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~日曜日のわたし~ 昨日の日曜日。私は結構頑張りました。6時半には目覚めて着替えし、古新聞と「雑紙」をゴミ収集所に運びました。第2日曜日は資源ごみの回収日なのです。帰宅後は布団を2階に運び、気温が上がってからベランダに干します。そして朝食の準備。アジフライ、コロッケ、煮物、納豆、そして果物など、出来るだけバランス良く、エネルギーになりそうなものを選びます。と言っても、残り物ばかりですが。 新聞に目を通した後、買い物へ。最初のスーパーでは買い物をせず、プラスチックのトレーや紙パックを指定のボックスに入れようと思ったのですが、何と改装工事で休業中でした。止む無く遠回りして別の店へ。ここでも買わずにトレーなどをボックスに入れただけ。その次は100円ショップで、安全ピンや髭剃り、ゴム紐などを購入。安全ピンは掛布団が汚れないよう、バスタオルを止めるためです。 3番目の店でようやく買い物。体調が悪くて出かけずに、2週間冷蔵庫の中の食品で済ませていました。それでも何とか持ったから不思議です。ただし、栄養は不足しがちだったかも。それで、しっかり買いました。野菜が少し安くなった気もしますが、どうでしょう。帰宅して仕分けすると、買い忘れたものもありました。悪くなりそうなものは、素早く処理します。 午後はモロッコインゲンの苗と支柱を始末しました。あまり収穫物はないかと思ったのに、意外とまだ残っていました。70本以上はありました。上はその一部です。ついでにブロッコリーとカリフラワーを苗を残したまま包丁で半分に切りました。全部切ると多過ぎるとの判断です。あまりにも大きいため、一度では食べ切れずに悪くします。育ちの悪い白菜も抜きました。間引き菜くらいにはなるでしょう。 バカボンのパパではありません。将棋の藤井4冠の師匠の杉本八段です。弟子が九段で師匠を追い越しました。その師匠が4冠達成の弟子について語ります。「この日が来ることは10年前に確信していましたが、それでも師匠としては感無量です。人間の無限の可能性を感じさせてくれます。さらなる飛躍を期待しております」と。10年前なら藤井4冠はまだ小学校2年生。既にその頃から才能を見抜いていたのですね。 そして弟子の藤井4冠は言います。「最近は対局の場にデジタル時計を持ち込んでいます。以前は持ち時間の使用に問題があり、対局中の長考で時間を浪費していました」。この師匠にしてこの弟子あり。素晴らしい関係ですね。さて、来年2月の竜王贈呈式で賞金4千万円が授与されると、収入は1億円を超えるようです。さらに「王将」位への挑戦権を得る可能性もあるみたい。驚異の一言です。 大相撲九州場所が2年ぶりに開催されました。福岡に観客が戻りました。初日、大関の貴景勝と横綱の照ノ富士は勝ちましたが、ご当地力士で熊本出身の大関正代は黒星スタートとなってしまいました。さて写真は元横綱白鵬の間垣親方です。親方として最初の仕事は警備です。本来なら一代親方「白鵬」を名乗れたのでしょうが、協会はそれを許しませんでした。現役時代色んな問題を起こしましたからね。 さて、この日収穫した大量のモロッコインゲンのほとんど、カリフラワー、ブロッコリー、間引いた白菜は全て茹でました。でも白菜はまだ結球してないので、茹でるととても小さくなります。それをさらに絞って水を出します。しかし獲れたての野菜は美味しいですね。自分が作ったとなればなおさらです。これで畑に残る野菜は白菜(まだ10株以上)、大根、キャベツだけになりました。タマネギは植えない積りです。何しろ苗が100本単位のため、多過ぎるのですよ。ああ疲れた。早く寝よう。
2021.11.15
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~自分なりの危機感~ 土曜日の朝、そそくさと朝食を済ませて病院に行った。行きつけの内科だが、土曜日に行ったのは初めて。それだけ私は必死だったのだ。土曜日にも関わらず、大勢の患者さんが既に並んでいた。「25番」の札を受け取り、新聞を読んで順番を待った。かなり辛い心境だったが、腰の痛みが出なかったのがせめてもの救い。順番が来てドクターに呼ばれ、診察室に入った。 体調が悪くて死にそうだと言うと、ドクターはぎょっとしたみたい。1か月以上も前から「げっぷ」が出ることを告げると、ベッドに寝かされエコーで診断された。心配なら胃カメラを撮った方が良いと。そこは循環器内科が専門で、私は高血圧、不整脈、高血糖を抑える薬をもらっていた。そのうち高血圧と不整脈の薬は長い間飲んでいる。その「薬毒」が腎臓に負担をかけているのではないかと疑ったのだ。 薬剤を解毒するため腎臓がフル稼働し頻尿につながるのではと疑い、ドクターに疑問をぶつけた。そして2種類の血圧降下剤を1種類にして欲しいとも。ドクターは少し怒ったようだ。ネットにはそんな情報が出てるけど、医者は1人1人の症状を診て薬を処方してると。もちろんそうだろうが、出来るだけ薬の数は減らしたい。ドクターは「めまい」の副作用がある薬の欄に「×」をした。これで飲み薬が1種類減り、帰宅後私はその薬を全て捨てた。 そして私に言った。昔は自信に溢れていたのにねと。それはもう15年近く前の話。まだランナーとして絶頂期にあったころ。それから無理が祟って不整脈の手術をし、足腰も故障した。また家庭の上でも大きな変化があった。「心療内科」にかかったらとも。だが私が心療内科に行っても解決にはならない。むしろ私が相談したいのは、まだ認知能力が残っているうちに財産処理などの「終活」なのだ。 帰宅後朝食の残りを食べて眠ろうとしたが止め、午後「肉うどん」を作った。人間はやはり食べないとエネルギーが出ない。気にしながら放っている「仕事」も幾つかあるが、なかなかその気にならない。それでもやっとこ大掃除をし、近所を散歩がてら秋らしい風景を撮った。これで当分の間、ブログ用の写真に困ることはないはず。 小室さんと眞子さんが、今日アメリカに旅立つようだ。一昨日の夜にはお母さんの元婚約者と面会して、「解決金」の支払いでも合意したそうだ。私は良かったと思っている。ネットでは、小室さんはフォーダム大学のロースクールを卒業してないとか、NYの法律事務所をクビになったため、日本で暮らすとかのデマが流れていた。 だが、来年2月の司法試験は、前回不合格になった科目だけの受験であることを私は知っていた。世の中には平気で嘘をつく人がいる。苛めによる自殺も深刻で、嫌な世の中だとつくづく思う。たった2人きりで過ごすアメリカ暮らし。どうか平穏で眞子さんの複雑性PTSDが少しでも良くなることを祈っている。2人の前途に幸あれ。 いやはや驚いた。藤井聡太3冠(右)が豊島竜王(左)に挑んだ「竜王戦」は昨夜が3連勝での第4戦目。2日目の後半。持ち時間は豊島竜王が残り2時間、藤井3冠が9分と聞いて、これはやばいなと感じていたのだが、そこからも攻撃の手を休めず、ついに豊島竜王の投了となった。これで19歳3か月での4冠達成。最年少記録を塗り替えた。まさしく「藤井時代」の到来。私は将棋に詳しくないが、共に同時代に生きたことを喜びたいと思う。
2021.11.14
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~苦しみと共に~ 新聞を読んでいてふと気づいた。おかしいなあこの記事は見たことがあるぞ。連載小説も確か読んだはず。不思議に思って日付を確かめると、3日前のものだった。あちゃ~、やっぱりな。どこかで見た感じがしたのは錯覚ではなかった。ただ読み終えた新聞を、机の傍のいつもの場所に置いたのが間違った原因。その日の新聞は2,3ページほどを読んだ後、ソファーに置いてあった。デジャブは確かだが、それを忘れた私に問題があったのだ。 不思議な感触を得たことが他にもある。腰痛で苦しんでいた頃(まだ続いているが)、食欲がなくなってと言うか、料理を作るのが面倒になって「お粥もどき」で簡単に済ませた日が続いた。ある日洗面所の鏡を見てビックリ。そこには目が落ち窪んだ自分の顏があった。まさに「死相」そのものだ。人間食べないと急速にエネルギーを失い、心身に大きな影響を及ぼすことを改めて認識。急いで焼肉を食べた私だった。 Windows11に切り替えたせいか、写真の取り込みが出来なくなった。いや、その後また更新が終わると、その現象が治まって取り込めるようになった。体調が悪い上にパソコンや使っているソフトが不調になると、メカに弱い私は戸惑ってしまうのだ。生きるために果たして何を優先させるべきかと。独り暮らしのジジイは苦しい。掃除はしないが洗濯はし、腰痛体操だけはちゃんとしている。 マララ・ユスフザイさん(22歳)が結婚した。相手は同じパキスタン人でクリケット団体の役員。もちろん式はイスラム教によるものだった。彼女はパキスタンに住んでいた中学生の頃、イスラム過激派に襲撃されて、頭部を拳銃で撃たれた。急遽飛行機でイギリスに運ばれて手術を受け、生還した。彼女が襲撃されたのは、女性に教育は不要とするイスラム原理主義者の狂信によるもの。 だが復活した彼女は恐怖に打ち克って、女性にも教育が必要なことを訴え、国連総会でもそのことを訴えた。私は英語は分からないが、演説の格調の高さと平和を愛する気持ちは伝わった。その彼女がノーベル平和賞を受賞したことは周知のとおり。彼女はそのまま英国に住み、大学で哲学などを学んで、この度卒業した由。結婚はその後のことで二重の喜びだった。何と素晴らしい人生だろう。 彼女の母国の隣のアフガニスタンではイスラム過激派のタリバンが統治し、前政府の要人たちは外国に逃亡した。外国にある国家予算の一部は凍結されたままで、アフガニスタンは今貧困に苦しんでいる。最近のニュースによれば、小児病院に入院中の子供25人が餓死したとのこと。厳格な信仰は子供の命まで奪うのか。おかしな話だ。子供の命すら救えない宗教とは一体何なのだろう。 暗いニュースは平和で豊かなわが国にもある。京王線の電車内で起きた傷害事件に続いて、九州新幹線の車内でも似たような事件が起き、わが宮城県では、ナイフを持った青年が幼稚園に侵入して捕まった。いずれも動機は他人を殺傷して自分が死刑になることにあったようだ。何と異常な社会になったのだろう日本は。いつからこんな危険な国になったのだろう日本は。私は弱ってこそいるが、他人に迷惑だけはかけない積り。だが最期の最期はどうしても、誰かのお世話になるだろうけど。
2021.11.11
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~わが身と比べても仕方ないけど~ 昨日の月曜日、体調と相談しながら庭に出た。そろそろモロッコインゲンを片付けるころと考えたためだ。だが改めて探すとかなりの莢が見つかった。さすがに11月、少し黄ばんで堅そうな感じ。でも十分食べることは可能。懸命に探すと60本以上収穫出来た。ブロッコリーが見事。真っ白なカリフラワーも虫食いがない。それで獲れたてのブロッコリーとカリフラワーをKさん宅に届けた。 Kさんからは前日柿をいただいていた。作業中にTさんがお土産のお菓子を持って来られた。そこでTさんには、必要なだけモロッコインゲンを持って行ってと言うと、20本ほどを持って帰ったようだ。それから気になっていた庭の雑草を鍬で抜いた。さらに裏の畑の中国野菜を収穫。昼食後は忙しかった。モロッコインゲンは全部茹でて冷凍した。これで冬まで持つはず。いや持って欲しい。 次に冷蔵庫に残っていたカリフラワー半分と、獲れたてのブロッコリーを切って茹でた、こちらは冷蔵庫へしまい、日常のおかずに。次に中国野菜を茹で、ナス、ニンジン、鶏の挽肉と一緒に炒め煮。最初に油で軽く炒めてから調味料を適量入れてコトコト煮る。何しろ大量なのでなかなか火が通らず時間がかかったが、やがて野菜から水分が沁み出して来ると楽。最後にごま油を少々。 土曜日の夜、NHK制作の歴史ドラマ「聖徳太子」を観る。前後編の2部作だが3時間の大作を一気に観た。前半は堅い椅子に座って。こちらは腰痛に耐えて最後まで頑張った。後半は布団に横たわりながら観たが、途中で眠ってしまった。ああ残念無念。主演は本木雅弘で見事な太子役だった。宝田明が出演すると聞いて驚いた。てっきり死んだと思っていたのに88歳で、物部守屋役を見事に演じていた。 太子像1幼児期 ところで私たちが良く知っている「聖徳太子」は実在の人ではなく、後世に付けられた尊称もしくは諡号(しごう=死んだ後に貴人に付けられたおくり名)。古代の資料に「聖徳太子」の名はない。俗に言われる「厩戸皇子」(うまやどのおうじ)も戦後になってある研究者が言い始めた説だが、これも未だ確認されないままに定説化されたのが実態のようだ。 太子像2少年期 「聖徳太子」は飛鳥時代の皇族で政治家。用明天皇の第二皇子。幾つもの別名があるが「うまやと」と呼ばれていたことは本当のようだ。母は蘇我氏の娘。叔母である推古天皇の「摂政」として蘇我馬子と共に天皇を支えたとされる。妃や妻は7人ほどおり、子供も多数いた。当時は大陸に「隋」があり、倭国は遣隋使を送って大陸の優れた文化や政治方式を取り入れたとされる。 成人した聖徳太子像 彼が「冠位十二階」や「十七条憲法」を制定したことは名高い。また「日の出づる国の天子日の没する国の天子に文をいたす。恙なきや」と隋の皇帝に文を送ったことも有名。当時の朝鮮半島は高句麗、百済、新羅が鼎立する三国時代で、何かと争いが絶えなかった時代で、争いに負けた半島の王族がわが国に逃げて来たとも伝わり、太子は百済語を話せたとの説もある。 摂政時代の太子像か やがて国家と宗教の在り方を巡って豪族同士の戦が始まった。日本古来の神道を崇めるべきと言うのが物部氏。仏教を国教として敬うべきとするのが蘇我氏。蘇我の血を引く太子は仏法を信じて物部氏と戦って勝利する。こうして強大となった蘇我氏が滅ぼされるのは後の乙巳の変と大化の改新。中臣氏(後の藤原氏)の台頭だ。当時は朝鮮半島にわが国の拠点があり、鉄の輸入に貢献したと言われる。 四天王寺 聖徳太子が建立したと伝わる仏教寺院が少なくとも8つはあるようだ。これはそのうちの一つである大阪の四天王寺。私も訪れたが、建物の多くがコンクリート造りだったのがガッカリ。きっと何度か焼失したのだろう。元巨人の元木が卒業した上宮高校は仏教系。太子には上宮太子の別名があり、後に聖人としての太子信仰が広まり、聖徳太子の名が広まり定着したのだろう。 法隆寺 また太子の霊を慰めるために建立されたのが法隆寺で、確か妃の一人の発願にょるものと記憶している。ただし、伽藍は一度焼失しており、少し離れた場所に方位をずらして第二次の伽藍を再興したことが考古学上の研究で判明している。付近には有名な「藤ノ木古墳」がある。写真は講堂(手前)と五重塔(後方)共に国宝に指定されている。 法隆寺金堂の壁画 金堂の壁画は国宝に指定された名作だが、戦後壁画の模写作業中の失火で大部分が焼失した。今も焼けたままの状態で保存されているが、別途模写による復活も試みられている。上は壁画の一部で観音菩薩か。確か戦後の一時期20円切手として通用していたはず。このブログは自分の記憶に基づいて書いたため、一部事実と異なる部分や誤字がある可能性があることを付記しておきます。 さて、私が眠って観なかった部分は一体だどんな内容だったのでしょう。そのうち再放送があることを心待ちしています。では腰が痛むためこの辺で。
2021.11.09
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~わが週末~ 土日はパリーグのCSに夢中になっていました。わが東北楽天は3位。2位の千葉ロッテは1勝1引き分けでも首位のオリックスと戦えますが、3位の楽天は2勝しないといけません。緒戦の土曜日。楽天は先行し、有利な場面もあったのですが9回裏にサヨナラ負け。やはりロッテは力がありました。日曜日の第2戦も楽天が引き離した場面もありましたが、引き分けに終わりました。 これでロッテはファイナルステージ進出決定です。外国人が大活躍のロッテに対して今季の楽天は、外人が力不足でしたね。そして主力の浅村が本来の調子が出ず、抑えの松井も怪我が長引いてそのままCSを迎える状態。これでは勝てませんがそれでも良く頑張ったと思います。強かったロッテですが、今季のオリックスは投打のバランスが良いので、きっと激戦になるでしょう。楽天の選手たち、お疲れ様でした。そしてロッテとオリックスには、是非とも日本一になって欲しいと願っています。 昨日の日曜日は念入りに腰痛体操に取り組みました。そして家の中をグルグル歩き回りました。少しでも運動不足を解消するためです。私はとてもたくさんの薬を飲んでいます。大抵は慢性的な症状があるため服薬を止められないのです。今回はさらに腰痛の痛み止めを処方されました。朝昼晩の1日3回食後に服用するのですが、私は朝の1回だけにしています。 そして睡眠導入剤ももらっていますが、こちらも出来るだけ飲まないようにしています。一旦飲み始めると習慣になるのです。痛みのため体調不良になり、その影響で気力まで衰えてしまいます。これでは老化が進むでしょう。歳老いてからの独り暮らしはとても大変ですが、何とか少しでも良い体調を保ちたいものです。長時間腰に負担をかけるため、ブログも少し簡略化したいと思っていますが、さてどうなりますか。こんなブログですがお訪ね下さる読者の皆さんに感謝しています。ではでは。
2021.11.08
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~最近のニュースなどから~ 元卓球選手の福原愛さんが青森大学の客員准教授になると聞いて驚いた。何しろ台湾に子供を置いて離婚したりと話題になってたからだ。そう言えば彼女は青森山田高校の卒業。青森大学も同じ経営なのだろう。学園には円形の卓球台を何台か寄付した由。それは障がい者も卓球を楽しめるものらしい。そして彼女が教えるのは国際コミュニケーションで年に数回らしい。そう言えば彼女は中国語がペラペラだった。 いささか旧聞になったが、10月31日の選挙速報をテレビ各局が競った。TBSのMCを勤めたのが爆笑問題の太田光。ところがいつもの調子で政治家たちに「ため口」をきいて、そのあまりの下劣さに批判が殺到したようだ。何しろ政治のこと、選挙のこと、社会の問題点など何も理解せず、相手を怒らせるようなことばかり質問した由。放送法にも抵触するほどの失礼さで、TBSの良識が疑われる内容だったそうだ。それが原因か、視聴率は各局の最低で、わずか3%だった。視聴者は良く観ているのだ。 アフリカのある民族の50人に1人が、女性→男性→女性→男性と性転換する由。それは精巣から分泌される男性ホルモンの量が普通よりも少ない遺伝子のせいらしい。だが人間には多かれ少なかれ、男性的要素と女性的要素を生まれつき持っているらしい。それは発生学でも確認されており、人間のほかにも両性具有や、環境によって性転換する生物がいるのだとか。 だからLGBTは決して特異な問題ではなく、人間として生まれたことによる生物学上の基本要素らしい。Lはレズ、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、そしてTはトランスジェンダーの略だが、この説明が難しい。アメリカではついにパスポートの性別にM(男)F(女)のほかにX(どちらでもない)を付け加えた由。しかしまあ、人間って本当に複雑なんだねえ。草食系もいれば肉食系もいるしね。 昨日のブログにkazuさんがコメントしてくれたが、この度アメリカの製薬会社が開発したコロナ治療薬の「モルヌビラビル」がイギリスでコロナ治療薬として正式に認可されたようだ。治療効果は50%以上と言われているが朗報だろう。日本の製薬会社も新型コロナ感染症用のワクチンや経口治療薬の開発を急速に進めていると聞く。後の問題は富める国と富まざる国の問題。生命の安全に格差があるのが現実だ。 この空き地ラーメン屋さんがあった場所「こがねラーメン」なつかしいです 新聞の歌壇(短歌欄)を何気なく見ていて驚いた。作者は四国の地方都市N市の女性。なぜ驚いたかと言えば私は40歳から5年間N市に住み、そのラーメン屋さんで何度か食べたことがあるからだ。豚骨のこってりしたスープ。白髪の坊主頭の店主。店はお世辞にもきれいとは言えず、ゴキブリが棲み着いているような感じの汚い店。私より10歳ほど年長の店主は海釣りが趣味だった。 その店は昔お城があり、O港から続くM街道と呼ばれる古い町並みの続く旧道の一角にあった。ここはかつて四国巡礼のお遍路さんが通った道なのだ。あのお城の麓の中学には長女と長男が通った。今季で引退する東北楽天の藤田選手は、次男の少年野球チームのかなりの後輩だ。あの海辺のあの町のあのラーメン屋。それが今は「空き地」になったようだ。店主は死んだのだろうか。汚かったあの店はもうない。 ネットで検索したら、私が創った図書館の写真がヒットした。あの5年間でどれだけ私が苦労したか。何もない所からたった1人で創った図書館。もちろん建物は建築会社が建て、設計は設計事務所がしたのだが、管理運営方式や規則の制定や、蔵書の選定や整理作業に勤しんだ日々。昼は職場の軟式野球の練習をし、冬季は海辺の道を走った。あの光景が今も脳裏に蘇る。偶然見た短歌が私の若き日の思い出に繋がった。とても不思議な縁。これだから人生は面白い。まだ生きてこの世に在ることに感謝したい。
2021.11.06
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~トコトコ歩いて行った先は ~ 木曜日は朝から良い天気。前夜のうちに洗濯を済ませていた衣類を干し、布団も干した。遅めの朝食を済ませ、リュックにその日の新聞などを詰めて、バス通りをてくてく歩いた。向かったのはこれまでかかっていた内科。山の上から山の麓へ新築し、その日が最初の診察だった。これまでの場所は冬の通院が大変。雪や道路が凍ったら老人には危険。バスでも行けるが時間と手間がかかる。 新しい病院は気持ちが良い。待合室は受付の前だけでなく、診察室を挟むように両側にもあるようだ。患者が多くて待たされたが、私は持参した新聞を読んでいた。名前が呼ばれて処置室へ。ここでは採血して血糖値の検査。Aさん印象が変わったねと若い看護師さん。これまでのフレーム無しの眼鏡から、ブルーの6角形のフレームの眼鏡にしたせいかも知れない。受付嬢が何人か交代していた。 ドクターに呼ばれて診察室へ。まずは移転のお祝いを伝える。患者はほとんど変化なしとのこと。床屋もそうだが通い慣れた所が良いらしい。私は最近の体調を話す。整形外科に行ったこと。そして「げっぷ」が出ることを話すと、その場で「エコー」診断をしてくれた。胃の裏にあるすい臓は診にくいが、がんはなかった。いつもの薬を処方してもらい受付で会計を済ます。 すぐ隣にある調剤薬局に行くと、こちらも順番待ちの人が多い。近くから移転した際に増築したようだ。これまでの薬局と違って、ジェネリック薬の種類が変わった。しかし県知事の意向で4つの総合病院を2つずつ統合移転する予定。移転はかなり先になるだろうが、これまで通っていた患者さんたちは困ってしまうだろう。私の「臨終」にも影響があるかもねえ。帰途もテクテク。今度は全部下り坂。 RCEPと言う新しい貿易の枠組みが来年の1月から発効するようだ。2012年に交渉が開始された大型経済連携協定で、関税の削減のほか投資促進や知的財産保護などが謳われてる。当面は日本や中国など10か国でスタートする。これがスタートすると世界でも有数の自由貿易経済圏が誕生するのだが、果たしてどうなるのか。 日本はそれとは別にTPPと言う環太平洋自由貿易構想にも参画しており、既に11か国が批准している。厄介なのはここにも中国が参加を表明し、同じく参加表明した台湾と競り合っていることだ。加盟には全参加国の賛成を得る必要があり、日本が中国の参加を拒むこともあり得る。RCEPよりは貿易額は低くなるが、関税はほぼ撤廃されて貿易の自由度は高まる予定だ。これにアメリカの復活がなるかどうか。 台湾と米国が台湾で合同演習をしていることは記したが、何と米軍基地のあるグアム島でも2国の合同演習が実施されていることがごく最近明らかになった。もし中国が台湾に侵攻したら貿易どころの話ではなくなる。中国の今後の出方が問題。戦争と貿易は同時には出来ない。さて、中国は今後どうなるのか。ますます独裁色を強める中国が、果たして国際協調路線を採れるのかどうか。ロシアも様子を窺っている。 数日前のこと。全国47都道府県の新型コロナ感染者数が0か1ケタ台になった。ウイルスが変容し過ぎて死滅したとの説もあるが、真実は不明。そのため日本の製薬会社が開発中のコロナ治療薬の治験がし難いみたい。そのため、今後東南アジアでの治験を試みる計画のようだ。 病院のドクターの話では、医療従事者に対する3回目のワクチン接種の話も、まったく聞こえて来ない由。さて、コロナはどうなったのか。だが北京冬季オリンピックを控える中国では、「食料買いだめ禁止」を発令。どうやら近くロックダウンして、感染防止策を強化するようだ。やはり世界でコロナは息を潜めているようだ。
