15/11/21(土)の『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』へ行ってきた。先日の見学予定の通り各ブースを見て回った。今日は速報版として各社のイベント内容を短くまとめてみたい。
11/21(土)10:30〜11:20 Room2:ONKYO TX-RZ800 D309Hイベント
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」とのキャンペーンによりいち早くアトモス再生を体験することが出来た。TX-RZ800のパワーアンプ部分はトランスが1基、7チャンネル仕様となっているが他はTX-NR3030とほぼ同じだそうだ。
11/21(土)11:30〜12:20 Room1:OPPO BDP-105DJLイベント
BDP-105DJPとBDP-105D JAPAN LIMITEDの比較試聴が行われたが、105DJPLの方がきめ細やかで落ち着いた音と艶やかな高音を聴かせてくれた。評判通りの素晴らしいユニバーサルオーディオプレーヤーだ。
11/21(土)12:30〜13:20 Room7:Pioneer SC-LX89イベント(潮晴男氏)
「ターミネーター:新起動/ジェニシス」を大音量で再生していた所突然保護回路が働きアンプが落ちたのには驚いた。潮先生が型番の話をしてSC-LX90のユーザーがいないか問い掛けたが、私1人しかいないだろうと確信していたので手を挙げなかった。(^_^;; SC-LX89は31万円を切る値札となっていた。
11/21(土)13:30〜14:20 Room6:avac HDRから見えるホームシアターの未来(麻倉怜士氏)
シーテックで麻倉先生がHDRのセミナーを行ったスライドに最新情報を追加したお勉強会となっていて、期待していた内容と異なり途中で眠くなってしまった…。(~_~)
11/21(土)14:30〜15:20 Room2:ONKYO ドルビーサラウンドの楽しみ方(堀切日出晴氏)
2chステレオ作品から7.1chサラウンド作品までアップミックスにハマる作品を紹介してくれた。評価バージョンであったがDTS:Xに搭載されるアップミックスはドルビーサラウンドの効果には追い付いていなかったそうだ。
11/21(土)15:30〜16:20 Room3:YAMAHA CX-A5100 ELACスピーカーイベント(麻倉怜士氏)
「オペラ座の怪人」を使い、1)ドルビーTrueHD 5.1ch 2)ドルビーサラウンド 3)ドルビーサラウンド+シネマDSP HD3 の3パターンを比較視聴することが出来た。確かにシネマDSP HD3を掛け合わせた効果はあると思ったが、アトモス音声でなければシネマDSP HD3だけで十分と思う程度の差に思えた。CX-A5100は28万円を切る値札が付いていた。
11/21(土)16:30〜17:10 Room1:11.2Mhz DSD対応DAC比較試聴説明パート
休憩後Room3に戻ったが「最新スピーカーセッティング相談会」は相談者がおらず何も行っていなかったのでRoom1でPCMとDSDの違いの説明を聞いていた。隣接する部屋は1時間ごとに音出し出来る順番が決まっているのでまったく試聴の無い会だったがDSDがコストダウンの追求から生まれたと言う話は面白かった。
11/21(土)17:30〜18:40 Room6:SONY 評論家が選ぶ2015BDソフトベスト3(麻倉怜士氏/潮晴男氏/堀切日出晴氏)
麻倉先生は 1)「ザ・ビートルズ 1+ 〜デラックス・エディション〜(完全生産限定盤)(CD+2Blu-ray)」 2) Final Symphony - music from FINAL FANTASY VI, VII and X (映像付サントラ/Blu-ray Disc Music) 3) A Flight through the Orchestra - Deutsches Symphonie-Orchester - Tugan Sokhiev
潮先生は 1) マッドマックス 怒りのデス・ロード 2) エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 3) ワイルド・スピード SKY MISSION
堀切先生は 1) 天才スピヴェット 2) 黒いチューリップ 3) ローズ
を紹介した。
帰りに本屋へ寄りHiViとAV REVIEW12月号を買い「冬のベストバイ2015」と「VGP2016」を読み、買おうと思うモデルの評価を確認した。明日は商談コーナーに行くことにしよう。
2015年11月20日
AVアンプ買替に幾ら予算取りが必要か計算してみた
AVアンプ パイオニアSC-LX90は2008/10/01購入して既に7年以上使用している。2015年後半に発売されたAVアンプは、
1) HDCP2.2、HDR伝送、4K/60p 4:4:4映像信号対応HDMI端子
2) Dolby Atmos、DTS:X対応
と4K放送や Ultra HD BDに対応しており長く使えるだろう。
もっとも当時そう思って買ったSC-LX90はHDMI 1.4登場で陳腐化して不便を感じながら7年間使っているのだから新規格登場の早いAV機器は油断ならない。(^_^;;
VSA-AX10、SC-LX90と買い替えてきた私はパイオニア派なのでSC-LX89が一番候補だ。価格comを見ると最安値は32万程なので、アバックはSC-LX90を幾らで下取してくれるか確認が必要だが、ボーナスセールで下取額3万円アップなのは有難い。
一方ヤマハCX-A5100+MX-A5000はオブジェクトオーディオとシネマDSP HD3との掛け合わせや64bit YPAOが魅力的だ。価格com ではCX-A5100は31万円、MX-A5000は29万円とセットで60万円弱となる。ボーナスセールで下取額5万円アップになるものの当然高価だ。これにプリとパワーアンプを繋ぐケーブルが11本必要となる。バランス接続を考えるとケーブルだけで10万円超えとなるだろう。
SC-LX90は10チャンネルパワーアンプを搭載しているので下取に出さずCX-A5100とアンバランスRCAケーブルで接続してパワーアンプとして使えないかと考えたがマルチチャンネル入力端子は4ch分しかなかった。7年前の機種だから仕方ない…。
Dolby Atmos用にスピーカー4本と9本分のスピーカーケーブルも購入する必要があるのでAVアンプだけに予算を費やす訳にはいかない。『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』で「YAMAHA CX-A5100 ELACスピーカーイベント」に参加するのは財布に危険な気がしてきた。(^_^;;
1) HDCP2.2、HDR伝送、4K/60p 4:4:4映像信号対応HDMI端子
2) Dolby Atmos、DTS:X対応
と4K放送や Ultra HD BDに対応しており長く使えるだろう。
もっとも当時そう思って買ったSC-LX90はHDMI 1.4登場で陳腐化して不便を感じながら7年間使っているのだから新規格登場の早いAV機器は油断ならない。(^_^;;
