フリーページ
第1068回 2009年10月29日
ニッポン放送の「オールナイトニッポン」でDJ糸居五郎さんが「帰って来たヨッパライ」を紹介すると、深夜放送族の反響はすさまじく、次の週からのリクエストはベストテンに入ったといいます。
そしてテイチクとクラウンを除く各レコード会社がレコード化に動きました。
しかし、その時にはフォーク・クルセーダーズは解散しており、加藤和彦は北山修と一緒に別のフォークグループのリーダーだったはしだのりひこを加えて、急遽「新生フォーク・クルセーダーズ」を結成しました。それも1年間限定の結成でした。
レコードの売上げは200万枚を超え、史上初の売上げを更新し続けました。
フォークル(フォーク・クルセーダーズの略)の成功は大学生らを中心として活躍していた関西フォークにも脚光を浴びせます。コンサート中心でありながら音楽事務所を構えていた「受験生のブルース」の高石友也さんなどはビクターからデビューします。
そして「破廉恥」がフォークやイラスト、マンガなどに描かれて「アングラブーム」が一世を風靡します。私もヨッパライをモデルにマンガを描き、「アングラくん」というキャラクターが生まれました。

加藤和彦の逸話は数えたらきりがありません。
しかし、あのひょうひょうとした風貌と、あまり物事にこだわっていないようなイメージとは正反対に、彼は誰よりもナイーブだったのでしょうね。
そうでなければ、あのような名曲の数々は生まれてこなかったでしょう。
つづく
加藤和彦さんに関するニュースや歌は
まぐまぐニュース! Webサイトでご覧いただけます
http://news.mag2.com/archive/20091019100000
PR
キーワードサーチ
コメント新着