2021.11.05
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~久しぶりの草取~ またまた選挙の話で恐縮ですが、何しろ政治の話が好きなもので。 わが仙台市の選管では、今回も集計ミスがあったみたいで、数え直しをしていたそうです。それで最終計が終わったのが月曜日の朝8時半過ぎだった由。宮城2区では前回1400票差。今回は540票差の接戦。それでは再集計も仕方ありませんね。 さて維新が伸びたのは「身を切る改革」を力説したことではないかと思っています。その潔さがきっと有権者の心をつかんだのでしょう。それに対して立民の作戦は大失敗でしたね。今回は「政権選択選挙」とあれだけ大口を叩いての惨敗だっただけに、敗戦の責任を取って枝野代表と福山幹事長が共に辞任表明したみたい。 特別国会の召集が10日。それ以降の日に自民と立民に異動があることでしょう。さて今回の選挙での最大の敗者はマスコミと言った政治評論家がいたとか。それは新聞社やテレビ局の予想が全く当たらなかったからと言う趣旨。自民党の地方組織は意外にしっかりしている由。それに比べたら立民の地方組織はガタガタと言うのだが。 英国グラスゴーで開催中のCOP26(気候変動枠組み協定)の会議に、エリザベス女王がビデオレターで出席者に挨拶された由。その内容が凄いです。「世界各国は口先だけでなく、誠実に実行してこそこの難問を解決できる」と檄(げき)を飛ばした由。とても94歳とは思えない若さと実行力ですね。 ところがアメリカのバイデン爺さんは例によって居眠りし、付き人に注意されていたとか。きっと激戦のジョージア州知事選挙の方が気がかりだったのでしょう。日本の岸田総理は「時差」を利用し、0泊2日の強行スケジュールでの参加でした。さすがは若さです。中国とロシアは削減目標を明言しなかったみたい。やっぱりなあ。 今何種類かの小菊が咲いています。久しぶりに外に出て庭と畑の草取りをしました。屈むと腰が痛いため、柄のついた鍬で草を根こそぎ掘り起こし、土を落としてゴミ袋に。長時間の作業は無理なので、ゆっくりと少しだけで終えました。それでも何とか動けるのが嬉しいですね。ありがたいです。 野菜はいつも通りモロッコインゲンとカリフラワー(左)とコウサイタイ(右)を収穫。インゲンとカリフラワーは小さく切って茹でるだけ。カリフラワーには太った芋虫が潜んでいました。ぷよぷよして気持ち悪いですなあ。 コウサイタイは茎が堅かったため軽く茹でてから、さつま揚げと一緒に炒めました。これでまた食事の時に野菜がたくさん摂れそうです。 居間に取り入れたシャコバサボテンが咲き始めました。やはり南側の大きな窓際は暖かいのです。午後からはそこに寝転んで昼寝です。腰の湿布薬は1日1枚と決めています。連続すると皮膚が薬に負けて赤化するためです。もちろん腰なのでその状態は見られないのですが、これまでの経験で分かります。さて今日は文化の日ですが、仙台は晴れの予報。さてと、ゆっくり散歩しようかな。
2021.11.03
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~朝まで生テレビ?~ 日曜日の夜は早めに風呂に入り、布団の中で開票速報を見入っていた。NHKなので、初っ端かな当選確実が出たりする。そして画面の一番下に党別の当選者数や、与党、野党それぞれの勢力図が表示され、飽きることなく、眠気も起きずに各県、各地方の開票状況を見た。凄いエネルギー。全国の合間に、私が住む宮城県内の開票速報も入るから慌ただしい。 時間の経過と共に、意外なニュースも飛び込んで来る。誰それが選挙区で落選。そして誰それが比例で復活云々。県内は3区から6区まではすんなりと開票が進み、その結果も下馬評通り前議員が強い。問題は宮城1区と2区。共に大票田である仙台市が選挙区なのでなかなか開票が進まず、票数が変化しない。この日は同時に知事選もあり、前回ダブル選挙でミスした選管が慎重なのだろう。 自民党の山崎拓元幹事長が辻元立民副代表を応援したとかで問題になった大阪10区では、いつも自民党攻撃で喚き散らす辻元女史がまさかの落選で、比例復活もならずの惨敗。さすがは維新の牙城。維新は大阪では大人気の党。立民共産の候補者一本化も役に立たなかった。東京では石原兄弟が苦戦。兄の石原派のボスで元幹事長の兄が落選。弟も選挙区で落選し、朝方比例で復活当選したようだ。 自民党甘利幹事長がまさかの選挙区で落選。現職の幹事長としては初めての珍事だったようだ。かなり遅れて比例で復活したものの、総理に幹事長を辞退したい旨申し出たそうだ。岩手のドン小沢氏も選挙区で落選し、比例で復活。もうかつての勢いは消えた。政界の「壊し屋」で「仕掛け人」の面影はもうない。老兵はそろそろ消え去る運命だ。結局自民の幹事長は茂木外相に落ち着いたみたい。 深夜2時半を過ぎた頃、ようやくわが宮城1区の当落が判明。前回も激戦で1700票差だった宮城22区はまだ決着がつかず。結局ようやく朝方に結果判明した由。終わって見れば自民は大勝して、単独で安定多数を維持。維新も大躍進。公明は増加。国民、れいわも健闘。N党は議席なし。社民は沖縄で辛うじて議席。統一候補を画策した立民と共産は票が延びずに議員の数を減らす始末。 選挙中も自民政権を口汚く罵っていた立民と共産。あの狂ったような言動には呆れ果てた。実現も出来ない減税や、夢物語の福祉政策。もしもあんな連中が政権を取れば、あっと言う間にC国に組み伏せられてしまうだろう。得意なのは与党攻撃だけ。維新や国民のような謙虚さと現実を直視しての政策提示が出来ない限りは政権担当など夢のまた夢だ。 腰の痛みにたまりかねて整形外科で診察を受けた。レントゲン写真を撮ると、腰椎の一部が変形していた。老化が原因だろう。張り薬をもらい、患部を温め機械で腰をけん引してもらった。痛みがあっても体操して良いとのこと。今後は無理しないでゆっくり行こう。昼食後窓辺で毛布を被って眠った。目が覚めたらもう夕方。寝不足が解消されて、少しは体調が良くなった。やれやれだが、これからが問題だ。
2021.11.02
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~国民の審判~ このブログは公開の前日に予約機能を使って書いています。それもまだ午後3時なので、全く選挙の状況は分かりません。私は朝7時になるのを待って投票所へ行き、朝食後は家の中の掃除を始めました。10月半ばにやったのはプロの清掃業者。今回はその時にやらなかった部分です。3時間ほどかかりました。疲れましたが、なんとか腰が持ってくれました。 さて、タチウオを焼こうとして探したのですが、冷蔵庫のどこにも見当たりません。そこでグリルの魚焼き器を開けると、そこには焼き終えタチウオが4切れ。数日前に焼いたまま忘れていたんですねえ。これにはビックリ。塩焼きなので悪くなることはないでしょうが、それにしても焼いたまま忘れるとはねえ。最近はこんなうっかりミスが増えました。それでも何とか生きていますよ。とりあえずここまで書いて予約しますね。本日まだ書ける気力と体力が残っていたら、続きを書くかも知れません。 土曜の夜、開票前に少し書き足しています。藤井三冠が豊島竜王に挑んでいる竜王戦の第3戦目は、前半の不利を凌いだ藤井三冠が勝ったようです。第4戦は今月の12、13日に行われます。もし藤井三冠が勝てば初の10代での4冠達成でもちろん最年少記録を更新です。さて、30分後には開票速報が始まります。土曜日のうちの書き込みはここまでとしておきましょう。ではまた。
2021.11.01
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~最大の関心事迫る~ 「おかえりモネ」が終わった。りょうちんは買ったばかりの中古の漁船で漁に出て行った。港ではりょうちんの父も見送ってくれた。あの大震災の津波で死んだ妻への深い想いも、ようやく断ち切れたようだ。みいちゃんは東京の大学に入った。りょうちんと結ばれるのはまだずっと先だろう。モネと菅波先生の距離もなかなか縮まらない。だが離れて暮らしていても心は通じているのだ。 みいちゃんの入学祝で集まったモネの家に集まった同級生たち。そこでモネは10年間触れられなかった楽器の蓋を開ける。そこに入っていたのは「あの日」の翌日に開かれる予定だった演奏会のビラ。ようやく皆はあの日に還ることが出来たのだ。東日本大震災から今年で10年。あの時のたくさんの犠牲者への鎮魂となる今回の朝ドラだった。被災地住民の一人として心から感謝したい。 「おかえりモネ」のエンディングを観ながら、この2人のことを想った。4年前の婚約発表直後に出た週刊誌の記事から、一転地獄に突き落とされた2人。その後の騒動はご存知の通り。2人も3年ぶりに会ったのだ。今回の結婚会見に関しても坂上忍司会の「バイキング」は小室親子を犯罪者扱いし、その場にいた芸能人も言いたい放題。なぜマスコミの暴走に対処出来なかったかと問われた宮内庁長官曰く。 「もし膨大な記事にいちいち反論すれば、反論しない部分は真実なのかと受け取られてしまう」と、苦悩の色をにじませた。今日ニューヨーク市の司法試験合格者が発表される。恐らく小室氏の名前もその中にあるはず。だが、NYでの弁護士活動にはかなりの難問があると聞く。最初は見習いだが、客との契約を取ってこそプロの世界。眞子さんの就職活動も現地の治安も気になるが、そこで生きるしかない。 二人の門出に対して、エンゼルスの大谷選手の活躍に対する評価は物凄い。「ベースボール・アメリカ誌」では年間最優秀選手に選ばれ、メジャーの選手たちが受賞を祝っていたのが凄い。それだけ彼は愛されていたのだ。「ベースボール・ダイジェスト誌」では野手部門の最優秀選手に選ばれた。またメジャー選手会の選手間投票では年間最優秀選手に、そしてアメリカンリーグの最優秀野手に選ばれ、コミッショナー特別賞も受賞した。だが本格的な賞の受賞発表は11月半ばの予定だが、既に各賞受賞、そしてMVPの下馬評が高いようだ。 ようやく10日ぶりに買い物に出かけた。これで何とか飢えずに済みそうだ。大急ぎで食品を仕分けし、昼食後に郵便局へ行った。大掃除の費用の振り込みだ。これで宿題が終わった。畑からレタスとモロッコインゲンの収穫。大根、カリフラワー、ブロッコリーの成長も順調。小菊が満開状態になり、白のツツジが狂い咲きしている。さて明日は総選挙。朝から投票に行き、夜は一晩中開票速報を観ることになるだろう。それでも何かブログに書けたら良いのだが。
2021.10.30
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~実話と虚構~ 小室さんと眞子さんの結婚に関する共同記者会見(上)と、予め寄せられた5つの質問に対する文書での回答を観た。前者は報道だが、後者はワイドショウで。その結果色んなことが分かった。これまで伝えられていたことが事実でなかったのが一番だ。小室さんの母親の元婚約者の窓口となっていたのがある週刊誌の人と分かり、やっぱりなあと思った。きっと週刊誌は話題を独占したかったのだろう。その記事がいつの間にか独り歩きし、お母さんや小室さんへの非難になり、眞子さんへも大きな影響を与えたのがその図式だったのだろう。 今回の「事件」で知ったのは、皇族には反論する場がなく反論も出来ないと言う事実。だが、一方的に非難された小室さんを守ろうと、眞子さんは以前の説明文にも積極的に関わった由。そして小室さんには外国に生活の拠点を作るよう数年前に依頼された由。それで彼はフォーダム大学に進学し、米国の弁護士資格を取る道を選んだようだ。彼が小4の時に父が自死。それでも母親が頑張ってアメリカンスクールの中学校と高校に通わせたみたい。遺族年金の詐取やフォーダム大学入学時の皇室利用疑惑などについては否定し、二人の結婚に無関係な質問については、論点回避した。元々私は噂話を信じてなかったが、今回の会見ですっきりした思いだ。 この日の午前中、眞子さんはご家族に別れの挨拶をされた。きっと皇嗣ご夫妻にも感慨深いものがあったことだろう。佳子さまとは最後にハグをされ、佳子さまは励ますように姉の背中をたたいた。車が動き出すと微笑みながら手を振っておられた3人。秋篠宮家にとってもここ数年間は地獄の苦しみだったことだろう。よくも最後まで娘を信じ切ったものだ。紀子さまの父上である川嶋学習院大学名誉教授が先日入院されたが、眞子さんも祖父のお見舞いに駆け付けた。きっと川嶋先生も安堵されたことだろう。 婚約発表時の二人 しかし今回の騒動は一体何だったのだろう。週刊誌が作り上げた「特タネ」に釣られて、非難ごうごう騒ぎ立てた国民。私はほとんど気にしなかった。週刊誌やTVのワイドショウなど、話題になってナンボの世界。そんな話を本気にする方が幼稚なのだ。今後アメリカに行けば、世界の大金持ちや王室の子女がウジャウジャ留学してるんだそう。眞子さんも共稼ぎする由。早くアメリカでの暮らしに慣れ、平穏な日々を取り戻してほしいと願う。しかし「月だの太陽だの」と言っていた婚約当時(上)に比べると、今回は困難に打ち克って成長した姿が印象に残った。どうぞお幸せにお過ごしを。 モネの一家 それらは現実の話だが、虚構の世界も終結が近づきつつある。朝ドラ「おかえりモネ」の話だ。2人の娘を持つ家族の話。「東日本大震災」と言う大災害を乗り越えて、それぞれの道をまさぐる家族。事情や家族構成は違っても、眞子さん佳子さま姉妹がいる秋篠宮家とどこか通じるものがあると私は感じた。もちろん皇族と庶民では暮らしぶりも置かれた立場も異なる。だが、葛藤がありながらも何とか自分の務めを果たすことでは一緒。 気象予報士になった姉の百音(ももね=モネ)と地域医療を志す菅波医師は遠く離れて暮らしながらも、次第に思いを通じ合う(左)。妹のみいちゃんは水産試験場に勤務する学術派。漁師になったりょうちんを思いながらも打ち明けられなかった。だがりょうちんの乗る漁船が嵐で難破しそうになるのを、モネの気象情報で救いりょうちんもようやくみいちゃんの想いに気づく。「俺幸せになって良いのかなあ」と言いつつ。(右) 父と娘。そして父と息子。親子の確執はどこの家にもある問題。それを乗り越えて子供たちは成長し、それぞれ独立して行く。私にも1人の娘と2人の息子がいる。長い転勤暮らしで、今はバラバラになった。おまけに熟年離婚した私たち夫婦。元妻は50代半ばから人格が変化し、やがて認知症となり大金を持って家を出た。私は目下独り暮らし。不安と老化に苦しむ日々だ。それでもこうしてブログを日課にしている。さてそれがいつまで続けられるか。今は家族の温もりがたまらなく恋しい。
2021.10.27
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~ただ自分の感性を信じて~ 月曜日の夜NHKの「ファミリーヒストリー」を観た。今回は俳優堤真一の家族の物語。私が彼を初めて知ったのは2003年放送「武蔵MUSASI」の又八役。武蔵役海老蔵に比べてなんと弱っちい人物だろう。それがその時の偽らざる印象だった。ところが今年の「青天を衝け」で演じた一橋慶喜の重臣役では、とても深みのある人物を好演していた。18年の年月が役者を成長させることを痛感したものだ。 新型コロナウイルス感染症の感染者数が激減している。誰がこの事態を予測していただろうか。日本での感染が始まったころ、少なくとも4万5千人は死亡すると言っていた専門家もいたほど。だが横浜へ入港したクルーザーの乗客を救ったのを皮切りに、良く頑張った日本の医療スタッフ。つい先日までの恐怖が嘘のようだ。菅前総理がファイザー社の社長に掛け合って大量のワクチンを確保したことが最大の要因。野党もマスコミもくそみそにけなしたが、あれがなければ、今頃はトンデモナイ結果だったろう。 ところが中国では今新型コロナが復活しており、北京冬季オリンピックまでに収束するか懸念されている由。それからウイルスの流出疑惑のある中国で、2019年の夏PCR検査器の輸入が急増したことが今頃になって判明した。それも集中して使用されたのはあのウイルス研究所のある武漢市周辺。やっぱりなあと思うのは私だけではないはず。隠蔽し、嘘をつき、逆に追及者を脅すのは中国の常とう手段だ。 日曜日の参院補選では、山口で自民党の候補者が圧勝し、静岡では野党推薦の候補が圧勝した。衆院選の予備選挙と目されていたが、結果は1勝1敗。だが元々はどちらも自民党議員が前職でいただけに、落胆が大きかったのは与党の方だろう。衆院選の当落予測が良く出るが、私は信用しないことにしている。予測はあくまでも予測。最後まで何が起きるか分からないのが選挙。コロナ同様油断は禁物だ。 渋沢栄一 何度かブログに書いたこの人の子供の話だが、最初の妻千代が死んだ後、後添えをもらったことをつい最近youtubeで知った。妻と妾が同居していたことは「青天を衝く」でも明らかだが、正妻と妾では全く立場が異なり分別があったようだ。嫡子庶子合わせて認知された子は10人以下だが、認知してない子が50人いたとも言われる。当時はそれでも不道徳ではなかった。それより栄一の反骨精神が凄い。 先日北極圏で自腹で観測を続けている日本人ボランティアの話を書いたが、高額な防寒着は全く役に立たなかったそうだ。それで彼はイヌイット(従来のエスキモー)に依頼して、特別に彼らの服を譲ってもらったそうだ。帽子と上着はトナカイの毛皮、ズボンはシロクマの毛皮。靴は二重の毛皮で内側にはウサギの毛皮が張ってる優れもの。これで1週間のブリザード(地吹雪)に耐えられた由。凄い知恵だ。 月曜日も私は腰痛で家にいた。もう1週間以上買い物に行っていない。火曜日の今日も仙台は雨。それでも何とかなるだろう。冷蔵庫と物置に食料品がある。北極圏の厳しさを思えば、これくらいの苦労はまだ天国と言えるだろう。何しろ温かいお風呂にも入れるし、テレビやパソコンが観られ、新聞も読めるのだから。
2021.10.26
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~ゆっくりと草を取る~ 日曜日は朝からの好天気。急いで洗濯機を回し、布団を干す。朝食は残り物のドライカレーと野菜の煮物、ピクルス、味噌汁、果物。ささっと新聞を読んでから外へ。この日は気になっていた庭と雑草を抜こうと考えていた。腰痛があるため無理はせずマイペースで。しかも屈まないで済むよう、草取りも出来る鍬を使った。だが、最後はどうしても屈んで抜いた草を袋詰めする作業がある。 シュウメイギクの花が散った後に種が出来た感じ。地下の根で増えるのは知っていたが、ひょっとして種でも増えるのかと心配になって、種の部分だけ刈った。それも結構な量だ。鍬で畑の草取りをしていたら、ジャガイモが幾つか獲れた。これは毎度のこと。収穫期に獲り忘れたものだ。もったいないので外水道で洗い台所へ運んだ。どうやら、その時に蚊が家に入ったようだ。10月下旬にもまだ蚊がいたとは。 箱根駅伝予選会 土曜日は箱根駅伝の予選会も観た。参加チームは41。その中には国立大が4チームと国立大の大学院が1チーム。場所は陸上自衛隊立川駐屯地の周回コースで、ハーフマラソンの距離で各チーム上位10名のタイムで競う。監督やコーチは一切指示が出来ない。410名全員が一斉に走るのだから壮観だ。速いランナーはキロ3分ペースで走り抜く。明治大学以下10大学が本番の箱根に出場することになった。 日本海で合同演習をしていたロシアと中国の駆逐艦10隻が津軽海峡を通って太平洋へ出たことは何日か前に書いたが、その艦隊が鹿児島の大隅海峡を通って東シナ海へ抜けたようだ。その後はそれぞれの母港に帰還するのだろうが、今回の演習では日本をグルリと一周したことになる。まあ決して気持ちが良いものではない。最近は北方領土でロシアの軍事演習が頻発してるのも気懸りだ。 地球温暖化の原因は二酸化炭素の増加によるものであることは周知の事実だが、それは64%を占めるらしい。次いで高いのがメタンガスで17%。永久凍土の消失で発生することは知られているが、何と農業や牛の「げっぷ」も関係してるそうだ。日本はそれに対処する技術を有し、田んぼの水を一時抜いて乾燥させることで土壌内のメタン生成菌の繁殖を阻害したり、げっぷが出ない牛の餌を既に開発してる由。 さて今週は眞子さまの結婚や総選挙など大きな出来事が続く。最高裁判所判事の国民審査もあるが、問題なのが「裁判員制度」。投票権は18歳に下がったが、裁判員の選出年資格も18歳になった由。まさか高校生が殺人事件の裁判員になることはあるまいが、法制上はあり得る。一般成人でも荷が重い話で、これはもっと論議する必要があると思う。人生経験の乏しい高校生が果たして裁判員に相応しいのか。そして精神の面からも厳しい審理に耐えられるのか。どう考えても無理で、再考の必要があると思う。
2021.10.25
