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<コロナ便り20> その日の仙台は最高気温が29度もあってね、とても暑かったのさ。そのせいで夜になっても居間が熱く感じたんだ。でもクーラーを点けたら冷え過ぎて体調を崩すし、そんな時はやっぱりこれだろうと扇風機を持ち出した。先月までは足元が冷える日があって、電気ストーブを点けていたのさ。それが2週間後には扇風機が必要になった。やっぱり今年は暑い。その夜は風呂じゃなく、シャワーで十分だったよ。 翌朝起きると、アプローチの敷石が濡れていた。どうやら前夜遅くに雨が降ったみたい。それで2階に上ってベランダの手すりと、物干竿を拭き、洗濯物を干した。少し脱水が甘いが、きっと乾くはず。そのまま郵便受けに新聞を取りに。なにやら書類が届いていた。市から例の「特別給付金」の申請書類だ。早速内容を確かめる。それほど面倒ではない。通帳と、健康保険証の写しが必要なようだ。 お日様が出て、空が晴れて来た。そこで布団を干した。予め手すりを拭いていたのは、このためだった。朝食後、早速近所のコンビニに。家を出た途端に、カメラを持参しなかったのを悔やんだ。垣根の葉っぱや、花壇の花など撮りたいものがあったのだ。通帳と保険証を一緒にコピー。わずか5円で済んだ。帰宅してサイズに合わせて切り、申請書の添付欄に張り付け、封をして近所のポストに投函。 カメラを持参して再び外出。近所のお宅の庭のヤマボウシが見事。確か日本も縁産地の一つだったはず。真っ白いエゴの花、ノハナショウブ、カシワバアジサイ、ピンクのシラン、ホオズキの花、サクランボなどを撮って帰宅。畑を点検するとトマトに小さな実が付いていた。そしてカボチャも1株だけ発芽していた。これは嬉しい。伸びたトマトの脇芽を摘み、伸びた分の長さだけビニールひもで固定した。 発芽したカボチャ(左)とまだ小さくて青いトマト(右)。畑をやってる人間には、こんな小さな変化でも楽しいんだよねえ。撮影した25枚ほどの写真を整理し、ブロ友さんにコメントし、丁寧に新聞を読む。昼は素麺を茹でた。これからの暑い日にはこれに限る。ただし炭水化物だけでは太るので、出来るだけ野菜や果物、たんぱく質も摂るようにしている積り。 デスクでPCに向かっていると、隣の奥さんが畑にいたので声をかけ、急いでわが家の畑から大きめの新玉ネギを3個切って袋に入れ、垣根越しにSさんに手渡した。中を覗いた奥さんが喜んで、早速スライスしてサラダにするとのこと。わが家はまだ。冷蔵庫と物置にあるものを食べ、畑の分はまだ放置して太らせるつもり。それに掘り上げても陰干しにする場所がないのだよ。 トウが立ったタマネギのネギ坊主2本を切った。そのままだとタマネギに芯が出来るためだ。だが触った感じが堅過ぎた。味噌汁に入れて煮るしかなさそうだ。洗濯物と布団を取り込み、洗濯物はそれぞれタンスの所定の場所へ。今日は小さめの散歩を2回と、洗濯、郵便物の投函が主たる出来事。そろそろ夕食の準備と書いて、ブログを予約。実に平和な一日だった。明日からも当分暑い日が続きそうだ。
2020.06.05
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<コロナ便り19> 通称「自粛太り」と言うものがあると聞いた。今回の「新型コロナウイルス感染症対策」の一環として、自宅に引き籠る生活を続けているとストレスが溜まり、その結果知らず知らずのうちに、食べ過ぎてしまうらしい。それを医学の専門用語で何とか言うらしいが忘れた。太古人類は飢餓を体験し、その記憶が糖尿病の引き金になったと聞いたことがある。私も今回の自粛で1kg太った。 それだけではない。私の場合はコーヒーの量が増えた。ウーロン茶も良く飲むせいか、トイレの回数も多い。最近は夜中に3,4回起きた。それでもまた眠れるのだが、先日TVで標準的なトイレの回数は1日4回から8回と聞いて驚いた。私はその倍はトイレに行く。糖尿病の場合も自然に体が水分を欲するあまり、トイレに通うとも聞いた。そして一番の成人病対策は、食べないことだそうだ。ふ~む。 郵便局の配達の人が来た。「安倍のマスクか」と聞くと、まだらしい。届いたのは「大人の休日倶楽部」の会員証。4社から毎月ツアーの冊子が届くが、もう4か月ほどツアーの申し込みをしていない。そして困ったツアー会社が「通信販売」に力を入れ出した。それでも私は買わない。新聞には「お願いです〇〇で買って下さい」のチラシ。マスクもかなり値下がりした。それでも私は買わない。 町内会から今月の清掃のお知らせと敬老懇談会のお知らせが届いた。そして町内会の会費の集金も。わが家が班の当番になるのは3年先。それまで元気でいられるかどうか。6月の俳句教室へは、体温を測ってから来るよう連絡あり。提出する作品を清書する必要があるが、まだ先で良い。共済組合から通知が来たが、本人死亡以外は無関係みたい。市の広報、県の広報も見るべき情報は皆無。 TVのドキュメンタリー番組で、沖縄本島北部やんばるの森(左)に棲む天然記念物のヤンバルクイナ(右)の数が少し増えて来たとの朗報。それも最近は人工飼育で卵から育て、野生に戻す活動をしている由。その野生化した雄が野生の雌と番になり、卵を産んだことも分かった由。琉球大学に転勤し、ヤンバルテナガコガネ、セマルハコガメ、ノグチゲラの天然記念物の名前も知った。 何年か前にやんばるの東海岸を一人で走った時、ヤンバルクイナの天敵であるマングースを生け捕りにする檻(おり)を設置している作業を偶然見かけた。捨て猫や捨て犬が野生化してヤンバルクイナを襲うことも知った。その犬猫も大分減った由。そして30年前にやんばるを訪れた際に匂いを嗅いだイジュの花(ツバキ科ヒメツバキ属)の清楚な姿と香りが今も忘れられない。 別のドキュメンタリー番組でロシアのカムチャッカ半島にあるクリュチェフスカヤ山のことを知って驚いた。何と富士山よりも富士山らしい美しい円錐形の山。これが活火山で十数年前にも爆発してることにも驚いた。そして標高が4700mから4800mと言うのに3度ビックリ。噴火する度に溶岩が噴き出、今でも70mくらい盛り上がるため、正確な標高が測れない由。 <カムチャッカ川> <国後島の爺爺岳> 取材陣が写したカムチャッカ川の名を聞いて驚いた。幕末に白子(三重県)の千石船がアリューシャン列島に漂着した際、カムチャッカ半島に渡り、首都ペテルブルグに向かうために遡ったのがその川なのだ。大黒屋光太夫らの苦労は吉村昭の歴史小説で知った。井上靖の「おろしあ国酔夢譚」は映画化された。右は北方領土国後島のチャチャ岳。北方領土の早期返還を切に望むが、ロシアはしたたかだ。
2020.06.03
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<わが日常些事> スーパーで買った食品を詰めていたら、「歩いて来たの」と小母ちゃん。いえ、自転車ですよと言うと。自分はY山から歩いて来たと言う。きっと私がリュックを背負っているのを見て勘違いしたのだろう。そこなら生協が近いでしょと言うと、「高くてね」と。さらに「10万円もらっても直ぐになくなるよ」とも。あんな遠いところから歩いて来た小母ちゃん。生活の防衛も大変だよね。 この日は125円の低脂肪乳など、8千円近いお買い上げ。トマトは不整形のお徳用だったし、鶏肉は2割引きの値引き品。魚は鯵3匹、カレイ2匹、とカツオ。パンも2割から3割引きのもの。それらをリュック、買い物袋、レジ袋に分別して入れ、重さでふらふらしながら、何とか家に帰宅した。それからが戦争みたいな忙しさで、急いで冷蔵庫など所定の場所に収容。一息する暇なく、魚を捌く。 カツオは3日分を刺身にし、残りは冷凍にしておいた。アジは3匹とも開いて塩を振り、ベランダに干した。カレイは2つ切りにして煮物に。鳴門の海辺で5年間過ごしたため、魚の生臭さにも慣れた。釣った大量の魚を処理した経験が役立つのだ。頭や内臓はビニール袋に二重に入れてゴミの日まで台所で保管し、魚を洗った汚水は裏庭の堆肥置き場に捨てる。油を使った際の汚水も同様だ。 最近買う果物は上の3種類。リンゴは時季外れで味も食感も悪くなったが、最近出だした「シナノゴールド」(左)が優れもの。柑橘類は最近まで河内晩白柚が美味しかったのだが時期外れとなり、代わって出て来たのが甘夏(右)これで助かる。バナナは1房100円程度の安物で十分。4本程度ついたのを2房。リンゴと甘夏は袋入りで4個程度。ニンジンと葉物野菜は不可欠。玉ねぎ、キュウリなどはある。 5月末の日曜日の朝、庭を点検していて嬉しい物を発見。最初がアジサイの花。まだ小さな蕾で、全く色がついてない状態だが、それでも季節の移ろいを感じさせる贈り物だ。そして2番目がユズの花。数日前から今か今かと待っていたこの白い花。1つの枝にびっしりと花がついていた。今年もきっと豊作のはず。そして柿の花は数も少なくて頼りない。一体どれだけが秋まで落ちずに実を結ぶかどうか。 裏庭にもピンクのバラが咲いているのを見つけた。淋しい裏庭にもこんな明るい花があるのは嬉しい。一方で有難くないのがドクダミ。(右)この早春に庭の大改造をした際、スコップなどで掘ってドクダミの根はほとんど取り去ったと思っていたのに、この雑草はしぶとい植物で、とても深い場所にまで値を伸ばす厄介者なのだ。こんな風にこれからの季節は雑草との戦いに追われる日々なのだ。 南天の地味な花が咲き始めた。私の背を遥かに超えた南天。折角花を咲かせ、これから実が生るのだから切るのは可哀想だが、いずれは倒れないように上の部分を切る必要がありそうだ。青梅が大きく育って来た。昨年秋に強めに剪定したのだが、ちゃんと季節を覚えていたのだ。今年も梅干しを作る予定でいる。何せ私の健康を守ってくれる優れた食品。このまま虫がつかず、立派に育ってほしい。 モッコウバラに続いて、垣根のバラが散り始めた。残念だが、それもまた自然の摂理。その一方で若い蕾も幾つか見える。特段何の世話もしていないのだが、たとえ一時的にもせよ淋しいわが家の庭を彩り、コロナ騒動に疲れた心を癒してくれた春の花たち。本当にありがとうね。これからも俺は出来るだけ健やかに過ごそうと思っているよ。この日記が公開される時は6月。ようやく俳句教室に行けそうだ。 そしてこれがその日の夕食。メニューは左上から、トマト、ピクルス、沢庵。煮物、コロッケ。カレー。ご飯、梅干し。カツオの刺身。冷や奴。夏ミカン。そして焼酎の水割り1杯。夕食後に薬2種を服用。私はサプリメント類は飲まず、栄養は全て食品から摂るようにしている。そのためにも、出来るだけバランスの良い食事を心がけている積り。そのほとんどは自分で用意した料理が中心だ。
2020.06.02
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<緊急事態解除後のことなど> 「新型コロナウイルス感染症」に関する緊急事態がこのほど全面解除され、再び世の中が少しずつ動き始めた。ただし全面解除とは言っても全てが「無罪放免」ではなく、慎重にその後の推移を見守ると言う条件付きではあるのだが。会社に通勤するサラリーマン、学校に通学する子供たち、散歩や買い物に出かける人々の顔にも、ちょっぴり安堵の色が浮かんでいる。 しかしこの間の安倍内閣への毀誉褒貶の激しさはどうだったろう。初期対応の遅さ、昭恵夫人の行動に対する批判、「安倍のマスク」の不評ぶり、検査キットと医療体制の不備に対する不満、一時金、自粛に伴う企業等への補助金支給体制の不備と支給の遅延等々。またこの自粛期間中に生じた東京地検検事長の行動と定年延長関連法案改正への反対運動などから、内閣の支持率は急低下した。 だがこの一連の「騒動」を私は醒めた目で観ていた。連日新型コロナ禍を煽るワイドショウと、それに同調した報道機関による問題の取り上げ方、そしてそれに便乗した野党の相変わらずの政府批判と、見え見えの党勢拡大の目論見。もうこうなると政府は格好の餌食で、こんな時期に支持率調査など行おうものなら、勝敗は初めから明らかだろう。政府にとって良いデータはほとんどないのだ。 ただし、そうでもないのだ。30万人にも及ぶ世界の死者数に対して国内の死者は千名にも満たず、重症患者用のベッド数にもまだ余裕があった。あれほど日本の対応を疑問視していた世界の通信社が、日本の偉業を讃え出した。マスクや手洗い、入浴などの極めて清潔な習慣、土足での入室を嫌う生活様式と、規律を守る国民性、極めて高い医療体制と健康保険制度について評価を改めた。 しかし国民は長期間、良くもあの重圧に耐えたものだと思う。パチンコ店などで一部要請に従わない店があり、客がドッと押し寄せたにも関わらず、よくぞクラスター発生がなかったものだ。たとえ偶然でもそのことを喜びたい。激しい暴動や略奪が起きた国とは根本的に異なる要素がわが国にはあることの証左だろう。ただし、先はまだ長い。第2波、第3波への警戒を緩めてはならない。 南アジア、アフリカ、中南米など経済的に恵まれない地域への感染はこれからのこと。教育、医療、福祉、食料、政治体制の不安定さなどとも相まって、多大な被害が出ないことを祈るばかりだ。そして根本的な解決のためにも、治療薬やワクチンの早期開発、より迅速で効果的な検査方法の確立が望まれる。今回の経験を元に、国内での研究と実用化が急速に進むことを期待している。 人類は過去にも幾つかの大きな疾病と闘って来た歴史を持っている。そしてその結果、病気の原因となる病原菌やウイルスなどを突き止めて来た。ただし病原菌もその都度薬剤に負けない「耐性」を身に着けて来た歴史がある。だからこそ「戦い」でも「共存」でもあるのだ。中国の後押しでWHOの事務局長になったヂィドロ氏は初めて医師以外からの選出。医療が政治に屈し、方針を曲げてはいけない。 私は今回の「新型コロナ感染症騒動」に関連して、最近以下の川柳を詠んだ。 自堕落に生きてコロナと共存し 生真面目に生きてコロナに見染められ 新型コロナウイルス感染症の真っただ中でこんな川柳を詠んだ。川柳は人間の軽薄な行動を笑い飛ばたり、皮肉ったりするのも特徴と認識している。時に過敏に反応し、時に憶病になるのが人間。自分をも含めて観察するのも面白いではないか。あまりカリカリせず、ゆっくり進もう。北九州などで第2波の兆候が見え出した。舐めてはいけないが、怖がり過ぎてもいけない。戦いはまだまだ続く。
2020.05.30
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<緊急事態全面解除にはなったけど・・> 筑波勤務時代の後輩Mさんからメールが届いた。今年の3月で退職した挨拶だった。私が筑波を去ったのは40歳の時だから、あれから35年も経ったのだ。とすると新規採用だった彼は10年後輩と言うことになる。確か都立大の卒業だったはず。寡黙で大人しかったが、信用出来る人物だった。その彼が筑波から埼玉へ移り、その後も転勤を繰り返して65歳で辞めた由。早速返事を書いて送った。 新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態の全面解除宣言が出たのは、その夜だった。神奈川と北海道がまだ数値が高いものの、感染ルートが明確との理由で今回の措置になった。だが今後の状況次第では、何らかの制限もあるようだ。感染の第2波第3波が心配される状態では当然のこと。今回の宣言で「無罪放免」、何でも自由自在に行動出来る。そんな風には思ってもいない。 それにしても検査キットの不足や、大型クルーズ船乗客の感染などの困難もあったのに、よくもこれだけの死者数で済んだものだ。クルーズ船の件では、自衛隊員の献身的な活躍と、完璧な対応が感染の拡大を防ぎ、国民の協力が世界が驚く低感染率のまま推移する原因となったのは確か。安倍内閣もマスコミから叩かれながらも何とか面目を保った。だが当分油断はしない。引き続きじっと忍耐の日々を過ごそう。 2,3日寝付けない日があったものの、朝寝坊と昼寝で睡眠不足を補い、何とか体調を維持することが出来た。さて、そろそろ運動するか。長雨と低温の日々が去って、私もようやく走る気になった。1月の大連旅行から帰国後、約2か月間の断捨離と、それに続くコロナ自粛の日々は、鍛え上げた元ウルトラランナーにとっても、かなり堪えた。良くぞあの辛い日々を乗り切ったものだ。自分で自分を褒めたい。 これを手に持って 9km周回コースの半分くらいまで来た時、土手に何か生えてるのを発見。細い竹のタケノコ。そこは県有地かなんかで採っても怒られはしないはず。そう思って手で折った。これは篠竹(しのだけ)なのか、それとも他の種類か。とも角落とさないようしっかり手に持って、残りの距離を走った。 筍を手にランナーの走り去る それ走れや走れ。 桐の花 国道近くの下り坂の途中で、道端に落ちている紫の花を発見。それは今年の春に走っている時から探していたものだった。花を拾って匂いを嗅ぐ。なんだか和風の雅な匂いは子供の時から大好きだった。母を知らない私には、それを母の香りの代用にして来たのだ。その桐の花も最近はめっきり少なくなった。かつて仙台では、女児が生まれると庭に桐を植えた。嫁入りの時に切って、桐のタンスを作るためだった。 喜寿近きランナー吾や桐の花 桐の花母知らぬ子も喜寿となり 桐の花が夏の季語 茅の穂 国道まで来ると、道端の茅(チガヤ)の穂が風に揺れていた。小さくてどこにでもある雑草だが、その姿がまるでキツネなどの尻尾のようで面白い。これを俳句に詠んだらどうだろう。そこで 狐狸棲まぬ街の傍に茅の穂 *こり=狐とタヌキ *すむ *かたえ=かたわら 花か穂か狐狸はをらねど花茅 *はなちがや 茅の花が夏の季語 フキの煮物 自宅が近くなる頃、ある場所へ寄ってみた。そこは見事なフキが生える小川の土手。だがここ数年は河岸の整備が進んで、フキの群落が消えてしまった。その日も蕗の葉はどこにも見えない。仕方なく帰宅後裏庭の粗末なフキを何本か切った。とても食用になるような代物ではないのだが、それもまた一興。 皮を剥いた筍 皮を剥いた筍はこんな感じ。青々としてまだ硬い部分もあった。貧弱なフキやニンジンと一緒に圧力鍋で5分ほど煮た。それでも堅い部分があったが、構わず油揚げや竹輪ベーコン、ニンジンなどと一緒に煮た。今時土手で獲ったタケノコを煮て食う人などいないだろう。それも食えるかどうかも分からないのに。ネットで調べたら、どうやら破竹(はちく)みたい。これで俺もきっと破竹の勢いになるはず。 煮ても堅き筍喰ひし寡かな *やもめ 筍が夏の季語 タマネギの葉のぬた こちらは畑に植えているタマネギの葉を茹でて「ぬた」(酢味噌和え)にしたもの。野蒜(ノビル)と違って歯ごたえも味も今一だが、食えないことはない。まあ食物繊維として、腹の掃除には役立つはず。そのまま枯れてしまうのはもったいないと思って、今回初めて挑戦したが、葉は枯れるに任せて、大きめの新玉ねぎを掘って食べるのも良いと思い直した。モッコウバラの花を全部箒で落として大掃除した。
2020.05.29
