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2015年03月27日

セイコーエプソン4KホームシアタープロジェクターEH-LS10000発表、4/9(木)発売で価格は約80万円!

15/03/26(木)セイコーエプソン株式会社がホームシアタープロジェクターEH-LS10000を発表した。15/04/09(木)発売で価格はエプソンダイレクトショップで税抜き799,800円となっている。

14/09/10米国で発表され、AV REVIEW 2015 3月号に掲載されていたエプソン初の4KプロジェクターLS10000が日本でも発売されることになった。主な特徴は以下の通り。

 1) 4Kエンハンスメントテクノロジーによる4K映像
 2) レーザーダイオード光源によるDCI・AdobeRGBをカバーする広い色域
 3) 1,500ルーメンの明るい映像
 4) 全黒0ルーメンの「パーフェクトブラック」
 5) 騒音レベル19dB(最小)の低ノイズ設計
 6) HDCP2.2対応のHDMI端子1
 7) レーザー光源30,000時間の長寿命(明るさ切替「低」時)
 8) サイズ550mmx238mmx553mm、重さ18.0kg

4K対応と言うことで他社のライバルモデルと簡単に比較してみよう。

SONY VPL-VW500ESの最安値は約65万円、明るさ1700ルーメン、ノイズ約26dB、サイズ約495.6×195.3×463.6、重さ約14 kg

JVC DLA-X700Rの最安値は約67万円、明るさ1300ルーメン、ノイズ約21dB、サイズ455mmx179mmx472mm、重さ15.0kg

LS10000の強みは広い色域、ダイナミックコントラスト比無限、低ノイズ設計、光源の長寿命と他社にない特徴を持っている。一方弱みは発売1年を経過したライバル機の方が安い、大きな外寸と重い本体、3D映像はHD解像度のみ、FHDパネルによる疑似4K、という点だ。

昨年末は4Kプロジェクターの新製品がなく盛り上がらなかったが、エプソン初の4Kモデル登場で久々にプロジェクタージャンルに注目が集まりそうだ。

もっとも4月発売の後にUltra HD Blu-rayの正式発表、ハイダイナミックレンジ対応、HDMIのアップデートと次々新規格の発表が続く筈だ。ネイティブ4KソフトよりFHDソフトをアプコンして楽しむモデルとは言えまた微妙な時期の発表だと私には思えてしまう。何はともあれホームシアタージャパン2015サマーで視聴するのが楽しみだ。



【関連リンク】

『EH-LS10000』
http://www.epson.jp/products/dreamio/ehls10000/
http://www.epson.com/cgi-bin/Store/jsp/Product.do?BV_UseBVCookie=yes&sku=V11H488020KB

2015年01月11日

CES2015でULTRA HD BLU-RAYの発表は無し?HDMI次期バージョンとDTS新音声規格の発表予告はあり!?

1/6(火)に米ラスベガスで「2015 International CES」が開幕した。事前の噂では「4K/UHD対応次世代BD」が発表されるとのことで期待してニュース記事を読んでいたが結局パナソニックの次世代BDプレーヤー試作機展示のみに留まるという意外な結果だった。

『パナソニック、次世代BD「ULTRA HD BLU-RAY」見据えた世界初の試作プレーヤーをCESに』
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20150106_682504.html

試作機は「High Dynamic Range」「色域BT.2020」「映像コーデックHEVC(H,265)」「10bit階調」をサポートしていると言う。ではいつ「ULTRA HD BLU-RAY」の詳細は発表されるのか?本田雅一氏のレポート、

『CES 2015映像技術の一大トレンド「HDR」とはなにか』
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20150107_682696.html

を読むと”1月末から2月初旬の間に正式発表され、製品も2015年内に発売されるだろう”と書いてある。あと1か月の我慢だ。気になるのは”テレビとプレーヤーの間でHDR映像を伝送するためのHDMI仕様の追加も行なわれる”という1文。HDMI2.0が2.01とか2.1にバージョンアップされるのだろうか。

『HDMI、次期バージョンでHDR・新音声規格の伝送や給電をサポートへ』
http://www.phileweb.com/news/d-av/201501/10/36218.html

によるとHDRだけでなく新音声規格まで対応するらしい。その新音声規格とは何か?

