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2025.10.15
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 井上剛「アフター・ザ・クエイク」シネリーブル神戸  二十代の半ばごろ、 1979年 村上春樹 「風の歌を聴け」(講談社文庫) でデビューして以来、 2023年の「街とその不確かな壁」(新潮社) まで、​
​ずーっと、村上春樹フェチです(笑)。​
​ ノーベル賞の噂とか何の関係もなく50年、ずっとです。どこが好きとか、どの作品が優れているとか、 村上ワールド の特徴はとか、何の関係もなく好きです。​
​読んで、浸る、ただそれだけです(笑)。​
 ​なにに浸っているのかの自覚もあまりありません(笑)。
 だから、 映画 とかでも、 原作が村上春樹だ と聞けば見ちゃうんです。 大森一樹監督 1981年 「風の歌を聴け」 を映画にして以来、 「ノルウェーの森」、​ 「バーニング」 ​、​ 「トニー滝谷」 、そういえば​ 「めくらやなぎと眠る女」 という アニメ 「ドリーミング村上春樹」 ​とかいうドキュメンタリィーもありましたね。
 というわけで、見ました。 井上剛監督 「アフター・ザ・クエイク」 です。
神戸の地震 のあと、だから 1995年 以降に 村上春樹 が書いた、それぞれ別の、 四つの短編作品 に対する、 映像による統一解釈映画 とでもいうべき作品でした。キーワードは 「からっぽ」 でした。
監督 井上剛 という人は、もともと NHKの人 だったらしいですが、 「その街の子ども」 の監督ですね。 1968年生まれ ですから、ボクより15歳ほど若い方です。
 この映画の題名の 「クエイク」 というのを最初に目にしたときに​
カエルの鳴き声かな?
​とか思いましたが、 地震 のことでした(笑)​
​「ああ、このくらいの年齢の方は、こんなふうに春樹を読むんだ!」​
 で、​まあ、そこが、面白かったですね。
井上監督 よりも、もう10歳若い 浜口竜介 という監督が​ 「ドライブマイカー」 ​という短編を映画化したのを見たことがありますが、その時の面白さの理由の一つもそこのところだった気がします。
 もっとも、 二つの作品の脚本 は、たしか 1981年生まれの大江崇允 という同じ人ですから、大体、そのあたりの方たちの読みということでもありますね。
 多分、ボクは自分が 村上春樹 の作品のどこを面白がってきたのかが知りたいんでしょうね。長年読み続けてきた、直接の理由は、 彼の文章が読みやすかったから です。もちろん、それはボクにとってであって、 「村上春樹の作品は読みやすい!」 と一般化する気は毛頭ありません。なにしろ、我が家においても、次の世代である ゆかいな仲間たち の中で手に取った仲間もいるのですが、感想はたいてい​
​「なんだかなあ???」​
​だったわけですからね。にもかかわらず、ボクにはスラスラ読めちゃうんですね。
 で、その観点からの感想でいえば、この作品 「アフター・ザ・クエイク」 の、 一つ目のエピソード は、ちょっとシンドかったですね。まあ、よく知りませんが、登場する 小村さん(岡田将生) とか、 未名さん(橋本愛) シマオさん(唐田えりか) とかを演じているのは、人気の俳優さんらしいのですが、​
​沈黙と間で人間という存在の「からっぽ」の様相を描こう​
​としているかの展開は、ボクにとっては小説を読んでいるときと真反対のイメージで、まあ、 「からっぽ」 などということを演じるのはただでさえ難しい気がしますが、ちょっとついて行けませんでしたね。
 その点、 焚火のエピソード に登場する 順子さん(鳴海唯) 三宅さん(堤真一) とか、 カエルくん と葛藤する 片桐さん(佐藤浩市) のテンポにはそこそこ付いていくことができて悪くなかったですね(笑)。
 ああ、それから、 ノンという俳優さん がどんなふうに出てくるのかと期待していたんですが カエルくんの声だけ だったのは残念でした(笑)。下のチラシの カエルくん のんちゃん だと言われても困りますよね(笑)。
 最後に付け加えれば、日常のドアを開けた先にある、暗く、ほの赤いランプの光の廊下に影のようにうごめく人間(?)の描写に、この監督の、 村上春樹作品に対する読みの肝 があるのでしょうが、なんだか、疲れましたね(笑)。
 世間がいう、 村上ワールド って、こういうイメージなんでしょうか。
監督 井上剛
原作 村上春樹
脚本 大江崇允
撮影 渡邉寿岳
編集 大庭弘之
音楽 大友良英
キャスト
エピソード1
 岡田将生(小村 夫)橋本愛(未名 妻)唐田えりか(シマオ 友人)吹越満(神栖 叔父)泉澤祐希(佐々木 同僚)北香耶(ケイコ 佐々木の妹)
エピソード2
 鳴海唯(順子 家出娘)堤真一(三宅 ホームレス)黒崎煌代(啓介 順子の彼氏)
エピソード3
 渡辺大知(善也 神の子)黒川想矢(2001年の善也)井川遥(善也の母)渋川清彦(田端 教団の人)
エピソード4
 佐藤浩市(片桐 ホームレス)のん(かえるくん 声)錦戸亮(クシロ 介護士)
2025年・132分・G・日本
2025・10・13・no145・シネリーブル神戸no331​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​



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最終更新日  2025.10.20 00:19:16
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