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~激変する天候の土曜日は~ 土曜日の朝、シャッターを開けると良い天気。腰の痛みに耐えながら、苦労して布団を二階に運んでベランダに干す。だが30分もすると雲が広がって来るのが見えた。慌てて布団を取り込む。天気は晴れたり曇ったりだったが急に小雨が降り、午後は本格的に降り始めた。電話が鳴って受話器を取ると、総選挙のアンケート調査。もうこれで3度目だが全部途中で切った。内容が信用出来ないためだ。 座っているだけでも腰が痛む。昼食はパンとスープと魚肉ソーセージ。初めて青いトマトのピクルスを食べたが、案外美味しかった。2時から楽天対ソフトバンク戦を観戦。残り試合が少なくなって、その日引き分けでもCS進出。浅村の3ランホームランなどで圧勝し、3位以上が決まった。ソフトバンクは来季監督が代わるようだ。日ハムの監督は新庄との話。巨人は原監督が続投。ふ~ん、勇気がないなあ。 夕方頑張って台所に立ち、ドライカレーと野菜の煮物を作る。またまた写真が取り込めなくなったためネットから借用したが、野菜の煮物は大鍋に一杯作った。使った野菜はタマネギ、ニンジン、キャベツ、小松菜、モロッコインゲン。それと鶏肉。これでしばらくは野菜分は間に合うだろう。動物性たんぱく質としては煮魚と焼き魚がある。いざとなれば簡単に焼肉で済ますことも可能。 土曜夜の定番「ブラタモリ」は「つくば」。筑波に10年間住んだ身としては是非とも見たいテーマだが、国土地理院(左)では地図の話で、産業総合研究所(右)では岩石や地層などの話。国土地理院はまだ30kmの頃の「筑波学園都市マラソン」を3回、フルになってからの「つくばマラソン」を2回走って場所も分かる。産総研の方は場所は分かるが、私がいた頃は建物はなかったが懐かしい名前だ。 その後の番組「突撃!カネオくん」では、アルバイトで経費を稼ぎ、10回以上北極圏に行っている人の話。研究者ではなくボランティアで氷の厚さを計測してる由。多い時は1トンの荷物を犬ぞりに積んで極地を旅行。1週間地吹雪に吹かれたり、シロクマに遭遇したりの危険に遭遇。トイレも1分で済ませないとお尻が凍傷になる由。グリーランドでは1日に数億トンの氷が融けるなど危機が迫っているようだ。 その後は京都の仁和寺で行われていた竜王戦第2局の結果をネットで確認。藤井三冠が先手の豊島竜王に2連勝したようだ。今月末には第3局があり、勝てば最年少四冠に王手となる。とも角エンゼルスの大谷選手と並んで超大物。どちらも歴史に残る天才だろう。さて風呂に入ってゆっくり眠るとするか。
2021.10.24
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~自分も歳を取ったと感じる時~ ミヤコワスレ 腰痛には用心していた積りだが、どうやらかなり痛む。金曜日。それまでの何日かはダラダラしてたので、せめてその日はちゃんとしようと決意していた。まず布団を3回に分けて2階まで運んだ。ここまでは良かった。手すりも濡れておらず、布団の乾燥が期待出来そうなお天気。次にゴミ袋を持って最寄りのゴミ収集所へ。いつもより気持ち良く歩けたほど。灯油用のポリタンクを目立つ場所に置いた。 朝食後は新聞を読み、着替えをしてから外へ出た。この日は草取りをしようと考えていた。かなり雑草が延びていたからだ。動けばどうしても暑くなり、大量の汗をかく。そのためわざわざ薄着したのだ。だが考えを変えて、先ずモロッコインゲンの収穫をすることに。大きく育つと硬くなるためだ。丁寧に探したら結構獲れた。実際はこの5倍はあった。半分を裏のSさんに上げた。 次に雲南百薬の苗を途中から切り、支柱を外すことにした。もう花が咲いて葉が変色しボロボロになっていた。朝の咲いて気温は10度を切るようになった。これでは成長は望めないと考え、食べられそうな葉を摘み、支柱を縛っているビニール紐を丹念に切った。台風も何度かあったため、かなり強固にしていて手間取った。だが、雑草を抜くためにも、支柱は退ける必要があったのだ。 支柱外しのついでに東の畑のトマトを抜いた。もちろんその前に青いトマトを一つ残らず収穫。これは「挿し芽」から育てたもので、まさか10月半ばまで育つとは予想外だった。ネット検索で、青いトマトはピクルスにしても良いとあった。これは嬉しい。そのまま放置するとピンクから赤くなり、十分美味しく食べられるのだが、新しいことにも挑戦する価値はある。抜いた支柱を片付けるのに、かなり時間を要した。 「大きな古時計」の音楽を鳴らしながら、小型のタンクロータリーが路地に入って来た。いつもの青年が「先週は大掃除でしたね」と言う。ガラスなどの清掃に17万円かかったと言うと驚いていた。プロの清掃業者で清掃範囲と数量が多いのでそれくらいはかかると言うと納得。だが原油の急騰で灯油も18リットルで1980円に値上げの由。問題はその後だ。台所の裏まで運んだのだが、多分その時に腰を傷めたのだろう。それだけ歳を取った証拠だ。暫くは騙し騙し行くしかない。 先だって松本清張のことを書いたが、考えてみれば自分も似たようなものと気づいた。あまり専門的な勉強はしてないが、かなり広範囲に本を読んだ。それも半分以上は専門書だった。そして本を読むだけでなく、良く「現場」を訪ねた。美術館、博物館、神社、仏閣、古墳、遺跡、沖縄では誰も行かないような聖地へも数多く。そして旅行もし、全ての都道府県を走った。外国の美術館や博物館も20以上見た。 自分の頭で考えたり推理を重ねた。そして最近はネットで得た貴重な知識や情報がとても役立つ。もちろんTVの学術的な番組も同様だ。つまり学ぼうとすれば、案外身近なところにその材料が転がっていると言うこと。ただ、なかなかそれに気づかないだけの話。耄碌ジジイと巨匠を比較するのはおこがましいが、たとえ話として聞いていただけたら嬉しい。ブロガー冥利に尽きると言うことかも知れない。ともあれすべてに感謝あるのみだ。
2021.10.23
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~風が吹いた日の話~ 木曜日の朝。またまた寝坊してしまった。最近はシャッターを閉めているせいか朝になっても暗く、良く眠れるようだ。慌ててシャッターとカーテンを開けて、先ず掛け布団を2階に運ぶ。ベランダを見ると濡れている。夜中に雨が降ったようだ。タオルで手すりを拭く。敷布団や枕は和室に置いたまま。それから朝食の準備。朝ドラが始まるまでもうギリギリだ。 レタス 味噌汁がない。そこでラーメンの残り汁を使うことにした。具は前日に収穫したレタスの一番外側の葉。外側は堅いので刻んで煮ようとしたわけ。念のため軽く洗った。前夜見た際にナメクジがいたためだ。自家製の葉物野菜には良くナメクジがいる。彼らの棲みかであり、食料にもなる。だが慣れれば可愛いもの。「殻のないカタツムリ」と思えば良い。殺さずに勝手口からポイと捨てる。 ズボンに着いたヌスビトハギの種 この日は月に一度の俳句教室があるため忙しい。日が照ってから布団を干し新聞を読み、早めに昼食を済ませ、干した布団を取り込む。晴れてはいるが風が強く吹くとの予報。念のため寒くない服装をし、手袋をした。俳句教室へは自転車で行くが、終わって帰る夕方には風が冷たくなるためだ。手袋をしていって正解だった。俳句教室には初めての人が来た。コロナを怖れて様子を窺っていた由。 イソギク 講師は案外元気そうだった。今月の兼題(宿題)は「晩秋や」だったが、私が出した作品はあまり高い評価は受けなかった。まあいつものことだが、自分としては最も適切な言葉を選んだ積り。それが長い間俳句と付き合って来た講師の目には、蛇足や見当違いに見えるのだろう。まあ言葉に対する感覚の違いも大きいし、何を優先するかも異なる。まあ、その「各論」については日を改めて書きたい。 その日分かったことは、最長老の受講生が90歳だったこと。これには驚いた。耳は少し遠いが、俳句に対する情熱は誰にも負けず俳誌に毎月投稿しているほど。講義が終わってからは仲が良い受講生が集まって「体調」の話になった。目が見え難い。耳が遠い。病気や手術の話。奥さんを失くした人や夫君に先立たれた人。それは彼らが詠んだ俳句からも分かるのだ。自分ももう少し頑張ってみようか。 帰宅後ファンヒーターのタンクに給油し、夕食の支度に取り掛かった。最近はなんだか面倒に感じて、食事も簡単に済ませてた。だが、先日買った鯛2匹をそのまま放置していた。刺身用とラベルにあるが、刺身が取れるほどの大きさではない。これは煮物にすると即決。鱗、頭、尻尾、内臓を落として2枚に下ろし、大きめの鍋で煮た。煮れば身が縮まるのは仕方ないが、まあまあ美味しく煮つけられた。 阿蘇中岳の噴火しかし阿蘇山の爆発には驚いた。噴煙は凄かったが、火砕流が大したことなくて不幸中の幸いだったと思う。中央構造線上にある阿蘇は地震も多く、昔から大噴火を繰り返して来た。阿蘇神社のご神体は火山そのもの。20代の頃に大分から熊本までバスで「やまなみハイウェイ」を走った際、阿蘇の火口にも寄った。まだ少しだけ雪が残っていた。南国の九州でもやはり高山には雪が降ることを実感したものだ。 大観峰からの眺め 2度目は「阿蘇スーパーカルデラウルトラマラソン」を走った時。もう20年以上も前の話。その時に熊本勤務経験のある先輩が車で阿蘇を案内してくれた。これは「大観峰」から観た阿蘇五岳の雄姿。釈迦が横たわっているように見える由。一番左が顔の部分だ。体調が悪くて50kmの部を走ったが、それでも阿蘇の雄大さと外輪山からカルデラ内に下りる落差の大きさが驚きだった。草千里の放牧風景も懐かしい思い出だ。その風景を思い出して詠んだのが以下の句。 大阿蘇の野火より遠く牛の群 *野火(のび)=野焼きで春の季語
2021.10.22
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~間に合った作業~ ミントの葉 日曜日。植木鉢の取り込み作業を終えて一息。翌朝は冷え込みがきついと聞いて、その夜からシャッターを下ろすことにした。夜具も分厚い「どてら」をタオルケットの上に敷くことにし、石油ファンヒーターを点け、空調機も「暖房」に切り替えた。先日大掃除をした点検と思えば良い。夕食には茹でた「モロッコインゲン」を食卓に。新鮮でシャキシャキし、とても美味しかった初物。 さて、ついにその日がやって来た。大河ドラマ「青天を衝く」で、栄一の隠し子がいつバレるのかを密かに心配していたのだが、意外にもあっけらかんとしていた。栄一が手をつけた仲居を自宅に連れ帰ったのだ。京都で世話になった女性が栄一の子を身籠っていると知った千代が、「お前様のお子なら、一緒に暮らせば良い」と即決の神対応。栄一も仲居も手をつき頭を下げて、礼を言うのみだった。 フユイチゴ 明治の元勲の奥方は芸者上がりの女性が多かったと聞く。激動の幕末期から明治にかけて、武士は命を懸けていたのだろうし、芸者たちもそんな壮士たちを尊敬の目でみていたのだろう。新政府の要人となった彼らが芸者を妻としたのは、人当たりの良さと心配りを重視したのかも。栄一の妻千代も士族同然で、良く出来た婦人だった。その千代亡き後も栄一は、日本の産業発展に全力を尽くす。 月曜日の朝、私が目覚めたのは8時半過ぎ。もう朝ドラ「おかえりモネ」は終わっていた。慌ててシャッターを上げると、外は燦燦と秋の日。気象台発表の最低気温は6度だが、自宅近辺はもっと低いかも。やはり前日のうちに作業しておいて正解だった。カーテンを開けると、直接植木鉢の植物たちに日光が降り注ぐ。早速水やりをした。ファンヒーターと空調機で、土が直ぐに乾燥するのだ。 植木の影 ゆっくり朝食を済ませて新聞を読み、昼近くになってから買い物へ。雨が降ったり大掃除をしたりで、冷蔵庫の中がすっかり淋しくなっていた。何が必要かは分かるのでメモは不要。値段と品物の質を良く吟味し、1週間分の食料を購入。もう慣れたものだ。帰宅後食品の区分を終えると、タイミング良く、朝ドラが観られた。父と息子の気持ちの食い違い。きっと永遠のテーマなのだろう。 午後から小室さんが秋篠宮殿下夫妻に挨拶に行かれ、眞子さまと3年数か月ぶりに再会された由。いよいよお二人の結婚が現実のものとなる。皇族である違和感に中学生の頃から苦しまれていたと言う眞子さま。皇族の身分を離れる日を楽しみに、じっと耐えて来られたのだろう。その長い苦しみを想う。私にもいつか心穏やかな日が訪れてくれたら嬉しい。
2021.10.19
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~雨があがって~ 日曜日の朝。まだ雨は上がっていない。だが傘を差さないまま、新聞を取りに行った。ビニールで包装された新聞。チラシ広告だけ抜いて古新聞入れの紙袋に。テレビのニュースを観ながら、ゆっくりと朝食を摂る。「サンデーモーニング」のスポーツコーナーは、張さんの代わりに東尾が出ていた。嫌味ばかり言っていた張さん。あれだけ問題発言が多いと、クビになるのも当然か。 雨が続いてグータラしていたが、今日こそ気になっていたことをやるしかないだろう。先ずはマットの類を叩いて埃を落とし、ついでモップ掛け。と言っても乾燥した素材で、綿埃を吸着するもの。和室の薄べり、廊下、脱衣所、トイレとキッチンの床、2階の洋間のフローリングと階段。それが終わるとトイレの掃除とキッチンの床の拭き掃除。最後に居間に掃除機をかけ、窓辺にシートを敷いて準備。 それから外へ出て、植木鉢と受け皿の掃除。丁寧に泥や土を落とし、雑草を抜く。そして1個ずつ居間へ移動。これが結構重労働なのだ。シンビジュウム、クンシラン、ゴムの木、ハイビスカス、シコンノボタン、クジャクサボテンと、シャコバサボテンなど全部で12鉢。枝が伸び過ぎたシコンノボタンとハイビスカスは思い切って剪定した。ゴムの木は玄関に入れ、晴れた日は外に出す予定。 これらが窓辺に置いた植木鉢。南側に面して大きなガラス窓なので冬でも太陽が差し込み、とても暖かい場所。それに寒い日はファンヒーターや空調も点けるので、温室代わりなのだ。 これが外から見た植木鉢コーナー。ガラス窓や網戸を掃除したばかりなので、とても気持ち良い。これで冷え込んでももう大丈夫。 久しぶりに畑の野菜の成長を確認すると、ビックリした。白菜の株が大きくなっているのは分かっていたが、なんとカリフラワー(左)が真っ白な姿を見せていた。そして9月に蒔いたモロッコインゲンがたくさんのサヤをつけていた。夢中になってもぎ取り、半分を裏のSさんに上げた。先日いただいた梨のお礼の積り。ご主人が恐縮されていたが、私にすれば「タダ」みたいなもの。エビで鯛を釣ったかも。 最後のトマト 植木鉢は全部取り込んだが、庭と畑仕事はまだ残っている。草取りに4,5日はかかるだろう。タマネギの苗を植える準備と、トマト、雲南百薬の始末。白菜などの間引きと土寄せなど、11月中旬までは外に出る必要がある。それも楽しみだし、体を動かすのは気分転換にも良い。掃除の際に扇風機を片付け、代わりに電気ストーブを出した。寒い日に足元を温めるのにちょうど良い。冬への準備が始まった。 漆紙文書 東北楽天がまた負けた。先発の田中はこれで4勝8敗。グローブを叩きつけて悔しがったそうだが、大事な商売道具に当たるなんて最低だ。地元のニュースをチェックしていたら嬉しいことがあった。多賀城址から発掘された「漆紙文書」が国の重要文化財に指定された由。平安時代の公文書が残ったのは、漆の乾燥を防ぐため「ふた」にした古紙に漆が沁みたため。地方官庁の行政が分かる貴重な第一級の史料だ。
2021.10.18
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~再び寒さが戻って~ 大掃除をやった日の夜、しきりに猫の声が聞こえて来た。恋の季節にはまだ早い。なのになぜ。そして猫は飼い猫なのか、それとも野良猫なのか。わが家の裏が空き家になってから10年以上。ひょっとしたらその床下が棲み家か。でもそのうち鳴き声が止んだ。わが東北楽天はその夜も負けた。大事な時の連敗は痛い。きれいになった風呂に浸かって寝たが、夜中に変な夢を見た。 ある植物の名前を思い出せない夢。白い花が咲き、赤くて小さな実は食用にもなる。中国原産のその木には鋭い棘があり、剪定する度に手を傷めた。あれは何の木だったか。確か近所のあの家にもあったはず。ご無沙汰していたブログを久しぶりに訪ねたら、夫が認知症になったと書かれていた。夫君は確か90歳。昔ならボケるのが普通で、それでも家族が支えていたのだが。 翌朝は雨。PCを開き、気になっていた植物の名前を調べた。手掛かりは童謡「この道」の歌詞。この道はいつかきた道。ああそうだよう。問題はその後で1番は「お母さまと馬車でいったよ」。2番は「ほうら白い時計台だよ」。3番は「さんざしの枝も揺れてる」。そうだ。山査子(さんざし)だった。それにしてもなぜ裏庭に植えた覚えのない山査子が生えたのか。きっと鳥の糞に種が混じっていたのだろう。 暖かかった前日とは一変して、とても寒い。北海道では雪の場所もあり、東北でも高い山は初雪が降る可能性がある由。ファンヒーターの灯油が残り少ない。数日寒い日が続いた時に点けたためだ。物置の中に予備はあるが雨が降っているため、給油が出来ない。暖かそうなスリッパを履いて凌ぐ。いざとなったら掃除したばかりの空調機がある。 それにしても窓ガラスがきれいで気持ちが良い。風呂場も台所もすっかりきれいになったが、使えば汚れて行くのは仕方ない。人が生きるということは汚れるということでもある。南側の大きな窓には、これまで何度か鳥がぶつかった。雀のように家の近くで暮らす鳥は慣れているが、そうでない鳥は透明なガラスに慣れておらず、通り抜けられると思って勢いよくぶつかる。まあそれで死んだことはなかったが。 サンザシの花 さて童謡「この道」は北原白秋作詞、山田耕筰作曲で、藤原義江が最初に歌ったのが昭和2年のようだ。いずれも懐かしい名前ばかり。藤原義江の穏やかな風貌と豊かで良く通る声を思い出す。確か「藤原歌劇団」を作った人だったような記憶がある。サンザシを思い出すのにかなり手間取ったが、そんな風に何かの糸口を手掛かりにして記憶を呼び起こすのはしょっちゅう。それでも何とか生きている。 大量に作り置きしたカレーに安堵してるうち、すっかりおかずが乏しくなった。それでサンマの缶詰を開けた。味噌汁も沢庵もあるし、トマトとキュウリを切れば良い。大掃除の前に片付けた「三角コーナー」が見つからずに探した。だが置ける場所は決まっている。流し台の下の保管スペースの、めったに使わない角の奥に、それは鎮座していた。ハハハやっぱりなあ。俺が置くとしたら、ここしかないもんね。土曜も日曜も雨の予報。月曜日には出来たら植木鉢を室内に取り込みたいが。
2021.10.17
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~決断の後に~ 大掃除をしようと思ったのは確か1か月ほど前だった。離婚して4年半。家の中がかなり汚れていると感じていた。もちろんたまには掃除もするが、後期高齢者の寡がする掃除の範囲は限られている。それにこの家を建ててから24年目。4回ほどリフォームし、一応見た目はきれいなのだ。だが、ガラス窓、網戸、バスルーム、キッチンの汚れが目立っていた。外階段やガレージの汚れも気になる。 もちろん自分では出来ないし、掃除の道具もない。それで専門業者に来てもらって見積もりを取った。ガラス窓大小合わせて44枚。網戸22枚。居間の空調機、風呂場、台所、ベランダ、そして外階段とガレージの高圧洗浄。人数が3~5名なら1日で完了する由。価格は17万円あまり。ちょうど検査入院してそれくらいの保険が下りたので、それを充てたら良いと考えた。自分へのご褒美だ。 その日が昨日の金曜日。ちょうど晴れていて良かった。朝9時にはピンポンとチャイムが鳴って業者の方がやって来た。いずれも若い人。女性が3名と男性が2人。上は掃除道具の一部。私は前もって台所と風呂場の中の邪魔になるものをどけていた。 プロにはプロの手順がある。それぞれの担当を決め、マニュアルに従って作業開始。数が多い窓は、まず網戸を外すことから始まった。私は邪魔にならないよう窓際のデスクや長机を移動し、PCを開ける場を確保していた。その準備がきっと良かったのだろう。だが困ったことが起きた。晴れて暖かい日に窓を開けっ放しにしておくと、蚊がどんどん入ってくるのだ。しかもジッと動かない私は良い標的だ。 空調機は取り付けてからまる9年。さほど汚れていないだろうと思っていたのだが、さにあらず。専門の人が丹念に掃除してくれたお陰できれいになった。オプションで抗菌加工もしてもらったので安全。一人暮らしなのでさほど心配はないのだろうが。 それでもやってもらって良かった。バケツの水がこんなにも汚れていたのだ。お金はかかっても気持ち良く過ごせるのが一番だ。 女性の方もそれぞれの持ち場で大奮闘。脚立を使う場所もあるので、転倒には要注意。お昼は全員外へ出て行った。家人に対する気づかいと同時に、きっと彼らの生理現象対策でもあるのだろう。かっきり1時間後には帰って来て、再び大掃除が始まった。私は彼らがいない間にパンをかじり、コーヒーを飲んだ。とても貧しい昼食だったが、楽をしているわたしに不満はなかった。 左は高圧洗浄中の郵便受け前。乾いた後はとてもきれいに変身していた。右は勝手口の「はめ込み式」の網戸を外す業者の男性。こんな面倒な構造の扉を素人が掃除するなんて到底無理な話。夕方の5時に全作業が終了し、私は全てを点検。書類に確認印を押して渡した。彼らが帰った後は、掃除前の状態に戻した。それからブログを書き始めた。やはり何もしなくても疲れた感じ。暖かいお風呂に入って寝よう。 解散後の岸田総理の記者会見だが、私はとても丁寧で良かったと感じた。菅さんとは違って自分の言葉で、しかも何も見ずにしゃべり、話の内容にも温かみを感じた。これもきっと彼の人柄なのだろう。以前はどこか神経質で弱弱しい感じを受けたが、今では日本を率いる強い覚悟を感じる。人は志を持つかどうかで変わる。それが一国の総理ならなおさらのこと。口だけの人間はすぐに化けの皮が剥がれるだろう。
2021.10.16
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~最近の時世に思う~ 木曜日は朝から晴れた。お日様が出ると気温がみるみるうちに上昇。早速洗濯物と布団を干す。朝ドラ「おかえりモネ」ではりょうちんの乗る漁船が三陸沖で時化(しけ)に遭う話。気象予報士のモネが出来る限りの情報を元に、りょうちんの船が遭難しないよう手を尽くす。気仙沼では昔から遠洋漁業が盛んで、漁師が悪天候と戦う話はつきものだ。だがモネの真心が漁師仲間にも通じた。 ここ数日の間。わたしはやる気が起きずグータラしていた。食事も単調でまとめて作っておいたカレーが専らの主食だった。カレーライスにカレーうどん。それに焼き魚や野菜炒めを加え、後は生野菜と漬物程度。それでも体重が増えるのはなぜだろう。前夜は暖かい風呂に久しぶりに入った。翌日の夕方、つまり昨日になっても、まだお湯が温かい。木曜の夜はその残り湯でも大丈夫そうだ。 全国で殺人事件が多発している。これもコロナ自粛で抑圧された精神のなせる業か、それとも日本人が短気になったのか。きっと経済的な理由もあるに違いない。長い生活苦で精神を病む人が増えたのかも知れない。些細なことで簡単に人を殺してしまう世の中。幼子に熱湯を浴びせて殺すなど最悪、最低だ。 不気味さは子供の世界にも広がっているようだ。新型コロナのパンデミック以前から、学校でのいじめが大きな問題になっていた。その実態を知ろうとしない教師や親。事実を隠蔽する校長や教育委員会。児童相談所、教育委員会、保健所。戦後に出来たそれらの組織が、現代社会で上手く機能しなくなっている。親が忙しく、スマフォを与えられた子供たちは、すっかり「スマフォ脳」になってしまった。 それらに比べたら、私のグータラ暮らしは誰かに迷惑をかけているわけではない。せいぜい部屋に埃がたまり、庭に雑草が生えるだけの話。それでも食事は3食なんとか摂り、洗濯物が溜まれば洗濯機を回す。褒められた話ではないが、かと言ってけなされることでもない。 3日ほど雨が続いた昨今。木曜の夕方畑を見回ったら、レタスの「とう」が立っていた。その茎も食べられないことはないだろうが、ちぎって捨てた。こんなのは初めて。雨と高温続きで一気に成長してしまったのだろう。植物は天候に敏感だ。畑と庭の雑草も一気に増えた。さて、どうしたものか。 上は南の畑の白菜。雨で融けた化学肥料が効いて急成長。苗と苗の間隔が一気に詰まってしまった。間引きをすべきか、それとも少し放置して様子を見るか。実が枯れたシソは種を方々に蒔いた後で抜いた。モロッコインゲンは花を咲かせたが、果たして気温が下がるこれから実が生るかどうかは不明。自然に任せるしかない。 シコンノボタン、ミニバラ、そして山茶花(上)がいつの間にか咲いていた。人はサボっていても、植物たちはちゃんと自分たちが為すべき仕事をしている。今夜(木曜)は、オリックスとロッテの戦い。どちらが勝っても「マジック点灯」が間近。さて先だって南シナ海でアメリカの原子力潜水艦が水中で衝突した「物体」は何だったのだろう。きっと海の中でも米中の火花が散っているのだろう。
