2014年09月22日
ホコリ1g中に菌260万個 仰天の事実
小さな子どもがいる家庭は特に、衛生や健康に気を使っていることと思います。それにも関わらず、子どもがいる家庭の方が、いない家庭に比べて検出される細菌の数が多く、中でもリビングルームは、トイレのなんと2.6倍の菌が生息するという恐ろしい数値が明らかとなりました。
お子さんがアレルギー持ちだったり、咳こんでいるようだったりしたら、それはあなたの家が菌だらけになっているせいかもしれませんよ。
■菌が多いのはトイレよりリビングの床
花王が、首都圏8世帯の家庭でホコリを採取し、菌やカビの数を検出した「家の中におけるホコリが含む菌・カビについての調査」によると、カーテンレール、テレビの裏、ラグの下といったさまざまな箇所に比べて、断トツで一般細菌数が多かったのは、トイレの床(ホコリ1g中に菌100万個)でした。
そして上記よりもさらに細菌の数が多かったのが、ホコリ1g中に菌260万個というリビングルームの床だったのです。
またカビの数については、トイレの床、リビングの壁という順で多いという結果になりました。
ホコリは上から下に落ちてくるため、カーテンレールといった上の方にあるものよりも、床にたまりやすいということ。それにリビングは、人の動きがあることでホコリが発生、蓄積しやすく、また食べこぼしなどもあることから汚い場所であるとわかりました。
■子どもがいる家庭の方が菌が多い!
上記の調査では、子どもの有無による菌数も調べ比較したところ、子どもがいる家庭の方が、いない家庭よりも菌の数が多いことも明らかとなりました。
子どもは家の中でも走り回ったり、よく動いたりすることでたくさんのホコリが舞い、さらに食べ物をあちこちにこぼしてしまう頻度が高いことが原因と考えられます。
■ホコリの中に潜んでいる菌とカビに注意
梅雨が終わったら、カビや菌といったことをあまり気にかけなくなった方も多いかもしれませんが、ホコリには食べかすや髪の毛などが混じっていることが多く、これらはカビや菌が好むものばかり。
そのため、トイレだけでなくリビングルームにも菌やカビがいるということを自覚し、しっかり拭き掃除をして除去してあげるようにしましょう。
メイクやヘアをいくらお手入れしていても、菌だらけの家に住んでいては不潔極まりません。ぜひ毎日の掃除を見直してみてくださいね。
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