VSA-AX10、SC-LX90と買い替えてきた私はパイオニア派なのでSC-LX89が一番候補だ。価格comを見ると最安値は32万程なので、アバックはSC-LX90を幾らで下取してくれるか確認が必要だが、ボーナスセールで下取額3万円アップなのは有難い。
一方ヤマハCX-A5100+MX-A5000はオブジェクトオーディオとシネマDSP HD3との掛け合わせや64bit YPAOが魅力的だ。価格com ではCX-A5100は31万円、MX-A5000は29万円とセットで60万円弱となる。ボーナスセールで下取額5万円アップになるものの当然高価だ。これにプリとパワーアンプを繋ぐケーブルが11本必要となる。バランス接続を考えるとケーブルだけで10万円超えとなるだろう。
SC-LX90は10チャンネルパワーアンプを搭載しているので下取に出さずCX-A5100とアンバランスRCAケーブルで接続してパワーアンプとして使えないかと考えたがマルチチャンネル入力端子は4ch分しかなかった。7年前の機種だから仕方ない…。
Dolby Atmos用にスピーカー4本と9本分のスピーカーケーブルも購入する必要があるのでAVアンプだけに予算を費やす訳にはいかない。『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』で「YAMAHA CX-A5100 ELACスピーカーイベント」に参加するのは財布に危険な気がしてきた。(^_^;;
2015年11月19日
11/21(土)22(日)開催『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』の参加セミナー&イベントを決めてみた
今週末11/21(土)22(日)の2日間開催される『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』のセミナー&イベントのタイムテーブルが公開されているので参加予定を決めようと昨夜から色々と組み合わせを検討した。以下が私にとってベターと思われるスケジュールだ。
■11/21(土)
11/21(土)10:30〜11:20 Room2:ONKYO TX-RZ800 D309Hイベント
11/21(土)11:30〜12:20 Room1:OPPO BDP-105DJLイベント
11/21(土)12:30〜13:20 Room7:Pioneer SC-LX89イベント(潮晴男氏)
11/21(土)13:30〜14:20 Room6:avac HDRから見えるホームシアターの未来(麻倉怜士氏)
11/21(土)14:30〜15:20 Room2:ONKYO ドルビーサラウンドの楽しみ方(堀切日出晴氏)
11/21(土)15:30〜16:20 Room3:YAMAHA CX-A5100 ELACスピーカーイベント(麻倉怜士氏)
11/21(土)16:30〜17:10 Room3:最新スピーカーセッティング相談会
11/21(土)17:30〜18:40 Room6:SONY 評論家が選ぶ2015BDソフトベスト3(麻倉怜士氏/潮晴男氏/堀切日出晴氏)
■11/22(日)
11/22(日)10:30〜11:20 Room9:JVC DLA-X750R/X550Rイベント
11/22(日)11:30〜12:20 Room8:D&M AVR-X7200WA 804Diamond3イベント★DTS:Xデモ(開発者同席)
11/22(日)12:30〜13:00 Room6:SONY VPL-VW515フリー視聴
11/22(日)13:30〜14:20 Room6:marantz SR7010 804Diamond3イベント
11/22(日)14:30〜15:20 Room7:Pioneer SC-LX89イベント(麻倉怜士氏)
11/22(日)15:30〜16:30 Room3:marantz AV8802A 800Diamond3イベント
まずはAVアンプ5ブランドの視聴イベントを網羅して、その合間に評論家先生方のセミナーを入れ、残りの時間にプロジェクターを視聴することにした。これでも泣く泣く参加を諦めなくてはならないセミナーがあるのだから2日間のタイムテーブルのパターンが同じと言うのは結構痛い。(>_<)
【関連リンク】
『HOME THEATER JAPAN 2015WINTER詳細のご案内』
https://www.avac.co.jp/contents/894
■11/21(土)
11/21(土)10:30〜11:20 Room2:ONKYO TX-RZ800 D309Hイベント
11/21(土)11:30〜12:20 Room1:OPPO BDP-105DJLイベント
11/21(土)12:30〜13:20 Room7:Pioneer SC-LX89イベント(潮晴男氏)
11/21(土)13:30〜14:20 Room6:avac HDRから見えるホームシアターの未来(麻倉怜士氏)
11/21(土)14:30〜15:20 Room2:ONKYO ドルビーサラウンドの楽しみ方(堀切日出晴氏)
11/21(土)15:30〜16:20 Room3:YAMAHA CX-A5100 ELACスピーカーイベント(麻倉怜士氏)
11/21(土)16:30〜17:10 Room3:最新スピーカーセッティング相談会
11/21(土)17:30〜18:40 Room6:SONY 評論家が選ぶ2015BDソフトベスト3(麻倉怜士氏/潮晴男氏/堀切日出晴氏)
■11/22(日)
11/22(日)10:30〜11:20 Room9:JVC DLA-X750R/X550Rイベント
11/22(日)11:30〜12:20 Room8:D&M AVR-X7200WA 804Diamond3イベント★DTS:Xデモ(開発者同席)
11/22(日)12:30〜13:00 Room6:SONY VPL-VW515フリー視聴
11/22(日)13:30〜14:20 Room6:marantz SR7010 804Diamond3イベント
11/22(日)14:30〜15:20 Room7:Pioneer SC-LX89イベント(麻倉怜士氏)
11/22(日)15:30〜16:30 Room3:marantz AV8802A 800Diamond3イベント
まずはAVアンプ5ブランドの視聴イベントを網羅して、その合間に評論家先生方のセミナーを入れ、残りの時間にプロジェクターを視聴することにした。これでも泣く泣く参加を諦めなくてはならないセミナーがあるのだから2日間のタイムテーブルのパターンが同じと言うのは結構痛い。(>_<)
【関連リンク】
『HOME THEATER JAPAN 2015WINTER詳細のご案内』
https://www.avac.co.jp/contents/894
2015年11月18日
11/21(土)22(日)開催『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』のタイムテーブルをチェックしてみた
今週末11/21(土)22(日)の2日間、『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』が開催される。セミナー&イベントのタイムテーブルが公開されているので参加予定を決めようとチェックして見た。