2021.10.15
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~寒い日~ いやはや寒かったここ数日。迷わず石油ヒーターを点けた。もうこれだとシャワーでは無理。少し熱めの風呂じゃないと体が温まらないだろう。来週の初めには最低気温が10度を下回るとの予報。そろそろ外に出した植木鉢を居間に入れたいのだが、金曜日に業者が大掃除をする予定なので、それ以降じゃないと無理。しかも週末の土日は雨の予報。まあ植木に何とか頑張ってもらうしかない。 つくば時代の後輩からメールが届いた。彼とはかなり会ってなかったので気になっていた。歳老いた母上も元気とのこと。数年前富山で会合があった際、母上の看病のため欠席だった彼。彼の歳からすると多分母上は90代だろう。ともあれどちらも元気で良かった。独り暮らしの私には、身につまされる想いだ。夜プログラムを更新すると、写真の取り込みが可能になっていた。これは嬉しい。 大阪であったG20 昨日リモートでG20の会合があったようだ。月末開催のはずだが早まったのだろうか。多分議題は色々あったのだろう。今は国際的な問題が山積している。まずはアフガンの人道支援について合意し、EUは1300億円の支援を決めたようだ。日本は227億円の支援を意思表示。中国は少し前に援助を表明しており、「おや?」と驚いた私だった。 ハーバード大学 アメリカのハーバード大学が毎年の夏北京で行っていた「ハーバード北京アカデミー」を今年は開催せず、来年からは台湾の台北で開催して名称も「ハーバード台北アカデミー」と改める由。一頃は国内の多くの大学などに「孔子学院」を開設していたアメリカの変身ぶりに驚く。 日大板橋病院 今度は国内の大学の話。日大医学部付属板橋病院の改築に関して、日大の理事など2人が逮捕された。日大は15の学部を擁する日本で一番大きい私学。文科省からの私学助成金は一頃100億円を超えていたが、あのアメフト部の不祥事で30億円ほど減額された。今回の事件もかなり不審なブラックマネーが動いていたようだ。司直の手があの理事長にまで及べば、かなり明朗な大学運営となるのだろうが。 ワールドカップ最終予選で何とか2勝2敗に漕ぎつけた森保ジャパン。だがA組内の順位は4位。まだ何試合か残しているとは言え、これでアジア代表になるのはかなり厳しいのではないか。さて厳しいのは日本のプロ野球も一緒。セのジャイアンツ、パのソフトバンクが今季は低迷を続けている。わが東北楽天は何とかCSに進出出来そうな位置にはいるが、まだ確定ではない。頑張って欲しいものだ。 岸田新総理の施政方針演説と、衆参両院における3日間の代表質問が終わった。今日は午後から衆議院の解散が宣告され、月末の投開票日まで激しい戦いが繰り広げられる。宮城県は同時に県知事選もあるため、各選挙管理委員会は大変な緊張と作業だろう。まだ告示前なのに、沖縄では既に各候補者の「ポスター」が張られているとか。それが沖縄。ルールを知らないし守ろうとしない島人(しまんちゅ)たち。
2021.10.14
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~秋雨の一日~ 雨に濡れるユズ 火曜日。前日の好天とは一変して朝からの雨。天気予報では10度ほど気温が下がるらしい。こんな時は用心が必要だ。気持ちが萎えるし、運動もしない体は手先や足の先から冷えて来る。外に出している植木は大丈夫だろうか。最低気温はまだ15度以上あるので、寒さで萎れることはないだろうが、そろそろ室内に取り込む準備が必要な時期になった。「青天を衝く」の主人公 日曜日の「青天を衝く」で、ついにその時がやって来た。吉沢亮演じる渋沢栄一と。橋本愛演じるその妻千代の話。千代は近代国家日本建設のために尽力する夫を支え続けるが、まだ40代の若さで亡くなるということを知っている。そして栄一には妻千代以外の女性との間にかなりの数の庶子がいることも知っていた。だが栄一はどんな風にそれらの女性と結ばれたのか疑問だった。 栄一の両親役 その疑問が初めて解けた。新政府官僚に料亭でもてなされた栄一。だが靴下が破れていた。それを目ざとく見つけた仲居が、綻びを繕った。女性は元士族の妻。夫は戊申戦争で死んだと言う。その夫が栄一と生き写しだったと言う仲居。思わず女性の手を取って引き寄せた栄一。その夜帰宅した夫の靴下が繕われていることを知った千代だが、彼女は無言のまま。もちろん咎めることはしない。 ローズマリー あれが当時の日本女性だったのだろう。栄一が妻以外の女性に手をつけたのは、てっきり千代の逝去後だと思っていたのだが、そうではなかったようだ。だが少しも嫌な気持ちがせず、反倫理行為とも思わなかった。あの時代は男も女も、士族も農民も歴史の変動に大きく翻弄された。夫を失った女性を気の毒に感じるのは不自然ではなくむしろ優しい心遣い。栄一が千代を裏切ったとは、思えなかった私だった。 月曜日のドラフト会議で高校の後輩が、西武ライオンズに2位指名された。筑波大学の佐藤隼輔投手。小学校、中学校で野球を続け、高校3年の春の大会では141kmの速球を投げ、決勝で仙台育英に0-2で敗れた由。私が筑波大学に勤務した昭和49年当時。サッカー場、ラグビー場、多目的グラウンド、武道場、合宿所、テニスコート、陸上競技場は完成していたが、野球場と体育館の完成は少し遅れた。 筑波大学構内 キャンバスのそちこちで新しい建物が建設中で、宿舎が出来る3か月間は東京の三鷹市から3時間かけて通勤した。今となっては遠く懐かしい昔話。佐藤投手は高校の55年後輩だから上の孫と一緒。ともあれ母校からプロ野球選手が誕生した快挙が嬉しい。東北楽天ファンの私にとっては同じパリーグの「敵」になるが、今後の活躍ぶりに注目したいと思っている。ガンバレわが後輩。 「ナショナルジオグラフィックジャパン」の記事を読んでいて驚いた。メキシコとグアテマラの国境を流れる川の上流にあるラグーン。「礁湖」は海にあるのが普通。ところが不思議なことに海から170kmも離れた内陸部にマングローブ林があると言う。マングローブは海辺の生態系全体のことで、沖縄だとオヒルギ、メヒルギ、サキシマヒルギなどの海水に強い木が生えている海辺。 標高9mのこの地は、10万年前は海岸だったことが分かった。地下数メートルには大量の砂と貝殻が厚く堆積している由。その石灰分が海水と同様の環境を保っていたようだ。つまり10万年前の海水面は現在より9m低かったわけ。だが場所も海から離れたことでマングローブのDNAは海岸部のそれとはかなり変異してしていたようだ。上の写真。人物から推定すると樹高は20mはありそうだ。 この論文が載った雑誌「ProNAS」の名を50年ぶりに聞いた。直訳すれば国立科学アカデミー雑誌。さて10万年とで大きく環境を変えた地球。だが地球誕生の歴史から見れば、経過時間はごくわずか。でも開発と言う名の環境破壊行為が、かけがえのない地球を滅ぼしかねない。北極海の氷や南極大陸の氷床、高山の氷河が猛スピードで融け出し、永久凍土の溶解でメタンガスが噴出していると聞く。 午後のひと時、フルーツポンチ村上健志の「俳句修行」を読んだ。「プレバト」への出演で有名な彼が、幾つかの俳句の会合に参加して武者修行する話。お笑い芸人としての彼は知らないが、青山学院大学卒の教養と日本語のセンス、そして俳句に取り組む真摯な姿勢を知った。私の俳句修行に大いなる刺激を与えてくれた彼の著書。かなりバラバラな話題のブログも、たまには良いかと。
2021.10.13
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~言うだけなら誰でも言える~ 暑かったですなあ。昨日の月曜日。新聞休刊日で新聞が読めない。なんだか気合が入らず、食事もいつもより簡単にした。こんな日は動かないため、それで十分。午後からは国会中継を観た。新総理の施政方針に対する各党の代表質問。月曜日は立憲民主党と自民党が質問を行った。立憲民主の辻元さん。迫力がありますねえ。さすが追求するのは上手。 だが同党の生方議員は「北の拉致被害者はもう死んでる」とか言ってるみたいですねえ。無神経なのかバカなのか。横田さんが怒っていたそうでだけど当然だよね。共産党の公約は日米安保の破棄、消費税の5%減税、低所得者への10万円支給を行う由。本当に実現するのかなあ。財務事務次官が「最近はばら撒き発言が多い」とコメントして怒られたそうだけど、俺もそう思う。言うのは「ただ」だけどね。 中国の習近平御大。台湾統一は平和裏に行うと言ってるようだけど、チベットを征服した時も、ウイグル族を抑圧したのも「平和」を口実にしていた。今回も「平和」を唱えて置きながら、台湾の対岸にある福建省の海岸で台湾侵攻の軍事訓練をしてるのが現実の姿。「平和」を唱えて平和になり、「原水爆禁止」を唱えて原水爆が無くなるのなら、何度叫んでも良いけどね。 アメリカとアフガニスタンを実効支配したタリバンが、アラビア半島のカタールで、対面でアフガンの今後について話し合った由。アメリカは今後アフガンを人道支援することで合意したそうだ。先日アフガンの日本大使館やJICAに勤務していた現地人とその家族が来日出来たのも、タリバンと良好な関係があったカタールの仲介のお陰だった。 月曜日の「映像の世紀」では、ナチスによるユダヤ人の虐殺や、ベトナム戦争でのアメリカ軍の殺戮や、イスラエル建国とユダヤ人とアラブ人の戦いの歴史の映像を嫌と言うほど見せつけられた。人間のエゴ、宗教と民族、戦争の長い歴史。そして祖国を失って流浪の民となった多くの人々。島国の日本は災害はあっても案外平和なのかも知れないと思った次第。 韓国の与党「共に民主党」の次期大統領候補で京畿道知事の李在民氏が言うには、「韓国は日本を抜いて世界をリードする」そうだ。その心や良し。だが同氏は大学院生時代は論文作成で不正を行い、前科4犯。現在も土地の不正取得や収賄の疑いをかけられている人物。しかしどうして韓国の大統領(元、現、候補も含めて)には犯罪者が多いんだろう。きっと社会の仕組みが犯罪を生み出す根源なんだろうね。 アメリカの製薬会社メルク社が対新型コロナウイルス感染症の飲むタイプの治療薬製造に成功し、国家機関に使用許可を申請した由。ワクチンでの予防と化学療法(薬)での治療と、これで2つの方法で対処することが可能になる。人類にとってはまたとない朗報だ。 昨日は日本のプロ野球のドラフト会議が、リモートで行われた。今年は注目選手が少なくて、「抽選」になった選手は数人だったようだ。今年振るわなかったソフトバンクホークスは、工藤監督も交代する予定。そしてなんと「育成選手」を14人も獲得するようだ。その中で公式戦に出場可能な一流選手になれる人が何人育つのか。彼らの行く手には厳しくかつ長い道が待ち受けている。ガンバレ若者たち。
2021.10.12
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~ある晴れた日に~ 日曜日の朝は曇り。今にも降り出しそうな空模様だった。それでも前日まとめた古新聞を持って、資源ごみの回収場所へ。次に洗濯物を持って2階のベランダへ行くと、手すりや床がびしょ濡れ。どうやら夜中に雨が降ったみたい。仕方なく部屋干しにし、晴れてから外に干した。みるみるうちに気温が上がり、夕方には一緒に干した布団もふかふかになっていた。 この人の勝負の結果が気になっていた。藤井聡太九段の竜王戦初挑戦だ。棋王、叡王、棋聖の3つのタイトルを取り、豊島9段が保持する竜王戦の緒戦が東京で行われていた。豊島竜王には1勝6敗と分が悪かった。だがAI研究にも取り組んでから。6勝7敗と拮抗するようになった。そしてこの度の7番勝負。後手の彼は圧倒されていたが、中盤から持ち直して勝利したみたい。第2戦は今月下旬。健闘を祈りたい。 大谷選手が攻撃面で最も活躍した「アーロン賞」の候補に挙がっているようだ。そして今年のア・リーグのMVPもほぼ確定と言う噂。大リーグでは様々なデータが記録されているが、大谷選手は色んな記録で「隠れ1位」なのだそうだ。〇ホームラン1本を打つのに要した打数が最も少ない。〇三塁打王(タイ記録)。〇長打率 〇敬遠と4球数。〇盗塁死数 〇勝利への貢献度数 〇パワー&スピード(ホームラン×盗塁×2)こんなのまで記録してるとは、さすが大リーグだ。 今台湾が熱い。左のおっちゃんが台湾統一は必ず実現すると宣言。そしてその暁には「一国二制度」を適用するそうだ。どの口が言うのか。香港の一国二制度は50年守られるはずだったのに。今では法律を改正して中国政府の意向を強制している。 これに対して台湾の蔡総統はただちに反撃し、中国の意向には添わないと宣言。翌日には軍事パレードまで行った。最新鋭の中国人民軍の装備に比べたら粗末な仕様と数量だが、短距離のミサイルなども開発していたことに驚いた。さて、習近平氏が5年後まで中国の国家主席で居られるかどうか。 日曜日にも関わらず新総理は都内の新型コロナウイルス感染症に対応している医療機関の視察に出向いたようだ。荻生田経産大臣は福島原発に出向き、福島原発から出た大量の処理水に関しては、政府が責任を持って対処すると福島県知事に明言したようだ。野党の党首はテレビなどに出演し、来る総選挙向けのアピールに懸命だったようだ。今日から3日間国会での代表質問が両院で行われる。 コロナのワクチンに日本の醤油メーカーであるヤマサが寄与していることを初めて知った。ファイザー社もモデルナ社もメッセンジャーRNAを用いているが、醤油の旨味成分の「シュードウリジン」がmRNAワクチンの原料になってる由。この成分は体内での炎症を抑える効能があり、これが新型コロナワクチンでも有効なのだそうだ。同社では1980年代からシュードウリジンを精製し、試薬として外国に輸出して来た歴史がある由。 旨味成分は「核酸化合物」で、シュードウリジンもその一つなのだとか。醤油メーカーがかなり以前から化学工業分野の研究もして来た訳で、まさかワクチンの開発にも貢献していたとはビックリだ。 ミンククジラの肉 先日は風呂場で滑って転んだ。昨日は調理中に間違って包丁で指を切った。少し減った血液を補えるかは分からないが、早速買って来たミンククジラの刺身を食べた。先日三陸で獲れたミンククジラの肉は高値で取引されたようだが、私が買ったのはアイスランド産の冷凍クジラ肉。解凍するとかなりの血が出たが、とても美味しかった。この日はイワシ10匹も捌き、実に血生臭い一日となった。
2021.10.11
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~青天の日曜日~ 月の第1日曜日は町内会の草刈デー。天候不良と体調不良とで、8月と9月は行けなかった。今はまあまあ体調が戻ったので何とか行こうと、起きて直ぐに物置から鎌と軍手を取り出して玄関に置いた。そうすれば忘れないからだ。わが班の担当はバス停前の花壇。普段からKさんが手入れしてるので、さほどでもないがやはり雑草はあった。先日降った雨で、草は抜きやすかった。帰宅後は外階段とガレージを掃き掃除し布団を干した。 朝食後は新聞を読み、それが済んでから買い物へ。A店で買ったのは石鹸と飴だけ。安いB店では大量の食料品。今月から値上げするものがあると聞いていたが、まだ目立たない。野菜は一頃よりかなり安くなって来たし、高いのは見切り品で我慢。冷蔵庫がかなりスカスカ状態だったので、背中には大きなリュックを背負い、自転車の後ろの荷台には重たくてしっかりした物、前の籠には軽くて壊れにくい物。 帰宅後、購入した品物の仕分けと調理に1時間半ほどかかった。170円の魚が半額だったが、捌いて刺身にし、刺身にならない部分は煮つけにした。野菜室と冷凍室の半分がほぼ食品で埋まった。多分これで1週間は持つはず。昼は肉そばとパンと果物。ここまではまだ良かったのだが、午後からTVで楽天対ロッテの試合を観戦。楽天の先発はマー君だが、テレビを点けた時は初回に2点を取られていた。 結局はその初回取られた2点が両チームの得点の全てだった。折角の日曜日で、しかも中継放送があり、このところ楽天も好調だったのだが、勝てずにまた上位との差が開いてしまった。首位まで5ゲーム差で、2位とは3ゲーム差。メジャー帰りのマー君はまだ本調子でなく、4勝7敗と不調。残り17試合で、貯金はわずか4つ。これからの1試合1試合がとても重要。もちろん他のチームも同じだ。 夕方大河ドラマ「青天を衝く」を観ながらの夕食。刺身は明日に取っておき、煮魚、野菜炒め、トマト、キュウリ、ピクルスで簡単に済ませた。もちろん果物と薄い焼酎も。明治新政府に入って「改正掛」となった渋沢栄一の活躍を観る一方、なるほど藩閥政治の弊害とはこんなものかと、明治維新の実態を知った思いだ。それに栄一の父母の心境や、妻千代の支え、引退した徳川慶喜の想いも良く分かった。 前島密が提案した「郵便制度」の場面を観て思い出した。「郵便」の文字を初めて観た人々が「垂便」と誤解し、ポストの前で便をしたり、ポストの中に便を入れたと言う笑えない話。また後年電信が敷かれると、電線に荷物をぶら下げたと言う逸話。面白おかしくそんな話を作ったのかも知れないが、新橋ー品川間の鉄道敷設の話や、絹の輸出のための養蚕振興の話などを改めて思い起こしたのだった。 19時のニュースでは、岸田政権の閣僚人事の概要が分かった。「老壮青」のバランスを取るのと、若い議員の抜擢を語っていた通り、20名中13名が初めての入閣。きっとあれが精いっぱいの組閣だったのだろうが、新たな組織も立ち上げたみたいで期待したい。いよいよ今日の国会で首班指名があり、その後宮中で認証式がある。新閣僚の記者会見もこれまでとは違って1回だけになる由。良いのではないか。 さて、いよいよ今日から各分野のノーベル賞受賞者が公表される。下馬評に上っている日本人も数人いるようだが、実際はどうなるか期待して待っていよう。大リーグのMVP公表は来月になってからのようだが、エンゼルスの大谷翔平選手はかなり高い率で選ばれるとの予想があるようだ。こちらも楽しみに待つことにしたい。眞子さまのご成婚は、静かに見守ろうと思っている。
2021.10.04
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~マックス爺のあんなこと、こんなこと~ 先日の買い物は、特に重たい物が中心。醤油、出汁醤油、食酢はいずれも1.8リットル。味醂1リットル、味噌1kg、マヨネーズ500g×2、ケチャップ500g。ポン酢360ミリリットル。それにリンゴ、オレンジ各1袋。ナス、キュウリ1袋。豆腐、牛乳1リットル。それらを背負って自転車で。 翌日は自転車で郵便局へ。当面の生活費を下ろすのと通帳への記帳。そこから街へ出て大型ショッピングモールの駐輪場に自転車を置き、地下鉄で中心街へ。こちらは都市銀行の支店で通帳への記帳。もう一つ区役所の用事があったが止めた。「敬老パス」へnチャージだが、まだ間に合う。これで現時点での預金額と、今後の入金予定が確認出来た。今日から10月。今月は大型出費の予定あり。 台風16号の襲来を前に、気になる作業を済ませた。第一はトマトの苗の処分。先ずは支柱を解体。次に苗8本を抜いて、それぞれ4分の1ほどに切り、裏の腐葉土積場に積む。その後はこの夏3度目の草取り。燃えるゴミと一緒にすると、45リットル用のゴミ袋がずっしり。燃えるゴミの日に出す。先日捌いた「イナダ」の頭や内臓などが腐って臭い出していた。ついでにキッチンのシンクと下水の掃除。 台風襲来に備えて、タマネギのケースを物置にしまう。その際、芽が出始めたのを幾つか拾い出す。タマネギは自ら腐ることによって水分を出して発芽する。そのまま放置すると他のタマネギも腐るので、時々チェックが必要。腐った部分は取り除いて腐葉土積場へ捨て、残りはちゃんと料理に使う。どんなものも無駄にはしない。特に自分が育てた野菜には愛着がある。 畑の野菜に化学肥料を追肥。台風では結構まとまった雨が降るとの予報。その前に肥料を撒けば、直ぐに効果が出るからだ。左の白菜はもうかなりの大きさに育った。発芽して暫くはすぐ萎れそうで、朝夕の水やりが欠かせなかったが、今では間引きと移植が必要なほど。右はモロッコインゲンの花。9月に種を蒔いたのは初めてだが、この分だと莢(さや)も豆もきっと食べられるはず。 大根(左)は早めに種を蒔き、発芽した後も早めに間引きしたお陰で、1本1本がしっかり育っている。雲南百薬(右)は花が咲き始めた。こうなると花に栄養が取られて葉が萎れ、食べられなくなる。それで花穂を切り落とした。ブロッコリー、カリフラワー、レタス、キャベツは順調に成長中。シソは種がしっかりして来たら畑に適当にばら撒き、その後抜く予定。まあシソの実も香ばしくて美味しいのだが。 なぜか酢飯が食べたくなって、ご飯を炊いたついでに「すし太郎」を活用。ポロポロ卵やみじん切りにしたピクルス、キュウリ、梅干し、梅酒の梅の実などを混ぜたら、立派なちらし寿司(左)になった。右は丸ごと1匹購入したイナダを捌いた刺身。390円で4皿分となり、刺身にならない部分は煮物に。イワシはサンマと違って脂が乗り、とても美味しい丸干しが出来た。 窓際でパソコンに向かっていると裏のSさんのご主人が私を呼んだ。サンダルで出て行くと、袋を渡してくれた。先月病院に行った私を心配していたのだ。中には立派な梨が3個。これは大事に食べないとね。右は庭に1株だけ残っていたホトトギスソウ。間違って抜いたと思っていたのに、数年ぶりに特徴ある花を観られた。さて台風の進路と被害が心配。皆さまの所でもどうぞ被害がありませんよう。
2021.10.01
