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実はとっても栄養豊富な中華野菜・チンゲンサイ

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今では日常的に手に入るチンゲンサイですが、“チャイニーズ・キャベッジ”という英名からもわかるように、もともとチンゲンサイは中国の華中・華南地域が原産の中国野菜。20年ぐらい前までは比較的珍しい野菜でした。現在では日本の全国各地で栽培出荷されていて通年市場に流通していますが、味も栄養価も良くなる旬の時期は9〜翌1月です。


普段、何気なく食べているチンゲンサイは実に栄養豊富な野菜でもあります。「アメリカ疾病予防管理センターCDC」という機関が発表した研究「17種類の必須栄養素が豊富な野菜と果物41品目」によると、チンゲンサイは栄養素密度スコアが高い野菜として、クレソンに続いて第2位にランク付けされています。

主な栄養成分としては、疲労回復に効果があるビタミンC、高血圧や動脈硬化など生活習慣病、ガン予防に効果を発揮するβカロテンやビタミンEがとくに多く含まれており、カルシウムや鉄分などのミネラルも豊富。ビタミンC、ビタミンE、βカロテンによる抗酸化作用は美肌効果も期待できます。また、チンゲンサイにほとんど辛味は感じませんが、わさびにも含まれる辛味成分アリルイソチオシアネートも含まれており、これは食欲増進と血栓予防の効果があります。


アクが少ないので下茹でも不要。そのまま肉や魚介類と炒めたり、油を少し加えて茹でたりと色鮮やかに見栄え良く仕上がり、油と一緒に摂ることでビタミンやミネラルの吸収率も高くなります。また、タンパク質と組み合わせるとβカロテンやカルシウムの吸収率が高まるので、豚肉の赤身や厚揚げと一緒に調理するのもオススメです。




タグ: 料理

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