まず優先して評論家先生方のセミナーに参加したい。2日間に以下の時間帯で行われる。
11/21(土)11:30〜12:20 Room6:SONY PJマラソン視聴(麻倉怜士氏/堀切日出晴氏)
11/21(土)12:30〜13:20 Room7:Pioneer SC-LX89イベント(潮晴男氏)
11/21(土)13:30〜14:20 Room6:SONY HDRから見えるホームシアターの未来(麻倉怜士氏)
11/21(土)14:30〜15:20 Room2:ONKYO ドルビーサラウンドの楽しみ方(堀切日出晴氏)
11/21(土)15:30〜16:20 Room3:YAMAHA CX-A5100 ELACスピーカーイベント(麻倉怜士氏)
11/21(土)15:30〜16:20 Room6:SONY PJマラソン視聴(潮晴男氏/堀切日出晴氏)
11/21(土)17:30〜18:40 Room6:SONY 評論家が選ぶ2015BDソフトベスト3(麻倉怜士氏/潮晴男氏/堀切日出晴氏)
11/22(日)11:30〜12:20 Room6:SONY PJマラソン視聴(麻倉怜士氏/堀切日出晴氏)
11/22(日)12:30〜13:20 Room2:ONKYO ドルビーサラウンドの楽しみ方(堀切日出晴氏)
11/22(日)13:30〜14:20 Room6:SONY HDRから見えるホームシアターの未来(麻倉怜士氏)
11/22(日)14:30〜15:20 Room7:Pioneer SC-LX89イベント(麻倉怜士氏)
11/22(日)15:30〜16:30 Room3:YAMAHA CX-A5100 ELACスピーカーイベント(麻倉怜士氏)
11/22(日)15:30〜16:30 Room6:SONY PJマラソン視聴(堀切日出晴氏)
今年はAVアンプの買い換えを検討しているのでONKYO、YAMAHA、PIONEER、DENON、marantzの5ブランドAVアンプ視聴のイベントも落とせない。
この2つを網羅しようと色々組み合せを検討してみたが2日間のパターンが同じなので1日目がブッキングしていると2日目もブッキングしており片方は参加することが出来ない。どのイベントを優先して1日目に参加すると良いのか決めるのに少々時間が掛かりそうだ…。(^_^;;
【関連リンク】
『HOME THEATER JAPAN 2015WINTER詳細のご案内』
https://www.avac.co.jp/contents/894
まず優先して評論家先生方のセミナーに参加したい。2日間に以下の時間帯で行われる。
11/21(土)11:30〜12:20 Room6:SONY PJマラソン視聴(麻倉怜士氏/堀切日出晴氏)
11/21(土)12:30〜13:20 Room7:Pioneer SC-LX89イベント(潮晴男氏)
11/21(土)13:30〜14:20 Room6:SONY HDRから見えるホームシアターの未来(麻倉怜士氏)
11/21(土)14:30〜15:20 Room2:ONKYO ドルビーサラウンドの楽しみ方(堀切日出晴氏)
11/21(土)15:30〜16:20 Room3:YAMAHA CX-A5100 ELACスピーカーイベント(麻倉怜士氏)
11/21(土)15:30〜16:20 Room6:SONY PJマラソン視聴(潮晴男氏/堀切日出晴氏)
11/21(土)17:30〜18:40 Room6:SONY 評論家が選ぶ2015BDソフトベスト3(麻倉怜士氏/潮晴男氏/堀切日出晴氏)
11/22(日)11:30〜12:20 Room6:SONY PJマラソン視聴(麻倉怜士氏/堀切日出晴氏)
11/22(日)12:30〜13:20 Room2:ONKYO ドルビーサラウンドの楽しみ方(堀切日出晴氏)
11/22(日)13:30〜14:20 Room6:SONY HDRから見えるホームシアターの未来(麻倉怜士氏)
11/22(日)14:30〜15:20 Room7:Pioneer SC-LX89イベント(麻倉怜士氏)
11/22(日)15:30〜16:30 Room3:YAMAHA CX-A5100 ELACスピーカーイベント(麻倉怜士氏)
11/22(日)15:30〜16:30 Room6:SONY PJマラソン視聴(堀切日出晴氏)
今年はAVアンプの買い換えを検討しているのでONKYO、YAMAHA、PIONEER、DENON、marantzの5ブランドAVアンプ視聴のイベントも落とせない。
この2つを網羅しようと色々組み合せを検討してみたが2日間のパターンが同じなので1日目がブッキングしていると2日目もブッキングしており片方は参加することが出来ない。どのイベントを優先して1日目に参加すると良いのか決めるのに少々時間が掛かりそうだ…。(^_^;;
【関連リンク】
『HOME THEATER JAPAN 2015WINTER詳細のご案内』
https://www.avac.co.jp/contents/894
2015年07月21日
【詳細版】大商談会夏15「プロジェクターメーカーは壁に映像を映して開発していない。スクリーン選びをお忘れなく!」
8回予定の「 アバックホームシアター大商談会サマー」詳細レポートの第8回目は 15/06/28(日) 16:00〜17:05 EPSON:レーザー光源に最適のスクリーンとはだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ハードはスクリーンがOSピュアマットIIIシネスコ150インチサイズに交換され、他は前回同様プロジェクターエプソンEH-LS10000、AVアンプCX-A5000+MX-A5000、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、スピーカーキャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、フロントハイトとバックハイトB&W CM1×4本の9.1chというシステム構成だ。
エプソンの営業からEH-LS10000の開発には5年掛かりその中でレーザー光源開発に3年費やしたとの説明があった。ここだけの話として8Kの研究も行っていると口を滑らせていた。(^_^;;
「スクリーンが必要ですか?」と質問されることがあるが「プロジェクターメーカーは壁に映像を映して開発していません。アンプを買ったらスピーカーを選ぶようにスクリーンも選んで下さい」と答えているとの話があった。
オーエスの営業からプロジェクターメーカーはスチュアートのスクリーンをリファレンスとして採用し画作りを行っている。平面性が高いのが利点だがビニル系の素材を使用しているので重いバトンを吊り下げていることによる経年劣化が早いのが弱点とのこと。
その点織物スクリーンは丈夫だと言う。ピュアマットIIIで使用している0.2ミリ糸は4Kプロジェクターから投影される1ドットより小さいので折り目は見えないしモアレも発生しないと説明があった。
明るいリビングで観るのであればビーズ系が良いし、平面性を重視するなら張り込みタイプが良い。スクリーンは音を反射する素材なので音楽を聴く時は片付ける様にとの説明があった。
映画館のスクリーンもスチュアートが業界標準だが、3D用ではゲインの高い国産スクリーンが使われている。映画館のスクリーン縦横比率は2:1でこれはどんなサイズでも暗幕を動かして対応出来るからと言った裏話も面白かった。
