2014年11月30日
オイル事情…「オメガ3・6・9」の違いって何?
良質なオイルをそのまま飲んで若返り。全身に塗り込んで保湿ケア。オイル美容といえば、今や内外美容の代名詞的アイテムになりつつあります。
特にオイルが良いとされている理由のひとつとして、“オメガ3脂肪酸を多く含む”などというキーワードを耳にする機会も多いはず。また、オメガ3だけではなく、他の数字が付くものもありますよね。
でも、「一体何にどう良いのか分からない……」という方もいらっしゃるのでは? そこで今回は、それらについて分かりやすくご紹介します。
■覚えておくべき、オメガ3・6・9の特徴
“オメガ”という言葉が出てきたときに、一緒に付いてくるのが3・6・9という数字。これが何を意味するのか、どう違うのかを理解していない方も意外と多いようです。まずはそれぞれの特徴をざっくり覚えましょう。
脂肪酸は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられますが、さらに不飽和脂肪酸は、オメガ3、オメガ6、オメガ9に分類されます。
・オメガ3・・・αリノレン酸
抗アレルギー、高血圧、ダイエットと健康や美容に良い効果があります。(亜麻仁油、シソ油、えごま油、インカインチ油など)
・オメガ6・・・リノール酸
免疫アップ、エイジングケアに効果的。(麻の実<ヘンプ>油、コーン油、胡麻油など)
・オメガ9・・・オレイン酸
抗酸化に役立ち、キャリアオイルにも使われます。(オリーブ油、キャノーラ油、アボカド油など)
■オメガ6は摂りすぎ注意!
一見、どれも体に良いように見えますが、オメガ6に関しては、日本人は摂りすぎの傾向にあります。リノール酸は炎症やアレルギーの危険因子となる可能性が示唆されており、それを抑えるためには、オメガ3をたくさん摂る必要があります。
厚生労働省が推奨している、αリノレン酸(オメガ3)とリノール酸(オメガ6)の割合は、1:4とされています。しかし、一般的な食事や外食にはリノール酸が多く含まれていることが多く、必須量の約6倍も摂ってしまっている可能性が高いようです。
■バランスの良いオイルで美しく!
そこで摂りたいのが、αリノレン酸(オメガ3)とリノール酸(オメガ6)の割合が、もともと優れているオイル。例えば麻の実からとれるヘンプオイルは、比率が1:3なので、自然とベストに近いバランスで摂取することが可能です。
ヘンプオイルは食用はもちろん、ベタつかずサラッとしたテクスチャーなので、マッサージのベースオイルとしてもオススメ。また、浸透性が良いので、洗顔後の肌にブースターとして使ったり、全身の保湿ケアにも役立ちます。
バランスが大切なオメガ系オイルですが、その特徴を覚えて、日常のオイル選びにも生かして下さいね。
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