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~月はどっちに出てる?~ ピンポーン♬ 中秋の名月の前夜、向かいのKさん宅のチャイムを鳴らした。名前と用件を伝えると、ほどなくご主人が顔を出した。「あのねKさん。ショッピングモールは24時間営業してるの?」。「前は24時間営業だったけど今はどうかな。でもなぜ?」。「お彼岸で訪ねる家にお菓子を買いたいの」。そう言うと、「じゃあ車で送るよ」。とKさん。私は自転車で行く気だったが。夜は危ないと言って。 <月と木星 ネットから借用> 「それじゃお願いします」。そう言って財布を取りに戻り戸締りをした。車のエンジンをかけ終えたKさんが言う。「人工衛星が見える」と。中秋の名月前夜の月は煌々。その右側に大きな星がはっきりと見える。だが人工衛星なら動くはず。ともあれ店は開いていて、無事地元名産の最中を買えた。帰宅後カメラを持ってベランダに行き、月と大きく見える星を撮った。両肘を物干し竿で固定して。 私のデジカメではこれが限界。月は扁平で何の面白みもなく、木星と思われる惑星はなぜか歪(いびつ)に写った。「今見える大きな星は」とPCで検索すると、9月の今の時刻に南東に見えるのは、やはり木星。もちろん「縞」は見えないが、たとえ歪でも自分のカメラで木星を捉えたのは初めて。まあ眼鏡でも見えるけどね。今年の冬は水星と木星が月を挟んではっきり見えた。確か「惑星直列」だったかで。 翌日は布団を干してから自転車で出かけた。半袖半ズボンで寒くはなく、風が心地よく感じるほど。リュックに詰めたのは最中と自家製の梅干し。そして「寸志」。義姉は前日も隣のN市にある本家や親戚の家を訪ねていた。兄が死んだからと言って急に行かなくなったら悪いと言う義理堅さ。「寸志」はそのお礼でもある。私がトイレ入ってる間に、きっとその金額を確かめたのだろう。 私が帰ろうとすると、「これ持って行って」と言って無理やりくれた。私なら何でも自分で出来るから良いよと言っても聞かない。それではと有難くいただいて来た。「ホイコウロウ」と「チンジャオロースー」の素。そしてサンマとシーチキンの缶詰。まあこれなら腐らないし、ちょっと手を加えるだけで、立派なおかずが出来るだろう。ありがとう義姉上。手を振って帰途に就いた。 1) 2) 3) 4) 1)は「業務スーパー」で買った「お手軽味噌汁の素」で540円。2)以下は近所のスーパーで買った。3)のシイタケは見切り品で1パック50円。小松菜98円でトマトは1個140円だが、かなり大物。4)の冷やし中華は賞味期限直前で2食入りで38円。これは良いぞと3袋をお買い上げ。 a) b) c) d) 実は帰路最初に寄ったのはK國屋で、4冊の本を買った。いずれも俳句の本。a)はNHK出版の本で「NHK俳句・俳句づくりに役立つ 旧かな入門」。通読するものではないが。言葉のルーツや旧仮名遣いを調べるのに役立つ。b)もNHK俳句で、「俳句上達9つのコツ」。「帯」には俳句初心者を長年指導して来た経験を含め云々とある。 c)は角川書店で「俳句のための文語文法実作編」。「帯」には「うまい俳句は文法で決まる!」とある。以上旧仮名遣いや文語文法は学校で習っては来ず、しかも俳句を詠むためには必携の書。d)は春陽堂書店刊で、「プレバト」に出てるフルーツポンチ村上健志の「俳句修行」。若者の感性と彼の俳句学習の歴史を、随筆として読もうとしている。 4冊合計で7150円の俳句の本を買ったのは、「俳句教室」の講師を依頼されたため。自分勝手に句を詠むことは出来ても、文法や作句の技法、俳句の歴史や言葉の変遷などは全く知らない自分。それが曲がりなりにも他人を指導する立場となるのだから、いい加減な気持ちではたちまち行き詰まるはず。図書館から借りた本ではダメ。自分の本なら重要な箇所には書き込みも出来る。まあ構えずに行くさ。 「中秋の名月」とは旧暦8月15日の月を言う。だが満月とは限らず、十三夜や十六夜のこともある。今年はたまたま満月だったが、仙台は雲が多く夕方のひと時だけ姿を現したようだ。だが今はすっかり雲に隠れている。名月なのに雲で見えない状態を俳句では「無月」と呼び、季語の一つとなっている。さて、私の俳句の旅はこれからどこへ向かうのだろう。先ずは健康第一。俳句は二番目でも良かろう。 さて義姉がくれた料理の素を使って早速おかずを作った。今回使ったのはチンジャオロースー(青椒肉絲)の素だが、野菜は手持ちのものだし味付けも「素」以外のものも混ぜた。折角の中華料理も私の手に掛かると「日中融合」の味と変わる。私はそれで良いし、十分に美味しい。俳句も然り。初心者の私が講師と同様の指導は不可能。私なりに誠心誠意を尽くせば十分ではないか。人生もその通り。ワハハ。
2021.09.22
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~久しぶりの晴天~ 月曜日は「敬老の日」だが。サンデー毎日の身にとって、曜日はさほど関係なく、お天気の方が大事。日曜日の朝起きるとカーテンの外が明るい。これは晴れと確信し、洗濯物の籠を持って2階へ。ベランダ用のサンダルは、前日の雨でグショグショ。慌てて玄関からシューズを持参し、手すりや洗濯竿の雫を丹念に拭う。だが拭いても拭いてもびしょ濡れになるタオル。次に布団を担ぎ上げる。 シソの花 朝食を済ませ、先ずは洗濯物を干す。それから一通り新聞に目を通す。そして布団干し。青空の輝く太陽で手すりは乾き、気持ち良く布団が干せそう。1階に下りてブログのコメントに返事を書く。つくばのNさんが心配して、書き込みをしてくれていた。ありがたいことだ。あまり楽しくないこの日のテーマだが、老人にとっては避けて通れないもの。良いじゃないの。たとえ暗いプライベートな話でも。 ピンポ~ン♪チャイムが鳴って誰かが来た。慌ててマスクを着けてドアを開ける。町内会の役員が立っていた。敬老の日のお祝いを届けに来てくれたのだ。お礼を言って受け取る。小さな包みはタオル。ご祝儀袋の中に3千円。70歳の古希、77歳の喜寿、80歳の傘寿と88歳の米寿に該当する方にささやかなお祝いを贈るのがわが町内会の規則。そのお金を財布にしまって、早速買い物に行った。 サンマの初物(左)とサバの味噌煮の缶詰(右=1個110円) 先日は初物のサンマを買った。1尾100円だが、やせて小さくて全く脂が乗ってない。一夜干しにして焼いたが、不味そうなので佃煮に。それでも美味しくなかった。それで今回はイワシ3匹とサバの味噌煮の缶詰2個とカツオ半身と野菜などを買った。野菜はまだ目玉が飛び出そうな値段。だが大玉のトマトと小松菜などを補充。帰宅後カツオを捌いて刺身にし、イワシは一夜干しにした。 クジャクサボテンの蕾 先日、ご飯を入れたポリ容器を探したがどこにも見当たらない。確かそこからご飯を出して「ドライカレー」を作ったが、まだ残りはあったはず。懸命に探すと冷蔵庫の上の右端に容器があった。中にはご飯が入ったまま。きっとご飯を全部使い果たし、洗った容器をルールに従って所定の場所に置いた。ところがまだご飯が残っていたのをど忘れしたのだ。まあ腐らないで良かった。それにしてもドジな自分。 インゲンの葉 自民党の総裁候補がそろった。4人中2人が女性。良いんじゃないの党の内外にも刺激があって。小泉大臣が河野さんを担いだり、石破さんを巻き込む若手の応援グループを結成したりと、少々「調子こいてる」感じ。自分が流れを作っていると勘違いしてるんじゃないの、きっと。だが変化が起きるのは自民党にとっても良いことだ。今後採るべき政策が論じられることを、心から期待したい。 ホウセンカ 眞子さまと小室さんの結婚が来月に執り行われるようだ。眞子さまは皇族の身分から離れて一市民となり婚姻届けを出し、初めてパスポートを作られて渡米される運び。例の「支度金」の支給を辞退されても困ることはない。これまで皇族である彼女に支給されていた分の「貯金」が1億円はあるとのこと。渡米後も何かと苦労は尽きないだろうが、それも彼女自身が選んだ道。ぜひ幸せになって欲しいものだ。 ヒガンバナ 秋の彼岸に合わせたようにヒガンバナが咲き始めた。彼岸に咲くから彼岸花。昔は「曼殊沙華」(まんじゅしゃげ)とも言った。田のあぜ道などに植えて、飢饉の時は救荒食(きゅうこうしょく)とした。球根に強い毒性があるが、それを無毒化して食べる智慧を日本人の祖先たちは持っていた。沖縄には黄色の彼岸花が、西日本には白花の彼岸花がある。この花が日本に渡ったルートを推定出来るようにも思える。
2021.09.20
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~最近のニュースも交えて~ 月曜日の朝、ゴミを出しに行こうとして気づいた。もうゴミは前夜のうちに玄関に置いていた。そうすれば出すのを忘れることはない。だが私が忘れていたのは曜日だった。てっきり火曜日と勘違いしていたのだ。新聞休刊日だが、前日から大相撲秋場所が始まったことを思い出したのだ。とすればその翌日は月曜日。まあそのままゴミを出しに行ったとしても、ゴミが出てないのを見て気づくはず。 新横綱照ノ富士は強かった。明治神宮で新横綱の土俵入りを奉納し、国技館でも連日土俵入りを披露する。きっとそれだけでも疲れるはず。正代、カド番の貴景勝と大関は2人とも初日を飾れなかった。首を負傷した貴景勝は頭から当たれず、おっかなびっくり相撲を取っていた。3日目まで3連敗、暗い出だしとなった。正代は2日目は勝ち、照ノ富士は新進気鋭の豊昇龍を全然問題にしなかった。 わが東北楽天はロッテに3連敗し、首位に大きく水を開けられた。大リーグエンジェルスの大谷は10勝目はならず。44号ホームランを打ったが、その後2位の選手に追い抜かれたようだ。残りゲーム中ホームゲームが10試合あるのが有利と言えるだろうか。それにしても大記録。もし後1勝したら、102年ぶりにベーブルースの大記録に並ぶ由。しかし44本のホームランは圧巻。恐るべき選手だ。 将棋の藤井聡太9段が、またまた新記録を作った。「王位」と「棋聖」のタイトルは防衛していたが、今回2勝2敗だった「叡王」のタイトルを豊島叡王から奪ったのだ。10代での三冠奪取は堂々の新記録。そして豊島9段が持つもう一つのタイトル「竜王」にも挑戦予定なので、四冠奪取も夢ではない。勝率の凄さも相変わらずで、彼の記録を破る勢いのある棋士は当分出ないだろう。 内科医へ行った。内服薬が切れかかっていたためだ。それと先日の検査入院の報告もあった。救急車を呼んで検査入院したことを報告し、その時カテーテルで撮影した心臓の冠動脈の写真を見せた。早速コピーするドクター。2週間ぶっ通しで庭仕事をしたことを告げると呆れた顔。歳なんだから無理はしない方が良いよとでも言いたかったのだろう。来月からは1.5km麓に下り、わが家から近くなって便利。 帰宅早々、ホームセンターから電話。注文していたソーラーライト(右)用の充電池(左)が入荷した由。2個で602円だが、「直ぐに切れるんですよ」と係の人。それでは困るんだよなあ。ついでに食器洗い用の洗剤を購入して帰宅すると。別の店で買ったばかりだった。まあ、腐らないから良しとしよう。早速照明塔に充電池を装着し、庭に吊るした。外階段は左右2つの照明があると足元が明るくて安全だ。 カワウソ 自民党総裁選挙の動きが活発だ。岸田、河野両候補は当初力説していた持論を修正しっ放し。派閥の領袖の協力が得られないと判断して忖度した感じ。3人の候補者が立ってだけでも、自民党は大揺れ。当選3回までの議員が「党風一新の会」を立ち上げて呼びかけたところ、90名の同志が集まった由。派閥の締め付けと今後どう戦うか見ものだ。でも派閥が所属議員をがんじがらめにする時代でもないだろう。 あなたはだあれ? 河野氏が石破氏に協力を求めた由。石破氏は立候補に必要な20名の推薦が得られるのは困難で、最終的には河野氏の応援に回るのでは。河野氏は導入予定の迎撃ミサイルを、突如独断で計画破棄するなど乱暴な所があって不安定。それでも何とか当選したい若手議員は、河野氏の勢いに賭けたいのだろう。そうなると高市さんの支持者はなかなか増えないかもなあ。当初の主張を曲げないのは彼女だけなのだが。 差し芽したトマトが青い実をつけたよ 16日木曜日の俳句講座の準備はとっくに済ませた。このブログが公開されるのはその当日。今回の兼題(宿題)は「秋時雨」。庭仕事やその後の入院などで時間がなく詠んだ句数は少なかったが、しっかり推敲は重ねた積り。果たしてどんな評価が下るか楽しみだ。だが受講生の参加状態はどうか。そして肝心の講師の体調はどうか。まあ、私はベストを尽くすのみ。虫の音がすだく。草野心平の詩を思い出す。 「秋の夜の会話」 草野心平 さむいね ああさむいね 虫がないてるね ああ虫がないてるね もうすぐ土の中だね 土の中はいやだね 痩せたね *やせ 君もずゐぶん痩せたね 腹だらうかね 腹とったら死ぬだらうね 死にたくはないね さむいね ああ虫がないてるね <くさのしんぺい 福島県いわき市出身の詩人 1903-1988>
2021.09.16
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~マックス爺の「暮らしの手帳」~ 左から米10kg2800円。焼酎4リットル4kg1700円。イナダ40cm4kg390円。これだけで合計18kgほどあり、新しく買った30リットル用リュックには入り切らない。他にも荷物はあるので、電動アシスト付き自転車でもフラフラだ。よほど注意しないとバランスが崩れて事故につながるので。 晴れた日は何と言っても布団干し。そして洗濯。先日は夏用の薄べりとタオルケットを洗濯し、醤油で汚れたTシャツ(中)の染み抜きに挑戦。続いた農作業で汚れたシューズ(右)を洗った。汚れたお風呂の蓋の溝、台所の外の下水の固まった脂を除去し、階段下の物置の蝶番(ちょうつがい)に機械油を噴射して錆を落とした。 古新聞と古雑誌類を束ねて整理し、資源ゴミの日に出す。(上左)居間は「はたき」をかけた後、掃除機で丹念に掃除。終了後は掃除機の掃除。フローリングや階段、廊下、和室の薄べりは左下のレンタルモップで埃を吸着。その後はトイレ、キッチンの床を雑巾がけ。風呂やキッチン、トイレのマットは時々洗濯し、普段は叩いて埃を落とす。 眼科の帰り道、薬局でキッチンやトイレの洗剤などを購入(左)して詰め替え、洗濯用洗剤(右)も詰め替えた。布団の襟に汚れ防止のためのバスタオルを「安全ピン」で止める。 郵便受け付近の鉢物の花が枯れたため、新たに買って来た秋の花を寄せ植え。(左)早くも届いた正月の「おせち料理」の見本から選んで発注。年賀状の見本(右)も届いたが、これからじっくり選ぶ予定。もう枚数は少なくて良いはず。 先日入院した病院から、ようやく請求書が郵送で届く。早速その日のうちに支払いを済ませ、保険会社にも連絡した。支払った額は2万円ちょっと。後期高齢者医療保険で1割負担。保険会社からは多分2万円が下りるはず。先日見積もりを取った窓ガラス、網戸、キッチン、バスルーム、空調機の掃除代金は18万円余。今後は清掃部分と頻度を再考し、できるだけ自分で掃除する積り。 再び夏日が戻って、シコンノボタンとハイビスカスが咲き出した。全く正直なものだ。 暑さを感じるのは花だけでなく、蚊も一緒。油断すると家の中に入って来たり、薄着で庭に出た際に直ぐ飛んで来る。従って蚊取り線香(左)はまだ仕舞えない。扇風機もまだそのままにしている。今年は良く使用したせいか、かなり綿埃で汚れていたため、「ふた」を外してプロペラやネットも丁寧に掃除した。 <太刀魚の塩焼きとミニトマト> こんな風に一人住まいのマックス爺は結構忙しい日々を送っている。それに加えて私にはブログと俳句があるため、孫悟空に習って「分身の術」を使いたいほどだ。だが凡人の悲しさ。術は使えずに上手に時間を使うことで凌いでいる。そろそろ秋の虫が鳴く季節。そしてまた雑草が伸び始めた。マックス爺が安心して休めそうな日は、どうやらあまりなさそうだ。やれやれ。
2021.09.11
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~手早く体と財布に優しい料理を作るために~ いやはやたまげた。あれほど暑かった日が去り、一気に秋が訪れたかのような天気の仙台。見事に咲き続けるハイビスカスの鉢を観賞用にと郵便受けの前まで運んだのは良いが、このところの悪天候で全く咲かなくなった。花はおろか蕾まで落ちてしまう始末。ここ数日20度以下の気温は、南国生まれの植物にはまるで「冬」のような寒さだったに違いない。さて、秋の花を買って植え替えをしようか。 ある日の昼食 ともあれ、季節に関わらず元気に過ごすためには先ず食事だ。生きるために食べるのか、それとも食べるために生きるのかの論はさておき、人間生き続けるためには欠かさずに食べ続けることが課せられる。大金を持った妻に逃げられ、年金分割の身となった独り暮らしの後期高齢者としては、とも角毎日の食事を摂ることが即ち生きること。さて前置きはそれぐらいにし、早速貧乏料理を披露しよう。<お手軽料理の部> 1) 2) 1)はピクルス。と言えば聞こえは良いが、とどのつまりは野菜の酢漬け。ニンジン、タマネギ、大根、キュウリなどその時手元にある材料を、安物の穀物酢、レモン果汁、ポン酢を混ぜた液に数日間漬けるだけ。大根は皮も利用し、ニンジンは皮を剥かないまま。それに生のトマトやキュウリを添えた一品。 2)は野菜と安い鶏の胸肉をケチャップ、「ピクルス」の残り汁で味付けし炒めたもの。ここで使った野菜はタマネギ、ナス、ピーマンくらいか。タマネギは自家製で、腐った部分を切り落とし、正常な部分だけを用いる。若干の手間を惜しんでは、とうてい「正統派貧乏料理」とは言えないので、ご注意あれ。 3) 4) 3)は若鶏レバーのキュウリ和え。鶏のレバーは大抵2割引きの見切り品を購入。それを適当な大きさに切り、胆のうは半分に切り熱湯で数分煮る。脂分が多い残り湯は裏の腐葉土に掛けて処理。キュウリは千切りにし、ポン酢とごま油を少量。これでお手軽かつ栄養豊富な一品となる。食感も味もグー。 4)は見た目通りのカレー。自家製のジャガイモとニンジンは圧力鍋で予め煮ておく。タマネギと肉類は油を引いた鍋で炒め、そこに残り湯を入れて具材を煮、火が通った頃合いを見てルーを投入し、さらに弱火で加熱。カレーライスも良し。カレーうどんも良し。パンに添えるも良し。冷蔵庫内で4,5日は持ちなかなか重宝だ。 5) 6) 5)は自家製ゴーヤ、シシトウ、さつま揚げの佃煮。味付けは出汁醤油、醤油、ピクルスの残り汁、七味唐辛子を適当な比率で。ゴーヤは中の「綿」をスプーンで取り除いてあるが、小さなゴーヤはそのままでも可。今年収穫したゴーヤのうち40本以上は自分で食べたが、チャンプルー、カレー炒め、野菜サラダ、佃煮と工夫して全て腹に納まった。栄養豊富で便秘知らずの優れものだ。 6)はカツオの土佐作りの血合いがあり、小骨がたくさんあって売り物にならない部分で当然見切り品。刺身として食べた後の残りを、出汁醤油とピクルスの残り汁で煮た。まあカツオの佃煮と思えば良い。この残り汁も簡単には捨てず、次の煮魚用に取って置く。調味料の無駄遣いにならない。 7) 8) 7)はカボチャの煮物。カボチャは1個200円の小さな安物で、見かけは良くないが中身は変わらない。これを適量の醤油、出汁醤油、味醂でことこと弱火で煮る。今年初めてホクホクに煮ることに成功した。 8)は普通のソース焼きそば1袋3玉入り88円ほどの品を使用。私は油で炒めることはせずに、フライパンで煮る。この日はうどんの残り汁で自家製タマネギ、ピーマンの千切り、カレーと一緒に煮た。余分な脂分を摂取せず、調味料の節約にもなる。ソースの袋は取っておき、ソース味の野菜炒めやカレーのルーに混ぜたりして使用。お手軽貧乏料理は、体にも財布にも優しいのでR。 9) 10) 9)は山芋をすり下ろし生卵と醤油を入れたいわゆるトロロ汁。暖かいご飯にかけて食す・山芋の表面を金属たわしで洗うと「ヒゲ」が落ちる。それを皮ごとおろし金でおろす。簡単だが栄養価が高い一品。 10)は自家製の健康野菜雲南百薬(うんなんひゃくやく)の葉を摘んで熱湯で茹でたもの。つまり「お浸し」だ。粘り気があって食べ応えがある。茹で汁は緑色で灰汁が強く、さすがの吾輩も残り湯は黙って捨てる。 11) 12) 11)は1匹100円のアジを購入し、自分で捌いて塩を振り一夜干しにしたのを焼いたもの。面倒だが慣れるとさほどの手間でもない。もちろん出刃包丁や刺身包丁も持っている。右は出来合いの「しめ鯖」。脂がのった上物で、酢が強くて美味しかった。しめ鯖は作るのが大変。徳島勤務の頃、私が釣ったサバを前妻がしめ鯖にしたが、その夜強烈な腹痛。当たったのは私だけ。生魚には寄生虫もいて危険なのだが案外知られていない。 13) 14) 13)はモズクの酢の物で出来合いのもの。時々安い出来合いの食品を買うことがある。時間の節約もその理由だが、プロの味を味わいたくなることもある。 14)の上半分はポテトコロッケ(半分)と、アジフライ(半分)でコロッケは3枚で120円。アジフライは2枚で240円の出来合い。油を使う揚げ物はレンジを汚すため自分ではしない方針。この店のは安くて美味しい。下半分は付け合わせのナスの油炒め(味噌味)で私が作ったもの。ナス、ピーマン、シシトウ、鶏のすり身が入っている。こんな風にして自分なりに栄養のバランスを考えている積り。 果物の積りで買ったハックルベリーが実は「ナス科の野菜」だったと言う話は以前ブログに書いた。あれから10日ほど、冷蔵庫の中に放置していた残り物。先日食べたら少しはフルーツのような食感に変わっていた。リンゴ、バナナ、オレンジなど果物は良く買う方だ。それも糖度の低い安物ばかり。でもそのせいか便秘知らず。入院した時はヨーグルトのお世話になった。食事は大事。そして独り暮らしのせいで、キッチンに立つのが億劫でなくなった。この調子でこれからも頑張りたいと思っている。
2021.09.08