視聴ディスクは以下の通り。『バーレスク』からはシネスコサイズで視聴した。
1)『マジェスティック』
2)『アナベル 死霊館の人形』
3)『さまよう魂たち』
4)『ローマの休日』
5)『バーレスク』
6)『ノルウェイの森』
視聴に使われた「アナベル 死霊館の人形」と「さまよう魂たち」のホラー2本立ては低音の迫力に鼓動が速くなり血圧が上がったと感じる程。「アナベル」は続きが気になって観たくて仕方ないが、これを観てしまったら、しばらくの間暗い夜間はイングレスで歩き回ることが出来なくなりそうだ。それでも接客ディスクとして用意しておくことにしよう。(^_^;;
『ノルウェイの森』ではヒロインの”オレンジ色”の服がちゃんと再現されているか、といった説明があったが、私には”朱色”にしか見えず、結局映像は目では無く脳で見ているからこんな錯覚的なことが起きるのかな…といったことを考えた。
さてこれで詳細レポートは最終回だが今回は写真をまったく撮れなかった。LUMIX DMC-GM1+LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8を持って行ったがアバック秋葉原本店で開催ということもあり取り出せなかった。(^_^;;
ハードはスクリーンがOSピュアマットIIIシネスコ150インチサイズに交換され、他は前回同様プロジェクターエプソンEH-LS10000、AVアンプCX-A5000+MX-A5000、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、スピーカーキャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、フロントハイトとバックハイトB&W CM1×4本の9.1chというシステム構成だ。
エプソンの営業からEH-LS10000の開発には5年掛かりその中でレーザー光源開発に3年費やしたとの説明があった。ここだけの話として8Kの研究も行っていると口を滑らせていた。(^_^;;
「スクリーンが必要ですか?」と質問されることがあるが「プロジェクターメーカーは壁に映像を映して開発していません。アンプを買ったらスピーカーを選ぶようにスクリーンも選んで下さい」と答えているとの話があった。
オーエスの営業からプロジェクターメーカーはスチュアートのスクリーンをリファレンスとして採用し画作りを行っている。平面性が高いのが利点だがビニル系の素材を使用しているので重いバトンを吊り下げていることによる経年劣化が早いのが弱点とのこと。
その点織物スクリーンは丈夫だと言う。ピュアマットIIIで使用している0.2ミリ糸は4Kプロジェクターから投影される1ドットより小さいので折り目は見えないしモアレも発生しないと説明があった。
明るいリビングで観るのであればビーズ系が良いし、平面性を重視するなら張り込みタイプが良い。スクリーンは音を反射する素材なので音楽を聴く時は片付ける様にとの説明があった。
映画館のスクリーンもスチュアートが業界標準だが、3D用ではゲインの高い国産スクリーンが使われている。映画館のスクリーン縦横比率は2:1でこれはどんなサイズでも暗幕を動かして対応出来るからと言った裏話も面白かった。
視聴ディスクは以下の通り。『バーレスク』からはシネスコサイズで視聴した。
1)『マジェスティック』
2)『アナベル 死霊館の人形』
3)『さまよう魂たち』
4)『ローマの休日』
5)『バーレスク』
6)『ノルウェイの森』
視聴に使われた「アナベル 死霊館の人形」と「さまよう魂たち」のホラー2本立ては低音の迫力に鼓動が速くなり血圧が上がったと感じる程。「アナベル」は続きが気になって観たくて仕方ないが、これを観てしまったら、しばらくの間暗い夜間はイングレスで歩き回ることが出来なくなりそうだ。それでも接客ディスクとして用意しておくことにしよう。(^_^;;
『ノルウェイの森』ではヒロインの”オレンジ色”の服がちゃんと再現されているか、といった説明があったが、私には”朱色”にしか見えず、結局映像は目では無く脳で見ているからこんな錯覚的なことが起きるのかな…といったことを考えた。
さてこれで詳細レポートは最終回だが今回は写真をまったく撮れなかった。LUMIX DMC-GM1+LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8を持って行ったがアバック秋葉原本店で開催ということもあり取り出せなかった。(^_^;;
2015年07月20日
【詳細版】大商談会夏15「ヤマハRX-A3040,CX-A5000,MX-A5000の3通りの組合せで比較視聴した結果は!?」
8回予定の「 アバックホームシアター大商談会サマー」詳細レポートの第7回目は 15/06/28(日) 14:30〜15:30 YAMAHA:セパレートAVアンプのススメだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ハードはプロジェクターがエプソンEH-LS10000、スクリーンがスチュアート140インチ、AVアンプがRX-A3040とCX-A5000+MX-A5000、BDプレーヤーはパイオニアBDP-LX88に交換された。他は前回同様スピーカーキャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー ヤマハNS-SW1000だがフロントハイトとバックハイトにB&W CM1×4本が追加され9.1chというシステム構成だ。アトモスのデモは無くトップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rは使用しなかった。
視聴ディスクは以下の通り。「断頭台への行進」をリファレンス曲としてRX-A3040単体、プリRX-A3040+パワーMX-A5000、CX-A5000+MX-A5000の3種類の組み合わせで視聴した。
RX-A3040
1) 『「幻想」&「巨人」 小澤征爾・サイトウ・キネン・オーケストラ』から「断頭台への行進」
2) 『オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜』より漂流コンテナとの衝突シーン
RX-A3040(プリ部)+MX-A5000(パワーアンプ)
3) 『「幻想」&「巨人」 小澤征爾・サイトウ・キネン・オーケストラ』から「断頭台への行進」
4) 『9<ナイン>〜9番目の奇妙な人形〜』
CX-A5000+MX-A5000
5) 『「幻想」&「巨人」 小澤征爾・サイトウ・キネン・オーケストラ』から「断頭台への行進」
6) 『鑑定士と顔のない依頼人』から「雷雨の中暴漢に襲われる」シーン
7) 『Million Dollar Piano /Elton John』から『Your Song』
この「幻想交響曲」は自宅で何度も観ているの比較には最適だ。まずRX-A3040とCabasse(キャバス)の組み合わせでSC-LX90+S-1EXに迫るスケール感のあるオーケストラサウンドを聴くことが出来るパフォーマンスの高さに驚いた。パワーMX-A5000となると力強さが増し、CX-A5000に交換すると音に深みが出る感じがする。セパレートの優位性、特にプリアンプの重要性を実感出来るデモだった。