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~マックス爺のコロナ便り(18)~ シャラの葉と雨粒 5月下旬のある日。その日も朝から雨。天気予報によれば、わが仙台は札幌よりも寒く、気温が上がらないままの一日とのこと。石油ヒーターと空調機の両方を点ける。室内が寒過ぎると、血圧を測定しても高めに出る。寒さで血管が収縮するせいだろう。こんな時は無理せずに室温が上がってから起き出し、ゆっくりと布団を上げる。PCタイムも足元の電気ストーブを点けながら。 トタン屋根の家 ジュネーブのWHO総会での米中の対決姿勢が、とても厳しい。新型コロナウイルス感染症への対応で、WHOが中国よりの姿勢を貫いたため各国での対応が遅れ、大きな被害をもたらしたと主張するアメリカ。対する中国は自国の対応は適切で、WHOへの通告も早かったと主張。それに台湾の排除問題も絡んで、世界を二分する争いになった。紛糾はまだまだ続くはず。それほど事態は深刻だ。 雨の日の畑 テレビで次のようなコメントを聞いた。コロナ自粛で我慢し続けていると不満が爆発することがある由。「自粛警察」のように、少しでも違反行動を見つけるとつい注意や警告をする人が増える。特に生真面目な日本人はその傾向が強く、それを防ぐためには「正確さを競わない」ことが肝要と。医師でもない人がワイドショウで仕入れた知識をひけらしてもしょうがないと言うことだろう。 トマトの花 脳科学者中野信子さんの新著『人はなぜ他人を許せないのか』の新聞広告に載った同著の「見出し」を参考に載せておこう。〇自分は絶対正しい 〇他人の言動が許せない 〇正しさは時に毒となる 〇考えの異なる人=悪と考える理由 〇SNS炎上に乗る人の心理 〇誰でも「正義中毒」になる可能性がある 〇個人の意思よりも集団の目的が優先される日本社会 〇人の不倫を叩きたくなるのは脳のせい 健康野菜「雲南百薬」 〇加齢とともに頑固になるのは脳の老化現象 〇「昔は良かった」は脳の衰えのサイン 〇老けない脳をつくるトレーニング 〇「許せない」をコントロールし穏やかに生きる方法 〇あの人はなぜ「他人の意見を聞かない」のか そして解説には~すべての人の心に潜む「正義中毒」という快楽を最新の脳科学者が解き明かす~ とある。耳が痛い文字列だが、こんな時だからこそ読む価値があると思うのだが。 伐られた木 YouTubeでインド独立の父マハトマ・ガンジーの半生を見た。イギリスに支配されていた母国を、若き弁護士であった彼が「無抵抗主義」と言う戦い方で独立を勝ち取った生きざま。その運動と精神は南アの黒人初代大統領ネルソン・マンデラやアメリカのキング牧師に継承され一大運動になる。だが崇高なガンジーの生涯は自国の貧しい男に暗殺されて終わる。貧困は人から考える行為を奪うのだ。 ライラックとテレビ塔 札幌のブログ友たくちゃんさんによれば、札幌は今ライラックが満開のようだ。ライラックは英語名でフランス語名はリラ。私はその花の姿も花の芳香も大好きだ。彼女のブログに触発されてライラックの花を詠んでみた。コロナ自粛に喘ぐ日々の癒しになれば嬉しい。 ライラック北の大地で薫りけり リラ冷えや怯へ過ごしし日々の数 *おびえ リラ冷えや自粛疲れの北の蒼穹 *そら コロナ禍に負けず香れやライラック *コロナか
2020.05.26
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<言葉と評価> 5月19日(火)。仙台は雨が降り続き、寒い一日だ。この雨に打たれて、満開だったモッコウバラが散り始めた。3日間雨が続くそうだが、雨が止むころにはモッコウバラはすっかり姿を変える。咲き終え雨に打たれたあとのモッコウバラは薄汚れて実に無残なのだ。その雨の中、傘を差して庭の花などを撮る。ブログのカット用だ。ブログ公開は6日後。そんな早くから私は予約機能を使って書いている。 競泳の池江璃花子さん(19歳)がTVにこんな姿で現れた。昨年の1月、彼女は白血病であることを告知し、入院生活を続けていた。抗がん剤の服薬と放射線治療のせいで頭髪は抜け落ちてウイッグを使用していたようだ。だが、病と闘う自らの姿を見せることで病気に苦しむ人の助けになればと、今回の行動に及んだ由。その精神の気高さと潔さに驚いた。彼女の姿は、多くの人に勇気を与えたはずだ。 彼女は水中出産で生まれ、生後2か月で母親から超早期水泳教育を受けた。5歳の時には、4つの泳法全てで50mを泳いだ由。2018年高校2年でアジア競技大会に出場し、6種目全てで優勝する偉業を達成。日大へ進学して東京オリンピックを目指している途中、突然の発病だった。どれだけ無念だったことか。だが彼女の闘志は不変。筋肉は落ちたが、彼女は再起を目指して立ち上がった。頑張れ璃花子。 コロナ禍に喘ぐ日本を応援し、医療従事者へ感謝の気持ちを伝えるため、各地のホテルなどではビルの照明を使用してエールを送る動きがあるそうだ。またこの「パターン」をCGで作成してデータを送っている大学生もいるそうだ。検査キットが不足しながら、奇跡的な死者数に留まっているのは不思議と世界から評価されているわが国。マスクの使用、行動規制、手洗いなどのお陰との分析もある。 その一方でこの人の評価が下がっている由。森友問題、桜を見る会、身勝手な昭恵夫人の行動、新型コロナへの対応と東京高検検事長の定年延長問題など、口では「丁寧に説明します」と言いながら、その丁寧な説明を聞いたことがない。政治家は口がうまいだけじゃダメ。特に先頭に立つ者は実行力がなくちゃね。元法相の河井夫妻の選挙違反などは言語道断。離党どころか即刻議員辞任を申し渡すべきだと思うんだが。 共にパリーグの球団を有し、IT企業の長であるこの2人はとても対照的。在日朝鮮人として恵まれない幼少期を過ごした孫さんは高校生の時に渡米し、苦学してカリフォルニア大学バークレー校を卒業し、帰国後次々に会社を興した。ところが投資に失敗して、このほど1兆4千億円の大赤字を出した由。抜群の経営感覚の持ち主もとうとう焼きが回ったか。それとも不死鳥のように再起するかが見ものだ。 一方の三木谷さんは神戸大学名誉教授の父を持ち、一橋大学経営学部を卒業、ハーバード大学経営大学院修了の英才。後発のIT企業ながら厳しくかつ手堅い経営で、手がけた企業は全て躍進し、念願の携帯電話分野へも進出。今回のコロナ対応では両社とも検査キットで味噌をつけたが、楽天の方が軽傷で済んだのに対して、ソフトバンクの方はかなりの深手を負ったように感じるのだが。 お口直しに雨の日のわが家。傘を差しながら花の写真などを撮った。それでも十分に楽しい。
2020.05.25
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<地名・人名・沼・山> ハナミズキ ブログにハナミズキなどの花の写真を載せたら、画家の恵美子さんが一青窈(ひととよう)が歌う「ハナミズキ」のことを書いてくれた。翌朝一番にそれを読み、一青窈のことをウィキペディアで調べた。彼女が歌手であることは知っていたし、その歌も聞いたことがあった。だが私が疑問を抱いていたのはその名前。中国か台湾人のような名前だが、なぜそんな名前になったのかと。 一青窈 父は台湾の実業家で顔(がん)さんと言う。私が知ってる顔姓は有名な書家の顔真卿のみ。端麗な書体が印象的だった。母は日本人。父は台湾の財閥一家の出で、九份に金鉱を所持していた由。夜景で有名な九份は私もツアーで訪れた。父が若くしてガンで死に、日本へ帰国し母親の一青姓を名乗る。一青は石川県中能登町にある地名で、母の出身地。期せずしてその町もマウンテンバイクで通った。石川勤務の時、往復180kmほどの旅だった。 ヒルサキツキミソウ ところが母親も若くしてガンで死亡。慶応大学に進学し、作詞に目覚める。それに音楽仲間が曲をつけ、自ら歌う。それでエキゾチックな風貌と名前の謎も、詩の素人っぽさの理由も分かった。ギタリストと結婚し、43歳で第3子を出産。実姉は歯科医でエッセイストの一青妙(たえ)で、こちらの方が日本人に近い容貌。しかしそれまでの苦労が全てそれぞれの活動に役立った感じ。女は強い。 旧「秋保電鉄」の軌道 そこまで調べ、走りに行った。その日は9kmコースの時計回り。前回走った後で左膝周辺に痛みが出たが、この日はもう大丈夫。国道から山に向かうと「山神」の石碑があった。きっと旧笹谷街道の傍にあったのを道路拡張の際に移動したのだろう。その先は旧「秋保電鉄」の軌道に入る。沼(農業用水)を撮ろうと思ってのこと。いかにも軌道跡らしく、真っ直ぐな砂利道が太白山に向かって伸びている。 木々の間から沼が見える。前回はカメラを持たずに走り、残念に思っていたのだ。こんな沼が全部で5つほどある。何の変哲もない風景だが、深緑の木々とそれを映す水面には神秘的な魅力がある。 山藤 山藤がまだいくらか残っていた。前回は咲いてなかったガクアジサイの仲間の花が藪の中に見えた。道端のノゲシやタンポポ。その他名も知らぬ野草が可愛い。 旧秋保電鉄は前方に見える太白山の麓を通って、仙台市の長町から終点の秋保温泉まで通っていた電車で、人だけでなく名産の「秋保石」を運んだ。初期の頃は馬が曳いていたとも聞いたが、坂道ではきっときつかったはず。その電車も昭和30年代に廃止され、軌道跡のみが残っている。 野草 自宅の付近まで来ると、何だか様子がおかしい。ケヤキ林の下がきれいになっていたのだ。畑にいた小父さんに聞くと河川敷を整地したらしい。そこはキクザキイチゲや山吹が咲く私の「聖地」だったが、昔の川の跡で氾濫する危険性があるため、県が工事した由。折角の自然が失われたのが悲しい。 A・アキ ノゲシ 帰宅後体重は1kg以上減り、血圧も早朝より安定。やはり運動は大切だ。朝食後写真の整理。一旦無くなった花の写真がまた増えた。午後アンジェラ・アキの曲を聞き、経歴を調べる。彼女も大企業のお嬢さんでアメリカに留学後音楽と出会って転身した由。母親がハーフなので彼女はクオーター。本名は安芸。一青窈もそうだが人生を自らの手で切り開いた勇気ある日本女性に拍手。夕方から雨になる。
2020.05.24
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~小人閑居して~ 日曜日の朝、窓を開けて外を見る。庭石とアプローチの敷石が濡れている。前日の夕方ごろから雨が降ったみたいだ。これで少しは庭木や野菜が助かったはず。布団を持って2階に上がり、ベランダの手すりを見る。確かに濡れてはいるが、何だか汚い。雨に混じって黄砂まで降ったようだ。慌ててタオルで汚れを拭く。黄砂には中国のPM2.5が付着してるとか。やだねえ。 北京のスモッグはかなり改善されたと聞くが、これだけの黄砂が仙台まで風に乗って来るとは脅威だ。新型コロナもそうだが、中国の情報は信頼出来ない。韓国もそうだが、それが新型コロナで経済が行き詰まったのか、日中韓の相互協力を呼び掛けて来たようだ。その一方で尖閣付近では日本の漁船を追い回すなどの強硬姿勢を変えていない。WHOからの台湾の排斥もしかりだ。あの国の本質は狂暴そのもの。 アメリカはWHOへの分担金の一部を支出することにした。これまでの10分の1までに止める由。それで中国と同額だ。さらに中国が長年国連で後進国扱いを受けているのは不公平と強調。韓国も同様に、両国のロビー活動は目に余るものがある。そして中国のIT大手ファーウエーは、アメリカの「コロナ研究情報」まで盗んでいるとトランプさん。フランスとオーストラリアも中国を警戒し始めたようだ。 世界の新型コロナ関係の死者は30万人を超えた。ロシアの感染者は爆発的な数字に上り、今後も第2波、第3波が各国を襲うだろうと言う。人類の疾病史でも特筆されるべき異常事態で、バングラデシュではミャンマー難民キャンプでの感染が広まり、今後はアフリカへの感染が心配だ。バッタの発生による飢饉に加えて、貧困ゆえの医療欠如と飲み水の不足。その地獄にどこまで耐えられるのかが心配だ。 国内では感染者数と死者数の毎日数度に及ぶ報道。世界からは検査数が少ないのに比して死者数が少ないのが不思議な現象と思われているわが国。だがレナウンなど大企業のコロナ倒産も出だし、経済界への影響は大きい。学校が休みのため、給食用の無農薬野菜を供給している農家が困り、行き場のない野菜を連日捨てている由。陽性者や、院内感染の医療従事者への言われなき差別も横行。良く考えてほしい。 志村けんさんの愛車ロールスロイスファントムがファンに譲られる由。価格は5千万円から6千万円になると言われる。その代金は3人のマネージャーに対する退職金として支払われるそうだ。このところあ朝ドラ「エール」の山田耕筰役で何度か彼の姿を見かけた。なかなかの風格。単なる喜劇人とは思えない演技力で今さらながら惜しまれる芸能人だった。虎は死んで皮を残し、人は死んで名を遺す。 「ステイホーム」でDVが増えていることは知っていたが、ボビーオロゴンが妻を殴った容疑で取り調べを受けた。飄々としたナイジェリア人で、たどたどしい日本語を話す。大して体格が大きくないにも関わらず。プロレスに出て注目を浴びたのは何年前か。その彼が日本人女性と結婚して日本名を持ち、子供も生まれたことを今回図らずも知った。奥さんをもっと大事にしなくちゃいけないと北野武は言う。 最近観たYouTubeで記憶に残ったのが、3週間全裸でサバイバル生活を送るもの。熱帯のジャングル、アフリカのサバンナなど過酷な条件のところばかりで、毒蛇や害虫がウジャウジャ。飲み水は汚れたり、川の氾濫など天候と気温の変化に対応する必要がある。コオロギや蛇なら食えそうだが、逆にハイエナやジャガーに襲われる恐れもある。私なら1日でリタイヤだが、大部分のサバイバーは無事生還した。 TVのドキュメンタリー番組で、ニュージーランドの東方の海中にある「ジーランディア」とオーストラリア大陸誕生の話が面白かった。どちらも数十億年前にゴンドワナ大陸から分離した際の地殻運動と火山活動の話。オーストラリアにかつて火山があったことも、ニュージーランドが南極と同じ大陸から分離したことも今回初めて知った。暇なのも決して悪いことばかりではない。人生何でも勉強だ。 アサリを2パック買った。酒蒸しを作りたいが、普段日本酒は飲まない。そこで焼酎と味醂で代用した。それに畑のタマネギのトウが立った茎を刻んで入れた。炒めれば食べられると思いついたのだ。アサリ自体が海水を含んでいるため、味付けはそれで十分。果たしてどんな味になるかと思ったが、案外いけた。材料も調味料もあるものを使う。それが私の流儀。サバイバルは無理でも、こんな程度なら大丈夫。 酒蒸しにして喰ふ夜や鬼浅利 *さかむし *おにあさり=春の季語 後日思いついてそんな句を詠んだ。生活感がにじみ出て、案外面白い出来。すべては勉強だ。
2020.05.23
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<あるがままに> モロッコインゲン モロッコインゲンと雲南百薬に支柱を施した。支柱を立てるだけでなく、それらの支柱同士を結束し、さらにシャラの木と柵に結んで固定した。このままでも強風に耐えられるはずだが、雲南百薬もモロッコインゲンも成長に従って葉が茂って重たくなるので、その重みにも耐えられるよう強化する必要があるが、それはゴーヤが発芽してネットを張ってからで良い。互いに結べばさらに安定度が増す。 <ハナズオウの莢(左)と鈴生りの青梅(右)> このところの陽気で、ジャガイモの葉がかなり茂って来た。今年の種芋は「インカの夜明け」とか言う小粒の種類。これは大きな芋にはならないだろう。私はそう思ってほったらかしにしていた。だが種芋が小さい上にこれだけ葉が茂ったら、芋に栄養が行かななくなる。そう考えて芽欠きをした。それは1つの苗あたり2,3本ほど残して残りの茎を引き抜くことだ。その後小さなスコップで土寄せ。それも地中の芋の成長には欠かせない。 シソの葉 トマトの支柱はまだ小さいままだが、頑丈な支柱に代えるのはもっと後で良いと判断。だがトマトの苗を良く見ると脇芽が大きくなっていた。それでは脇芽を摘もう。早速ピンセットと鋏を持参して作業。まだ芽が小さいため、手で摘むと弱い茎を傷める心配があるからだ。10本全てを処理するのにさほど時間は掛からない。ミニトマトはそのままで放置。そちらはそれでも十分の数が実るだろう。 キュウリ 昨年の晩秋、適当に蒔いた種からシソの葉が出て来た。多分これで8年連続くらいで同じ作業をしているはず。だから今年のシソは8年前の子孫なのだ。毎朝水やりしたせいか、キュウリの発育も順調で嬉しい。支柱とネットは当分先で良いはず。裏庭の三つ葉を切って茹でる。まだ強い香りがし、茎はまだ柔らかい。ツリガネスイセンの花を全て切り取る。種が出来て球根に負担をかけないためだ。 ミニバラのつぼみ 解剖学者の養老孟さんがテレビで話していた。新型コロナウイルスと戦うのではなく、共存することだと。京大の山中教授と全く一緒。そして自粛ムードの今こそ思索するチャンスとも。戦後間もなくの頃の学生は結核で1年休学はざらで、自分と向き合うことが出来たと。今のマスコミは騒ぎ過ぎ。緊急事態発令の解除にも一喜一憂するなかれと言うことか。平常心でブログを書き、たまに俳句を詠む日々。 <筑波山と福来(ふくれ)みかん> TV「風土記」で筑波山がテーマの再放送を見た。その中に懐かしい顔。筑波大学勤務時に一緒だったK野さんが、「筑波山ガマの油売り口上」の第20代名人になっていた。彼が口上の稽古をしていたことは知っていたが、名人にまでなったとは驚き。頂上の斑レイ岩の大岩が修行地だったこと、東京から筑波山が見えるか観測していたことなど初めて知った。 中腹で栽培している「福来みかん」の皮を七味に使っていることや、このみかんが万葉集では「橘」として詠まれていることも初耳。私のような転勤族にとって、かつての勤務地や住んだ土地のその後を知るのはとても懐かしいものだ。もう二度とは帰れない時代。人生の機微を感じるひと時だ。 何だか空が曇ってると感じたある日の朝。天気予報を聞くと、珍しくその日は東北にも大陸の黄砂が飛来する由。ああ、それじゃ布団を干さない方が良い。そう思ったものの2階までは運んでおいた。午後からは黄砂が止む由。でもPM2.5はもっと嫌。庭に出ると白のイチハツと、白花紫蘭が咲いていた。貧弱な庭のささやかな変化。そしてミニバラにもピンク色のつぼみが。かくて今日も一日が始まる。
2020.05.22
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~食う寝る遊ぶ~ モッコウバラ モッコウバラが満開になった週末、買い物に行った。週に一度のイベントだが、この日はいつもと違う意図があった。冬季の断捨離時に間違って捨てた「部分入れ歯」がようやく仕上がり、その洗浄薬とマスクを買うために薬局に寄るのも重要な任務だったのだ。模型屋のポスターには4400円と書かれていたが、薬局で売ってないかの確認のためだった。 あったあった。3枚1組で500円。種類は1つで、残りは3セット。1人1組限定とのこと。さほど高くもないし、枚数も適当だと思い迷わずに買った。ガーゼ製の上等な物のよう。今持っているサージカルマスク8枚と合わせれば、当分これで間に合うはず。何せ独り暮らしの私は家でマスクをする必要はないのだから。ちょっぴり嬉しくなって、次のスーパーに急いだ。 ここで買うのは全てが食料品。見切り品の100円のタケノコを見つけて、ついでにフキも買いたくなった。野菜、果物、肉、魚、シュウマイに餃子、おかず、フライ、豆腐、麺類、納豆、牛乳、お菓子、値引き品のパン類などで9千円近くになった。変わったものでメカブ(下)はワカメの根元。それらをリュック、買い物バッグ、レジ袋3個に入れ自転車に積む。重くてハンドルを取られるほど。 帰宅すると民生委員のHさんが追いかけて来、ガレージに自転車を止めて話した。目下の健康状態、暮らしの実態などだ。彼女と話したのは前妻と離婚した3年前以来のこと。それ以降私のことを心配し、自転車の姿を見て急遽訪問の順番を変えた由。15分も人と話すのはないことなので、とても嬉しかった。喉の筋肉を鍛えるための方法を聞いて、一つ良いのを思いついた。 午後からは料理に専念。ポテトサラダ、タケノコとフキの煮物、小松菜のお浸しなど3品。ついでに煮物の一部を裁断して、タケノコご飯を作ってみた。少々薄味だと思ったが、案外上手に出来た。先日は肉じゃがに挑戦したが、たとえ失敗したとしても勉強にはなる。自分の食べたい食材を自分で買いに行き、自分で作る。それが可能な自分は、まだマシな方。十分に幸せだ。 これがその日の夕食。煮物、タケノコご飯、ポテトサラダ、ピクルスにトマト、メカブとギバザ(海藻)の茹で物、マグロの刺身、沢庵2切れ、薄い焼酎1杯。バランスもカロリーもまあまあと自己満足。折角民生委員のHさんが心配して訪ねてくれたのだから、なるべく健康的な暮らしを維持しないとね。かくてその日も退屈する暇は全くない一日が更けて行った。健康に感謝。神様に感謝。
2020.05.13