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~つれづれなるままに~ ニラの花 日曜朝のどんよりとした空。今にも降り出しそう。7時半からの町内会の草刈をすっかり失念していた。と言うよりもたった一晩の入院のための「時差」で、土曜と勘違いしていたのだ。土曜日に退院したのに、翌日も土曜日のような錯覚。月曜日向かいのKさんに聞いたら、人が集まらずに中止した由。まあまだ体調が十分でなかった身としては、休めて良かったと感謝。 シュウカイドウ(秋海棠) 日曜日の夜、東京の次男に電話しても出ない。暫く後にかけ直しても出ない。出たくないのだろうと解釈し受話器を置く。電話が鳴ったのは30分後くらいか。次男だった。電話に出なかった理由は聞かなかった。私が電話した趣旨。急な体調不良で救急車を呼び、病院に入院したこと。検査の結果は良好だったこと。近況や私が考える「終活」の概要を短時間で伝えた。 先月中に散ったタカサゴユリ 彼にとっては伯母に当たる私の兄嫁の、私の体調への心配を伝え、コロナ下での東京暮らしの彼の苦労を尋ねた。父としては同じく東京暮らしの長男とたまには連絡を取り合って欲しいことも。自宅の処分、遺産相続の考え方、私の希望もごくごく簡単に。次男が電話してくれ、久しぶりに話せたことがとても嬉しいと。多分父の気持ちは伝わったはず。3人の子供の中で唯一心が通ずると感じる彼に感謝あるのみ。 萎れたバラ 月曜日。消化器内科に行く準備をしていたが、結局行かなかった。雨がパラついていたこともあったが、胃の症状は多分心因性と考えたためだ。夜中に不整脈が出た際に伴っていたげっぷ。また救急車の中で急激に上がった血圧や、救急隊員の電話のやり取りを聞いてストレスが頂点に達し、異常に興奮した脳がホルモンを分泌し、一時的な糖尿病状態をも惹起したのではないかと。 シュウメイギクは真っ盛り 最近の「げっぷ」も、搬送先の病院の救急部での異常な喉の渇きも、ストレスから来る一時的な現象との自己診断。それに長時間パソコンに向かう窮屈な姿勢が、肩や頸部、下肢の血液循環不良を招き、手足の「冷え」に繋がったと。窮屈な姿勢が胃を圧迫し続けたことは確か。さらに最近の天候不順や気温の大きな変化も、高齢者の身体に過大な負担となったはず。こう考えると、不調の原因の半分は自分の生活慣習にあったと思える。 そもそもパソコン用デスクの机は元々小さな整理台で、姿勢が悪くなる要素を秘めていた。時々手を休めてストレッチ体操や家の中の散歩をしていたが、ブログに集中して4時間連続でデスクに向かうことがままあった。そして重労働だった庭仕事。一旦やり始めたら最後まで頑張る傾向がある自分。それはウルトラマラソンランナーの習性でもあった。私の中には「ランナー魂」がまだ生きているのだ。 コムラサキ わがブログは予約機能を使って公開前日に書く。パラリンピックが前夜終幕。先ずは良かった。オリンピックも含めて、わが日本だから無事開催出来たと改めて思う。様々な障害を持つパラリンピアンがそれを乗り越え精いっぱいの力を発揮して戦った日々。あまりライブで競技を観戦出来なかったが、それでも十分に感動を味わえた。もし機会があれば、パラリンピックの印象を改めて記したいものだ。 <栃の実と殻 仙台城三の丸付近にて> 自民党総裁選のドタバタ劇を冷やかし半分に見ている。菅総理は「番頭」に過ぎなかった。番頭の力はあったが、所詮首相の器ではなかった。彼の醜聞は今後も出るはず。経験不足の小泉大臣に意見を求めたり、諭されているようでは論外。蛮勇を奮って名乗りを上げた岸田氏は称賛に値する。河野大臣の評判は良いが、表と裏の顔が違い過ぎ。裏でネチネチ官僚を苛めるのは、野党と一緒。まだ雑巾がけが必要か。 ウメモドキ(梅擬) 石破氏の一般の受けは良いが、党内の評価は低く、推薦者が集まるかどうか。高市さんは言行一致の人。女性には珍しくまともな「国家観」を持つ稀有な存在。さて総理の退陣を迫っていた野党が、退陣を知った途端「政権を投げ出すのは無責任」と言い出した。まさに矛盾そのもので、政権を握っても果たしてまともな政治が出来るか不明。共産党のきれいごとは、声高に民主主義を叫ぶマスコミと似ている。 ヤブラン(藪蘭) 眞子さまご結婚のニュース。良いじゃないの、煩いこと言わないで。私もあの母子は大嫌い。でも純情一途な眞子さんが惚れたんじゃ仕方ない。「支度金」は本人が断っても関係法で放棄出来るかは不明。それよりも、新型コロナワクチンを接種すると遺伝子や胎児に影響するとか、不妊になるとか、そんな嘘を垂れ流すんじゃないよ。犯人が誰かは知らないが。 名前不詳 そんな嘘を信じる方にも問題ありかも。偽情報を信じるのはワイドショウに振り回されるせいか、科学的思考が欠けてるのか。自分で考え判断する癖をつけないと、近々実施される衆議院議員選挙でも後悔するよ。って、書いてる俺の方が痛い目に遭ったりして。ではまた明日ね。ご機嫌ようバイチャ。
2021.09.07
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~マックス爺ヨタヨタ走る~ 8月末のある朝。私は久しぶりに走ってみようと決めた。連日の庭仕事と畑仕事で体はクタクタ。疲労のせいで睡眠も浅かったのだが、長年走って来たランナーの直感で多分大丈夫と踏んだ。走るのはきっと3か月ぶりくらいじゃないか。それにその日は案外涼しいと感じて、ランパン、ランシャツ姿になった。ただし手にはスポドリが入った小さなペットボトル、頭には濡れたメッシュの帽子、首には濡らした「冷却用鉢巻き」。こんな装備をするだけで、楽に走れるはず。 サンゴジュ ところがそう甘くはなかった。ほとんど毎日が家での自粛暮らし。やるのはちょっとした家事とブログの更新。そして草取りや庭仕事も運動と言うよりは、使う体の部位の偏った労働で、スポーツとは異なる。つまり連日こんな暮らしで、体が凝り固まっていた。足の筋肉も心肺機能も衰えがち。たちまち足に来、ノロノロと歩くようなスピードでしか走れない。 タカサゴユリ それでも良い。いつもはほとんど使っていない筋肉や機能を使えるのだから。造園業者の庭に何やら赤い実。あれはガマズミではなく多分サンゴジュだろう。T山への裏道を道なりに走る。信号機などはない自然が残っている郊外。目印になるのは県立高校くらいか。そしてその先の丘陵地には団地。小川の左岸には営林署の森。政宗公が青葉城を敵の手から護るため残した原生林の名残だ。 橋の下まで来て驚いた。川幅5mほどのZ川が太古から刻んだ深い谷。団地と地下鉄の終点を繋ぐため新たに架けたH橋。その下からそれぞれの方向に向かう新道と階段が作られ、古い裏道の拡幅工事が進んでいた。橋の架設は50年も前からの都市計画。ようやくそれがつい最近実現したのだ。ただ、イチリンソウやニリンソウ、ヤマブキなどの花が咲いていた元の河道は消えた。それがちょっぴり残念。 ところどころに咲いているタカサゴユリを眺めながら進むと、団地の下の小さな水田がわずかに黄ばんで見えた。山間の谷地の田圃。こんな場所でもまだ農業をしてる人がいるのだ。今では貴重な都会の片隅の「ビオトープ」。田んぼの上をアキアカネが飛び回る季節が、間もなくやって来るだろう。 秋きぬと目にはさやかに見へねども 風の音にぞ驚かれぬる 藤原敏行朝臣 キンミズヒキソウ(金水引草) 東北自動車道の手前から左折し、巨大な団地裏の坂道を登る。特段息苦しさは感じない。そんなことが起きるほどのスピードじゃない。今はこれで十分。これで満足。坂を登り切るとT山の美しい三角形の山容が木々の間から現れた。空が澄んでいる。空気がひんやりしている。わが家の周辺とは明らかに異なる気温。やはり豊かな自然が気温の上昇を抑えているのだろう。 坂を登る途中、地面に落ちている花びら。これはクズ(葛)の花の残骸。葛は野草だが、この根っこに含まれるでんぷん質が葛湯や、葛餅や漢方薬の葛根湯(かっこんとう)にもなる。花はとても甘い香りがし、少し前まで近所にも生えていた。だがその小さな藪は切り開かれ、今では3棟の細長い住宅に変わった。ここ数年で空き地と言う空き地に、小さくて新しい家が次々建った。 坂を登り切ると下り。途中から左折して昔の近郊電車の軌道跡の径に出る。草に覆われた道端の湧き水を目で追う。上のような小川と違い、団地のある丘陵から染み出たもの。暫く走ると草むらの切れ目に湧き水が見えた。以前子供たちがザリガニ釣りをしていた場所。雨上がり後の少し濁った水に、帽子と冷却用の鉢巻きを浸す。走っているうちに乾燥し、すっかり温まっていたのだ。 クズの花 暫く行った三叉路を直進してさらに下り坂を走る。足元にクズの花びら。樹上を見上げるとわずかに残ったクズの花。とても懐かしいものに出会った感じ。まだ元気な現役ランナーだったころ、8月の暑い盛りの宮城UMCの恒例行事「薬莱山遠足(とおあし)」。わが走友会のコースは55kmで、途中富谷市郊外の二の関周辺でクズの花が迎えてくれたものだ。あの厳しかった真夏のラン。 緑陰の道 やがて鬱蒼とした街路樹の道に。歩道も広くて安全。ひんやりとした木陰が心地よい。緩やかな下り坂が1km以上続く。楽に走れて最高。信号を真っ直ぐ進み国道へ。そこから左折し途中から旧国道へ。神社脇のきつい登り坂もかつては良く走った。帰宅直前の地獄だった。無事路地奥のわが家に到着し、勝手口から入る。ああ良かった。最後まで何とか走れ、無事帰宅出来て。<続く>
2021.09.02
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~バカがいずい~ ある朝起きると右の目がおかしい。触れると痛みと重苦しさ。これは黴菌でも入ったか。連日草取りをして、汚れた手やタオルで目を触ったり、拭いたりしたせいかも知れない。それに眼鏡を新調した1か月後に視力検査をするとドクターが言っていた。まだ新調して1週間しか経ってないが、もう慣れた。ついでに新しい眼鏡をかけて行ってみようか。診察に来た理由を受付で話した。 名前を呼ばれて検査室で「眼圧」の検査。これは緑内障が進んでないかの検査のはずだが。やがて診察室に入るよう案内があり、ドクターの前に座った。目のどの辺が痛みますか。そこで指で示した。先ずは上瞼をひっくり返して確かめるドクター。次に下の瞼もひっくり返して診察。痛むのは下ですね。麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と言います。目薬2種を処方され、1週間後に来院せよとの指示。 麦粒腫は俗に言う「物もらい」。関西以西では「目ばちこ」とか「目いぼ」とかも言う。因みに宮城県と岩手の県南では「バカ」。そして「バカが出来ていずい」と言う。「いずい」はしっくりしないとか、ゴロゴロする意味。「コロナウイルスは目からも感染すると言う説があるようですが」と私が聞くと、「考えなくて良いです」とドクター。「それは違うよ」なのだろうが、彼独特の言い回し。 隣の薬局で2種類の目薬を受け取る。1つは痛み止めと腫れを抑え、もう1つは感染を抑える由。一緒にはならないのと聞くと、目に良くないため、片方を垂らしたら、5分間の間隔を開けて欲しい由。そして「物もらい」は疲れた時に出やすいとも。それで分かった。庭仕事と畑仕事を半月続け、ランニングも1回やった。その疲れが出たのかも。医学博士と薬学専攻の薬剤師。薬剤師の意見がとても貴重だった。 洗面所の蛇口をひねるとお湯が出ていた。てっきりこの暑さで水道管が温まったせい。そう思っていた。ところが何分経っても温かい。これはおかしい。そこで洗面所の下の扉を開けて、開閉弁を見た。2つあって左がお湯用で右側が水道。どうやら水道の方を閉じて、お湯の方を開いていたようだ。そんな記憶はないが、ひょっとして水圧が強かった時に弁の開閉を間違えたのだろうか。 2つ目の異変は、ある時触れた鏡がとても熱かったこと。何なんだこの異変は。そこでスイッチを確認。先日鏡の下にあるスイッチを触れた。それは自分の姿をデジカメで撮るため。どうやらその時に間違えたようだ。照明のスイッチは消したが、冬季に鏡が曇るのを防ぐためのスイッチを間違って触れたのだろう。それが長時間の点けっ放しで、熱せられたものと推定。どちらも原因は自分の単純ミスだ。 ある夜、1階の押し入れがある和室に行った。その時なにやら這いずり回る虫を発見。とっさに傍にあったパジャマで叩いた。パジャマを退けるとそれは「ゲジゲジ」みたいだ。ゲジゲジや便所コオロギが浴室に出たことが何度かあったが、まさか和室にも出没とは意外。ティッシュでつまんでゴミ箱に捨てた。2週間ほど前の深夜、暗い居間で見た黒い虫は幻覚ではなく、ひょっとしてこれだったのかも。 10日ほど前にレンタルの化学モップを交換しに、業者の人が来た。料金を支払ってから、窓ガラスなどの清掃見積もりをして欲しいと伝えたら、数日後に担当者が来宅。家の延坪面積は43坪。大小さまざまの窓ガラスが相当ある。網戸も同数。そして気になっていた空調機とキッチンの換気扇と風呂場の汚れ。一度に清掃したらきっと大変な出費になるはず。さらに外注したいオプションの清掃もまだあった。 この家を建ててから24年が経過。その間にリフォームは4度やり、便利できれいになった。前妻がいたころは大掃除も毎年やった。だが彼女が認知症になって以降汚れが目立つように。独り暮らしになって以降は頑張って掃除しているが、それは目につく場所だけで、周囲が空き地のせいか窓やサッシの汚れは深刻。せめて数年に1度はプロに頼もうと思ったのだ。見積書はまだ届かないが。 4日ほど前、わが宮城県にも「緊急事態宣言」が発令された。大都会に比べたら大した感染者数ではないが、やはり一層の「自粛」は必要だろう。私は独り暮らし。体調の異変を感じて救急車を呼び、入院したこともあった。その頃は新型コロナ感染症がなかった。もしも今入院したら、誰も面会出来ない。子供が遠くにいる私などは処置なしだ。やはり注意が一番の対策。それに比べたらわが東北楽天がなかなか勝てないことなど、小さな話かも。<続く>
2021.08.31
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~天候の急変に戸惑いつつ生きる日々~ ある日のこと。珍しいお客さんがわが家にやって来た。あれは雨が降ってない日。「今日は~!!」と庭に入って来たのは親子。あれまあ。若いパパと幼児がわが家に来たのは初めて。用件を聞いて微笑んだ。キャッチボールをしていて、ボールがわが家の裏庭に入ったみたい。「どうぞどうぞ」と言うと、2人して探しに行った。ほどなく見つかり、喜んで帰った。まだ草取りをしてなかったので、きっと探すのが大変だったはず。 別の日、町内会の役員が小さなビニール袋を手にやって来た。袋の中に入っていたのは3個のどら焼き。「敬老会」の部会に配られたものとのこと。「敬老会」の前に配られたアンケート用紙に、私は「一人で生きてるのがやっとです」。「敬老会に会食するのは適切ではない」と書いて提出した。このコロナ禍の下での本音。自分では買うことのないどら焼きを、3日間かけてゆっくりと味わった。 夏の甲子園大会がトンデモナイ事態になっている。降り続く雨で順延に次ぐ順延。雨天コールドが1回。ノーゲームが2回。おまけにコロナ感染で、参加校中2校が出場辞退を表明する異常さ。雨の影響でスケジュールを何度も組み直し、今後雨天コールドはせずに、「継続試合」の検討をするみたいだ。そりゃそうだよねえ。折角勝っていたのに、再試合とか。接戦だったのにコールドとはあまりにも無残。 東北学院校章 コロナ感染による出場辞退のうちの1校が、わが宮城県の東北学院高校だった。県大会の決勝戦はTVで観て、校歌も聞いた。小学校から大学まで校歌は一緒なので、今でも歌詞は覚えている。校章は小学校から高校までが一緒で、十字架にTとG。大学の校章はさすがに異なる。甲子園で1勝したからまだ良いが、感染者の名前が分かると将来に影響するとして、学校側が辞退を決めた由。だが何か勿体ない。 「二刀流」の大谷翔平選手の活躍が凄い。打者としてはホームラン40本で、両リーグを通じてトップで2位に5本差をつけている。打点もトップと1点差。投手としては今季8勝目。それだけでも驚く。ファンが急増し、マスコット商品が飛ぶように売れている由。アウェイでも、相手チームのファンまでもが大谷に声援を送る始末。大リーグの歴史を変えたね。ひょっとして殿堂入りも可能かもよ。 さて、昨日の俳句教室は出席者が少なかった。多分受講生は全員高齢者でワクチン接種済のはずだから「新型コロナ」は関係なし。「お盆休み」の影響があったのか。それとも体調不良か。お陰で私は全員の作品に対して、自分の意見を述べさせてもらった。これは異例の異例。受講生が少ないこともあってか、講師が私に自由な意見陳述を促したのだろう。 講師は高齢の上、肝臓がんが肺に転移して手術不能な状態であることを受講生に告知した。1か月前、私は密かに彼から打診されている。私が倒れたら君が講師をしてくれと。そのことを皆は知らない。私など受講生の枠を出ないのだが、講師は他に適任者がいないと判断したのだろう。私より受講歴や作句歴が古い人もいるが、たつての願いなので私は引き受ける積り。たとえそのことが原因で苦しんだとしても。 帰途、スーパーに寄って買い物。帰宅後入浴、買った食品の仕分け、大量に収穫したゴーヤのうち熟して部分的に腐敗が始まった物を使い、「塩もみ」を作った。もちろん腐った部分は切って捨てる。これも美味しく出来た。またお盆後で安い見切り品が買え、カツオの切り身を醤油、味噌、味醂を混ぜたタレに漬けた。焼いたらきっと美味しいはず。それ以外は刺身に。こちらもまだまだいける。 今日20日は旧のお盆。天気も良いので義姉と一緒に墓参りの予定。月遅れのお盆の頃は雨続きで無理だった。さて布団は冬用から、薄い夏蒲団とタオルケットの組み合わせに変えた。庭の草取、植木の剪定、洗濯に布団干し。ブログに掃除に、俳句の準備。まあ忙しいのも生きていればこそ。庭のハイビスカスがまた一つ咲いた。気温の上昇を敏感に察知しているのだ。暑いと蚊が出て困るけど。
2021.08.20
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~猛暑・梅雨寒・猛暑~ 天候の激変には驚いた。あのオリンピックでも、あまりの暑さにプレーの開始時間や競技会場を急遽変更したりと、てんやわんやの騒動だった。暑熱の東京から場所を札幌に移した男女マラソンや、競歩でも暑さでリタイヤする選手も出たほど。それが一変しての長雨と大雨。中には3か月分の雨が数日で降った場所もあり、各地で大きな被害が発生した。中国では河川の氾濫が相次ぎ、北朝鮮では食糧不足が加速した模様。 わが家も大わらわ。夏蒲団から冬の掛布団に替え、パジャマも夏用から秋用に替え、暖房を入れたりもした。体温が下がると頭痛がするからだ。きっと血管が収縮して血圧が上がったのだろう。暑かったころは気持ち良かった水風呂や水シャワーから一転して、暖かいお風呂や温水のシャワーに。そして服装も長袖、長ズボンに替えた。自らの健康は自ら保つしかない。ましてコロナ禍の現在においては。 シャラの実 鬱屈した日が続く中で、幾つか気分転換をした。お茶、ウーロン茶、コーヒーなどの色が沈着したカップを悉く漂白剤で漂白。すっかりきれいになった。急須を新しいのに替え、新しい茶碗で暖かいお茶を飲んだ。すると安物のお茶がとても美味しい。雑巾のようになった布巾、古びた毛布、擦り切れた夏蒲団、穴の開いた靴下やステテコを片っ端からゴミに出した。古いタオルは布巾にし、新しいタオルを下ろした。 古びたシューズを農作業用にし、安いシューズを買って普段履きにした。私が買うランニングシューズは1万2千円前後。そんな高級品も古びればランニング用には使えない。新たなものはわずか千円。普段履きならこれで十分。1万3千円もした英国製の登山用のリュックを捨てた。「佐渡島一周」などのマラニックで使い込み、底の一部に穴が開いていた。それにファスナーが引っかかる。もう寿命だ。 新たに買ったリュック 新調したリュックも千円ほどの安物。英国製のは20リットル用で、腰と胸用のベルトがあった。体にフィットして楽に動けた。今度のは中国製かも。30リットルほどの大きさで、多分10kgの米袋がすっぽり収まるはず。だが付いてるのは肩のベルトのみ。これで米を入れて背負ったら、きっと不安定で自転車が漕げない。そこで、小さめのポシェットを「腰用」のベルト代わりにすると、安定した。大成功。 思い切って眼鏡も新調した。眼科で綿密な視力検査のもとに発行された「眼鏡処方箋」に基づく「レンズの調整」。遠近両用に紫外線カット。フレームは六角形の青。これまでの爺さん臭いものとは大違い。それにこれまでのものは使い込んで汚れ、しかも度数が合わなくなっていた。それを「倹約精神」で我慢して来たのだ。もう我慢は不要。必要なものはドンドン買う方針に変更した。 これが新しい眼鏡をかけた自分。頭は白髪、目は垂れ目、顔には疲労の色が濃い。それも当然だ。夢中でオリンピックを観戦し、連日遅くまでブログを書き、翌朝は畑や庭の草取、植木の剪定作業などに没頭していた。去年2か月連続でやった過酷な「断捨離」作業のせいで、今も痛む腰。そんな状態で無理をすれば、疲労困憊は当然。だが独り暮らしの身では、私の他に作業する人はいない。 大量のゴーヤ 昨日も畑の整備と裏庭の草取り作業。ゴーヤの増え過ぎた蔓を処分したら、その陰からゴーヤが大量に出て来た。全部で13本。これでは「苦瓜病」が治る暇はない。今年初めて「ゴーヤチャンプルー」を作った。我ながら実に美味しい。でもこれを全部一人で食べるのはなあ。今度義姉が訪ねて来るので、彼女に持たせよう。良かったらご近所にも上げて」と。自家製の梅干しは用意した。以前上げると約束したもの。飛び切り上手に出来上がった今年の梅干し。まるでプロが製造したものみたい。これホントあるよ。 こぼれ種から発芽して育ったミニトマト 今日は月に1度の「俳句教室」。このブログは予約機能を使って前日に書いているが、既に兼題(宿題)を含めて3つの作品を短冊に書いた。宮城県も近々「蔓延防止」云々の指定を受ける。さて、俳句教室が影響を受けるかどうか。まだ連絡が来ないので教室はあるはず。だが、受講生の集まり具合はどうだろうね。お盆も済み、気分一新で皆がやって来るのを期待しよう。<続く>
2021.08.19
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~疲労困憊の身で~ 台風が来る前に抜いた雑草や剪定ゴミや生ごみを収集所に運んだ。台所の裏で干しているタマネギのケースを2個、物置に入れた。玄関先の植木鉢玄関に入れ、窓は全部閉め、1階のシャッターを下ろした。これで心配はないはず。だが何度か出入りした時一緒に、蚊も家の中に入ったみたい。痒いのに弱い私は「蚊取り線香」を点けた。 日付が変わる頃、風雨の音が聞こえなくなった。それでも眠れずに照明を点けると、何か黒い虫が動くのが見えた。まさかゴキブリがわが家にいたとは。それとも疲労による幻影か。とても蒸し暑い夜だった。 朝起きると体がベトベトして気持ち悪い。そこで着ていたものを脱ぎ、タオルで体を拭いた。服を脱ぐ際邪魔になる眼鏡を外して安全な場所に置いた。だが着替後にいくら探しても見つからない。置く場所は大抵決まっているが、2階で部屋干ししていた洗濯物が乾いたか観に行った帰り、階段で何かを踏んだ。これは間違いなく眼鏡の感触。慌てて照明を点けると、片方のレンズが外れた眼鏡。 これは失敗。トンデモナイことを仕出かしてしまった。片方のレンズしかない眼鏡で、PCの画面を見た。見えにくいが見えないことはない。しかし片目では伊達政宗だ。さて、どうするか。やはり眼鏡屋に行くしかない。そう決断し、朝食後預金通帳と保険証を持って家を出た。眼鏡屋はまだ閉まっていた。店員に事情を話し相談。切れたワイヤーは直った。だが新しい眼鏡を作るなら、眼科の「眼鏡処方箋」が必要とのこと。視力検査し直して処方箋が出るまでに3時間かかり、とうに正午を過ぎていた。 混んでいたのは連休後だったからみたい。お金を下ろして眼鏡店へ。新しいフレームを選び、レンズのレベルを決定。まあ相当な金額だが、外国の有名メーカーはさらに高い。キャッシュで支払うと「お得意様割引」に。正月の初売りだと割引商品券が使えるが、それまでは待てない。新しい眼鏡はこれまでのものよりも見え易いはず。そしてこれまでのものも予備用に残す。また失くさないとも限らないので。 失敗は眼鏡だけじゃなかった。草刈鎌をどこかにやって、もう一度新しいのを買い直したし、圧力釜でご飯を炊いた時に焦がした。「〇分に火を止める」のメモを横に置きブログを書いていたのだが、ブログに熱中してつい忘れた。鍋でお粥を作っていた時も、2階の洗濯物を見に行って焦がした。IHクッキングテーブルは焼け焦げを作ると大変で故障の原因にもなる。必死でガラスクレンザーや粒子の細かいクレンザーを使ってきれいにすると、ちゃんと使えた。 圧力釜や手鍋も当然IH用。こちらは暫く水に漬けた後、「金たわし」でゴシゴシ洗うときれいになった。「焦げ飯」も工夫して食べたが、お粥はほとんど問題なかった。こんな失敗は、老化で注意力が散漫になった証拠。時間節約のために、何かをしながら別のことも同時にする癖がある私は要注意。独り暮らしでの「探し物」はなかなか大変。もしも鍵とかの大事な物を無くしたら、生活が出来なくなる。 眼鏡店からの帰宅途中ショッピングセンターに寄り、夏用のパジャマ、ステテコ、大きめのポシェットを買った。どれも不自由していたもの。ゴムが緩んだパジャマやパンツ、ステテコは雑巾にするしかない。そして丈夫なゴムを入れ直すのが私にはとても難しい。細いゴムは入れ易いけど、直ぐに緩んで困る。自宅付近で水道寒管の工事中。何時ころ断水が終了するか尋ねたら、1時間後くらいの由。 朝からバケツ一杯と容器一杯の水は用意していた。それで冷やし中華を作って食べると、もう2時半。TVでは甲子園の高校野球初日。山崎育三郎が「栄光は君に輝く」を歌っていたが、朝ドラ「エール」でも何度か彼の美声を聞いた。次男の母校である愛媛の新田高校が、夏の甲子園初出場で初勝利。高校時代の次男の苦労を知ってるだけに、私も嬉しかった。 空は晴れ、きれいな夏空に変わっていた。だが各地で水害が出たようだ。夕刻からおかず作り開始。野菜炒め、定番ゴーヤの佃煮、わが家産の「へなちょこカボチャ」のミルク煮、そしてこの日干したアジの干物を焼いた。我ながら手慣れたもの。タマネギ2ケースを物置から出し、台所裏に干す、その後翌日のブログの準備。この日はオリンピック関係を休み、日常生活の話を書いた。夜久しぶりに「普通のニュース」を見た。 オリンピックは意識を集中して観戦し、写真を撮り、メモを残し、毎日ブログを更新した。そして翌日の早朝は庭と畑の草取り、庭木の剪定や畑仕事を2時間以上やった。クタクタの上日中は猛暑で夜中も蒸し暑い。ずいぶん水風呂や水シャワーに入ったが、睡眠不足が続いた。それでも何とか体が持ったのは、十分に水分塩分を摂り、適度に食べたせいだろう。自分で自分をほめたいほどだ。でも電気代が相当高いだろうなあ。この夏はずいぶん使ったもの。<続く>