AVアンプの内部はデジタルノイズまみれになることからDSP-Z11以上の音質を求めるにはセパレート化しかないとCX-A5000とMX-A5000が開発されたそうだ。『9<ナイン>』はこの時のリファレンスディスクとして使用していたと言う。
CX-A5000は開発時「SABRE32 Ultra DAC ES9016」の機能を使ったウルトラロージッターPLLモードを搭載する企画があったがコストアップに繋がると上司から反対されたそうだ。ところが開発者はこっそり搭載してしまいファームウェアアップデートで現在利用出来るようになっているとのこと。
ところが最も低ジッターのレベル3で視聴し始めたところ音飛びしてしまい結局レベル1での視聴となった。BDプレーヤーとの相性や再生ディスクの精度などレベル3はマニアックな設定になっていると説明があった。
アトモス音声でないソフトの試聴にはシネマDSPをお使い下さいとの説明だったがCX-A5000のアトモス、DTS:X対応の話はまったく出てこなかった。5年保証が付いていてもアップグレードしてもらえないのでは結局プリアンプは2年ほどで買替と言うAVアンプの困った現状を再認識させられた。
ハードはプロジェクターがエプソンEH-LS10000、スクリーンがスチュアート140インチ、AVアンプがRX-A3040とCX-A5000+MX-A5000、BDプレーヤーはパイオニアBDP-LX88に交換された。他は前回同様スピーカーキャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー ヤマハNS-SW1000だがフロントハイトとバックハイトにB&W CM1×4本が追加され9.1chというシステム構成だ。アトモスのデモは無くトップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rは使用しなかった。
視聴ディスクは以下の通り。「断頭台への行進」をリファレンス曲としてRX-A3040単体、プリRX-A3040+パワーMX-A5000、CX-A5000+MX-A5000の3種類の組み合わせで視聴した。
RX-A3040
1) 『「幻想」&「巨人」 小澤征爾・サイトウ・キネン・オーケストラ』から「断頭台への行進」
2) 『オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜』より漂流コンテナとの衝突シーン
RX-A3040(プリ部)+MX-A5000(パワーアンプ)
3) 『「幻想」&「巨人」 小澤征爾・サイトウ・キネン・オーケストラ』から「断頭台への行進」
4) 『9<ナイン>〜9番目の奇妙な人形〜』
CX-A5000+MX-A5000
5) 『「幻想」&「巨人」 小澤征爾・サイトウ・キネン・オーケストラ』から「断頭台への行進」
6) 『鑑定士と顔のない依頼人』から「雷雨の中暴漢に襲われる」シーン
7) 『Million Dollar Piano /Elton John』から『Your Song』
この「幻想交響曲」は自宅で何度も観ているの比較には最適だ。まずRX-A3040とCabasse(キャバス)の組み合わせでSC-LX90+S-1EXに迫るスケール感のあるオーケストラサウンドを聴くことが出来るパフォーマンスの高さに驚いた。パワーMX-A5000となると力強さが増し、CX-A5000に交換すると音に深みが出る感じがする。セパレートの優位性、特にプリアンプの重要性を実感出来るデモだった。
AVアンプの内部はデジタルノイズまみれになることからDSP-Z11以上の音質を求めるにはセパレート化しかないとCX-A5000とMX-A5000が開発されたそうだ。『9<ナイン>』はこの時のリファレンスディスクとして使用していたと言う。
CX-A5000は開発時「SABRE32 Ultra DAC ES9016」の機能を使ったウルトラロージッターPLLモードを搭載する企画があったがコストアップに繋がると上司から反対されたそうだ。ところが開発者はこっそり搭載してしまいファームウェアアップデートで現在利用出来るようになっているとのこと。
ところが最も低ジッターのレベル3で視聴し始めたところ音飛びしてしまい結局レベル1での視聴となった。BDプレーヤーとの相性や再生ディスクの精度などレベル3はマニアックな設定になっていると説明があった。
アトモス音声でないソフトの試聴にはシネマDSPをお使い下さいとの説明だったがCX-A5000のアトモス、DTS:X対応の話はまったく出てこなかった。5年保証が付いていてもアップグレードしてもらえないのでは結局プリアンプは2年ほどで買替と言うAVアンプの困った現状を再認識させられた。
2015年07月08日
【詳細版】大商談会夏15「見せて貰おうか。JVCの4Kプロジェクターの性能とやらを!」
「いつもX700Rを観て頂いているので今回はエントリー4KプロジェクターX500Rの実力を2世代前のモデルと比較しながら知って頂きたいと思います」といった旨の挨拶がありイベントが始まった。
8回予定の「 アバックホームシアター大商談会サマー」詳細レポートの第6回目は 15/06/28(日) 13:00〜14:00 JVC:今のプロジェクターはここまで凄いだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ハードはプロジェクターがDLA-X500R(2013年発売)とDLA-X30(2011年発売)にスクリーンはキクチグレイマットアドバンス120インチ×2枚に交換された。他は前回同様AVアンプONKKYO TX-NR646(B)、BDプレーヤーOPPO BDP-105DJP、スピーカーキャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rというシステム構成だ。
視聴ディスクは以下の通り。
1)『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』より「カナディアン・ロッキー山脈自然公園(カナダ)」
2)『NHKスペシャル』より「知床 ヒグマ運命の旅」
3)『NHK BSプレミアムシアター』よりヴェルディの歌劇「椿姫」
4)『ロンドンオリンピック』より「女子サッカー」
5)『高校野球』
6)『錦織圭選手のテニスの試合』
7)『サウンド・オブ・ミュージック』より「ドレミの歌」
8)『オブリビオン』
9)『Scene of Airplane』
10)『ツーリスト』
11)『きみに読む物語』
4Kと2Kの解像感の違いだけではなく、色域、コントラスト、クリアモーションドライブの差を見比べるデモとなっていた。視聴ソフトはテレビ放送番組が多く使われたが最初の一本が『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』だったことに驚くと同時にライバル会社提供の番組でも高画質と認めればデモに使う逞しさに感心した。
私も「カナディアン・ロッキー山脈自然公園(カナダ)」はお気に入りの1本だ。解像度の高い4Kだと険しい山肌、積雪、森林の木々の質感にリアリティが出るので2Kとの違いを実感してもらい易いのがポイントだ。
