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日経の私の履歴書は今月はトニーブレアだった。ジョージブッシュのときもだけど、さすがに毎日きっちり読んだ。一国のリーダーという仕事がどんなものかは興味もあるし、国際的なリーダーの役割も買って出る宿命だから特別中の特別な人生だろうけれど、たった31回の原稿で書くのは大変だっただろうな。 トニーブレアはなんだか正直な人だなという印象だった。首相としては真面目に改革に取り組んだと思うけれど、やはりブラウンとの確執や党内的な権力闘争で苦労して去った。まだ大統領になってまもないサルコジにいつかは思い通りいかないようになるよと言うとサルコジは分かってると言ったそうだけど、そのときにならないと分からないものだと述懐している。人は判っている様に思うけれどたしかに何事もそのときになってみなければわからないものだ。 日本の首相の場合には、いつももう最初からダメだしされてしまう者ばかりで上り坂という段階がまるでないのは困ったものだ。今の首相は自民党時代の首相と同じだ。いやもっと悪いかもしれない。期待を裏切っているからだし、官僚や原子力ムラやいろいろな既得権勢力に 却って強く生き延びる機会を作ってしまってもいるからだ。 消費税の増税などしなくても方策はあるのに、増税をやり遂げることが国を救うみたいなむちゃくちゃな子供だましで突破しようとしている。でも突破するだろう。自民党も本音ではそのほうが助かるからだ。国民には勝ち目はない。 僕は思う。消費税の増税が必要だというのは一種の嘘だ。原発がないと電力危機になるというのも一種の嘘。福島原発の事故の終息も一種の嘘。なぜ一種の嘘かというとやるべきことをやらないで脅しているからだし、不都合なことは隠して押し付けているからだ。 もちろん、50年後には人口が4000万人も減ってしまい、高齢者主体の人工構成になってしまうという計算は大きくはまちがっていないだろう。50年なんかすぐだ。政治はそういうニッポンの将来に沿った改革をデザインしなくてはならない。官僚には改革はできないし今の政治家には出来ない。でもそういう英知をもつ人材はほんとうは官僚機構の中にもいるし、経済界にはもっといると思う。でも起爆剤になるのは政治の役目だから新しい政治家を待つしかない。 この子達もすぐ大人になる。
Jan 31, 2012
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おまえ自身がアンティーク、と言われる前に言っておくけど、これは僕の非売品アンティーク。昭和も30年ごろ、Dpris Tallenが送ってくれた。 Doris Tallenを知ってる人は居ないだろう。当時の僕のペンフレンド、今で言うメルトモだ。確かアルプスに行ったときに採取したものだったはずだ。 半世紀以上の歳月が流れた。 Dris Tallenはどうしてるかな。なぜ途中でやめてしまったのか記憶はない。 Dear Doris Tallen,if you found this blog,Pleasecontact me. こうなるとFaceBookも役立たない。名前も変わったのだろうし。 女性が姓が変わる国は多いだろうから、というか男性でもいいけど婚姻で姓が変わることが多いから、FaceBookは旧姓並立がいいね。 それにしても、まだFaceBookが使いこなせない。 70億人の地球の8億人が居るということだからFaceBookはインフラのようなものになってきているはずだ。
Jan 30, 2012
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やっと脚部分を組み立てる段階に入った。 もともと不得意分野だからだけど、途方もなくなんでも時間がかかるのだ。木工教室は3時間が単位なんだけど、3時間かかっても採寸だけで終わった日もあるし、木を組み合わせる凸凹を加工するだけでも2回にまたがったりする。昨日も実は部材の表面をペーパーで綺麗にする作業だけで終わりそうだったけれど、kaori先生の口ぶりからは脚の組み立てまでは行かなきゃという感触だったので終了30分前にやっとペーパー終わって、4隅の接着だけはして帰ろうと思った。でも、実は2台同時進行しているので、やっと一台分の接着をしたところでもう5分となり、ゆがまないように接着を固定化するクランプの取り付けには結局はKaori先生が乗り出してくれた。 クランプで締め付けると接着剤がはみ出してくるので、それを取るのが僕の役目になった。接着剤も筆を水で濡らせて拭いて、すぐティッシュで綺麗にするというやり方を些細なことのようだけどここに来てから覚えたのだった。 作っているのは、ローテーブルスタイルのソーイングボックスで、去年秋一緒に展示ブースをしたアクセサリーのryokoさんのそのとき来られた母上から頼まれたもので、年末には出来ると思ってたのが、まだまだ出来そうにない。 忘れずにやっていますからねえ~、と伝えたいのだけれど、そんなにも時間かけているのだからどんなものができるのだろうと余計に期待をかけられてもヤバいし、ちょっと気持ちは落ち着かないけれど、出来上がるまでは出来ないのだし、Kaori先生の元でやる限りはゴールインは出来るのだ。 kaori先生の木工教室は、先生の人柄、技量ともに最高です。
Jan 29, 2012
