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2024年02月24日

24/02/23(金)2日目のCP+2024を見学しイベントステージを中心に聴講してきた

24/02/23(金)もカメラと写真映像の情報発信イベント<シーピープラス2024>へ行って来た。2日目は一般10時開場なので早起きして出かけた。GREGORY NANO 20にソニーα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの合計約1.8kgセットを入れての歩荷トレーニングだ。

今日も雨天だったので駅ビル内からパシフィコ横浜への屋根付き通路を通って行けばパシフィコ横浜の2Fから入り1度1F外に出て待機列の通路に並んだのは9:55のことだった。10:10頃一番奥の入口から入場するとまだ会場は空いていた。

パナソニックブースのテクニカルラボで技術的な説明を聞いた後で担当者と雑談をする機会があり「G9PROIIにS5IIxのボディを流用したダークカラーモデルが欲しい」「GMシリーズの後継機としてG100DのボディにG9PROIIの性能を詰め込んだモデルが欲しい」「マイクロフォーサーズのボケはフルサイズのF値の2倍相当と聞くのでF1.4レンズが欲しい」という希望を伝えた。ただG100DのボディにG9PROIIを詰め込むと放熱の問題があるそうだ。

この後はイベントステージを中心に聴講して回った。

「11:05-11:50 ファームアップで進化が止まらない!!Z9とZ8で撮る野鳥写真・飛行機写真」
 ブルーインパルスの飛行を撮影した静止画と動画を見るとZ9とZ8の被写体認識AFの優秀さを知ることの出来た。

「12:15-13:00 中井精也の今更聞けない写真教室 2日目」
 今年は中井さんがいないのか?と思っていたらEPSONブースにいた。大人気な講義だけに1日目を聴講損ねたのは残念だ。

「13:40-14:15 氷上の感動を永遠に残す 〜with α1 & α9III〜 SPEAKER:田中宣明」
 座席が空いていて意外と人気無いのはスケート撮影を趣味とするアマチュアが少ないと言うことだろうか。

「15:45-16:15 nextorage イルコ・アレクサンドロフ」
 α9IIIの全速でフラッシュ同調撮影可能が素晴らしいと絶賛していた。このパフォーマンスを確認してα7IV以外のボディは全て売却したと話していた。AFの精度と速さも実写場面の動画で分かりメーカーのイベントステージより学びの多い話だった。ポートレート写真家がα9IIIを選んだのだからグローバルシャッター方式のフルサイズセンサーでも画質は問題にならないようだ。

「16:10-16:45 G Masterによるポートレートスタイル2024 SPEAKER:魚住誠一・Guest:武田雛歩」
 G Master 35mm/50mm/85mmの3本を使った作例を見ることが出来た。最後に武田さんの撮影時間があったのでやっとソニーα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの出番となった。ジャンケン大会もあり勝者1名に印刷したポートレートが贈られた。

「17:00-17:35 新世代のα9IIIが切り拓く野生の世界 SPEAKER:野口純一」
 キタキツネやオジロワシといった北海道の動物たちの魅力的な写真を見ることが出来た。

帰りも横浜はまだ小雨が降っていたが自宅ではやっと止んでくれて傘を差さずに帰ることが出来た。

2024年02月23日

24/02/22(木)1日目のCP+2024を見学してブーススタンプラリーに参加してきた

24/02/22(木)はリアル開催のカメラと写真映像の情報発信イベント<シーピープラス2024>へ行って来た。1日目は一般12時開場なのでのんびり出かけ雨天だったので駅ビル内からパシフィコ横浜への屋根付き通路を通って行こうとしたらうっかり店舗内に入ってしまい会場には12時15分と遅刻して着いた。

パシフィコ横浜の2Fから入るとそのまま1Fに降りて外に出され待機列の通路を歩きそのまま一番奥の入口から入場した。12時開場で入ると会場はまだ空いていた。

まずパナソニックブースへ行き「ブーススタンプラリー」に参加する。3か所のQRコードを読み込み、スタンプを3つ集める。人通りから外れた場所でアンケートに答えチケットを手に入れる。QRコードをガチャに読み込ませ出たカプセルの色に応じたオリジナルノベルティがもらえる。

私は黄色でイージーラッパーまたはキーホルダーを選べたので「LUMIX S5II受賞記念品 EASYWARAPPER Lサイズ」を受け取った。なお「CP+行きます宣言キャンペーン」のオリジナルノベルティは「COLORS OF LUMIX」の円形ステッカーだった。スタンプラリーは15時には本日分が終了していた。