この後ドキュメンタリー、音楽、スポーツとHD制作のテレビ番組計6本を観たが、どれも4Kで臨場感が出ることをアピールしていた。この後は定番のBD-ROM視聴となり目新しさを感じられなくなってしまった。(^_^;;
座ったが席が右側だったのでどうしてもX30の映像を中心に観てしまうのだが、比較しなければ2Kでも十分楽しめるのだからX30の完成度は高かったのだと感心。一方X500Rを観ると4Kの魅力に納得してしまう。
今年年末はUHD-BDが発売予定だからいよいよJVCからもリアル4Kパネル搭載モデルが登場か!?と期待して話を聞いていたがそんなことを予感させるような発言は一切なかった。でも2年ぶりの新製品だからきっと予想の斜め上を行くモデルに違いない。
8回予定の「 アバックホームシアター大商談会サマー」詳細レポートの第6回目は 15/06/28(日) 13:00〜14:00 JVC:今のプロジェクターはここまで凄いだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ハードはプロジェクターがDLA-X500R(2013年発売)とDLA-X30(2011年発売)にスクリーンはキクチグレイマットアドバンス120インチ×2枚に交換された。他は前回同様AVアンプONKKYO TX-NR646(B)、BDプレーヤーOPPO BDP-105DJP、スピーカーキャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rというシステム構成だ。
視聴ディスクは以下の通り。
1)『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』より「カナディアン・ロッキー山脈自然公園(カナダ)」
2)『NHKスペシャル』より「知床 ヒグマ運命の旅」
3)『NHK BSプレミアムシアター』よりヴェルディの歌劇「椿姫」
4)『ロンドンオリンピック』より「女子サッカー」
5)『高校野球』
6)『錦織圭選手のテニスの試合』
7)『サウンド・オブ・ミュージック』より「ドレミの歌」
8)『オブリビオン』
9)『Scene of Airplane』
10)『ツーリスト』
11)『きみに読む物語』
4Kと2Kの解像感の違いだけではなく、色域、コントラスト、クリアモーションドライブの差を見比べるデモとなっていた。視聴ソフトはテレビ放送番組が多く使われたが最初の一本が『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』だったことに驚くと同時にライバル会社提供の番組でも高画質と認めればデモに使う逞しさに感心した。
私も「カナディアン・ロッキー山脈自然公園(カナダ)」はお気に入りの1本だ。解像度の高い4Kだと険しい山肌、積雪、森林の木々の質感にリアリティが出るので2Kとの違いを実感してもらい易いのがポイントだ。
この後ドキュメンタリー、音楽、スポーツとHD制作のテレビ番組計6本を観たが、どれも4Kで臨場感が出ることをアピールしていた。この後は定番のBD-ROM視聴となり目新しさを感じられなくなってしまった。(^_^;;
座ったが席が右側だったのでどうしてもX30の映像を中心に観てしまうのだが、比較しなければ2Kでも十分楽しめるのだからX30の完成度は高かったのだと感心。一方X500Rを観ると4Kの魅力に納得してしまう。
今年年末はUHD-BDが発売予定だからいよいよJVCからもリアル4Kパネル搭載モデルが登場か!?と期待して話を聞いていたがそんなことを予感させるような発言は一切なかった。でも2年ぶりの新製品だからきっと予想の斜め上を行くモデルに違いない。
2015年07月07日
【詳細版】大商談会夏15「オンキヨーTX-NR646のトップスピーカーの設置場所はどこがベストかテストしてみた」
スクリーンにBDP-LX88起動時のPIONEERのロゴが大きく映し出された。オンキヨーの担当者は挨拶の中で「今まででしたら他の映像に切り替えていた所ですが、パイオニアと一緒になったことで表示しています」と説明した。
8回予定の「 アバックホームシアター大商談会サマー」詳細レポートの第5回目は 15/06/28(日) 11:30〜12:30 ONKYO:トップスピーカーを極めろだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ハードはAVアンプONKKYO TX-NR646(B)、プロジェクターEH-LS10000(約80万円)、スクリーン スチュアート140インチ、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、スピーカーキャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40R、キャバスEOLE3×2本×3か所、イネーブルドスピーカーSKH-410(B) ×2本というシステム構成だ。
視聴ディスクは以下の通り。
1) 「Legends of Jazz」より「2. My Funny Valentine」
2) DOLBY ATOMOS DEMOより「AMAZE」と「LEAF」×6セット
3) ATOMOS「ゼロ・グラビティ スペシャル・エディション(初回限定生産/2枚組)」
4) U-571
TX-NR646はキャバスのスピーカーをしっかり鳴らして迫力のあるサラウンドを聴かせてくれたが、やはり価格的に音が荒々しく情感が伴わない様に聴こえる。この点は昨日のパイオニアVSA-1130も同じ傾向だ。
7.1ch対応AVレシーバーTX-NR646による5.1.2ch構成でトップスピーカーの位置をフロントハイト、トップフロント、トップミドル、トップバック、バックハイト、イネーブルドスピーカーの6か所の位置に切り替えてアトモス効果がどう変わるか「アメイズ」と「リーフ」で比較視聴した。
ただしスピーカー自動初期設定AccuEQ Room Calibrationはトップミドルで行い、その設定のまま他のスピーカーに切り替えると言う変則テストでミドルが有利な条件だった。これは切り替える度に毎回自動設定を行う時間がないという制約の為で致し方ない。
私的にはトップフロントもなかなか効果的な音場を聴かせてくれたと感じた。興味深い体験だったが、さすがに同じトレーラーを6セット視聴すると飽きてくる。どちらか1本で良かったと思った。(@_@)
会場には夫婦が1組いた。どうやらアトモス導入の為には、奥様にトップスピーカー設置を許可してもらう必要があるらしい。「こんなに沢山のスピーカーが必要なの!?」「こんな大きなスピーカーを天井には取り付けたくない。」といった声が漏れ聞こえてくる。
トップスピーカー位置変更比較試聴が終わった時に奥様から「トップスピーカーが無い時の音を聴きたいです」とのリクエストがありトップスピーカーのケーブルを抜いての視聴があった。サラウンドモードを5.1chに変更せずアトモスのまま再生したのでアメイズの雨は小雨になるし雷は遠くで鳴るだけとスカスカのサラウンドだった。
これなら奥様も間違いなくトップスピーカーの効果を実感して設置を許可することだろう。アバックさん、グッドジョブだ!
