この番組をDMR-ZR1で録画、VPL-VW255で100インチスクリーンに投影、CX-A5100(H)とMX-A5000(H)のDolby Atmos対応7.1.4chスピーカー構成で視聴した。すると立体音響処理されているのは6か所のみ合計10分も満たないからだと分かった。
参考:ひみつの絶景 ブルーキャニオン
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009051402_00000
番組では、キャニオニングという上流から下流へと峡谷を下っていく冒険を「修験道の聖地・奈良」「人跡未踏の渓谷・愛媛」「屋久島の巨大滝」の3か所で行いそれを追う…というドキュメンタリーだ。
絶景だけに目もくらみそうな絶壁があったり危うい足場しかなかったり河川の流れが急だったりとスリル満点だ。4Kの高精細で視聴しているとその場にいるような感覚が味わえて結構スリリングだ。水は澄んでいて景色は綺麗だから自分の目で見てみたくなるが命が幾つあっても足りないのでこの番組で我慢だ。(^_^;;
立体音響は冒頭と最後に語りでサンプル的に1回ずつ。番組途中で滝つぼの水中音や森の環境音等で2分弱ヘッドホンマーク付きで4回放送された。これら6か所にはチャプターを打ちすぐに再生出来るようにした。
ヘッドホンではなくDolby Atmos 7.1.4chスピーカーでも十分イマーシブオーディオとして楽しめる。水中音はまるで部屋の中が水で満たされたような感覚になる。この立体音響は有名なサウンド・クリエイターのYosi Horikawa氏が手掛けている。
参考:YOSI HORIKAWA
https://clubberia.com/ja/artists/3819-Yosi-Horikawa/
この成果が23/01/03(火)放送『Sound Tripモロッコ ジャジューカへの旅』に繋がるのかと納得する眼福耳福な90分間だ。この2つの番組はDolby Atmosでも十分楽しめるが採用している規格はMPEG-H 3D Audioなのだろうか?
次はヘッドホン視聴を試したいがCX-A5100の端子は大型の6.3mmジャックだから3.5mmミニジャック変換プラグが必要と面倒臭い。
23/06/04(日)には「Sound Trip モロッコ・音楽と生きる人々」という30分間のイマーシブオーディオ番組も放送された。これは『ジャジューカへの旅』の短縮版なのかと思ったが未放送の映像が追加されていながらジャジューカに関しては途中で終わっている妙な構成だった。なおモロッコの音響効果は荒川きよし氏が手掛けている。
次の「Sound Trip」シリーズの放送が楽しみだ。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image