2021.08.11
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~いよいよ本番~ 木曜日。カレンダーを観ると自分の字で「祝日」と書かれている。そうか東京オリンピックのために祝日を移動したのだろう。仮の「海の日」の連休みたい。午後ソファーで眠ってしまい、涼しさで目が覚めた連日の猛暑が嘘みたいな曇り空。網戸だと寒いくらいの仙台だ。つい転寝したのは疲れていたせいもある。前夜はなでしことカナダのサッカーの試合に見入っていたのだ。 しかし、と思う。かつて「なでしこは」ワールドカップで優勝し、ロンドン五輪では銀メダルを獲った。澤穂希が不動のキャプテンだった頃。あの頃は本当に強かった。それが現在の世界ランクは11位くらいか。緒戦の対カナダ戦も、試合開始早々から押されっぱなし。悪い流れであっという間に先制点を取られてしまった。さて、ここからどう立て直すのか。私は食い入るようにテレビの画面を観ていた。 岩渕選手 なでしこに流れが来たのは後半に入ってから。残念ながら相手キーパーの反則によるPKは失敗したが、あれはフェイントをかければ決まっていたね。カナダの選手に疲労が目立ち、動きが鈍くなった。観方からの縦パスを受け、ディフェンダーとキーパーの動きを確認しながら、岩渕が絶妙なシュートを放つと、ボールはゴールネットに突き刺さった。さすがは世界一だった頃の数少ない経験者。勝ち点1をゲットした貴重なプレーだった。 2連勝の日本 ソフトボールが五輪種目になったのは「北京」以来13年ぶりだったことにようやく気付いた。野球と女子のソフトボールがセットで五輪種目になったのは、東京が会場になったため。その間に世界の事情も変わっていた。前日日本はオーストラリアを8対1のコールド勝ちで下した。ピッチャーは超ベテランの上野由岐子。未だに現役でいたとは信じられない思いだった。 福島県営あづま球場 女子ソフトボールの試合会場の福島県営あづま球場は、福島県の要請により残念ながら「無観客」での実施となった。せっかくソフトボール用に整備し直したのにねえ。だが球場のあるこの地区で、数日前隊長1mの熊が出たとのニュースを聞いた。きっとツキノワグマもオリンピックを観たかったと思うのだが。何せもう日本でオリンピックを開くのは、当分ないと思うので。 第2戦目の対メキシコ戦も前日に続いて上野が先発投手となった。彼女はこの日が39歳の誕生日。緊迫する国際試合での連投は、いくら鍛え上げた剛腕投手でも大変だったはず。試合は2対2のまま8回から「タイブレーク」方式の延長戦。ノーアウトランナー2塁と言う設定だ。さすがの上野にも疲労が目立ち、新人のサウスポ―後藤が急遽登板し、このピンチを救った。 そしてその裏日本は1アウト3塁の場面で渥美万奈が見事なエンドランを決めて、3対2の劇的なサヨナラ勝ちを決め、上野の誕生を祝った。世界ランクは日本が2位でメキシコは5位。参加6チームの総当たりで決勝戦と準決勝戦が決まるルールだ。前夜のなでしこと言い、この日の女子ソフトと言い、手に汗握る好ゲームだった。例えテレビ観戦でも、日本のチームを応援出来て本当に良かった。 さて、いよいよ今日23日は東京オリンピックの開会式。世界的なコロナのパンデミックで、散々な東京オリンピックとなった。そして開催後も予測不能の事態が生じる不安も残る。そんな中での開催に何か意義があるのだろうか。私はあると信じている。世界がそして日本が、開催を目指して「最大限の努力」をしたと信じている。今日東京の空には、ブルーインパルスが五つの丸い輪を描くはずだ。 そして仙台の楽天パークで強化合宿中だった稲葉監督率いる「侍ジャパン」も、最善を尽くして頑張ってくれるはずだ。世界から集まったアスリート及び関係者の健康を心から祈っている。 最後に残念な話を書き加えたい。中国製の「シノファーム」と「シノバックス」は共に新型コロナウイルス感染症用として開発されたワクチンで、アフリカや中南米、東南アジアへ「ワクチン外交」の一環として中国から無償提供されているものだが、この効能に疑問が生じているようだ。さらにワクチン接種後の副反応による死亡者が増加しているとも聞く。どうやら中国は同国製のワクチンの効能を過大に評価している可能性があるようだ。さて真実はどうか。そして来年の「北京冬季五輪」の行方はどうか。
2021.07.23
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~猛暑の中での五輪開催~ クンシラン 冬は重たい鉢を居間に入れていたクンシラン(君子蘭)がついに咲いた。花が咲いたのは3年ぶりだろうか。今は外に出して日陰に置き、毎日せっせと水やりをしている。きっとその努力に応えてくれたのだろう。家の中からオレンジ色の蕾が見えた時は嬉しかった。愛情を込めて育てたら、花も野菜も大抵は何らかの反応を示してくれるものなのだ。 水曜日の朝。収穫したトマトをザルに入れて、Kさん宅のチャイムを鳴らした。2階の窓から顔を出したのは息子さん。冗談で「怪しいものです」と言うと、「直ぐに下ります」と。そこで朝獲りのトマトです。多いので手伝ってください」と手渡す。家の中から下のお嬢さんの「怪しいトマトが届いた」の声。帰宅後「雲南百薬」とシソの葉を摘み、それから庭木と野菜にホースで散水。 先日は散水中にトンデモナイことが起きた。自分が撒いた水に滑って転倒したのだ。その時に右手を何かで切ったようで、鮮血がほとばしった。ズボンは水でびしょ濡れ。構わずホースの水を右手に懸けた。黴菌がはいらないためだ。水道を切って家に入り、手当てをした。先ず右手の傷と膝の擦り傷にオロナイン軟膏を擦り込み、膝はそれでOK。右手の指はティッシュを巻いた上から輪ゴム。それで血が止まるかどうか。 その手で濡れタオルを絞ろうとすると傷口が裂けて血が出る。これは無理しない方が賢明と放置。まる1日ほどして、内部には痛みがあるものの傷口は塞がった感じ。膝の傷は絶えず空気に触れているため、治りが早い。最近はこんなミスが多くなった。転倒で大事にならないよう注意しよう。そう思いつつ、室内でも躓く。注意力不足と、筋力の衰えが原因か。 2個目の「爆裂キャベツ」を処理した。今回出て来たのはナメクジ1匹と青虫のウンチ。腐った個所や汚い葉を丁寧に除去したのが上の写真。大部分はキュウリと一緒に「塩もみ」にし、残りは味噌汁の具の一部にした。これで残ったのはまだ掘っていない、南側の畑のジャガイモ。果たしてこれが地中でどうなっているものやら。 残った「ケチャップ炒め」に生卵3個を入れてかき混ぜ、玉子焼きを作った。味付けも具も不要。そのままフライパンでゆっくり焼き上げると、香ばしい卵焼きが出来た。我ながらグッドアイデアだった。自分は今何が食べたいか。そして現有の食材で何を作れるか。自分にもまだそんな認知機能が残されていることに感謝。買い物もメモなしで出来る。ありがたい話じゃないか。 キュウリの佃煮(上)も自家製梅干しも、キュウリの酢の物も、野菜のピクルスも、キャベツとキュウリの塩もみも、野菜たっぷりのカレーも、全て今の時期にはとても有用。水分の補給だけでは「水中毒」になってしまう。血液が薄まるのだ。私は長いランニング生活から、夏は塩分や各種ミネラル分の補充が重要なことを知っている。比較的大量の野菜と果物もビタミンCやクエン酸、食物繊維の摂取に有効だ。 Kさんのブログが更新されなくなってから1か月。2度目のワクチン接種の副反応で体調を崩したのかも知れない。いつも生真面目にコメントをくれた彼。K君、Kさん、Nさんとこれまで3人のブログ友を見送り、1人のブログ友の認知症発症にも遭遇した。ブログは小さな宇宙。いずれは私も宇宙に旅立つことになろう。その夜Kさんが私のブログを訪ね、コメントしてくれた。果たして彼に何があったのか。 木曜日の午前中。転寝から目覚めてみると暑い。慌てて温度計を確認すると34度。そんな高温の室内で眠っていたのだ。慌てて窓と扉を閉め、クーラーと扇風機を点けた。ランナーだった私は速乾性のランシャツ、ランパンを今でもたくさん持っている。水分、塩分の摂取と涼しい服装。そして首には濡れタオル。誰も訪れない家だもの、恰好はどうでも良い。今は何とかこの猛暑をやり過ごすだけだ。 なんだかんだと批判されつつも、何とか「東京オリンピック」が始まった。先ず福島市で女子ソフトボールの予選。その第一戦で日本がオーストラリアを8対1で下した由。オーストラリアは群馬県で40日以上にも渡る事前合宿したチーム。どの国の選手も役員も、どうぞコロナにり患しませんようにと祈りたい。あれだけ五輪反対を叫んだ人たちも、いざ試合が始まればきっと夢中になって応援するはず。それが人間として当然の心情。批判だけが人類を進歩させるわけではない。爺はそう信じている。 「東京オリンピックは世界に希望をもたらす」。信じがたいがこれはWHOのテドロス事務局長がIOCの総会で発した言葉だそうだ。そうかい。君は本当にそう思っているんだね。もしもそうなら、なぜ中国の肩ばかり持って、もっと早めに新型コロナ感染症の危険性と対策とを世界に訴えかけなかったんだろうね。皮肉屋の爺はそう思うが、これからでも遅くはない。君は決して中国の横暴と陰謀の片棒を担いじゃいけないよ。テドロス君。
2021.07.22
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~眠れぬ夜~ 土曜日の夜。オールスター第2戦の会場は仙台の楽天生命パーク。天候にも恵まれ、「東日本大震災」の年以来10年ぶりの開催となった。掛け声だけの「復興五輪」なんかよりもずっと親しみが湧く。その所をファンも良くわきまえていて、観客数は1万5千人。則本、宋、松井と楽天の投手がぴしゃっと抑え、小深田も打ったがヒット3本で3打点の島内がMVPになったのが嬉しい。巨人に移籍した高梨やウィーラーを喜んで応援していたのも、東北のファンの暖かさだ。 深夜、寝苦しくて目が覚めた。室温は28度だが空気が淀んでいる。クーラーと扇風機を点け、涼しくなったころスイッチを切った。後は扉を2か所開けて換気。あまり涼しくはないが、何とか眠れるだろう。眠ったのは多分未明の2時ころだ。日曜日。朝から洗濯機を回し、布団を2階に運び、窓をすべて網戸にした。室温は朝から30度越え。カーテン越しに太陽が照り付ける。 新聞受けから新聞とちらしを抜く。トマトの畝の上に差していた雨傘を取り外す。余分な水分を嫌うトマトのために梅雨の大雨を避けるためだったが、これからは逆に散水が必要となろう。物置からホースを持ち出し、外水道に取りつけて早速散水を開始。植木鉢にはバケツから給水。雑草は目が当てられないほどだが今は無視。健康第一で、直ぐに水シャワー。その後着替えをしてさっぱりと。 2日間天日干しにした梅干しを容器に入れ、隙間にシソの葉を詰めた。梅酢がない上にシソの葉が少ないので、後は梅干し自体の塩分が頼り。これで今後どこまで傷まずに持つか。せめて冷蔵庫で保管しようと思う。朝食時も1個食べた。絶妙な酸味と塩分の案配。まさしく塩梅だ。ザルは新聞紙とビニールで包んで物置に戻した。 次に大鍋でカレーを作った。自家製ジャガイモとニンジンは予め圧力鍋で煮た。底に残ったお湯を大鍋に移し、豚肉、自家製タマネギ、キュウリなどと一緒に煮込んだ。問題は水分が多いキュウリの存在。これも何度か煮込めば、カレーがしみ込んで傷みを防げるはずだ。 新ショウガを50円で買った。少し傷み始めていたが、腐った箇所を切れば十分に使える。爆裂キャベツとキュウリの塩もみにも刻んで入れたし、カレーにも刻んで入れた。1個目の「爆裂キャベツ」からはナメクジや小さなムカデが出て来たし、腐った箇所もあった。それらを丹念に取り除いて、結局食べられる部分は全部利用した。それで2個目の爆裂キャベツも収穫したのだった。 韓国人が「選手村」に掲げていた政治スローガンは、結局IOCの勧告によって撤去させられた。また汚染した福島県の食材は絶対食べないと主張して、自国から食材やコックを連れて来たが、どうもそれだけでは栄養が不足するようで、選手村の食堂でも食べるようだ。今回も、「防御服を着た選手」のポスターを作り、竹島が載った日本のポスターにケチをつけ、嫌がらせの連続だった韓国。それでも直接菅総理と面談したいと文大統領から親書が来た由。気分の悪いあの国。結局来ないようだ。ヤレヤレ。 代々木公園に上がったバルーン 新国立競技場近くの代々木公園の上空に上がったバルーンは、「東京オリンピック」開催を祝って、世界の芸術家たちが準備した「芸術作品」なのだとか。バッハ会長らOICの理事ら40人を招待して赤坂離宮で開催される「歓迎会」。「オリンピック貴族」たちはご馳走には飽き飽きしてるだろうから、窓の外のこんな芸術でも堪能されたらいかが?。どうやら会食は中止になったとか。嬉しいな。 リュウゼツランの花 100年に1度しか咲かないと言うリュウゼツランの花が咲いた由。日本に来たアフリカナミビアの選手。コロナ感染でオリンピックに出場不可となり、帰国も出来ないままに逃亡中とのこと。また日本に来てからコロナ感染が判明した外国の関係者もおられました。心配だらけの「東京オリンピック」ですが、何とか無事に、出来れば対処可能な範囲内で会期を終えて欲しいなと願っていますよ。 宇宙ゴミ回収ロケット 何とまあ奇特な方がおられたものですなあ。宇宙デブリと言う各国が打ち上げて宇宙に漂っている(ゴミ)を回収するロケットを、この度日本の一技術者が考案して打ち上げたそうですよ。この方はロケットや宇宙科学の専門家ではなくただの技術者。先日も中国の巨大なロケットの残骸がインド洋に落下する事故があったばかり。 そのことに心を痛めた日本の技術者が、猛勉強を重ねて宇宙に漂う膨大なゴミを何とか回収しようと立ち上がった由。何と気高い精神でしょう。そして何と素晴らしい実行力なのでしょう。きっと莫大な経費と時間を要することでしょうね。NASAの協賛が得られ、彼の成功と希望が叶えられることを心から祈っています。さて千秋楽の全勝対決、一体どうなるのでしょうね。<2日前の予約でした>
2021.07.20
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~猛暑やコロナからいのちを守る~ 土曜日。梅雨明け宣言の翌日。不十分なりに何とか眠れた。先ずは何をすべきか。新聞受けから新聞を取る。植木鉢と畑の苗に水やり。これは絶対に欠かせない。それから「爆裂キャベツ」、トマト、ミニトマト、キュウリの収穫。トマトは今朝も10個以上獲れた。そキュウリとトマト数個をビニール袋に入れ、裏のSさんに声掛け。出て来たご主人に「食べるのを手伝ってね」と言って手渡す。Sさん宅でもつくっているが、わが家の方が早く苗を植えたため、今は完熟で美味しいトマトが大収穫。 先日は同じ班のTさんに梅の実とキュウリを上げたら、お返しに梅酒をくれた。実家の梅とわが家の梅をミックスして作ったと言っていたが、とてもスッキリした味で美味しかった。きっと氷砂糖を使ったのではないか。あれは精白糖の甘さではない。今回はトマトを上げた。中に「お返しは不要」と書いためメモを入れて。野菜作りも良いが、獲れる時は一気に獲れるため、一人暮らしには多過ぎるのだ。 この日も朝から水シャワー。汗が流れて気持ちが良い。既に室温は30度に達し、日中は32度ほどまで上昇するようだ。当面草取りは禁止。草ボーボーで見た目は悪くても、健康には代えられない。それから朝食の用意。鮭の焼いたの。キュウリの酢物、キャベツとキュウリの塩もみ、トマトのぶつ切り、納豆とキュウリの佃煮。そして作り立ての梅干し。塩分過剰気味だが、リンゴとオレンジで排出することに。 メジャーのオールスター。ホームラン競争では敗退した大谷だったが、強打者としての面目は果たした。そして第1戦では、2番バッターで先発投手の二刀流を披露した。特別ルールで2回を投げて無失点。勝ち投手となった。ベーブルースの再来と、野球は久しぶりにアメリカ国民の気持ちを熱くしたようだ。メジャー自身が大谷のPVを作成してスクリーンに載せたほどの人気ぶり。日本人の誇りだ。 将棋の藤井聡太九段(王位、棋聖)が王位防衛戦第二戦で、6連敗と苦手だった挑戦者の豊原竜王に勝って、1勝1敗と対戦成績をタイに持ち込んだ。研究熱心で謙虚で実に爽やかな好青年だ。きっと彼は100年に1度出るかどうかの天才なのだろう。東京オリンピック同様に、傍で観られなくても、画像とニュースで活躍ぶりを観られるだけで、「同時代」に生きた一人として嬉しい。 ウガンダからオリンピックのため日本に来た選手が逃亡した由。コロナ感染で試合に出られなくなり母国への帰国も不能となり、日本で働きたいと思ったそうだ。バッハ会長が広島の原爆ドームに、副会長が長崎に向かった。IOCがオリンピックで国際平和に貢献してるとアピールしたかったのだろうが、不誠実なものを感じる。彼は陰で観客の増員を政府に要求してるとか。 東京都の小池知事の腹黒さには呆れ果てる。「コロナ対応で疲れた」と言って入院し、都議会議員選挙の数日前に退院して仲間を応援。都民ファースト、アスリートファーストといかにも美しい言葉だが、敵を作り、不都合なことは政府のせいにする悪どさ。私はお台場を会場にする「トライアスロン」の選手が気の毒。あんな汚れた海で泳いで、コロナにならないことを祈るのみだ。 地元の利府町長と宮城県知事が大歓迎の意を表しているオリンピックのサッカー予選。これに仙台市長がビビッて政府に無観客を要請した。仙台市は通過するだけで、ほぼ無関係。それにサッカーの観客は8千人だが、仙台市で企画しているスポーツイベントの観客数は1万5千人。女の首長はあっちにフラフラこっちにフラフラ。選挙が近いとこうも腰が退けるものか。 新型コロナや東京オリンピックに関する異常な報道には、首を傾げると言うか大いに疑問を抱いている。昨年から一体どれだけ国民の不安を煽ってきたことだろう。新聞も酷いがワイドショウはもっと酷い。中には社内の記者に「コロナをもっと煽れ」と発言させるテレビ朝日のような悪質な番組もある。それらを真に受けた国民がアンケートで問われれば、政府の支持率が下がり、不支持が上がるのは当然だ。 第一に、毎日毎日やれ各県別の感染者数がどうの、重症率はどうの、ベッドの空き具合はどうの、死者数がどうのと、それほど詳細な報道が果たして必要なのだろうか。自分の頭で考えることの少ない国民は、すっかりその数字に踊らされ、データの餌食になり、心を支配されてしまう。そしてうつ状態から抜け出せずに、死を選ぶ人の増加が起きる。何と不幸な国なのだろう。「なんだかなあ」である。
2021.07.19
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~いのちの危険~ いやはやたまげた。九州も四国もまだ梅雨明けしていないと言うのに、東北全体が梅雨明け宣言をした金曜日。確かに朝から暑い。早速水風呂に入った。それがちっとも冷たく感じないのだから、気温が朝から高かった訳だ。経験上、こんな時は無理しない方が良い。そう思って、何から始めるかを考えた。先ずは布団干し。そして2階の窓を網戸にする。これで風が通り、汗で湿った布団が乾く。 次に服装を変える。上は半袖Tシャツで速乾性の素材。下は七分の半ズボン。靴下は履かない。これでずっと涼しくなる。それでも熱く感じたら、濡れタオルを首に巻く。首を冷やすと早めに体温が下がる。1階もほとんどを網戸にして開け広げる。次はなんだ。やっぱり「梅干しの確認」か。大きめの容器の蓋を開けてビックリ。一番上の何個かが変色していた。梅酢がかなり上がったとみて、油断していたのだ。 色だけでなく、味も変わっていた。どうやら梅酢から飛び出た部分が空気に触れて腐敗したようだ。変色した6個ほどを取り出して捨てる。カビが梅酢の上に浮かんでいるように見えた。大量の梅干しを何とか生かす手はないか。先ずは梅酢に漬かった下の方の梅干しを全部取り出す。次に梅酢に漬かった赤シソのの葉を絞る。これも使えると助かるけど。そして残りの梅酢は全部捨てた。これは失敗だったか。 物置から大きな竹ザルを出し、古新聞を何枚か重ねて敷く。その上に万遍なく梅干しを並べた。なるべく重なり合わないよう注意して。一旦は赤シソの葉も干そうとして思い止まった。いつもならそれで良いのだ。消毒になるからだ。だが今回は梅酢は全部捨てた。それなのにシソの葉を干せば、干からびてしまう。梅干しはほど良い柔らかさを保っていた。熟した梅の実を多用したお陰。シソの葉は。別途タッパーにしまった。 その夜の夕食時に、梅干しを食べてみた。ほど良い酸味と塩分、そして果肉の柔らかいこと。大成功だった。これほど上手に出来たことは今までになかった。まるでプロが作ったみたい。あっという間に丸ごと食べた。美味しかった。問題は折角大量に作った梅干しを、今後どのようにして保存するか。なるべく密閉し、その上を残ったシソの葉で蔽って、空気を遮断することは誰でも思いつくが、果たしてそれで行けるのかどうか。 夕方もまだ室温は30度を超えていた。これはヤバイ。これでは熱中症になりかねない。そう判断して今季初めてクーラーを回した。空気の流れを良くするために、扇風機も点けた。これで涼しくなった。だが昼のうちにどこからか蚊が入って来たようだった。それで蚊取り線香も点けた。煙で喉が苦しい。それでマスクをした。オールスター第一戦はセリーグが辛うじて逃げ切った。夜は夏蒲団に替えた。これも今季初のこと。何とか眠れて無事朝を迎えた。だが仙台は連日真夏日が続くとの予報だ。<続く>
2021.07.18