何度も見ているうちにドルビーアトモスデモディスクのメニューが変わっており収録作品も昨年末と異なっていることに気付いた。増えたコンテンツも見たかった。
8回予定の「 アバックホームシアター大商談会サマー」詳細レポートの第5回目は 15/06/28(日) 11:30〜12:30 ONKYO:トップスピーカーを極めろだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ハードはAVアンプONKKYO TX-NR646(B)、プロジェクターEH-LS10000(約80万円)、スクリーン スチュアート140インチ、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、スピーカーキャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40R、キャバスEOLE3×2本×3か所、イネーブルドスピーカーSKH-410(B) ×2本というシステム構成だ。
視聴ディスクは以下の通り。
1) 「Legends of Jazz」より「2. My Funny Valentine」
2) DOLBY ATOMOS DEMOより「AMAZE」と「LEAF」×6セット
3) ATOMOS「ゼロ・グラビティ スペシャル・エディション(初回限定生産/2枚組)」
4) U-571
TX-NR646はキャバスのスピーカーをしっかり鳴らして迫力のあるサラウンドを聴かせてくれたが、やはり価格的に音が荒々しく情感が伴わない様に聴こえる。この点は昨日のパイオニアVSA-1130も同じ傾向だ。
7.1ch対応AVレシーバーTX-NR646による5.1.2ch構成でトップスピーカーの位置をフロントハイト、トップフロント、トップミドル、トップバック、バックハイト、イネーブルドスピーカーの6か所の位置に切り替えてアトモス効果がどう変わるか「アメイズ」と「リーフ」で比較視聴した。
ただしスピーカー自動初期設定AccuEQ Room Calibrationはトップミドルで行い、その設定のまま他のスピーカーに切り替えると言う変則テストでミドルが有利な条件だった。これは切り替える度に毎回自動設定を行う時間がないという制約の為で致し方ない。
私的にはトップフロントもなかなか効果的な音場を聴かせてくれたと感じた。興味深い体験だったが、さすがに同じトレーラーを6セット視聴すると飽きてくる。どちらか1本で良かったと思った。(@_@)
会場には夫婦が1組いた。どうやらアトモス導入の為には、奥様にトップスピーカー設置を許可してもらう必要があるらしい。「こんなに沢山のスピーカーが必要なの!?」「こんな大きなスピーカーを天井には取り付けたくない。」といった声が漏れ聞こえてくる。
トップスピーカー位置変更比較試聴が終わった時に奥様から「トップスピーカーが無い時の音を聴きたいです」とのリクエストがありトップスピーカーのケーブルを抜いての視聴があった。サラウンドモードを5.1chに変更せずアトモスのまま再生したのでアメイズの雨は小雨になるし雷は遠くで鳴るだけとスカスカのサラウンドだった。
これなら奥様も間違いなくトップスピーカーの効果を実感して設置を許可することだろう。アバックさん、グッドジョブだ!
何度も見ているうちにドルビーアトモスデモディスクのメニューが変わっており収録作品も昨年末と異なっていることに気付いた。増えたコンテンツも見たかった。
2015年07月06日
【詳細版】大商談会夏15「エプソンプロジェクターEH-LS10000で見直そう シネスコ・カーヴド・スクリーンの世界」
8回予定の「 アバックホームシアター大商談会サマー」詳細レポートの第4回目は 15/06/27(土) 16:00〜17:05 EPSON:AVマニアックス カーブド&アナモの映像美だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ハードはカーヴド・スクリーン スチュアート117インチHD130G3(税別99万円)とシュナイダーアナモフィック・レンズCDA1.33X(約146万円)に交換され、他は前回同様プロジェクターEH-LS10000(約80万円)、AVアンプSC-LX88、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、、スピーカーB&W CM9 S2、CM Centre 2 S2、CM6 S2、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rというシステム構成だ。
HiVi6月号P52の「いまこそ見直そう シネスコ・カーヴド・スクリーンの世界」を体験出来た大変有意義なイベントで映画の達人 久保田明氏もゲストとしてトークに参加していた。とにかく視聴した映画に関するうんちく話が面白く映画マニア&AVマニアのオフ会トークが楽しめた。
視聴ディスクは以下の通り誌面をなぞる視聴ディスク構成となっていた。
1) ゴーン・ガール
2) ブレードランナー
3) わたしを離さないで
4) FURY / フューリー
5) 椿三十郎
6) “スウィート・サマー・サン" ストーンズ・ライヴ・イン・ロンドン・ハイド・パーク 2013
7)ジョーズ
アナモフィック・レンズを使うと解像度と明るさを犠牲にせずシネスコ映画が楽しめるという説明通り、ズームでシネスコサイズに合わせた映像との比較で大きく画質の差を付けていた。画のパワーが違い映画の魅力で目が離せなくなる。
「このセットで約300万円、スクリーンを常時セットしておける人向けのシステムです」との説明に参加者は大笑い。スチュアートのスクリーンはワーナーやディズニーが採用しておりこのスクリーンに映し出される映像こそが標準です。確かに高価ですがAV規格が変更されてもそのまま長く使えるので実はお買い得ですとの説明があった。
最後に久保田明氏からこの夏公開される映画の紹介がありイベントは終了した。
それにしてもLS10000のパーフェクトブラックは凄い。レーザー光源を消していると言う動作原理通り真っ暗になる。解像感もVPL-VW500ESに匹敵しており色彩も豊かだ。初のレーザー光源ということで何かしら気になる点があるのではないかと思っていたが、これは完成度が高い。ライバルモデルは発売から1年以上経過して価格的にこなれてきているだけに値段が高く感じてしまうが、4Kプロジェクターの選択肢にエプソンが加わったことは大歓迎だ。
ハードはカーヴド・スクリーン スチュアート117インチHD130G3(税別99万円)とシュナイダーアナモフィック・レンズCDA1.33X(約146万円)に交換され、他は前回同様プロジェクターEH-LS10000(約80万円)、AVアンプSC-LX88、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、、スピーカーB&W CM9 S2、CM Centre 2 S2、CM6 S2、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rというシステム構成だ。
HiVi6月号P52の「いまこそ見直そう シネスコ・カーヴド・スクリーンの世界」を体験出来た大変有意義なイベントで映画の達人 久保田明氏もゲストとしてトークに参加していた。とにかく視聴した映画に関するうんちく話が面白く映画マニア&AVマニアのオフ会トークが楽しめた。
視聴ディスクは以下の通り誌面をなぞる視聴ディスク構成となっていた。