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今また地震速報。小さいけど神奈川山梨だ。多いだけじゃなく地域的な広がりも奇妙だ。先日は徳島でもあったし、でも地震は常に起こるものだから過敏になってるからかな。学者が日本列島の下は考えられないようなことになってる、などという。なってるようだ、という意味だろうけれど。 今から木工教室で北摂に行く。北摂は大阪でも寒いところ。寒いのは今はもう苦手。高血圧人間だからだ。もうなにがいつ起こるかわからない。ブログも書いてから出よう。 ・・・ よく行く店にごく普通の女の子なんだけど、とてもお辞儀の綺麗な落ち着いた感じのスタッフがいる。なぜ綺麗なんだろうなとよく思うのだ。お辞儀は綺麗だけど、付き合ってみるとなあ~んだという人かもしれないし、なるほどなあといういい子なのかもしれない。 先日ラジオに某財閥の創業者に美術品収集で仕えた人が出ていて、若い自分にも常にさんづけで呼ぶ人で、実にお辞儀の美しい人だったとその人徳に感銘を覚えたという話をされていた。ほんとうに偉い人は偉そうにはしないと僕も思ってるので、共感を感じていたのだけど、その話を妻にすると、義妹から聞いた話として、その人は北陸のほうにも女性をかこっていて、そんなのだから会社も傾いてしまったのだという批判めいたことを持ち出した。 それはそうかもしれないとも僕は思った。 でも、女性の話はお互いにそれがよければ世間様から言われる筋合いはないとも思った。女性がそれでいい人生を送り、男性をそれなりに支えたとしたら、それは綺麗なお辞儀とは矛盾しないと僕は思うのだけれど。。。。 まあいいか。 おいしいパンを思い出した。
Jan 28, 2012
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国会って、最高の権威なはずだけど、いつ聞いても最低のお芝居みたいだ。聞くのも見るのもほんとに精神衛生上よくない。改革改革というけれど、まずすべき改革はキミ達が居なくなることだよ。 かといって、石原新党なんか悪い冗談やめてください。メディアも相手にしないでほしいし、せめて噂コラムの扱いでいいのに今はもうメディアも国民の味方じゃないと思う。 昨日、報道ステーションで松阪市の市長のドキュメントを見た。大阪市長と共通するものがある希望の星だ。国政は国家財政に巣食う官僚機構という難攻不落の体制があるから誰がやっても空回りだろうけれど、地方の改革の積み重ねから国を動かすことに繋がっていくかもしれないという一縷の望みがあって頼もしい。 ・・・ 春の来ない冬はないのだ。 厳寒と冬枯れの景観も、厳しいばかりではない。
Jan 27, 2012
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ククーうークークークークーグーうーグーグーグーうーうーうーうーガーガーガーガーガーカンカンカンカンカンギーギーギーギー 一年ぶりのMRIだった。 出血跡も梗塞跡も消えたりはしないようだ。増えたり悪化したりしているようではなさそうだった。 でも地雷原なんだろう。もともと、生物が生きるということは、そういう状態のことなのだと思う。 ・・・ 正しい食事と適度な運動と投薬とで血圧の管理をするしかない。食事は改善したけれど、運動は出来なくなってる。課題だな。 ・・・ イギリスで、誰かが使っていたブックマークが来た。 何年かに1冊ぐらいしか本を読まない男が居る。 山本周五郎の「樅の木は残った」は大作だけど、男が読んだ数少ない本のひとつだ。その山本周五郎の日記が刊行されたという。男が生まれた頃から戦後しばらくのことらしい。イギリスから来たブックマークが使われるだろう。
Jan 26, 2012
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なべ底を這う長い寒波の中にいる。 当地では雪はまだ降らないけれど、 雪国に想いを馳せる時期だ。 昔は抒情を感じて北へ北へと向かった。 今は、 沖縄に行きたいぐらいだ。 こうなると、 思ってはいなかったあの頃。
Jan 25, 2012
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試作品なんだけど、 ソファーでパソコンを使うとき、ラップテーブルが便利だ。そのときマウスパッドがスライドして出てくるようにしてみた。 3月に神戸でのイベントに出展申し出をした。倍率が数倍になりそうなので、出れない可能性のほうが高い。でも、なにか設定しないとだらだらしちゃうのだ。 。。。 パスしない可能性が70%というところだけど、大地震が4年以内に70%と聞いてしまうと、今日も明日も70%とわきまえないといけないと思う。東京の人はどういう受け止め方なのだろうか。 うちも長男も弟一家も23区内に住んでいる。3.11はある意味では訓練にもなったけれど、直下型は恐ろしすぎる。帰宅困難とかいうけど、そういう問題じゃないと思う。東北の場合でも行政組織自体が被災したので、東京の場合は都の機能、政府の機能、産業界の本社機能が麻痺するのだ。その想定で有事のプログラムが作動するような仕組みはどこまで出来ているのだろう。大阪都構想の中にはそれを意識した部分はあるかもしれないけれど、現実の危機には間に合わないだろうし、指揮官不在のような事態になったらどうするのだろう。 莫大な予算を使って地震予知研究をしてきたらしいけれど、予知より大事なことが手がけられていないとしたら、やはりこれも国家財政の使い方がおかしい。
