、1人で練習していた時は、競争する相手もいなくて楽しくなかったという。
しかし今は、レベルの高い選手たちと共に練習をしていて、つらいこともたくさんあるが、楽しいという。

好きな言葉

奥村選手は陸上十種競技を取り扱った漫画「デカスロン」が好きで、その中に出てくるあるセリフが気に入っているという。
それは、

『過去の人にしてやる』

というセリフである。

世界記録を持っている人がいる。
その記録を誰かが更新すれば、今まで記録を持っていた人が「過去の人」になる。

つまり『過去の人にしてやる』とは、『記録を更新してやる』という意志の表れである。

まとめ

練習はつらいけど楽しい、というのはとても良い環境なのでしょう。
切磋琢磨する仲間がいるというのは、素晴らしいことです。
ライバルがいるからこそ強くなれる、ということもあります。

ケガなどに気をつけて、これからもがんばってほしいものです。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
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2016年08月04日

「オリンピックに出たら、どうしたいですか?」

あるニュース番組にて

あるニュース番組で、子どもアスリートが紹介されていた。
その子は、未来のオリンピック選手候補ということでインタビューを受けていた。

そこで、こんなやりとりがあった。


リポーター『オリンピックに出たら、どうしたいですか?』

子ども『金メダルをとりたいです』

『オリンピックに出たら、どうしたいですか?』という質問

このやりとりに、違和感をおぼえた。
「金メダル」という単語を出させたいがために、この質問をしたかのような印象を受けた。


例えば、子どもの回答が、『メダルをとりたいです』だったとする。その場合、


リポーター『メダルの色はなに色ですか?』

子ども『金色です』


というやりとりになると予想される。


やはり「金メダル」という回答に行き着くようになっている。

これはもはや、質問というより誘導尋問のようなものである。

まとめ

リポーターが「金メダル」と言わせたがる理由はおそらく、「世間がそれを求めている」と考えているからでしょう。
世間はやはり、世界を相手に活躍する日本人を見たいということでしょうか。


まもなくリオデジャネイロ・オリンピックが始まります。

私たちが今すぐにできるのは、選手たちを応援することくらいかもしれません。

ですが将来的には、次世代のアスリートたちのために、より良い練習環境をつくっていかないといけません。
アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるように。


あなたはどんなスポーツが好きですか?

スポーツには、人の心を動かす力があります。
夢中になれるスポーツに出会えるといいですね。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
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2015年12月19日

学校では教えてくれないスポーツの世界 講師:武井壮 (マツコの知らない世界)

「マツコの知らない世界」という番組にて、武井壮さんが「ボディコントロールについて」や「足が速くなるコツ」を解説してくれました。それについて書きます。

武井壮とは?

武井壮(たけい そう)。42歳。
大学で始めた陸上10種競技にて、わずか2年半で日本一になった経験を持つ。
そして2015年、世界マスターズ陸上の4×100mリレーで金メダルを獲得。世界一となった。
さらに、数々のプロスポーツ選手のトレーナー経験もあるというスポーツ万能男である。

彼は10歳のとき、アスリートとして生きる決心をした。
そのころから、「スポーツがうまくいかない理由」をすごく考えていたという。

武井流スポーツ上達理論「ボディコントロール」

彼は小学5年生のとき、野球をやっていた。
試合で全打席ホームランを打とうとしていたが、打つことができない。
普通の人間であれば、「そりゃそうだろ」と思うところだが、彼は違った。

「ホームランを打てると思ってバットを振っているのに、なぜ打てないのか?」

その理由を真剣に考えていた。
そんな時、彼の父がビデオカメラを買ってきて、彼のプレーを撮影し始めた。
彼は、好きなプロ野球選手の動きをマネしてプレーしていたが、撮影された映像を見て驚愕する。

「自分の思い描いている動きと全然違う!」

そこで彼は思った。

「スポーツの練習をするのではなく、まずは自分の体を思った通りに動かす練習をしないといけないんだ」

スポーツの上達にはボディコントロールが重要であるということに気づいたのである。

ボディコントロールの鍛え方

今回紹介されていたボディコントロールのトレーニング方法は以下のとおりである。

1.目をつぶった状態で、両腕を水平な位置に上げる。
2.それを第三者に見てもらい、本当に水平になっているかを確認してもらう。(ビデオ撮影して自分で確認するのでも良い)

自分では水平にしているつもりでも、実際には傾いていることがよくある。
客観的に見て確認するという作業が大切である。

「自分の思い描いている動き」と「実際の動き」のズレをなくすことがポイントである。

ボディコントロールの効果

ボディコントロールのトレーニングをすると、どんなスポーツでも大体の動きはコピーできるので、人よりも早くスポーツが上達できるという。
普通の人が10年かかるところを、3年ほどでできるようになったりするらしい。

足が速くなるコツ

武井流の足が速くなるコツを解説する。
※文章だけではわかりづらいかもしれないが、とりあえず書かせていただく。

1.足が地面についたら、そのまま踏ん張らずにすぐに地面から足を離し、前に出す。

※踏ん張ってしまうと、次の一歩を前に出すのが遅れて、転倒の原因になる。

2.腕を振る反動を使って、体の重さを軽くする。

速く走る人がやっているのは、「自分の重さを常に軽い状態にできるか」ということである。

3.スタート時、地面を蹴るのはエネルギーのムダ使い

スタート時は足の筋力は使わず、体を前に倒したり、腕を振ったりすることで体重を移動させる。

4.中間地点でも地面は蹴らない

中間のスピードの時は、地面を蹴るのではなく、地面を触るイメージで走る。

5.ゴール付近では、地面を思いっきり蹴って走る。

トップスピードになってきた時は、地面を蹴って走る。

まとめ

武井さんは2015年現在42歳ですが、100m走のタイムは19歳の時と変わらないそうです。
結果を出している人の話は説得力がありますね。

スポーツをやっていない人でも、ボディコントロールのトレーニングをやる意味はあります。日常生活にも活かせると思います。
例えば、階段でつまずいたり、靴下を履くときによろけたりするのは、自分の体をうまくコントロールできていない証拠です。
歳をとったから、なんて言い訳せずに、自分の体と向き合ってみませんか?


最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。


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