その時代に、「ラララライ体操」というネタをつくり、東京でブレイクした藤崎マーケット。
テレビに数多く出演し、月収300万を稼ぐまでになった。
だが・・・
ラララライ体操ばかりを求められる毎日。
他のネタをつくっても、結局はラララライ体操しかやらせてもらえない。
しばらくして、ラララライ体操があまりウケなくなっても、ラララライ体操をやらされる。
どうにかこうにか他のネタをやった時もある。
そのネタがウケても、そこはオンエアでカットされる。
精神が、崩れていく。
若くして急に大金を手にした影響もあってか、普段の行動もおかしくなっていく・・・
そこから数年後。
関西でいくつもの漫才の賞を受賞し、漫才師としての実力を示した。
しかし、東京では今だにラララライ体操のイメージしかない。
どれだけがんばれば、この状況を好転させられるというのか。
ラララライの呪縛。
テレビという世界に翻弄された彼らの、心からの叫び。
「俺達みたいになるな!!」
胸が締め付けられる。
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