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~コロナにも負けず~ <モロッコインゲン> <雲南百薬> コロナ騒動中の大型連休だが、私が退屈することはなかった。いつもは観られない優れたドキュメント番組が観られたし、ブログを書く喜びもあった。朝は植木鉢に水やりし、畑の様子を観察した。モロッコインゲンの芽が出た。蒔いた種のほとんどが発芽した感じ。冬の間は厚く土を被せていた雲南百薬がようやく芽を出して一安心。この苗は植えてから6年になるが、毎年冬越しさせていた。 オオテマリがますます白くなった。だが今年もガの幼虫が葉っぱを食い荒らしているみたい。そんなことが数年続いているが、幸い枯れることはない。しまっておいた種を出した。去年食べたゴーヤとカボチャだ。薄茶色の種がゴーヤで、白っぽいのがカボチャ。育つかどうかは不明だが、面白いので試してみる。カボチャ3か所、ゴーヤ4か所。今年は気温が高いので、発芽の可能性はあるはずだ。 庭の青モミジ 新型コロナウイルスの勢いが止まらない。恐ろしいほどの感染力だが、出口は全く見えない。人類の疾病史でこれほどまでに過酷なものがあったのだろうか。1400年代の初頭に起きたペストは中央アジアで発症し、あっと言う間にヨーロッパ全体に広がり30年間にわたって猛威を振るった。死者数は3千万人に及んだと言う。コレラ、疱瘡、梅毒などの性病。それらは全て外国人がわが国にもたらした疾病だ。 大航海時代。ヨーロッパの列強はこぞって大船団で新大陸やアフリカ、インド亜大陸へと乗り出し、各地の人々を殺して金銀宝物を奪い、胡椒やコーヒーなどを自国に運んで巨額の富を築いた。のみならず、まだ免疫力がない現地の人々に新たな疾病を蔓延させ、その結果多くの人々が命を落とした。それが白人のキリスト教徒が犯した最大の罪だ。だが最近中国原発のウイルスが増えた理由は、一体何なのだろう。
2020.05.12
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~三蜜暮らしの中で思う~ 三輪山 コロナ騒動中の大型連休で良かったと思えるのは、幾つかのドキュメント番組を観たことだろうか。ある夜、シンガポールの若い女性漫画家が、奈良県の三輪山周辺を訪れた話が私の興味を引いた。彼女は名前から見て中国系の人。恐らくは数百年前に貿易で来た華商の末裔なのだろう。その彼女が日本の神秘に憧れ、それをテーマにした漫画を描いている由。神秘性に魅力を感じるのは、民族共通のようだ。 大神神社拝殿 彼女は大神(おおみわ)神社権禰宜(ごんのねぎ)の案内で神社に参拝する。この神社は三輪山がご神体で本殿はなく、拝殿のみだ。ご祭神は出雲大社同様大物主で、古代豪族三輪氏の氏神。すると三輪氏は出雲族と言うことだろうか。神に捧げる酒=神酒(みき)もこの地が発祥で、新酒が出来たことを表す「杉玉」も大神神社に捧げたことが起源。 箸墓古墳 三輪山を望む纏向の地にあるのが卑弥呼の墓と伝わる箸墓古墳。宮内庁書陵部では第7代孝霊天皇の皇女である倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の墓として管理する。姫の夫は大神神社の祭神である大物主だが、夜中に姫を訪ねて来たのは白い大蛇。人間と動物の通婚と言い、巫女である卑弥呼伝説と言い、この地では神話時代がまだ生き続けているようだ。 拝殿前には蛇が好きな卵が絶えることなく供えられている。シンガポールの若き漫画家は姫と大蛇の絵を描いたが、少しも蛇は怖くないと言う。さらに日本の神はヒンズー教の神にも通じると言ったのには驚いた。実は毘沙門天や弁財天のように「天」が付くのは本来仏を守るヒンズー教の神々で、日本各地の祭で繰り出される山車(だし)もヒンズー教由来なのだ。 境内磐座神社の磐座 磐座(いわくら)を案内してもらった漫画家は、ここで強いパワーを感じると言う。この磐座が本来の神社。で最も古い時代は巨石が信仰の対象だった。三輪山の山頂にも磐座があるのだが、登山は許されても山上の磐座の撮影や登拝中に見聞きしたことを他人に話してはいけないとされ、神秘的な原始神道の姿を想定することが出来よう。私も山の辺の道を歩いた折、幾つかの磐座を目にした。 山の辺の道 明日香から奈良へと続く「山の辺の道」(やまのべのみち)はわが国最古の官道と言われている。私も何年か前に桜井市から天理市までの山すそを歩き、途中「箸墓」や幾つかの天皇陵を観たことがあった。だが曲がりくねってアップダウンがあるこの道が、なぜ古代の官道だったのか不思議に感じ、当時はまだ橋を架ける技術力が乏しかったために、山すそを歩いたのだろうと思っていたのだ。 ところが2年ほど前、ネットで調べ物をしてた時、古代の奈良盆地には「奈良湖」とでも言うべ巨大な湖かあったことを知った。そのため飛鳥時代から奈良時代前半にはまだ盆地には低湿地が多く、そのためどうしても山すそを歩く必要があり、あんな曲がりくねった「官道」になったのだろうと気づいたのだ。後世の官道は道幅も広くてほぼ直線で国府と国府をつないでいたと言われているのだが。 こんな風に長年疑問を抱き続けていると、ひょんなことから解決することがある。どんな番組でも学ぶべきことがあり、やがて点と線がつながって謎の解明に到る。面白きかな人生。面白きかな歴史と人間の世界。 さて、新型コロナ感染症への対応が成功して、り患者が少なかったシンガポールで、再び陽性患者が増えた由。その原因は外国人労働者だった。彼らは狭くて不潔なアパートに居住しているのだが、1部屋に10人くらい押し込められている由。さらに驚くべきことには10人のうち4人が陽性と言う状態だそうだ。つまり陽性と陰性の人が同じ部屋で起居しているのだ。 手厚く保護された自国民と、劣悪な環境にある外国人労働者たち。富める者と貧しき者。生き残る者と恐怖におののきながら死に行く者。これから私たちは、世界中でこんな光景を観ることになるのだろうか。生も死も決して平等ではないようだ。
2020.05.11
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~最近観たドキュメント番組~ <中国武漢市における封鎖騒動> 連休中のテレビも、出来るだけ知識の補足になるような番組を観ている。コマーシャルが嫌いなのでNHK中心だが、再放送が多い中これはと感じるものが幾つかあった。その一つは「新型コロナ」関係で中国で取材したもの。発生源と目される武漢と首都北京で取材したオリジナルで、NHKにしてはかなり意欲的と感じた。 最初の取材対象者は一般市民の若い女性。「新型コロナ」に関する政府の発表に疑問を感じ、SNSで知り得た各地の情報を交換する内容だった。それにより感染者数、死者数、治療の実態など、政府の発表と異なる現実が次第に明らかになる。中国共産党及び政府は情報を統制して国民に実態が知られることを防ごうとし、女性らは当局の妨害をかわしながら真実を追求して行く。 以前なら考えもつかなかった若者たちの勇気ある行動。私たちが得た報道やネット情報の中にはフェイクニュースも混じっているが、それでも当初に比べたら情報の量も増えて、かなり実態が明らかになったように思う。しかし新たなウイルスの出現とそれに対応する先端医療との厳しい戦いに接していると、人類の疾病史の重大な局面に立つ思いを強く感じる。 韓国で取材した番組も、現代韓国の側面を知らせてくれた。釜山の商店では、本当はもっと日本の商品を売りたいと本音を語った小母さんが印象的。ソウルではコロナ騒動による経済活動の落ち込みから、日本に対しての反日感情を隠さない学生が印象的だった。またかつて北朝鮮から砲撃を受けた延坪(ヨンピョン)島の漁師の切実な声が印象に残った。 延坪島の漁師も、文大統領も父母は共に北朝鮮出身。そのことが北に対する思いに繋がり、長い反日教育の歴史が強い反日感情となって今も繰り返し抵抗が続く韓国社会。その中でも、「反日種族主義」の出版など、日本併合時代の実態を冷静に分析、評価しようとする動きも出て来た。ただ朴槿恵前大統領の不正など、この国の不毛な政治体制と極端から極端に揺れる激しい国民性に戸惑うことも確かだ。 石平(せきへい)さんは四川省成都市出身で北京大学哲学部卒業。その後神戸大学の大学院に学んで博士号取得。専門は文化学。日本に帰化し評論家として活躍の傍ら拓殖大学の客員教授を務める。中国の生資料に基づく深い洞察と独自の分析が鋭い。さて中国では、北海道教育大学教授(中国出身)や日本の商社マンが旅行中に拘束されているのが心配だ。石平さんも中国へ行けば間違いなく捕まるだろう。 呉善花(オ・ソンファ)さんは韓国済州島出身で兵役に就きながら大学を卒業した苦労人。大東文化大学に留学して英語学を学び、東京外国語大学で修士号取得(専攻は北米地域研究)。反日教育を受けながら日本文化に触れて認識を一新し日本に帰化。著書「スカートの風」などで日韓文化の基層を丁寧に分析。親族の葬儀のため韓国に帰国時入国拒否に遭う。現在拓殖大学教授。極めて常識的な文化人。 ハリーBハリス・ジュニア氏は第24代米軍太平洋軍司令官。過去最高位に達した日系の軍人で、現在駐韓米国全権大使としてソウルで勤務。だが日系人(父は米国軍人、母は横須賀で米軍の通訳として勤務)であることや、口ひげをはやしていることを韓国人から嘲笑されて嫌気がさし、今年11月での辞任を表明している。韓国では何年か前にも、暴漢が米国大使に重傷を負わせている。呆れ果てた無法の国だ。
2020.05.09
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~不毛な日々に思うこと~ 5月4日の夜、「新型コロナ」に関する緊急事態宣言を延長する旨、総理から発表があった。期間は今月いっぱい。予想していたことだったため動揺はないが、重苦しい気持ちに変わりはない。不確定部分が多いため見通しが立ちにくく、言葉が慎重になるのは分かるが果たして国民の気持ちが一つになるだろうか。自分の奥さんすらコントロール出来ないのに、この一大事が乗り切れるのか。 この人のはしゃぎぶりにもウンザリだ。豊洲市場移転問題、東京オリンピック会場問題、そして新党「きぼう」結党時のドサクサ。すべては自分の影響力アップのためのパフォーマンスで、今度の「新型コロナ騒動」までも利用しているのではないかとさえ思えて来る。かつてはこの人を支えた音喜多都議が維新の党に去った理由が分かりそうな気がする。 しかし、戦後国民から期待されて出来た新しい組織が、今機能不全に陥っているような気がしてならない。保健所、教育委員会、そして児童相談所などだ。今回保健所は新型コロナの検査をスムーズに実施できたとは到底思えない。教育委員会は「いじめ問題」に適切に対処出来てないし、児童相談所は子供に対する虐待に全く対応出来ていない。権限と組織、人員と予算。何から何まで時代に合わないのではないのか。 急激な温度変化が原因か、体調が良くない。先日の夜は1錠だけ残っていた痛み止めを飲んで寝た。もうもらってから3年になる古い薬。果たして効き目があるかは分からないが、翌朝は気分良く目覚めることが出来た。早速ゴミ出しへ。その帰り道、目の前に八重桜と白藤の見事なコンビネーションが見えた。そうだ、散歩へ行こう。そしてカメラを持って出かけた。 近所に1軒だけ残った農家。畑で何やら作業をしている向こうに、紫色の花が見えた。「花の写真を撮らせてください」と言うと、小母ちゃんは作業の手を止めて、招いてくれた。名前は「イッパツ」と小母ちゃん。それは仙台弁でアヤメ科の「イチハツ」のこと。作業はトウが立った蕾菜の裁断。まだ食べられそうで勿体ない。だが「欲しい」と言う言葉を慌てて飲み込んだ。 この一帯は戦後引揚げ者が入植した開拓の跡地で、江戸時代は仙台藩が管理する山だった。かつての地名は紙漉(かみすき)山と呼ばれ、和紙の原料の三椏(みつまた)などを植えていたようだ。その後は農業から造園業に転じた家が多く、その広大な敷地のほとんどはマンションや住宅に変わった。私たちが家を建てた頃は、カモシカやハクビシンが出没していたのだが、それも今では遠い昔話になった。 帰宅後は軽い運動でとても気分が良かったのに、やがてまたもや頭痛がして来た。血圧は平常で脈の乱れもない。きっと気温の変化に体が対応出来てないのだろう。朝食、服薬、パソコンと新聞でニュースのチェック、そして布団干し。その後は撮影して来た花の写真の整理作業。暫くは「花の写真の特集」で行こうか。M公園の八重桜もサッサと載せて置きたいし。<続く>
2020.05.07
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~マックス爺の平凡なる日常~ <クリスマスローズの若葉> 最近は良くコーヒーを飲んでいる。免疫力を高める効果があると聞くが、それもさることながら利尿剤としての効能は抜群だ。私が飲んでいるのは1本80円ほどの無糖のペットボトル。ほぼ1リットルでこの値段だから、水代わりみたいなものだ。冷蔵庫で冷やしており、それに特売の「低脂肪乳」を混入。これがシンプルで美味しく、お湯を沸かす手間も不要で助かる。 百合の新芽 朝食後はアイスコーヒーを飲みながら、駄菓子をポリポリ。そして新聞を丁寧に読む。ただし火曜日の俳句・短歌欄は2週間分溜まってしまった。こんな自堕落な生活のせいで、最近体重が少し増えた感じ。私の健康チェックは毎日の血圧測定。概ね午前中に2度、午後は1度か2度。その結果を「血圧手帳」に記入。不整脈の有無も含めて体調判断に役立つ。そして入浴時の体重と体脂肪測定も一つの目安。 梅の梢 食欲は落ちないで何でも美味しくいただける。そして現在ある食品の中で一番食べたいものを見繕ってお盆に載せる。果物、沢庵、梅干し一片も必須。胃腸も良く機能し、便秘と言うこともない。ただし、たまに頭痛が起きるが、幸いなことに発熱はない。頭が痛い場合は昼寝をすると大抵は治まる。夜眠れない時はTVを点けたまま布団に。電気の無駄ではあるが、子守唄代わりに眠るといつの間にか朝。 観葉樹その1 朝ドラ「エール」の展開が少々まどろっこしいが、主人公の父親役の唐沢寿朗、母親役の菊池桃子、ヒロインの母親役の薬師丸ひろ子の明るさと人間性が、コロナ禍に苦しむ今の世には救いだ。しかしハーモニカと卓上ピアノしか出来ない裕而が、作曲法も学ばずに作曲し、指揮法を学んでもいないのに指揮者になることに驚く。どこかで「演歌」を馬鹿にしていたのだが、音楽の世界は遥かに広く、かつ深遠だ。 花瓶の花 「70歳初めて産みます」を観た。8回連続のTVドラマで原作は『セブンティウイザン』と言う漫画とのこと。70歳で身ごもる老婦人を演じる竹下景子が実に可愛い。夫役の小日向文正のうろたえぶりにもつい笑顔。女性が持てる卵子には生まれつき限りがあり、かつ老化するため今は43歳が出産の限度だが、50歳を超えての出産も年に60件以上ある由。昔は経産婦の場合60歳近くても産めたのだが。 観葉植物その2 ロシアの新型コロナウイルス感染症患者数が1日1万人を超えているとのこと。あの老獪なプーチン氏が必死になって今疫病阻止に取り組んでいる。思えば初期のコロナウイルスであるSARS(サーズ)もMERS(マーズ)も共に発生源は中国で、かつコウモリ由来のウイルス。さらに凶暴化した今回のウイルスはヨーロッパに渡ってから変貌し、「免疫暴走」や「血栓」を生じる厄介な病気になった。 庭のツツジのうち、ピンクのと白のが咲き始めた。ドウダンツツジ(下左)とスズラン(下右)も可憐な花をつけ始めた。限られた写真を使った他愛もない話題のわがブログではあるが、辛うじて毎日更新公開を続けている。これも「新型コロナ騒動」同様、辛抱訓練の一環と思えなくもない。すべてはあるがまま。生かされていることに感謝しながら、明日に希望をつなげたいものだ。
2020.05.06
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~平穏な日々~ 庭の青モミジを2階から 朝ドラ「エール」の撮影分がピンチとのこと。例のコロナ騒動で撮り貯めた分が乏しくなったのだ。土曜日は放送を休むとか言っていたが、最近「バナナマン」の解説で再放送し出した。ピンチなのだろう。私がこのドラマを観てるのは、古関裕而が隣の福島県出身と言うこともあるが、戦後の一時期宮城県の青根温泉の旅館の一室で作曲していた時期があることを知っていたためだ。 少し白くなったオオテマリ あの第二次世界大戦時、芸術家たちは国の方針に従って協力した。画家は勇ましい戦地の絵を描き、作曲家は勇ましい軍歌を作った。藤田嗣治はそのことを恥じてフランスに帰化し、名もレオナール・フジタに改名しカソリックに改宗した。古関裕而もその類で、宿に籠って作曲していたのは確か「湯の町エレジー」だったと記憶している。戦後民主主義では物の考え方、歴史認識が180度変わったのだ。 日曜日の朝は今シーズン最初の、町内会の草刈の日。マスクをしてそれぞれの場所に集合するよう、先日案内があった。気温も高くて気だるいが時間前にわが班が担当しているバス停前の花壇に行くと、まだ誰も来ていない。花壇の中と土手の雑草を鎌で切ってビニール袋へ。三々五々班の仲間が集まり、作業は20分ほどで終了し、ペットボトルのお茶をもらって帰宅。コロナ対応でマスク着用の作業だった。 ベランダから見た南の畑 帰宅後は引き続き自宅の庭と畑の草取り作業。こちらの方がよほどきつい。気温が上がって雑草の伸びが早いのだ。自宅は当然私しか草取りをする人はおらず、面積が広いので大変なのだ。花壇の改造時に丹念に除草したはずのドクダミが、早くも芽を出して伸びている。雑草も多種多様でそれぞれにしぶとくて、正直辛い作業だ。こちらは30分ほどで終了し、布団を干し窓を開けて網戸にする。 ツツジ 暑苦しそうな色のツツジが咲き始めた。冬の間中寝る時に掛けていた「どてら」はもう不要のようだ。代わりにタオルケットで十分みたい。その他に不要なものは、ストーブ、長袖の下着や下ズボン、スリッパなどか。まだ扇風機は不要だが、先日仙台で30.8度は5月の新記録みたい。急激な気温上昇で熱中症も心配になった。適切な睡眠、バランスの良い食事、適度の運動と休養で免疫力を上げたいもの。 モッコウバラ 生垣のモッコウバラ(木香薔薇)が咲き始めた。まだ3分咲き程度だが、これが満開になると壮観だ。そして散る時期になると厄介。花びらの量が半端じゃないのだ。それが濡れたら大ごとで。箒でもなかなか掃除出来なくなる。そうそう。窓を開けていたら、どこからか大きな蠅が部屋の中に飛び込んで来た。そして食品も腐り易くなる。寒さに震えていた冬とは大違いの気象。冷たい素麺が美味い。 キュウリの芽 先日東の畑に蒔いたキュウリの種がボツボツ発芽して来た。今年は1か月も早いスタート。タマネギは冬の追肥が効いたのか、茎と葉はとても立派。茎や葉よりも球の方に栄養が行かないとね。ジャガイモも順調に芽が出ており後1か月でタマネギと共に収穫出来そうだ。何とも平凡、平安な独り暮らし。体調を見ながら散歩やジョギングをして体力を維持したいもの。 庭のアイリス そろそろ大連旅行記に戻ろうとも思うが、まだ日常些事に恋々としている。さて、最近は急に気温が上がって暑い日が続いています。普段運動をしてなくて疲れやすい上に子の陽気です。体がまだこの暑さに十分慣れておりません。読者の皆様もどうぞくれぐれもご自愛を。大型連休中ですが、出来るだけ健やかに過ごしてこの「新型コロナ危機」を乗り切りたいものですね。ではご機嫌よう。
2020.05.05
