RX-A3070は7月下旬発売予定税抜27万円、RX-A2070は7月下旬発売予定税抜20万円、RX-A1070は7月中旬発売予定税抜14万円となっている。
確かにアーリーアダプターであれば夏のボーナスを新製品が発売されるまで使わないで待つだろうし、アーリーマジョリティであれば新製品の発売後、雑誌評価や先行購入者のクチコミ情報を検討して評価が良ければ冬のボーナスで購入するだろう。マーケティング的に良いタイミングと言う気がする。
2017年3モデルの特徴は、
1) Dolby Atmos、DTS:Xと「シネマDSP HD3」の掛けあわせが可能
2) 64bit演算処理「YPAO プレシジョンEQ」対応
とA2070とA1070のコストパフォーマンスが大きく向上している。基盤の共通化やDSP処理チップの量産効果でコストを下げて下位モデルにも上位機種の機能を搭載出来るようになるのはデジタル機器のメリットの1つだ。
他に、
3)エンターテイメント系5プログラムに新音場処理アルゴリズムを採用して刷新
4) Dolby Visionとハイブリッドログガンマにファームウェアアップデートで対応予定
とある。この2点はCX-A5100もアップデートで対応してくれると期待しても良さそうだ。
意外だったのは11chパワーアンプ搭載モデルが発表されなかったこと。パイオニア、インテグラ、デノンのライバルモデル対抗で用意すると予想していたが、開発コストアップと開発期間短縮化の兼ね合いで今回は見送られた様だ。これ以外の仕様を見ると2017年は地道な改良モデルと思える。
私的にはネットワークオーディオプレーヤー機能に「MQA方式」音楽ファイルの再生機能が欲しいし、「らじるらじる」にも対応して欲しいところ。
さて他社はどんな後継モデルを用意しているのか、ソニーはDolby Atmos、DTS:X対応高級モデルを日本でも発売するのか?今後の各社の発表が楽しみだ。
【関連リンク】
『ヤマハ AVレシーバー RX-A3070』
https://www.yamaha.com/ja/news_release/2017/17062701/
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