2006年06月03日
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大奥の最後の総元締めで4代の将軍に仕えた滝山は、大奥に仕官するに際して、母方佐々木家の養女となった。その恩義により、滝山は現在の六本木深広寺に佐々木家代々の墓を建立した。現在は、墓は六本木墓苑に移されているが。滝山は、大奥全職員の再就職先を確保した上で、この巨大なシステムを自らの意志によって「終わらせた」ことになる。

「終わらせた」という点に関しては、事情により公開不可能な系譜ではあるが、私が一度として会ったことがない父方の祖父も、GHGによる財閥解体指令に応じたとはいえ、当時自らがその存続に関して全責任を負っていた旧四大財閥の内の一つを少なくても一旦は終わらせた。

なお、軍人というよりむしろ高雅な文人であった乃木希典は佐々木四郎高綱(盛綱の弟)の子孫で姻戚関係にある。私の母が生まれたのは、かつて大岡越前守忠相の私邸があった赤坂一ツ木町、現在の一ツ木通沿である。


(*)日本の近代数学教育の文字通りの始祖とも言える佐々木綱親(貞庵)の数学教育に関する詳細な事跡に付いては、2006年5月末に拙著「<告白>の行方」の出版社を通じて連絡の労を取って下さった前・大阪教育大学教授 松宮哲夫氏の記念碑的論文「大阪兵学寮における数学教育ー佐々木綱親の経歴及び著書『洋算例題』の特徴ー」(「数学教育研究」第34号 2004 大阪教育大学数学教室)を参照した。

1987年以来の松宮哲夫氏の17年余りに及ぶ調査研究が無ければ、パイオニアとしての佐々木綱親の事跡は歴史の闇に埋もれていたに違いない。ここに謹んで感謝したい。

松宮氏には、直接連絡を取った上で、代々受け継がれてきた由緒書その他の貴重な資料の写しを送付し受領して頂いた。また、松宮氏からその後懇切丁寧な返信を受け取った。氏の今後の一層の研究に活用して頂けることを祈念している。  





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最終更新日  2006年07月09日 20時49分02秒
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でん@ Re[1]:具体的に、(09/12)  こちらこそ、これからもよろしくおねが…
zero-alpha @ Re:具体的に、(09/12) でんさん 少しでも役立てたのなら嬉しい…
でん@ 具体的に、 具体的にいいますと、。あまりこのましく…
でん@ 役立ちました、、、、。。 とくに、。Wikipediaをひいただ…
でん@ Re[1]: ん?(09/12) こんばんは。。 ブログの、字体を、かえ…
zero-alpha @ Re:いや、(09/12) >------かなりの妄想癖ですねぇー…
zero-alpha @ Re:こんばんは。(09/12) 日本も、階層序列化社会に慣れ閉じ込める…
zero-alpha @ Re: ん?(09/12) 逆効果なら、私の言葉はすべて忘れてくだ…
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