Jan 24, 2012
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イギリスから来た。といってもこれ、small. iPhoneが入るぐらいの大きさなんだ。 いや、そんなこと言ってる場合じゃないかも。 自分が今もう居ない確率が2~30%あると実証されたことはこれから日々その確率がそれ以上に上がってゆくということでもある。下がってゆくことは絶対にない、確実に上がっていっているというかつて経験しなかった現実なのだけど、そんなこといまさらわざわざ言うこと自体世迷いごとなのだろうか。覚悟の程の所信表明ぐらいしたらどうだ、とどこかから聞こえてくる。生き方を急に変えることもできないし、変えても三日坊主だろう。 でも、自分のことはさておき、首都圏の直下型大地震が4年以内に70%の可能性と聞くと、コト荒立ててはいけないけれど、これは現在の無防備状態からみて末恐ろしいことだ。対策がいろいろ進んでいることは知らないわけではないけれど、もう時間がないのだから年数のかかるインフラ整備などは間に合わない。短期に出来る対策はいっぱいあるような気がするので、全員参加型の準備活動が必要なのではないだろうか。報道したり話題にしたりするのでなく、具体的な準備プログラムを作って皆が参加して力にならないと取り返しがつかない事態が起こってしまう。官僚機構の改革はもう官僚軍が強すぎて無理だけどせめて官僚機構全体がこの問題にシフトして有事の破局を最小限にとどめる作戦を進めてほしいと思う。
Jan 23, 2012
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高校の同窓生つまりほぼ同じ年齢の者、ただし全員が男子 156名 住所が分かる者 98名物故者 32名住所不明 26名 去年秋、98名のうち41名も同窓会に集まった。僕は欠席のひとりなのだけれど、昨日みんなの近況を印刷物にしたものが届いた。それは震度5強だった。 不明者の中にも物故者があるはずだから、もう20数%、もしかしたら30%ぐらいの同窓生が生きていないことになる。 戦争でもあったのかとさえ思ったけれど、企業戦士ではあったにしてもやはり年齢というものの現実に驚愕を覚えたのだった。 僕はもう早くからマイペースだけれど、一方で今でも一線で要職の者もあるし社会的に評価の高い者もいる。いろいろな病気を伝える者もあれば絵に描いたような悠々自適の者もいる。なんとまあ実に多彩、老いの格差がすごいなあとも思う。 実のところ自分はずっと若いと思っていた。でも、4年前の脳出血は大きなゴングだったのだ。去年テニスやめたのも追い討ちだった。近況に、すこぶる元気、テニスやゴルフなどと読むと今になって焦りを感じた。 比較などしないほうなのに、比較しちゃった。 ばかだなあ。。。。
Jan 22, 2012
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食パンって関西方言かな。書いてみると変な感じだ。 大昔だけど、戦争が終わって食生活も大変だった頃、「配給」というのがあって食パンにありつけていた。配給は近所のお宅が係りだったのか、その家の前で並んで順番を待った。僕は6~7歳、だから母は30歳ぐらいだっただろう。母は僕を連れていた。弟が居た記憶が無いのはどうしていたのだろうか。パンが配られると、家まで戻る5分ぐらいの距離で、僕は歩きながら食パンを食べて、帰宅したら食べてしまっていた。全部じゃないとは思うけれど、もしかしたら全部だったのかも知れない。食べてしまっていいのかなあ、と子供心に思ったことだけは事実だ。 食パンを真ん中の柔らかいところから食べ始めるあの感触は香りと食感とともに忘れることが出来ない。ほろにがい心の痛みとともに。 今うちの三歳児は保育園でも先生に可愛がられているけれど慎重なタイプと言われてもいる。熱い食べ物に警戒心が強い。だからトーストも熱いと思っていて警戒している。 それで、過日好きな飛行機が浮かぶトースターを娘宅に上げたら、作戦成功三歳児の一気にマイブームになった! そうでなくてもマルちゃんと呼ばれてるのに、よかったようでコマってもいる。 このトースターは実は、このところの整理作業で発掘したものだ。全日空のマイレージで交換したものを死蔵していたのだった。 仕掛けは、こういのが入ってるのだ。
Jan 21, 2012
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楽天は楽天的なところが好きだよ。 楽天から昔電話があったことがある。輸入業を始めた頃だ。妻が受けたのだけど、ミキタニですと名乗って楽天市場の勧誘だった。 僕は老人ホームの前は流通業界だったから、楽天市場には当初から注目していた。でも今のように巨大ビジネスになるとは想像力が及ばなかった。企業家として三木谷さんには尊敬の念を持っている。東北楽天も好きだし! 楽天ブログに世話になってから今年10年目になる。ブログを1000日連続続けられたこともあったし、人生のひとつの節ともなったけれど、切り替えるときに古いものを自分のPCに保存する機能はないから、今では90%のものはネットの彼方に蒸発して消えてしまった。