次にキヤノンブースにて「Canon IDチェックイン」に参加した。「G1/S1クリアフィル」と「EOS.ステッカー」をもらった。ステッカーはロゴまたはカメラとレンズの写真の2種類から1つ選べた。

パナソニックはLUMIX SシリーズとLUMIX Gシリーズのフルサイズとマイクロフォーサーズの2刀流の展示だ。DC-G9M2ボディをハンズオンしたが変更することの多い[WB] [ISO] [露出]の3連ボタンは便利だ。ボタンを押して1つのダイヤルで変更すると言う操作は分かり易い。

ボディサイズはW134.3xH102.3xD90.1mm重量約658gとα7 IVの約W131.3xH96.4xD79.8mm重量約658gと比較しても似たようなものでそれならフルサイズで良いと思ってしまうのが残念な点だ。グリップも慣れがあるとしてもα7 IVの方が握り易かった。

TAMRONブースでは「14:30-15:10 35-150mm F2-2.8 Zマウントこの1本で駆け抜ける!/フォトグラファー:別所隆弘」「17:10-17:50 人を撮る 35-150mm F2-2.8だから取れるスナップ・ポートレートの表現/写真家:熊切大輔」のイベントステージに参加した。

このあとNikon Z8と150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)を試写したがZ8のモード切替ダイヤルが無い操作性には戸惑った。ボタンを押しながらダイヤルを回すのは慣れるまでコツがいりそうだ。

GREGORY NANO 20にソニーα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの合計約1.8kgセットを持って行ったが出すことは無く良い歩荷トレーニングになった。(^_^;;

屋内イベントだったから気にならなかったが1日中雨が降っていて行き帰り自宅から最寄り駅まで傘を差す必要があった。18時までCP+を楽しみ帰宅ラッシュにもまれて帰った。

2024年02月13日

パナソニックが「CP+2024を楽しもう!LUMIX プレゼントキャンペーン」開催中!

パシフィコ横浜にて24/02/22(木)〜25(日)に『CP+(シーピープラス)2024』が開催される。それに伴いパナソニックが「CP+2024を楽しもう!LUMIX プレゼントキャンペーン」を行うと聞いたのでその内容を確認してみた。

参考:CP+2024を楽しもう!LUMIX プレゼントキャンペーン
https://panasonic.jp/dc/cpplus2024.html


1. CP+行きます宣言キャンペーン
 ■ポスト期間:2/6(火)10:00〜2/22(木)23:59
 ■応募要件:
  1.LUMIX公式X @LUMIX_Japanをフォローする。
  2.「CP+に行きます」という趣旨のコメントにハッシュタグ「#LUMIX」「#CPプラス2024」「#CPプラス行きます」を付けてポストする。
 ■先着プレゼント:オリジナルノベルティ(ブース来場の上、受付にポスト画面を表示)

2. CP+行きたかった宣言キャンペーン
 ■ポスト期間:2/6(火)10:00〜2/25(日)17:00
 ■応募要件:
  1.LUMIX公式X @LUMIX_Japanをフォローする。
  2.「CP+に行きたかった」という趣旨のコメントにハッシュタグ「#LUMIX」「#CPプラス2024」「#CPプラス行きたかった」をつけてポストする。
 ■抽選10名プレゼント:オリジナルノベルティ

3. LUMIXブースご来場キャンペーン
 ■ポスト期間:2/22(木)12:00〜2/25(日)17:00
 ■応募要件:
  1.LUMIX公式X @LUMIX_Japanをフォローする。
  2.ブース内の写真とコメントにハッシュタグ「#LUMIX」「#CPプラス2024」をまとめて一つの投稿にポストする。
 ■抽選2名プレゼント:Sシリーズ 交換レンズ S-E100(LUMIX S 100mm F2.8 MACRO)

4. ブーススタンプラリー
 ■期間:2/22(木)12:00〜2/25(日)17:00
 ■応募要件:
  1.各コーナーでLUMIXを体感し二次元コードをスマートフォンで読み取り、デジタルスタンプを取得する。
  2.デジタルスタンプを3つ以上あつめてアンケートに回答する。
  3.アンケート回答後に表示される二次元コードをガチャにかざして挑戦する。
 ■当選の場合:オリジナルノベルティ

CP+へ行きLUMIXブースにてDC-G9M2ボディをハンズオン体験してサイズ感と操作性を確認する予定なので3つのキャンペーンに参加するつもりだ。

2024年02月09日

ニコン Z 8ファームウェアVer.2.00公開。ソニーα7 IVユーザーも気になる新機能は?

