2015年12月17日
実は大病のサインだった!? 「肩こり」が初期症状の病気
肩こりに悩まされている人は多いのではないでしょうか。運動不足や、パソコンの使い過ぎによる眼精疲労など、様々な原因で肩こりが引き起こされますが、実は大病が原因で肩こりが引き起こされている場合があります。肩こりは、恐ろしい病気のサインかもしれないのです。
そこで今回は“肩こりが初期症状の病気”についてご紹介します。
■1:頸椎椎間板ヘルニア
頸椎というのは首の骨のこと。首の骨と骨の間にある椎間板が飛び出して神経に触れることで、痛みやしびれなどを引き起こしている状態を、頸椎椎間板ヘルニアと言います。
頸椎椎間板ヘルニアでは、椎間板が腕や指の神経に触れている場合が多いため、腕や指に痛みやしびれが出やすいです。肩こりとともに腕や指のしびれを感じる場合は、頸椎椎間板ヘルニアを疑ってみてもいいかもしれません。
■2:心筋梗塞
心筋梗塞の初期症状のひとつに肩こりがあります。特に、心臓がある体の左側のみに肩こりがある場合、心筋梗塞の疑いが強まります。心筋梗塞の症状は胸の痛みとして自覚されますが、この痛みを感じる場所が左肩や腕の痛みを感じる場所と同じなのです。そのため、左肩や左腕などに痛みを感じることがあります。
急に左側だけ肩こりを感じるようになったら、念のため病院に行った方がいいかもしれません。
■3:肺がん
肺の上部にがんができた場合、肩に痛みを感じる場合があります。また、肺の近くを走り腕に向かう神経ががんに侵されて、腕にしびれを感じることもあります。肺がんの初期症状が肩こりだということはあまり有名ではないので、“たかが肩こり”と見過ごされがちですが、肩こりの裏にはこんな大病も隠れているのです。
急激に肩こりを感じたり、強い肩こりに慢性的に悩まされていたりする場合は、一度整形外科を訪ねてみると良いでしょう。今回ご紹介した病気は、いずれも早期発見・早期治療をすべきものです。きちんとした医師に診察をしてもらうにしましょう。
タグ: 健康
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