2015年12月21日
日本は子育てしにくいの? 日本と海外の子育て事情
最近なにかと話題になる少子化問題。原因は日本の子育てのしにくさにもあるといわれています。
そこで今回は現在アメリカで子育てをしている医師に、日本より子育てしやすいと思う点を伺いご紹介してもらいました!
【お出かけ編】とにかく広い&みんな子ども寛容!
1.電車で席を譲ってもらえる
小さい子連れだと必ずと言っていいほど、誰かが席を譲ってくれます。3人連れていると「かわいいわね。
「3人育てているなんて素晴らしい!」などと声をかけられることもしばしばです。
2.広い
スーパーなども通路が広く、歩道も広めなので、ベビーカーでの移動も楽に感じます。また、緑が豊かで、公園なども歩いて行ける距離にたくさんあります。
3.公園が安全
安全な遊具が充実していて、下に落ちても大丈夫な吸収材の床になっていたり、ウッドチップが敷き詰められたりしています。
4.車移動しやすい
基本車で移動することが多く、駐車場探しもあまり苦労することはありません。公共機関を利用するより、かなり楽です。
5.ゴミ箱が多い
とにかく子連れだと荷物が多くなりがちなので、途中でいらないものを捨てられるのは便利です。
【人間関係・考え方編】パパは育児参加当たり前!
6.夫が協力的
父親が当然のように育児に参加していて、専業主夫も多く見かけます。職場で飲みに行くという習慣もあまりないので、帰宅も早いです。幼稚園の保護者会や野球の練習なども夜にあることが多く、父親が多く参加しています。
7.ママ友とのトラブルが少ない
子供を遊ばせる間、学校や公園などで母親同士話すことは多いですが、誰とでも気軽に話せ、日本よりドライに感じます。
8.子供の個性を尊重
一人一人が違って当たり前、という考え方なので、何かができなくても誰も気にしないし、忘れ物などをしても怒られることもありません。夏休みの宿題をやっていくとご褒美にピザパーティー、などということもあるのですが、子供の友人のお母さんが、「うちの子は今年は夏休みの宿題はやらないことに決めたみたい。」と言っていたのは衝撃でした。
もちろん、日本のほうがよい点もある!
もちろん、日本のほうがよいと感じる点もあるようです。
1.幼稚園や医療費が安い
チャイルドケアや医療費はアメリカではとても高いです。
2.治安が良い
どこへ子連れで出かけるのも安心です。また、日本では小学生になると子供だけで学校へ通いますが、アメリカでは高学年まで親が送り迎えします。
地域により異なる部分もあり、一長一短で一概にどちらがいいと断言できるものではありません。
しかし、いいところで取り入れられる部分は積極的に取り入れて、子育てがしやすくなれば、日本で子供を産む人ももつと増えるかもしれませんね。
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