昼食を済ませ、半端に残ったコルナを使い切るため、売店に向かう。
ガムや飴は買えない。
結局ミュシャのpost cardを数枚買った。
プラハの中心部から出ると、やっぱり女の子がぽちぽちと立っている。
バスはウィーンに向かう。ウィーンは2回目で、お気に入りの都市のひとつ。
前回はhusと航空券+ホテルだけで来たのだった。
観光も全て個人でまわったので、かなり歩いたけれど、じっくり観る事ができた。
ウィーンの中心部、素晴らしい王宮のまわりには馬車がたくさんいるし、憧れのシェーンブールーン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿は夢のようだった。
デーメルか、ザッハーでoriginalはどっちか揉めてるザッハトルテはザッハーで食べた。
たっぷりのウィンナーコーヒーと夢にまでまたザッハトルテ。おでこが痛くなるほど甘かったが、ホテルザッハーのopen cafeで食べるそれは「ああ、ウィーンにいるのだ」と実感させてくれたものだ。
カフェ.ツェントラルでは初めてトルココーヒーを飲んだ。あの時はこんなまずいコーヒーが世の中にあるのかとびっくりした。
ウィーンではパンも、ケーキもとにかくおいしい。
マリア.テレジアが生き、モーツァルトが音楽を奏で、フランツ.ヨーゼフとエリザベートが帝国の落日を見、ヨハン.シュトラウスが遠き日の栄華に思いを馳せる。
ああ、ハプスブルグの栄光と衰退。明日はウィーン再びだ。
シェーンブールーンのあの刺繍の庭はどんなになっているだろう。
ホテルに着くと、70代のカップルの荷物がようやく届いていた。
"boyfriend"が言った。
「パンツ、3日はきついで」
私の頭の中の「美しき青きドナウ」は止まった。
ブダペスト インターコンチネンタルのパ… July 6, 2008 コメント(6)
エリザベートの愛したcafe Gerbeaud July 5, 2008 コメント(8)
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