『DTS、家庭用オブジェクト音声規格「DTS:X」発表 − '15年に13社以上が対応AVアンプ発売』
http://www.phileweb.com/news/d-av/201501/09/36209.html

ということで2015年3月にDTSからオブジェクトベースサラウンドフォーマットが発表される見込みだ。まったくAVアンプを買うタイミングがどんどん遅くなってしまう。(苦笑)

VPL-VW500ESはHDMI2.0 & HDCP 2.2に対応しているから安心と思っていたがHigh Dynamic Rangeには対応していない。ネイティブコントラストにこだわっていたJVCがプロジェクターの2013年モデルから「インテリジェント・レンズ・アパーチャー」を搭載した。これがHDR対応を考えてであればファームウェアアップデートで「アドバンストアイリス3」がHDRに対応されることが期待出来るかもしれない。

2014年10月に欧州でVPL-VW300ESが7,000ユーロで発売されている。それなのに後継モデルのニュースが!?

『Sony Electronics unveiled the new full 4K VPL-VW350ES projector』
http://blog.sony.com/press/29603/

によると米国で2015年1月に$10,000で発売予定とのこと。
http://www.sony.co.uk/pro/product/projectors-homecinema/vpl-vw300es/specifications/#specifications
でVPL-VW300ESのスペックと比較しても差がないようだ。

そうであれば同じ型番でも良いと思うのだが+50の違いが何か。次期HDMI対応済みがこの+50にあればVW500ESの有償基盤交換の可能性も出てくる。注目したいモデルだ。

どうやら2015年もAV機器の進化は早く既存モデルの陳腐化は進みそうだ。秋に向けてせっせと購入予算を貯えることにしよう。(苦笑)

2014年09月30日

10/18(土)ソニーが4K メディアプレーヤーFMP-X7発売予定!シャープ4KレコーダーTU-UD1000と比較してみた

9/29(月)ソニーがスカパー! プレミアムサービスチューナー内蔵 4K メディアプレーヤー FMP-X7を発表した。10/18(土)発売予定でソニーストア価格は税別39,880円だ。

特徴は以下の通り。
 1)4K試験放送、スカパー! プレミアムサービス対応チューナー1器搭載
 2)4Kハンディカムで撮影した4K動画の再生可能
 3)ハイレゾ音源再生対応
 4)外付けハードディスク接続で4K番組の録画可能
 5)HDMI映像/音声出力端子1、HDMI音声出力端子1搭載

4Kチューナーだけではなく自分で撮影したXAVC Sフォーマットの4K動画やFLAC/LPCMハイレゾ音源の再生もこなすメディアプレーヤー機能があるので、数年後4Kチューナーが4K/UHD BD対応レコーダーに内蔵されているのが当たり前になっても使い道はありそうだ。

録画もUSB外付けHDDに行えるのは自由度が高く便利な点だ。ディスクメディアに保存出来ない現時点では、HDD故障に備えバックアップとしてもう1台のHDDにリピート放送を録画しておくと言った運用が出来る。HDDも2TBで1万円ほど、3TBで1.2万円程と本体とセットで購入しても5.2万円だ。

6/25(水)に発売されたシャープAQUOS 4KレコーダーTU-UD1000は価格コムで確認すると最安値は9万円を切っている。3万円以上も安く同等の機能が手に入るのだから、これはお買い得だ。(TU-UD1000は4Kチューナー1器、地デジ/BS/CSチューナー×2器搭載)

HDMI端子を2系統持っており、HDCP2.2に対応していないAVアンプとの組合せでも音声再生が可能なのもTU-UD1000に対する優位点だ。

残念なのはFMP-X7が「SeeQVault」対応でないこと。対応していれば将来的に4K/UHD BD対応レコーダーに接続してUHD BDにダビング(ムーブ)することも出来ただろう。まあ有線LAN端子があるので、将来的なダビングの可能性も期待したい。

