(拘束されたりとか、尋問をうけたりとか)
政治的なクレムリンは一部であとは豪華絢爛なロシアの歴史が散りばめられている美しいところだった。
各宮殿が素晴らしいらしいのだが、時間がなく博物館となっている「武器庫」に向かう。
人気のSpotらしく、チケット売り場は長蛇の列。
武器庫って昔はそうだったかもしれないけれど、今になってもどうしてそのままなんだろう。
っと・・・
全身白のオーガンジー、ブラは黒、タンガは真赤。
ダンサー?
なんとなく透けてるってレベルをはるかに超していて、目のやりばに困るというよりはむしろ、びっくりしすぎて直視してしまう・・
これはいったい・・・
私は「裸」だと思いますが。
どうもロシア語を話しているみたいで、年配の男性と二人連れだ。
ま、お二人がそれでいいなら、私は構いませんけどー。
(ロシアの若い子は下着が透けようと、胸がはだけてようと関係ないようだ)
ここでイワンとしぱし別れる。
「私がガイドしてもいいです」と言ったのに、皆様、「自分でみるからいいわー」と言ったのだった。
言えなかったけど、嬉しい。
武器庫はロシア最古の博物館で、世界的な宝物館である。
ずらずらずらっと、銀食器や調度品がショーケースに陳列されている。
★金の湯沸かし器★
これでお茶をいれますね。
★皇帝の杓子★
これが杓子と言うのもびっくりだけど、皇帝がいったい何をすくうのか?
★金ぴかの椅子★
勿論、皇帝用。二人掛け。
あまりの数になんだか有難味が薄れていく。
甲冑や楯や武器もすごい数だ。
こうして見るとすべてぴかぴかに手入れされていて、なかなかロシア人もまめなのかと思う。
★皇室専用馬車★
昔はモスクワ→サンクトペデルブルグ間を皇帝とは言え、これで移動したわけで、長い道中さぞかし疲れただろう。
これはまだ進化した馬車で「バネ付き」。
少しでも振動を抑える仕組みになっている。馬車って一つだけ見てるとロマンチックで素敵なイブニングドレスなんぞ着て、これに乗ったらなぁなんて思える。
あまりにたくさんある馬車は何故か蟹にみえてくるから不思議だ。
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