私はSONY α7 IV+FE 50mm F1.2 GM+HVL-F46RMを愛用しておりEマウント交換レンズも他に3本も購入している。SONY α7シリーズは用途別にR:高画素/S:高感度/9:高速モデルと分化しているがα7 IV[約30万円]の汎用上位モデルとなると一気にα1[約80万円]となってしまうのが悩みどころだ。

Nikon Z8[約51万円]の様な位置づけでα5といった中位機種欲しいと思っていたら24/02/07(水)ニコンがZ 8のファームウェアVer.2.00を公開した。

参考:フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 8」のファームウェアVer.2.00を公開
https://www.jp.nikon.com/company/news/2024/0207_02.html


・「鳥」専用モード追加
・「ピクセルシフト撮影」機能搭載
といった鳥や静物撮影時に役立つ機能が追加されるが、私が羨ましいと思うのは
・「リッチトーンポートレート」追加
・静止画を拡大再生時「ピント位置優先(顔検出)」設定追加
といったポートレート撮影をサポートする機能が新規強化されることだ。

Z8は万能モデルだが現状でも「人物印象調整」と「美肌効果」といった機能もありポートレート撮影にも適したカメラとなっている。

Zマウントレンズには「NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena」「NIKKOR Z 85mm f/1.2 S」「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」といった高価ではあるがポートレート撮影に魅力的なレンズも揃っているのでどんな写りをみせてくれるのか気になる。

参考:仕様表
https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/lineup/z_8/spec.html


1/8000秒までのシャッタースピードでオートFPハイスピードシンクロ可能というからNDフィルターを用いなくても絞り開放で日中シンクロ撮影出来るらしいのも高評価だ。

重量820gとα7 IVの573gに比べ大きく重いのは悩みどころだが本当に気になるカメラだ。

2024年02月04日

2024年のカメラとレンズの新製品リーク情報が気になる!

正式発表時に驚きが無くなり単なる答え合わせになってしまうと理解しながらカメラのリーク情報をついつい確認してしまう。該当製品を購入するタイミングを検討するのに新製品情報は必須だからと一応言い訳をしながら読み漁っている。毎年2月はCP+が開催されるのでカメラ関連製品の発表が続く筈だ。

1月にOM SYSTEMからフラグシップモデルが発表されるとの噂があり、それが「OM-1 Mark II」とリークされた時にはOM-1は22/03/18発売なのにたった2年でモデルチェンジするとは信じられなかった。

数日後に正式発表がありこれが事実と判明すると同時に現行モデルOM-1のファームウェアアップデートの予定がないことでオーナーの失望の声が聞こえてくる。消費者がスマホのOS無償アップデートにより新機能が使えるようになることに慣れてしまうとハード買い替え前提の新製品発表はメーカーへの忠誠心を失わせるだけだ。

以前から私もマイクロフォーサーズマウントのカメラボディの更新を検討しているのでMKIIの機能は興味深いが、今回のOMの対応を見ると選択出来ないなあと思う。

参考:OM SYSTEM OM-1 Mark IIが登場|唯一無二の撮影領域がさらに拡大!担当者へのインタビューから魅力を探る
https://www.kitamura.jp/shasha/omsystem/om-1-mark-ii-20240130/


2024年はオリンピック開催年なのでフラグシップモデルの発表があると噂されている。この中にCanon EOS R1とEOS R5 Mark IIがあると以前から言われている。

CP+前に何か正式発表があるのかと思ったら以前値段改定で値上がりしたEOS R3とR5が値下げとショップから発表されている。半導体不足は解消されつつあるが、インフレは続いているタイミングで値下げと言うことはR1とR5 MK IIの正式発表は近いと想像する。しかもR3まで値下げとはNikon Z9やSONY α1対抗でR1の価格は意外とお安いのかもしれない。

参考:【Canon】一部ボディが価格改定!値下がりした分の金額でオススメのレンズをご紹介します!
https://news.mapcamera.com/maptimes/%e3%80%90canon%e3%80%91%e4%b8%80%e9%83%a8%e3%83%9c%e3%83%87%e3%82%a3%e3%81%8c%e4%be%a1%e6%a0%bc%e6%94%b9%e5%ae%9a%ef%bc%81%e5%80%a4%e4%b8%8b%e3%81%8c%e3%82%8a%e3%81%97%e3%81%9f%e5%88%86%e3%81%ae/