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~ステテコ1枚で~ は散歩で行ったA沼公園にて 金曜日の夜、1通のメールが届いた。差出人は仙台鉄人会会長のTさん。かねてから準備中の「10時間走練習会」の会場が新型コロナウイルス感染症流行の影響で、市の使用許可が下りないため止む無く中止すると言うもの。もしメールが来なくても、私は参加を取り消す積だった、会場の森林公園までは地下鉄に乗る必要があり、感染の可能性があるため。今は用心して自宅で過ごすのが一番だ。 翌日は土曜日。朝の空は曇っていたが、かねてからの予定通り家の中に取り込んでいた植木鉢を外へ出した。ゴムの木、ハイビスカス、カポック、名前を知らない観葉植物。クンシラン。シコンノボタン、クジャクサボテン、シンビジウムなどだ。たっぷりと水やりをしたが、昼前にはカラカラに。この日の気温は29度との予報。早速ベランダに、洗濯物と布団を干す。実際は30.8度の真夏日だった。 あることがあって、前夜は遅かった。その影響で翌朝の起床も遅くなった。この日は猛暑の中を走ろうと準備をしていたのだが、あまり体調が良くないと感じて止めた。もし17日の練習会が決行であれば無理してでも走っただろう。もちろん体を暑さに慣らすためだが、中止と決まれば別。独り暮らしの身では無理する必要はさらさらない。今は用心が第一で、他人にも迷惑はかけられない。 スーパーAで購入したかつ丼弁当はご飯に味が沁み込んで美味しかった。だがフィレカツは全く期待外れ。厚みがあっていかにも美味そうなので買ったが、衣だけの見掛け倒し。揚げ物は面倒なので自分ではしないと決め、セットを全部処分した。コロッケやフライは2つのスーパーで見比べながら買って済まる。Aのカボチャコロッケは高いが旨い。Bのコロッケは安くて昔ながらの味で、フライも上等。 思うに消費税がアップして以降、便乗値上げが目につく。最近さらに値上がり感を実感するのは、多分新型コロナ騒動に便乗してのものとしか思えない。Bは個人商店が集まったスーパーマーケットで、現金払いのみだから、一層シビアなのだろう。どんどん財布が軽くなるので、早く例の10万円が欲しいところ。どうやら県内でも市町村にっては、配布の準備がかなり進んでいるようで嬉しい。 国内の新型コロナウイルス感染症による死者が500名に達した。それを多いと見るか、諸外国に比較して少ないと見るかは人によって異なるだろう。悲しむべきことに、自殺者も出た。本来は聖火ランナーで走ることが決まっていた方。コロナ騒動で延期になり、家業のお店も不況で立ち行かなくなり、悲観した末の由。本当にお気の毒。特効薬と期待される「レムデジベル」がわが国でも特別承認されそうなのがせめてもの救いか。 さて、安否が注目されていた北朝鮮のエリンギ君は生きていたようで、20日ぶりとかに姿を現した。心臓手術、脳障害、コロナり患で中国の医師数名が北朝鮮に向かったとか、専用列車が元山駅に停車したままとか、妹の金与正に権限委譲したとかの噂がしきりでトランプさんも思わせぶりだったが、全てが覆った。大山鳴動して鼠一匹で、な~んだと言うのが本音。私としては非常にガッカリである。
2020.05.04
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~マックス爺の日常~ 新型コロナウイルス感染症流行に伴うわが国の「緊急事態」が延長されそうな気配だ。まあ現状から言ったら当然のことだろう。5月4日には政府が正式決定する運びとのこと。流行に衰えの兆しがないことからはやっぱりと思う。延長期間は5月一杯になるみたいだが、新学期の開始を9月にしたらどうかとの意見が出始めた。ちょっと無理があるように思うのだが、どうだろう。 山吹の花 ニュースは「新型コロナ」関連のものばかりで、いささか食傷気味だが見ない訳にも行かないし、新たな情報は知っておきたい。朝から晩までコロナ、コロナで鬱々した気分。睡眠は何とか取れているものの、あまり生産的な暮らしではなくなった。丹念に新聞を読み、TVやネットで情報を得、何とか日課のブログを予約するのがせいぜい。掃除も洗濯も入浴もおざなりになっていた。 サクランボの花 そんな折、珍しく朝の5時に目覚めた。寝不足気味だが起きられないこともない。そのまま着替えて外へ出た。先日までの冷え込みはないが、マスクをすると意気で眼鏡が曇る。だが手袋はいらない。近所の坂道を突き当りまで上って引き返す。角の模型店に「マスクあります」の掲示あり。1セット4400円で税別とある。枚数が不明のため高いか安いかは分からないが、いざと言う時は買おうと思う。 帰宅後朝食の用意。出来るだけ栄養のバランスに気をつけ、野菜や果物、食物繊維をなるべく摂るようにしている。体重、体脂肪率はほとんど変わらず。ただ起床直後の血圧が高いのは、当然の生体反応なのだろう。食後は6種類の薬を忘れずに服用。歯を磨いた後はじっくりと新聞に目を通す。このところ、折込みの広告がめっきり減った。世の中はそれだけ不況なのだろう。コロナの影響は実に大きい。 9時半過ぎ、近所のスーパーAへ。米がなくなりかけていた。宮城県の銘柄米「ひとめぼれ」10kgが3200円。もっと安いのは全部売り切れて、残ったのが私が買った1袋だけ。ざっと店内を見渡して、日ごろは買わない「カツ重弁当」やフィレカツ、菓子パン、キャンディーなどを購入。合計4734円。ちょっと無駄な出費があったが、揚げ物は自分で作らないためたまには良いかと納得。 八重桜の一枝 家に荷物を置いて、再び自転車でスーパーB店へ。こちらでは刺身や野菜、肉、牛乳、アジフライ、コロッケ、牛乳、レーズンや袋菓子、果物などを5千円ちょっと。こんな調子で財布がどんどん軽くなる。早く例の10万円がほしい。消費税のアップやらコロナ便乗値上げなどで大変。しかしコロナ騒動で売り上げが全くない商店などは苦しいだろうね。これだけの緊急事態では、倒産するのは無理もない。 帰宅後、買って来た野菜でサラダを作った。レタスとセロリは「見切り品」。それにキュウリとニンジンを刻んで加えた。ドレッシングは、サラダ油、塩、コショウ、マヨネーズを適当に混ぜた手作り。ピクルスの漬け汁を混ぜたら結構美味しい。昼はかつ丼弁当の半分を皿に移してレンジでチン。これに出来立ての野菜サラダと果物、沢庵漬け。 ヤマツツジ 午後からは俳句を何句か詠み、翌日分のブログを書いて予約。夜は刺身と冷や奴などで、焼酎の水割りを1杯。めでたし、めでたし。かくして春の夜は更ける。3日のに日曜日は今年度最初の町内会の草刈デー。マスクをするのが面倒だが、これもマナーのうち。帰宅後は自分の家の草取り作業。こちらの方が実は大変で、庭の改造をしたのにもう雑草が生えて来ている。陽気が良いせいだ。
2020.05.03
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~マックス爺の失敗人生~ ツタの若葉 目下手持ちのマスクは全部で8枚。材料はパルプみたいで、箱には「サージカルマスク」とあり、鼻の形に合わせて曲げられる。これでいつまで持つか心配だが、「ワークマン」にもHCにも入荷はないみたいだ。先日新聞の折り込み広告。通信販売で50枚入り2組で8千円ほど。これが高いか安いかは判断できないでいる。薬局はダメだろうと思って、行きもしない。こうなると「あべのマスク」が頼りだ。 ハナズオウ 散歩がてらM公園の八重桜を撮影し、その足でいつもの床屋へ寄った。シニア料金の予約券を買おうとしたら、マスクをしてない人の入店をお断りしていると店員。店に待ち人は2人。一応タオルハンカチで口元を覆っていたのだが、それでも規則だからダメと。止む無く再び歩いて帰宅。家を出る時に、マスクをしてないとまずいとは思ったのだが、郊外と思って油断した自分の判断ミスだった。 シャラの若葉 今年の大河ドラマ「麒麟が来る」が意外に面白い。織田信長役はソフトバンクのCMの浦島太郎役のあの人。そして明智光秀役は、朝ドラ「まんぷく」の夫役だったあの人。岐阜稲葉山城の主斎藤道三と、その婿である信長の息詰まるような歴史の展開。その結果を現代の私たちは既に知ってるが、それでもなお面白い戦国時代の人間模様。 黄色いチューリップ 一方朝ドラ「エール」の展開がまどろっこしい。今は主人公古関裕而とその妻金子(音)との若き日のラブロマンスの場面だが、コロナ騒動で思うように撮影が進まず、そのため間延びした感を拭えないのだろう。福島、豊橋から舞台はロンドンへ。そして5月初旬には、先日亡くなったばかりの志村けんさんが山田耕筰役で登場する。それが彼の遺作となるだけに、何だか複雑な心境だ。それにしても恋は良い。 まだ緑色のオオテマリ 週に1度の買い出しで得た素材で自分が食べたい料理を作る。カレーライス、野菜炒め、ポテトサラダ、肉じゃが、ピクルス、お浸し、焼肉に焼き魚。それに出来合いのコロッケ、アジフライ、シュウマイ、ベーコン、塩辛、刺身などを交えたら飽きることもなく、3、4日は持つ。先日はまるまる1本沢庵を買った。これが麹が効いてるのか甘みがあり、なかなか美味しかった。かくて1週間は生きられる。 ツリガネスイセン お天気を確かめながら布団を干し、洗濯をする。先日は久しぶりに掃除機をかけた。面倒になるとつい忘れがちだが、運動と気分転換を兼ね、しかも換気も出来る。昨日の夜は東京の次男と電話で話せた。通勤の山手線はかなり空いていて、週末はさらに空くらしい。元気そうで何より。仕事柄職場へ出勤しているが、彼の業界はコロナ騒動の中でも好調とのこと。それを聞いて少し安心。親の心配は尽きないのだ。 冷害が心配だが、思い切って野菜の苗を買った。帰宅後レシートを見てビックリ。何と1本350円以上の高級品。誰かが間違え安い苗の方に戻したのだろう。まあ高い苗は良い実が生るがら良いが、一体どうしたのだろう。別な店では歯ブラシが値札と異なり高い値段になっていた。だが面倒くさくて店員に文句が言えないのが男の特性。「全力応援品」88円が250円以上だもんなあ。それも5本。 トマト こちらは1本68円のトマト。わが家はこんな安物で十分なのだ。これを10本畝に植えたのは良いが、穴を掘ったら豆が出て来た。そこは先日モロッコインゲンを植えた畝だったのを忘れていたのだ。慌てて別の畝に植え替えて水やり。後は遅霜にやられないことを祈るのみ。雑草がまた伸びて来た。これからは雑草との戦いが始まる。コロナにも雑草にも負けるな自分。何とか元気で頑張りたいね。
2020.04.29
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~「コロナ禍」にもめげず~ ある日の朝食 連日「韻型コロナウイルス感染症」のニュースでもちきりの日本です。いや日本だけでなく世界中がこの騒動におののいていることでしょう。鬱陶しく重苦しい雰囲気の中でも、私はしぶとく生きています。食欲も落ちずひと頃は激しい「断捨離作業」で落ちていた体重が、今ではすっかり元に戻っています。睡眠も結構とれていて、睡眠導入剤のお世話にもなっていません。 皿うどん 新聞にはしっかり目を通し、かつ全国紙と地方紙のニュースをネットで確認。スポーツ紙2紙のニュース欄もネットで見、YouTubeの最新版も見るように心がけています。だからあんまり退屈はしていないのです。ブログを毎日更新すると言う課題に加えて、独り暮らしのため3食全てを自分で準備するため、頭も体も時間も使います。 <チューリップと西洋シャクナゲ> 買い物は週1回で済んでいます。魚や肉は冷凍したのを解凍して使えば済むのですが、野菜はそうは行きませんね。それを持たせながら、冷蔵庫にある材料で適当に料理を作ります。最悪の場合は物置小屋に保管してあるジャガイモとタマネギを使います。人との接触もスーパーで買い物をする時だけなので、「3密」は自ずから守られます。運動はたまの散歩とジョギングで、健康を維持しています。 先日四国の長女が送ってくれたのが上の品鳴門金時(上左)はサツマイモを材料神した和菓子。黄金タマネギのポタージュ(上右)はタマネギの有名産地である淡路島のもの。鳴門糸ワカメ(下)は潮流が激しい鳴門海峡で育てている高級品です。 でも普段の私は超安い味噌で作った味噌汁、1個100円程度の袋菓子、ワカメは地元気仙沼で養殖した「塩蔵ワカメ」を愛用しています。まあこんな時でもなければ食べない高級品を、この際じっくり味わいましょう。 例年よりも高い気温と適度の雨で、畑の野菜も順調に育っています。タマネギ(左)も少しだけ結球して来ましたし、2月に植えたジャガイモ(右)も発芽して来ました。種芋が小さかったのと、このところ朝の最低気温が低かったために遅霜の恐れがあったのですが、大丈夫だったみたいです。月末には夏野菜の苗が売り出されるので、そろそろ畑に堆肥や石灰を撒いて準備する時期ですね。 ハナズオウ(左)もハナワサビ(右)も共に白い花です。どちらも植えた覚えはなく、いつの間にか勝手にわが家の庭に生えて来たのです。ハナワサビは穂先を摘んで刻み、焼うどんに入れて見ました。 垣根のモッコウバラ(左)の花芽が大きくなって来ました。植えてからまだ3年目の若い柿の木(右)の枝先に、緑色の芽が見え出しました。何とか無事に冬を乗り越えたようです。中にはすっかり枯れたような枝もあるので、どこまで生き返るかが心配です。 左はタチツボスミレ。右は白花のスミレです。どちらも自然種の山野草です。スミレは花が咲いた後に種を付けるのですが、丸くて小さな種がたくさん出来、それが散らばって勝手に庭で増えて行きます。 ツリガネズイセン(釣り鐘水仙)の若い花穂です。まだ蕾状態で、これから茎がドンドン伸びたくさんの花を咲かせると、結構見事なものです。先日マイクロソフトのプログラムが更新されたので、もしやと思って画像を入力して見たところ、上手く取り込むことが出来ました。以前とは少し手順が違っていましたが、少しずつなら何とか行けそうで嬉しい限り。明日は再び中国大連・旅順の紀行に戻ります。 mami_riko@yahoo co.jp
2020.04.19
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3月20日(金)の春分の日。墓参りに行こうとして止めた。あまりにも風が強かったためだ。それで翌日の21日(土)にしたのだが、その日の午前中もまだ時折強い風が吹いた。バスで地下鉄の最寄り駅まで行き、「国際センター駅」で下車。そこから市営墓地まで歩くのだが、先ず駅付近にある「モニュメント」を撮影に行った。 あれは去年の何月だったか、仙台出身の羽生結弦選手の冬季五輪連続優勝を祝って、記念碑が建てられたニュースを思い出したのだ。先ずは先に建っていたトリノ冬季五輪(イタリア)で金メダルを獲った荒川静香選手のモニュメント。お馴染みの「イナバウアー」でしたね、このポーズは。彼女も仙台市出身なのよ。 左はソチ冬季五輪(ロシア)で金メダル獲得時。右は平昌冬季五輪(韓国)で金メダル獲得時の羽生選手。この時に使った曲が陰陽師安倍晴明をテーマにした「SEIMEI」。雅楽調だったね。 さて仙台駅東口では、ギリシャで採火された「東京五輪」の聖火が「復興の火」として展示されていたことは知ってたけど、私は行かなかった。新コロナウイルス感染症が全世界に蔓延して多数の死者が出ているのに、オリンピックで浮かれているのはどうなのかと思ったのだ。ところが1日で5万人以上の観客があった由。その後東京五輪が延期されたのは、ご存知の通り。いつになったら騒ぎは収まるのか。 広瀬川に架かる澱橋を渡る。こちらは上流方面で、左の山上に東北大学の工学部、理学部、薬学部、農学部と宮城教育大学のキャンパスがある。もう柳が芽吹き始め、東北にも緑が戻った。 強い風に吹かれた川面。波が立ってキラキラ光っていた。 こちらは下流側。芝生も柳も青々して、春の到来を告げている。 仙台市営北山霊園から遠望する泉ヶ岳(左)と船形山(右)にはまだ白い雪が。 父母と姉が眠る墓に生花と線香、おはぎ、お茶を供え、墓の周囲に生えた「はこべ」を抜いて帰途に就いた。帰路も再び歩いて国際センター駅へ。往復5kmのウォーキング。終点からさらに自宅まで歩き、この日の合計は7km。結構良い運動になった。 帰途、あるお寺の門前の小さなお地蔵さま3体。北山周辺には仙台藩祖伊達政宗公が各宗派の寺院20ほどを集約させて城下の守りを固めた。市内には「元寺小路」、「新寺小路」の名が付く寺町が他にもある。 帰宅して下駄箱の上を見てビックリ。そこにはかなり前に剪定した「藪椿」の枝を飾った一輪挿しがあるのだが、落ちていた花弁が八重の山茶花だったこと。私が植えた覚えはないので、前妻が挿し木したのが成長したのだろう。24日には強風の中自転車で兄宅へ行き、線香を上げた。<明日は中国大連・旅順旅行記に戻ります。>
2020.03.29
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<最近起きたことがら b> 断捨離中に起きた怪現象については明後日から始まる「光る眼・濁った眼」に書いた。あの激務で体調不良の折に、「応援要請」を受けて嫌になるなどして、「お気に入り」を幾つか削除した。ネット界には結構自分勝手な人が多い。私がインターネットを知って23年。それだけ早くネットに親しんだのは、当時の仕事と関連していたからだが、ただしメカ音痴のままだ。 23年の間に幾つかのトラブルを体験した。脅迫のような犯罪に近いものから、中傷や非難など「ネチケットクラス」まで5,6回。そのほとんどに女性が関係していた。社会的な立場にあり、常に自制を求められる男はそんなことはしない。現実の仕事上も人事権を握っていた女ボスや、職場の女性上司からパワハラや不快な対応を受け、定年1年前に辞職した。 ただ私の辞任を承認したアッコちゃんは、文部事務次官→駐トルコ大使→文部科学大臣を歴任し、いずれも「女性初」の冠がついた。つまり「本物」は、性を問わず権力を振りかざしたりはしない。中途半端なヤツだけが偉ぶるのを、私は何度も見て来た。死ぬほどの「修羅場」にありながら異動で全国を巡ったのを、大臣発令管理職の「勲章」としたい。 退職の挨拶状に、わたしは以下の一句を載せた。 職辞して 春風われのものとなる *しゅんぷう それが私が初めて詠んだ俳句らしい俳句。だが定年1年前に辞めて自宅へ戻った私への妻の攻撃は激しく、頭髪はたった一週間で「真っ白」になった。妻は「年金が減る」と誤解していたが、勤続35年以上だと全く無関係。それに後進に道を譲ったため、「退職金は割増」となったのだが、幾ら説明しても理解出来ない妻。 新たな悩みの始まりであった。「女は怖い」それが私の実感だが、こけしちゃんやYさんは全く違った。気持ちが通じ合わない夫婦の悲哀は続き、その日から「家庭内別居」が始まった、全て実話だ。 ネット界にも「峰倶楽部」の会員や、Yさんのように素晴らしい女性もおられた。Yさんは「ありがとう、私の大事な人たち」と挨拶してブログを閉じられ、その後ネット界で見かけたことはない。名前の通り百合の精のような気高い女性だった。さて、1か月ほど前に脅迫めいた書き込みをした女性がいたが、無視した。ただの爺の私は何も失うものはないが、相手の社会的地位と信用はどうなるか。 これまで現実に出会った女性の中で、一番素晴らしかったのがこけしちゃんだった。だから一般市民である彼女に絶対迷惑が及ばないよう、私は「おとぎ話」を作り、こけしちゃんと呼んで実像を隠した。だがその写真に、「こけしの顔が傾いている」と書き込まれた方がいた。 前述の背景を知らなかったのだろうが、かなりナーバスになっていた私がそれに反応した。当時の私は心身ともに極限状態で生きていたのだ。 それらと全く無関係の方が、最近コメント欄を閉じられた。きっと何らかの気配を察知されたのだろう。この場を借りて、ご迷惑をかけたことを深くお詫びしたい。 さて、マイクロソフト社の方針により、これまでの私の写真入力と編集機能が使えなくなるみたいで、その兆候が現れ出した。最初のように文字だけのブログに戻すか。PC内の画像を繰り返し使うか。PC内の画像を大幅に減らせば使える可能性もあるが、アナログ人間の私は、そんなことでも悩んでいる。<完>
2020.03.13