2015年3月からCS 4K実用放送が始まるまでの4カ月間の試験放送を楽しむ為に購入すべきか悩みどころだ。(苦笑)




【関連リンク】

『4K試験放送「Channel 4K」が10月から時間拡大。土日祝は12時間、新番組も』
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140925_668405.html

『スカパー!、世界初の有料4K専門チャンネルを3月1日開局。2ch編成でスポーツや映画など』
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140925_668414.html

『8K放送は2018年開始、'16年に4K BS放送も。新ロードマップ策定』
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140902_664692.html

2014年09月08日

「IFA 2014」にてソニーがVPL-VW300ES発表!気になる日本でのお値段は?

AV機器のニュースサイトで「IFA 2014」のレポートを読んでいたら『ソニー、4K入門シアタープロジェクタ「VPL-VW300ES」をIFA発表』というニュースがあった。欧州で2014年10月発売予定だ。

外見はVPL-VW500ESそのもの。光出力をVW500ESの1,700ルーメンから1,500 lumens に落とし、「アドバンストアイリス3」機能を除いて低価格を実現したとのことだ。価格が7,000ユーロということは9/7(日)現在1ユーロ136.08円なので952,560円!ってVW500ESより高価になってしまう。(笑)

そこでAmazon.FRでVW500ESの販売価格を調べてみるとEUR 11.474,50なのでVW300ESは39%安い値付けの様だ。ちなみにAmazon.DEではEUR 11.945,44なので仏アマゾンで買い物した方がお得だ。陸路での配送だし同一貨幣なので欧州内のアマゾンの買い物は簡単で便利そうに思えるが、実際はどうなのだろう。

VW500ESの日本の販売価格は80万円からスタートしているのでVW300ESは39%OFFの50万円ということになるのか。もしくはVPL-HW55ESの31万円に対しVPL-HW35ESは22万円と29%安い値付けになっているので57万円だろうか。どちらにしろリアル4Kプロジェクターが身近になる。

昨年のブログで2014年秋にはVW500ESの後継機VW510ESが出るのではないかと書いたが、実際は下位モデルが加わることになった。この結果VW500ESオーナーにとって、高い買い物がたった1年で旧モデルになると言う悔しい思いをさせずに済むと同時に、ソニーは下位モデルがあることでVW500ESの価格維持がし易くなる、と両者にとって良い結果に落ち着きそうだ。

また4Kプロジェクター購入を考えている層にとっては松:VW1100ES(153万円)、竹:VW500ES(72万円)、梅:VW300ES(50万円台?)と選択肢が増える。「アドバンストアイリス3」が不要であればVW300ESは多分お買い得だろうし、コントラストにこだわる層はVW500ESを選ぶだろう。

こうなるとJVCの動向が気になる。4K試験放送でネイティブ4K映像に対するe-shiftの弱点が明らかになってしまったので、いよいよ今年リアル4Kモデルを発売するのか。それともこれから1年間もe-shiftテクノロジーモデルで乗り切り、来年4K/UHD BD発表と同時にリアル4Kパネルを搭載するのか。

どちらにしろソニーの価格攻勢に厳しい戦いを強いられそうだ。ビデオプロジェクターがソニーの独擅場になっては面白くない。JVCにも頑張って欲しい。



【関連リンク】

『Sony announces its VPL-VW300ES projector to bring True 4K Home Cinema to a wider audience』
http://presscentre.sony.eu/pressreleases/sony-announces-its-vpl-vw300es-projector-to-bring-true-4k-home-cinema-to-a-wider-audience-1049365

『ソニー、4K入門シアタープロジェクタ「VPL-VW300ES」をIFA発表』
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140905_665360.html

2014年08月28日

8/27(水)パイオニアBDプレーヤーBDP-LXシリーズ2014年2モデル発表!あれ、この型番は!?