1) ゴーン・ガール
2) ブレードランナー
3) わたしを離さないで
4) FURY / フューリー
5) 椿三十郎
6) “スウィート・サマー・サン" ストーンズ・ライヴ・イン・ロンドン・ハイド・パーク 2013
7)ジョーズ
アナモフィック・レンズを使うと解像度と明るさを犠牲にせずシネスコ映画が楽しめるという説明通り、ズームでシネスコサイズに合わせた映像との比較で大きく画質の差を付けていた。画のパワーが違い映画の魅力で目が離せなくなる。
「このセットで約300万円、スクリーンを常時セットしておける人向けのシステムです」との説明に参加者は大笑い。スチュアートのスクリーンはワーナーやディズニーが採用しておりこのスクリーンに映し出される映像こそが標準です。確かに高価ですがAV規格が変更されてもそのまま長く使えるので実はお買い得ですとの説明があった。
最後に久保田明氏からこの夏公開される映画の紹介がありイベントは終了した。
それにしてもLS10000のパーフェクトブラックは凄い。レーザー光源を消していると言う動作原理通り真っ暗になる。解像感もVPL-VW500ESに匹敵しており色彩も豊かだ。初のレーザー光源ということで何かしら気になる点があるのではないかと思っていたが、これは完成度が高い。ライバルモデルは発売から1年以上経過して価格的にこなれてきているだけに値段が高く感じてしまうが、4Kプロジェクターの選択肢にエプソンが加わったことは大歓迎だ。
2015年07月05日
【詳細版】大商談会夏15「パイオニアVSA-1130とSC-LX88を比較試聴、価格差3倍の音質の違いは?」
8回予定の「 アバックホームシアター大商談会サマー」詳細レポートの第3回目は 15/06/27(土) 14:30〜15:30 PIONEER:AVアンプのコストパフォーマンスを考えるだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ハードはプロジェクターがEH-LS10000(約80万円)、AVアンプがVSA-1130とSC-LX88に交換され、他は前回同様のBDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、スクリーン スチュアート140インチ、スピーカーB&W CM9 S2、CM Centre 2 S2、CM6 S2、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rというシステム構成だ。
最初はVSA-1130による5.1.2chの視聴となった。
1)「KISS THE SUN/SHANTI」より「4. タイム・アフター・タイム」(96kHz/24bit)
2) ATOMOS「ミュータント・タートルズ」
VSA-1130はMCACC Pro搭載ということでフルバンド・フェイズコントロールをオン/オフ切り替えて効果を確認した。HDCP 2.2対応で9万円台のアンプとして機能は上位機種並みでスペックに隙が無い。
次にAVアンプをSC-LX88に交換して5.1.4chの視聴を行った。
3)「黎明-Jun Fukamachi Last Recording/深町純」より「2. 銀河の旋律」(5.0ch flac 96kHz/24bit)
4)ATOMOS「ゼロ・グラビティ スペシャル・エディション(初回限定生産/2枚組)」
5)「レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート」より「彼を帰して(ブリング・ヒム・ホーム)/バルジャン・カルテット」
6)「TOTO 35周年アニヴァーサリー・ツアー〜ライヴ・イン・ポーランド 2013」より「アフリカ」
HDCP 2.2やDTS:Xに関しては一切触れず音質の良さを強調するデモ内容だった。その分大商談会期間の特別プライスは22万円を切り大変お買い得になっていた。
今AVアンプの売れ筋価格帯は10万円前後とのこと。余りの規格変更の早さに辟易したAVユーザーはこの価格帯のモデルを新規格が出る度に買い替えるからと言う噂もある。確かにVSA-1130でもアトモスを楽しめるが、こうして比較視聴すると音質の差は大きく感動を求めるとSC-LX88クラスが欲しくなる。
AVプリアンプを検討しても良いが、音質にこだわっているだけに価格はSC-LX88以上する。これならば扱いやすいプリメインタイプで十分と考えてしまう。(^_^;;
最後に今回ハイレゾ音源はe-onkyo musicの曲と紹介していたが、これはパイオニアのホームAV事業がオンキヨー株式会社に譲渡されたことによる協業との説明があった。すっかり忘れていたが、その成果をこの秋の新製品で見られることを期待したい。
ハードはプロジェクターがEH-LS10000(約80万円)、AVアンプがVSA-1130とSC-LX88に交換され、他は前回同様のBDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、スクリーン スチュアート140インチ、スピーカーB&W CM9 S2、CM Centre 2 S2、CM6 S2、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rというシステム構成だ。
最初はVSA-1130による5.1.2chの視聴となった。
1)「KISS THE SUN/SHANTI」より「4. タイム・アフター・タイム」(96kHz/24bit)
2) ATOMOS「ミュータント・タートルズ」
VSA-1130はMCACC Pro搭載ということでフルバンド・フェイズコントロールをオン/オフ切り替えて効果を確認した。HDCP 2.2対応で9万円台のアンプとして機能は上位機種並みでスペックに隙が無い。
次にAVアンプをSC-LX88に交換して5.1.4chの視聴を行った。
3)「黎明-Jun Fukamachi Last Recording/深町純」より「2. 銀河の旋律」(5.0ch flac 96kHz/24bit)
4)ATOMOS「ゼロ・グラビティ スペシャル・エディション(初回限定生産/2枚組)」
5)「レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート」より「彼を帰して(ブリング・ヒム・ホーム)/バルジャン・カルテット」
6)「TOTO 35周年アニヴァーサリー・ツアー〜ライヴ・イン・ポーランド 2013」より「アフリカ」
HDCP 2.2やDTS:Xに関しては一切触れず音質の良さを強調するデモ内容だった。その分大商談会期間の特別プライスは22万円を切り大変お買い得になっていた。
今AVアンプの売れ筋価格帯は10万円前後とのこと。余りの規格変更の早さに辟易したAVユーザーはこの価格帯のモデルを新規格が出る度に買い替えるからと言う噂もある。確かにVSA-1130でもアトモスを楽しめるが、こうして比較視聴すると音質の差は大きく感動を求めるとSC-LX88クラスが欲しくなる。
AVプリアンプを検討しても良いが、音質にこだわっているだけに価格はSC-LX88以上する。これならば扱いやすいプリメインタイプで十分と考えてしまう。(^_^;;
最後に今回ハイレゾ音源はe-onkyo musicの曲と紹介していたが、これはパイオニアのホームAV事業がオンキヨー株式会社に譲渡されたことによる協業との説明があった。すっかり忘れていたが、その成果をこの秋の新製品で見られることを期待したい。