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<気がつけば a> 3月初旬のある朝、薬を飲もうとしてビックリ。あると思っていた薬の種類と数が不足してることに気づいたのだ。あれっと思い何が原因かを考えた。そして思い出した。断捨離中に体調不良で血圧が上った時、つい少し強めの降圧剤を使ってしまった。それで最短の外来診療日をいつにすべきか考えた。病院は山の上、電動アシスト付き自転車が一番便利なのだが、生憎雨の日には使えない。 それで予報で次に「晴れる日」にと決めていた。その日までは、何とか残った薬で間に合わせようと。薬の数に無理やり体調を合わせるのだから無理は承知。だがもしもの時にこれじゃ困ると考え、慌てて出発。幸い雨が降るのは午後から、今なら行けそう。病院がガラガラなのにビックリ。風邪などを移されたくなくて、用心して来ないのだとドクターから後で聞いた。なるほど市民の感覚は、そんなとこか。 私はてっきり「コロナウイルス騒動」で病院はごった返していると思っていたが、逆だった。診察室でドクターが言う。「あれ、頭が若返りましたね」。「本当は金髪にしようと思ったんですがね」と私。この日の血糖値は低めだった。それで1月下旬から40日間、断捨離を続けていたことなどを話した。ドクターも自宅の片付けを業者に依頼し、不用品がトラック3台分あったと。 「間もなく後期高齢者になるので、コロナのり患が心配だ」と言う私へ、ドクター。「70代はまだ大丈夫で、本当に危ないのは80代以上」。「それに自ら断捨離」をしようとする意欲のある人は大丈夫」とも。へえ~っ、それは意外で予期せぬ言葉。今は静養中と言うと、それも「正解」とドクター。とも角今は疲労を溜め込まないのが肝要だと。薬局で50日間の薬を受け取り、安心して家路に就いた。 途中、コンビニで見切り品のホウレン草や甘納豆などを購入。甘い物は頑張った自分へのご褒美。ホウレン草は簡単にお浸しに出来る。前夜、ある走友からメールが届いていた。5月17日の練習会の案内だ。そうか宮城UMCの新年会の際、F田さんが話していたのがこれかと納得。台原森林公園はアップダウンの激しいコースだが、「3時間走」の部に申し込んだ。ただし全部歩く予定。 つい最近、ネット上でちょっとした「トラブル」があった。それをリセットするため、既に予約していた幾つかのブログの日付をやりくりし、急遽これを入れた。当然先に予約したブログは後へ後へと押し出されたが、不自然さを感じない程度に納まった。やれやれだ。<続く>
2020.03.12
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<わが家の23年点検記> 2月27日、自宅を建築した住宅メーカーの点検を受けた。建築後23年目と言う中後半端なものだが、これにもちゃんと理由がある由。まあ、住宅メーカーは家を建てるだけでなく、その後も「点検」の名を借りて数々の「リフォーム」を提案して来るし、家主が高齢ともなると、「売却のための査定」を熱心に勧めるなど、油断ならない存在。今回もその攻防だったが、現在家がどんな状態かは、やはりプロが行った点検結果を聞く必要があるのは確か。さて、どんな結果になるか。 図面はわが家のものだが、右の室内風景はメーカーのパンフから借用した。また以下のプロによる点検風景も同様で、彼らに付いて回ったわけではない。点検の様子が良く分かるよう、参考資料として拝借した次第。 屋根(左)スレート材は、現在建築法で禁止されているアスベストを用いていた由。当時は許可されていたのだ。専用のカメラでの確認によれば、東側の屋根の一部のスレートに、「ひび」が入った箇所と、部材が欠けた箇所が、各1かしょずつあった由。でもスレートは2枚から3枚重ねてあり。かつその下に防水シートがあるため、後数年間はあえて取り換える必要はない由。やれやれ。右は屋根裏の点検。 外壁の壁面や目地に亀裂はなかった由。目地(めじ=つなぎ目)は20年点検時にメーカーに補修工事を依頼し、屋根と壁面は知り合いの業者に依頼して、3年前最高級の塗料で塗装しており、まだ良好な状態を保っている。前妻との離婚で何かと出費が多かったが、その後も長く住むために最善を尽くす道を選びリフォームを重ねた。私はそれで良かったと信じている。 バルコニー(ベランダ)の床に水が溜まるのは、素材の継ぎ目の段差のせいで、漏水の恐れはまだない由。漏水が生じる前兆としては、今後コーナー付近に現れる「ひび割れ」に注意すれば良い由。断捨離時、私が丁寧に掃除したせいで、排水状態も良好。手すり部分からの漏水の兆候もないとのこと。先ずはやれやれだ。 庭の山茶花 床下根太(ねだ)部分に白アリの被害は観られなかった由。今回床下へは、洗面所床下収蔵部分から入ったが、私は予めそのことを想定してここの収容物を全て移動し、清掃していたためスムースに作業に入れた。これも「大断捨離」と「大清掃」のお陰と言えようか。 浴室の排水関係(左)と、キッチン部分の排水関係(右)に、漏水はなかった由。やったね。 トイレ(1階および2階)の排水関係での漏水はなかった由。洗面所の排水に関しては、以前結露による床面腐食があったが、20年点検後に行った給湯工事の際に実施業者が発見し、排水管に断熱材を巻いて保全。今回漏水はなかった由。「20年点検時の点検ミスじゃないの」と言いたかったが、給湯による結露の可能性もあり、強くは言わなかった。 ユズの木の奥に見える汚水管の最終出口(右の小さい方)。この地下から市の下水管につながる。左の大きなマンホールが雨水管の最終出口で地下で道路の側溝につながっている。今回木の根が少し詰まっていたようだが、多分ユズだろう。外水道からの排水路は別にあり、東の擁壁をぶちぬいて側溝へ。雨水と外水道の水は側溝→近所の後田川→ザル川→名取川を経由し、やがて太平洋へと注ぐ。 2月の点検時に家の傍に木材を置いたままにすると白アリが来ると言われていたので、古い丸太(左)を慌ててゴミに出した。点検の最終報告で再びそれを言われたため、以前物置小屋の床下に入れて置いたままの数枚の板を思い出した。慌てて探すとやはりあり、白アリに食われてボロボロに。(右)これはヤバイ。間一髪で間に合った。機械油を噴射し、袋に詰めてゴミに出した。うひゃ~。 やもめ男一人のわび住まいだが、何とかこの家を守りたい。「売っても良いけど、それで新しい家は買えないもんなあ」。私が言うと、あっさり「そうですね」と業者。もちろん新築の一戸建てを他に買う気はなく、中古のワンルームマンションくらいが関の山。要支援でも、要介護でもない私は出来るだけ元気でしぶとく生き抜くのだ。そろそろ庭の改造作業でも再開するか。
2020.03.10
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<食事・いのちをつなぐ行為 その1> 「行」で先ず思い出すのが比叡山延暦寺の「千日回峰行」。これはほぼ不眠不休で経を唱え、1日40kmから80kmまでの山道を、神仏を拝みながらひたすら歩き続けるもので、それが約千日間続くことから「千日回峰行」と呼ばれ、これを達成した者は確か「大阿闍梨」(だいあじゃり)と言う称号を受ける。大変名誉ある称号で、これまでこれを授けられた僧はほんの数人と言う荒行なのである。 また思い出すのは、曹洞宗の大本山である永平寺の修行。ここで修行する僧は、早朝から深夜まで厳しい鍛錬の場を与えられる。寒さ厳しい山中でも素足で、腰を屈めながら掃除をし、乏しい灯の下で経を読み、読経しながら僧堂を巡る。食事は一汁一菜。これを作るのもまた僧で、命を粗末にしないため、野菜は葉のみならず根も全て刻んで食す。そして最後は茶碗に入れてもらった白湯で茶碗を濯ぎ、それも残さずに飲み干す。グルメに慣れた青年など多分一日も持たないであろう質素さ。それが一年間続く。 私は今回約40日ほどの断捨離、清掃、模様替え、美化、庭の改造に取り組んだ。睡眠時間は4時間足らず、断捨離中は1日15時間ほど家中の不要物品を処分する重労働に耐えた。家の中の物品の9割を捨て、その総重量は恐らく4.5トンに及んだであろう。それをゴミ収集日の前夜、自転車の前後に載せて、収集所まで運んだ。腰、肩、肘、膝、手、指は痛み、その苦痛と重度の疲労に耐え続けた。 その「荒行」に耐えられたのは、長年の趣味であったウルトラマラソンによって培われた「忍耐力」であろう。そしてそのエネルギー源は、自らが作る「貧乏料理」。「見切り品」多用の男料理は、見栄えも悪く、カロリーも成人男子に必要なカロリーの6割程度と思われる。野菜が中心で動物性たんぱく質は不足気味。だが、私は毎回感謝して食べ、食べ終われば直ちに食器を洗う。独り暮らしの私にとっては、まさに「行」そのものの日々であった。 私はほとんど既製品を買わない。今回は時間の節約と体力消耗を避けるため、珍しくインスタントラーメンを買った。恐らく食べたのは20年ぶりくらいだろうか。1日3食全てが手作り。しかも素材は自らが育てた野菜か、スーパーで購入した見切り品中心のもの。調味料も限られているが、そこは知恵を使う。男は「想像力豊か。在庫品の何を使って、どんな味にするか。買った時からほぼ決めている。 おでん(左)は自家製の大根とジャガイモを予め圧力鍋で煮て時間を節約し、2割引きで買ったはんぺんと「手羽先」を入れた。味は適当だが出汁が効いて実に旨かった。右のシチューには「粉茶」の残りを入れた。それで全体が緑色に見える。捨てればゴミだが、使えばカテキンとビタミンC豊富な食材と化す。何せ他に家人がいないので、見た目は無関係。何でも美味しく感謝して食べる男なのであった。 茹でる順番も熟慮する。左は昆布の芯。海水で煮てるため塩辛い。これを刻んで最初に茹で、その茹で汁で右の若鶏のレバーを茹でる。するとレバーの臭みが取れる。実はもう1段階あって、レバーの前にモヤシと絹サヤを茹でた。そして茹で汁はそのままシンクに流さず、裏庭の野菜の残骸や剪定枝の堆積所に捨てる。シンクのぬめりと汚れを防ぎ、かつ堆肥の促進を助け、一石二鳥なのである。男は手間と知恵を惜しまず、「24年点検」時も汚水管はとてもきれいだったと点検員の弁。よっしゃ~。<続く>
2020.03.07
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<おおミステーク > 大規模な断捨離を行った際の疲労のせいか、ここのところミスが続く。曜日を忘れるなどは序の口で、先日は火災保険の更新手続きに行ったのだが、まだ契約期限が残っていた。それでJAの窓口でコーヒーを戴きながら、得意の断捨離論を一席ぶった。ビックリした受付嬢は、しぶしぶタオルをくれた。3月初旬に改めて手続きに行く。 飛んで来たキジバト(山鳩) 昨日子供へ送る段ボールを近所の宅急便受付店に持って行き、送り状に住所を書こうとして愕然。そのメモを入れた財布を先日捨てたことを思い出したのだ。かなりボロボロの財布、これじゃいくら何でもと新しいのを買ったまでは良かった。カードや診察券などは新しい財布に移し替えた。ただ「ミニ住所録」を新しいのに移さず、そのまま捨てたんだと思う。 メモは、子供、兄弟、従弟、親戚など比較的連絡を取り合ってる関係者ばかりの重要なもの。それ以外の手がかりはない。幾ら疲労が激しくて曜日を忘れても、あれだけは失くしちゃいけない。自分は一体何と言う大失態をやらかしたのだろう。ガックリし再び段ボールを積み、すごすご引き返したのだった。「立山登山マラニックゴール」 段ボールを家まで運び、玄関で財布を再点検。「仕切り」の内側と外側。カード入れ3か所。どこにもない。そして「秘密のポケット」。急いで開くと、なんとあのメモがあるではないか。きっと「無意識のうちに、移し替えていたのだ。私は家を出た妻の話をおばちゃんに聞かせたが。あんなに驚いた小母ちゃんを見たのは初めて。もちろん彼女は元妻を知っていた。 「立山登山マ。ラ」の難所 今回の作業中に亡くしたものの一つが「部分入れ歯」。全く物が噛めない訳なじゃないが、咀嚼力は著しく劣る。「置き場所」が決まっているのにない。やはり無意識のうちに、ゴミと一緒に捨てたのだ。お金を出せば作り直せるが、疲労の影響は、体重3kg減、口唇ヘルペス発症だけではなかった。 地植えにした水仙 勘違いもあった。黄色のミニ水仙だが、居間に入れ水やりを欠かさなかった。ある時、付いてた「説明札」を読むと、スイセンは冬の寒さに当てると長持ちする由。確かに地植えのスイセンはどれもみな元気。そう思って一晩外へ置き、翌日庭へ地植えにした。ゴメンね誤解から過保護に育てて。わが子の育て方も間違えたかもなあ。 次にミスしそうなのがこの2つ。実は月に1度の「俳句教室」とKちゃんが集金に来るのが同じ日なのだ。Kちゃんには伝言があるのだが、私が出かける前に来れば良いが、出かけた後だとドアノブに引っかけたこの袋のみが「頼みの綱」。伝言は1から3まで。最後が一番大事なのだが、果たして私の意が彼女に上手く伝わるかどうか。ふ~む。 小雪が舞い散る中で、ジャガイモの種芋を植えた。南の畑に一列。東の畑に一列。比較的粒が大きく日当たりも良いので、立派に発育するだろう。小粒の11個は、裏の畑。ここは地味も日当たりも悪いが、生命力が強ければ、必ず育つはず。願いを込めて発酵鶏糞、草木灰、化学肥料を土にすき込み、畝も去年よりもぐっと厚くした。これも育児と似てるか。う~む。 ジャガイモに小さな「芽」が。 さて19日(書いてるのは前日)は市民税、県民税申告用に私が指定された日。関係資料は完全に整えた積りだが、最近チョンボが多いんでねえ。開始は9時だが早めに行けば早く終わる。そんな訳で今日は早朝から区役所へ出かけて来ます。何とか一発合格を。これが公開された時には、きっとどれも決まっていることでしょう。ところが実際は持参した添付資料が違っていたのだ。なんとお馬鹿な私。
2020.02.24
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<雨の日の仕事 後編> ようやく証拠が出そろった。男は次々と写真を並べたのじゃ。 まず。これが第1現場の写真。実に鮮やかでござるのう。ふぉっふぉっふぉ。 そしてこれが最初の事件の遠因となったブツ。左が間接的、そして右が直接的原因じゃ。ん?さっぱりわからんじゃと。つまり男が茶碗を落としたのは、「もぐもぐタイム」でお茶菓子が気になっていたんじゃよ。そして右の杉板の上に茶碗を置こうとしたんじゃが、その「微妙な段差」がもとで茶碗が倒れた。その証拠に杉板にもお茶がこぼれておろうが。でも良うわからんかのう。 そしてこれが第2の事件現場。この日、男は間もなく火災保険の契約が切れることに気づいた。そこで男は慌てて自転車で「JA共済」へ行こうとしたんじゃ。ところがこの日は生憎の雨。思わず「クソ~っ」と怒鳴った男は思いっきり椅子に腰を下ろした。ところがこの椅子の様子がおかしい。あるはずのない「隙間」が開いとった。またまた怒った男思いっきり椅子を蹴飛ばしたらじゃ・・。 その衝撃でさらにグラグラし出した。グリグラグリグラ。それを言うなら「グリとグラ」じゃろ、「こどもの友」社の絵本の。 これが次の証拠品。「んんん?」。どの写真もみんな、色は焦げ茶色とモスグリーンの組み合わせじゃ。男は昔からこの組合わせが好きでの、若い頃は焦げ茶色のスエッドのスーツに、モスグリーンの細い編みタイを締めてた。それにタイピンは真珠1粒だけのシンプルなヤツ。確かその組み合わせは上品で優しいとフロイトが言っておったが。 室堂平付近のチングルマ 次の新しい茶碗 ところが男の専攻は色彩心理学じゃなく、女性心理学。だがいくら本を読んでも、女性心理の奥義つかめず、常に女に振られっ放しだった。「女心はよ~山の天気よ」それで立山室堂平のチングルマと言う訳。ハハハ。あの手拭いから拝借した。こんな調子で、仕事は捗らず、雨で段ボール箱も発送出来なかった。なんとまあ気の毒な。だが男は満足そうに新しい茶碗をじっと見てたんじゃと。<続く>
2020.02.23
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<雨の日の仕事 前編> 紫陽花の芽 畑の土起こしの翌日は朝から雨。ほほう、これは良い。理由は、1)少しは自分の体を休められる。2)畑が潤い、早速施した肥料の効果が出やすい。3)家の中にいる分、残っている仕事が捗る。と、あくまでも前向きなマックス爺なのだった。 庭のフユシラズ やりたかった仕事の第一は、3人の子供たちに送付する段ボールのサイズをよりコンパクト化すること。居間に古毛布を敷き、段ボール箱と工具、ガムテープなどを運んた。箱は長期間2階にあり、箱が古く汚れていた、表面を雑巾で拭き、用心して古毛布も敷いた。居間での作業は、暖房があるため。 苦労の甲斐あって、段ボールはぐっとスリムに。その代わりに彼らの幼児・少年期の思い出が消された。後は各自心に残る映像を思い浮かべてくれ。父はそう願う。次男の箱だけに手紙。後はじっくり練った文案を送付予定。かなり厳しい文面になろう。特に「私とは親子の縁を切った」と言う長女には。散々苦労かけた上、あれほどまで父を愚弄した報いだ。 次がアイロンがけ。と言っても服ではなく、花瓶などを引き立てるため下に敷く布地。中には汚れたり、変色したものもあった。それら洗剤入りの湯に漬け込み、もみ洗いした。みっともないのがピンとなれば、少しはマシになるはず。 しわくちゃの手ぬぐいはアイロンがけ後、階段の踊り場の「特等席」にピンで止めた。思い出深い「立山登山マラニック」の参加賞が、ようやく「檜舞台」に。実にメデタイとここまでは良かったのだが。 お気に入りの茶碗 ところが手元が狂ってお茶が入った茶碗が落ちて、床にシミを作ってしまった。「どうもシミマセン」と謝ったがもう遅く、ゴザに黒々と沁み込んだのだ。男はこうして「雨の日用の仕事」を増やし、まさに「自給自足」であった。 <続く>
2020.02.22
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<遥かなるリフォーム作戦> 思い切ってプロに障子の張替えを依頼して良かった。私が頑張ってもこんなに上手に行かないのは分かり切ってるし、第一にして「障子滑らし」を上手に張り替えるのでさえ、プロは専門の道具を使って鮮やかにこなす。だから仕上がりが見事なのだろう。 この陰影が鮮やかに戻った。以前は破れたまま。紙も劣化してたのだろうし、前妻が手を突っ込んだ破れも多かった。「空間認識」が衰えたのか、至る所にその痕跡を残していた。風呂の小窓を開閉するハンドル、換気扇のタイマーを壊し、IHクッキングには焦げ跡。その同じ焦げ跡の形が「ヤカン」の底にも。だがいつも「私は壊してない」と主張する前妻だった。 我が家は「軽量鉄骨住宅」。地盤強化工事もしたため、地震の揺れにも強い。そのメーカーの「24年目点検」が今月末にある。だが断捨離と大掃除を自ら行ったことで、幾つかの弱点をバルコニーで発見。今回の点検の眼目は、屋根の塗装の劣化と、バルコニーの防水とか。そのバルコニーの欠陥を見つけたのだ。そして屋根の塗装は、前回の20年点検時に別の業者に発注し、既に済ませてある。 住宅建築メーカーのリフォームは、目玉が飛び出るほど高い。下請け業者からの1割ピンハネは常識。実はそのことに関して、ある業者と相談している。その業者に「直」に発注すると3割は安く上がる。 「住宅建築メーカー」の見積もり後、某業者へ連絡予定。年金生活者はそれくらいでないと、金をドブに捨てるようなもの。極力複数業者と接して、より多くの業界情報を得ることだ。私は「ソーラーシステム」と塗装を住宅建築メーカー任せにしなかった。 別の業者が言うには。「もし私に新しいお嫁さんが来たら、お祝いに好きなリフォームをプレゼントする由」それで新妻のための、リフォームは決めている。そして出来ればとある外構工事も、私とその業者の2人で。そんなことをするのは、出来るだけ長くこの家に住み、この家で死ぬためだ。業者に売れば買い叩かれた上、その代金で買える家などないと思った方が賢明。業者は自社の利益しか眼中にない。 ハイビスカスの鉢 2Fトイレのウォシュレット化は、別な業者に発注予定。ずいぶんお金を注ぎ込んだこの家には、とても愛着がある。出来るだけ長く庭や畑を楽しみたいし、その体力も保ちたい。最後まで私の面倒を見てくれた嫁さんには出来るだけのことをして上げたい。離れて暮らす父など顧みないわが子よりも、最後まで面倒見てくれた血のつながらない妻を大事にしたい。いざとなれば公正証書(遺言)と言う奥の手」もある。<続く>
2020.02.21