8/27(水)パイオニアからユニバーサルBDプレーヤー“ BDP-LX ”シリーズ2014年の2モデルが発表された。BDP-LX88(税別27.8万円 11月下旬発売予定)とBDP-LX58(税別9.8万円 10月下旬発売予定)だ。

今年7月に予告されていたBDP-LX91の後継モデルがBDP-LX88となる。現行のAVアンプのフラグシップがLX8xラインなのでそれに合わせた型番だ。てっきりLX98またはLX1という型番になるのかと思っていただけに拍子抜けした。2007年10月発売のBDP-LX80(税別20万円)は動作がもっさりと言う評価で個人的に余り良い印象がないだけにこの型番で損している気がする。(汗)

それでも2008年12月発売のBDP-LX91(43万円)後継機が6年ぶりに登場したのだからそれだけで十分価値がある。高剛性と低重心化を徹底した筐体とシールドケースで3分割された美しい内部レイアウトは日本メーカーならではの作り込みで嬉しくなってしまう。

LX91と比較するとこの6年間の多機能化と進歩を実感する。
 1)HDMI 2.0対応の4Kアップスケーリング
 2)SACD/DVD-Aを含むユニバーサルプレーヤー化
 3)PQLS(Precision Quartz Lock System)がBDに対応
 4)3D BD対応
 5)ハイレゾ音源再生

7.1chアナログ音声出力が削除されたことを残念に思う人はいそうだが、それで27.8万円と言う価格が実現出来たのだろう。OPPO BDP-105DJPが直販サイトで税別17.1万円なのだから、これ以上の高額化はセールスに影響しそうだ。

そのBDP-105DJPと比較してみよう。
 1)HDMI 1.4a出力対応
 2)7.1chアナログ音声出力
 3)画像処理技術Darbee Visual PresenceTM搭載
 4)アシンクロナス伝送対応USB 入力

HDMIのバージョン以外は105DJPの多機能ぶりが光る。あとは画質と音質のパフォーマンスが価格差程あるのかが評価ポイントになりそうだ。それとパイオニアが動作速度と安定性でどこまでオッポに迫れるのか注目したい。

2011年11月発売のBDP-LX55(税別9万円)の後継機BDP-LX58も発売される。筐体の作りの良さと仕様をみるとこちらはLX78という型番でも良かったのでは?と思ってしまう。BDP-103DJP(直販サイト税別8.4万円)がライバルとなるが、機能と価格差が小さいのでこちらは十分競争力がありそうだ。

今後この2機種の視聴レポートが楽しみだ。


2014年06月25日

ドルビーアトモスのホームシアター展開を発表!BDソフトは2014年秋から発売開始!?

2014/06/23(月)ドルビーがドルビーアトモスをホームシアターに展開すると発表した。

堀切日出晴氏が「2014年ドルビーアトモス15.2chサラウンドが家庭にやってくる」と話していたこと[13/07/04のブログ]、
AVREVIEW 2014 1月号が「2014年ドルビーアトモス対応AVアンプ登場!」を確率10%と書いていたこと[13/12/18のブログ]、
6/29(日)『HOME THEATER JAPAN 2014 SUMMER』イベントで「いま、ドルビーを考える」というセミナーが行われること[14/06/23のブログ]から発表が近そうと思っていたので驚きはしなかったが、この夏のボーナス商戦前に発表するとは思わなかった。

これでは『アバックスーパーセール』のAVセンターの売上に悪影響がありそうだ。次の3機能対応を重視するのであればAVセンター購入は秋以降になってしまう。
1) ドルビーアトモス
2) HDCP2.2
3) HDMI2.0 4K/60p (18Gbps) 4:4:4カラーフォーマット

このニュースリリースを読むとアトモス対応のスピーカー設置は3通りの方法が選べるようだ。
1) 天井スピーカー設置
2) ドルビーイネーブルドスピーカー(従来の設置場所)
3) ドルビーイネーブルドスピーカーアドオンモジュール(既存スピーカーに取り付け)

イネーブルドスピーカーはトールボーイスピーカーで、エンクロージャー上部に複数のアトモスサラウンド用のスピーカーユニットを備えて壁や天井の反射音を活用するスピーカーなのだろうか?

