なんと言ってもその 常人ならざる発言 がすごい。
「女の唇はキスするためにある。男の唇は、キスした後に口笛を吹くためにある」
なんで口笛を吹くんですか?と聞かれて、
「でも、吹かない?」
と答えた。そして、吹かないから質問してるんですよ、と言われて、
「・・・弱っちゃう」
と言った。
「どうやって時間をつぶしてる?あ、こんな言い方をしたら時間に失礼か」
時間そのものに気を遣う、優しすぎる男である。
「音楽は好きだけど、歌は下手。だから音楽に片想い」
純粋なんだろうか。
焼肉屋で肉を焦がしてしまって、
「肉にかわいそうなことしちゃった。・・・でもそれは俺のエゴか」
焼肉では肉を2枚くらいしか食べないらしい。
年齢を聞かれたときは、こう答える。
「年齢とか気にするの、ワインだけでよくない?」
小沢さんはワインが大好き。
後輩に仕事のことを相談されたとき、こう答えた。
「世の中には3つのやり方がある。正しいやり方と、間違ったやり方。そしてお前のやり方」
また、
「漫才はジャズだ」
「ジャズと自由は手をつないでいく」
などの謎発言もある。
合コンで乾杯のあいさつといえば、これ。
「今、地球上に70億人の人がいるのね。でも、1人と1秒しか会わないでも、70億人全員に会おうと思ったら220年かかる。もう俺たち出会って10分くらい経った?奇跡、乾杯」
感動するか引くか、賛否両論であろう。
クリスマスっぽい言葉をお願いされて、彼は言った。
「イエスの生まれた日に、ノーは言わせない」
名言である。
発言や行動が常人には理解しがたいため、変人というレッテルを貼られてしまう。
しかし、彼は心の優しい男なのだと思う。
「常人に理解できない」とは、天才ということなのかもしれない。
とにかくすごい人だと思う。
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