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猫の口についてるω、実は正式名称があった

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猫の顔のひげの生えている部分は、なんとなくぷっくりとして『ω』のようなかたちをしていますよね。通称「ひげぶくろ」や「鼻タブ」と呼ばれることが多いですが、実はちゃんとした正式名称があることをご存じでしょうか?今回はその名称をズバリご紹介しますので、ぜひ覚えてみてくださいね。

■ひげぶくろ=ウィスカーパッド

ひげぶくろの正式名称はウィスカーパッド(Whisker Pad)と言います。ちなみに英語でウィスカーはほおひげのことなので、「ほおひげの生えている部分」というような意味と考えることができます。ちなみにほおとウィスカーパッドの間にあるくぼみはウィスカーブレイクと言います。

■猫のひげを守る大事な役割

ウィスカーパッドはたくさんのひげを支える役割があります。猫にとってひげはとても重要で、自分が通れるかどうかを確認したり、平衡感覚を保ったりする役割を持っています。特に根元は神経が多く通っているため敏感であり、あまり触りすぎると怒ってしまうことも。間違っても意図的にひげを抜いたり、切ったりしないようにしましょう。

■ぷっくりしたかたちがかわいらしいポイント

ウィスカーパッドのかたちや色は個体差があり、猫のチャームポイントのひとつといえるでしょう。中にはこの部分だけ模様が入っていたり、毛穴部分だけ色が濃く見えたりすることも。似た模様の子猫が多数生まれたときも、この部分だけで差別化が図れることも少なくありません。

最近では猫の画像が多くネット上にアップされ、ウィスカーパッドが見やすいように撮影された写真も多く出回っています。もしあなたが猫を飼っているのであれば、ぜひ撮影にチャレンジしてみましょう。

■覚えたけど、使い道はある?

残念ながらウィスカーパッドという言葉自体、あまり多くは知られていません。少々日本人には言いにくいだけでなく、この部分を呼ぶ機会そのものが少ないため、実用度はいまいちのようです。雑学程度として覚えておき、猫仲間と会話を楽しむときは普段どおり「ひげぶくろ」や「鼻タブ」などを使うと良いでしょう。

猫に関する専門用語は、たとえ猫好きであっても知らないこともあります。ぜひ少しずつ覚えて、猫の知識を深めていってくださいね。










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