もちろん多くの人たちと知り合えたし、互いにお名前も住所も知り合っている方や実際に会って知り合った方も10人近くあるはずだ。ネットの匿名性ということには結局馴染めないので、お互いに名前も住所も隠したままの関係はフェアじゃないし、そういうのは人間関係じゃないなと思う様になった。だからフェースブックのほうがまだいいのだけれど、出身学校や出身会社に力点がありすぎてちょっと硬直的な設計なので馴染みきれて居ない。でもグローバルなインフラのようになってきているので、今年はフェースブックに馴染みたいと思っている。 僕は楽天ブログのレイアウトを広告のゴミ貯めからなるべく逃れるようにしてきた。でも去年からブログを書く欄やコメントの直後にも広告が飛び込むようになり、もう逃げ場がないくなってきた。おまけに、楽天で買った商品に評価とコメントを求めるメールが来たとき、評価には協力しようと思ってたまたま何冊も買って送った義妹の最新刊にコメントしたら、それが僕のブログのトップページの大事な自由欄に無断で転載された!いくらなんでもこれはやりすぎだよ。 もともとばかげたアクセスまみれなのに広告のゴミだらけの中で肩身の狭い思いでブログを書き、ブログなんだからコメント交流も個人的なものが多いわけで、ブログユーザーのことは軽視しすぎている。販促テクと思っているのだろけれど、あまりにも反則だらけだ! 成功企業であるからこそマナーもゆとりもあってほしい。ブログ利用者も楽天の顧客だ。顧客主義を忘れた企業はいつかは支持を失う。
Jan 20, 2012
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空模様は静かな慈雨という感じになっている。 原発毎のストレステスト自体が信用できないのに形式ばった委員会が開かれるので、傍聴締め出しで騒ぎになっていた。相変わらずの閉鎖的ムラ社会が続いている。ムラ社会が圧倒的すぎて原発に抗議する人たちっていつも世の中の厄介者みたいに見えるのはとても恐ろしいことだ。原発は最大最悪の大罪だと僕は思うけどだからといって僕らはどうしようもない。だから身をもって活動する人には頭が下がるだけだけど、レッテルを貼られるような扱いをされていることが許せない。枝野さんさえ権力側から物を言っているのは情けないし、それはこれから起こりえる解決不能な事態に加担してることになる。 静かな慈雨だけにあまりにも無慈悲な現実に却って思いが及んでしまう。 ところでこの楽天のブログは僕は2003年から使っているので馴染んでいるだけじゃなく設計機能的にも気に入っていた。でも最近の機能停止や変更は気に入らないし、もともとセンス悪い広告や無意味なアクセスのゴミ箱の中で居心地悪い隙間でブログしているみたいだったしもうやめるか、逆に楽天にあわせて営業的な内容に変えようかと思っている。 古いものを片付けていたら、自分が気に入って扱っていた商品のPOPが出てきた。 2002年になっていて、英国製ラップテーブル、日本製卓上ルーペ、ドイツ製室内履き、英国製のハーブのヒーリングパック、英国製アームチェア、だ。 自分の取り扱い範囲からチョイスしてどこかの展示会に行ったときのものだ。 イギリス製の3点は直輸入なので、今でもしようと思えばできる。 日本製のルーペは僕がホームを退任してフリーになったとき最初に借りた共同事務所の中にいたいちばん目だった成長を遂げた会社のもので、僕は大いに気に入って扱わせてもらった。当時は良品ネット21という活動をしていて、セレクトしたのだった。この種のものはドイツのESCHENBACHが定評がありニッポンでも流通しているが、普通ガラス製なのがこのニッポンの製品は透明アクリル製なのだ。割れないし欠けないないからユニバーサル商品だと思った。今はわざわざユニバーサルなどと言わないと思うけれど、高齢者でも障害者でも誰でも同じように使える商品特性がポイントだ。 ドイツ製の室内履きは、長年の親友から勧められて試してから気に入ったもので、ニッポンの輸入元会社から卸してもらうことにした。ウール100%で温かいだけでなく、本来は靴メーカーであるためにサイズも豊富で足にフィットして階段の上がり降りでも履けるのだ。ちょっとした外履きも出来るので、タイプによるけどNYのオフィス街で昼休みに流行ったこともある。実は妻は自転車でのちょっとした身内の移動往来にはその室内履きのままが慣れてしまっていて、それはちょっと危ないからやめてくれ、と言っているのだけど。。 ラップテーブルは、その後ハンドメードの活動に変わってしまったけれど、世界のラップテーブルを集めた専門ショップは見果てぬ夢となっている。 ハーブパックは電子レンジで温めてカラダにあてるリラクゼーショングッズだ。当時仲良くしていたリフレクソロジーグループに使ってもらっていた。今もう在庫は無いけれど、こんなに寒い夜なら首に巻いて眠ると暖かくて良い香りがして眠りやすい。 アームチェアは今もまだ僕の細々ながらのライフワークだ。現物は大阪南港の展示場に預かってもらって展示している。
Jan 19, 2012
