ハードはスクリーンがOSピュアマットIIIシネスコ150インチサイズに交換され、他は前回同様プロジェクターエプソンEH-LS10000、AVアンプCX-A5000+MX-A5000、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、スピーカーキャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、フロントハイトとバックハイトB&W CM1×4本の9.1chというシステム構成だ。
エプソンの営業からEH-LS10000の開発には5年掛かりその中でレーザー光源開発に3年費やしたとの説明があった。ここだけの話として8Kの研究も行っていると口を滑らせていた。(^_^;;
「スクリーンが必要ですか?」と質問されることがあるが「プロジェクターメーカーは壁に映像を映して開発していません。アンプを買ったらスピーカーを選ぶようにスクリーンも選んで下さい」と答えているとの話があった。
オーエスの営業からプロジェクターメーカーはスチュアートのスクリーンをリファレンスとして採用し画作りを行っている。平面性が高いのが利点だがビニル系の素材を使用しているので重いバトンを吊り下げていることによる経年劣化が早いのが弱点とのこと。
その点織物スクリーンは丈夫だと言う。ピュアマットIIIで使用している0.2ミリ糸は4Kプロジェクターから投影される1ドットより小さいので折り目は見えないしモアレも発生しないと説明があった。
明るいリビングで観るのであればビーズ系が良いし、平面性を重視するなら張り込みタイプが良い。スクリーンは音を反射する素材なので音楽を聴く時は片付ける様にとの説明があった。
映画館のスクリーンもスチュアートが業界標準だが、3D用ではゲインの高い国産スクリーンが使われている。映画館のスクリーン縦横比率は2:1でこれはどんなサイズでも暗幕を動かして対応出来るからと言った裏話も面白かった。
視聴ディスクは以下の通り。『バーレスク』からはシネスコサイズで視聴した。
1)『マジェスティック』
2)『アナベル 死霊館の人形』
3)『さまよう魂たち』
4)『ローマの休日』
5)『バーレスク』
6)『ノルウェイの森』
視聴に使われた「アナベル 死霊館の人形」と「さまよう魂たち」のホラー2本立ては低音の迫力に鼓動が速くなり血圧が上がったと感じる程。「アナベル」は続きが気になって観たくて仕方ないが、これを観てしまったら、しばらくの間暗い夜間はイングレスで歩き回ることが出来なくなりそうだ。それでも接客ディスクとして用意しておくことにしよう。(^_^;;
『ノルウェイの森』ではヒロインの”オレンジ色”の服がちゃんと再現されているか、といった説明があったが、私には”朱色”にしか見えず、結局映像は目では無く脳で見ているからこんな錯覚的なことが起きるのかな…といったことを考えた。
さてこれで詳細レポートは最終回だが今回は写真をまったく撮れなかった。LUMIX DMC-GM1+LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8を持って行ったがアバック秋葉原本店で開催ということもあり取り出せなかった。(^_^;;
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