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「あしたのジョー」の人! ですね(笑)。
齢を重ね少し時間のゆとりもできたこともあって‥‥ふと立ち止まった時、せっかく戦中戦後を生きてきた体験と記憶をこのまま埋もれさせてはいけないのではないか。大陸からの引き揚げ、飢えと病気、焼け野原の日本国に帰国したあとの超貧乏生活、「漫画」との出会い、そしてプロのマンガ家になっていく過程の喜びや苦しみ、戸惑い等、同じ時代を生きてきた人たち、あるいは同じマンガの道を歩む後輩たちのためにも、少しでも参考になってくれれば‥‥と描きはじめたのがキッカケいつの間にか四本もの作品がそろうことになりました。 本書には 「家路1945-2003」、「赤い虫」、「トモガキ上下」、「グレてつ」 の四つの短編が収められています。
それぞれ描いた時は全く意識していなかったのですが、自然に若いころから最近に至るその時その時のエピソードや、記憶を順番に語るようにリアルに描いています。
読み返してみると、たくさんのマンガ家の友人や編集者、弟子、家族に恵まれて、思った以上の幸せな充実した人生を歩んできたことに気付き、しみじみ有難いことだと感謝でいっぱいになります。( 「あとがき」 )
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