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<体と疲れを癒しながら> 3週間にも及んだ断捨離の疲れを取りながら、次々と重要な案件に対処している。お陰様で体調は少しずつ回復しつつある。ひと頃の「曜日忘失」もなくなった。しかし断捨離のどさくさに紛れて、部分入れ歯が無くなった。きっと間違えて捨ててしまったのだ。咀嚼機能の減退は痛く、次の予約日まで我慢だ。 しかし「口唇ヘルペス」の発症には参った。痛みは全然なかったのが、この病気の本質を知って愕然とした。そしてこの治癒を最優先した。だが体に潜むウイルスの完全な駆除は、現代医学でも困難の由。それなら再発を防ぐこと。またパートナーが出来たら、相手に迷惑をかけないことが最優先。眼精疲労用の目薬、総合ビタミン剤の効果もあり、ヘルペスの症状はほぼ消滅。 次に優先度が高いのが、市民税、県民税の申告。2月19日の午前9時と指定されている。関係資料を整え、「医療費控除を申請するための表の作成を急いだ。毎年関係法令が改正され、「控除申請」を極力抑えるための複雑化としか思えない、帳票は区役所打ち出せる。なぜ高齢者に面倒な仕事をさせるのか。 ある夜、1本の電話。業者に和室の障子の張替えを頼んだ。翌日「見積もり」を見てビックリ。普通の4倍ほどの料金。だが今は自分でやってる暇がない。料金は高くてもプロの手に任せたら、立派な仕上がりになる。それに、「断捨離」が終わっても、「破れ障子」じゃね。早速相当額を引き落として準備。 翌日の早朝に、職人さんが来た。石川県出身で、私の10番目の職場があった市の近くで修行された由。これも何かの縁。彼が仕事をしている間、私は庭と畑の整備に勤しんだ。お陰で庭仕事が捗るとともに、良い気分転換に。家の内外が美しくなるのは実に気持ちが良い。 これが裏に積まれた、雑草と剪定枝。これがわずか2日分だから、勢いが強い夏などは、暑いし、蚊に食われるしで、大変な苦行。しかし晴れて暖かい週末で助かった、畑の準備を急いだのには訳があった。ジャガイモの植え付け時期が迫っていたのだ。 その前にやることがあった。大根は土に埋めた5本を掘り上げ、立派な1本を裏のSさんにお上げした。東の畑からは収穫し損ねたジャガイモが幾つか。それらを他の食品と合わせて急遽「おでん」を作った。当意即妙なのがマックス流。 和室2の大小の窓と障子。 和室1の障子と床の間。障子の張替えが終わった。さすがプロの技は凄い。「障子滑らし」も張り替えたので、戸の開閉も楽に。そして今回の「障子紙」は通常の4倍、つまり10年間持つと言う。経費は4倍支払ったが、今後10年間美しいままなら、結局損はない。いやむしろ良いかもよ。 作業中、タマネギと雲南百薬の苗に追肥を施し、南、東、裏の畑を耕し、石灰、発酵鶏糞を施して整地。これでもういつでもジャガイモを植えられる。今回の種芋は早生品種の「インカのめざめ」を2kg購入したが。濃厚な味らしく、収穫し食べるのが楽しみだ。 最後の白菜 今回の土起こしに合わせて、発酵鶏糞2袋、黄色いスイセンの鉢植えを買い、食卓に飾った。庭の雑草取りと植木の剪定、花壇の縁のレンガの組み直し、野茨の除去、芝生の剪定も行えとてもすっきり。断捨離に続く整備で、ますます気持ちが良い。また表具店とは、次の作戦を計画中。<続く>
2020.02.20
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<断捨離作業開始後2週間を過ぎて> 断捨離作業もとうとう大詰めを迎えた。一昨日の月曜日は思いついて台所へ。食器戸棚のなかにある陶磁器類、サイドボードの中のも含めて不要品を引っ張り出した。もうこの齢になってからまで虚勢を張る必要はない。日用品として使うものだけを置き、残りは全部捨てた。 次に食器戸棚の引き出しとキッチンの引き出しの中の物一切を一旦出して掃除し、必要なものだけ戻して後は捨てた、金属はそれだけをビニール袋に、陶磁器やガラス製品は他のゴミに混ぜて大きなゴミ袋に。こうして溜まったゴミの大袋を、深夜自転車に積んで、ゴミ集積所へ。これを何度か繰り返して無事終了。ガレージに詰まれたゴミは消えた。 その夜は、額縁の絵の取り換え作業を最後まで行い、ついでに位置も変えた。翌朝は「ビン缶、金属、板ガラスなどを集積所の決まった場所へ。遅い朝食を済ませて整骨院へ。出遅れたためもう先客が8名ほど。先生の施術と電気治療中もずっと眠っていた。帰宅後は断捨離作業をしてた和室を清掃。かなりゴミ吸ったため、掃除機の中も清掃。 1階クローゼットから、スーツなど普段着ないものを2階のクローゼットへ移動。空いた分がKちゃん用。その後洗濯物と掛け布団3組をベランダに干す。さらに捨てようとしていた敷布団、掛布団を点検し、新しい布団カバーを掛けたらまだ使えると判断。買ったばかりの布団カバーを出して、本日の作業の準備。それを干して私が使い、私が現在使用中のものを客用にしよう。極力無駄は避けよう。 夕方廃品回収業者の車を停めて、家の中を見てもらう。本や雑紙などを引き取ってもらおうとしたのだが、「鑑札」がないため無料で引き取れない由。次の日曜が資源ゴミ回収日なので、土曜日の深夜にでも運ぼうと思う。大量の紙類は、s減ゴミとして再利用される。中には高額な本もあるが、古本屋まで持って行くのが大変。かくてまだ片付け継続だ。 作業の期間中、連ドラはおろか、朝ドラも見られなかった。新聞もろくろく読めない日々。それでも重労働を続けたのは、断捨離するなら今しかないと思ったため。良くあの苦痛に耐えられたもの。それは唯一の願いを成就すること。いやどうしてもj成就させたいとの強い気持ちがあったからだろう。だがまだ安心はしていない。慎重かつ丁寧に最後まで。<不定期に続く> ブロ友の皆さんスミマセン。間もなく疲労も回復しそうで、お邪魔しますね。ではでは。
2020.02.05
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<新生に向けてその1> <庭に置いたテーブルの大理石> 土曜日の宮城UMC新年会は、懐かしい走友たちと久しぶりに会って大いに話し、大いに飲んだ。やはり疲労した身には効いたのかバスで寝てしまい、かなり遠くの停留所まで行ってしまった。それでも日ごろの運動不足解消とばかりに手を振って歩いて戻った。つまみ程度の料理ばかりだったが、もう夕食は摂らず、この夜も遅くまで起きていた。 翌日の日曜日も早朝から断捨離作業を決行。最初に3人の子供たちに送る物品を最終的に決定。後は暇を見て手紙を書く予定。最後に残った本を紐で縛り、本のケース、不要な段ボール箱もそれぞれ縛った。昨夜のうちに済ませていた洗濯物を干したが、生憎途中で小雨が降り出したが、そのままにした。これでほぼ作業を終え、簡単に掃除をして遅い朝食を済ませる。 今回の作業中に見つけた記念品などを居間のデスク周辺に移動。これは筑波大学開学10周年を記念し創設時から勤務した職員に配られた青銅の彫り物。古代エジプト風のとても重厚な物。他に幼児時代の2人の孫の写真や使えそうな空き箱や手元に置きたい本を数冊。後は全部捨てた。その後、自転車に乗ってHCへ。古い生活用品を捨て、新生活に相応しいものを選んだ。 1F(上)2F(下)のトイレ キッチンマット(上)とバスマット(下) 玄関扉の前に泥落とし用のマット2枚を敷く。畑仕事をした靴のまま入ると、玄関の内側が汚れてしまうためだ。居間の植木鉢置き場にしていたテーブルの大理石を庭の雑草除け用とし、代わりにデスクの引き戸2枚を敷いて植木鉢を載せた。これで床への荷重を減らし、危険性も防げる。気分転換に小さめのシクラメンの鉢を置いてみた。午後は下駄箱の中を掃除し、不用品を捨てた。 前妻が選んだソファーや座椅子などは人間工学を無視した形の物ばかり。それでは腰に負担がかかるため、円形のクッションを買った。これで姿勢が良くなり、腰の痛みも減るはず。ついでに座椅子の背もたれ用のクッションも変えた。HCでは今回初めてポイントカードを作った。こんなことならもっと前に作っておけばかなりポイント貯まっていたのにと、少々残念だがまあ良いか。<定期に続く>
2020.02.03
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~気がかりな件を一つずつ~ あることが気になって眠れずにいた。それで夜中に起き出して焼酎を飲みながらブログを書いたりしたものだから、ますます目が冴えたのだ。居間に取り込んだ植木鉢の雑草を抜いた。部屋が暖かい上に頻繁に水をやるものだから、雑草もこれこれは良いと、急成長を始めたのだろう。その翌朝、絨毯の上を黒くて丸っこい物体が這っている。直ぐにティッシュでナメクジをつまみ、外へ捨てた。雑草を抜いたせいで、彼らの寝床が乾燥し、苦しくなったのだろう。 汚れが目立つフローリング、廊下、脱衣所、トイレの床、台所の床、デスク下の茣蓙を濡れタオルで拭いた。風呂の残り水に住まいの洗剤を数滴下とし、ぎゅっと絞った雑巾でゴシゴシ。やはり「レンタルの化学モップ」だけではダメ。特に料理を作る台所の床は、色んな汁で汚れ、干からびた野菜屑などで溢れていた。台所の引き出しから不要の金物を全て出した。そのままでは駄目とお向かいのKさん。 それで鍋の取っ手、ふたのつまみなど、金属でない部分をペンチで外し、金づちで叩いて壊し、金属だけをビニール袋に詰めた。不調の圧力鍋、タコ焼きのプレート。流しのバットやボウル、パン作りの容器など妻が捨てずに置いて行ったものをそっくり燃えるごみの日に出すと、収集してくれる由。これでスッキリ。 家事で忙しい時間帯、突然電話が鳴る。どこかの通販会社だが、申し込まれた商品の番号が違う由。話を良く聞くと、どうも一括した袋に他社のカタログも混じっていて、私が発注したものの1つが、どうやら他社のもので、送れない由。そこで苦情を言った。こちらは全部が同じ会社のカタログだと認識しており、そういう方法は利用者を混乱させるだけだと怒鳴ると、慌てて電話を切った。困ったものだ。 俳句教室の講師が喜んでいた。受講生の作品が地元紙の俳句欄に掲載された由。自分の指導方法に異議があれば直ぐ辞めて良いと言っていた彼。その後教室を辞める人が続出し、急に自信を失った時期があった。私が提出した今月分の兼題は、軽く修正。でも句の背景を話すと、そのままで良いとのこと。この人の生き甲斐は、教え子の作品の地元紙への掲載の由。だが私の関心は、俳句観の醸成と感性を磨くこと。俳句の本質により近づくことしかない。 先日高校の恩師宅へ、畑の大根1本と中国土産を届けに行った。恩師夫妻はことのほか喜んでくれた。その時妹さんの分も恩師に預けた。お茶やコーヒーを戴きながら、中国のことやら最近の暮らしぶりなどの話に熱中。そこへ妹さん。早速「これあんたに」と私が託したお土産を渡した。 彼女とは中国旅行の話、近所に住む、私の高校時代の同級生(彼は妹さんの同僚とのこと)これも偶然でビックリ。彼女は会食の約束があるからと帰った。その背中に言う。「落としちゃダメだよと。 まあ本当に時間がない中で、そして訪問先が限られた中で土産を選ぶのは至難の業だが、ドキドキ感を伴う楽しい作業でもあった。さてどんな結果が待ってるか。 「先生不思議ですねえ」。私がそう言うと、恩師がぼそっと呟いた。「A、それを奇縁と言うんだよ」。 礼を言って退出しようとすると、恩師は「白子海苔」の缶をくれた。帰途近所のスーパーで買い物。夜は焼酎を2杯飲んで床に就く。大連旅行記のタイトルを決めた。「国境~その時空を超えて~」。気宇壮大な内容になりそうだが、その前に1400枚もの写真の整理作業が待っている。 土曜日、畑の始末をした。最後の爆裂キャベツを抜き、外側の葉をきれいに処理すると、かなり立派な塊が出て来た。昼食用に刻んで使用。ブロッコリーとカリフラワーは全て抜き残骸は裏庭へ。白菜も1株抜く。外側は汚なくても中は立派。後日漬物を作り、残りは色んな料理に使う予定。 土の中に埋めてある大根は5本。先日は冷蔵庫のでおでんとピクルスを作った。多分2月末までは持つはず。2月末か3月初めには春野菜の準備が出来そう。春は近い。
2020.01.22
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~今年も順調にスタートを~ 結局次男は帰省しなった。連絡がないため電話したら、今年は仕事のため大晦日は出勤の由。体に気を付けて頑張れよと言うと、「連絡が遅れてゴメン」と謝っていた彼。年末年始彼と一緒に飲むためのアルコール類、刺身などを買い揃え、彼の部屋のベッド、こたつ、石油ストーブなどの準備も済ませていたのだが、無用になり早速片付けた。 大晦日に高校時代の恩師の自宅を訪ねた。先生から届いた昨年の年賀状の住所のゴム印が不鮮明で番地が書けずにいた。だが家は分かっていたため、直接訪ねて先生に番地を聞いた。その時偶然出会った女性は先生の妹さんだった由。別な方は知っていたが、初めて見た妹さんだった。恩師に目下立案中の作戦があることを話すと、たまには家に来いとのこと。そのうちひょっこり訪ねて行こうか。 注文していた「おせち料理」が30日に届いた。配達してくれた運転手さんに「届くのは大晦日で、冷凍ではなく「生」のはず」と言うと、内容は聞いてないので、早く受け取ってもらわないとその後の配達に支障があると言われ、仕方なく受け取って署名。最悪翌日にもう1個届く可能性もあってビックリ。 次男が来なくなったため、大晦日の夕刻には2個の重箱を開けて、食べたい料理を皿に盛った。大晦日恒例のKIを見ながら、日本酒でご馳走をぱくつく。深夜「往く年来る年」を布団の中で見ながら新年を迎えた。前日同様たった一人で新年を祝う。海老を解凍して焼き、餡子餅、お雑煮餅を1個ずついただく。どちらも年末に準備して2つの鍋に入れ、元旦は温めるだけで済んだ。 これまでで一番高かった料理はさすがに良い味だった。まあ自分では作れないので、注文して正解。正月はこの残り物で凌ぎ、あとは刺身や焼き魚があれば十分だ。片付けしている間に年賀状が郵便受けに届いた。枚数はちょうど私が出したのと同じくらい。きっと受け取った人が、慌てて私宛に書いたのだろう。 元日から暖かく良い天気。「ニューイヤー駅伝」を見ているうち、これなら走れるかも知れない。そう判断してランニングスタイルに着替え。飲み物のペットボトルを買って帰る途中、裏のSさんがこれから走るんですかと聞くので、暖かいからきっと大丈夫でしょう。そう答えて9kmコースに飛び出した。これが今年のランニングはじめ。やはり体調は良く、ゆっくりと最後まで走れた。これは幸先良いスタートになった。今年も頼んだよ。俺の体。そして俺の両足よ。帰宅途中に近所のKさん、Hさんと遭遇して新年の挨拶を交わす。
2020.01.06
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~師走はとっても忙しい~ 12月末のある日。朝から小雨模様で、冷えると思ったら霙(みぞれ)が降っていた。傘を差してKさん宅へ、可愛いデザインのカレンダーとタオルを入手したので、彼のお嬢様用にと思ったのだが、彼宅にも同じものが届いていたようだった。ひとしきり昔話をして帰宅。 その霙の中を自転車でHCへ。買ったのは台所のシンクの排水口に置くこの籠。名前は知らないが、これにネットを張って野菜などのゴミを収容する器具。これまでの銅製のものが古び、底が壊れていた。今度も金属製だが、ぬめりが着き難い感じ。早速水切り用の袋(?)を被せて、排水溝の底に沈めた。 ずらりと並んだ3本の包丁。一番上の出刃は前日同じHCで買った。これまでの小さなものが脂がギトついて切れなくなっていた。また小さ過ぎてカボチャなどを切るのに苦戦していた。下の2本は別の店先でやっていた「包丁研ぎ」に出した。1本500円で次回100引きの割引券を2枚もらった。これで気持ち良く料理が出来そうで嬉しい。 包丁が研ぎ終わるまで時間があったため、花屋でお正月用の花を購入。帰宅後早速クリスタルグラスの花器に活け、玄関の下駄箱の上に飾った。葉牡丹、千両、水仙の組み合わせ。白い壁紙に映えてなかなかエレガント。次男が帰省したらきっと驚くかも。 帰路、コンビニに寄って週刊誌を買った。新聞の広告に「死後の手続き2020年版」の特集があるのを観て、これは一見の余地ありと判断。これから何が起きるか分からない。頭がまだ動くうちに、今後のために必要な情報を収集しておかねば。 これもHCで買ったものの一つ。リンスタイプの白髪染めだ。先日鏡を見たら、その中に冴えない表情の男が写った。ああこれが今の俺か。これではいけない。気持ちを奮い立たせるためにも、白い頭に少し色でも付けて見るか。これまでは全くの自然体。それが初めて白髪染めに挑戦しようと思ったのは、あることがきっかけだった。ゆっくり染まるようだが、これで気分が若返るなら安い物。 先日購入したソーラーの照明灯(左)を針金で縛って固定した。今度のは黄色の照明が夜空にくっきり映る。向かい側の白色(右)のは設置してかなりの年数が経つがまだ点灯している。2基の照明で、かなり階段が見やすくなった。緑内障で視野狭窄がある私には、危険防止として助かり。滅多にはない夜間の来宅者の足元も照らし安全に階段を登れるはずだ。 先日は今年最後の掃除機かけ。大汗をかきながら物を移動させて、久しぶりの大掃除。トイレの便器も掃除し、トイレットペーパーとティッシュペーパーを補充。次男の部屋のベッドとコタツを整え、石油ストーブの石油を補充。それやこれやですっかり草臥れた。そして大晦日は玄関ドアに正月飾りを吊るし、恩師宅の郵便受けに年賀状を投函する予定。住所のゴム印が薄くて、正確な住所が不明で困っていたのだが、恩師の家は知っている。そのため自らが一日郵便局員になろうと思う。これで完了のはずだが、まだ何か残っているかな。何せ最近の私はチョンボが多いものでねえ。
2020.01.03
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昨年は大変お世話になりました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。年頭にあたりこの1年、読者のみなさまおよびブログ友の皆さまには健やかで実り多い年となりますよう心からお祈り申し上げます。 マックス爺
2020.01.01
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~わたふたと失敗と~ 大館市の秋田犬1 年賀状を出したのは12月25日。親戚、友人などが中心で予め印刷しておいたものに宛名と簡単なコメントを書き加え、近所のポストに急ぐと集配の小父さんが車を停めていた。走って行き、手を振ると小父さんが窓から手を出して受け取ってくれた。ヤレヤレ間に合った。最低限度の枚数だが、久しぶりに晴れ晴れした気分。ここ数年、年賀状まで気が回らなかったのだ。 大館の秋田犬2 27日。向かいのKさんにケ〇ヒャーを借りた。ガレージ横の石段とガレージの床を掃除しようと思ったのだ。雨が降ると石段に土が流れ、やがて苔が生える。それが滑って危険と感じていた。高圧の水を噴射して、ぬめりと汚れを洗い流す。その後デッキブラシでこすり、竹ぼうきで排水路まで汚れを押し流す。すっかりきれいになり、滑りもなくなった。これで一安心だ。 近所のモモちゃん。 それからKさんの運転でHCへ行った。先日買ったものに不都合があったためだ。第一は、風呂のふた。買ったのは良いが、少し大きくてふたが閉まらないのだ。これには驚いた。買ったものと、使用中の双方をサービスカウンターへ出し、事情を話した。使用中のと同じサイズの物を買い、差額の精算。二番目が字が大きく見える眼鏡。これも帰宅後に見たら、見難かった。大きめのルーペを購入して精算。 座敷犬? 3つ目が「ソーラーライト」。石段を照らすためのものが点かなくなっていた。ソーラー部分が古びたか、電池が切れたか。その双方の可能性もある。そこで新しいのを購入した。足元が暗いと石段を下る時に危険だ。掃除もしたし、明るくなれば、安全性が増す。早速吊り下げて太陽光の下に。 モップ犬 早速交換した風呂のふたを設置。カビが生えた古いものは、6つほどに裁断して大型のゴミ袋へ。交換した玄関マットの古い分とソーラーライトもゴミ袋行き。これですっきりし、気持ち良く新年を迎えられそうな気がする。毎週金曜日に来る石油屋さんが来ない。そこでガソリンを入れに行くKさんに依頼したら、快く引き受けてくれた。車がない我が家にはとても助かっている。Kさん本当にありがとうございました。 ネズミ顔の母犬 先日郵便局から旅行代金を振り込んだ。ATM脇の荷台に荷物を置いたら、使用中の女性から苦情。そこに置かれるのは嫌だと。私は別に彼女の暗証番号など見る気はない。大事なものを忘れないための用心だった。何とか自動で振り込み、荷物もリュックに入れて、帰宅した。ところがいくら探してもツーリストから届いた封筒が見当たらない。郵便局での騒動中に落としたのだろうか。ヤレヤレまたやったか。 牧羊犬 領収書はあるので最悪のケースは免れた。来年早々にも詳細な書類や飛行機のチケットなどが届くはず。大連ツアー関係の書類だが、ギリギリで来ると気が焦るよね。さて大失敗しないよう今後も締まって行こうと思う。文字拡大用のルーペ2種を直ぐに取り出せるよう、インカのポシェットを窓の鍵から吊るしてその中に入れた。我ながらグッドアイデアだ。明日は大晦日。次男は来るのかなあ。
