毎日左手首にPixel Watch 2、右手首にApple watch 5を付けて1カ月経ち、この2つの時計の個性が見えてきた。
エクササイズの自動認識はPixel Watch 2の方が感度は良い。展示会場を10分間歩き回るだけでエクササイズと認識してくれるがApple watch 5はこの程度では運動とは認めてくれない。
一方で意識的に運動した場合はApple watch 5の方が1分程早くエクササイズか尋ねてきてくれる。これはApple watch 5が運動を始めようと家を出るまでの1分間もエクササイズとして加算しているからの様だ。実際終了後に2台のエクササイズ時間を比較するとApple watch 5の方が1分程長くなる。
Googleが"心拍数測定精度が最大40%向上"と謳っている様にApple watch 5よりPixel Watch 2の方が細かく心拍数を測定しているようで運動中の心拍数確認に役立つ。もっともエクササイズの結果を「フィットネス」と「Fitbit」アプリで確認するとApple watch 5の精度が劣っている訳ではなさそうだ。
Pixel Watch 2の血中酸素ウェルネスは三栄メディシス株式会社製「チェックミーライト アドバンスモデル(携帯型心電計/パルスオキシメーター)」に比べ3〜4%低い数値が出る。特定保守管理医療機器ではないのだからこの程度の精度でも良く、それより毎晩の平均値の変動を気軽に確認出来ることの方が便利だ。
Apple watch 5とPixel Watch 2の睡眠時間の分析に関してグラフは似た傾向を示す。ただしPixel Watch 2の方が「覚醒」「レム」「深い」の時間を数分長めにカウントし「コア」が短くなる。
「Fitbit」は毎日の睡眠に関してスコアを付けてくれるから結果が分かり易い。[90以上:非常に良い][80以上:良い][70以上:やや低い]という評価になり睡眠時間の長さが評価基準を左右するようだ。8時間睡眠を目標とした場合覚醒時間を除いた睡眠が6時間30分以上で80以上となり、8時間以上で90以上となる様だ。社会人には厳しいスコアに思える。
watchOS 10.2になってUIが変更になりまだ使い慣れてはいないがやはりApple watchの方が細かい点で使い勝手が良くバッテリーが劣化していても手放せない。
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