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寒いのに、シンビジュームには感心する。 年明けに延ばしていたサードオピニオンもまったくといっていいほど同じだった。内視鏡での切除はそれはそれで首尾よく出来たけれど、組織検査でガンの浸潤が見られたため追加手術で10センチほどの切除が必要との見立てだ。その手術の結果でしかリンパ菅リンパ節に行っているかどうかはわからない。そして、行っている確率は30%だからどんな医者でも手術を勧めるし、患者は従うだろうということだ。 手術してその30%に該当すると、ほんとにそれでもう体内からなくなったと言えるのか。70%のほうに該当しても、術後の副作用は気になるから手術しないで実は70%のほうに該当しているというのが望むところであるのは患者として当然である。 思うにガンはいわばありふれた病気だけれど、まだまだ実に分からないことが多いし、医療技術もそんなに進んではいないと医師自身が言うのもわかる。予防のために取ってしまう、取ってみないとわからない、というのはなんだか精緻さのない話だ。ほんとに予防のためになるのか、かえって眠る子を起こすようなことにならないのか。近藤誠先生の説によればガンとガンもどきは違うし、特にポリープからガン化した場合転移というのはそう容易には出来ないと解釈しているのだけど、お世話になった医師はそういう患者にとって希望的な情報を得ようとすること自体を暗に戒めてもいた。 妻が神のみぞ知るで70%に入っているなら手術はしないほうがいいに決まっている。多分医師たちも、あらかじめそれが分かる方法が今の医学にはないからこそ方程式の答えは手術であり、安全で進んだ手術なのになぜしないのかというわけなのだ。 妻の意思は変わらないし、僕も基本的には同意している。これを整理して説明するのは難しいのだけれど。
Jan 18, 2012
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今朝8時台だけど、17年前は激震からまだ2時間余り、寒い日だったけれど、夢中で実家の倒れた柱にうずくまっていた母を連れ出し、戦災後のような街をなんとかじぐざぐで進んで甲子園の義父を倒れかけの家から連れ出して、大阪府にある職場に直行した。今考えるとすごい早業で、交通停滞直前のことだった。兵庫県から大阪府に入るとそこはまるで別の世界のようだった。うちでは死者はなくいずれも全壊と心の重症が残った。職場ではさいわい高齢入居者250人は無事ででもすべての住戸のなかはめちゃくちゃだった。でも365日24時間サービスの有料老人ホームはいちばん安全な場所だとそのとき自負したし、今もその考えは変わらない。 1.17で無数の悲劇からいろいろな新しい関係も生まれ、だれもが大なり小なり関係した。今17年が経過して、そのとき生きていた人も震災で人生が変わり寿命も変わってしまった。傷跡は表面から深部へといまも生きている。 こんなことがあっていいのかと思った1.17だったけど、3.11はその2 倍以上の悲惨さだし、そのうえに原発のせいで半わが国の半永久的障害になった。二度あることは三度以上はあるという時代に生きているのだ。 僕が今書いているこの部屋はもちろんめちゃめちゃだったけど、大工さんが修復して見かけは回復した。この部屋の前にあるシュロの木の深い根がこの部屋を守ったらしい。
Jan 17, 2012
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昔は昔でよかったと思うけれど、その昔から問題は始まってもいたということはぼくらは遊びすぎていたのかもしれない。原発もそうだけど、日本の官僚機構まかせの体質のことだ。 戦後の日本が廃墟から復興し発展してゆくうえでは官僚機構は実に大きな貢献をしたと思うし、長期政権は政官業の共通利害を機軸に維持されてきた。その長期政権に綻びが出来始めても、自社さや自公で生き延びて、賞味期限ははるか昔に過ぎていたのだった。政官業というけれど、政治は基本的には選挙民である国民の権利に曝されるし、業は当然自由競争下に曝されるのに、官僚機構だけは終身雇用の人々が握り国家財政を事実上握っていて、自己増殖を重ねながら今は成人病体質になってしまった。僕はその成人病体質の中に膨大な財源が埋蔵されていると思うし、政権交代を目指す民主党もそうだったと思う。だから、いろんな施策の財源は予算の組み換えで出来ると鳩山さん自身もなんども答えていた。 消費税の増税はもう確実だけれど、世論の強さを受けて、公務員や議員の給与の削減をするからという攻め方になった。そんなの消費税増税と交換じゃなくて、もう何年も前に着手すべきことなのだけど、まさか議論だけして消費税増税だけ先行させて、あとは政界のごたごたなんかでうやむやになるのじゃないだろうな。給与の削減だけじゃなく、人員の削減をしないといけないのだけど、議員の削減は出来ても、公務員の削減はもし出来ても見かけだけのトリックだけになると思う。膨大な特別会計や国民には不透明な数多くの外郭団体や相変わらずの天下りなどの癒着構造は難攻不落であることは政権交代してもすぐに明らかになった。なにもできなかったからだ。それほどに官僚機構は磐石だからだ。 結局は民主党も自民党の別の顔だったという手品を見たから僕はもうそれは諦めた。日本にはいっぱいいいことがあるから不条理な重荷や試練があっても仕方がないと思うようになった。 でも、そうはいっても、まだ正義感のあるお方だと思う岡田副総理には頑張ってほしい。無理とは分かっているけど、期待レベルを現実に合わせさえしたら考えは変わる。あなたがいない場合を想定したらきっとあなたがいたからこそ出来た結果というものは出せると思うから応援したいです。