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~眼科への行き帰りにて~ 火曜日。注意していたのにその日もやはり自転車になった。眼科に行く日で、その日は「視野検査」の予約が入っていた。運動のために歩いて行こうと思っているうちに出遅れ、予約時間が迫ってしまった。仕方なくナップザックに必要と思われる品を放り込み、自転車のキーを持った。そして首にはデジカメ。眼科の用が終わったら、二、三か所撮りたいところがあったのだ。検査も診察も順調。 ただし「視野検査」では長い間スクリーンをジッと見つめているため、眼が痛くなり涙が出る。診察時のドクターの言葉はいつも同じ、眼圧も正常範囲、緑内障が進展している恐れもない。次回は2か月後に瞳孔を広げて眼底撮影をする由。予約は不要。受付で支払い、隣の薬局で処方された緑内障用の目薬2本を受理。ここでも検査結果などを聞かれ、いつものように返事。 眼科へは戻らず、歩いて逆方向へ向かう。三叉路の一角に建つ石の塔。ここは古い街道筋が交わる場所。かつてこの近辺に既に廃止された「秋保電鉄」の「鈎取駅」があったと聞く。だから今でも「歴史的」なものが残っているのかも知らない。 上の写真を一つづつ撮って載せる。左の一番小さくて丸い石には「馬頭観世音」と彫られている。仏像なら馬の頭を載せた観音だが、当時は人を載せ、物を運び、大いに役立った馬の霊を慰めるもの。中央の大きな岩に刻まれて「大神宮」が良く分からない。恐らくここから南に1kmほど上った、名取市にある「熊野三社」ではないの。右の「湯殿山」は出羽三山の一つ。月山、湯殿山、羽黒山信仰は仙台でも篤かった。 さらに南に向かうと「栗木橋」と言う小橋に出る。川は一級河川の名取川で、前方に架かる橋は国道286号線のもので、さらにその前方に仙台南道路(高速道)が走っている。江戸時代以降もここには橋はなく、渡し船があったと言う。川向うから続く道は国道4号線(かつての「奥の細道」)と並行して山際を通る「東街道」(あずまかいどう)で、道祖神社や実方中将の墓など、奈良・平安から続く旧道でもある。 少し下流に農業用水用の「堰」が設けられているため、水位があがって底は深そうだ。岸辺に船が繋いであるが、漁業用だろうか。ウナギでも獲れそうな感じだ。昔は「渡し船」が通行人を載せて、両岸を往き来していたのだろう。広くて交通量の多い国道よりも、かつての暮らしぶりや古い歴史を偲ばせるこんな裏道が私は好きだ。その山すその道を通って、隣県の福島市まで80kmを走ったこともあった。 橋から歩いて戻り、眼科から自転車で次の目的地に向かった。「仙台市縄文の森広場」。遊園地風の名前がついているが、ここは正式には「山田上ノ台遺跡」と呼ばれる縄文時代の遺跡なのだ。付近に弁護士事務所があったのだが、今は行政書士事務所と名前が変わっていた。そうか。あの女性弁護士は亡くなったのだろうか。相談したいこともあったのに残念だ。 裏口の階段を登って、博物館の建物に向かう。左手は竹林で、春にはきっとタケノコがたくさん出るだろうなあ。坂はきついが、さほど息は苦しくない。さっき橋まで歩いたのが良かったのだろう。しかしいつ来てもきれいに掃除されている。坂を登り切ると右手に建物が見え、小学生がたくさん集まっていた。どうやら今日は「野外研修の日」みたいだ。 それならばと、私は園内の竪穴式住居へと向かった。小さな遺跡だが、このような小屋が3棟復元されて、ちょっとした縄文時代の雰囲気を味わうことが出来る。近づくと煙の臭い。ちょうど小屋の中を「燻蒸」してる真っ最中だった。木材やわらやカヤなどが虫に食われて腐らないよう。時々薪をくべてわざと煙を出すのだ。それで虫は退散するし、建材を逆に強くする効果を得られるのだ。縄文人の知恵は凄い。 竪穴式住居内の、丸太の梁。中の梁はこんな感じ。屋根を支えるために太い栗の丸太が何本も使われ、屋根はカヤやわらで葺かれ、保温のため土で蔽われている。しかし、屋根の上の土が良く家の中に落下しないものだ。土の重量をどうやって支えているのだろうね。それにしても、わが家から最も近い縄文時代の遺跡がここ。しかも見学は無料だもんなあ。 校外研修の小学生たち。どこから来たのか聞いたら泉区の小学校らしく、どうやら大型の観光バスで来たようだ。幾つかのグループに分かれ、それぞれ先生に引率されたり、館の職員に引率されたりして、縄文時代の人々の暮らし方を学んでいたようだ。私はまったく気にならず、自分の撮りたい写真を撮るのに夢中になっていた。世界文化遺産になるものはないが、先祖が残した宝物はどれも偉大だ。<続く>
2021.07.14
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~晴れた日に爺がやること~ 西曜日の夜に作ったのは、野菜たっぷりの「ケチャップ炒め」。食べてみて酸っぱかったのは、ケチャップのせいと後で気づいた。馬鹿な話だ。日付が変わる頃ようやく眠りに落ちた。外は雨だったようだ。月曜日の朝は何となく明るい。これは晴れそうだ、そう思って洗濯物を洗濯機に突っ込み、風呂の水をバケツで運んで入れた。自動でも良いのだが、時間がかかる。私は案外「アナログ」が好き。 外階段と、ガレージの掃き掃除。落ち葉が濡れていて厄介。面倒でも丁寧に葉っぱを拾う。それからトマト、ミニトマト、雲南百薬の葉、青シソの葉、キュウリを収穫。洗濯物を干した後で、掃除を開始。こんなことは決断が大事。先ずはマットの類を窓辺で振って、ゴミを落とす。それから「はたき」を掛け、モップで拭く。1階の廊下、洗面所、トイレ、ウオークインクローゼット、キッチン。2階の洋間3つとクローゼット、階段。かなりの綿埃が吸着した。 次に1階のトイレ掃除。キッチンの床の汚れ、冷蔵庫の表面などを布巾で水拭き。それから居間を網戸にして「はたき」を掛け、掃除機をかけ、最後にモップで仕上げ。大量の綿埃が集塵器に溜まった。こんなのは初めて。いかに掃除をサボっていたかが分かる。それから布団を2階のベランダに運んで布団干し。雨に濡れた手すりは、朝一に拭いたためすっかり乾いていた。 それまでに収穫していた太めのキュウリ2本を使って、酢のものを作った。先ずは専用のスライサーでスライスし、刻んだ青シソと一緒に塩で揉み、水気と塩気を切って砂糖を入れた酢に浸した。キュウリの酢の物を作るのは久しぶり。簡単に出来ることでさえ最近はつい面倒に感じていた。次に雲南百薬の葉、20枚ほどを茹でる。今季2度目の収穫分。連日の雨で、葉が大きく育っていた。 午前中は撮った写真の整理をし、昼は冷やし中華を作った。しかし、自家製野菜が豊富にあるのは嬉しいことだ。気がかりは南の畑のジャガイモを早く掘り起こすことと、雑草を抜くこと。そして「モロッコインゲン」の種を蒔くこと。雨は降るし、晴れたら晴れた出蚊が出るし、暑くて蒸れて体調を崩しやすいこの時期は苦手。熟した大きな梅がほとんど落下した。もったいなかったが仕方ないねえ。 イギリスで開催されていたサッカーのヨーロッパ選手権大会は連日の大入りだったようで。観客は6万人とか。入場者の条件はコロナワクチンの接種済みであること。だが「マスク」着用は義務ではなかったようだ。壮大な実験だが、グランドの外にも興奮した若者たちが結集して大騒動。感染が広まらねば良いのだが。日本では神経質すぎるほど毎日の感染者数を、事細かく報道している。この差は一体どこから来るのだろう。 エンジェルスの大谷選手。ついにアメリカンリーグ前半のMVPにも選出された。因みに超打率もリーグ1位だった由。巨額のコマーシャル契約を結び、オールスターでは「メジャー」が製作した大谷の画像が会場の大型スクリーンに映るらしい。何とも凄い人気。そして誰にも愛される人柄。ホームラン競争では、打った距離によるボーナス査定もあるとか。投打共に大活躍の日本の若者に拍手だ。 庭ではクチナシ(上)、カサブランカ(中)、へメロカリス(下)が咲き、ホトトギスと山鳩の声を聴きながらブログを書いている。刺身にしたカツオの残りを醤油に漬けていたのを、焼いた。いかにも美味しそうな匂いがする。明日は眼科で早朝から「視野検査」を受ける。雨が降らないことを祈りたい。雨なら歩きだが、それもまた良しとするか。今夜の布団は、きっとふっくらして暖かいはず。 さて、自家製梅干しは今、こんな具合。十分に梅酢が上がり、赤シソの色も滲出して梅酢全体が赤く染まっている。もうこうなれば「重石」は不要のはず。そして腐敗の心配もない。梅酢も赤シソも共に殺菌作用があるからだし、塩分もまた腐敗を抑えるはずだ。次に晴れたら大きなザルに入れて「天日干し」にするよ。それを2回やって梅酢に戻す。後は熟成を待つだけだ。
2021.07.13
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~2度目のワクチン接種を受けて~ 土曜日。2度目のワクチン接種の日もバスに乗り遅れた。後でも良いのに町内会のアンケートを書いていたのだ。仕方なく自転車に乗る。幸い雨は降ってない。病院に着くと待ってる人が1人いた。私が指定されたのは8時15分だったため、どんなに遅くとも8時半には開くだろう。だがドクターが車でやって来たのが8時半。間もなく看護師さんが玄関を開けた。いよいよだ。 名前を呼ばれる間、ずっと新聞を読んでいた。名前を呼ばれて診察室へ。体調を聞かれたので、月曜日に嘔吐したことを告げた。今回の接種は左肩で受けた。前回は右だが、やはり利き腕は避けた方が良いとの判断。特別に睡眠薬を処方してもらった。コロナに打ち克つには、やはり睡眠が大事。隣の薬局で薬を受け取り。自転車で坂を下る。帰りは超らくちん。ただし運転には注意しないとね。 曲がり角でランニング中のMさんに会った。彼の家はこの山の近く。距離は10kmにはなるだろうし、結構きついコースだ。少しだけ走友会の話をした後、彼が私に言った。「今は終活中ですか」と。彼の考える「終活」がどんなものかは知らないが、「毎日ブログを書いてるよ」と答えて別れた。今は命のギリギリまで健康で良い人生を過ごすだけ。その先のことは分からないし、考えるだけ無駄だ。 帰宅後歩いて床屋へ行った。首からデジカメをぶら下げて。料金を支払う段になって値上がりしたことが分かった。どうやら安いのは平日のみで、土日はシニアと言えども少し高いのだ。そう言えばもう3年ほど土日は行ってなかった。ボウボウに伸びた髪の毛を短くカットして安堵。ジメジメした梅雨時。それに憂鬱なコロナ自粛の日々。せめて頭くらいはすっきりしないとね。 帰途は公園経由で自宅へ。公園で撮った写真は、前日のブログに載せた。あるお宅の紫陽花がきれいだったので名前を尋ねた。その名前は聞いた覚えがあった。だが直ぐに忘れるだろう。帰宅後に写真を整理しながらネット検索。「白いネットのような紫陽花」と打つと、答えは「アナベル」。最近は全てがこの調子だ。そうやってブログを予約し、使った写真は全て捨てた。私は一度しか使わない主義なのだ。 その夜は夢でうなされた。左肩のワクチン接種の痛みが原因か、それとも蒸し暑さが原因か。何度か目覚めたものの、タオルケットを蹴飛ばして寝ていた。翌日は日曜日。多少草臥れモードだったものの、直ちに「資源ゴミ」を出しに行った。左肩はまだ痛みがあるが、ほかに副反応の兆候はない。ともかく食べて体力回復だ。それにしても「作り置きおかず」が乏しくなった。これは何とかしなきゃ。 2つの和室に「はたき」を掛け、レンタルモップで「薄べり」を拭いた。やれたのはそこまで。本来は廊下やキッチンや階段に2階の洋間もモップで拭き、居間には久しぶりに掃除機をかけたかったが、ついにその気が起きなかった。時おり日が差すかと思えば、急に降って来る変な天気。去年もそうだったが、こんなお天気が続くと体調が芳しくない。今は無理する時ではない。自分にそう言い聞かせる。 全国の大雨による被害が酷い。気になって鹿児島のブログ友のブログを訪問。だが6月21日に更新した後、ずっとそのまま。更新した内容が2回目のワクチン接種で体調が良くないと書かれていたため心配してたのだ。彼は私の3年先輩。日ごろから散歩やゲートボールをされていると書かれていたので、きっとお元気のはず。気にはなるが次の更新をじっと待っていよう。 夕方から大相撲観戦。続いて大河ドラマ「青天を衝く」を観る。今回は篤太夫がパリ万博へ行く話。これまでに読んだ本で、幕末から明治期の様相がかなり理解出来るようになったと思う。世は薩長の正義のみがもてはやされるが、幕臣にも優秀な人材が数多く存在したことが分かって嬉しい。第一にして最後の将軍慶喜の評価はこれまで妥当だったのか。もし彼が不在だったら大政奉還と王政復古は叶わなかったのだから。 それからようやくおかず作りにかかり、そして普段よりもかなり遅い夕食。少し酔った頃に電話。東京の業者からの何かの商売の話。「私は今忙しいので」。そう言って受話器を下ろし、すっかり遅くなった翌日分のブログ予約に取り掛かった。こんな遅い時間帯の更新は久しぶり。何とか書き終えて予約。やれやれ疲れた。特に副反応はないし、今日は楽天が勝って首位に2ゲーム差まで迫った。無事に一日を終えられそうで嬉しい。残るのは入浴。今夜はシャワーで十分かも。
2021.07.12
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~腹痛に苦しむ~ 日曜日。日付が変わるまで都議会議員選挙の開票速報を見ていた。だが残り20議席くらいになって開票速報は終了。もやもやする気持ちをなだめて床に就いた。翌朝の月曜日。新聞とニュースを観たのは当然。どうやら「勝利者なき選挙」との総括。都民ファースト、自民、公明が妥協して都議会を運営することになるのだろう。秋の総選挙への影響はどうなるか。これからが本番。投票者は都民から国民へと広がる。 キュウリの佃煮 体調は今一だったがおかずを作った。溜まっていたキュウリを使おう。そうなると簡単なのは「佃煮」。大きなキュウリを7mm幅ほどに輪切りし、醤油、出汁醤油。酢、味醂で味付け。これに小魚と削った鰹節を入れ、最後にごま油を足した。いつもながらの適当な味付けだが、これがなかなかの出来。当分の間は食べられそうだ。 次にカリフラワーをぶつ切りにして茹でた。その次に作ったのが、キュウリ、キャベツ、タマネギ、トマト、カリフラワー、魚肉ソーセージの入ったサラダ。野菜づくしだ。昼食はパンと出来立てのサラダなど。その後おやつに「ピーナツチョコ」の塊を5個ほど。それからしばらくしたら、腹が痛み出した。何なんだこれは。慌てて腹をさする。だが一向に痛みは治まらない。そこでトイレへ駆け込んだ。 爆裂キャベツ 思わず吐いた。折角食べた昼食とチョコレートと果物。嘔吐なんて何年振りのことだろう。傷んだ食べ物は食べてないはず。だが、ピーナツチョコレートの塊が胃の負担になって消化不良を起こしたのかも知れない、畑の「爆裂キャベツ」を収穫。長雨で急成長し、「葉の巻き」がきつくなったのだ。見た目は無様でも。大事に食べよう。 夕方、居間のカーペットで横になった。少し眠ったようで、貴景勝対逸ノ城戦は終わっていた。貴景勝は敗れた後、車いすに乗って退場した由。どれだけの怪我か心配だ。白鵬と照ノ富士は危なげなく2勝目。夕食はサラダとうどんのし、アルコールも飲まず胃薬を服用。ブログを書いたらさっさと寝よう。翌日は回復すると良いのだが。
2021.07.06
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~収穫から製造へ~ 雲南百薬 土曜日の夕方雲南百薬を収穫した。今年の初物だ。この春、地中の芋が腐ったのか発芽しなかった。冬の寒さで凍ったのだろう。だが腐った部分を切って埋めたら、4月の末になって発芽。それから水やりや支柱を立てて保護したらかなり葉が大きくなったため収穫。ダメだと思ったのが再生するのは嬉しいものだ。それにこの苗は8年以上生き続けているはず。とても生命力が強いのだ。その夜、茹でて食べた。 日曜日、町内会の草取りはサボった。小雨が降っていたのと体調が悪かったからだ。恐らく誰も行かないはず。それよりも熱海市の土石流災害のその後が気になってニュースを観た。前日観た映像は驚くべき自然の脅威だった。2名の女性が死亡。消息不明者20名のうち10名は助かった由。出動した自衛隊が、あの大変な状況下でよくも救助出来たものだ。だが、今後もまだ災害の怖れがある由。 小雨が降っていたが梅の実を収穫することに決め、物置から長くつを出した。前日何気なく梅の木の下を見たら、黄色く色づいた実が幾つか転がっていた。これはもったいない。もう今年もその時期が来たと観念。スーパーで売ってた梅の実はまだ青くて小さかった。わが家のはその2倍近くあり熟し始めていた。もう梅干しを作る準備をしても良い時期が来たのだ。 作業用のバケツを洗ってその中に入れ台所へ。量はざっと4kgはありそう。先ず「メモ」を見て一連の作業手順を確認した。梅の実は洗わずに乾いた布巾で丁寧に拭いた。本当は洗うのだが小雨で濡れたいたし、きれいな布巾で拭えば同じこと。結構汚れていた。「へた」を取ったのはわずか1個のみ。かなり熟していたので、きっと簡単に枝から離れたのだろう。 塩の量は梅1kgに対して180gとメモにあったが、これも適当な目分量。天然塩もあったが、使いかけで残量が不明。それで1kg入りの精製塩にした次第。適量のことを塩梅(あんばい=案配)と言うのは梅干し作りから来た言葉なのだろう。沖縄のてーげー(大概=好い加減)も本来は良い意味なのに、今では悪い意味の「テキトウ」になってしまったが。 梅の実の量も、入れた塩の量も本当に適当だったのか。要はちゃんと「梅酢」が上がれば良いのだ。洗いもせず拭いただけ。塩の量も目分量。だが、わが家の梅は「豊後梅」で、大きくて立派。昨年の秋にバッサリ枝を剪定したせいか、今年の実はこれまでで一番の出来。だから素材の良さを信じよう。そして4年連続で作って来た自分の経験と「勘」を信じようと思う。 容器に蓋をして台所の隅っこに置く。本当は雑菌が入らぬようにすべきなのだろうが、これも適当で隙間がある。重石(おもし)用の石が幾つかあるが不定形で梅の実にちゃんと重力が伝わらないと思い、今年は蓋の上に水を入れたバケツを置いた。これなら下の容器内の梅に均等に重さがかかるはず。テーゲーに見えても論理的には間違ってないはず。3日ほどして梅酢が上がらない場合は粗塩を追加しようと思う。 熟した梅の実を幾つか枝から取り、そのまま放置する。そのうちさらに熟してそのままでも食べられるようになる。豊後梅(ブンゴウメ)は梅とアンズの掛け合わせなので、果物としての性質が半分残っている。それで熟せばそのまま食べられるのだ。昨年近所の方に上げたら「美味しかった」と言うので、その後も上げた。梅雨時のささやかな楽しみ。今年の梅干しも上手に出来ることを願っている。
2021.07.05
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~物憂げな日~ 日本全国が雨雲に覆われ、中には1日で1月分以上の雨が降った地区もある。買い物に行く準備はしていたものの、ついに出かけずに終わった。梅雨の不快感だけでなく、嫌なニュースも飛び込んで来る。結局その日の一番の仕事はブログを書くことだった。それは私の重要な日課。そしてテレビでニュースをチェックすることも。 だが天気の合間を縫って、東の畑のジャガイモを掘った。葉が枯れて種芋を植えた場所が分からなくなっても困る。それに梅雨の間、土の中に放置していたら腐ってしまう。ここに植えた種芋は8個ほどだったが、結構収穫があった。そのうち大きめのものは洗って雑巾で拭き、籠に入れて台所の裏で干した。残りの小芋を料理に使おう。自分が作った野菜はたとえどんな物でも無駄にしたくない気持ちだ。 薄めのカリー ジャガイモとニンジンは予め圧力鍋で煮た。ひょっとして堅いかもと思ったのだが、それは杞憂だった。他には自家製のタマネギとトウガン。それを水と牛乳で煮、カレー粉と焼きそばの粉で味付けした。ところが出来上がってビックリ。何と豚肉を入れるのをうっかり忘れていたのだ。極薄味の野菜カレーと言うよりも、野菜スープになった。その夜はご飯を食べずに野菜スープを2杯飲んだ。 翌朝は珍しく朝風呂に入った。先ずトイレを済ませて体重計に乗ると、不思議なことに2kgほど減っていた。きっと前夜の「薄めの野菜スープ」が良かったのだろう。外へ出てキュウリを収穫。このところの雨で育っていたのが家の中からも見えた。不細工な太めのキュウリが5本。だがキュウリだけを食べているわけにも行かないだろう。でも「空腹は最大の健康法」と言う。一度試してみるか。 薔薇の枯葉 久しぶりに外階段とガレージを掃除した。雨の日が続いて放置していたバラの枯葉が、かなり溜まっていたからだ。訪れる人は誰もいないのでそのままでも良いのだが、気分転換は必要だ。箒で集めると結構な量になった。これは裏の堆肥置き場に積む。ついでに玄関も掃いた。こちらもきっと10日ぶりくらいだろうか。朝風呂に掃き掃除。心も体もリフレッシュした感じ。でも晴れの日が欲しい。 千葉県八街市で不幸な事故が起きた。下校途中の小学生の列に、トラックが突っ込んだ人身事故。運転手はアルコールを摂取していた由。家でも職場でも規律正しかったと言う運転手。だが、真昼間の仕事中に酒を飲む「真面目な人」がいるだろうか。彼の職場は小学校の近くにあり、ここが通学路であることも知っていた。それなのにブレーキ痕も無かったと言う。こうなるとトラックはただの凶器だ。 大阪の住宅が次々に崩落している。現場は「上町台地」のへり。のり面が崩壊したことが原因の一つだろうが、ほかにも原因がありそうだ。元々そこを宅地として売った不動産業者に過失はないのか。崩壊する前、のり面から水が湧いていたとも。また直下では老人施設の建築工事が進行中で、その振動によってのり面が崩壊した可能性も考えられる由。苦労して建てた自宅が壊れる様子を見るのは辛いだろうに。 アメリカに留学していた中国人学生が帰国した由。アメリカのコロナ対策に不安を抱き、故国の方が安全と考えたようだ。「覇権主義と強権政治に反対する」。これは中国共産党創立百周年記念日に、習近平国家主席が発した言葉。一体どの口が言うのだろう。しかし、中国の若者は中国の政治に満足してるのだろうか。自民党の二階幹事長、公明党委員長、民社党、小沢一郎氏などが中国に祝意を表明した由。 来年の大統領選挙を巡って与野党の候補者が出始めた韓国。野党は文大統領によって辞職を迫られた全ソウル地検の総長が立候補を公表したようだ。正義感に燃えた彼は、任命権者の文大統領側の不正まで暴いた。一方与党側の候補者は7名ほどいるようだが、一番の有力候補は「韓日関係が悪いのは、日本の与党議員のせい」と主張している由。驚いた政治感覚だ。一体この国はどこへ向かおうとしているのか。 いやいや、酷いのは中国や韓国ばかりではない。日本でも大臣を務めた国会議員の逮捕が相次いだ、特に法務大臣の選挙違反には驚いた。取り締まる立場にある議員が買収に回るとは。中央官庁の幹部の収賄や接待攻勢にも驚いた。一体彼らの道義や誇りはどこへ消えたのか。三菱電機の検査不正、東芝の蛇行する経営陣。巨額な報酬を提供されながら、首脳が国外に逃亡した日産自動車。開いた口が塞がらないことばかりだ。 病気で静養中だった小池東京都知事が職務に復帰した。本人は「たとえ倒れてもやり抜く」と言ってるようだが、近づいている東京都議会議員選挙の投開票向けのジェスチャーと考えるのは私の邪推だろうか。八重洲市場への移転問題、東京オリンピックの会場問題その他で、この人が弄した戦略で一体どれだけの損失を与えたのか。無限の出世欲と権力志向は観ていても醜い限りだ。
2021.07.04
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