2015年11月19日
ほうれん草、生で食べると恐ろしいことが?
一般的に、鶏肉などを生で食べるとお腹を壊す原因になるということは知られています。しかし、生野菜からも同じ様なことが起きるって知っていましたか?なんと、アメリカでは毎年4800万人もの人が生野菜が原因で食中毒になっているというのです。
そこで、今回American Chemical Societyの研究が生のホウレンソウを食べることと2006年位カリフォルニアで起きた食中毒の流行に関係性がないかどうか分析しました。
ほうれん草って、食べやすい野菜で好きな人も多い野菜ではないでしょうか?しかし、いくら食べる前にホウレンソウを洗っても、大腸菌などのバクテリアを一緒に食べてしまっているかもしれないのです。なぜなら、前述された研究でほうれんそう草などを生で食べると様々なバクテリアが体内に入ってしまうという恐ろしいことが発見されたのです。
この研究では、工場で洗われる前と後のほうれん草に付着しているバクテリアの量が分析されました。その結果、ほとんどの場合バクテリアは除去されるにもかかわらず、ほうれん草の表面はざらざらしているため90%ものバクテリアがその「ざらざら」に守られて現れた後でも生き延びていたということがわかったのです。
つまり、いくらほとんどのほうれん草からバクテリアが除去されたとしても、工場から出荷されて売られるまでの間に生き延びたバクテリアが繁殖をしてしまいます。そうすると、ほうれん草以外の野菜にまでもバクテリアが移ってしまうという事態が起きてしまうのです。
これと同じことがレタスなどの「葉っぱ系野菜」に言えると研究者は語ります。だからといって生野菜を食べない方が良い訳ではありません。でも、買ってからは常に冷蔵庫で保管し、食べる前に必ず洗ってから食べる様に気をつけましょう!
参考: Disturbing News About What's in Your Spinach
http://www.womenshealthmag.com/food/bacteria-in-spinach
タグ: 健康
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