Jan 16, 2012
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年明けからようやくお片づけモードになってきて、でもどうしても埋蔵物に気を取られて停滞気味でもある。写真類も未整理埋蔵物だけど、プリント写真が減ったとはいえ、整理の仕方が決まらないままでまた新たな埋蔵場所に移動するだけだったりする。 昨日近所のお屋敷の引越しがあって、目の前の家もその向こうの家も空き家になった。敷地がうちよりはるかに大きいので、どうなるのか気がかりだ。というのは、去年も近所の家がついに壊されて、不動産会社が買ったと思ったらすぐに4分割して再販売されてしまった。そのお宅はこの街で震災後も残っている古いお屋敷のひとつで僕も好きな建物だった。その建物を写した写真も埋蔵物から出てきたのだった。震災後にもう手遅れだと思ったけれど、この街の古い(=戦前の建築)家を写真にとったのだけど、そのときすでに10数軒になっていた。今はもうさらに半減しているようだから、ある意味貴重な写真なのだ。 どれももう今はない。昭和10年代半ばに建てられた家なのだけど、阪神間モダニズムといわれている気風の一端が残っていた。 ・・・ 埋蔵写真には自分の写真もあって、この10数年で年をとったことを確認した。でももう抵抗はやめたからいいのだ。過去というものは過ぎ去ったようでいて、静止しているようでもあり、愛する存在に満ちている。
Jan 15, 2012
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どういうわけか睡眠中にはずっと夢を見ている気がする。小用に目覚める度に直前まで夢を見ている。すぐ忘れてしまうけれど、今の自分の日常とは時空間ともかけ離れたことのほうが多いようにも思う。ゆうべの夢で覚えているのは同じ山羊座のyukiさんが今週誕生日だとふと意識していてそのせいで夢に出てきたからだ。なにか美味しい御菓子を作ってくれて、3人ほどで楽しくやっているシーンだった。夢の中でほんとに美味しいなあと感心していたところが夢なのにリアルだった。彼女は英会話教室をする傍ら、スイーツ関係のレポーターで美しい才女だ。そういえば、リシェ2月号に何か出るということだったから今これ書いていて思い出した。 でも、夢から覚めると、夢は楽しかったのだけれど、睡眠中や夢を見ている間は忘れてることがあると気づいてなんだか気落ちするのだった。妻の健康状態は、内視鏡手術によって懸念が解消したと思いたいのだけれど、本人もそう思いたいし、僕もそう思いたいのに医師は追加手術を勧めるという事実があることだ。このことを睡眠中しか忘れることが出来ないという生活になった。生きるということはそういうことなのだと、もともと本来そういうことなのだと思うのだけれど、目覚めたら依然として存在していることに気づかされる瞬間はなんともいえないものだ。 金柑を今日全部収穫した。見た感じの数倍も実際にはあった。青いほうがやわらかでいいと妻が言うので、大きいのも小さいのもまだ青いのも取った。金柑の木はちょっと軽くなったはずだよ。
Jan 14, 2012
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変な人物を大臣にして、案の定恥をかいて、その代わりの人もまたきっと恥をかきそうな人だと思う。会社の人事でもおかしなことがよく起こるから、そういうものだろうけれど、適材適所でないことだけは確かだ。 岡田さんだけはそうとも言い切れないけれど、もう大勢はきまってしまっているから、官僚たちが描いたとおりになるだろう。いくら岡田さんが原理主義な高貴な姿勢を貫いても、官僚たちは準備は出来上がっているから消費税増路線さえ実現できたら見せ掛けの行政改革もどきと交換して国会は乗り切るのだろうか。小沢さんと対決したようにみえて、結局形式だけで終わったように、岡田さんがほんとうに改革手腕があるとは思えない。無理です。 ・・・ 統治の機構そのものを変えないとという橋下さんに期待する。今大阪の区長公募に700人も応募しているという。維新の会が国政への人材開発に繋がるかどうかは未知数だけど、区長公募から始まる新風の鳴動が聞こえる気がする。
Jan 13, 2012
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モノの整理をしていると、 鉛筆なんか使わないのに鉛筆削りかったり、消しゴムも買ったりしている。ニッポンのガールズがカワイイと惹かれるのと同じで男でももうボーイじゃなくてもカワイイと思うと手にしたくなる。カワイイと言えば男らしくなければ、コレイイでもいい。文房具店がステーショナリーと言い方が変わり雑貨店やセレクトショップになるとマウスパッドもCDケースも要らなくても買ってしまったりしている。外国製品のデザインに惹かれることも多いけれど、今はニッポンのデザインが世界に出て行く時代だ。デザインのせいで、要らないのに買ってしまっているものがいっぱいある。モノ離れという見方は間違っていいたのではないかと思うほどだ。モノ離れと言われるので、モノ作りの人たちが懸命に能力を磨いた結果なのだろう。 ラップテーブルの手作りからいつしかモノ作りの真似事に入門したけれど、今年はその歩みを見直さなければならないだろう。 What shall I do ?