昨年から噂になっていたFE 85mm F1.4 GM IIがいよいよ正式発表されるようだ。CanonとNikon対抗でF1.2にリニューアルされるという話もあったがこのレンズは未だに詳細不明の様だ。次は単焦点85mmが欲しいと思っているだけに一番気になるリーク情報なのでF1.2の後出しだけは止めて欲しいと願っている。

参考:ソニーの新しい85mm G Masterは春ごろに正式発表となる?
https://asobinet.com/info-rumor-fe-85-gm-ii-coming-spring/


さて24/02/22(木)〜25(日)開催の『CP+(シーピープラス)2024』でどの新製品が見られるか楽しみだ。

2024年01月17日

「首の負担がZEROフック」は対応条件付きだがバックパックで利用できるアイディア製品

Google Discoverが「長時間カメラを下げていても首が痛くならないカメラバッグ」の記事を勧めてきた。どんな製品なのか興味を持ってレビューを読んでみた。

取り上げられているハクバ「プラスシェル アーバンライト 02」[2SP-UL02BPSBK]はアマゾンで税込7,255円、重量530gで容量約9L、別売り「首の負担がZEROフック」は税込1,409円で2個22gだ。

「首の負担がZEROフック」はこのカメラバックパック専用オプションではなく"ショルダーパッド根本の上部に、アジャスターパーツがあるバックパック"であれば使用可能と言う汎用製品だ。

参考:【今年のベストバイ】長時間カメラを下げていても首が痛くならないカメラバッグ、見つけました
https://www.lifehacker.jp/article/amazon-hakubacamrabag/


「プラスシェル アーバンライト 02」は容量9Lと小さ過ぎて私の用途には合わないと分かったが、「首の負担がZEROフック」は汎用性があり良いアイディア製品だ。

もっとも私は「GREGORY ZULU30」14,990円 重量1210g 容量30Lを愛用しており、フルレングスのサスペンション・メッシュ・バックパネルのあるズールの上部にピークデザイン スライドをネックストラップとして引っ掛けて、既に首と肩の負担ゼロで利用している。

だからこの記事に書かれている快適さには激しく同意する。カメラの重さで首や肩コリに悩んでいるカメラマンはZEROフックを検討したらいかがだろうか?

2024年01月13日

ソニーα7 IVとHVL-F46RM、タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDをアップデートしてみた

私はソニーα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXD+HVL-F46RMの組み合わせを愛用している。これら製品のファームウェアアップデートの情報をカメラ製品ニュースや登録ユーザー向けメールで得ている。

参考:ILCE-7M4 本体ソフトウェアアップデート Ver. 2.01
https://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=ILCE-7M4&area=jp⟨=jp&ref=update


SONY α7 IV向けに2023/09/27(水)にVer. 2.01がリリースされている。「BODYDATA.DAT」ファイルをメモリーカードのルートディレクトリ上にコピーすればカメラ本体のみで実行できる。すぐに行えるのに「動作安定性を改善」といった地味な内容なのでまた実行していない。

参考:HVL-F46RM 本体ソフトウェアアップデート Ver. 2.00
https://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=HVL-F46RM⟨=jp&area=jp&s_tc=cs_ml_inf_ichigan_240110_02


SONY HVL-F46RM向けに2024/01/10(水)にVer. 2.00がリリースされた。「フラッシュ充電優先設定追加」により"安定した発光が可能"が可能になるという。チャージ時間が長くなるとしてもこれは便利な機能追加だ。

アップデートには「USB規格に準拠したマイクロUSBケーブル」が必要なので手持ちの中に対応ケーブルがあるかちょっと探してみたら見つかった。はてこのケーブルは何の付属品だったのだろうか?

