2014年03月18日
1日20分の運動でインフルエンザにかかるリスクが減ると判明
毎年冬になると猛威をふるうインフルエンザ。しかし1日20分の運動でその脅威から逃れられることがわかった。ロンドン・スクール・オブ・ハイギエーヌ・アンド・トロピカル・メディスンが行った、インフルエンザに関するオンライン調査「Flusurvey」によれば、1週間に2時間半、積極的に体を動かすとインフルエンザやそれに類する風邪を引くリスクが10%減るという。
4,800人を対象とした同調査では、1,000人中100症例のインフルエンザは、頑張って運動すれば防げるものだと判明した。但し適度な運動ではその効果は不十分で、あくまでも激しい運動が求められる。だったらたとえインフルエンザになっても、薬飲んで数日おとなしく寝てたほうがマシ…と、ついつい怠け心が頭をもたげてくるが、具体的には中程度の運動であれば、ガーデニングやダンス、きびきび歩きを1週間に計2時間半、積極的に体を動かすなら、スポーツやランニング、有酸素運動などを計75分する必要があるとか。ただ英国のデータでは4人に3人が挫折するそうだ。
調査関係者であるアルマ・アドラー博士は、結論を急ぐべきではないとしながらも、「運動すれば誰でもインフルエンザやそれに類する病気にかかるリスクを減らせるとは興味深い」と述べている。インフルエンザはいつかかるかわからないし、次の冬に備える意味でも今から体を鍛えてみてはいかがだろう
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