アドオンモジュールは既存スピーカーのエンクロージャーの上に乗せるアトモスサラウンド用のスピーカーボックスと考えられるが実際はどうか。現行の7.1chや9.1chでもサラウンドバックやフロントハイトスピーカーの設置に苦労しているだけにドルビーがどのような解決策を提示するのか興味津々だ。

BDプレーヤーは現行モデルでも再生可能と言うことで、この秋からはアトモス対応BDソフトの発売も始まる予定とのことだ。『ノア 約束の舟』『ゴジラ(2014年)』以外にも『ゼロ・グラビティ』『ダイ・ハード/ラスト・デイ』といった作品の発売が期待出来る。

6/29(日)のセミナーで色々と詳しい話が聞けそうで楽しみだ。その内容次第でDolby Atmos導入に向けてせっせと資金集めを始めることにしよう。BDレコーダーの調子は悪いし、AVセンターとドルビーイネーブルドスピーカーアドオンモジュール購入に幾らかかることになるのやら。(笑)



【関連リンク】

『ドルビーアトモス:リビングルームに登場』
http://cdn-blog.dolby.com/wp-content/uploads/2014/06/Home-Atmos_Japanese_final.pdf

2014年06月06日

パナソニック ブルーレイディーガ2014年春の新製品は全録モデルに穴埋めモデルだけ!?

パナソニックは毎年春と秋にブルーレイディーガの新製品を発表してラインアップを一新してきたが、今年2014年春の新製品は4/4(金)発表、5/25(日)発売のBXT970とBXT870の2機種のみだった。

その理由として私は勝手に以下の理由を推測した。
 1)一般消費者はタイムシフト視聴にはテレビの録画機能で十分なのでブルーレイレコーダーを買わなくなった。
 2)性能と機能が成熟して6か月ごとに新製品を発売しようにも差別化が難しくなった。
 3)HDMI2.0登場や6/2(月)4K試験放送開始がありトレンドが変わる節目を見極める必要があった。

その結果「チャンネルまるごと録画」と新しい使い方を提案出来る全録DIGAの発売に落ち着いたのだろう。パナソニックのテレビにタイムシフトマシンが無いという弱点も補強出来て一石二鳥だ。

録画した番組を見る時間が足りなくていつもHDDの空き容量10時間以下だし、何とか空ける為に毎月BD-REを20枚位焼いている。そんな録画中毒患者が全録マシンを導入したらもっと恐ろしいことになるのは明らかなので手を出せないでいる。(冷汗)

確かに録画予約ミスが無くなるのは嬉しいが、見もしないのに延々と録画し続けると言うのは電気代がもったいなくてでんこちゃんに怒られそうだ。(笑)

この2機種で春の新製品は打ち止めと思ったら6/4(水)にBZT665が発表された。トリプルチューナーHDD 2TBモデルのBZT760のハードディスクを1TBに半減したモデル、またはダブルチューナーHDD 1TBモデルのBWT660のチューナーを3器に増強したモデルと言う位置付けで6/20(金)発売だ。

何故この時期にこの様な仕様のモデルを新発売する必要があったのか。一番の理由は他社にトリプルチューナーHDD 1TBモデルがあるからと価格comで調べて見ると同仕様のSONY BDZ-ET1100が6.1万円となっている。一方DMR-BWT660が4.4万円、DMR-BZT760が6.2万円だから価格競争力は十分にある。

それでもHDDは2TBもいらないけどトリプルチューナーが欲しいと言う要望が多かったのだろうか。予約価格は7.8万円と割高に感じられるが最終的には6万円台に落ち着きそうだ。ラインアップの穴埋めモデルなのでAV Phileの話題にもならないだろうが、型番から意外と面白い販売戦略が透けて見えてくる。

秋の新製品はHDMI 2.0 4K/60p出力や4K放送チューナー接続対応といった機能強化が期待出来るだけに楽しみに待つことにしよう。


2014年06月02日

『DTCP-IP対応記念OPPOキャッシュバックキャンペーン』でBDP-105JPを12.5万円で購入出来るチャンス到来!?