参考:35-150mm F/2-2.8 Di III VXD A058 SONY E ファームウェアアップデート
https://www.tamron.com/jp/consumer/support/download/firmware/a058/sony_e/


TAMRON Model A058向けに2023/10/26(木)にVer.00.11がリリースされている。パソコンにTAMRON Lens Utilityをインストールする必要がありTAMRON Connection Cable [ネクター形状: USB2.0 Standard-A - USB Type-C]も必要だ。

動画用の機能向上なので実行していなかったが、このコネクタ形状のケーブルであれば何の付属品だったのか忘れたが充電ケーブルが余っている。

これで3台もアップデートが揃ったのでまとめて行った。α7 IVは4回目なので問題なく完了した。HVL-F46RMはMULTIポートがあると今回初めて気づいた。パソコンにダウンロードした実行ファイルでアップデート出来るから簡単だ。

35-150mm F/2-2.8 Di III VXDはTAMRON Lens Utilityをパソコンにインストールしてケーブルを接続して実行すれば自動的にアップデートファイルをダウンロードしてくれるのでこちらも手軽に行えた。

テスト撮影も問題なかったので次回の出番も活躍してくれそうだ。

2023年11月20日

キヤノン「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」とSONY α9IIIが物欲を刺激する!

2023年11月は久々に私の物欲を刺激するカメラとレンズの新製品が発表された。

23/11/02(木)キヤノンが3本のRFレンズの発売を発表した。各社がF4通しで焦点距離24-105mmの便利ズームレンズをラインナップしているが、新製品の中の1本「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」レンズはF2.8通しと挑戦的だ。しかも別売りのパワーズームアダプターに対応しており動画撮影にも最適だと言う。

約φ88.5mm×199mm 約1,330gというのはタムロン「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」φ89.2mm×158mm 1,165g (ソニー用)より長くて重いので使うにはかなり体力を要しそうだ。

キヤノンオンラインショップ価格は税込49.5万円というのだから運用のHPだけではなく手に入れるまでのMP(Money Power)も必要な1本となっている。

「RF28-70mm F2 L USM」も約φ103.8×139.8mm 約1430gとへビー級だしRFレンズは個性的な高画質レンズが増えてきているのでキヤノンユーザーはHPとMP上げが大変そうだ。

タムロンには「50-85mm F/2.0」や「85-135mm F/2.0」といった単焦点2本分で1000gより軽いレンズが欲しいと要望を出したことがあるがニーズは小さいのだろうか。

参考:RF24-105mm F2.8 L IS USM Z 概要
https://cweb.canon.jp/eos/rf/lineup/rf24-105-f28lz/


23/11/08(水)SONYが α9IIIを発表した。24/01/26(金)発売予定で価格は約88万円になるという。グローバルシャッター方式のフルサイズセンサーを世界初搭載のカメラだ。現行のローリングシャッター方式に比べセンサー回路の高速化に伴い発熱が増えS/Nが悪くなると言う欠点があると聞いていたがついにコンシューマー用カメラに搭載されるとは画期的だ。

参考:α9 III
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-9M3/


私の撮影用途では宝の持ち腐れになるほど高速撮影が可能となるモンスターカメラだが"全速でフラッシュを同調して撮影することが可能"というのは羨ましい。大口径レンズのボケを活かした日中シンクロ撮影をするためのNDフィルターが不要となりそうだと期待する。

参考:【シャッターの基本】ローリングシャッターとグローバルシャッターの違い
https://www.klv.co.jp/corner/what-is-shutter.html


特徴説明を読むと条件によって"明るさと色味が変化する場合""設定されたマニュアル発光量に達しない場合"" F値が1.8より明るい設定で撮影すると、シャッタースピードが上限1/16000秒になります。"といった注意書きがあるのは気になるが久々にワクワクさせられるカメラだ。

それにしてもα9IIIがここまでスピードモンスターになったらフラグシップα1IIはどうなるのだろうか?グローバルシャッター方式の5010万画素フルサイズセンサーで現行のα1と同等の画質を得るにはまだ年月が必要だから今しばらくMKIIは出ないのか?それともα9IIIのAI AFと手ブレ補正とグリップを搭載してMKIIにするのか想像の余地が多くて期待が高まる。(^_^)

2023年10月07日

「指定価格制度」は再販売価格の拘束違反やカルテルにならないのか調べてみた

23/10/27(金)発売のLUMIX DC-G9M2はパナソニックの「指定価格制度」製品ということで価格.comの最安値も全販売店230,670円で統一されている。ヨドバシ等でもポイントが付かない。

メーカーが販売店の販売価格を指示すると「独占禁止法」第2条9項4号の「再販売価格の拘束」違反になり公正取引委員会から企業が指摘されニュースになる。

では何故「指定価格制度」は問題ないのか改めてAIチャットに確認してみた。以下の2点を満たす限り問題ないそうだ。

・メーカーが在庫リスクを負う
・競争制限効果が小さい。(メーカー間による価格競争は維持される。)

参考:独占禁止法 再販売価格拘束
https://kigyouhoumu-soudan.i-legal.jp/antitrust-index/kommentar/page2972-2/


でも販売店の値下げがないことで「消費者の利益を害する」ことはないのだろうか?例えば機能がほぼ同じ製品が複数のメーカーでほぼ同一の指定価格になっていたらカルテルに当たるのではないか?

