2014年12月27日
首の筋を寝違える理由と予防策
起きたら首の筋を寝違えていたら、1日の始まりは最悪です。どちらを向いても頭を傾けるたびに痛むし、最悪なのは原因がわからないことです。こういった寝違えの原因と、今後起こらないようにする方法をご紹介しましょう。
首の痛みの背後に潜む科学的現象を知るため、ウェブサイト「Business Insider」でKevin Loria氏は、筋骨格に関する専門家でニューヨーク大学医学部助教授であるCharles Kim博士と対談しました。筋を違える原因といったら、筋肉や関節、それから頭を支えているじん帯や腱(けん)の違えや引っ張りといったものを予想されるでしょう。しかし、年配の人々にはそれと同様に関節炎も原因となりうるのです。筋違えが起きた時、それを緩和するためには、次のようなことができます。
Kim博士は痛みを和らげるために軽いストレッチを勧めています。また通常、この方法で緊張をほぐすこともできると言われています。首の痛む部分に熱いシャワーを浴びながら優しくマッサージするのも、いくらか炎症を起こしている場合には効果的です。またそういう場合は、短期間アセトアミノフェンもしくはイブプロフェンを服用することでも不快感を軽減できます。
今後筋を違えさせないために、キム博士は予防のちょっとしたコツも教えてくれています。
•デスクに座っている場合、仕事場では必ず、コンピューターのスクリーンが目の高さになるようにして、脊椎がニュートラルな状態に保てるようにしましょう。
•たくさんの枕を使ったり、柔らかすぎる枕を使ったりするのはやめましょう。それでは寝ている時に十分に首を支えられません。
•日常的に運動をしましょう。私たちは最も鍛えていない筋肉を痛めがちです。ですから、背中と首に効く運動を考えてみましょう。
首の筋を違えても、決して世界の終わりというわけではありませんが、不快なのは確かです。正しい首の姿勢を保ちストレッチをすること、そして忘れてはいけないのが、寝るときの姿勢が大きな影響をもたらすことです。首の痛みに快適な睡眠を邪魔されないようにしましょう。
タグ: 健康
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