巨大な氷河を越えて辿り着いたスイス・モンテローザ小屋は宇宙船のように銀色に輝く山小屋だ。これは電気自給自足を可能とする太陽光パネルを設置している為で潜水艦用途の水循環システムも備えている。この山小屋から大氷河越しに見るマッターホルンの絶景を4K収録した番組だ。
http://www4.nhk.or.jp/P5432/x/2019-01-23/44/19241/2869526/
見どころは朝6時の朝焼けに赤く染まるマッターホルンの峰で、BT.2020の広色域とHDRによる明暗のコントラストが美しい。また大氷河越しに見るマッターホルンはなるほど絶景と言える。残念なのは氷河が想像より黒い箇所が多く汚いことだろうか…。(^_^;;
遠方のマッターホルンを写すことが多く4Kの解像度を実感するシーンは少なかった。
2chステレオ音声だが、スパイクを付けて氷河を踏みしめる音は滑らないかと緊張感が伝わって来た。ただ氷河のクレパスの深さが40メートルと言われてもそれを実感するシーンが無くて怖さが感じられない。
山小屋は銀色の外見ばかりではなく、内部の食堂はカフェの様で外の光景とのアンバランスさがまるで宇宙船の様だと言える。エネルギー自給自足実験施設だけにSF的だ。
ヨーロッパの山々は火山とは違う成り立ちなので途中の光景も色々と異なる筈。絶景と個性的な山小屋が見られるこのシリーズも忘れず録画することにしよう。(^_^)
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