再びAIチャットに確認してみた。以下の点を満たす限り問題ないそうだ。

・メーカーが一方的に指定価格を決定し、小売業者はこれに従う。(メーカーと小売業者が連絡を取り合って行わない。)

参考:カルテル(企業連合)とは?
https://keiyaku-watch.jp/media/kisochishiki/cartel/


「指定価格制度」製品に関して各小売店がメーカー直営実店舗になるのと同じ様なものだからメーカー公式オンラインショップの価格設定に対し不満も出なくなる。値下げ競争に巻き込まれず一定利益が得られるのだからメーカーと小売店にとってWin-Winの関係となる販売方式だ。

もっともそのメーカーの製品のブランド力が弱くシェアが低い場合、売れない「指定価格制度」製品を店頭に置き続けるとは思えない。新発売キャンペーンが終わったら店頭から撤去されてしまいそうだ。

生産数に対し大量に売れ残ったらやはり処分価格として値下げするしかない。この場合利益が出なければ各小売店はその製品を取り扱いたくないだろう。そうなるとメーカー公式オンラインショップのみ取り扱いとなるのだろうか?

今後DC-G9M2がどんな価格推移を辿るのか注目することにしよう。

2023年09月14日

23/09/13(水)新製品発表!リーク情報を見過ぎてサプライズ無さ過ぎ!?

23/09/13(水)パナソニックがミラーレス一眼カメラ DC-G9M2を発表した。10月下旬発売予定でボディ単体価格は税込23万円強とのことだ。

ボディデザインと操作性はフルサイズ機LUMIX S5IIと共通、イメージセンサーはDC-GH6の2652万画素4/3型Live MOS センサーに像面位相差AFエリアを追加した物になる。

2018年1月発売LUMIX DC-G9の後継機となるマイクロフォーサーズマウントのフラグシップが5年ぶりに発表された。既にリーク情報が溢れており、その通りの仕様か答え合わせをする様な発表だった。

「キャッシュバックキャンペーン」が実施されボディ購入で2万円キャッシュバックされる。また予約すれば実売価格7,000円弱のバッテリー「DMW-BLK22」が1個贈られる。

OM-1 ボディの最安値が20万円強なのでこれらのキャンペーンで20万円を切ったら安いと感じられただろうし、ボディデザインがDC-S5M2X同様の渋い黒塗りタイプだったら物欲を刺激しただろう。

参考:LUMIX G9PROII発売記念キャッシュバックキャンペーン
https://panasonic.jp/dc/products/g_series/g9m2/campaign_cashback.html


残念ながらパナソニックのカメラは発売後の値下げが速いという経験則があるので1年位は様子見したいところだ。

世間一般では同9/13(水)はApple iPhone 15とApple Watch Series 9の発表の方が大きなニュースになった。こちらもリーク情報の仕様通りか答え合わせをする驚きの無い発表だった。

iPhone 15はUSB Type-C採用となったことが一番の話題だが、15/15 PlusはUSB 2で15 Pro/15 Pro MaxがUSB 3対応とこんな所に差を付けるとはアップル社は余程EUの規制が腹立たしい様だ。(^_^;;

Apple Watch 9のCPUは30%高速化されたが連続動作時間は最大18時間と前モデルと変更はない。「Apple Watch Ultra 2」も発表されたがダブルタップ機能による操作性の向上だけでは魅力不足だ。

参考:Apple、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxを発表
https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/09/apple-unveils-iphone-15-pro-and-iphone-15-pro-max/


円安で日本での発売価格が値上げとなっていることも話題だがA17 Pro搭載iPhone 15 Pro Maxの1TBモデルは25万円を切っており外部ストレージへ直接録画可能と強化されたビデオ機能を考えるとプロの動画制作者は安いと思うのだろうと想像する。

興味のある新製品のリーク情報をついつい追いかけ過ぎると発表当日が楽しめなくなると分かっているのに止められないのは"ググレカス"と言われるのが怖い情報過多社会を生きる現代人を自覚している私だからだろうか?
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バンブーヤン
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