Jan 12, 2012
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イギリスから来たシェード。 ・・・・・ モノ増やしたらいけないのに、まだつぎつぎ増えてゆく。どうする気だ。 まだそんなに生きられると思ってるのか。 仕方のないやつだな。 。。。 仕方のないやつは他にも居る。 現役でまだ議員なのに白々しいことばかり述べて裁判はかわし切るだろう。ほんとうは裁判での争点が問題の本質じゃないのに、世の中は悪者を生かしてしまう。世の中こそ被害者なのに。。。政治家なのに政治を混乱させ、政治を停滞させる張本人なのに。 当地ではもうひと月も雨が降っていない。今夜は街でも危険を感じるほどの寒風が音を立てて荒れている。真夏に連想するのは終戦の夏だけど、真冬に連想するのは17年前の大震災だ。恐ろしいことがあった人生だった。それを思えば, いんちき政治屋の迷惑な存在なんてなんということもない。 そして去年、東日本巨大地震が襲い、もう何万年も傷が癒えないような原発崩壊が起こった。それを思えばなんということはない。 そうなのか。 素人が見ても危険なような急カーブの場所にATSもなかったために起こった惨事にJRの責任者が責任を問われないなんてあり得ることなのか。 いや、だからそんなものなのか。 いやちがう、 そんなことあってはならない。
Jan 11, 2012
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もう何年もの間、この喫茶店のシャッターは閉まったままだ。なにか事情があってのことなのだろう。 小沢一郎という人のことは実際には知らないのだけど、メディアを通じて彼が語ることに心を打たれたことは一度もない。白々しいという感想しか持ったことはない。 古い自民党の古い権力者の下で働いてきたから権力というものの持ち方はよく知っているのだろうし、自分に不利なことの避け方にも精通していると思う。 今裁判は経過中だけれど、裁判には自信はあるだろう。裁判は法律に照らしてどうかを争う場だし、法律には限界があるしとても一般人には理解しにくい特殊な世界でもある。小沢さんは裁判で無罪になってそれを振りかざして攻勢に出る考えだと思うし、そのためにこそ議会での証言や議会で追及されることは必死で拒んできた。でも、法律に抵触する事実がなくても、政治資金を政治活動の源泉にするような手口は天下に知れている。だから、選挙でこそ裁かれないければならない。
Jan 10, 2012
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日本食の店にはそれらしい生け花がある。それらしい生け花がある店は大体美味しい。 グルメを卒業した今も、おしいものは美味しい。かつてと違うことは、特にそういう店に行きたいとは思わないことだ。行くといえば同行するけれど、食後に特別な満足感をもつわけでもないから、勿体無いことかもしれない。 人は変わるものだし、変われるものでもあると思う。 将来への夢のようなものでも、さすがに変わってきた。変わってきたというとまだよさそうだけれど、夢がなくなってきたと思うと、やはり寂しいものがある。 夢が現実に溶け込んでいく。 でも夢は失いたくはないね。 夢の再構築は してもいいかもしれない。
Jan 9, 2012
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国民はいつも悪い手品を見せられているのにそうと気づいてもそれが仕方のない現実だと思っている人が多数派になっているのかな。 野田さんの仕事なんかどうみても民主党じゃないし、民主党自体が実は民主党じゃなかったという手品をやってのけた。じゃあ、今の民主党の反体制派が民主党なのかなと札をめくってみたら、たしか党籍も停止中?の古顔氏がボスの集団だったりして、ほんとに人を食ったような手品を見せられている。 脱党してミニ政党が生まれるのは大体年末年初らしくて、これは政党交付金が何十億も得られる手続きに関係しているという。これも手品でこれこそ手品だ。そしてミニ政党は今までロクなものが生まれない。自民党にも民主党にも少しはましな人物がいると思うけれど、そういう人たちが結集するわけでもない。ほんとうに困ったことです。 消費税増税が いくらその必要性を説いても、本来官僚、特に財務省の悲願であり、官僚機構の既得権益を守るためのものなのに、メディアも一緒になって国民に目潰しを放っている。 と僕は思う。 ・・・ 橋下大阪市長が自分はただの大阪市役所の所長にすぎないし大した人間じゃないけど、選んでいただいた力で仕事が出来ているのだと言うのは至言と思う。もともとこの国は官僚機構独裁のような統治状態の状況なのに首相が官僚と組んでの代弁者になってしまっていてはなんでも出来るしこんなの民主主義じゃない。こんなに国民とかけ離れた政治が許されるのなら、せめて首相は国民投票で選べるというシステムにしてもらわないとどこかの国みたいに国民はいつも犠牲者になるのと似たようなことだと思う。 変な人物を大臣にしてしまって来週はたぶんそれを引っ込める改造をするのだろうけれど、これなどは手品にもなっていないと思う。 いずれにしても、もう政権交代には完全に失望した。手品師は全員退去してください。解散総選挙を急いで欲しい。
Jan 8, 2012
