2014年05月30日
記憶力がアップするテクニック
記憶力がどうも悪くて、なかなかものを覚えられないという方なら、こんな5個のテクニックをぜひ試してみてください。ちょっと意識を変えるだけで、ものを覚えるコツが身につきます。大事な試験が控えている方も、ぜひ参考に!
■1.「好き」と「新鮮な感動」を大切にする
情報を単に情報として覚えるのではなく、情報を「好きか嫌いか」や「快・不快」等、情報に対して何かを思うようにすると、長くその情報を記憶としてとどめられるそうです。記憶をつかさどるのは脳の中にある海馬という部分ですが、その近くには「好き・嫌い」、「快・不快」等、感情を処理する扁桃(へんとう)体という神経細胞の集まりがあり、この扁桃(へんとう)体が海馬と連携して、感情が強く働いたものほど、長く記憶として残してくれるのだとか。
情報を覚えたいときは、学びながら「なるほど!」とか「そうだったんだ!」と感動したり、学ぶことを好きになったりすれば、より情報を長く覚えていられるようになります。
■2.寝る前に、今日記憶したことを思い出す
睡眠前の時間は、暗記するのに最適な時間です。睡眠前は周囲から入ってくる情報がほとんどなく、覚えたことが他の情報に邪魔されることも少ないため、そのまま記憶として残りやすくなります。また睡眠中、脳が記憶を整理整頓することによって、睡眠前の記憶が脳におさまりやすいのだとか。
今日覚えたことは、ぜひ眠る前に反復して思い出すようにしてみましょう。
■3.「忘れるサイクル」を把握しよう
ひとつものを覚えたら、それをいつまで覚えていられるか、いつになったら忘れるかのサイクルを把握するようにしましょう。自分のサイクルを把握すれば、いつ復習すればいいかのタイミングがはかれるようになり、効率的な復習ができるようになります。
■4.単体で覚えずに、関連づけて覚える
例えば歴史なら、時系列に語呂合わせで覚えるのではなく、どの場所で何が起こり、次の歴史にどう関連しているのか等、「相関図」や「ストーリー」に組み立て直して覚えると記憶が残りやすくなります。また英単語なら、新しく覚えた英単語と、知っている英単語を組み合わせて覚えることで、より思い出しやすくなります。
■5.コーヒーや紅茶、お茶を飲んで勉強する
カフェインを普段飲まない人にカフェインを取ってもらい、カフェインを普段飲まない人との記憶力の差を調べたアメリカの研究では、カフェインを取った人のほうが、記憶力が良くなったそうです。飲み過ぎはもちろんよくないですが、勉強中にちょっと休憩したいときには、コーヒーや紅茶、お茶を飲むのがいいかもしれませんね。
記憶力はちょっとしたコツを意識するだけでも、格段にアップすることがあります。ぜひ、最近もの覚えが悪くなったなあと思ったら、こんな5つのテクニックを実践してみてくださいね。
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