2019.12.30
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~わが暮らしこの1年~ <旅行>1月蔵王山樹氷見物、温泉入浴、コンニャク料理2月冬の秋田のお祭り。なまはげ、かまくら、西木町紙風船上げ、酒蔵見学、餅つきなど。5月岩手県小岩井牧場見学。東北の夏祭り実演、牧場内ハイキング。6月台湾一周観光。日月潭、高雄の夜市、三仙台、花蓮民族舞踏、列車乗車、九份夜景、故宮博物館。10月山陰旅行。天橋立、鳥取砂丘、砂の美術館、足立美術館、出雲大社、姫路城ほか。11月富山旅行。(懇親会)、埼玉県行田市埼玉古墳群、博物館見学。 <ランニング&ウォーキング>1月13回28km2月13回34km3月13回32km4月23回49km5月18回122km6月13回66km7月14回52km8月14km73km *作並ラン 今年最長17km余9月12回49km10月12回33km *山寺ハイキング11月17回55km12月14回34km合計188回 616km体調が悪い月もありましたが、良く頑張りました。 <俳句> 俳句教室毎回出席 作った作品数200句程度か。 <ブログ>「マックス爺のエッセイ風日記」 毎日更新中。10月に開設以来150万件アクセス達成。読者の皆様、ブログ友の皆様にはこの1年大変お世話になりました。心から御礼申し上げます。なお併せて、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2019.12.29
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~自分へのプレゼント~ 少し前まで感じていた「違和感」が少しずつ消え、それに伴って体調が改善したようだ。何事もなく炊事が出来、12月の俳句教室もつつがなく終了出来た。朝の気温がかなり低まって来たため、大根が凍るので、近所の方に差し上げた。「お返しは不要」とのメモを添えて。お向かいさんがお風呂に入れるためユズが欲しいと言うため、好きなだけ枝を切って欲しいと告げた。 こちらはお返しに大根の「溜まり漬け」とおからの煮物をいただいた。家庭料理の味に飢えている私には、とても嬉しい贈り物だ。散歩がてら俳句仲間のKさんの家に大根と来年のカレンダー3種を届けに行った。残念ながら彼は不在だったが、娘さんが出て来られたので手渡した。とても喜んでいただけたのが嬉しい。私は小さいカレンダーがあるので、それで十分だ。 予約日を知らせるハガキが届いたので、近所の歯医者へ。これは先生の奥様が描かれた絵。毎回予約日の数日前には、手書きの絵が描かれたハガキが届く。ドクター共々とても優しいお人柄。80-20と言う運動があるらしい。80歳で自分の歯を20本残そうと言う趣旨。咀嚼する力は、良き老後を過ごすためには不可欠なようだ。私も定期的に歯のチェックを受け、歯石除去に努めている。 ハガキの雪山が秀逸。これは近所から見える南蔵王の雄姿。淡い色彩でとても上手に描かれている。そして私が予約した日に行くと、奥様が出て来て言葉を交わす。独り暮らしの私にとっては、滅多にない会話の機会。そして人の心の優しさを実感するひと時でもある。歯科技工士のSさんとも話す。彼女はわが家の隣人。息子さんは来年東京の大学に行き、ご主人の実家の神社の跡取りになる神道を学ぶ由。 新巻鮭 彼女も独り暮らしの私の体を心配してくれ、先日の不調の話をしたら、早く病院んに行けと勧めてくれた。彼女のお宅にも、そっと大根を置いて来た。ごくささやかな近所づきあいだが、私にとっては十分な「安心材料」だ。 持参したデジカメで、治療室の窓際に置かれていたシクラメンを撮らせてもらった。きっと患者さんからの戴きものかも知れない。ここはとても家庭的な歯医者さん。ほんわかとした雰囲気が漂う、憩いの場だ。 待合室のクリスマスツリー。ごくごくささやかなものだが。私にはこれでもクリスマス気分が味わえて嬉しい存在。今年はクリスマス用に用意した写真が何もなかったので、せめてこれで皆さんにもクリスマス気分を味わっていただけたら嬉しい。 これも先生の奥さまが作られたクリスマス用の飾りつけ。 こちらはサンタに扮した先生。「素敵なクリスマスをお過ごしください」とのメッセージが添えられている。どれもこれも奥様の暖かい心遣いだ。こんな歯医者さんに、私は救われている。 先日の日曜日、量販店から荷物が届いた。先日注文した電子レンジとトースターだ。どちらも古びて壊れてしまったのだ。だが独り暮らしの私には不可欠なもの。何でも簡単に温めてくれるレンジは重要な電化製品。メカに弱い私に使いこなせるかどうかは分からないが、どこかを押せば作動して、温めることくらいは出来るはず。これが自分への最大のクリスマスプレゼント。嬉しいな。有難いな。 白花のシャコバサボテン 後、気がかりなのが圧力釜。これも不調で困っている。近々IH用の新品を買いたいと思う。後は東京の次男から年末帰省の電話がまだこないこと。既にベッドの準備は終えたし、暖房の準備も終えた。おせち料理は大晦日に届く予定。まだまだ買い物はあるが、ゆっくり進めようと思う。場合によっては次男の要望を聞いてからでも遅くはないしね。これで少しは年末気分になったかな。 郵便局へ行った帰り、俳句仲間のKさん宅を訪ねた。先日大根を届けた際に会えなかったためだ。今回は家にいてビニール袋を手に現れた。前回のお礼だと言ってネギとカリフラワーをくれた。彼も畑を作っているのだ。帰宅して畑のブロッコリーを切り、2つ並べて写真を撮った。この後、仲良く鍋の中で茹でられ、夕食の食卓に上るはずだ。 待望の圧力鍋を買った。電気店にはIH対応のは置いておらず、向かいのHCで買った。注意書きも読まずに早速4合分のご飯を炊いた。火力と時間は自分の勘に頼ったが、多分上手に炊けたはず。この日はさらに気になっていた買い物を次々にこなした。やはり私は自分の生活が第一だ。それが健康の素だし、活力の源だ。 では皆様もどうぞ良いクリスマスイブをお迎えくださいね。
2019.12.25
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~マックス爺の悲哀~ 最近新聞小説を読んでいて奇妙な感覚に陥る一つは何年か前の世界にタイムスリップして、落ち着かない主人公たち。その奇妙な感覚がこちらにも伝染するかのようだ。もう一つの方は、複雑な家庭関係のどろどろした話で、思わず「もう勘弁」と言いたくなるほど気持ちが不安定になるのだ。 何日か前、循環器内科で薬の数を減らしてもらった。だが帰宅して薬局からもらった説明書を読んで嫌な気分になった。処方された新しい薬の副作用として、耳鳴りと胃のもたれが記されていたからだ。不安は的中した早速眩暈と膨満感がやって来た。それに加え、その3日後、就寝中に異常を察知。脈の乱れだ。つまり不整脈の再発さほど強いものではなく、多分何とかしのげるはず。それでも再び循環器内科へ行き、診察を受けた、心電図の波形に微細な乱れが有った。「良く不整脈と気が付きましたね」とドクター。原因は服用薬を変えたことではなさそうだ。強い運動は禁止、散歩程度まで。来年中国に行く前にもう一度心電図を撮るよう忠告をいただく。 数日後の深夜、またしても不思議なことが起きた。トイレに行こうとしても方向が分からないのだ、寝ている居間から廊下の方に出ようとしたが、照明のスイッチも扉の取っ手も分からない、仕方なく台所の方から出ようとしたら障害物があった。手探りで進むと「ぼきっと」何かが折れた。そしてトあろうことかイレではパジャマを汚してしまった何というざま。こんなのは初めてのこと。温度設定した風呂水も異常に熱く、慌てて水を継ぎ足したのだった。 翌朝起きて確かめると折れていたのは洗濯物を干す器具のアーム1本と、鉢植えの観葉植物の枝だった。そして不幸はさらに続いた。PCが立ち上がらないのだ。プログラム更新後に設定が変わって不調になることはこれまでも何度か起きた。これは実に困った。ブログにコメントも出来ず、ブロ友さんの所へも行けない。騙し騙し操作しているが果たしてどうなるか。 ところがさらなる事件勃発。トースターと電子レンジの故障だ。トースターはまあ良いとしても電子レンジが作動しないのは生死に関係する。それにしてもよくもまあこれだけ次々に奇妙なことが起きるものだ。これでは生きるのも難しいかも、そんな風にも思ったのだ。そしてこれから何を優先して解決しないといけないのか。思考は狂ってないとしても、感覚に狂いが生じ始めたのは確かだ。方向感覚、時間と曜日の感覚。温度に対する感覚。つまり判断力全般だ。これで危険性にまで鈍感になったら、死ぬしかないねえ。これはブログどころではないよ。プログラム更新で写真が上手く取り出せなくなったしね。そんな訳で皆さんゴメンなさいね。そろそろブログを閉じる時が迫ったかも知れません。私に今一番必要なのは民生委員か、地区の支援包括センターか。いずれにせよ強力な助っ人が必要なのは確かだが。こんな時、そばに相棒がいたらなあ。
2019.12.19
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~長いシリーズを書き終えて~ お土産1=出雲そば 29回に亘ったシリーズ「旅・歴史と美を訪ねて」をようやく書き上げた。第1回が11月10日なので、まるまる1か月かかったことになる。大げさなタイトルにしたおかげで、自分自身が苦しむ結果となったが、それはある程度予想していた。だがたとえ苦しんでも、そのタイトルでこの旅を描きたかったのだ。「美」は何とかなる。最悪写真の羅列でも済むはずだ。だが「歴史」となればそうは行かない。 お土産2=金福だんご 苦しみながら「歴史」もでっち上げた。長年抱いていた歴史上の謎を、自分なりに解いてみた積りだが、その試みは消化不良だったはず。何分最近の研究を知らない。それを乏しい知識と推論とで補おうとしても、補い切れるものではない。歴史学や考古学は、それほど甘い学問ではないのだ。ただし「夢」なら語るのは自由。今回のはそんな夢と思うことにしよう。完成のご褒美に、出雲土産を食べた。 香港の区民選挙で民主派が圧勝した。勢いづいた学生たちは、香港政府に対して改めて5つの項目実現を香港政府に迫ったが、反応はない。ないどころか、中国政府の反応は冷ややかだ。しかし若者たちがあれだけの騒動を起こして、一般市民たちはどう思ったのだろう。迷惑と感じた人よりも、香港の自由と民主化のために、若者たちの暴走に目を瞑ったのだろうか。 アフガニスタンで医療や復興事業に携わっていた1人の日本人医師が過激派によって銃殺された。初めから彼、中村医師の殺害を目的にして待ち伏せしていたようだ。アフガニスタンの大統領自らが彼の棺を担ぎ、心からの感謝と哀悼を捧げた由。何の報酬も願わず、貧しいアフガニスタンの国民のために命を捧げた彼の行為。数年前には若い彼の同僚も、現地で殺されている。無償の愛の行動への報酬は残酷だ。 北朝鮮が再び挑発を始めた。大陸間弾道ミサイルの燃焼実験のようだ。これに対してトランプ氏は、高圧的な警告を発した。こんな中で韓国の国内情勢が異常だ。ある地方都市の市長選挙に裏工作して大統領の知人を当選させ、検察の事情聴取を受ける予定だった配下が自殺した。辞任したタマネギ男は、以前この市長の選挙対策委員長だった由。次々に暴かれる政治の闇。韓国とはどれだけ愚かなのだろう。 アメリカ議会は先に香港の民主化に関して、ある法案を通した。中国政府は直ちに反発し、香港へのアメリカ軍用機と艦船の寄港を禁じる措置を採った。何とか中国艦船の海外進出を止めようとして、インド洋から太平洋にかけての封鎖網を敷こうとしているアメリカとその同盟国。これに対して中国はロシアやイランと手を結んで逆封鎖を試みようとしている。今アジアはパワーゲームの試験場と化している。 今や「地球温暖化」などと言う生易しいものではないらしい。相次いで日本列島を襲った台風もその一つ。海水温が上昇して100年に一度、あるいはそれ以上の規模の大災害を起こしている由。北極や南極のみならず、ヒマラヤやヒンズークシュ山脈の氷河も解け、氷河湖の崩壊も起きつつある由。「桜を見る会」などで国会が空転している暇などないんだよ。そう地球が悲鳴を上げている。 旅の紀行を書いているうちに、季節はすっかり変わった。破れたシーツやパジャマを捨て、新しいのを買った。「洗濯ばさみ」を新しいのに換え、食器を置く水切り台の装置も買い換えた。植木鉢の雑草を抜き、室内の乾燥を抑えようと、濡らしたタオルを居間に吊るす試みも始めた。地球の悲鳴には応えられない、貧しい老人の営みを笑えば笑え。こんなことにでも心が朗らかになる、つつましき暮らしに幸あれ。
2019.12.18
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~美味しくな~れ!!~<買ったもの編> ヤナギガレイです。 これに軽く塩を振って外へ干すと、美味しい一夜干しになります。とっても簡単。 ニワトリをこのまま買って来ることはないのですが。 若鶏のレバーを切って茹でます。これを茹でたモヤシや刻んだキュウリなどとドレッシングで和えると美味しい一品になります。栄養もたっぷり。安い胸肉に飽きたら、もも肉を買います。鶏皮も捨てずに全部利用。鶏皮には栄誉学的にも優れた成分が含まれています。<残り物編> 前妻が使わずに残した寒天を水につけました。 それを煮ましたが見た目はほぼ同じです。 <自家製のもの> 渋柿ですが特段詠うことはありません。 皮を剥いて3週間ほど干すと、美味しい干し柿になります。これも歌は歌いません。剥いた皮も干して、あることに使います。決して無駄にしないのがマックス流です。 武者小路実篤の絵に出そうなカボチャです。 残念ながらシンデレラの馬車にはならず、煮物になって私の胃袋に納まります。種は干して、翌年また畑に蒔きます。すごいリサイクルですねえ。 切った白菜の横に、柿の皮も干してありますねえ。 上の材料に塩昆布を加えて2週間ほど樽で漬け込むと白菜の漬物の出来上がり。 浅漬けの素も入れたため美味しい仕上がり。お茶も進みます。 わが家の太くて真っ白な大根です。 これを刻みニンジンやニンニクと一緒に、酢と浅漬けの素をミックスしたものに漬け込みます。出来るのはピクルス。さっぱりして美味しいですよ。まあ大根おろし、煮物、おでん、風呂吹き大根と何にでも使えますが。冬期は土を深く被せるか土の中に埋めると春まで持ちますね。そのままだと上部から凍り、腐ってしまうので勿体ないですからねえ。 ブロッコリーとカリフラワーです。 一番簡単なのが茹でるだけ。これにポン酢とかマヨネーズをかけて食べます。寒い季節はクリームシチューなどだと体が温まりますね。 ヒロシです。いやわが家の小カブです。 これも超簡単。葉っぱと一緒に軽く塩もみし、重石をすれば一日で完成。ご丁寧に、塩昆布や刻んだ唐辛子も入っています。 ユズ、ラフランス、リンゴが原料です。ユズは庭のを20個以上もぎました。 ユズは皮ごと刻み、ラフランスとリンゴはすり下ろして一緒に煮ます。ことことこっとん、コトコトコットン弱火でね。砂糖は上白糖と三温糖を適当に合わせ、量も適当。まあ1時間ほど弱火で煮続けると出来たのがジャム。本当はマーマレードにしたかったのですが、ラフランス、リンゴの汁が多過ぎました。 使用例 寒天にジャムを載せた一品。ユズの酸っぱさと他の果物の甘さが適度にミックスし、超美味しい出来上がりでした。翌日の昼食前に食べたら、それだけで満腹しお昼抜きになりました。こんなのは初めてのこと。もう菓子パンは買わず、食パンにこのジャムを塗るだけで良いですね。 何でも工夫し、美味しくいただくのがマックス流。この日の朝食もたくさんの食物繊維で満たされていました。ただし、塩分糖分の摂り過ぎには要注意ですね。はい、ご馳走様でした。 ご報告です。当ブログ「マックス爺のエッセイ風日記」が昨日150万アクセスに達しました。これもひとえに読者の皆様方が熱心にお訪ねいただいたお陰と、心から御礼申し上げます。開設当初は文字ばかりで、毎日1万字ほどの長文を書いていたのです。それも主にマラソンなどランニングのことばかり。読者は知り合いのランナーで1日100件未満のアクセスでした。それが今では毎日千人を超える方が見に来てくださっているのですから、感謝以外の何物でもありません。謝々。<若干の覚書 > 開設年=2007年5月 開設からの日数=4577日 日記記入率=98.1% 1件当たりのアクセス数=351回 1日当たりのアクセス数=328回 日記を書かなかった日=12年7か月で23日 楽天ブログ以外を含めると18年になります。 記念の切り番、自分で踏んじゃいましたね。
2019.12.08
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~マックス爺の日常2~ 最近は良く眠れている。時間的にも質的にも、多分良好と思っても良いだろう。時々夢も見る。先日などは思い切り走っている自分に驚いた。まだランナーだった頃の思いが脳に深く刻まれているのだろう。たとえ眠れなくても、以前のように焦らなくなった。眠れる時に眠れば良い。そんな風に割り切ったら、す~っと眠れるようになった。もう睡眠導入剤は不要の長物のようだ。 富山への旅から帰宅後、撮った写真の整理に没頭していた。一体どれだけ撮ったのか、今回は不覚にも枚数を数えなかった。自分の感覚としては、これで来年1月中旬まではブログのネタに苦労しなくて済むのではないか。そんな風にも思うのだが、実際はどうだろう。「ブログ人間」としては常に重要な課題。執筆や編集に苦労はしても、何とか書き上げた後の喜びには代えがたいものがある。 お天気が良い日は極力布団を干し、植木鉢を日に当てている。今年の初雪はかなり前に降った。それは西風に乗って奥羽山脈を越えて来た風花で、夜間のことだったようだ。だからお目にかかってはいない。2度目はその数日後。この時は自分の目で確かめることが出来たが、積もるまでには至らなかった。これから晴れた日は貴重。南に面し窓が大きいわが家の居間には、冬の日が奥まで射し込んでくれるのが嬉しい。 シャコバサボテンが咲き出した。今年は居間に置いているため、かなり咲き出すのが早かった。日が良く当たる上、時々暖房を入れるためだ。毎週金曜日の午前中になると「大きな古時計」の音楽を鳴らしたタンクロータリーがやって来るのだが、念のために1回買っただけ。それも去年から持ち越した分から使っているため、折角来てくれた青年に空足を踏ませることがしばしばだ。ゴメンね灯油屋さん。 「左ヒラメに右カレイ」。これは目のつき方。鰓があり、はらわたがある方が下だから、これはカレイ。週末に食糧調達に行く2軒のスーパー。どちらで何を買うかはほぼ決まっている。肉はA店だが魚や果物はB店。買った時から既に調理法は考えている。魚の捌き方にも案外慣れた。捌いたものを買うと楽だが高い。それで自分で捌くのだ。サバ、イワシ、サンマ、サワラ、カレイ、ホヤなどが中心。 ヤナギガレイが4尾で200円ほどだから、1尾50円見当。これなどはらわたを抜く必要もないし、簡単に塩をまぶして天日干し。鳴門で釣りをしていたせいで慣れたもの。生臭さも厭わない。サバの味噌煮やナメタガレイの煮つけ、サンマの佃煮など簡単なものだ。要は節約する心があるかどうかだけのこと。戦後の10年ほどの間に飢えたことを思えば楽なもの。全ては考えようなのだ。 ジャガイモとタマネギがそろそろ切れる頃。両方とも7月初めに収穫したのだが、半年間持ってくれた。どちらも料理には欠かせない野菜でとても助かった。ポテトサラダ、カレー、煮物や炒め物、おでんなど何にでも使えて重宝。今はタマネギの苗100本が冬の畑で育っている。 今畑で収穫出来る野菜は、ブロッコリー、カリフラワー、大根、カブ、白菜くらいなもの。それも寒さが厳しくなるこれからは凍って腐るため、収穫時期が難しい。1人で食べられる量は限られるし、かと言って野菜たちが成長を停めることはないからだ。健康を保ってくれるわが家の野菜たち。そして心を癒してくれる植木や花々に感謝してやまない。ありがとうね、大事で可愛いおまえたちよ。<続く>