OPPO Digital Japan株式会社が『DTCP-IP対応記念OPPOキャッシュバックキャンペーン』を行い、14/05/26(月)以降のBDP-105JP新規購者に3万円キャッシュバックする。OPPO Digital Japan直販サイトでの本体価格は15.5万円だから12.5万円で購入出来るチャンスだ。

新ファームウェア「BDP10XJP-75-0515」リリースで「CPRMおよびDTCP-IPに対応」したことを記念してとの話だが、とどのつまりBDP-105DJP発売後も併売されていた105JPの在庫処分を始めたと言う話と私は理解した。1.6万円上乗せすれば本体価格17.1万円の105DJPが買えるのだから、デジタルギアの旬の短さを知っている購入者ならば105DJPを選ぶだろう。

このキャンペーンで価格差は4.6万円に広がり「Darbee Visual Presenceテクノロジー」と「5.6MHzDSD音源再生」に興味が無ければ105JPを選ぶのも買い物上手と言える。でも私は両モデル共HDMI1.4aまでの対応なのでHDMI2.0対応の後継機を待ちたいと思う。

また同時に『OPPO Digital旧製品下取りキャンペーン』も行われている。BDP-8X系/BDP-9X系モデルを下取りに出しBDP-105JPに買い換えれば3万円をキャッシュバックするという。アバックもキャンペーン実施店舗となっているので、実質幾らになるのかちょっと気になる話だ。夏の大商談会で確認してみよう。(笑)

一方私が価格.comで毎日最安値をチェックしているLUMIX DMC-GM1K レンズキットが5月下旬から順調に値を下げている。私の購入予定価格は2/14のブログに書いたヨドバシの最安値5.4万だったのでもう購入ラインに達している。

下落理由は5月の観光シーズンが過ぎたからと見ているが、もしかしてこれはLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. H-X015レンズキット発売のフラグではないかと考えているので、今はちょっと手が出せない。

レンズキットになれば9万円台だろうか。発表があるとすれば7月のボーナス商戦前だろう。こちらの価格推移も目が離せない。(笑)




【関連リンク】

『DTCP-IP対応記念OPPOキャッシュバックキャンペーンのお知らせ』
http://www.oppodigital.jp/dtcp-ip-campaign/

2014年03月07日

14/02/22(土)にPS4発売されたけど消費増税前にPS3購入を検討してみた

2/22(土)待望のPS4が日本で発売され、3/4(火)には「プレイステーション 4世界累計実売数600万台突破」との発表もあった。PS3は06/11/11発売当時BDプレーヤーとしての基本性能の高さと値段の安さもありAV Phileにも話題になった。今は安価なBDプレーヤーが販売されているので3D BD再生には対応していないPS4はAV Phileには余り注目されていない様にも見受けられる。

私自身PS3に注目しながらキラーコンテンツが無かったこと、世代を重ねるごとに省エネ省スペース安価になることは分かっていたので、のんびり買い時を7年間待っていたらPS4が発売されてしまった。(笑)

4月消費増税も間近になりやっと買う決心をした。その理由は3点。

 1)新型が出てもHDDの容量が増えるだけでこれ以上価格は下がらない。
 2)BDレコーダーしか持っていないので3D BD再生可能なプレーヤーが欲しい。
 3)輸入盤アニメBD再生用に国コード設定を変更出来るBDプレーヤーが1台あると便利だ。

13年8月下旬に出荷された現行のCECH-4200はHDD 250GBが24,980円、HDD 500GBが29,980円となっている。5000円の差額があれば「WD Blue 2.5inch 5400rpm 500GB 8MB SATA」が買える。250GBモデルを買っておき不足したら2.5インチHDDを購入して自分で換装する方が安く上がると言える。

