実は、先日、日⇒英のお仕事で、ネイティブ チェックのフィードバックをもらったのですが、その中で「point to」という表現を修正されてしまいました。GUI のメニュー項目やボタンなどで「マウス ポインターを合わせるだけで、クリックはしない」というよくある操作を表すためにこの表現を使っていたのですが、「一般的な表現ではない」とのことでした。
私は、日本語だったら「ポイントする」、英語だったら「point to」と、以前から信じていて疑問にも思っていませんでした。このフィードバックでちょっと不安になったので、確かマイクロソフトのスタイルガイドに書いてあったはず!と思って調べてみました。
今回は、マイクロソフトのスタイルガイドと、そのほかの企業のものをいくつか比較してみます。
以前は書籍で販売されていたスタイルガイドですが、現在はネット上で公開されています。左側に目次のような一覧がありますが、右上に検索ボックスもあるので、そこから目的の語句を検索すると便利です。
「point to」は、「Mouse actions」という項目の中にあり、以下のようになっていました。
Use instead of mouse over or move the mouse pointer to . 〜〜
やはり、マイクロソフトでは「point to」を使うようです。が、一応、ほかの企業のものも調べてみます。
グーグル:Google Developer Documentation Style Guide
https://developers.google.com/style/