3人の漫談家が集まった。
コンビを組みたくても、組んでくれる人がいなかった。
コンビを組んでいたが、相方から解散を言い渡された。
紆余曲折を経て、1人になった。
それぞれ事情は違うが、結果的に1人で芸人をしている。
漫談家というくくりで集まったものの、この3人はみんなタイプの違う人たちだと思う。
漫談のスタイルというものは多種多様なのだなと思った。
漫談というのは、しゃべりで人を笑わせるものである。
文字にするとシンプルだが、奥が深い。
「相方がいなくても道具がなくても、人を笑わせることができる」
とは言え、ピン芸人というのは孤独な戦いをしている。
コンビの場合、仮に1人がスベっても相方のフォローで何とかなる可能性がある。
しかしピン芸の場合、全て自分で何とかしなければならない。
自分で責任を負う。
そういう生き方ができる強さがすごい。
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