2010年9月のシステムソフトウエア3.50では「3D再生時にはコアストリームのみが再生」という制限があったが、3.70でDTS HD音声出力に対応したのでBDプレーヤーとしても不足はない。HDMI2.0搭載ユニバーサルBDプレーヤー発売までの繋ぎとして使えると思ったが、HDMI出力端子は1つしかないことを忘れていた。

HDMI 1.4に対応していないSC-LX90に接続したら3D映像出力は出来ない。かと言ってプロジェクターに直接繋げたら音声は光デジタル出力端子でAVアンプに送るしかなくHDオーディオは再生出来ない。結局2D BD再生専用プレーヤーとして使うしかなさそうだ。(苦笑)


2014年02月08日

ポータブル・ラジオ・レコーダーICZ-R51用に室内用外部FMアンテナ購入を検討してみた

2/3(月) ポータブル・ラジオ・レコーダーICZ-R51を購入したが、FMステレオ受信には感度不足と分かり外部アンテナ購入を考え本体に合う小型アンテナを探してみた。

1.八木アンテナDIA100 [FM/VHF・UHF対応 室内アンテナ
 既に廃番になっているが、強電界地域用で“スカイツリーから約5km、東京タワーから約8kmの地点の都内でFM室内アンテナ用として購入”したカスタマーレビューを読むとTFMすらステレオ受信出来なかったそうだ。

2.マスプロ電工 MASC2B(BK)-P [ブースター内蔵 VHF・UHF&FM卓上アンテナ ブラック]
 「強電界地域用室内アンテナ」でカスタマーレビューによると”ノイズが抜けない。3局ぐらいは、妥協できるかな?23区内です。”というものがあった。

3.DXアンテナ US100A [UHF・VHF/FMブースター内蔵地上デジタル放送対応デジタル室内アンテナ グレー]
 「強電界地域用室内アンテナ」でFM/VHFブースター利得:13〜19 (dB)とのことだ。カスタマーレビューによると“埼玉県じゃ無理ですねと当たり前のように言われてしまいました。”というものがあった。

当然とは言え、強電界地域用では感度不足と分かり他のアンテナも探してみた。

4.AM/FM/VICS用フィルムアンテナ・受信ブースター付 AR-1500 FM/VICS利得:15dB±1dBとのことで車用も検討してみた。ユーザーレビューによると“23区内ですがFMは受信が安定せずところどころブツブツ”という書き込みがあった。

運が良ければそこそこ入る可能性もあるが、無駄金を使わない為には本格的なFMアンテナを選択するしかないようだ。

5.日本アンテナ 4素子FMラジオ用アンテナ(水平受信用) AF-4
 強電界用、小型普及型 4素子タイプだがL980xW1380xH94mmと結構大きくなるが、その分感度は申し分ないようだ。

6. 日本アンテナ 5素子FMラジオ用アンテナ(水平受信用) AF-5
 中電界用で長さ1950x幅1910x高さ520mm 質量1.9Kgと2メートル四方近い大きさとなる。

どちらを選ぶにしても自力で屋根のアンテナポールに取り付けられないので邪魔にならないよう屋根裏部屋に設置して使うしかなさそうだ。(苦笑)

この記事を書く為アマゾンでFMアンテナを探していたら「DXアンテナ CS/BS・UHF/VHF/FM用混合器 MCM-211-B2」と「DXアンテナ CS/BS-IF・UHF・FM共同受信用増幅器 39dB型 小規模集合住宅向け CUF39S1」が販売されていることを知った。

1/19日の工事担当者は既に「CS/BS・UHF/VHF/FM用混合器」は販売されていないし、安価な「CS/BS-IF・UHF・FM共同受信用増幅器」は無いと言っていたが、実際探せばあるのだからプロの言葉を鵜呑みして自分で探さなかったことを反省する。この2つがあれば10万円掛けてもアンテナを立て直す価値はあった。在庫があるうちに買っておこうかとちょっと迷っている。(笑)


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