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眠くなると目をこするのはなぜ?

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眠くなってくると目をかゆくもないのについついこすってしまうことがありますよね。しかしなぜそうしてしまうのかちょっと気になるもの。そこで今回は、眠くなると目をこすってしまう理由に迫ってみましょう。



■まぶたを軽くしようとしている

眠くなると血圧は下がる傾向にあります。まぶたの皮膚は薄いため、血圧が下がるとはれぼったくなってしまい、だんだんと重く、下がってくるような感覚に陥るのです。この違和感が自然と目をこする行動につながっていると考えられます。

■眠くなると目が乾く

人間は起きているときは目が潤っていて、眠くなると乾燥する傾向にあります。これは脳からの命令により、涙腺の活動に変化が生じるためです。乾燥する理由としては涙の量が減るため。そのため、眠気を吹き飛ばそうとするときは涙の量を増やすために、自然と目をこすって分泌を促そうとしているのです。

■あくびの涙で潤うことも

眠くなるときの現象のひとつとして、あくびがあります。あくびをしたときは脳や肺に新鮮な空気をおくって眠気を覚まそうとしますが、同時に顔のストレッチ効果があったり、涙の分泌を促したりすることがあります。眠いときにあくびを何度もしながら目をこすることで、自分でもビックリするぐらい目が潤っていると実感することがあるはず。

これはどちらも身体が生理的に眠気に反応している証拠なのです。

■無意識にこすりすぎてしまう場合は要注意

大人であれば眠たいとき、眠りたいときの判断は自分でできますから目をこすりすぎてしまうようなことはまずありません。しかし、目をこする現象は赤ちゃんにも見られるほどごく自然なことであり、なかには無意識のうちにこすりすぎているという可能性もあります。

あまりにひどいと炎症を起こしてしまうなどのトラブルを起こすこともありますから、どうしても気になる場合はかかりつけの医師に相談しつつ、アイマスクなどで対応するようにしましょう。

眠たい状態ということは、それだけ脳や身体が休息を求めている証拠でもあります。無理にその状態を維持しようとはせず、時には素直に休むようにしましょう。




タグ: 睡眠

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