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ゆうべ橋下大阪市長が報道ステーションに大阪から出演していた。 府知事職で鍛えられてほんとうに頼もしくなった。政治家は不連続との挑戦と言っていたが変革に挑戦しなければ政治じゃないという意味だ。彼の言うことはすべて国政に通じることばかりだけど、ひとつ迂闊にもよく分かっていなかったことに気づかされた。それは、彼が市職員の労働組合を激しく非難していた理由のことだ。労働組合は僕にも世の中で嫌いなもののひとつだけど、大阪市に限らず多くの公務員の労働組合が政治活動つまり市長選の活動に深く参加しているということの異常性を追及しているのだ。しかも公務の中にまぎれている!自分たちのトップを自分たちで選ぶといえば何か尤もらしいけれど、そんなことをしたら選ばれた市長は労働組合と一体のものになり、市民のための政治は出来ない。この極めて自明で異常な状況をなるほどそうだと今になって気づかされたのだ。橋下さんは投票率が上がったために組合票が薄まり平松前市長に圧勝した。現役世代の市民たちが大量に選挙に参加したのだ。実に痛快で明快なことに今になって気づかされた。公務員に選ばれたような市長が行政改革できるわけはない。 このことは労働組合だけじゃなくすべての既得権益組織や勢力のお陰で議員になったり首長になったりついには首相になったりしても変革、すなわち既得権益の手術と再構築は出来る訳がないということだ。 日本の場合、選挙に不正はほとんどない。でも、選挙の運動をする人や選挙に行く人が偏りすぎている。 今のような統治機構ではいくら政権交代しても何も出来ませんよ、と橋下さんは言っているのは僕には説得力がある。その仕組みを変えなければならないけれど、まずは次の選挙には今まで選挙活動しなかった人が沢山参加してほしいし、それはあの決まりきった選挙運動でなくてネットでもいいのだけど、そしてなによりも今までより10%ぐらい投票率が上がるような国民運動が必要だ。一朝一夕にはいかないけれど、その始まりの年であってほしいと思う。 このことは国政でもなんでも
Jan 7, 2012
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速いなあ、 もう6日だってさ。
Jan 6, 2012
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ホテルベル イギリスから来た。
Jan 5, 2012
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また誕生日が来てしまった。娘が抱負は?と言うのでもうその歳に溶け込もうと思うと言った。 ここ数年、次第に年齢を許し始めていた。長い間、年齢を意識してもそれは自分らしくはなかった。今も自分らしくはないとも思うけれど、どうもそうでもなさそうだという気になってきた。レッテルは貼られたくはないけれど、降参し始めたのだ。 国際級の都市型ホテルが都心ではなく郊外にあるのが好きだ。特に昼間はゆったりした時間が流れている。 父が生きた時間まであと10年というところに来た。 父の場合はこの歳でもまだ企業から受託してその会社の社員教育を引き受けていた。だから僕は負けている。父はあと2年ほどで仕事をやめたけれど、それから8年生きることが出来た。 このホテルのあるところは元々はこの白鹿の酒造会社の学校法人の高校だった。僕はその高校に通っていた。その学校で父は終戦までの若い時期教師をしていた。学校の傍には甲子園球場があり、父と母は甲子園休場の近くに住んでいて職場も近かったわけだ。僕はその時生まれている。 そういうわけもあって、このホテルで時間を過ごしていると、時の奥行きが続いていて心身がリラックスするのだ。 被災地の苦労を思うと申し訳ない限りだけれど、身の丈以上のものは望まない心境を与えてもらっている。歳に溶け込もうというのは身の程を知り、ありのままでいいということでもある。
Jan 4, 2012
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縁遠くなったけど、イギリス大好きさんというブログの友達がいた。日本人はアメリカもイギリスも好きな人が多いし、僕もそうだ。今このブログの壁紙の絵もイギリスのカップの絵の一部だ。イギリスはまた行きたい国のひとつで、普通の住宅やその庭なんかを眺めて散策してみたい。通販時代に通販会社を視察したときバスから降りてしまいたいと何度も思ったことだった。 トニー・ブレアさんの履歴書の2日目、文章も分かりやすくて翻訳も上手と思った。お父さんは造船所の整備工の家で里子で育った人で、でも保守党の政治家にまで上り詰めた。成功者は保守党になるという社会だった。トニー・ブレアは労働党になり、でも労働党を変えようという立場だった。成功を遂げても不遇な人のことを思いやれる、新しい実力主義の労働党を目指した。 成功しても不遇な人のことを思いやれる。これは政治家の基本資質だと思う。
Jan 3, 2012
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自分の年賀状がまだ郵便会社のどこかを移動中というのはちょっと反省気味。 住所録を作ったことはないので、いつも去年来た年賀状を見て宛名書きしたのだけど、今年来たものを見るとどういうわけか出し洩れた人が20人もあることが発覚、元旦もまた年賀状を書いたのだった。相変わらずきちんと整理の出来ない男である。 キチンと整理が出来ない男は毎年お正月になると乱雑な身辺の整理をする。でもそれも、しないよりまあいいという程度に終わるのだけど、今日明日はその日なのだ。で、4日になると世の中動き出すし、4日は誕生日だけど三が日のどこかでついでに済まされてしまう。でも誕生日はほんとは何もしてほしくはないのだ。そっとしておいてよ、知りたくないんだから、という感じなのだけど、そういわれても困るのが家族というものだろう。 日経の私の履歴書は今月はトニー・ブレアだ。書き出しの初日の中で野党党首と政権の首相とでは全く異質なものだったと述懐している。今も活発に国際活動もしているけれど、首相当時はいかに無知だったかと知るとも言っている。 そうなのだろうな。 でも、日本の政治家はほんとうに困難なことはなんにもしない。選挙に勝つことと政治家や官僚仲間と折り合いよくすることしかしない。ギリシャのような極端な公務員天国ではないけれど、こんなに根深い官僚支配と政治の貧困が続いていても日本が破たんしないのは一般の人々が寛容で勤勉だからだと思う。寛容で勤勉で居られるということ自体は政治は無策だけどれど悪政というわけではないということなのかもしれない。
Jan 2, 2012
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Happy new year 2012akira
Jan 1, 2012
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