2019.12.07
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~マックス爺の日常~ 郵便受け下の花を植え替えた。このところの寒さでベコニアが凍り、腐ってしまったからだ。寒さに強いパンジーなどを他の植木鉢から移植して水やり。俳句教室の友人Kさんからもらった「エノモトチドリ」の鉢はそのまま外に出している。それで一冬を過ごしても良いとのこと。庭の小菊を切り取った。背が伸び過ぎていたためだ。淋しい冬の庭になったが、刈り損ねた小菊が風に揺れている。 いささか旧聞になったが大相撲九州場所は冴えない結果となった。大関豪栄道は来場所カド番。高安は関脇に陥落。貴景勝は9勝止まりだったが、怪我が治ったようで嬉しい。元大関栃ノ心と関脇の御嶽海は平幕陥落となった。白鵬が44回目の優勝を遂げたが、横綱らしい取り口とは到底言えない。元大関の照ノ富士が幕下西10枚目での全勝優勝が嬉しい。来場所は晴れて関取。今後の活躍を期待したい。 「町内会だより」を読んでビックリ。総務委員のYさんが会長の悪口を書いていたのだ。町内会の運営が会長の独断過ぎると辛らつ。構成員の高齢化に伴って、役員のなり手がいなくなったわが町内会。会長の言い分も分かるしY氏の言い分も分かるが、これでは益々混乱する一方ではないか。「芋煮会」が今年から中止された。それも仕方のないと思っていたのだが、Y氏はそれにも不満だったようだ。 新聞代の集金人が、若い女性から小母さんに変わった。歳のころは50代後半だろうか。とても上品で感じが良い人。「最近やっと慣れました」と微笑む。ふ~む。彼女の人生にいかなることが生じたのかは知らないが、こんな厳しい仕事をしているのだからきっと経済的には恵まれてないんだろうなあ。そんなことが頭を過った私だった。 体調は悪くない。視野は歪み、耳は遠く、腰がフラフラしているが、こんな状態で富山にも旅したし、何とか独り暮らしを維持出来ている。耳鼻科へはもう行かない。耳鳴りとめまいがかなり治まったと判断。これ以上薬は飲まない方が良い。自分でそう判断したのだ。整骨院での施術も8回で止めた。それで腰の痛みがぶり返したのが、何とかなっている。内科の薬も何とか減らしたい。今度ドクターにそう言おう。 近所のスーパーへ歩いて行った。午前中に買い物したばかりだが、トレーが袋一杯になったためだ。買い物をした際に付いてい来る、肉や魚が入ったトレー。その数が馬鹿に出来ないのだ。牛乳パックも含めて、リサイクルに出す専用の置き場があるスーパー。私は極力レジ袋ももらわないようにしている。帰路神社の境内で子福桜(冬桜の一種)が咲いていた。今年もそんな季節になったようだ。<続く>
2019.12.06
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~マックス爺の日常~ <枯れたアジサイとゴムの葉のオブジェ> 旅日記「旅・歴史と美を訪ねて」の5回に1回の頻度で休憩を入れることにした。同じテーマのブログを続ければ読者は飽き、毎日更新しているとネタ不足になるからだ。「じじ通信」は通信社の「時事通信」のもじり。漢字で書くと「爺通信」つまりわが日常と言う訳。まあ休憩にもならないが、笑って許していただけたら同慶の至りだ。 ハイビスカスの鉢を少し大きめの物に変えた。かなり前から花の数が減り、今年は1個も花が咲かないままだった。そのことをブログに書いたら、yorosiku!さんが、植木鉢を大きめに替えたらとコメントしてくれた。それもそうだと思い直し、鉢を取り外すと根が絡み合って土が堅くなっていた。根をほぐして土を入れ替え、若干の肥料を施した。これで来年はどうか。他の鉢物にも固形肥料を追肥。 白菜を紐で縛った。結球を助けるためだ。外側の葉も切り取った。葉が広がっていると、肥料が隠れて雨に溶けにくいためだ。虫に食われて弱っていた株を切り取り、土の中に埋めた。犠牲者は少ない方が良い。あれが身代わりになり、他の白菜が助かったのだ。ブロッコリーの邪魔な葉も切って捨てた。これで日当たりが良くなるはず。農家の白菜はほとんどが収穫済み。さすがにプロはやることが早い。 ご近所の方に大根を差し上げたら、数日後にラフランスを持って来てくれた。山形産の本格的な洋ナシ。食べごろになると果肉が柔らかになり、良い匂いが漂って来る。今はまだ硬いまま。おでんと大根サラダにしたら、新鮮で美味しかったとの評。わが家も早速おでんを作った。とろとろに仕上がったおでんは、寒い時期の定番だね。何日か後別の方から、渋抜きをした柿とラフランスをいただく。 天皇皇后両陛下のパレードがテレビに映っていたが、あまり熱心には観なかった。皇后陛下の笑顔と、涙ぐまれた様子が国民の共感を呼んだ由。ブログ友のあみさんが、その時の動画をご自分のブログにリンクしていたのでそれを拝見。コンパクトにまとまった映像に思わず笑顔。これまで様々なバッシングに遭った雅子皇后。病が癒え、ようやく心からの笑顔。文字通り「国民の母」となられたと感じた。 お徳用のニンニク プロボクシングの井上尚弥がWBSSのバンタム級で優勝した。相手は5階級を制覇したフィリピンのドネア。老獪なWBCチャンプは井上が一度も倒れなったことに驚いたようだ。逆に井上は11回に強烈な左ボディブローで相手をマットに沈めた。激闘の代償は大きく、眼窩底と鼻骨を骨折した由。だがこの勝利で10社からコマーシャルのオファーがあり、総額5億円の契約成就との噂。恐るべき若者だ。 整骨院へ通い、マッサージと電気療法でかなり症状が改善した。ひと頃は腰がふらつき、全く運動が出来ない状態。このままではやがて歩けなくなると判断しての通院だった。治療と並行して、極力歩くことにした。昨日は久しぶりに9km走った。歩くような速度だが、体は何とか耐えられたようだ。多少の痛みをがあっても、歩かなければやがてボケるだろう。 散歩からの帰路T氏に遭った。奥様がお孫さん誕生のお手伝いで名古屋に行き、目下独り暮らしとのこと。車でスーパーに行き、カートにつかまりながら買い物してる由。私が自分の体調を話し、「このまま死んではいられないと思って」と言うと、何か感じるものがあったようだ。シャコバサボテンに花芽が付き始めた。侍ジャパンは全勝のメキシコを下し、決勝選出を掛け明日韓国と対戦。さてどうなるか。 パソコンの待ち受け画面を「神戸マラソン」時の写真に変えた。6年前の69歳当時のもの。わたしのレース史上最後から2番目。この時はまだ6時間ちょっとで走れたのだが、翌年の「久米島マラソン」(沖縄)では7時間以上もかかり、それが引退レースになった。今見るとまだ若々しく、その4年後に熟年離婚するとは思ってもみなかった。だがどんなことでも自分の人生としてわたしは受け入れる。
2019.11.15
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~マックス爺の貧しき日常~ 2泊3日の旅から、案外元気で帰って来た。風邪はかなり良くなって、時々痰が出る程度。風邪薬は一切飲まずに済んだ。腰は相変わらずふらついていたが、出かける前よりは落ち着いた感じ。山寺へハイキングに行った時よりはよほどマシ。観光地を5つほど巡って、何がしかの収穫はあったと思う。冷蔵庫は空っぽだが何とかなったし、旅先でご馳走を食べた割に体重が増えてなくて良かった。 帰宅した翌日、畑を整理した。雲南百薬の蔓を全て切り、支柱を取り外して片付けた。最後の収穫はボウル2個分。その4分の1ほどを早速お浸しにした。整備のついでに伸びていた植木の剪定も。今回は西側のオオテマリとシャラだけ。少し強めの剪定になったが、来年も花を咲かせてくれることを信じたい。 キャベツ1個を収穫。良く見ると鳥に突かれたのではなく、台風時の大雨で急成長して爆裂したようだ。「爆裂キャベツ」のことは知っていたが、まさか自分が育てたので、こんなことになるのは初めてだ。大きめのカブ4本も抜いたが、冷蔵庫に入れたまま。その後根茎の部分は薄くスライスして甘酢漬けにし、葉は刻んで味噌汁の実に。こんな風に全てを使い切るのがマックス流なのだ。 朝の気温が下がり始めたため、植木鉢を全部室内に取り込んだ。今年は一輪も咲かなかったハイビスカスと、たくさんの花を咲かせたシコンノボタンは、この際にかなり枝を刈り込んだ。あまりにも背が伸び過ぎて、家に入れる際に大変だったためだ。これで少しは持ち運びが楽になった。元気がなかったゼラニウムは思い切って捨て、玄関に入れたハイビスカスは日中外に出して日に当てている。 印刷を外注していた年賀状が届いた。頼んでから1週間もしていないと思うのだが、こんなに早く届くとは意外。12月に入ってからゆっくりと書く予定。さて、日曜日の町内会の草刈をすっかり忘れていた。鎌と軍手を玄関に用意していたのに、料理に夢中になって草刈を失念していたのだ。何と言う不始末。お世話役には謝ったが困ったもの。とがめだてする人は誰もいないのだが。 旅から帰宅して目についたのが庭の小菊。旅行前にはまだ蕾だったのが、5種類ほどがすっかり開花していた。淋しかった庭が、かなり明るくなった。料理はカレー、野菜炒め、ポテトサラダ、カボチャの煮物などを作り、サンマをさばいて一夜干しに。これでまた1週間を過ごせるはず。買い物をし、年賀状の代金を支払ったら懐が急に寂しくなった。「お足」とはよく言ったもので、どこかへ飛んで行った。 さて、東北にも冬が近づいたようだ。11月5日(火)のニュースでは、蔵王山に初冠雪があった由。仙台市内からもはっきり見えたと言う。この日から「蔵王エコーライン」が閉鎖。朝の最低気温は7度を下回り、風邪に要注意の季節が到来だ。腰痛が続くため、久しぶりに整骨院へ。先生の話では姿勢が原因らしく、筋肉の量も落ちている由。う~む、やはり鍛錬が足らなかったか。体は正直だ。
2019.11.07
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<ハッピーハロウィン> 今日は旅の3日目。姫路城を見学後伊丹空港から仙台空港へ帰って来る予定です。 本日10月31日はハロウィンを祝う日らしいですよ、皆さん。 100円ショップで揃えたような安物のグッズ。それもかなり前から飾っているお宅。 このお宅が引っ越して来たのは確か5年ほど前だったかなあ。それからは毎年ハロウィンとクリスマスの時期になると塀の柵にこんな飾りつけをして、道行く人を楽しませてくれています。 これはジャズフェスティバルの時に街で見かけた飾りつけ。まだ9月初旬だったのですが。 これはキャンディーがいっぱい入った袋。仮装した子供たちが各家を訪ねてこう言います。「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ」ってね。だからこうして準備してるってわけ。 これは玉ネギの苗を買った園芸店で見かけたハロウィンの飾り。良く出来てるでしょ。 これは最近新築した家の玄関前に置かれている人形。恐らくは「7人の小人」のお爺さんなんでしょうが、こんな風にサングラスをかけています。きっとユーモア精神に溢れた住人なのでしょうね。 これは先ほどの園芸店で売っていた本物のカボチャ。ちゃんと値札がついています。 こちらには巨大なカボチャ。どうやら飾り物じゃなさそうですが、本当に食べられるのかなあ。 これはわが家のカボチャ。この後、ちゃんと料理しましたよ。 ここからはネットから借用した無料のイラストです。 こんなに楽し気なハロウィンなのに、私が思い出すのは悲しい出来事なのです。 それは何年か前のこと、アメリカに留学した日本の高校生がハロウィンの夜に仮装して、間違って知らない家の敷地に入ってしまった時、「stop!」と言う家人の声が聞こえずに前進し、銃で撃たれて死んだ事故です。その高校生は文化の違いを知らなかったのでしょうね、きっと。ハロウィンの夜でさえ、危険だと感じたら銃を撃つ人がいることを。ハロウィンにまつわる悲しいお話になりました。ソーリー。
2019.10.31
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~わが日常と若干のニュースを交えて~ 台風21号が通過した翌朝、私は近所の小川を見に行った。台風19号の大雨で土手の土が大きく削られ、急遽土嚢を積んで対処していたのだが、それが気になっていたのだ。真夜中は大変な流量だったのだろうが、朝には治まっていた。それでも濁流が一番下の土嚢を洗い流している。千葉県と福島県には大きな被害をもたらした。わが宮城県内の損害も大きく、亡くなった方や家を失った人たちが気の毒だ。 カーペットが一部光っている。ああ、あれはナメクジが這い廻った痕だと直ぐに気付いた。台風接近で寒かった前日、ヒーターを点け、空調機を点けた。それで先日取り込んだ植木鉢の中に潜んでいたナメクジが外へ這い出したと言う訳。可哀そうなのでティッシュでつまみ、外へ出して上げた。折角の命、助かった方が良いに決まっている。 台風が来る前に買い物に行った。乾電池が切れ、血圧計が作動しなくなっていた。食料品に必要な医薬品。消費税が上がる前から値段を上げているように感じていたが、特段の対策は取らなかった私。まあ生産者側もスーパーも、そして物流業者も値上げする正当な理由があったのだろう。独り暮らしの老人としては、無駄な買い物をほとんどしないのが最大の防衛策。あくまでも地道に暮らすのみだ。 山寺へハイキングへ行ったその夜。就寝中に動悸がする異常を感じた。これは不整脈の勃発か。翌朝の血圧測定時にも脈拍数に異常の表示。山寺の石段1100段往復と修行地探訪の山道が、全く運動をしていない私には堪えたのだと思う。足腰はガタガタ。鼻水が出るのは、恐らく人ごみで風邪のばい菌をもらったのだろう。何せほとんどが家にいる日常。家の外がばい菌やウイルスの天国なのを今さらながら感じた。 日本シリーズではソフトバンクが4連勝して日本一に輝いた。やはり選手層が厚いチームは強さが違う。わが東北楽天の嶋捕手が自由契約となった。年俸をかなり減額し、かつコーチになって欲しいとの球団の要望を蹴り、現役選手として生きる道を選んだ。頑張れ嶋、長い間どうもありがとうね。ラグビー日本代表HCジェイミー・ジョセフ氏の続投を決めた協会だが、果たして受けてもらえるかどうか。 神戸の教師いじめには驚いた。同僚の後輩教員に対して、男女4人で行った悪質で壮絶ないじめの数々。他の女性教員との性的な行為を強要したことも判明している。いじめを受けた教師は、PTSD障害になって教師を続けられなくなった由。それを目の当たりにした子供たちはどんな気持ちだったかと思うと、いたたまれない。神戸独自の教員人事がもたらした弊害。それを見逃して来た前校長、現校長の責任は重大だ。 タマネギ男の妻が逮捕された。その直前に自ら法相を辞任した夫。数々の疑惑がありながら、あえて法相に任命した文大統領の責任は重大だ。即位礼正殿の儀列席の際安倍総理大統領からの親書を手渡した李首相。結局は形だけだったようだ。安倍総理は5日間で62名の外国要人と対談した。李首相とも20分間対談したが、実質具体的な提案はなしのまま。あの国はそんなもの。元々期待はしていなかったが。
2019.10.27
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~わが日常+スポーツ~ 「ピンポーン」。玄関のチャイムが鳴って出て行くと、Kさんの奥さん。今年の班長だ。「明日の防災訓練は大雨のため中止になりましたので、黄色の旗を出さなくて結構です」。「はい、分かりました」。そう答えたものの、心の中では「あららら」とつぶやいていた。カレンダーにはメモしていたものの、頭からはきれいさっぱり消え去っていたのだ。 その日、Y旅行者からの封筒が届いた。「おかしいなあ、今頃なんだろう」。私は不思議に思った。ところが中身を開けてみてビックリ。月末に行く旅行の案内だった。「ああ、あれは今月だったのか」。来年1月の大連旅行のことが頭にあって、今月の出雲大社ツアーのことをすっかり忘れていたのだ。そうか、これなら何とかなりそうだ。私がそう思ったのには訳があった。 この日は朝から体調が悪かった。血圧は高く、薬を飲んでも変わらないまま。おまけに体がやけに揺れた。眩暈ではなく、腰がふらふらするのだ。1か月以上続いていた腰痛。運動不足の上に体操すらしない毎日。そのせいで姿勢を保つ筋肉が衰えたのではないか。まさか腰椎分離ではないだろうが。それに頭の中に芯が出来たような感じがし、手先がやけに冷たいのだ。それで朝から暖房を点けていた。 物の名前を思い出せない。あるいは思い出しても直ぐに忘れる。こんな状態では、翌週のハイキングは到底無理。そう感じてお世話役のKさんに急遽欠席のメールをしようと思ったくらいだ。先日内科へ行った際には、血液検査を受けた。7月から2か月ほどずっと体調不良のままだった。あの時もドクターには血液検査を申し出たのだが、なぜか取り合ってくれなかった。私は不調時のデータを確認したかったのだが。 木曜日の俳句教室の日の体調はまあまあ。提出した兼題の3句にもまあまあ自信があった。だが講師の反応は今一。私にもそうだが、教室の空気が全体的に重たい。体調が良くないのか、いつもの鋭さに欠ける講師。来月の兼題は「初冬や」と「立冬や」に決まった。これなら「十月や」よりはまだマシな感じで、帰宅後立て続けに10句ほどを詠んだ。作品のことは改めて書きたい。 外に出していた植木鉢のうち、寒さに弱いものを室内に取り込んだ。最低気温が10度を割る日が出て来た。日中も20度に届かず、私自身も用心して厚着をしている。初めて抜いた大根で煮物を作った。葉は刻んで、練り物と一緒に炒めた。この他シチュー、野菜サラダを作る。体がふらついても、ゆっくりなら大丈夫。保険屋さん来てもらい、受取人の住所変更手続きをした。 金曜日はプロ野球のドラフト会議があった。大船渡高校の佐々木投手は4球団の競合。残念ながらわが東北楽天は彼を指名したが結果的に逃した。彼は岩手県の決勝で投げなかった。監督の判断だ。無理して投げて優勝し、甲子園に行って連投したら肩を壊す。そうなったらプロに行くどころではない。その判断を私は支持したい。指名された選手、されなかった選手、戦力外通告を受けた選手。まさに天国と地獄だ。 IOCとJOCの協議で、東京オリンピックの男女マラソンと男子競歩は、札幌での開催が決まった。理由は東京の猛暑だ。スタート時間をずらしたり、特殊な舗装をしたり、所々にシャワーミストを設けたとしても、選手への負担があまりにも大き過ぎると言うのがその理由。小池都知事は悔し紛れに「北方領土で開催したら」と悪態をつき、方々から非難を浴びる結果となった。先ずは選手ファーストだろうが。 ワールドカップラグビー準々決勝の日本対南アフリカ。前半は懸命に堪えて小差でハーフタイム突入。しかし後半は南アフリカの怒涛のような前進の前に、日本は反則の連続となった。そして次々にトライとコンバージョンを決められ惨敗。きっと南アフリカはハーフタイム中に作戦を変えたのだろう。お疲れ様ジャパン。初めてのベスト8で終わったが立派だったよ。感激と勇気をありがとうね。
2019.10.21
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