睡眠不足がうつ病だけでなく、次にあげるようなさまざまな病気のリスクを上げるということである(詳しくは第7章で説明)。という。
「免疫力低下、心疾患、肥満、2型糖尿病、生殖機能の低下、遺伝子異常、精神疾患」
それに対し、合理的・論理的思考を司る前頭前皮質は静まり返っている。なのだそうだ。
そのために、夢の中では、起きているときのように景色を見たり、体を動かしたりできるものの、論理的思考が欠如するため支離滅裂な内容になってしまうのだ。
ただ、内容が支離滅裂になっているからこそ、既成概念にとらわれない自由な発想が可能となり、経験や記憶を自由に組み合わせて創造力を高め、画期的なアイデアを生み出すことが可能になるとも言えるだろう。
また、夢にはもうひとつの力がある。
それは「癒し」だ。ハーバード大学教授のロバート・スティックゴールド博士の研究では、起きていたときに感じた大きな感情の揺れや心配事の35~55%は、その日の夢に現れたことが報告されている。
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